JPH0934663A - プリンタ制御方法とそのプリンタシステム - Google Patents

プリンタ制御方法とそのプリンタシステム

Info

Publication number
JPH0934663A
JPH0934663A JP7184204A JP18420495A JPH0934663A JP H0934663 A JPH0934663 A JP H0934663A JP 7184204 A JP7184204 A JP 7184204A JP 18420495 A JP18420495 A JP 18420495A JP H0934663 A JPH0934663 A JP H0934663A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printer
host
permission
print data
network
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP7184204A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuko Amano
靖子 天野
Hideki Sakai
秀樹 境
Junichi Mori
順一 森
Takashi Okazawa
隆志 岡澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP7184204A priority Critical patent/JPH0934663A/ja
Publication of JPH0934663A publication Critical patent/JPH0934663A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークを介してプリンタを共有するホ
ストがそのプリンタを占有してプリント出力を行ない、
他のホストからのプリント出力と混同が起きないように
制御可能なプリンタシステムを提供する。 【解決手段】 ホスト3000からプリンタ1000に
対して、共有伝送路21を介してプリンタ1000の占
有権を要求する。プリンタ1000は他のホストによっ
てプリンタが占有されていないかどうかを調べ、占有さ
れていなければホスト3000に占有権を与え、占有さ
れていれば占有権の取得ができない旨を通知する。一
方、ホスト3000は占有権許可の通知を踏まえてプリ
ントデータをプリンタ1000に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプリンタ制御方法と
そのプリンタシステムに関し、特に、複数のホストがプ
リンタを共有するシステム環境におけるプリンタ制御方
法とそのプリンタシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、LANなどのネットワー
クに接続され複数のユーザによって共有使用ができるプ
リンタ装置を同じネットワークに接続されたホストコン
ピュータ(以下、ホストという)のユーザが占有して使
用することはできなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、ホストのユーザが大量データを連続的に出力し
たい場合でも、他のユーザからの割り込みによって、そ
のデータを順序良く連続的に出力することができないな
どの不都合があった。本発明は上記従来例に鑑みてなさ
れたもので、ネットワーク環境で独占的な使用が可能な
プリンタ制御方法とそのプリンタシステムを提供するこ
とを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のプリンタ制御方法は以下のような工程からな
る。即ち、複数のホストがネットワークを介してプリン
タを共有するシステムに適用されるプリンタ制御方法で
あって、第1のホストが前記ネットワークを介して前記
プリンタの占有を要求する第1要求工程と、前記プリン
タが前記プリンタの利用状況に従って前記第1のホスト
に占有の許可を与える許可工程と、前記占有の許可に基
づいて、前記第1のホストが前記プリンタにプリントデ
ータを送信する送信工程とを有することを特徴とするプ
リンタ制御方法を備える。
【0005】また他の発明によれば、複数のホストがネ
ットワークを介してプリンタを共有するシステムに適用
されるプリンタ制御方法であって、第1のホストが前記
ネットワークを介して前記プリンタにプリントデータの
受信を要求する第1要求工程と、前記受信を契機とし、
前記プリンタが前記プリンタの利用状況に従って前記第
1のホストに占有の許可を与える許可工程と、前記占有
の許可に基づいて、前記第1のホストが前記プリンタに
