JPH0936310A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH0936310A
JPH0936310A JP17861995A JP17861995A JPH0936310A JP H0936310 A JPH0936310 A JP H0936310A JP 17861995 A JP17861995 A JP 17861995A JP 17861995 A JP17861995 A JP 17861995A JP H0936310 A JPH0936310 A JP H0936310A
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JP
Japan
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resistor
resistance
semiconductor device
temperature
impurity
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JP17861995A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Yasushige
博章 安茂
Hiroyuki Miwa
浩之 三輪
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 温度変化に依存せず安定した抵抗値を保つこ
とができる抵抗素子を有する半導体装置を提供する。 【解決手段】 温度係数がα1 =−α2 であり、抵抗値
2 がR1 =R2 である第1の抵抗体11と第2の抵抗
体12とを直列に接続させて抵抗素子10にすること
で、温度変化に依存する各抵抗体の抵抗値の変化量の絶
対値を等しくする。これによって第1の抵抗体11と第
2の抵抗体12との合成抵抗になる抵抗素子10の抵抗
値が温度変化に依存せず一定の値に保たれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、抵抗素子を有する
半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体装置の高集積化及び高性能
化にともない、トランジスタのような受動素子だけでは
なく抵抗体のような能動素子においても、消費電力の低
減,設計マージンの緩和及び無調整化等の点から高精度
化が求められてきている。図9(1)には、抵抗素子を
有する半導体装置の要部平面図を示し、図9(2)に
は、そのA−A’断面図を示した。
【0003】これらの図に示すように、半導体装置に設
けられる抵抗素子9には、例えば基板91上に酸化シリ
コン膜92を介して成膜されたポリシリコン膜93に不
純物90aを拡散させてなる抵抗体90が用いられてい
る。例えばシート抵抗値ρs=2kΩ/□のP型抵抗の
抵抗体90にしたい場合には、ポリシリコン膜93にB
2 を30keVの注入エネルギーで4.5×1014
/cm2 だけ導入し、このポリシリコン膜93を所定の抵
抗幅Wと抵抗長Lとを有するようにエッチング加工した
ものを抵抗体90として用いる。この抵抗体90は、抵
抗幅Wと抵抗長Lとシート抵抗値ρsとから、所定の抵
抗値を有するものになる。この抵抗体90を半導体装置
に組み込む場合には、この抵抗体90を絶縁膜94で覆
い、当該絶縁膜94に抵抗体90に達するコンタクトホ
ール95を抵抗体90の両端に形成する。そして、この
コンタクトホール95を埋め込む状態で2つの端子配線
96形成する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
抵抗素子を有する半導体装置には、以下のような課題が
あった。すなわち、上記のようにポリシリコン膜中に不
純物を拡散させてなる抵抗体では、キャリア数及びキャ
リアの移動度が温度によって大きく変化する。例えば、
上記シート抵抗ρs=2kΩ/□程度に設定したポリシ
リコン抵抗の温度係数は約−1300ppm/℃であ
り、一般的な半導体装置の動作補償温度範囲は−20℃
〜70℃である。このことから、上記温度範囲では上記
抵抗体からなる抵抗素子の抵抗値が約±6%の範囲で変
動する。
【0005】上記のように抵抗素子の抵抗値がばらつく
