JPH0935334A - 光ディスク及び光ディスクのアクセス方法 - Google Patents

光ディスク及び光ディスクのアクセス方法

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JPH0935334A
JPH0935334A JP7175925A JP17592595A JPH0935334A JP H0935334 A JPH0935334 A JP H0935334A JP 7175925 A JP7175925 A JP 7175925A JP 17592595 A JP17592595 A JP 17592595A JP H0935334 A JPH0935334 A JP H0935334A
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JP
Japan
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groove
track
optical disk
pit
hill
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JP7175925A
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English (en)
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Seiji Morita
成二 森田
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Nikon Corp
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  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 作製が容易で情報の読み誤りの少ない光ディ
スクを実現する。 【解決手段】 基板2のグルーブ部4のヘッダー領域に
はピット5が形成され、孔の有無やその長さによりヘッ
ダー情報を表現している。ピット5の深さdpとグルー
ブ部4の深さdgの関係dp/dgは1.3〜1.8の
範囲内となっている。これで、グルーブ部4のヘッダー
領域から隣接するランド部3へのクロストークを小さく
することができる。基板2の上に、誘電体層、記録層、
保護層を順次成膜し、膜面に保護基板を接着して光磁気
ディスク1の製造が完了する。ヘッダー情報がないトラ
ック上の領域をアクセスする場合には、隣接するトラッ
クのヘッダー情報に基づいてアクセスする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光磁気ディスクあ
るいは相変化光ディスク等の光ディスクと、この光ディ
スクのアクセス方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、高密度、大容量、高いアクセス速
度、並びに高い記録及び再生速度を含めた種々の要求を
満足する光学的記録再生方法、それに使用される記録装
置、再生装置及び記録媒体を開発しようとする努力が成
されている。広範囲な光学的記録再生方法の中でも、光
磁気記録再生方法や、相変化記録再生方法は、記録した
情報を書換えることが繰り返し可能であるというユニー
クな利点のために、最も大きな魅力に満ちている。
【0003】ここで、光磁気ディスクを例にとり光ディ
スクの製造工程を図12を用いて簡単に説明する。図1
2において、20はプラスチック等からなる案内溝付き
基板、23は基板20の凸部となるランド部、24は凹
部となるグルーブ部である。まず、図12(a)に示す
ように、フォトレジスト21を塗布したガラス原盤22
を準備し、レジスト21のグルーブ部24に相当する部
分を露光する。続いて、現像を行うことにより、図12
(b)のような原盤(マスター)が得られる。この原盤
にニッケル電鋳を行って図12(c)のニッケルスタン
パー26を作製し、このスタンパー26を用いて射出成
形を行い図12(d)のような案内溝付き基板20を作
製する。最後に、この基板20上に図示しない記録層を
形成して光磁気ディスクの製造が完了する。
【0004】このような光ディスクでは、ランド部ある
いはグルーブ部のどちらか一方が記録再生用トラックと
して使用される。そして、各々のトラックはセクタと呼
ばれる単位に区切られており、情報の記録再生はセクタ
単位で行われる。また、各セクタには、ユーザーが直接