プリントデータを送信する送信工程とを有することを特
徴とするプリンタ制御方法を備える。
【0006】さらにまた他の発明によれば、複数のホス
トがネットワークを介してプリンタを共有するシステム
に適用されるプリンタシステムであって、第1のホスト
は、前記ネットワークを介して前記プリンタの占有を要
求する第1要求手段と、前記要求に応じた前記プリンタ
からの占有の許可に基づいて、前記プリンタにプリント
データを送信する送信手段とを有し、前記プリンタは、
前記プリンタの利用状況に従って前記第1のホストに占
有の許可を与える許可手段と、前記第1のホスト以外の
ホストに占有の許可を与えている場合には前記第1のホ
ストに占有の不許可を通知する通知手段とを有すること
を特徴とするプリンタシステムを備える。
【0007】さらにまた他の発明によれば、複数のホス
トがネットワークを介してプリンタを共有するシステム
に適用されるプリンタシステムであって、第1のホスト
は、前記ネットワークを介して前記プリンタにプリント
データの受信を要求する第1要求手段と、前記要求に応
じた前記プリンタからの占有の許可に基づいて、前記プ
リンタにプリントデータを送信する送信手段とを有し、
前記プリンタは、前記プリンタの利用状況に従って前記
第1のホストに受信の許可を与える許可手段と、前記第
1のホスト以外のホストに占有の許可を与えている場合
には前記第1のホストに受信の不許可を通知する通知手
段とを有することを特徴とするプリンタシステムを備え
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以上の構成により本発明は、複数
のホストがネットワークを介してプリンタを共有するシ
ステムに適用されるプリンタシステムにおいて、第1の
ホストがネットワークを介してプリンタの占有を要求す
ると、プリンタは、プリンタ自身の利用状況に従って第
1のホストに占有の許可を与えたり、或いは、第1のホ
スト以外のホストに占有の許可を与えている場合には第
1のホストに占有の不許可を通知する。そして、その占
有の許可に基づいて、第1のホストはプリンタにプリン
トデータを送信する。
【0009】ここで、第1のホストは、プリントデータ
送信後、プリンタに占有の解除を要求することができ
る。また、プリンタでは、占有の許可の旨、或いは、不
許可の旨を表示することができる。また他の発明によれ
ば、複数のホストがネットワークを介してプリンタを共
有するシステムに適用されるプリンタシステムにおい
て、第1のホストは、ネットワークを介してプリンタに
プリントデータの受信を要求すると、プリンタは、プリ
ンタ自身の利用状況に従って第1のホストに受信の許可
を与えたり、或いは、第1のホスト以外のホストに占有
の許可を与えている場合には第1のホストに受信の不許
可を通知する。一方、第1のホストではプリンタからの
占有の許可に基づいて、プリンタにプリントデータを送
信する。
【0010】以下、添付図面を参照して本発明の代表的
な実施の形態について詳細に説明する。図1は本発明の
代表的な実施形態である電子写真方式に従ってプリント
を行なうレーザビームプリンタ(LBP)1000の構
成を示す側断面図である。LBP1000は、LANな
どのネットワークを介して接続されているホストコンピ
ュータ(以下、ホストという)から供給されるプリント
情報(文字コード等)やフォーム情報あるいはマクロ命
令等を入力して記憶すると共に、それらの情報に従って
対応する文字パターンやフォームパターン等を作成し、
記録媒体である記録紙に像を形成して出力する。
【0011】図1において、1012は操作のためのス
イッチ、LED、LCD等が配されている操作パネル、
1001はLBP1000全体の制御やホストから供給
される文字情報等を解析を行なうプリンタ制御ユニット
である。プリンタ制御ユニット(プリンタコントロー
ラ)1001は、主に文字情報を対応する文字パターン
のビデオ信号に変換してレーザドライバ1002に出力
する。
【0012】レーザドライバ1002は半導体レーザ1
003を駆動するための回路であり、入力されたビデオ
信号に応じて半導体レーザ1003から照射されるレー
ザ光1004のオン/オフを制御する。レーザ光100
4は回転多面鏡1005でその照射方向が曲げられて静
電ドラム1006上を走査露光する。これにより、静電
ドラム1006上には文字パターンの静電潜像が形成さ
れる。この潜像は、静電ドラム1006周囲に配設され
た現像ユニット1007により現像された後、記録紙に
転写される。転写された記録紙は搬送ローラ1012〜
1013によって定着器1014に搬送され、定着器1
014で転写された画像を定着する。その後、記録紙は
排出ローラ1015〜1016によって排出トレイ10
