JPH0816520A - 印刷システムおよび印刷システムの印刷制御方法 - Google Patents

印刷システムおよび印刷システムの印刷制御方法

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JPH0816520A
JPH0816520A JP6150061A JP15006194A JPH0816520A JP H0816520 A JPH0816520 A JP H0816520A JP 6150061 A JP6150061 A JP 6150061A JP 15006194 A JP15006194 A JP 15006194A JP H0816520 A JPH0816520 A JP H0816520A
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JP6150061A
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Hiroshi Matsuki
浩 松木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ネットワーク環境における印刷データの機密
保持機能を適宜確立して信頼性の高い機密保持印刷を実
現できる。 【構成】 CPU41が問合わせに応じて転送先候補に
決定された印刷装置から通知される通知情報を解析して
印刷保護機能が有ると判定された場合に、入力される印
刷保護データに基づいて第1の印刷保護情報を作成し、
該作成された前記第1の印刷保護情報をいずれかの印刷
装置に転送した後に、CPU41が前記転送先候補に決
定されたいずれかの印刷装置から転送される印刷データ
転送要求有無を判定して、前記転送先候補に決定された
いずれかの印刷装置に対する前記機密保護指定された印
刷データの転送を開始する構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のホストコンピュ
ータ等の情報処理装置と複数の印刷装置とがネットワー
クを介して通信可能に構成された印刷システムにおよび
印刷システムの印刷制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の印刷システムあるいは、
図12,図13に示す形態として構成されていた。
【0003】図12,図13はこの種の印刷システムの
システム構成を説明する概略ブロック図であり、図12
はスタンドアロン形態のシステムに対応し、図13はネ
ットワーク形態に対応する。
【0004】図12,図13において、110,11
1,112は印刷装置、120,121,122,12
3,124は本体,入力装置,表示装置を備えるホスト
コンピュータ等の情報処理装置、130,131,13
2,133,134は情報処理装置を操作するユーザで
あり、140はこれらを接続する回線(I/Fケーブル
あるいはネットワーク線路)である。
【0005】図12の場合は1台の印刷装置を1人の使
用者が占有している。この場合、情報装置120の使用
者(ユーザ130)が印刷を行う場合に、情報処理装置
120から印刷装置110へ印刷データが即座に転送さ
れ印刷が行われる。
【0006】また、図13の接続形態では2つの印刷装
置111,112のそれぞれを複数の使用者(ユーザ1
31〜134)が共有している。
【0007】以下、図14を参照しながら従来の印刷シ
ステムにおける印刷データ処理動作について説明する。
【0008】図14は従来の印刷システムにおける印刷
データ処理動作を説明するブロック図であり、図13と
同一のものには同一の符号を付してある。
【0009】図14に示すように、各情報処理装置12
1,122,123等からの印刷の要求が印刷待ち機構
150に入り、順番に印刷装置111で処理される。
【0010】いずれにせよ、従来は使用者(ユーザ13
1〜134)が印刷を対応する情報処理装置121〜1
23に要求し、印刷装置111はその要求が印刷可能な
状態になると無条件で印刷データを印刷していた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では使用者が印刷を情報処理装置に要求し、印刷装