利用するデータを記録するためのデータ領域と、そのセ
クタのディスク上の位置(アドレス)を示すヘッダー情
報を記録するためのヘッダー領域が存在する。
【0005】ヘッダー情報の記録方法には、製造工程で
案内溝付き基板にヘッダー情報を示す幾何学的な凸凹
(以下、プリピットと呼ぶ)を形成する方法(プリフォ
ーマット)と、ディスクの作製後にヘッダー情報を記録
層に書き込む方法(ソフトフォーマット)がある。ヘッ
ダー情報は、ユーザーデータのように光ディスク1枚1
枚で内容が異なるということは無く、ほとんどのディス
クで同じ内容となるので、現在市販されている光ディス
クの大部分は、2つの方法のうちプリフォーマット法を
採用している。
【0006】一方、光ディスクにおいて、さらなる容量
の向上を目的にランド・グルーブ記録が注目されてい
る。これは、ランド部とグルーブ部の両方を記録トラッ
クとして用いる記録方法である。このランド・グルーブ
記録では、ランド部とグルーブ部を両方とも記録トラッ
クとして用いるために、トラック間の信号クロストーク
が大きくなるという問題が生じる。この問題を解決する
手法として、再生レーザー光の波長λ、案内溝付き基板
の屈折率nに対して、グルーブ部の深さをλ/(6n)
程度にすれば、隣合ったランド部とグルーブ部間の信号
クロストークを非常に小さくできることが知られている
(例えば、特開昭57−138065号公報)。
【0007】ただし、このクロストーク低減手法は、光
ディスクのデータ領域に光磁気記録又は相変化記録され
るデータを表すマークに適用されるものなので、ヘッダ
ー領域に形成されるプリピットには適用できない。ラン
ド・グルーブ記録の場合、ランド部とグルーブ部の両方
にヘッダー領域を設けなければならないため、隣合った
ランド部とグループ部に設けられたヘッダー領域間のク
ロストークが問題となる。また、例えばランド部のヘッ
ダー領域とグルーブ部のデータ領域が隣合うことがあれ
ば、ヘッダー領域とデータ領域間のクロストークも問題
となる。
【0008】このような問題を解決するためには、グル
ーブの深さ、プリピットの深さ(あるいは高さ)及びプ
リピットの幅を、ランド部とグルーブ部の各々について
上記クロストークが小さくなるように制御しなければな
らず、実際にはこのような多くの制限下でマスター及び
スタンパーを得ることは通常の製造プロセスでは不可能
に近い。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来の光
ディスクにおいてランド・グルーブ記録を行おうとする
と、隣合ったランド部とグループ部に設けられた、ヘッ
ダー領域間又はヘッダー領域とデータ領域間の信号クロ
ストークが大きくなり、情報の読み誤りが発生するとい
う問題点があった。また、このクロストークを小さくし
ようとすると、マスター及びスタンパーの作製が難しく
なり、光ディスクの大量生産が非常に困難になるという
問題点があった。本発明は、上記課題を解決するために
なされたもので、大量生産が容易で情報の読み誤りの少
ない光ディスクと、この光ディスクのアクセス方法を提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の光ディスクは、
請求項1に記載のように、案内溝付き基板を有し、この
案内溝付き基板は、ピットの深さdp又はヒルの高さd
hがグルーブの深さdg以上となるように、ピット又は
ヒルがランドあるいはグルーブの一方のみに形成された
ものである。このような案内溝付き基板を用いることに
より、ヘッダー領域から隣接トラックへのクロストーク
を小さくすることができる。
【0011】また、本発明のアクセス方法は、請求項2
に記載のように、第1のトラック上の領域をアクセスす
る場合には、この第1のトラックに設けられたピット又
はヒルからヘッダー情報を検出してアクセスし、第2の
トラック上の領域をアクセスする場合には、この第2の
トラックに隣接する第1のトラックに設けられたピット
又はヒルからヘッダー情報を検出して、検出したヘッダ
ー情報に基づいてアクセスするようにしたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1(a)は本発明の1実施の形態を示
す光磁気ディスクの外観図、図1(b)はA−A線で切
断した図1(a)の光磁気ディスクの1部分Bを斜め上
方から見た拡大図である。1は光磁気ディスク、2はレ
ーザー光の入射に対して反対の側(図1上側)から見て
凸部となるランド部3、凹部となるグルーブ部4を有す