17に排出される。本実施例では記録紙としてカットシ
ートが用いられている。カットシート記録紙はLBP1
000に装着した用紙カセット1008に収納され、給
紙ローラ1009および搬送ローラ1010〜1011
とにより、装置内に取り込まれて、静電ドラム1006
に供給される。
【0013】LBP1000には、LANなどのネット
ワークを介してホストとのデータの送受信を行う双方向
インタフェース1018が備えられている。双方向イン
タフェース1018には、その内部に、後述する占有権
設定データの受信と解析を行う解析部1019を有して
いる。また、LBP1000には、カードスロット(不
図示)を少なくとも1個以上備え、内臓フォントに加え
てオプションフォントカード、使用言語の異なる制御カ
ード(エミュレーションカード)をそのカードスロット
に挿入して使用できるように構成されている。
【0014】図2は、LBP1000の機能的内部構成
と、LBP1000が使用されるシステム環境を示すブ
ロック図である。このシステムには、LBP1000が
1台のみ接続されていても良いし、複数台接続されてい
ても良いが、基本的にこれらのLBPは同じシステムに
接続されている複数のホストから共有されて利用できる
環境となっている。
【0015】図2において、21はシステムを構成する
各機器を接続する光ケーブル或いは導電同軸ケーブルな
どの共用データ伝送路、1000はLBP、3000は
ホストである。ホスト3000は、1つの匡体に収容さ
れた制御部2000と、装置利用者が指示や情報の入力
を行なうキーボード(KB)9aやポインティングデバ
イス9bと、情報を表示するCRTディスプレイ(CR
T)10と、半導体ディスク(SD)、磁気ハードディ
スク(HD)、フロッピィディスク(FD)などの大容
量外部記憶装置11とを有している。
【0016】制御部2000には、システムバス4に接
続される各装置構成要素の制御、装置全体の制御、図
形、イメージ、文字、表(表計算等を含む)等が混在し
た文書処理を実行するCPU1、これら制御を行なわせ
る制御プログラムや文書処理プログラムを格納するプロ
グラム用ROM(PROM)3b、CPU1が種々の処
理や制御を実行するためにワークエリア等として用いら
れるRAM2を備えている。PROM3bには、後述す
るフローチャート(図3、図5)に示されるような制御
プログラムが格納されている。また、フォント用ROM
(FROM)3aには文書処理の際に使用するフォント
データ等を記憶し、データ用ROM(DROM)3cに
は文書処理等を行う際に使用する各種データ(例えば、
占有権設定データ、各種プログラムなどの実行に必要な
様々な定数情報)を記憶する。そして、FROM3a、
PROM3b、DROM3cでROM3を構成する。
【0017】さらに、制御部2000には、キーボード
(KB)9aやポインティングデバイス9bからのキー
入力を制御するキーボードコントローラ(KBC)5、
CRTディスプレイ(CRT)10の表示を制御するC
RTコントローラ(CRTC)6、ブートプログラム、
種々のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファ
イル、編集ファイル等を記憶する大容量外部記憶装置1
1とのアクセスを制御するメモリコントローラ(MC)
7、共有データ伝送路21を介してLBP1000と接
続してプリンタ1000との通信制御処理を実行するプ
リンタコントローラ(PRTC)8を備えている。
【0018】なお、CPU1は、例えば、RAM2上に
設定された表示情報領域へのアウトラインフォントの展
開(ラスタライズ)処理を実行し、CRT10上でのW
YSIWYGを可能としている。また、CPU1は、C
RT10に表示されたアイコンなどをポンティングデバ
イス9bによる指示に基づいて登録され利用可能になっ
ているプログラムを起動し、種々のデータ処理を実行す
る。このとき、種々のウインドウがオープンされ、CR
T10の画面に表示される。
【0019】一方、LBP1000は、機能的に考える
と図1に示したプリンタコントローラ1001、操作部
1012、双方向インタフェース1018、プリンタエ
ンジン17、オプション装備であるハードディスク(H
D)、ICカード等の外部記憶装置14とで構成されて
いる。プリンタコントローラ1001は、システムバス
15に接続される各装置構成要素の制御、装置全体の制
御、印刷部インタフェース16を介して接続されるプリ
ンタエンジン17に出力情報としての画像信号を出力す
るCPU12、これら制御を行なわせる制御プログラム
を格納するプログラム用ROM(PROM)13b、C
PU12が種々の制御を実行するためにワークエリア等
として用いられ増設ポート(不図示)によってメモリ容