と、半導体装置の精度がばらつくだけではなく半導体装
置の消費電力にばらつきが生じ、結果として半導体装置
の消費電力が増大する。このため、半導体装置には、上
記抵抗素子の温度変化による変動を補正するための回路
を上記抵抗素子と別に組み込む場合がある。しかし、こ
れは半導体装置の素子数を増大させ、半導体装置の高集
積化を妨げる要因になる。
【0006】そこで、本発明の半導体装置は温度変化に
依存せず一定の抵抗値を保ことができる抵抗素子を有す
る半導体装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの本発明の請求項1記載の半導体装置は、第1の抵抗
体とこれに接合する状態で配置されるかまたはこれに接
続される第2の抵抗体とからなる抵抗素子を備えてい
る。第2の抵抗体は、同一温度における抵抗値が当該第
1の抵抗体とほぼ等しく、温度係数の符号が当該第1の
抵抗体と逆でかつ温度係数の絶対値が当該第1の抵抗体
とほぼ等しいことを特徴としている。
【0008】上記半導体装置では、第1の抵抗体とこれ
に接合する状態で配置されるかまたはこれに接続される
第2の抵抗体とからなる抵抗素子を備えていることか
ら、当該抵抗素子の抵抗値は第1の抵抗体の抵抗値と第
2の抵抗体の抵抗値との合成抵抗になる。第1の抵抗体
と第2の抵抗体とは、同一温度における抵抗値がほぼ等
しく、温度係数の符号が逆でかつ温度係数の絶対値がほ
ぼ等しいことから、温度変化によって第1の抵抗体と第
2の抵抗体とは逆方向に同じ大きさだけ抵抗値が変化す
る。したがって、第1の抵抗体と第2の抵抗体との抵抗
値がそれぞれの抵抗値の変化を補償しあってそれぞれの
抵抗値の変化を相殺する。このため、温度変化に起因す
る合成抵抗の変化はほぼ0になる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。図1(1)〜(3)は、第1実施例の
半導体装置の要部を示す図であり、先ずこれらの図と図
2の温度係数とシート抵抗値との関係を示すグラフとを
用いて第1実施例の半導体装置を説明する。尚、図1
(1)は半導体装置の要部平面図であり、図1(2)は
当該平面図のA−A’断面図,図1(3)は当該平面図
のB−B’断面図である。
【0010】図に示すように、この半導体装置は、第1
の抵抗体11と第2の抵抗体12とからなる抵抗素子1
0を備えたものである。第1の抵抗体11の一端と第2
の抵抗体12の一端とは接続配線13で接続され、第1
の抵抗体11の他端と第2の抵抗体12の他端とにはそ
れぞれ端子配線14,15が接続され、これによって、
第1の抵抗体11と第2の抵抗体12とが直列に接続さ
れた状態になっている。
【0011】上記第1の抵抗体11は、例えば基板21
の表面層に第1不純物11aを導入することによって形
成された拡散層からなるものであり、実効的な抵抗長が
1,抵抗幅がW1 に形成されたものである。ここで、
実効的な抵抗長L1 とは、例えば第1の抵抗体11の両
端部に達するように形成されたコンタクトホール間の長
さとする。この第1の抵抗体11は、第1不純物11a
の種類と導入量とによって、温度係数がα1 ,温度t0
におけるシート抵抗がρs01に設定されたものであり、
上記抵抗長L1 ,抵抗幅W1 及びシート抵抗ρs01
ら、温度t0 における抵抗値がR01になるものである。
【0012】ここでは、例えば上記第1の抵抗体11
は、シリコンからなる基板21に第1不純物11aとし
てホウ素イオンを35keVの注入エネルギーで5×1
13個/cm2 イオン注入した後、アニール処理を行う
ことによって上記第1不純物11aを活性化させてなる
拡散層からなることとする。このように形成された第1
の抵抗体11は、図2のグラフAの点a1 に示すよう
に、温度係数α1 =1300ppm,t0 =25℃にお
けるシート抵抗値ρs01=600Ω/□になり、t 0
における抵抗値R01=600Ω/□×L1 /W1 の各抵
抗特性を有するものになる。
【0013】また、第2の抵抗体12は、例えば基板2
1上に酸化シリコン膜22を介して配置されている。こ
の第2の抵抗体12は、例えばポリシリコン膜23に第
2不純物12aを導入してなるものであり、実効的な抵
抗長がL2 ,抵抗幅がW2 に形成されたものである。こ
の第2の抵抗体12は、第2不純物12aの種類と導入