置がその要求を実行可能な状態になると無条件に印刷を
行っていため、印刷データが機密情報を含み、全ての使
用者に見せる必要がない文書も、機密情報を含まない文
書も同様に出力されてしまう。
【0012】図12に示すように、1人の使用者が1台
の印刷装置を占有している場合には、使用者(ユーザ1
30)の近くに常時印刷装置110を置くことが可能で
あり、印刷装置110が印刷を開始する時刻をほぼ指定
可能であるが、図13に示すような1台の印刷装置を複
数の使用者が使用する場合は、使用者が印刷を要求して
も印刷装置が即座に印刷を開始するわけではなく、また
全ての使用者の近くに印刷装置を置くことができず、機
密情報を含んだ文書を複数の使用者に閲覧されてしまう
可能性がより大きい。
【0013】つまり、情報処理装置121〜123に蓄
積されている情報は情報処理装置が一般的に備える、情
報保護機能により保護されているが、それを印刷する場
合には何ら保護機能が存在していないという問題点があ
った。
【0014】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたもので、本発明に係る第1〜第8の発明の目的
は、印刷実行時に印刷装置上で印刷保護情報を設定し、
この印刷保護情報を印刷装置に指定しない限り印刷を開
始しないように印刷装置の印刷を制限することにより、
ネットワーク環境における印刷データの機密保持機能を
適宜確立して信頼性の高い機密保持印刷を実現できる印
刷システムおよび印刷システムの印刷制御方法を提供す
ることである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、所定のネットワークを介して複数の印刷装置と複数
の情報処理装置とが通信可能に構成された印刷システム
において、印刷データに機密保護指定を行う指定手段
と、この指定手段により機密保護指定された印刷データ
の転送先候補に決定された印刷装置に対して印刷保護機
能の有無を問い合わせる問合せ手段と、この問合せ手段
からの問合わせに応じて転送先候補に決定された印刷装
置から通知される通知情報を解析して前記印刷保護機能
の有無を判定する判定手段と、この判定手段が前記印刷
保護機能が有ると判定した場合に、入力される印刷保護
データに基づいて第1の印刷保護情報を作成する作成手
段と、この作成手段により作成された前記第1の印刷保
護情報を前記指定された印刷装置に転送する転送手段
と、この転送手段による前記第1の印刷保護情報の転送
後に、前記転送先候補に決定された印刷装置から転送さ
れる印刷データ転送要求有無を判定して、前記転送先候
補に決定された印刷装置に対する前記機密保護指定され
た印刷データの転送開始を制御する転送制御手段とを各
情報処理装置に設けたものである。
【0016】本発明に係る第2の発明は、所定のネット
ワークを介して複数の印刷装置と複数の情報処理装置と
が通信可能に構成された印刷システムにおいて、第2の
印刷保護情報を入力する入力手段と、この入力手段から
入力された前記第2の印刷保護情報を記憶する記憶手段
と、機密保護指定された印刷データの転送元となるいず
れかの情報処理装置からの問合わせに応じて印刷保護機
能有無を通知する第1の通知手段と、この第1の通知手
段による通知後、印刷データの転送元となるいずれかの
情報処理装置から転送される第1の印刷保護情報と前記
記憶手段に記憶された第2の印刷保護情報とが一致する
か照合判定する判定手段と、この判定手段が第1の印刷
保護情報と第2の印刷保護情報とが一致すると照合判定
した場合に、機密保護指定された印刷データの転送元と
なるいずれかの情報処理装置にデータ転送開始要求を通
知する第2の通知手段とを各印刷装置に設けたものであ
る。
【0017】本発明に係る第3の発明は、所定のネット
ワークを介して複数の印刷装置と複数の情報処理装置と
が通信可能に構成された印刷システムにおいて、印刷デ
ータに機密保護指定を行う指定手段と、この指定手段に
より機密保護指定された印刷データの転送先候補に決定
された印刷装置に対して印刷保護機能の有無を問い合わ
せる問合せ手段と、入力される印刷保護データに基づい
