JPH0935050A - 色の評価と色変換のための方法とシステム - Google Patents

色の評価と色変換のための方法とシステム

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JPH0935050A
JPH0935050A JP8176423A JP17642396A JPH0935050A JP H0935050 A JPH0935050 A JP H0935050A JP 8176423 A JP8176423 A JP 8176423A JP 17642396 A JP17642396 A JP 17642396A JP H0935050 A JPH0935050 A JP H0935050A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 色撮像システムの色変換において非一様性を
なくすための経験的調節をなくしまたは軽減する。 【解決手段】色の評価と変換のため、カラー撮像システ
ムの出力を表す色データを得て、変換において調節され
た白基準ベクトルを有する色空間を用いて色データを変
換する。白基準ベクトルは、変換される色データの強度
により調整できる。白基準ベクトルの調整は、異なった
像ベースを備える複数のカラー撮像システムについての
非一様性を避けるために役立ち、これにより、複数のカ
ラー撮像システムの間の許容可能な視覚的一致を得るの
に必要な経験的な調節を除去し、または、少なくとも減
少する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般にカラー撮像
技術に関し、より詳細には色評価と変換のための技術に
関する。
【0002】
【従来の技術】1930年代の初めにおけるCIE(国
際照明委員会)の色測定システムの導入以来、多数の異
なった色空間が異なった応用のために提案された。色空
間(色「距離(metric)」ともいう)は、本質的に、色を
定量化するための座標システムである。色空間は、カラ
ー撮像システムのカラー出力を、他のカラー撮像システ
ムに対して評価するために使用できる。カラー撮像シス
テムの「評価」の方法は、一般に、カラー空間の座標を
用いた、あるカラー撮像システムのための、カラー空間
の座標を用いた色応答関数の計算をいう。色応答関数
は、ある範囲のカラー入力値と、そのようなカラー入力
値に応答してカラー撮像システムにより発生される出力
に対して得られたカラー測定値との間の数学的相関であ
る。
【0003】また、色空間は、1つのカラー撮像システ
ムのカラー出力に一致する異なったカラー撮像システム
のカラー出力を作るための色値の変換を容易にする。像
の科学での用語では、「理想的」色空間は、使用者が異
なったカラー撮像システムの間のカラーマッピングを計
算することを可能にし、観察者による従属的なまたは経
験的な調節の必要なしにそのようなシステムの間の許容
可能なカラーの見え(appearance)の一致を達成すること
を可能にする。このカラーの「見え」は、所定の照明レ
ベルと所定の観察条件の下でのカラーへの観測者の心理
的応答をいう。
【0004】提案された色空間は、第1に、座標軸に表
されるパラメータ、及び、そのパラメータが計算される
方法に関して異なる。しかし、CIE標準観測者関数
は、CIE色システムに対して提案されたすべての色空
間に共通である。CIE標準観測者関数は、等色関数に
基づき、特定の条件で測定された任意の色の3刺激値X
YZの一意の組を生じる。3刺激値XYZは、2°また
は10°の標準観測者の応答関数と繰り込まれる加法ま
たは減法の色システムのスペクトル出力から計算され
る。反射性のハードコピーの場合、スペクトル反射率曲
線は、典型的には、標準の光と繰り込まれて、反射性の
色の予想スペクトル出力を推定する。
【0005】多数の提案の主題であった1つの色空間は
CIELAB色空間である。この色空間において、L*
は明度を表し、a*は赤−緑を表し、b*は黄−青を表
す。フォン・クリースの色順応変換により、これらの提
案されたL*a*b*色空間は、白基準の3刺激値デー
タを利用する。フォン・クリースの色順応変換は、ワイ
ゼッキ(Gunter Wyszecki)とスタイルズ(W.S.Stile
s)のColor Science: Concepts and Methods, Quantita
tive Data and Formulae(John Wiley & Sons,Inc.社、
1982年)に見いだされる。一般に、フォン・クリー
ス色順応変換は、ある撮像システムにより作られた色に
ついて得られた3刺激値XYZを、そのシステムのため
の白基準の3刺激値で除算することを含む。たとえば、
いま検討している色のXYZ3刺激値を、それぞれ、完
全に拡散する白の反射体についてのXYZ3刺激値によ
り割ることができる。フォン・クリースのアプローチの
基本的概念は、完全に拡散する白反射体のXYZ3刺激
値を表す「白基準」に相対的に、すべての色(中性色と
有彩色の両方)を定義することである。
【0006】提案された色空間のなかでおそらく最もよ
く知られているのはCIE 1976 CIELAB色
空間である。CIELAB色空間のための方程式は次の
とおりである。 L*=116(Y/Yn)1/3−16 (1) a*=500[(X/Xn)1/3−(Y/Yn)1/3] (2) b*=500[(Y/Yn)1/3−(Z/Zn)1/3] (3) ここに、Xn、Yn、Znは、特定の視覚条件の下での完
全に拡散する白の反射体の3刺激値である。視覚条件
は、(1)測色用の光、たとえばD50、と(2)標準観
測者(2°または10°)により決定される。
【0007】提案された他のL*a*b*色空間("I
CPF LAB")は、国際色コンソーシアムにより、I
nternational Color Profile Format (ICPF) Proposal
No. ISO/TC 130/WG2 Nの2.5節において説明される
が、Xnnnの代わりに、Xmwmwmwを使用する。
ここに"mw"は、ある撮像システムのための媒体白基準
を示す。媒体白基準は、撮像する基板または色ディスプ
レイにより作られた白点の色をいう。この提案された色
空間は、アップルコンピュータ社により発展されたColo
rSync標準に基づく。この色空間において、撮像する基
板またはディスプレイは、完全に拡散する白反射体の代
わりの白基準として用いられる。たとえば、色印刷シス
テムにおいて、白基準は、減法性の印刷基板の色であ
る。したがって、媒体白基準は、撮像されない印刷基板
のための3刺激値XYZを表す。色ディスプレイを用い
て、白基準は、加法性のりんスクリーンまたは液晶マト
リクスにより作られる白点である。
【0008】色空間("HUNT LAB")は、ハント
(R.W.G.Hunt)により、"Revised Colour-appearance m
odel for related and unrelated colours", Color Res