量とによって、温度係数がα2 =−α1 ,温度t0 にお
けるシート抵抗値がρs02に設定され、さらに温度t0
における抵抗値がR02=R01になるものである。
【0014】ここでは、例えば上記第2の抵抗体12
は、膜厚150nmポリシリコン膜23に第2不純物1
2aとして2フッ化ホウ素イオンを30keVの注入エ
ネルギーで4.5×1014個/cm2 イオン注入した
後、アニール処理を行うことによって上記第2不純物1
2aを活性化させてなるものとする。このように形成さ
れた第2の抵抗体12は、図2のグラフBの点b1 に示
すように、温度係数α2 =−1300ppm,温度t0
におけるシート抵抗値がρs02=2kΩ/□になる。ま
た、例えばここではレイアウト上の問題から第2の抵抗
体12の実効的な抵抗長がL2 =L1 に設定されている
こととし、抵抗幅をW2 =(ρs02/ρs01)×W1
することで、R02=ρs02×L2 /W2 =R01になるよ
うに設定されている。
【0015】これらの第1の抵抗体11と第2の抵抗体
12とは絶縁膜24で覆われている。そして、この絶縁
膜24と酸化シリコン膜22とに第1の抵抗体11に達
するコンタクトホール25と第2の抵抗体12に達する
コンタクトホール26とが形成され。これらのコンタク
トホール25,26を埋め込む状態で、上記接続配線1
3及び端子配線14,15が形成されている。
【0016】上記構成の抵抗素子10では、当該抵抗素
子10の抵抗値Rが、第1の抵抗体11と第2の抵抗体
12とを直列連結した場合の合成抵抗になる。ここで、
第1の抵抗体11と第2の抵抗体12とは、同一温度t
0 において抵抗値R01=R02であり、また温度係数α1
=−α2 である。このことから、温度変化によって第1
の抵抗体11の抵抗値R1 と第2の抵抗体12の抵抗R
2 とは逆方向に同じ大きさだけ変化する。このため、直
列連結した第1の抵抗体11と第2の抵抗体12との合
成抵抗は温度変化によらず一定の値に保たれる。
【0017】したがって、上記抵抗素子10を有する半
導体装置には、温度変化による抵抗値の変化を補償する
ための回路を設けることなく当該半導体装置の精度の向
上を図ることが可能になり、また消費電力のばらつきを
抑えて消費電力を低減することが可能になる。そして、
上記半導体装置の高集積化を図ることができる。
【0018】図3(1)〜(5)には、上記半導体装置
の製造方法を示す。以下に、これらの図を用いて上記半
導体装置の製造方法の一例を説明する。先ず、図3
(1)の第1工程では、基板21上に形成したレジスト
パターン(図示せず)をマスクに用いて、上記第1の抵
抗体(11)を形成するための上記イオン注入を行い、
シリコンからなる基板21の表面層に第1不純物11a
を導入する。ここでは、第1の抵抗体(11)の実効的
な抵抗長がL1 ,抵抗幅がW1 になるように、上記レジ
ストパターンを形成する。
【0019】次に、図3(2)に示す第2工程では、成
膜温度を400℃に設定したCVD(Chemical Vapor D
eposition)法によって、基板21の上面に酸化シリコン
膜22を150〜300nmの膜厚で成膜する。次い
で、成膜温度を650℃に設定したCVD法によって、
酸化シリコン膜22の上面に第2の抵抗体(12)とな
るポリシリコン膜23を150nmの膜厚で成膜する。
その後、ポリシリコン膜23に対して第2の抵抗体(1
2)を形成するためのイオン注入を行い、第2不純物1
2aをポリシリコン膜23中に導入する。
【0020】次に、第2の抵抗体(12)の実効的な抵
抗長がL2 =L1 になり、抵抗幅がW2 =(ρs02/ρ
01)×W1 になるように、ポリシリコン膜23をエッ
チング加工する。ここでは、例えばSF6 (6フッ化硫
黄)とC2 Cl3 3 (トリクロロトリフルオロエタ
ン)ガスとを反応ガスとして用いた異方エッチングを行
う。
【0021】上記のようにポリシリコン膜23をエッチ
ング加工した後、図3(3)に示す第3工程では、ポリ
シリコン膜23を覆う状態で酸化シリコン膜22上に絶
縁膜24を300nmの膜厚で成膜する。この層間絶縁
膜24は、例えば酸化シリコンからなるものとする。そ
の後、1000℃で30分間のアニール処理を行い、第
1不純物11a及び第2不純物12aを活性化させ、こ
れによって基板21中の拡散層からなる第1の抵抗体1