て第1の印刷保護情報を作成する作成手段と、この作成
手段により作成された前記第1の印刷保護情報を前記指
定された印刷装置に転送する転送手段とを各情報装置側
に設け、第2の印刷保護情報を入力する入力手段と、こ
の入力手段から入力された前記第2の印刷保護情報を記
憶する記憶手段と、前記問合わせ手段からの印刷保護機
能の有無の問合わせに応じて印刷保護機能有無を通知す
る第1の通知手段と、前記転送手段から転送される第1
の印刷保護情報と前記記憶手段に記憶された第2の印刷
保護情報とが一致するか照合判定する判定手段と、判定
手段が第1の印刷保護情報と第2の印刷保護情報とが一
致すると照合判定した場合に、機密保護指定された印刷
データの転送元となるいずれかの情報処理装置にデータ
転送開始要求を通知する第2の通知手段とを各印刷装置
に設けたものである。
【0018】第4の発明に係る発明は、問合せ手段は、
印刷要求入力時に機密保護指定された印刷データの転送
先候補に決定された印刷装置に対して印刷保護機能の有
無を問い合わせるものである。
【0019】第5の発明に係る発明は、問合せ手段は、
印刷保護機能設定時に機密保護指定された印刷データの
転送先候補に決定された印刷装置に対して印刷保護機能
の有無を問い合わせるものである。
【0020】第6の発明に係る発明は、所定のネットワ
ークを介して複数の印刷装置と複数の情報処理装置とが
通信可能に構成された印刷システムの印刷制御方法にお
いて、情報処理装置から印刷保護機能の確認があった場
合に、印刷保護機能の有無を情報処理装置に通知する印
刷保護機能通知工程と、情報処理装置から印刷保護情報
が通知された場合に、それを印刷装置内に記録する印刷
保護情報記憶工程と、印刷装置に印刷保護情報を入力す
る印刷保護機能入力工程と、印刷保護情報記憶工程で記
録された印刷保護情報と印刷保護情報入力工程で入力さ
れた印刷保護情報が同じかを確認する印刷保護情報確認
工程と、印刷保護情報確認工程で同じだと判断された場
合に、情報処理装置にデータの転送開始を要求する印刷
開始要求工程とを備えるものである。
【0021】第7の発明に係る発明は、所定のネットワ
ークを介して複数の印刷装置と複数の情報処理装置とが
通信可能に構成された印刷システムの印刷制御方法にお
いて、印刷装置に印刷保護機能があるか否かを印刷装置
に問い合わせる印刷保護機能確認工程と、印刷要求が発
生した場合に、印刷装置に印刷保護機能がある場合には
印刷保護情報を設定する印刷保護情報設定工程と、その
後に印刷保護情報を印刷装置に通知する印刷保護情報通
知工程と、印刷装置に印刷保護機能がない場合と印刷装
置から印刷開始の要求があった場合に、印刷データを印
刷装置に送信する印刷データ送信工程とを備えるもので
ある。
【0022】第8の発明に係る発明は、所定のネットワ
ークを介して複数の印刷装置と複数の情報処理装置とが
通信可能に構成された印刷システムの印刷制御方法にお
いて、情報処理装置から印刷保護機能の確認があった場
合に、印刷保護機能の有無を情報処理装置に通知する印
刷保護機能通知工程と、情報処理装置から印刷保護情報
が通知された場合に、それを印刷装置内に記録する印刷
保護情報記憶工程と、印刷装置に印刷保護情報を入力す
る印刷保護機能入力工程と、印刷保護情報記憶工程で記
録された印刷保護情報と印刷保護情報入力工程で入力さ
れた印刷保護情報が同じかを確認する印刷保護情報確認
工程と、印刷保護情報確認工程で同じだと判断された場
合に、情報処理装置にデータの転送開始を要求する印刷
開始要求工程と、印刷装置に印刷保護機能があるか否か
を印刷装置に問い合わせる印刷保護機能確認工程と、印
刷要求が発生した場合に、印刷装置に印刷保護機能があ
る場合には印刷保護情報を設定する印刷保護情報設定工
程と、その後に印刷保護情報を印刷装置に通知する印刷
保護情報通知工程と、印刷装置に印刷保護機能がない場
合と印刷装置から印刷開始の要求があった場合に、印刷
データを印刷装置に送信する印刷データ送信工程とを備
えるものである。
【0023】
【作用】第1の発明においては、判定手段により問合せ
手段からの問合わせに応じて転送先候補に決定された印