る案内溝付き基板である。5はグルーブ部4のヘッダー
領域に形成された孔状のピットであり、孔の有無やその
長さによってヘッダー情報を表現している。
【0013】なお、実際の光磁気ディスクでは、基板2
の上に記録膜と保護膜を形成するが、図1(b)ではピ
ット5を見やすくするためにこれらを省いている。次
に、このような光磁気ディスク1の製造方法を説明す
る。図2は光磁気ディスク1の製造方法を説明するため
の工程断面図である。
【0014】最初に、外径350mm、内径70mm、
厚さ6mmの表面粗度5nm以下に研磨された合成石英
原盤12を準備し、濃硫酸と過酸化水素水を体積比4:
1の割合で混合した液中(液温は40℃)に原盤12を
5分間浸した後、超純水でスピン洗浄する。続いて、こ
の石英原盤12の表面にプライマー(トランシル社製ア
ンカーコート)をスピンコートした後に、厚さ190n
mのポジ型レジスト11(ヘキスト社製AZ1350)
をスピンコートし、100℃で30分間プリベークす
る。
【0015】次いで、波長457.9nmのArイオン
レーザーを搭載したカッティングマシンにより、石英原
盤12の半径55〜149mmまでの領域にスポット直
径が約0.9μmのレーザー光を連続照射して、レジス
ト11のグルーブ部4に相当する部分14を露光する
(図2(a))。なお、このときの原盤12の回転数は
900rpmで、ランド部3の中心から隣のランド部3
の中心迄の長さであるトラックピッチPが1.4μm、
グルーブ部4の幅Wgが約0.7μmとなるようなレー
ザーパワーで露光を行った。
【0016】そして、無機アルカリ現像液(ヘキスト製
AZデベロッパー)と超純水とを体積比3:5の割合で
混合し希釈した現像液でスピン現像した後に、120℃
で30分間ポストベークする(図2(b))。なお、現
像条件は前純水塗布時間54秒、現像液塗布時間98
秒、後純水シャワー時間90秒、スピン乾燥時間90秒
である。
【0017】次に、こうして現像を行った原盤12を反
応性イオンエッチング装置(日電アネルバ製DEA50
6)のチャンバー内に入れ、真空度1×10-4Paまで
排気した後にCHF3 ガスを導入し、レジスト11をマ
スクとして反応性イオンエッチングを行う。このときの
ガス流量は6sccm、ガス圧力は0.3Pa、RF電
力は400W、自己バイアス電圧はー530V、電極間
距離は100mm、エッチング深さは79nmである。
【0018】そして、濃硫酸と過酸化水素水を体積比
4:1の割合で混合した液中に原盤12を浸して残留レ
ジスト11を除去し、超純水でスピン洗浄する。除去時
の液温は100℃であり処理時間は5分である。こうし
て、図2(c)のようなランド部3に相当する部分1
3、グルーブ部4に相当する部分14が形成された原盤
12が得られる。
【0019】次いで、この合成石英原盤12の表面にプ
ライマー(トランシル社製アンカーコート)をスピンコ
ートした後に、厚さ190nmのポジ型レジスト16
(ヘキスト社製AZ1350)をスピンコートし、10
0℃で30分間プリベークする(図2(d))。これに
より、グルーブ部4に相当する部分14はレジスト16
に完全に覆われる。
【0020】続いて、図2(a)と同様のカッティング
マシンを用い、E/0変調器(Electro Optical Modula
tor )にヘッダー情報記録用のパターン信号を与えて、
レーザー光をE/O変調器で変調しながら原盤12の半
径56〜148mmまでの領域に照射して、レジスト1
6のピット5に相当する部分15を露光する。なお、こ
のときの原盤12の回転数は900rpm、レーザー光
のスポット直径は約0.4μm、レーザー光のスポット
中心とグルーブ部4の中心との半径方向(図1(b)左
右方向)の距離は0μmで、ピット5の幅Wpが約0.
3μmとなるようなレーザーパワーで露光した。
【0021】また、上記パターン信号としては、トラッ
ク番号が内周側より順に1、2、3、・・・・となり、
1トラック当たりのセクター数が60個でセクタ番号が
順に1、2、3、・・・・となるような信号を与えた。
次に、図2(b)の工程と同じ条件で現像してポストベ
ークする(図2(e))。そして、上記と同じ反応性イ
オンエッチング装置を用い、レジスト16をマスクとし
て反応性イオンエッチングを行う。ただし、エッチング
深さは127nmである。
【0022】続いて、上記と同じ条件で残留レジスト1
6を除去し、超純水でスピン洗浄する。こうして、図2
(f)のようなランド部3、グルーブ部4、ピット5に
それぞれ相当する部分13〜15が形成された原盤12