earch and Application, 16巻、1991年、146
〜165ページにおいて提案され、不完全な色順応に焦
点をあてた改良されたモデルを提供する。HUNTLA
B色空間は、色順応が撮像システムの白基準による変化
を完全には説明しないことを認識する。HUNT LA
B色空間は、複雑な変換を用いて1組の修正された白基
準3刺激値を作ることにより、そのような変化を考慮す
ることを試みる。
【0009】フェアチャイルド(Mark D.Fairchild)と
バーンズ(Roy S. Berns)は、"Image Color-Appearanc
e Specification Through Extension of CIELAB", Colo
r Research and Application 18巻3号、1993年
6月、178〜190ページにおいて、"RLAB"とし
てしられる、HUNT LAB色空間の変形を提案す
る。RLAB色空間は、「白基準」がわずかに白からず
れているか、または、著しく中性から異なっているかに
よって、スケール因子1/Xn、1/Yn、1/Znを修
正する。特に、RLAB色空間は、Xn、Yn、Znの関
数として計算される固定された相関因子を導入する。こ
こに、Xn、Yn、Znは、「媒体白」の値を示す。RL
AB色空間において、XYZの3刺激値は、まず、行列
演算により「長波長、中波長、短波長」の3刺激値
1、M1、S1に変換される。pについての方程式は、
nとLn、Mn、Snに基づき、これらはまたXn、Yn
nの関数である。RLAB色空間において、比X/
n、Y/Yn、Z/Znは、(L1L/Ln)、(M1
M/Mn)、(S1S/Sn)となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】人間の観測者による種
々の比較試験が、上述の色空間やその他の色空間の有効
性を議論するためになされてきた。こうして一般的に説
明してきた既存の色空間は、ある撮像媒体とある視覚条
件の組が与えられたとき、ある色撮像システムの中での
相対的色を評価するのに役立つ。しかし、それらの色空
間の有用性は、2つの異なる色撮像システムの間の評価
または色変換においてより小さい。既存の色空間により
狙いとされていない1つの問題は、異なる色撮像システ
ムのための白基準における、撮像基板またはディスプレ
イの白点の差による変化の影響である。
【0011】1つの説明として、CIELAB色空間
は、異なった撮像基板の白基準を備える色校正システム
と一致するために使用されるとき非一様性を生じること
が観測されている。特に、CIELAB色空間は、実質
的に白の撮像ベースから少し青にシフトした撮像ベース
にマップするとき、ひどい非一様性を生じることが観測
されている。ICPF色空間は、色の光のセードで一様
なマップを生じることが観測されているが、より強い色
ではマップの一様性はより小さくなる。そのような非一
様性により、2つの色撮像システムの間のL*a*b*
値を一致するため変換関数が作成された後で、通常は、
許容可能な視覚的一致を得るために人の操作者が非常に
経験的な調節をすることが必要になる。必要な経験的な
調節は、非常に労力を要し、しばしば完成まで1週間以
上かかる。既存の色空間に関連する短所に鑑みて、色空
間を改良することが要請される。特に、異なった撮像ベ
ースを備える色撮像システムにおいて非一様性をなくす
ことができる改良された色空間を使用する色の評価と変
換のためのシステムと方法が必要である。そのようなシ
ステムと方法は、異なった色撮像システムの間の許容可
能な視覚的一致を得るために必要な経験的調節をなく
し、または、少なくとも経験的調節の量を減少する。
【0012】本発明の目的は、非一様性をなくすことが
できる色評価と変換を行なう方法とシステムを提供する
ことである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係る色撮像シス
テムの評価のための第1の方法において、色撮像システ
ムの出力を表す第1の色データを受け取り、第1の色デ
ータを色空間を用いて第2の色データに変換する。ここ
に、色空間は、変換中に調節される白基準ベクトルを有
する。また、この調節は、第1の色データの強度により
行われる。好ましくは、この第2の色データの変換にお
いて、第1の色データを、次の方程式 L*=116(Y/Yn)1/3−16 a*=500[(X/Xn)1/3−(Y/Yn)1/3] b*=500[(Y/Yn)1/3−(Z/Zn)1/3] (ここにX、Y、Zは第1の色データの3刺激値であ
り、Xn、Yn、Znは、上記の色撮像システムの白基準
の3刺激値である)によりL*a*b*データへ変換
し、そして、上記の白基準の3刺激値Xn、Yn、Zn
次の方程式 Xn=Xb(1−SAT(X,Y,Z))+Xn*SAT(X,Y,Z) Yn=Yb(1−SAT(X,Y,Z))+Yn*SAT(X,Y,Z) Zn=Zb(1−SAT(X,Y,Z))+Zn*SAT(X,Y,Z) (ここに SAT(X,Y,Z)=MAX((X−Xn)/(Xk−Xn),
(Y−Yn)/(Yk−Yn),(Z−Zn)/(Zk−Zn)) であり、Xb、Yb、Zbは上記の色撮像システムに関連
した撮像ベースの3刺激値であり、Xk、Yk、Zkは上
記の色撮像システムにおけるXYZの最大強度値の3刺
激値である)により調節する。
【0014】本発明に係る第2の色撮像システムの評価
のための方法において、第1の色撮像システムの出力を
表す第1の色データを受け取り、第2の色撮像システム
の出力を表す第2の色データを受け取り、第1の色デー
タを色空間を用いて第3の色データに変換し、第2の色
データを色空間を用いて第4の色データに変換し、第1
の色データの強度により上記の第1の色データの変換に
おいて色空間の白基準ベクトルを調節し、第2の色デー
タの強度により上記の第2の色データの変換において色
空間の白基準ベクトルを調節し、上記の第4の色データ
を第3の色データにマップして色変換データを作成す
る。
【0015】好ましくは、この第1の色データの変換に
おいて、第1の色データを、次の方程式 L*=116(Y1/Yn1)1/3−16 a*=500[(X1/Xn1)1/3−(Y1/Yn1)1/3] b*=500[(Y1/Yn1)1/3−(Z1/Zn1)1/3] (ここにX1、Y1、Z1は第1の色データの3刺激値で
あり、Xn1、Yn1、Zn1は、上記の第1の色撮像システ
ムの白基準3刺激値である)によりL*a*b*データ
へ変換し、上記の白基準3刺激値Xn1、Yn1、Zn1を次
の方程式 Xn1=Xb1(1−SAT(X,Y,Z))+Xn1*SAT(X,Y,Z) Yn1=Yb1(1−SAT(X,Y,Z))+Yn1*SAT(X,Y,Z) Zn1=Zb1(1−SAT(X,Y,Z))+Zn1*SAT(X,Y,Z) (ここに SAT(X1,Y1,Z1)=MAX((X1−Xn1)/(Xk1−X