量を拡張可能なRAM19を備えている。なお、RAM
19は、出力情報展開領域、環境データ格納領域が設定
されるとともに、NVRAM等としても用いられる。P
ROM13bには、後述するフローチャート(図4、図
6)に示されるような制御プログラムが格納されてい
る。また、フォント用ROM(FROM)13aにはプ
リンタエンジン17への出力情報を生成する際に使用す
るフォントデータ等を記憶し、データ用ROM(DRO
M)13cにはホスト3000との交信に使用する各種
データを記憶する。そして、FROM13a、PROM
13b、DROM13cでROM13を構成する。な
お、外部記憶装置14が装着されている場合には、DR
OM13cに格納するデータを外部記憶装置14に格納
しても良い。
【0020】さらに、プリンタコントローラ1001
は、双方向インタフェース1018で受信したホスト3
000からの情報を入力する入力部18と、外部記憶装
置14をアクセス制御するメモリコントローラ(MC)
20とを備えている。入力部18には操作のためのスイ
ッチやLED等が配されているなお、CPU12は、双
方向インタフェース1018を介してホスト3000に
LBP1000内の情報を送信することが可能となって
いる。また、オプションの外部記憶装置14は、フォン
トデータ、エミュレーションプログラム、フォームデー
タ等を記憶する。接続可能な外部記憶装置14は1つに
限定されず、少なくとも1個以上備え、内臓フォントに
加えてオプションフォントカード、言語系の異なるプリ
ンタ制御言語を解釈するプログラムを格納した外部メモ
リを複数接続できるように構成されていても良いし、さ
らに、NVRAM(不図示)を有し、操作パネル101
2からのプリンタモード設定情報を記憶するようにして
も良い。
【0021】次に以上のような構成のプリンタシステム
におけるプリンタ使用に係わる占有使用制御について、
2つの事象を図3〜図6に示すフローチャートを参照し
て説明する。ここでは、図7に示すような1つのプリン
タを3つのホスト(ホストA、ホストB、ホストC)を
共有するシステム環境を前提として説明する。また、図
7に示す環境ではホストとプリンタとの間におけるプリ
ントデータの伝送は排他制御されるが、以下に説明する
ような要求とその応答はプリントデータ伝送中でも割り
込みによって送受信が可能となっている。
【0022】ここで、図3は第1の事象におけるホスト
側の制御を示すフローチャートであり、図4はこれに対
応するLBP側の制御を示すフローチャートである。ま
た、図5は第2の事象におけるホスト側の制御を示すフ
ローチャートであり、図6はこれに対応するLBP側の
制御を示すフローチャートである。また、図3と図5に
示すフローチャートの制御を行なうプログラムがプリン
タ制御プログラムとしてホスト3000のPROM3b
に格納され、一方、図4と図6に示すフローチャートの
制御を行なうプログラムがプリンタ制御プログラムとし
てLBP1000のPROM13bに格納される。
【0023】[第1の事象]ここでは、図7に示すホス
トAとホストCとがプリンタの占有権を得ようとして占
有権設定要求をプリンタに発行する場合を考える。以下
の説明では、ホストAがまず占有権を取得し、ホストA
が占有権を解除する前にホストCが占有権をプリンタに
要求するような場合を考える。
【0024】まず、図3に示すように、ホスト側では、
ステップS31で、そのホストがプリンタを独占的に使
用する許可を求める占有権設定要求をプリンタに送信す
る。次に、ステップS32では、プリンタ側から占有権
取得の許可が与えられたかどうかを調べる。ここで、占
有権設定データを送信したホストに占有権が与えられな
かった場合は処理を終了するが、占有権が与えられた場
合には処理はステップS33へ進む。ステップS33で
は出力データをプリンタへ送信し、その後、ステップS
34では取得した占有権の解除要求をプリンタに送信す
る。
【0025】以上のような処理によって図7のホストA
には占有権が与えられ、一方、ホストCには占有権は与
えられない。次に、このようなホスト側の処理に対応し
て、プリンタ側では、以下のような処理を実行する。即
ち、図4に示すように、ステップS41では、ホストか
ら占有権設定データ(設定要求/解除要求)を受信す
る。次に、ステップS42では、CPU12がその受信
データが設定要求であるか、或いは、解除要求であるか
を調べ、解除要求であれば処理はステップS43に進
み、既に設定されている占有権を解除し、その後、処理
を終了する。これに対して、受信データが設定要求であ
れば処理はステップS44に進む。
【0026】ステップS44では、そのプリンタが現
在、他のホストに占有されているかを調べる。ここで、