(マスター)が得られる。次いで、このマスター12に
ニッケル電鋳を行い、図2(g)のようなニッケルスタ
ンパー17を作製する。
【0023】そして、スタンパー17とガラス基板の間
に紫外線硬化性樹脂(Photo Polymer )を注入し、紫外
線で樹脂を硬化させる2P法により、スタンパ面を転写
した樹脂層がガラス基板上に形成された、トラックピッ
チP1.4μm、グルーブ部4の幅Wp(=ランド部3
の幅)0.7μm、グルーブ部4の深さdg79nm、
ピット5の幅Wp0.3μm、ピット5の深さdp12
7nmの案内溝付き基板2を作製する。
【0024】また、スタンパー17を用いて射出成形、
射出圧縮成形を行うことにより、プラスチック製の案内
溝付き基板を作製しても良い。最後に、この基板2の上
に図示しないSi3 N4 からなる誘電体層、TbFeC
oからなる記録層、Si3 N4 からなる保護層を順次成
膜し、紫外線硬化型接着剤により膜面に保護基板を接着
して光磁気ディスク1の製造が完了する。
【0025】こうして作製した光磁気ディスク1では、
グルーブ部4の深さdg、ピット5の深さdpの関係が
dp≧dg(本実施の形態ではdp/dg=1.61)
となっているが、これは以下のような理由による。光デ
ィスクにおけるセクタの配列方式には、図3(a)に示
すように各セクタが整列しているアラインド方式と、図
3(b)に示すように各セクタが整列していないノーア
ラインド方式が存在する。なお、図3の4n はグルーブ
部、3n はグルーブ部4n の内周側に隣接するランド部
である。
【0026】本実施の形態では、グルーブ部4n のヘッ
ダー領域のみにピット5(ヘッダー情報)が存在し、ラ
ンド部3n のヘッダー領域にはピット5がないため、本
実施の形態の光磁気ディスク1がアラインド方式であれ
ば、グルーブ部4n とランド部3n のヘッダー領域間の
クロストークは問題とならない。しかし、ノーアライン
ド方式であった場合、グルーブ部4n のヘッダー領域に
隣接するランド部3n がデータ領域であることが有り得
るため、グルーブ部4nのヘッダー領域とランド部3n
のデータ領域間のクロストークが問題となる。
【0027】ここで、ヘッダー領域に設けられたピット
5は回折による反射光の光量変化の形で検出され、デー
タ領域に光磁気記録されたデータは記録層の磁化方向の
向きに応じた反射光の偏光面変化の形で検出される。よ
って、データ領域よりもヘッダー領域から得られる信号
強度の方が大きいので、データ領域からヘッダー領域へ
のクロストークはほとんど問題とならず、ヘッダー領域
からデータ領域へのクロストークが問題となる。したが
って、このヘッダー領域からデータ領域へのクロストー
クを低減する手法が必要となる。
【0028】加えて、ピット5をグルーブ部4のみに設
けたため、従来ヘッダー領域であったランド部3の領域
をデータ領域として使用することができるが、この場合
にも上記クロストークが問題となる。そこで、ピット5
の深さdpを変化させながらクロストークを測定し、ク
ロストークを低減できる条件を調べた。
【0029】ここでは、トラックピッチPが1.4μ
m、グルーブ部4の幅(=ランド部3の幅)Wgが0.
7μm、グルーブ部4の深さdgが79nm、ピット5
の幅Wpが0.3μm、ピット5の長さが2.4μm、
ピット5のピッチが4.8μmとなっている案内溝付き
基板を用いた光磁気ディスクを測定対象とする。そし
て、レーザービームの偏光状態が水平偏光で、レーザー
の波長λが680nm、対物レンズの開口数(NA)が
0.55、この対物レンズの瞳の直径Dと対物レンズに
入射するレーザービームのスポット直径Wの比D/Wが
0.8、波面収差0.024λ〔rms値〕となってい
る光ピックアップで再生を行った。
【0030】クロストークCTは、ピット5が形成され
たグルーブ部4を再生したときのキャリア成分C1〔d
Bm〕、ピット5がないランド部3を再生したときのキ
ャリア成分C2〔dBm〕により、次式のように定義さ
れる。 CT=C2−C1 ・・・(1) クロストークCTは−25〜−30dB以下であること
が望ましく、−35dB以下であればより望ましい。
【0031】図4は以上のような条件で測定したクロス
トークCTとdp/dgの関係を示す図である。クロス
トークCTを低減できる条件としては、dp/dg=
1.6程度が最も良く、dp/dg=1.3〜1.8が
−30dB以下で好ましく、dp/dg=1.5〜1.
7が−35dB以下でより好ましいことが分かる。こう
して、図1の光磁気ディスク1では、dp/dg=1.