n1),(Y1−Yn1)/(Yk1−Yn1),(Z1−Zn1)/(Zk1
−Zn1)) であり、Xb1、Yb1、Zb1は上記の色撮像システムに関
連した撮像ベースの3刺激値であり、Xk1、Yk1、Zk1
は上記の色撮像システムにおけるXYZの最大強度値の
3刺激値である)により調節し、上記の第2の色データ
の変換において、第2の色データを、次の方程式 L*=116(Y2/Yn2)1/3−16 a*=500[(X2/Xn2)1/3−(Y2/Yn2)1/3] b*=500[(Y2/Yn2)1/3−(Z2/Zn2)1/3] (ここにX2、Y2、Z2は第2の色データの3刺激値で
あり、Xn2、Yn2、Zn2は、上記の第2の色撮像システ
ムの白基準の3刺激値である)によりL*a*b*デー
タへ変換し、そして、上記の白基準の3刺激値Xn2、Y
n2、Zn2を次の方程式 Xn2=Xb2(1−SAT(X2,Y2,Z2))+Xn2*SAT(X,Y,Z) Yn2=Yb2(1−SAT(X2,Y2,Z2))+Yn2*SAT(X,Y,Z) Zn2=Zb2(1−SAT(X2,Y2,Z2))+Zn2*SAT(X,Y,Z) (ここに SAT(X2,Y2,Z2)=MAX((X2−Xn2)/(Xk2−X
n2),(Y2−Yn2)/(Yk2−Yn2),(Z2−Zn2)/(Zk2
−Zn2)) であり、Xb2、Yb2、Zb2は上記の第2の色撮像システ
ムに関連した撮像ベースの3刺激値であり、Xk2
k2、Zk2は上記の第2の色撮像システムにおけるXY
Zの最大強度値の3刺激値である)により調節する。
【0016】本発明に係る色評価システムは、上述の方
法を実行する。たとえば、本発明に係る第1の色評価シ
ステムは、色撮像システムの出力を表す第1の色データ
を受け取る入力手段と、第1の色データを色空間を用い
て第2の色データに変換する変換手段と、上記の変換に
おいて色空間の白基準ベクトルを第1の色データの強度
により調節する調節手段(より具体的には上述の式を用
いる)とを備える。また、本発明に係る第2の色評価シ
ステムは、第1の色撮像システムの出力を表す第1の色
データを受け取る第1入力手段と、第2の色撮像システ
ムの出力を表す第2の色データを受け取る第2入力手段
と、第1の色データを色空間を用いて第3の色データに
変換する第1変換手段と、第2の色データを色空間を用
いて第4の色データに変換する第2変換手段と、上記の
第1の色データの変換において色空間の白基準ベクトル
を第1の色データの強度により調節する第1調節手段
(より具体的には上述の式を用いる)と、上記の第2の
色データの変換において色空間の白基準ベクトルを第2
の色データの強度により調節する第2調節手段(より具
体的には上述の式を用いる)と、上記の第4の色データ
を第3の色データにマップして色変換データを作成する
マッピング手段とを備える。
【0017】
【発明の効果】変換において白基準ベクトルを調節する
ので、色撮像システムの全体の色の範囲にわたってより
正確な色の評価を提供できる。複数のカラー撮像システ
ムの間の許容可能な視覚的一致を得るのに必要な経験的
な調節の量を除去し、または、少なくとも軽減する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明によ
る実施形態について説明する。図1は、本発明の第1実
施形態による、色撮像システムを評価するためのシステ
ム10の機能ブロック図である。この評価(また、「プ
ロファイリング」ともいう)は、単独の色撮像システム
を解析するために、または、この色撮像システムの色応
答を変換して他の「狙い」の色撮像システムの色応答に
一致するためのベースとして使用できる。図1のシステ
ム10は、本発明の第1実施形態により、色撮像システ
ムを評価するための方法のステップを実行するために使
用できる。したがって、本発明の第1実施形態の方法
は、システム10の機能により説明される。
【0019】図1に示されるように、システム10は、
色撮像システムの評価法のステップを実行するためのソ
フトウエア・アプリケーション・プログラムを実行する
プロセッサ12を含む。このプロセッサ12は、たとえ
ば、アップル社のMacintoshTMやIBM社のP
Cなどのパーソナルコンピュータまたはコンピュータ・
ワークステーションである。他の方法では、プロセッサ
12は、アプリケーション・プログラムがロードされる
リードオンリメモリ(ROM)にアクセスするマイクロ
プロセッサである。アプリケーション・プログラムは、
たとえば、米国ミネソタ州セントポール市のミネソタ・
マイニング・アンド・マニュファクチャリング社から市
販されている、3M レインボウ(RainbowTM)色校正シ
ステムとともに提供されるような、色管理ソフトウエア
・パッケージである。システム10とソフトウエアを介
した方法の実行は、発展と修正における柔軟性を与え
る。しかし、このシステムと方法は、別のやり方では、
色処理速度を増加するため集積論理回路により実行でき
る。
【0020】プロセッサ12に加えて、システム10
は、色撮像システムの出力を表す色データを得るための
手段を含む。本発明のシステムと方法が適用できる色撮
像システムの例は、色印刷システム、色ディスプレイシ
ステム、色投映システムを含む。図1に示されるよう
に、色データは、色検出器14により色撮像システムか
ら直接に、または、色データメモリ16に格納された色
データファイルをアクセスすることにより得ることがで
きる。たとえば、印刷システムでは、図1に示されるよ
うに、色検出器14は、印刷基板上に形成された色パッ
チ18のための色値を測定するように構成される。色デ
ィスプレイでは、色検出器14は、りんスクリーンまた
は液晶マトリクスの上に作られた色値を測定するように
構成される。同様に、色検出器14は、色投映システム
により作られた色値を測定するように構成される。1つ
の例において、色検出器14は、ディスプレイシステム
または投映システムからの1場面または動画シーケンス
をとらえ、とらえられた像を表す色値を発生するように
構成される。
【0021】色検出器14は、たとえば、スイス国レー
ゲンドルフのグレターク社から市販されているGret
agTM SPM50、または、ミシガン州グランドビル
のX−ライト(X-Rite)社から市販されているX−Rit
e色濃度計のような色測定システムからなる。ディスプ
レイシステムまたは投映システムのため、色検出器14
は、ビデオカメラまたはデジタルカメラからなっていて
もよい。色検出器14により得られる色データは、ライ
ン22により示されるように、色データファイルとして
色データメモリ16にロードできる。または、色検出器
14により得られる色データは、ライン24により示さ
れるように、プロセッサ12に接続されるメモリに直接
にロードできる。プロセッサ12は、ライン26により
示されるように、色データメモリ16に格納された色デ
ータファイルにアクセスして、色検出器14により前に
検出された色データを得ることができる。色データメモ