1とポリシリコン膜23からなる第2の抵抗体12とを
形成する。これらの第1の抵抗体11と第2の抵抗体1
2とは、上記のような抵抗特性を有するものになる。
【0022】次いで図3(4)に示す第4工程では、酸
化シリコン膜22及び絶縁膜24に、第1の抵抗体11
の上面に達するコンタクトホール25と第2の抵抗体1
2の上面に達するコンタクトホール26とを形成する。
これらのコンタクトホール25,26は、第1の抵抗体
11及び第2の抵抗体12の両端部にそれぞれ形成す
る。尚、ここでは一端部側のみを図示した。
【0023】次に、図3(5)に示す第5工程では、コ
ンタクトホール25,26内を埋め込む状態で絶縁膜2
4上に導電層を成膜し、この導電層をパターニングして
第1の抵抗体11の一端と第2の抵抗体12の一端とを
接続する接続配線13と、図1(1)で示した端子配線
(14,15)とを形成する。以上によって、第1の抵
抗体11と第2の抵抗体12とを直列に接続してなる上
記抵抗素子10を形成する。
【0024】上記第1実施例では、2つの抵抗体を直列
に接続してなる抵抗素子を例に取って説明した。しか
し、本発明の半導体装置に設ける抵抗素子は、図4
(1)〜(3)に示すように複数の抵抗体を並列に接続
したものでも良い。以下、これらの図を用いて第2実施
例の半導体装置の構成を説明する。尚、図4(1)は半
導体装置の要部平面図であり、図4(2)は当該平面図
のA−A’断面図,図4(3)は当該平面図のB−B’
断面図である。
【0025】図に示すように、この半導体装置は、第1
の抵抗体41と第2の抵抗体42と第3の抵抗体43と
からなる抵抗素子40を備えたものである。第1の抵抗
体41,第2の抵抗体42及び第3の抵抗体43の一端
は端子配線44で接続され、第1の抵抗体41,第2の
抵抗体42,及び第3の抵抗体43の他端は端子配線4
5で接続されている。このように第1の抵抗体41,第
2の抵抗体42及び第3の抵抗体43を接続すること
で、第1の抵抗体41,第2の抵抗体42及び第3の抵
抗体43が並列に接続された状態になっている。
【0026】上記第1の抵抗体41及び第2の抵抗体4
2は、上記第1実施例の第1の抵抗体と同様の拡散層か
らなるものであり、例えばそれぞれ実効的な抵抗長がL
1 ,L2 ,抵抗幅がW1 ,W2 に形成されたものであ
る。第1の抵抗体41と第2の抵抗体42とは、第1不
純物41aと第2の不純物42aの種類と導入量とによ
って、例えば温度係数がα1 ,α2 ,温度t0 における
シート抵抗がρs01,ρs02に設定されたものである。
【0027】ここでは、例えば上記第1の抵抗体41及
び第2の抵抗体42は、シリコンからなる基板21に膜
厚50nmの酸化シリコン膜22を介して、第1不純物
41a及び第2不純物42aとしてホウ素イオンを25
keVの注入エネルギーで5×1013個/cm2 イオン
注入した後、アニール処理を行うことによって上記第1
不純物41a及び第2不純物42aを活性化させてなる
拡散層からなることとする。このように形成された第1
の抵抗体41及び第2の抵抗体42は、上記第1実施例
の第1の抵抗体と同様に温度係数α1 =α2 =1300
ppm,温度t 0 =25℃におけるシート抵抗値ρs01
=ρs02=600Ω/□,温度t0 における抵抗値R01
=R02=600Ω/□×L1 /W1 の各抵抗特性を有す
るものになる。
【0028】また、上記第3の抵抗体43は、例えば基
板21上に酸化シリコン膜22を介して配置されてい
る。この第3の抵抗体43は、例えばポリシリコン膜2
3に第3不純物43aを導入してなるものであり、実効
的な抵抗長がL3 ,抵抗幅がW 3 に形成されたものであ
る。この第3の抵抗体43は、第3不純物43aの種類
と導入量とによって、温度係数がα3 =−α1 =−
α2 ,温度t0 におけるシート抵抗値がρs03に設定さ
れ、さらに温度t0 における抵抗値R03が温度t0 にお
ける第1の抵抗体41と第2の抵抗体42との合成抵抗
値R0102とほぼ等しい値のものである。
【0029】ここでは、例えば上記第3の抵抗体43
は、膜厚650nmポリシリコン膜23に第3不純物4
3aとしてホウ素イオンを25keVの注入エネルギー
で5×1013個/cm2 イオン注入した後、アニール処
理を行うことによって上記第3不純物43aを活性化さ