61とすることにより、グルーブ部4のヘッダー領域か
らランド部3のデータ領域へのクロストークを低減する
ことができる。
【0032】以上のようにして作製した光磁気ディスク
1は、ランド・グルーブ記録用のものであるが、ピット
5はグルーブ部4のみに存在するため、ランド部3をア
クセスするためには従来とは異なる方法が必要となる。
そこで、次に本発明のアクセス方法について説明する。
【0033】図5は図1の光磁気ディスク1の1部分C
における記録再生用トラックの様子を示す図であり、1
0i 、10i+1 はトラック(グルーブ部)4n のセク
タ、10j-1 、10j はトラック(ランド部)3n のセ
クタ、11i 、11i+1 はヘッダー領域、12i 、12
i+1 はデータ領域である。
【0034】また、VFO1、VFO2、VFO3はP
LLロック用の連続データパターン、AMはアドレスデ
ータの開始位置を示すためのアドレスマーク、ID1、
ID2、ID3はアドレス(トラック番号及びセクタ番
号)、PAは誤り検出コード(CRC)が所定の長さに
収まりきらないときに使うためのポスト・アンブル、G
APはデータがないブランク部あるいはレーザーのパワ
ー・レベルを制御するためのテスト部(ALPC)、D
Sはユーザー・データの開始位置を示すためのデータS
YNC、DAはユーザー・データ、BUFはディスク回
転の変動マージン用の領域である。
【0035】そして、ヘッダー領域11i 、11i+1 に
ピット5によって記録されたVFO1、VFO2、A
M、ID1〜ID3及びPAがヘッダー情報である。ヘ
ッダー情報が記録されたトラック4n のセクタ10i 又
は10i+1 をアクセスすることは周知の技術によって可
能であるので、ここでは説明を省略し、トラック3n の
セクタ10j をアクセスする方法を説明する。
【0036】セクタ10j は、セクタ10i と対をなす
セクタであり、セクタ10i のアドレスがトラック番号
n、セクタ番号iであるのに対し、セクタ10j のアド
レスはトラック番号n、セクタ番号jとなる。このと
き、i=jであってもよいし、i≠jであってもよい。
また、トラック番号は同じであるが、これも同じにする
必要はない。
【0037】このようにヘッダー情報が記録されたトラ
ックのセクタと、それに隣接するヘッダー情報が記録さ
れていないトラックのセクタとが一対となってアドレス
管理が行われるが、これらのアドレスの対応関係は管理
の形態に応じて任意に設定すればよい。
【0038】この光磁気ディスク1に記録再生を行う図
示しない記録再生装置は、上記のようなアドレスの対応
関係を記憶しており、セクタ10j をアクセスする場
合、最初に対をなすセクタ10i をアクセスする。そし
て、ヘッダー領域11i からセクタ10i のアドレスを
読み出した後に、光ピックアップのレーザービームをト
ラック4n に追従させるトラッキング・サーボをオフに
して、トラッキング・エラーの検出極性を反転させる。
【0039】ここで、上記検出極性を反転させるのは以
下のような理由による。トラッキング・エラーは、周知
のトラッキング・エラー検出法であるプッシュプル法に
よって検出される。プッシュプル法は、光磁気ディスク
1からの反射光を受光する光ピックアップ内の2つの受
光部の出力差をトラッキング・エラー信号として取り出
すので、レーザービームがトラックを正確に追跡してい
るときにトラッキング・エラー信号は0となる。
【0040】そして、グルーブ部4からランド部3へ移
動するときと、ランド部3からグルーブ部4へ移動する
ときでは、トラッキング・エラー信号の極性(+/−)
が異なる。これにより本実施の形態では、トラック4n
を追跡してからトラック3nに移動するので、トラッキ
ング・エラーを正しく検出するために、上記検出極性を
反転させることが必要となる。
【0041】続いて、記録再生装置は、図5の軌跡Rで
示すように、1トラック内周側へレーザービームを移動
させて、トラック3n に達したらトラッキング・サーボ
を再び投入する。このとき、トラッキング・サーボの投
入から安定な追従動作に移るまでに一定の時間が必要な
ので、投入から一定時間が経過して整定した後に、光ピ
ックアップで得られた信号の処理を開始して再生出力を
得る(つまり、これ以前に光ピックアップで出力が得ら