リ16は、種々の色撮像システムのためのいくつかの色
データファイルを格納できる。こうして、システムのユ
ーザーは、システム10に関連するユーザーインターフ
ェースを介してプロセッサ12に指示して、システムユ
ーザーが関心を持つ色撮像システムを評価する目的のた
め、種々の色データファイルのなかの1つのファイルを
選択する。
【0022】色検出器14または色データメモリ16か
ら得られた色データは、好ましくは、いま調べている色
撮像システムにより発生される種々の色出力の各々につ
いてのCIE XYZ3刺激値を表す。他の方法では、
色データは、CIE XYZ3刺激値に変換できる。さ
らに、好ましくは、色データは、色撮像システムの色の
全範囲にわたって分散される色出力を表し、これによ
り、色評価の目的のため広いサンプリングを与える。こ
うして、印刷システムの場合、色パッチ18は、染料転
写またはインク堆積により形成される色の種々の組み合
わせと階調を表す。CIE XYZ3刺激値は、CIE
色システムの中で色に一致するために要求される原色刺
激の相対的量を表す。XYZの相対的量は、測色用の光
のパワー分散すなわちD50と、CIEの標準観測者関
数、すなわち2°または10°とにより影響される。C
IE XYZと別の例として、色データは、たとえば、
RGBデータ、CMYK濃度データまたは他の装置に依
存するデータであってもよい。
【0023】色撮像システムを評価するため、本発明に
より、プロセッサ12は、変換において調節される白基
準ベクトルを有する色空間を用いて、色検出器14また
は色データメモリ16から得られる色データを変換す
る。特に、プロセッサ12は、この色データを第2の色
データに変換し、元の色データの強度によって、変換に
おいて色空間の白基準ベクトルを調節する。本発明の文
脈において、強度とは、色値の色撮像システムの媒体白
または色点からの差の程度をいう。強度という用語は、
有彩色と無彩色の両方についていう。白基準ベクトルを
調節することにより、プロセッサ12は修正されたL*
a*b*色空間を作る。本発明により、修正されたL*
a*b*色空間は、ここではL+++色空間という。
図1に示すように、プロセッサ12は、色検出器14ま
たは色データメモリ16から得られた色データを変換し
てL+++色データを作り、ライン30により示され
るように、得られたL+++色データをL+++メモ
リ28に格納する。
【0024】用語「白基準ベクトル」は、色撮像システ
ムに関連する基準について得られる3刺激値XN、YN
Nにより定義されるベクトルをいう。CIELAB色
空間において、白基準ベクトルは、固定され、完全に拡
散する白反射体についての3刺激値XN、YN、ZNから
なる。国際色コンソーシアムによりInternational Colo
r Profile Format (ICPF) Proposal No. ISO/TC 130/WG
2 N(1994年6月10日)の2.5節に記載されたI
CPF LAB色空間において、白基準ベクトルは、固
定され、色撮像システムに関連される撮像ベースについ
ての「媒体白」の3刺激値XN、YN、ZNからなる。た
とえば、色印刷システムを用いると、撮像ベースは、着
色剤が像を形成するために塗られる印刷基板である。色
ディスプレイまたは色投映システムを用いると、撮像ベ
ースは、ディスプレイまたは投映システムにより作られ
る白点である。
【0025】ハントにより、"Revised Colour-appearan
ce model for related and unrelated colours", Color
Research and Application, 16巻、1991年、1
46〜165ページにおいて提案されたHUNT LA
B色空間においても、白基準ベクトルは固定される。フ
ェアチャイルドとバーンズにより"Image Color-Appeara
nce Specification Through Extension of CIELAB", Co
lor Research and Application 18巻3号、1993
年6月、178〜190ページにおいて、記載されたR
LAB色空間において、白基準ベクトルは、固定され、
(pL/Ln)(pM/Mn)(pS/Sn)により表せる。
ここに、Ln、Mn、Snは、それぞれ、媒体白について
の「長波長、中波長、短波長」の3刺激値であり、
L、pM、pSは、媒体白の真の白からの差によって計
算される訂正因子である。
【0026】上に議論した提案されたL*a*b*色空
間とちがって、本発明のL+++色空間の白基準ベク
トルは固定されていず、むしろ色変換において調節され
る。色撮像システムの撮像ベースは、続いての説明から
明らかなように、白基準の計算に影響する。しかし、白
基準ベクトルは、変換されている元の色データの強度に
より色変換において調節される。本発明による、色強度
に基づいた白基準ベクトルの調節は、色撮像システムの
全体の範囲にわたってより正確な色の評価を提供する。
特に、白基準ベクトルの調節は、淡い色セードとより濃
い色の両方について色評価の実質的な一様性を確保す
る。
【0027】図2は、本発明の第1実施形態による色撮
像システムを評価するシステム10と方法の機能を説明
する機能ブロック図である。プロセッサ12は、本発明
のL+++色空間により、白基準ベクトルの調節がな
される既存のいずれかのL*a*b*色空間、たとえば
CIELAB、RLABなどを用いて、色検出器14ま
たは色データメモリ16から得られた色データを第2の
色データに変換できる。しかし、説明のために、CIE
LAB色空間が、本発明の第1実施形態の機能の説明に
おいて用いられる。
【0028】図2を参照して、色データは、ある色撮像
システムについて、まず、ブロック40により示される
ように、色撮像システムにより作られる色データを検出
することにより、または、ブロック42により示される
ように色データファイルにおける色データをアクセスす
ることにより、得られる。得られた色データ(ブロック
44により示される)はCIE XYZデータの配列か
らなる((Xb,Yb,Zb)...(Xk,Yk,Zk))。ブロ
ック44により示される配列において、ベクトル(Xb
b,Zb)は、撮像基板の色または色ディスプレイまた
は色投映システムにより作られる白点を表す。ベクトル
(Xk,Yk,Zk)は、色撮像システムにより作られる
最大色出力について得られる色データを表す。より明確
には、Xkの値は、システムにより撮像されるすべての
可能な色から測定されるすべての値について MAX(ABS(X−Xb)) を満足するXの値により与えられる。ここに、ABS
は、かっこの中の差の絶対値を戻し、MAXは、Xのす
べての値のXbに対する最大の差の値を戻す。YkとZk
の値は、同様に定義できる。また、ブロック44により
示される配列は、色撮像システムの範囲に分散される中
間ベクトルの数を戻す。
【0029】図2において、ブロック46は、色撮像シ