刷装置から通知される通知情報を解析して前記印刷保護
機能が有ると判定された場合に、入力される印刷保護デ
ータに基づいて作成手段が第1の印刷保護情報を作成
し、該作成された前記第1の印刷保護情報を転送手段が
印刷装置に転送した後に、転送制御手段が前記転送先候
補に決定された印刷装置から転送される印刷データ転送
要求有無を判定して、前記転送先候補に決定された印刷
装置に対する前記機密保護指定された印刷データの転送
開始して、転送先候補の印刷装置に印刷保護機能がない
場合に、密保護指定された印刷データの転送を確実に制
限する。
【0024】第2の発明においては、第1の通知手段に
より機密保護指定された印刷データの転送元となるいず
れかの情報処理装置からの問合わせに応じて印刷保護機
能有無が通知された後、判定手段が印刷データの転送元
となるいずれかの情報処理装置から転送される第1の印
刷保護情報と前記記憶手段に記憶された第2の印刷保護
情報とが一致すると照合判定した場合に、第2の通知手
段が機密保護指定された印刷データの転送元となるいず
れかの情報処理装置にデータ転送開始要求を通知して、
印刷装置側で機密指定印刷を開始しようとしている不正
な使用者からの印刷開始要求を確実に制限する。
【0025】第3の発明においては、指定手段により機
密保護指定された印刷データの転送先候補に決定された
印刷装置に対して問合せ手段からの印刷保護機能の有無
を問い合わせに対して、第1の通知手段により印刷保護
機能有無が通知されると、作成手段により作成された前
記第1の印刷保護情報を転送手段が前記指定された印刷
装置に転送し、該転送される第1の印刷保護情報と記憶
手段に記憶された第2の印刷保護情報とが一致すると判
定手段が照合判定した場合に、第2の通知手段が機密保
護指定された印刷データの転送元となるいずれかの情報
処理装置にデータ転送開始要求を通知して、情報処理装
置から機密保護指定されている印刷データの印刷を要求
する正当な使用者が指定した印刷装置で正当な第2の印
刷保護情報が入力された場合に、機密保護指定された印
刷データの転送開始を指定した情報処理装置に要求し
て、それ以外の使用者からの転送開始要求を無効とす
る。
【0026】第4の発明においては、問合せ手段は、印
刷要求入力時に機密保護指定された印刷データの転送先
候補に決定された印刷装置に対して印刷保護機能の有無
を問い合わせて、印刷要求開始後であっても、使用者に
印刷装置に印刷保護機能による印刷を行うか、それとも
通常印刷を行うかを選択することが可能となる。
【0027】第5の発明においては、問合せ手段は、印
刷保護機能設定時に機密保護指定された印刷データの転
送先候補に決定された印刷装置に対して印刷保護機能の
有無を問い合わせて、印刷要求開始前に、使用者からの
保護機能設定要求に応じて指定した印刷装置に印刷保護
機能があるかどうかを事前に確認した後、使用者に印刷
装置に印刷保護機能による印刷を行うか、それとも通常
印刷を行うかを選択することが可能となる。
【0028】第6の発明においては、情報処理装置から
印刷保護機能の確認があった場合に、印刷保護機能の有
無を情報処理装置に通知し、情報処理装置から印刷保護
情報が通知された場合に、それを印刷装置内に記憶した
後、印刷装置に印刷保護情報を入力し、記憶された印刷
保護情報と入力された印刷保護情報が同じかを確認し、
同じだと判断された場合に、情報処理装置にデータの転
送開始を要求する印刷開始要求して、印刷装置側から正
当なユーザが印刷保護情報を入力した場合に、情報処理
装置に機密保護指定されている印刷データの要求を通知
して印刷保護機能を有効とする。
【0029】第7の発明においては、印刷装置に印刷保
護機能があるか否かを印刷装置に問い合わせ、印刷要求
が発生した場合に、印刷装置に印刷保護機能がある場合
には印刷保護情報を設定し、その後に印刷保護情報を印
刷装置に通知し、印刷装置に印刷保護機能がない場合と
印刷装置から印刷開始の要求があった場合に、印刷デー
タを印刷装置に送信して、印刷保護機能による印刷デー
タと通常の印刷データとを指定された印刷装置に転送す
る。
【0030】第8の発明においては、印刷装置に印刷保
護機能があるか否かを印刷装置に問い合わせ、情報処理