れても再生しない)。
【0042】そして、セクタ10j に記録されたDSの
パターンを検出すると、目的のセクタ10j であると判
断し、データを読み出す。これで、セクタ10j に記録
されたデータを再生することができる。また、セクタ1
0j に記録する場合には、上記トラッキング・サーボの
再投入から一定時間が経過した後に記録を開始すればよ
い。
【0043】こうして、セクタ10j をアクセスするこ
とができる。なお、本実施の形態では、トラック4n の
セクタと対をなすセクタを内周側のトラック3n にある
セクタとしたが、外周側のトラックのセクタとしてもよ
い。また、本実施の形態では、1ビームの光ピックアッ
プを用いてアクセスする場合について説明したが、2ビ
ームの光ピックアップを用いてもよい。この場合には、
第1のレーザービームにヘッダー情報が記録された第1
のトラックを追跡させて、第2のビームにヘッダー情報
が記録されていない第2のトラックを追跡させるように
すればよい。
【0044】このとき、周方向(トラック方向)に関し
て、第1のビームが第2のビームよりも先行するように
配置し、第1のトラックのヘッダー情報を先行して読み
出せるようにしてやれば、第1のトラックのヘッダー情
報を読み出してから第2のトラックをアクセスするまで
の時間を短縮することができる。
【0045】以上説明したとおり、本実施の形態では、
ピット5をグルーブ部4のみに形成することにして、グ
ルーブ部4の深さdgとピット5の深さdpの制御に注
意してマスターを作製すればよい。したがって、ピット
(あるいは後述するヒル)をランドとグルーブの両方に
設け、グルーブの深さ、ピット(ヒル)の深さ及び幅を
ランドとグルーブの各々についてクロストークが小さく
なるように制御する従来の場合と比べて、マスター及び
スタンパーの作製が容易となる。
【0046】また、ヘッダー領域をグルーブ部4のみに
設けるため、従来ヘッダー領域であったランド部3の領
域をデータ領域として使用することができ、記録容量を
増やすことができる。また、新たに増やしたランド部3
のデータ領域とグルーブ部4のヘッダー領域が隣合った
り、あるいはノーアラインド方式により同様に隣合った
としても、上述したクロストークの低減効果により、信
号の読み誤りが発生することはない。
【0047】実施の形態2.図6は本発明の他の実施の
形態を示す光磁気ディスクの1部分を図1(b)と同様
に斜め上方から見た拡大図であり、図1と同一の部分に
は同一の符号を付してある。2aは案内溝付き基板、5
aはランド部3のヘッダー領域に形成されたピットであ
る。
【0048】次に、このような光磁気ディスクの製造方
法を説明する。本実施の形態の光磁気ディスクを製造す
るには、図2(d)の工程の後に露光を行う際に、グル
ーブ部4に相当する部分14の代わりにランド部3に相
当する部分13上のレジスト16を露光すればよい。そ
して、実施の形態1と同様のエッチングを行えば、ラン
ド部3に相当する部分13がエッチングされるので、ラ
ンド部にピットが形成されたマスター(図2(f)の1
2)が得られる。以後の工程は実施の形態1と全く同じ
である。
【0049】次に本実施の形態においても、ピット5a
の深さdpを変化させながら上述したクロストークを測
定し、クロストークを低減できる条件を調べた。測定対
象の光磁気ディスク及び光ピックアップの条件は実施の
形態1と全て同じである。そして、ピット5aが形成さ
れたランド部3を再生したときのキャリア成分をC1
〔dBm〕とし、ピット5aがないグルーブ部4を再生
したときのキャリア成分をC2〔dBm〕とすれば、ク
ロストークCTは実施の形態1と同様に式(1)によっ
て定義される。
【0050】図7は以上のような条件で測定したクロス
トークCTとdp/dgの関係を示す図である。クロス
トークCTを低減できる条件としては、dp/dg=
1.5程度が最も良く、dp/dg=1.1〜1.8が
−30dB以下で好ましく、dp/dg=1.25〜
1.6が−35dB以下でより好ましいことが分かる。
【0051】こうして、本実施の形態の光磁気ディスク
において、dp/dgを上記範囲内に設定すれば、ラン
ド部3のヘッダー領域からグルーブ部4のデータ領域へ
のクロストークを低減することができる。また、実施の