ステムについての白基準ベクトル(Xn,Yn,Zn)を示
す。CIELAB色空間において、白基準ベクトル
(Xn,Yn,Zn)は、通常は、完全に拡散される白反射
体について得られる色データを表す。本発明のL++
+色空間において、ブロック48において示されるよう
に、白基準ベクトル(Xn,Yn,Zn)は、撮像ベースベ
クトル(Xb,Yb,Zb)の関数として計算され、変換
される色データにより調節される。特に、白基準ベクト
ル(Xn,Yn,Zn)は、色データの強度によりブロック
44において示される色データの各組について調節され
る。白基準ベクトル(Xn,Yn,Zn)の調節は、ブロ
ック50により示される新しい白基準ベクトル(Xn',
n',Zn')を生じる。次に、この新しい白基準ベクト
ル(Xn',Yn',Zn')は、色データの組の変換のため
に使用される。特に、ブロック52により示されるよう
に、新しい白基準ベクトル(Xn',Yn',Zn')は、色
データの組の修正されたL*a*b*色データへの変換
のためのベースとして使用される。修正されたL*a*
b*色データは、ブロック54において、L+++
データとして表される。
【0030】本発明により、白基準ベクトル(Xn
n,Zn)は、次の方程式により新しい白基準ベクトル
(Xn',Yn',Zn')に調節できる。 Xn’=Xb(1−SAT(X,Y,Z))+Xn*SAT(X,Y,Z) (4) Yn’=Yb(1−SAT(X,Y,Z))+Yn*SAT(X,Y,Z) (5) Zn’=Zb(1−SAT(X,Y,Z))+Zn*SAT(X,Y,Z) (6) ここに SAT(X,Y,Z)=MAX((X−Xn)/(Xk−Xn), (Y−Yn)/(Yk−Yn),(Z−Zn)/(Zk−Zn)) (7) である。Xb,Yb,Zbは、色撮像システムに関連する
撮像ベースから得られた3刺激値であり、Xk,Yk,Z
kは、色撮像システムにおけるXYZの最大強度値の3
刺激値である。式(7)における"MAX"演算子は、か
っこで囲まれたパラメータ、たとえば(X−Xn)/(Xk
−Xn)の最大値を戻す。
【0031】色評価のため、調整された白基準ベクトル
(Xn',Yn',Zn')が次のようにCIELAB方程式
に適用できる。 L*=116(Y/Yn')1/3−16 (8) a*=500[(X/Xn')1/3−(Y/Yn')1/3] (9) b*=500[(Y/Yn')1/3−(Z/Zn')1/3] (10) 色撮像システムのため得られた色データへ方程式(8)
〜(10)を適用すると、方程式(4)〜(7)におけ
るような白基準ベクトル(Xn',Yn',Zn')の調節と
組み合わせることにより、色撮像システムの色応答を特
徴づけるL*a*b*空間での1組の色データを作る。
実際には、XYZの値は最も濃い色、たとえば最大の
黒、において非常に小さいので、方程式(4)〜(7)
における値Xk、Yk、Zkは、一般に、簡単のため、0
に設定できる。L*a*b*色空間を用いて色データを
変換した後で、通常の多次元補間を、色撮像システムの
より完全な評価をつくるために行なうことができる。
【0032】本発明による、調節された白基準ベクトル
(Xn',Yn',Zn')をつくるための上述の方程式
(4)〜(7)の適用は、評価される色撮像システムに
ついての以下の仮定に基づく。第1に、2つの異なる色
撮像システムの白基準ベクトル(Xn',Yn',Zn')が
測色用の光が同じであっても異なることがあると仮定さ
れる。たとえば、色印刷システムにおいて、白基準ベク
トルは、同じ視覚条件の下で異なった色の印刷基板につ
いて観測された像について異なる。同様に、白基準ベク
トルは、異なった色ディスプレイまたは色投映システム
により作られる異なった白点により異なることがある。
第2に、白基準が同じでないとしても、一致されるべき
狙いの色撮像システムの達成可能な色は、一般に、それ
に一致するために変換されるべきシステムの色の全範囲
の中にあると仮定される。こうして、もし2つの像が形
成される印刷基板またはディスプレイが1976 CI
Eの定義により6デルタEだけ異なるなら、それは、し
ばしば、より強い色が1デルタEになお一致できる場合
である。
【0033】第3に、もし上述の第1と第2の仮定が正
しいならば、「部分的色順応」は、ICPF LAB色
空間において使用されるようなフォン・クリース型のス
ケーリングが色のより薄いセードの中で適当であるがよ
り濃いセードで中で適当でないことを意味するものと再
解釈されねばならない。こうして、CIELAB、IC
PF LAB、HUNT LAB、RLABまたは他の
色空間のどれを使用するかにかかわらず、白基準ベクト
ルは、より濃くない色、すなわち、撮像ベースの白基準
に近い色すなわち「媒体白」について2つの異なった色
撮像システムについて異なることがあるが、しかし、色
空間のより強い領域において実質的に同じに収束する。
たとえばディスプレイまたは紙のハードコピーのように
媒体が異なっていても、白基準ベクトルについての実質
的に同じ値が非常に濃い色について2つのシステムに対
して使用される。本発明のL+++色空間は、上述の
式(4)〜(7)から明らかなように、より濃い領域に
おいて白基準ベクトルの収束を起こすように構成され
る。
【0034】上述の方程式(4)〜(7)に似た方程式
が他のL*a*b*色空間のために使用できる。たとえ
ば、RLAB色空間の方程式が、次のように、色データ
強度により白基準ベクトル(Ln,Mn,Sn)を調節す
るために修正できる。 Ln=Lb(1−SAT(L,M,S))+Ln*SAT(L,M,S) (11) Mn=Mb(1−SAT(L,M,S))+Mn*SAT(L,M,S) (12) Sn=Sb(1−SAT(L,M,S))+Sn*SAT(L,M,S) (13) ここに SAT(L,M,S)=MAX((L−Ln)/(Lk−Ln), (M−Mn)/(Mk−Mn),(S−Sn)/(Sk−Sn)) (14) である。簡単のため、上述のSAT()方程式(7)と
(14)の各々は、線形関数として表される。しかし、
視覚結果の改良を得るためには、より複雑な関数が望ま
しい。たとえば、白基準ベクトルは、次のSAT()関数
を用いて調節できる。 SAT(X,Y,Z) −> F(SAT(X,Y,Z)) (15) ここに、関数F()は、次の形のn次のオーダーの多項式
である。 F(X)=a0+a1x+a22+・・・+ann (16) 他の方法では、白基準ベクトルは、次のSAT()関数を
用いて調節できる。 SAT(X,Y,Z) −> F(L*,C*) (17) ここに、L*とC*は、それぞれ、明度と色みのレベル
をさし、1/γのべきと、1/γのべきの差に基づく。
ここに、γは、HUNT LAB色空間により決定され
る周囲の条件に依存して3<γ<4.5である。
【0035】図3は、本発明の第2の実施形態による、
色変換を行なうシステムの機能ブロック図である。シス
テム32は、実質的に図1のシステム10に対応する。
たとえば、システム32は、プロセッサ12、色検出器