せてなる拡散層からなることとする。このように形成さ
れた第2の抵抗体42は、温度係数α3 =−1300p
pm,温度t0 におけるシート抵抗値ρs03=2kΩ/
□になる。また、例えばここではレイアウト上の問題か
ら第3の抵抗体43の実効的な抵抗長がL3 =L1 =L
2 に設定されていることとし、抵抗幅をW3 =ρs03×
(W1 /ρs01+W2 /ρs02)にすることで、R03
ρs03×L3 /W3 =R0102になるように設定されてい
る。
【0030】上記構成の抵抗素子40では、当該抵抗素
子40の抵抗値Rが、第1の抵抗体41と第2の抵抗体
42と第3の抵抗体43との合成抵抗になる。ここで、
第1の抵抗体41及び第2の抵抗体42の温度係数α1
=α2 に対して第3の抵抗体43の温度係数α3 =−α
1 =−α2 であり、同一温度t0 において各抵抗体の合
成抵抗値及び抵抗値がR0102=R03である。このことか
ら、温度変化による第1の抵抗体41及び第2の抵抗体
42の合成抵抗値の変化量と第3の抵抗値43の抵抗値
の変化量とは、逆方向に同程度の大きさだけ変化する。
このため、上記各抵抗値の変化量が相殺され、温度変化
による抵抗素子40の抵抗値の変化を抑制することが可
能になる。
【0031】したがって、上記第1実施例と同様に、抵
抗素子40を有する半導体装置には、温度変化による抵
抗値の変化を補償するための回路を設ける必要はく、半
導体装置の高集積化が図られる。
【0032】図5(1)〜(5)には、上記半導体装置
の製造方法を示す。先ず、図5(1)に示す第1工程で
は、CVD法によって、基板21の上面に酸化シリコン
膜22を50nmの膜厚で成膜する。次いで、650℃
のCVD法によって、酸化シリコン膜22の上面にポリ
シリコン膜23を150nmの膜厚で成膜する。次に、
後の工程で形成する上記第3の抵抗体(43)の形状に
ポリシリコン膜23をエッチング加工する。
【0033】次に、図5(2)に示す第2工程では、酸
化シリコン膜22上にレジストパターン51を形成す
る。このレジストパターン51は、エッチング加工した
ポリシリコン膜23を中心にしてその両脇に酸化シリコ
ン膜22を所定幅で露出する状態で形成される。その
後、このレジストパターン51をマスクに用いたイオン
注入によって、ポリシリコン膜23に第3不純物43a
を導入すると共に、基板21の表面側に第1不純物41
a及び第2不純物42aとして第3不純物43aを導入
する。
【0034】次に、図5(3)に示す第3工程では、レ
ジストパターン(51)を除去した後、第3の抵抗体4
3を覆う状態で酸化シリコン膜22上に絶縁膜24を3
00nmの膜厚で成膜する。この絶縁膜24は酸化シリ
コンからなることとする。その後、1000℃で30分
間のアニール処理を行い、第1不純物41a,第2不純
物42a及び第3不純物43aを活性化させ、これによ
って、第1の抵抗体41,第2の抵抗体及び第3の抵抗
体43を形成する。
【0035】次いで図5(4)に示す第4工程では、こ
こでは図示しないレジストパターンをマスクに用いた反
応性イオンエッチング(Reactive Ion Etching:以下、
RIEと記す)によって、第1〜第3の抵抗体41〜4
3が底面に露出するように、絶縁膜24及び酸化シリコ
ン膜22にコンタクトホール27を形成する。このコン
タクトホール27は、第1〜第3の抵抗体41〜43の
両端部に形成する。またここでは、第1の抵抗体41の
側壁に絶縁膜24からなるサイドウォールを残すことに
よって、次の工程で形成される端子配線(44)のカバ
レージ性を確保する。尚、ここでは一端部側のコンタク
トホール27のみを図示した。
【0036】次に、図5(5)に示す第5工程では、コ
ンタクトホール27内を埋め込む状態で絶縁膜24上に
導電層を成膜し、この導電層をパターニングして第1〜
第3の抵抗体41〜43を接続する状態の端子配線44
を形成する。
【0037】以上によって、第1の抵抗体41,第2の
抵抗体42及び第3の抵抗体43を並列に接続してなる
抵抗素子40が形成される。上記のようにして抵抗素子
40を形成する場合には、MOSトランジスタのゲート
電極の形成と同一工程で第3の抵抗体43を形成し、M
OSトランジスタのソース拡散層及びドレイン拡散層の
形成と同一工程で第1の抵抗体41及び第2の抵抗体4