形態1で説明したアクセス方法において、ランド部3と
グルーブ部4の説明を入れ換えれば、上記アクセス方法
が本実施の形態でも全く同様に成立する。以上のように
して実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
【0052】実施の形態3.図8は本発明の他の実施の
形態を示す光磁気ディスクの1部分を図1(b)と同様
に斜め上方から見た拡大図であり、2bは案内溝付き基
板である。また、5bはランド部3のヘッダー領域に形
成された突起状のヒルであり、突起の有無やその長さに
よってヘッダー情報を表現している。
【0053】次に、このような光磁気ディスクの製造方
法を説明する。本実施の形態の光磁気ディスクを製造す
るには、図2(f)に示すマスター12の凹凸を逆にす
ればよい。したがって、このマスター12をそのままス
タンパー(図2の17)として使用するか、又はマスタ
ー12の上にニッケル電鋳を行って凹凸を逆にした本実
施の形態用のマスターを作製し、ニッケル酸化膜等の剥
離膜を形成した後にニッケル電鋳を行ってニッケルスタ
ンパーを作製すればよい。以後の工程は実施の形態1と
全く同じである。
【0054】本実施の形態においても、ヒル5bの高さ
dhを変化させながら上述したクロストークを測定し、
このクロストークを低減できる条件を調べた。ここで
は、トラックピッチPが1.4μm、グルーブ部4の幅
(=ランド部3の幅)Wgが0.7μm、グルーブ部4
の深さdgが79nm、ヒル5bの幅Whが0.3μ
m、ヒル5bの長さが2.4μm、ヒル5bのピッチが
4.8μmとなっている案内溝付き基板を用いた光磁気
ディスクを測定対象とする。また、光ピックアップの条
件は実施の形態1と全て同じである。
【0055】そして、ヒル5bが形成されたランド部3
を再生したときのキャリア成分をC1〔dBm〕とし、
グルーブ部4を再生したときのキャリア成分をC2〔d
Bm〕とすれば、クロストークCTは式(1)によって
定義される。図9は以上のような条件で測定したクロス
トークCTとdh/dgの関係を示す図である。クロス
トークCTを低減できる条件としては、dh/dg=
1.4程度が最も良く、dh/dg=1.05〜1.7
が−30dB以下で好ましく、dh/dg=1.2〜
1.5が−35dB以下でより好ましいことが分かる。
【0056】こうして、本実施の形態の光磁気ディスク
において、dh/dgを上記範囲内に設定すれば、ラン
ド部3のヘッダー領域からグルーブ部4のデータ領域へ
のクロストークを低減することができる。また、実施の
形態1で説明したアクセス方法において、ピット5とヒ
ル5b、及びランド部3とグルーブ部4の説明を入れ換
えれば、上記アクセス方法が本実施の形態でも全く同様
に成立する。以上のようにして実施の形態1と同様の効
果を得ることができる。
【0057】実施の形態4.図10は本発明の他の実施
の形態を示す光磁気ディスクの1部分を図1(b)と同
様に斜め上方から見た拡大図であり、2cは案内溝付き
基板、5cはグルーブ部4のヘッダー領域に形成された
ヒルである。本実施の形態の光磁気ディスクを製造する
には、実施の形態2で作製したマスターの凹凸を逆にす
ればよい。したがって、実施の形態2で作製したマスタ
ーをそのままスタンパーとして使用するか、又は実施の
形態3で説明した方法により、凹凸を逆にした本実施の
形態用のマスターを作製してニッケルスタンパーを作製
すればよい。
【0058】本実施の形態においても、ヒル5cの高さ
dhを変化させながら上述したクロストークを測定し、
このクロストークを低減できる条件を調べた。測定対象
の光磁気ディスク及び光ピックアップの条件は実施の形
態3と全て同じである。そして、ヒル5cが形成された
グルーブ部4を再生したときのキャリア成分をC1〔d
Bm〕とし、ランド部3を再生したときのキャリア成分
をC2〔dBm〕とすれば、クロストークCTは式
(1)によって定義される。
【0059】図11は以上のような条件で測定したクロ
ストークCTとdh/dgの関係を示す図である。クロ
ストークを低減できる条件としては、dh/dg=1.
25程度が最も良く、dh/dg=1.05〜1.5が
−30dB以下で好ましく、dh/dg=1.1〜1.