他のホストにそのプリンタが占有されている場合には、
処理はステップS45へ進み、既に占有権が他のホスト
に取得されているので占有権を与えることができない旨
の情報を占有権の設定要求を発行したホストへ送信して
処理を終了する。この時、同時に図7に示すプリンタの
表示パネル1012dにも同様の情報を表示する。
【0027】これに対して、占有権の設定要求を発行し
たホスト以外のどのホストからもそのプリンタが占有さ
れていない場合には、処理はステップS46に進み、占
有権の設定要求を発行したホストにプリンタの占有権を
与えた旨の情報をそのホストへ送信して処理を終了す
る。この時、同時に同様の情報をプリンタの表示パネル
1012dにも表示する。
【0028】このような処理によって、ホストAにはプ
リンタの占有権を与えた旨の情報が送信されるが、ホス
トCには占有権が他のホストに取得されているので占有
権を与えることができない旨の情報が送られる。以上説
明した例では、プリンタへの占有権設定要求を行なった
ホストに関し、そのプリンタの使用に係わる占有権が他
のホストで取得されていなければ占有権を得ることがで
き、既に取得されていれば占有権を得ることができない
旨の情報を受信する。
【0029】[第2の事象]ここでは、図7に示すホス
トA或いはホストCがプリンタの占有権を得ている状態
でホストBが占有権設定要求を行なわずにプリンタにプ
リントデータを送信する場合を考える。まず、図5に示
すように、ホスト側(ホストB)は、ステップS51
で、プリントデータ受信要求をプリンタへ送信する。次
に、ステップS52では、プリンタからの応答を受信し
てこれを解析し、出力データを送信したホストに占有権
が設定されているかどうかを調べる。ここで、占有権の
設定がない場合は処理はステップS53に進み、さらに
データ送信を続行するかどうかを判断する。ここで、処
理を続行するのであれば、処理はステップS52に戻る
が、処理を途中で中断しデータの出力を行わないのであ
れば処理を終了する。この判断は、ホストが予めDRO
M13cに設定された条件に従って自動的に行なっても
良いし、CRT10にメッセージを表示し、利用者から
の最終指示を仰ぐようにしても良い。利用者からの指示
は、キーボード(KB)9a、或いは、ポインティング
デバイス9bから入力される。
【0030】これに対して、ステップS52で占有権が
あることが判別されれば処理はステップS54へ進み、
出力データをプリンタに送信する。その後、ステップS
55ではその得られた占有権の解除要求をプリンタに出
力して処理を終了する。次に、このようなホスト側の処
理に対応して、プリンタ側では以下のような処理を実行
する。
【0031】即ち、図6に示すように、ステップS61
ではプリントデータ受信要求を受信する。次に、ステッ
プS62ではCPU12がその要求を行なったホストに
プリンタの占有権を与えているかどうかを調べる。ここ
で、そのホストではなく他のホストに占有権が与えられ
ていれば処理はステップS63に進み、ステップS61
で受信したプリントデータ受信要求を発行したホストに
対して、他のホストに占有権が与えられているために、
このプリンタでは出力できない、或いは、プリントデー
タを受信できない旨の情報を送信して処理を終了する。
【0032】これに対して、目下どのホストに対しても
占有権を与えていない場合には処理はステップS64に
進み、プリントデータ受信要求を行なったホストにプリ
ンタの占有権を与え、その旨をそのホストに通知し、さ
らにステップS65では占有権を与えたホストからプリ
ントデータを受信し、ステップS66ではその受信デー
タに基づいて、プリント出力を行なう。
【0033】以上の処理を図7に示すホストAとホスト
Bとの関係で考えると、例えば、ホストAに対して占有
権を与えているときに、ホストBからのプリントデータ
受信要求を受信しても、そのプリンタはプリントデータ
の受信を行なわないが、ホストAに占有権を与えていな
いときに、ホストBからプリントデータ受信要求を受信
すると、プリンタは自動的にホストBに対して占有権を
与え、プリントデータの受信を行なう。
【0034】従って説明した例では、占有権設定を行な
わずにプリントデータの送信を試みたホストに対して
は、プリンタがそのときの占有権の設定有無に応じて、
プリントデータの受信に応じたり、或いは、その受信を
拒絶する。以上のような構成により、システム環境上の
プリンタが占有された場合、ホストは、そのプリンタが
占有されたという情報を知ることができるので、他のホ
ストに占有されているプリンタを使用しようとした場
合、プリント出力ができない理由を明確に知ることがで
きるという利点もある。
【0035】なお、以上の実施形態では図7に示すよう