装置から印刷保護機能の確認があった場合に、印刷保護
機能の有無を情報処理装置に通知し、印刷要求が発生し
た場合に、印刷装置に印刷保護機能がある場合には印刷
保護情報を設定し、情報処理装置から印刷保護情報が通
知された場合に、それを印刷装置内に記憶した後、印刷
装置に印刷保護情報を入力し、記憶された印刷保護情報
と入力された印刷保護情報が同じかを確認し、同じだと
判断された場合に、情報処理装置にデータの転送開始を
要求する印刷開始要求して、印刷装置に印刷保護機能が
ない場合と印刷装置から印刷開始の要求があった場合
に、印刷データを印刷装置に送信して、印刷装置側から
正当なユーザが印刷保護情報を入力した場合に、情報処
理装置に機密保護指定されている印刷データの要求を通
知して印刷保護機能を有効としつつ、印刷保護機能によ
る印刷データと通常の印刷データとを指定された印刷装
置に転送する。
【0031】
【実施例】以下、図面に従って本発明に係わる実施例を
詳細に説明する。
【0032】なお、本発明は複数の機器から構成される
システムに適応しても、1つの機器からなる装置に適用
してもよい。また、本発明はシステムあるいは装置にプ
ログラムを供給することによって達成される場合にも適
用できることはいうまでもない。 〔第1実施例〕図1は本発明の第1実施例を示す印刷シ
ステムの要部構成を説明するブロック図である。なお、
情報処理装置は、日本語ワードプロセッサであってもよ
いし、パーソナルコンピュータ、ワークステーションあ
るいはコンピュータシステムであってもよい。
【0033】図1において、41は中央処理装置(CP
U)であり、この装置全体の制御および演算処理等を行
うものである。42は読出し専用メモリ(ROM)であ
り、システム起動プログラムおよび文字パターンデー
タ,文字コード情報等の記憶領域である。
【0034】43はランダムアクセスメモリ(RAM)
であり、使用制限のないデータ記憶領域であり、さまざ
まな処理毎に各々のプログラムおよびデータがロードさ
れ、実行される領域である。44はキーボード制御部
(KBC)であり、キーボード45より入力データを受
け取りCPU41へ伝達する。46はディスプレイ制御
部(CRTC)であり、ディスプレイ装置(CRT)4
7の表示を制御する。49は外部記憶装置で、FDを記
憶媒体とするフロッピーディスク装置49AあるいはH
Dを記憶媒体とするハードディスク装置49B等から構
成され、プログラムおよびデータを記憶,格納してお
く。なお、該フロッピーディスク装置49Aまたはハー
ドディスク装置49Bに記憶されたプログラム,データ
は、プログラム実行時に必要に応じて参照またはRAM
43へロードされる。
【0035】48はディスク制御部(DKC)であり、
フロッピーディスク装置49Aまたはハードディスク装
置49Bに対するデータ伝達等の制御を行うものであ
る。基本システムが必要な処理要求を発すると、このハ
ードディスク装置49Bからその処理を行うシステムま
たはプログラムがRAM43上にロードされ起動され
る、起動したシステムまたはプログラムは、必要に応じ
てハードディスク装置49B上に格納されたデータや情
報をRAM43上にロードする。
【0036】50はプリンタ制御部(PRTC)であ
り、印刷装置51を制御する。52はシステムバスであ
り、上述の構成要素間のデータの通路となるべきもので
ある。
【0037】図2は、図1に示した印刷装置51の構成
例を示す断面図であり、例えレーザビームピリンタ(以
下、LBPと略す)エンジンを備えるレーザプリンタの
場合に対応する。
【0038】なお、LBPは不図示のデータ源から文字
パターンの登録や定型書式(フォームデータ)などの登
録が行えるように構成されている。
【0039】同図において、1000はLBP本体であ
り、外部に接続されているホストコンピュータ(後述す
る図3に示すホスト装置60)から供給される文字情報
(文字コード)やフォーム情報あるいはマクロ命令など
を入力して記憶するとともに、それらの情報に従って対
応する文字パターンやフォームパターンなどを作成し、
記録媒体である記録紙上に像を形成する。
【0040】1012は操作のためのスイッチおよびL