4が−35dB以下でより好ましいことが分かる。こう
して、本実施の形態の光磁気ディスクにおいて、dh/
dgを上記範囲内に設定すれば、グルーブ部4のヘッダ
ー領域からランド部3のデータ領域へのクロストークを
低減することができる。
【0060】また、実施の形態1で説明したアクセス方
法において、ピット5とヒル5cの説明を入れ換えれ
ば、上記アクセス方法が本実施の形態でも全く同様に成
立する。こうして、実施の形態1と同様の効果を得るこ
とができる。以上の実施の形態1〜4の結果から、クロ
ストークCTを低減できる条件としては、少なくともd
p≧dgあるいはdh≧dgであることが必要である。
【0061】なお、実施の形態1〜4では、光磁気ディ
スクについて説明したが、案内溝付き基板にピット又は
ヒルを設ければよいので、例えば相変化記録や穴開け記
録のような他の記録方法用の光ディスクであっても本発
明を適用することができる。
【0062】
【発明の効果】本発明によれば、ピット又はヒルがラン
ドあるいはグルーブの一方のみに形成された案内溝付き
基板を用いることにより、ピット又はヒルがないトラッ
クの従来ヘッダー領域であった領域をデータ領域として
使用することができ、記録容量を増やすことができる。
また、ピットの深さ又はヒルの高さをグルーブの深さ以
上とすることにより、ヘッダー領域から隣接トラックへ
のクロストークを低減することができるので、ヘッダー
領域と隣接トラックのデータ領域が隣合ったとしても、
データ領域の読み誤りが発生することがない。また、ピ
ットの深さ又はヒルの高さとグルーブの深さに注意して
マスターを作製すればよいので、ピットあるいはヒルを
ランドとグルーブの両方に設けてクロストークが小さく
なるように制御する従来の場合と比べて、マスター及び
スタンパーの作製が容易となり、光ディスクの大量生産
が容易となる。
【0063】また、第1のトラックの領域をアクセスす
る場合には、このトラックに設けられたピット又はヒル
からヘッダー情報を検出してアクセスし、第2のトラッ
クの領域をアクセスする場合には、隣接する第1のトラ
ックのヘッダー情報に基づいてアクセスすることによ
り、ヘッダー情報が第1のトラックのみに記録された光
ディスクにおいて第1、第2の両トラックをアクセスす
ることができ、ランドとグルーブを両方とも記録再生用
トラックとして利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の1実施の形態を示す光磁気ディスク
の外観図及び光磁気ディスクの1部分を斜め上方から見
た拡大図である。
【図2】 図1の光磁気ディスクの製造方法を説明する
ための工程断面図である。
【図3】 光ディスクにおけるセクタの配列の様子を示
す図である。
【図4】 図1の光磁気ディスクにおけるクロストーク
とdp/dgの関係を示す図である。
【図5】 図1の光磁気ディスクの1部分における記録
再生用トラックの様子を示す図である。
【図6】 本発明の他の実施の形態を示す光磁気ディス
クの1部分を斜め上方から見た拡大図である。
【図7】 図6の光磁気ディスクにおけるクロストーク
とdp/dgの関係を示す図である。
【図8】 本発明の他の実施の形態を示す光磁気ディス
クの1部分を斜め上方から見た拡大図である。
【図9】 図8の光磁気ディスクにおけるクロストーク
とdh/dgの関係を示す図である。
【図10】 本発明の他の実施の形態を示す光磁気ディ
スクの1部分を斜め上方から見た拡大図である。
【図11】 図10の光磁気ディスクにおけるクロスト
ークとdh/dgの関係を示す図である。
【図12】 従来の光ディスクの製造方法を説明するた
めの工程断面図である。
【符号の説明】 1…光磁気ディスク、2…案内溝付き基板、3…ランド
部、4…グルーブ部、5、5a…ピット、5b、5c…
ヒル、dp…ピットの深さ、dh…ヒルの高さ、dg…
グルーブの深さ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 凸部であるランドと、凹部であるグルー
    ブと、ディスク上の位置情報が含まれるヘッダー情報を
    表す孔状のピット又は突起状のヒルとを有する案内溝付
    き基板を用いた、ランドとグルーブの両方を記録再生用
    トラックとする光ディスクであって、 前記案内溝付き基板は、ピットの深さdp又はヒルの高
    さdhがグルーブの深さdg以上となるように、ピット
    又はヒルがランドあるいはグルーブの一方のみに形成さ
    れたものであることを特徴とする光ディスク。
  2. 【請求項2】 ディスク上の位置情報が含まれるヘッダ
    ー情報を表す孔状のピット又は突起状のヒルがランドあ
    るいはグルーブの2種類のトラックのうち第1のトラッ
    クのみに設けられ、かつピットの深さ又はヒルの高さが
    グルーブの深さ以上である光ディスクに関し、このディ
    スク上の領域をアクセスする光ディスクのアクセス方法
    であって、 前記第1のトラック上の領域をアクセスする場合には、
    この第1のトラックに設けられたピット又はヒルからヘ
    ッダー情報を検出してアクセスし、 前記第2のトラック上の領域をアクセスする場合には、
    この第2のトラックに隣接する第1のトラックに設けら
    れたピット又はヒルからヘッダー情報を検出して、検出
    したヘッダー情報に基づいてアクセスすることを特徴と
    する光ディスクのアクセス方法。
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