なシステム環境を例としたが本発明はこれによって限定
されるものではなく、例えば、複数のホストが複数のプ
リンタを共有するような環境でも良い。また、占有権設
定を行なわずにプリントデータの送信を試みたホストに
対してプリンタがどのホストにも占有権を与えていない
場合には、プリントデータの送信を試みているホストに
対して、占有権を与えずに例えば、従来と同様なデータ
受信処理を行なうようにしても良い。
【0036】さらに、以上の実施の形態ではレーザビー
ムプリンタをプリンタの一例として用いたが本発明はこ
れによって限定されるものではない。例えば、インクジ
ェットプリンタや熱転写プリンタなど他のプリント方式
を用いたプリンタでも良いことは言うまでもない。ま
た、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適
用しても良いし、1つの機器からなる装置に適用しても
良い。また、本発明はシステム或は装置にプログラムを
供給することによって達成される場合にも適用できるこ
とはいうまでもない。この場合、本発明を達成するため
のソフトウェアによって表されるプログラムを格納した
記憶媒体から、該プログラムを該システム或は装置に読
み出すことによって、そのシステム或は装置が、予め定
められた仕方で動作する。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数のホストがプリンタを共有するシステム環境におい
て、あるホストがプリンタを占有して使用することがで
きるので、これによって大量のデータを出力する際、他
のホストからの出力結果と混同させることなく出力でき
るという効果がある。
【0038】また、他のホストから割り込まれることな
くプリンタ出力が可能となるので、高速プリント出力が
できるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な実施形態である電子写真方式
に従ってプリントを行なうレーザビームプリンタ(LB
P)1000の構成を示す側断面図である。
【図2】LBP1000の機能的内部構成と、LBP1
000が使用されるシステム環境を示すブロック図であ
る。
【図3】プリンタシステムにおけるプリンタ使用に係わ
る占有使用制御について、第1の事象の場合のホスト側
の制御を示すフローチャートである。
【図4】プリンタシステムにおけるプリンタ使用に係わ
る占有使用制御について、第1の事象の場合のプリンタ
側の制御を示すフローチャートである。
【図5】プリンタシステムにおけるプリンタ使用に係わ
る占有使用制御について、第2の事象の場合のホスト側
の制御を示すフローチャートである。
【図6】プリンタシステムにおけるプリンタ使用に係わ
る占有使用制御について、第2の事象の場合のプリンタ
側の制御を示すフローチャートである。
【図7】図3〜図6に示すフローチャートの制御が実行
されるシステム環境を示す図である。
【符号の説明】
1、12 CPU 2、19 RAM 3、13 ROM 4、15 システムバス 9a キーボード 9b ポインティングデバイス 10 CRT 11、14 外部記憶装置 17 プリンタエンジン 1000 プリンタ 1001 プリンタコントローラ 1012 操作部 2000 制御部 3000 ホストコンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡澤 隆志 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のホストがネットワークを介してプ
    リンタを共有するシステムに適用されるプリンタ制御方
    法であって、 第1のホストが前記ネットワークを介して前記プリンタ
    の占有を要求する第1要求工程と、 前記プリンタが前記プリンタの利用状況に従って前記第
    1のホストに占有の許可を与える許可工程と、 前記占有の許可に基づいて、前記第1のホストが前記プ
    リンタにプリントデータを送信する送信工程とを有する
    ことを特徴とするプリンタ制御方法。
  2. 【請求項2】 前記プリンタが前記第1のホスト以外の
    ホストに占有の許可を与えている場合には前記第1のホ
    ストに占有の不許可を通知する通知工程をさらに有する
    ことを特徴とする請求項1に記載のプリンタ制御方法。
  3. 【請求項3】 前記送信工程における送信後、前記プリ
    ンタに前記占有の解除を要求する第2要求工程をさらに
    有することを特徴とする請求項1に記載のプリンタ制御
    方法。
  4. 【請求項4】 複数のホストがネットワークを介してプ
    リンタを共有するシステムに適用されるプリンタ制御方