2を形成することが可能である。したがって、MOSト
ランジスタの製造工程において、マスク工程を増加させ
ることなく上記MOSトランジスタと同一基板上に上記
抵抗素子40を形成することができる。
【0038】尚、上記第2工程でのイオン注入のみでは
各抵抗体41〜43の温度係数α1〜α3 を所定値に合
わせ込めない場合には、上記第1工程でポリシリコン膜
23をエッチング加工する前に、予めポリシリコン膜2
3中にのみ第2の不純物71aを導入しておき、第2工
程でのイオン注入で導入する不純物と合わせて各抵抗体
41〜43で所定の温度係数α1 〜α3 が得られるよう
にしても良い。
【0039】次に、図6(1)〜(3)は、第3実施例
の半導体装置の要部を示す図であり、これらの図と図2
の温度係数とシート抵抗値との関係を示すグラフとを用
いて第3実施例の半導体装置を説明する。尚、図6
(1)は半導体装置の要部平面図であり、図6(2)は
当該平面図のA−A’断面図,図6(3)は当該平面図
のB−B’断面図である。
【0040】図に示すように、第3実施例の半導体装置
は、同一層で形成された抵抗パターンにそれぞれ異なる
不純物を導入してなる第1の抵抗体61と第2の抵抗体
62とからなる抵抗素子60を備えたものである。ここ
では、例えば基板21上に酸化シリコン膜22を介して
形成したポリシリコン膜23からなる抵抗パターンに第
1不純物61aを導入してなる第1の抵抗体61と、同
様の抵抗パターンに第2不純物62aを導入してなる第
2の抵抗体62とを備えている。そして、第1の抵抗体
61の一端と第2の抵抗体62の一端とは接続配線63
で接続され、第1の抵抗体61の他端と第2の抵抗体6
2の他端とにはそれぞれ端子配線64,65が接続され
ている。これによって第1の抵抗体61と第2の抵抗体
62とが直列に接続された状態になっている。
【0041】上記第1の抵抗体61は、実効的な抵抗長
がL1 ,抵抗幅がW1 に形成されたものである。この第
1の抵抗体61は、第1不純物61aの種類と導入量と
によって、温度係数がα1 ,温度t0 におけるシート抵
抗がρs01に設定されたものであり、上記抵抗長L1
抵抗幅W1 及びシート抵抗ρs01から、温度t0 におけ
る抵抗値がR01になるものである。
【0042】ここでは、例えば上記第1の抵抗体61
は、膜厚150nmのポリシリコン膜23に第1不純物
61aとしてヒ素イオンを40keVの注入エネルギー
で1×1016個/cm2 イオン注入した後、アニール処
理を行うことによって上記第1不純物61aを活性化さ
せてなるものとする。このように形成された第1の抵抗
体61は、、グラフCの点c1 に示すように、温度係数
α1 =700ppm,t 0 =25℃におけるシート抵抗
値ρs01=250Ω/□,t0 ℃における抵抗値R01
250Ω/□×L1 /W1 の各抵抗特性を有するものに
なる。
【0043】また、第2の抵抗体62は、実効的な抵抗
長L2 ,抵抗幅がW2 に形成されたものである。この第
2の抵抗体62は、第2不純物62aの種類と導入量と
によって、温度係数がα2 =−α1 ,温度t0 における
シート抵抗がρs02に設定され、さらに温度t0 におけ
る抵抗値がR02=R01になるものである。
【0044】ここでは、例えば上記第2の抵抗体62
は、ポリシリコン膜23からなる抵抗パターンに部分に
第2不純物62aとして2フッ化ホウ素イオンを30k
eVの注入エネルギーで1.3×1015個/cm2 イオ
ン注入した後、アニール処理を行うことによって上記第
2不純物62aを活性化させてなるものとする。このよ
うに形成された第2の抵抗体62は、グラフBの点b2
に示すように、温度係数α2 =−700ppm,温度t
0 ℃におけるシート抵抗値ρs02=900Ω/□にな
る。また、例えばここではレイアウト上の問題から第2
の抵抗体62の実効的な抵抗長がL2 =L1 に設定され
ていることとし、抵抗幅W2 =(ρs02/ρs01)×W
1 にすることで、R02=ρs02×L2 /W2 =R01にな
るように設定されている。
【0045】上記構成の抵抗素子60では、当該抵抗素
子60の抵抗値Rが、第1の抵抗体61と第2の抵抗体
62とを直列連結した場合の合成抵抗になる。ここで、
第1の抵抗体61と第2の抵抗体62とは、上記第1実