14および色データメモリ16を含む。また、システム
32の機能も、図1のシステム10に対応する。しか
し、システム32は、2以上の色撮像システムを評価
し、この評価に基づいて色撮像システムの間のマッピン
グを計算する。マッピングは、ライン36により示され
るように、色変換テーブル34を生成するために使用で
きる。次に、色変換テーブル34は、他の、「狙いの」
色撮像システムについての色応答と視覚的に一致する1
つの色撮像システムについての色応答を作るために使用
できる。
【0036】本発明の第2の実施形態により、色検出器
14は、2以上の色撮像システムの出力を表す色データ
を得るように構成される。図3に示されるように、たと
えば、色検出器1は、第1の色撮像システムにより第1
の印刷基板20上に形成された色パッチ18からの色デ
ータを、第2の色撮像システムにより第2の印刷基板3
8上に形成された色パッチ18からの色データを検出す
るように構成される。異なった色モニターディスプレイ
を用いると、色検出器14は、ディスプレイに関連した
りんスクリーンまたは液晶マトリクスの上に作られる色
値を測定するように構成される。同様に、色検出器14
は、異なった色投映システムにより作られる色値を測定
するために使用できる。異なった色撮像システムについ
ての色データは、交互に、色データメモリ16に格納さ
れる色データファイルをアクセスすることにより得るこ
とができる。
【0037】第1の実施形態におけるように、色検出器
14または色データメモリ16から得られる色データ
は、好ましくは、異なる色撮像システムにより発生され
る種々の色出力の各々についてのCIE XYZ3刺激
値を表す。色変換を行うため、本発明により、プロセッ
サ12は、各々の異なった色撮像システムについて得ら
れた色データを、本発明のL+++色空間を用いて変
換する。ここで、白基準ベクトルは、変換において調節
される。特に、プロセッサ12は、第1の色データの強
度により調節される白基準ベクトルを有する色空間を用
いて第1の色撮像システムについて得られた第1の色デ
ータを変換し、第2の色データの強度により調節される
白基準ベクトルを有する色空間を用いて第2の色撮像シ
ステムについて得られた第2の色データを変換する。第
1の実施形態におけるように、第1の色データと第2の
色データの変換における白基準ベクトルの調節は、それ
ぞれのデータについて修正されたL*a*b*色空間
(ここではL+++色空間という)を作る。
【0038】図4は、本発明の第2実施形態による色撮
像システムを評価するシステム32と方法の機能を説明
する機能ブロック図である。図4に示すように、色デー
タは、ブロック56により示される、第1の色撮像シス
テムについて、そして、ブロック58により示される第
2の色撮像システムについて得られる。第1の色撮像シ
ステムについての色データはCIE XYZデータの配
列((Xb1,Yb1,Zb1)...(Xk1,Yk1,Zk1))から
なり、第2の色撮像システムについての色データはCI
E XYZデータの配列((Xb2,Yb2,Zb2)...
(Xk2,Yk2,Zk2))からなる。第1実施形態における
ように、ベクトル(Xb1,Yb1,Zb1)は、第1の色撮像
システムに関連される撮像ベースについて得られる色デ
ータを表し、ベクトル(Xb2,Yb2,Zb2)は、第2の色
撮像システムに関連される撮像ベースについて得られる
色データを表す。同様に、ベクトル(Xk1,Yk1
k1)は、第1の色撮像システムにより作られる最大色
出力について得られる色データを表し、ベクトル
(Xk2,Yk2,Zk2)は、第2の色撮像システムにより
作られる最大色出力について得られる色データを表す。
ふたたび、Xk1の値は、システムにより撮像されるすべ
ての可能な色から測定されるすべての値X1について MAX(ABS(X−Xb)) を満足するX1の値により与えられる。ここに、ABS
は、かっこの中の差の絶対値を戻し、MAXは、X1
すべての値のXbに対する最大の差の値を戻す。Yk1
k1、Xk2、Yk2、Zk2の値は、同様に定義できる。
【0039】図4において、ブロック60は、色撮像シ
ステムについての白基準ベクトル(Xn,Yn,Zn)を示
す。図4のブロック62により示されるように、本発明
のL+++色空間において、各々の色撮像システムに
ついての白基準ベクトル(Xn,Yn,Zn)は、それぞれ
の色撮像システムのための撮像ベースベクトル(Xb
b,Zb)の関数として計算され、変換されている色デ
ータにより調節される。特に、第1の色撮像システムの
ための白基準ベクトル(Xn,Yn,Zn)は、ブロック5
6において示される色データの強度により調節されるの
に対し、第21の色撮像システムのための白基準ベクト
ル(Xn,Yn,Zn)は、ブロック58において色データ
の強度により調節される。各色撮像システムのための白
基準ベクトル(Xn,Yn,Zn)の調節は、ブロック6
4と66にそれぞれ示されるように、新しい白基準ベク
トル(Xn1',Yn1',Zn1')と(Xn2',Yn2',
n2')を生じる。次に、これらの新しい白基準ベクト
ル(Xn1',Yn1',Zn1')と(Xn2',Yn2',Zn2')
は、ブロック68により示されるように、L+++
空間を用いる変換により、各色撮像システムのために色
データの評価のために使用される。この変換は、ブロッ
ク70と72により示されるように、各色撮像システム
のために新しいL+++色データを生じる。
【0040】第1の実施形態におけるように、白基準ベ
クトル(Xn,Yn,Zn)は、上述の変換において方程
式(4)〜(17)により調節できて、新しい白基準ベ
クトル(Xn1',Yn1',Zn1')と(Xn2',Yn2',Z
n2')を形成する。L+++色空間データが作られた後
で、多次元補間が行われて、異なる色撮像システムの各
々の評価が完了する。ブロック74により示されるよう
に、プロセッサ12は、補間されたL+++データに
基づいて2つの異なる色撮像システムの間のマッピング
を計算する。たとえば、異なった色印刷システムを用い
て、マッピングは、CMYK −> C'M'Y'K'の形
をとる。ブロック76に示されるように、プロセッサ1
2は、複数の色強度レベルの各々のための計算されるマ
ッピングにより定義される色変換テーブルを生成でき
る。この色変換テーブルは、第1の色撮像システムの出
力を第2の色撮像システムの出力に一致するために使用
できる。以下の限定しない例は、本発明の第1と第2の
実施形態による、色撮像システムを評価するためのシス
テムと方法、および、色変換をおこなうシステムと方法
をさらに説明するために提供される。
【0041】例 色パッチの第1の6×6×6×6のグリッドは、3Mの
RainbowTMのデスクトップ色校正システムにより生成さ
れた。色パッチの第2の6×6×6×6のグリッドは、
3MのMatchprintTMIIIの市販の色校正システムを用い
て生成された。グリッドは、分光計により測定され、得