    法であって、 第1のホストが前記ネットワークを介して前記プリンタ
    にプリントデータの受信を要求する第1要求工程と、 前記受信を契機とし、前記プリンタが前記プリンタの利
    用状況に従って前記第1のホストに占有の許可を与える
    許可工程と、 前記占有の許可に基づいて、前記第1のホストが前記プ
    リンタにプリントデータを送信する送信工程とを有する
    ことを特徴とするプリンタ制御方法。
  5. 【請求項5】 複数のホストがネットワークを介してプ
    リンタを共有するシステムに適用されるプリンタシステ
    ムであって、 第1のホストは、 前記ネットワークを介して前記プリンタの占有を要求す
    る第1要求手段と、 前記要求に応じた前記プリンタからの占有の許可に基づ
    いて、前記プリンタにプリントデータを送信する送信手
    段とを有し、 前記プリンタは、 前記プリンタの利用状況に従って前記第1のホストに占
    有の許可を与える許可手段と、 前記第1のホスト以外のホストに占有の許可を与えてい
    る場合には前記第1のホストに占有の不許可を通知する
    通知手段とを有することを特徴とするプリンタシステ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記第1のホストは、前記プリントデー
    タ送信後、前記プリンタに前記占有の解除を要求する第
    2要求手段をさらに有することを特徴とする請求項5に
    記載のプリンタシステム。
  7. 【請求項7】 前記プリンタは、前記許可手段における
    許可の旨、或いは、前記通知手段が通知する不許可の旨
    を表示する表示手段をさらに有することを特徴とする請
    求項5に記載のプリンタシステム。
  8. 【請求項8】 複数のホストがネットワークを介してプ
    リンタを共有するシステムに適用されるプリンタシステ
    ムであって、 第1のホストは、 前記ネットワークを介して前記プリンタにプリントデー
    タの受信を要求する第1要求手段と、 前記要求に応じた前記プリンタからの占有の許可に基づ
    いて、前記プリンタにプリントデータを送信する送信手
    段とを有し、 前記プリンタは、 前記プリンタの利用状況に従って前記第1のホストに受
    信の許可を与える許可手段と、 前記第1のホスト以外のホストに占有の許可を与えてい
    る場合には前記第1のホストに受信の不許可を通知する
    通知手段とを有することを特徴とするプリンタシステ
    ム。
JP7184204A 1995-07-20 1995-07-20 プリンタ制御方法とそのプリンタシステム Withdrawn JPH0934663A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7184204A JPH0934663A (ja) 1995-07-20 1995-07-20 プリンタ制御方法とそのプリンタシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7184204A JPH0934663A (ja) 1995-07-20 1995-07-20 プリンタ制御方法とそのプリンタシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0934663A true JPH0934663A (ja) 1997-02-07

Family

ID=16149187

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7184204A Withdrawn JPH0934663A (ja) 1995-07-20 1995-07-20 プリンタ制御方法とそのプリンタシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0934663A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11149357A (ja) * 1997-11-18 1999-06-02 Minolta Co Ltd ネットワークプリンタおよびその印刷ジョブ管理方法
JP2002287932A (ja) * 2000-12-22 2002-10-04 Canon Inc 印刷装置の一時排他的制御権を獲得する方法及び印刷装置
US7187459B2 (en) 2001-07-19 2007-03-06 Seiko Epson Corporation Printing system in which programs required for printer operation are downloaded from computer