施例の抵抗素子と同様に同一温度t0 において抵抗値R
01=R02であり、また温度係数α1 =−α2 である。こ
れらのことから、抵抗素子60は、上記第1実施例の抵
抗素子と同様に温度変化によらず一定の抵抗値に保たれ
るため、この抵抗素子60を有する半導体装置では補償
回路を設けることなく半導体装置の精度と消費電力の安
定化が図られ、当該半導体装置の高集積化が図られる。
【0046】次に、図7(1)〜(3)は、第4実施例
の半導体装置の要部を示す図であり、以下に、これらの
図を用いて第4実施例の半導体装置を説明する。尚、図
7(1)は半導体装置の要部平面図であり、図7(2)
は当該平面図のA−A’断面図,図7(3)は当該平面
図のB−B’断面図である。
【0047】図に示すように、この半導体装置は、第1
の抵抗体71と第2の抵抗体72とからなる抵抗素子7
0を備えたものであり、第2の抵抗体72は第1の抵抗
体71に接合する状態でこの上部に積層されるものであ
る。そして、第2の抵抗体72の両端にはそれぞれ端子
配線74,75が接続され、これによって抵抗素子70
が第1の抵抗体71と第2の抵抗体72とを並列に接続
してなるものになっている。
【0048】上記第1の抵抗体71は、例えば上記第1
実施例で示した第1の抵抗体と同様の拡散層からなるも
のであり、抵抗長L1 ,抵抗幅W1 で、温度係数が
α1 ,温度t0 におけるシート抵抗がρs01に設定され
たものであり、温度t0 における抵抗値がR01になるも
のである。また、第2の抵抗体72は、例えば上記第1
実施例で示した第2の抵抗体と同様のポリシリコン膜か
らなるものであり、温度係数がα2 =−α1 ,温度t0
におけるシート抵抗がρs02に設定され、さらに抵抗長
2 =L1 ,抵抗幅W2 =(ρs02/ρs01)×W1
形成されることで温度t0 における抵抗値がR02=R01
になるものである。
【0049】上記のように構成された抵抗素子70は、
上記抵抗特性を有して並列に接続されている第1の抵抗
体71と第2の抵抗体72とが積層された構造になって
いることから、温度変化に依存せず安定した抵抗値に保
たれる上記抵抗素子70の配置面積を縮小することがで
き、半導体装置の集積度をさらに向上させることが可能
になる。
【0050】図8(1)〜(5)には、上記半導体装置
の製造方法を示す。以下に、これらの図を用いて上記半
導体装置の製造方法の一例を説明する。先ず、図8
(1)に示す第1工程では、CVD法によって、基板2
1の上面に酸化シリコン膜22を100nmの膜厚で成
膜する。次に、ここでは図示しないレジストパターンを
マスクに用いたエッチングによって、酸化シリコン膜2
2に幅がW1 で長さがL1 以上の孔パターン22aを形
成する。
【0051】次いで、650℃のCVD法によって、孔
パターン22a内を埋め込む状態で、酸化シリコン膜2
2の上面にポリシリコン膜23を150nmの膜厚で成
膜する。その後、上記第1実施例と同様のイオン注入に
よって、ポリシリコン膜23に上記第1実施例で記した
と同様の第2不純物72aを導入する。次に、上記第1
実施例と同様にしてポリシリコン膜23を上記第2の抵
抗体(72)の形状にエッチング加工する。
【0052】その後、図8(2)に示す第2工程では、
上記第1実施例と同様に、ポリシリコン膜23を覆う状
態で酸化シリコン膜22上に絶縁膜24を成膜した後、
ポリシリコン膜23中の第2不純物72aの活性化アニ
ール処理を行うことによって第2の抵抗体72を形成す
る。また、このアニール処理では、第2の抵抗体72中
の第2不純物72aを第1不純物61aとして基板21
中に拡散させ、基板21の表面側に第1不純物71aを
導入してなる第1の抵抗体71を形成する。
【0053】上記のようにして、第1の抵抗体71と第
2の抵抗体72とを形成した後、図8(3)に示す第3
工程では、ここでは図示しないレジストパターンをマス
クに用いた絶縁膜24のRIEによって、第2の抵抗体
72の上面に達するコンタクトホール26を第2の抵抗
体72の両端部にそれぞれ形成する。尚、ここでは一端
部側のコンタクトホール26のみを図示した。
【0054】次に、図8(4)に示す第4工程では、コ
ンタクトホール26を埋め込む状態で酸化シリコン膜2
2上に導電層を成膜し、この導電層をパターンングして
第2の抵抗体72の両端にそれぞれ接続する端子配線7