られたデータは色データファイルに格納された。グリッ
ドは、CMYKの値が増加するマトリクスとして配列さ
れた。マトリクスにおいて、6つのグレイレベルのすべ
ての並び替えが作られる。各パッチから得られる分光デ
ータは、2°標準観測者とD50の測色用の光を用いてC
IE XYZ色空間に変換された。この点において、C
IELAB色空間は、XYZ3刺激値をL*a*b*色
空間に変換するために、上述の方程式(1)、(2)お
よび(3)の使用を命令する。RLAB色空間は、いく
つかの中間のマトリクス乗算を用いて、CIEのXYZ
値をLRRRに変換する。
【0042】本実施形態では、その代わりに、ここに説
明されるように、CIE XYZ色データに方程式
(4)〜(10)を適用して、本発明のL+++色空
間が使用された。こうして、CIELABの方程式
(1)〜(3)におけるXnnnの値が、方程式
(4)〜(7)において定義されるように、Xn'Yn'Z
n'により置換される。次に、新しいL+++色空間
は、3MのRainbowTMと3MのMatchprintTMの色校正シ
ステムによりそれぞれ発生される第1と第2のグリッド
のためのL*a*b*の値を計算するために使用され
た。
【0043】多次元補間が、2つの校正システムの各々
のため色プロファイルを作成するために使用され、CM
YK −> C'M'Y'K'のマッピングが、狙いとして
の3MのMatchprintTMのシステムで行われた。適当なマ
ッピング技法の1例は、Stoneらの"Color Gamut M
apping and the Printing of Digital Color Image"、A
CM Transcripts on Graphics、第7巻第4号、1988
年10月、249〜292ページ、に記載されている。
測定雑音、一様性の誤差などによる誤差を最小にするた
めにわずかな手動の調節がなされた後で、よい視覚的一
致が達成された。
【0044】図5は、3MのRainbowTMの色校正システ
ムに本発明のL+++色空間を用いて作成された色変
換テーブルを適用した後の、3MのRainbowTMの色校正
システムと狙いの3MのMatchprintTMの色校正システム
との相対的な色応答を比較する色空間図である。図5に
おいて、参照数字78は、狙いの3MのMatchprintTM
色校正システムの色応答をさし、参照数字80は、色変
換がなされた3MのRainbowTMの色校正システムの色応
答をさす。図に示すように、色変換は、よい視覚的結果
を与えた。図5に見られる残った誤差は、マッピングに
おける誤差によるものであり、より洗練されたソフトウ
エアツールを適用することにより容易に対処できる。し
かし、色の質は、以前に労力の多い経験的調節を用いて
のみ達成された色変換の質に同等であった。
【0045】図6は、3MのRainbowTMの色校正システ
ムに通常のCIELAB色空間を用いて作成された色変
換テーブルを適用した後の、3MのRainbowTMの色校正
システムと狙いの3MのMatchprintTMの色校正システム
との相対的な色応答を比較する色空間図である。図6
は、CIELAB色空間を用いて3MのRainbowTMの色
校正システムと狙いの3MのMatchprintTMの色校正シス
テムについて図5に図示されたのと同じ分光データを示
す。図6において、参照数字82は、3MのMatchprint
TMの色校正システムの色応答をさし、参照数字84は、
3MのRainbowTMの色校正システムの色応答をさす。
【0046】図6は、2つのシステムのための色応答に
おいて大きな差を明らかにする。この差は、2つのシス
テムに関連される撮像ベースの色が大きく異なるとき、
CIELAB色空間が色の範囲において一様性を維持で
きないことによるものである。たとえば、図6は、3M
のRainbowTMの色校正システムのために得られたデータ
における青への大きなシフトを示す。このシフトは、3
MのRainbowTMの色校正システムにおいて用いられた印
刷基板の青の色相によるものである。しかし、印刷基板
の色は、CIELAB色空間における白基準ベクトルの
ために使用されねばならない。したがって、マッピング
の過程は、経験的な観測に基づく大きな量の黄の加算に
より青のシフトを「直す」努力をしなけらばならない。
【0047】図7は、3MのRainbowTMの色校正システ
ムにICPF LAB色空間を用いて作成された色変換
テーブルを適用した後の、3MのRainbowTMの色校正シ
ステムと狙いの3MのMatchprintTMの色校正システムと
の相対的な色応答を比較する色空間図である。図7にお
いて、参照数字86は、狙いの3MのMatchprintTMの色
校正システムの色応答をさし、参照数字88は、3Mの
RainbowTMの色校正システムの色応答をさす。図7に示
されるように、原点付近の色は、2つのシステムの間の
同様な値を示す。しかし、原点から離れたところの色
は、大きく黄にシフトする。このシフトは、撮像ベース
の色(青にシフトしている)の白基準ベクトルに対して
すべての色を参照するため補償のための黄の方への全体
の色空間のシフトによるものである。
【0048】上述の異なった色空間での3MのRainbow
TMの色校正システムと狙いの3MのMatchprintTMの色校
正システムとの間の誤差の平均の解析は、本発明のL+
++色空間を用いたときの系統的誤差、CIELAB
色空間を用いたときの大きな青のシフト、ICPF色空
間を用いたときの大きな黄のシフトを示す。本発明のL
+++色空間を用いたときの、3MのRainbowTMの色校
正システムと狙いの3MのMatchprintTMの色校正システ
ムとの間の誤差の平均は、次のとおりであった。 ΔL* Δa* Δb* −1.15 −0.52 0.18 CIELAB色空間を用いたときの3MのRainbowTM
色校正システムと狙いの3MのMatchprintTMの色校正シ
ステムとの間の誤差の平均は、次のとおりであった。 ΔL* Δa* Δb* −1.30 −0.02 −1.96 ICPF色空間を用いたときの3MのRainbowTMの色校
正システムと狙いの3MのMatchprintTMの色校正システ
ムとの間の誤差の平均は、次のとおりであった。 ΔL* Δa* Δb* −0.79 −1.35 3.52
【0049】上に示したように、全体の色について最適
に一致されたようにみえる2つの像を比較するとき、C
IELAB色空間とICPF色空間を用いたハイライト
領域すなわち高強度領域における大きな黄または青の方
への大きなシフトがある。しかし、本発明のL+++
色空間が用いられるとき、最小のシフトが得られた。し
たがって、L+++色空間を用いるシステムと方法
は、異なった色撮像システムの間の、特に異なった撮像
ベースまたは白点を有する異なった色撮像システムの間
で色変換をおこなうのに非常に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態による色撮像システム