JP2007259096A (ja) * 2006-03-23 2007-10-04 Brother Ind Ltd 端末装置およびプログラム
JP2007266698A (ja) * 2006-03-27 2007-10-11 Canon Inc 印刷装置及び情報処理装置
JP2009143072A (ja) * 2007-12-13 2009-07-02 Fujitsu Ltd プリンタ

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11149357A (ja) * 1997-11-18 1999-06-02 Minolta Co Ltd ネットワークプリンタおよびその印刷ジョブ管理方法
JP2002287932A (ja) * 2000-12-22 2002-10-04 Canon Inc 印刷装置の一時排他的制御権を獲得する方法及び印刷装置
US7454796B2 (en) 2000-12-22 2008-11-18 Canon Kabushiki Kaisha Obtaining temporary exclusive control of a printing device
US7187459B2 (en) 2001-07-19 2007-03-06 Seiko Epson Corporation Printing system in which programs required for printer operation are downloaded from computer
JP2007259096A (ja) * 2006-03-23 2007-10-04 Brother Ind Ltd 端末装置およびプログラム
JP2007266698A (ja) * 2006-03-27 2007-10-11 Canon Inc 印刷装置及び情報処理装置
JP4533334B2 (ja) * 2006-03-27 2010-09-01 キヤノン株式会社 印刷装置及び情報処理装置
JP2009143072A (ja) * 2007-12-13 2009-07-02 Fujitsu Ltd プリンタ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1189134A2 (en) Information processing apparatus, printing system, and command generating method
JPH0830410A (ja) 出力装置及びプレビューシステム及び出力画像の確認方法
JPH0934663A (ja) プリンタ制御方法とそのプリンタシステム
EP0662656B1 (en) Method and apparatus for resetting shared computer output apparatus
US7142327B2 (en) Information processing apparatus and print processing method
JPH09190312A (ja) 印刷システムおよび印刷システムのデータ処理方法
JPH0816520A (ja) 印刷システムおよび印刷システムの印刷制御方法
JP2002007092A (ja) 情報処理装置、印刷装置、印刷制御装置及び印刷システム
JPH08267867A (ja) 印刷装置
JPH11165451A (ja) 出力装置
JP3209858B2 (ja) 印刷制御装置および印刷制御方法
JP2005001226A (ja) 印刷装置
US6629155B1 (en) Data input/output method and apparatus and storage medium
JPH08335150A (ja) 印刷システム
JP3304987B2 (ja) 画像形成システム
JPH11203067A (ja) プリンタ制御システム、プリンタ、ホストコンピュータ、印刷方法および記憶媒体
JPH10301724A (ja) 出力制御方法及び装置
JPH08282064A (ja) 記録装置及び記録制御方法
JPH07104949A (ja) 印刷システム
JPH11227299A (ja) 印刷装置
JP2003058347A (ja) 出力装置
JPH1058753A (ja) プリンタシステム及びその制御方法
JP2003099211A (ja) 印刷制御装置および印刷装置の制御方法
JPH09207414A (ja) 情報処理装置及び方法
JPH11219274A (ja) 出力装置及び出力方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20021001