4(75)を形成する。
【0055】以上によって、第1の抵抗体71上に第2
の抵抗体72を積層させてなる抵抗素子70が形成され
る。上記のようにして抵抗素子70を形成する場合に
は、例えばダブルポリシリコン構造のバイポーラトラン
ジスタのベース電極形成工程と同一工程で第2の抵抗体
72を形成し、上記バイポーラトランジスタの外部ベー
ス拡散層の形成と同一工程で第1の抵抗体71を形成す
ることが可能である。したがって、抵抗素子71は、上
記バイポーラトランジスタの製造工程においてマスク工
程を増加させることなく当該バイポーラトランジスタと
同一基板上に形成することが可能である。
【0056】尚、上記第2工程で第2の抵抗体72から
固相拡散させた不純物のみでは第1の抵抗体72の温度
係数α1 を所定値に合わせ込めない場合には、上記第1
工程で酸化シリコン膜22に孔パターン22aを形成し
た後に、酸化シリコン膜22をマスクに用いたイオン注
入によって予め基板21中に第1の不純物71aを導入
しておき、固相拡散させた不純物と合わせて所定の温度
係数α1 が得られるようにしても良い。
【0057】上記第4実施例では、第1の抵抗体71と
第2の抵抗体72とが接合する状態で第1の抵抗体71
に第2の抵抗体72を積層した場合を例に取った。しか
し、第1の抵抗体71と第2の抵抗体72とは、接合さ
れていなくても接続状態にあってかつ積層されていれ
ば、上記第4実施例と同様に半導体装置の高集積化を図
ることが可能である。
【0058】上記各実施例で用いる第1〜第3の抵抗体
は、それぞれの抵抗特性が上記各実施例で示したような
抵抗特性を有するものであれば、拡散層や不純物を拡散
させたポリシリコンに限定されるものではない。また、
同様に、第1〜第3の抵抗体に拡散させる第1〜第3不
純物も上記に限定されるものではない。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように本発明の半導体装置
によれば、同一温度における抵抗値がほぼ等しく、温度
係数の符号が逆でかつ温度係数の絶対値がほぼ等しい第
1の抵抗体と第2の抵抗体とを接合または接続させた抵
抗素子を設けることによって、温度変化に依存せず一定
の抵抗値を確保できる抵抗素子を半導体装置に組み込む
ことが可能になる。したがって、温度変化による抵抗素
子の抵抗値の変化を補償する回路を半導体装置に設ける
ことなく半導体装置の精度を確保することが可能にな
り、半導体装置の高集積化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の半導体装置の要部を示す図であ
る。
【図2】温度係数とシート抵抗値との関係を示すグラフ
である。
【図3】第1実施例の半導体装置の製造方法を示す図で
ある。
【図4】第2実施例の半導体装置の要部を示す図であ
る。
【図5】第2実施例の半導体装置の製造方法を示す図で
ある。
【図6】第3実施例の半導体装置の要部を示す図であ
る。
【図7】第4実施例の半導体装置の要部を示す図であ
る。
【図8】第4実施例の半導体装置の製造方法を示す図で
ある。
【図9】従来の半導体装置の要部を示す図である。
【符号の説明】
10,40,60,70 抵抗素子 11,41,61,71 第1の抵抗体 12,42,62,72 第2の抵抗体 43 第3の抵抗体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の抵抗体と、 前記第1の抵抗体と接合する状態で配置されるかまたは
    前記第1の抵抗体に接続されるもので、同一温度におけ
    る抵抗値が当該第1の抵抗体とほぼ等しく、温度係数の
    符号が当該第1の抵抗体と逆でかつ温度係数の絶対値が
    当該第1の抵抗体とほぼ等しい第2の抵抗体と、からな
    る抵抗素子を備えたことを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体装置において、 前記第1の抵抗体と前記第2の抵抗体とは、積層状態で
    配置されることを特徴とする半導体装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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