の機能ブロック図である。
【図2】 本発明の第1実施形態による色撮像システム
と色評価法の機能性を説明するための機能ブロック図で
ある。
【図3】 本発明の第2実施形態による色撮像システム
の機能ブロック図である。
【図4】 本発明の第1実施形態による色撮像システム
と色評価法の機能性を説明するための機能ブロック図で
ある。
【図5】 本発明の第2の実施形態によりなされた色変
換の適用の後での、色撮像システムと狙いの色撮像シス
テムの相対的色応答を比較するための色空間図である。
【図6】 CIELAB色空間を用いてなされた色変換
の適用の後での、図5に示された色撮像システムと狙い
の色撮像システムの相対的カラー応答を比較するための
色空間図である。
【図7】 ICPF LAB色空間を用いて発生された
色変換の適用の後での、図5に示された色撮像システム
と狙いの色撮像システムの相対的カラー応答を比較する
ための色空間図である。
【符号の説明】
10 システム、 12 プロセッサ、 14 色検出
器、16 色データメモリ、 18 色パッチ、 32
システム、34 色変換テーブル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョン・ソーター アメリカ合衆国55144−1000ミネソタ州セ ント・ポール、スリーエム・センター(番 地の表示なし)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 色撮像システムの出力を表す第1の色デ
    ータを受け取り、 この第1の色データを色空間を用いて第2の色データに
    変換し、 上記の変換において、色空間の白基準ベクトルを第1の
    色データの強度により調節する色撮像システムの評価
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された色撮像システムの
    評価法において、 上記の第2の色データの変換は、 第1の色データを、次の方程式 L*=116(Y/Yn)1/3−16 a*=500[(X/Xn)1/3−(Y/Yn)1/3] b*=500[(Y/Yn)1/3−(Z/Zn)1/3] (ここにX、Y、Zは第1の色データの3刺激値であ
    り、Xn、Yn、Znは、上記の色撮像システムの白基準
    3刺激値である)によりL*a*b*データへ変換する
    こと、および上記の白基準3刺激値Xn、Yn、Znを次
    の方程式 Xn=Xb(1−SAT(X,Y,Z))+Xn*SAT(X,Y,Z) Yn=Yb(1−SAT(X,Y,Z))+Yn*SAT(X,Y,Z) Zn=Zb(1−SAT(X,Y,Z))+Zn*SAT(X,Y,Z) (ここに SAT(X,Y,Z)=MAX((X−Xn)/(Xk−Xn), (Y−Yn)/(Yk−Yn),(Z−Zn)/(Zk−Zn)) であり、Xb、Yb、Zbは上記の色撮像システムに関連
    した撮像ベースの3刺激値であり、Xk、Yk、Zkは上
    記の色撮像システムにおけるXYZの最大強度値の3刺
    激値である)により調節することを含むことを特徴とす
    る色撮像システムの評価法。
  3. 【請求項3】 第1の色撮像システムの出力を表す第1
    の色データを受け取り、 第2の色撮像システムの出力を表す第2の色データを受
    け取り、 第1の色データを色空間を用いて第3の色データに変換
    し、 第2の色データを色空間を用いて第4の色データに変換
    し、 上記の第1の色データの変換において色空間の白基準ベ
    クトルを第1の色データの強度により調節し、 上記の第2の色データの変換において色空間の白基準ベ
    クトルを第2の色データの強度により調節し、 上記の第4の色データを第3の色データにマップして色
    変換データを作成する色撮像システムの評価法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載された評価法において、 上記の第1の色データの変換は、 第1の色データを、次の方程式 L*=116(Y1/Yn1)1/3−16 a*=500[(X1/Xn1)1/3−(Y1/Yn1)1/3] b*=500[(Y1/Yn1)1/3−(Z1/Zn1)1/3] (ここにX1、Y1、Z1は第1の色データの3刺激値で
    あり、Xn1、Yn1、Zn1は、上記の第1の色撮像システ
    ムの白基準3刺激値である)によりL*a*b*データ
    へ変換すること、および上記の白基準3刺激値Xn1、Y
    n1、Zn1を次の方程式 Xn1=Xb1(1−SAT(X,Y,Z))+Xn1*SAT(X,Y,Z) Yn1=Yb1(1−SAT(X,Y,Z))+Yn1*SAT(X,Y,Z) Zn1=Zb1(1−SAT(X,Y,Z))+Zn1*SAT(X,Y,Z) (ここに SAT(X1,Y1,Z1)=MAX((X1−Xn1)/(Xk1−X
    n1),(Y1−Yn1)/(Yk1−Yn1),(Z1−Zn1)/(Zk1
    −Zn1)) であり、Xb1、Yb1、Zb1は上記の色撮像システムに関
    連した撮像ベースの3刺激値であり、Xk1、Yk1、Zk1
    は上記の色撮像システムにおけるXYZの最大強度値の
    3刺激値である)により調節することを含み、 上記の第2の色データの変換は、 第2の色データを、次の方程式 L*=116(Y2/Yn2)1/3−16 a*=500[(X2/Xn2)1/3−(Y2/Yn2)1/3] b*=500[(Y2/Yn2)1/3−(Z2/Zn2)1/3] (ここにX2、Y2、Z2は第2の色データの3刺激値で
    あり、Xn2、Yn2、Zn2は、上記の第2の色撮像システ
    ムの白基準3刺激値である)によりL*a*b*データ
    へ変換すること、および上記の白基準3刺激値Xn2、Y
    n2、Zn2を次の方程式 Xn2=Xb2(1−SAT(X2,Y2,Z2))+Xn2*SAT(X,Y,Z) Yn2=Yb2(1−SAT(X2,Y2,Z2))+Yn2*SAT(X,Y,Z) Zn2=Zb2(1−SAT(X2,Y2,Z2))+Zn2*SAT(X,Y,Z) (ここに SAT(X2,Y2,Z2)=MAX((X2−Xn2)/(Xk2−X
    n2),(Y2−Yn2)/(Yk2−Yn2),(Z2−Zn2)/(Zk2
    −Zn2)) であり、Xb2、Yb2、Zb2は上記の第2の色撮像システ
    ムに関連した撮像ベースの3刺激値であり、Xk2
    k2、Zk2は上記の第2の色撮像システムにおけるXY
    Zの最大強度値の3刺激値である)により調節すること
    を含むことを特徴とする評価方法。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかの方法を実行す
    るシステム。
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