ED表示器などが配されている操作パネル、1001は
前記LBP本体1000全体の制御およびホストコンピ
ュータから供給される文字情報などを解析するプリンタ
制御ユニットである。この制御ユニット1001は、主
に文字情報を対応する文字パターンのビデオ信号に変換
してレーザドライバ1002に出力する。レーザドライ
バ1002は半導体レーザ1003を駆動するための回
路であり、入力されたビデオ信号に応じて半導体レーザ
1003から発射されるレーザ光1004をオンオフ切
り替えする。
【0041】レーザ光1004は回転多面鏡1005で
左右方向に振られ静電ドラム1006上を走査する。こ
れにより、静電ドラム1006上には文字パターンの静
電潜像が形成される。この潜像は、静電ドラム1006
周囲の現像ユニット1007により現像された後、記録
紙に転送される。
【0042】この記録紙にはカットシートを用い、カッ
トシート記録紙はLBP1000に装着した用紙カセッ
ト1008に収納され、給紙ローラ1009および搬送
ローラ1010と1011とにより装置内に取り込まれ
て、静電ドラム1006に供給される。
【0043】図3は、図1に示した印刷システムにおけ
る各印刷装置の制御構成を説明するブロック図である。
なお、ホスト装置60と印刷装置とはネットワークを介
して接続されるものであっても、所定のインタフェース
ケーブルを介して接続されるものであっても、本発明を
適用することができる。
【0044】図3において、60は情報処理装置として
のホスト装置で、プリンタコントローラ70にプリント
データ等を送出する。61はパネル装置で、コントロー
ラに印刷枚数や入出力トレイなどの設定を行う。
【0045】70はプリンタコントローラで、ホスト装
置60よりのプリントデータに必要なデータ処理を施
し、プリント機構80に出力する。プリント機構80は
プリンタコントローラ70よりのプリントデータを指定
されたフォーマット,解像度で印刷出力する。
【0046】プリンタコントローラ70において、71
は入出力部で、ホスト装置60よりデータ等を受け取っ
たり、ホスト装置60にデータを送り出す。72は解釈
格納部で、入出力部71で入力されたホスト装置60よ
りのデータを解析して制御コマンドと印刷データとを分
離する。73はページバッファで、印刷データをページ
単位に記憶する。74はパターン情報格納部で、印刷デ
ータに対応する印刷パターン(文字パターン等)が格納
される。
【0047】75は展開制御部で、パターン情報格納部
74よりの印刷パターンまたはページバッファ73より
のイメージパターンデータをフレームメモリ76にパタ
ーン展開する。
【0048】77は出力制御部で、ページバッファ73
よりの印刷パターンデータまたはページバッファ73の
イメージデータをプリント機構80に出力する。また、
プリント機構80にはプリント機構内制御部81が含ま
れている。
【0049】以下、本実施例と第1〜第5の発明の各手
段との対応及びその作用について図1,図3,図13等
を適宜参照して説明する。
【0050】第1の発明は、図13に示すように所定の
ネットワークを介して複数の印刷装置111,112と
複数の情報処理装置121〜123とが通信可能に構成
された印刷システムにおいて、印刷データに機密保護指
定を行う指定手段(図1のキーボード45)と、この指
定手段により機密保護指定された印刷データの転送先候
補に決定された印刷装置に対して印刷保護機能の有無を
問い合わせる問合せ手段(CPU41がROM42に記
憶された制御プログラムを実行して実現する手段)と、
この問合せ手段からの問合わせに応じて転送先候補に決
定された印刷装置から通知される通知情報を解析して前
記印刷保護機能の有無を判定する判定手段(CPU41
がROM42に記憶された制御プログラムを実行して実
現する手段)と、この判定手段が前記印刷保護機能が有
ると判定した場合に、入力される印刷保護データに基づ
いて第1の印刷保護情報を作成する作成手段(CPU4
1がROM42に記憶された制御プログラムを実行して
実現する手段)と、この作成手段により作成された前記
第1の印刷保護情報を前記指定された印刷装置に転送す
る転送手段と、この転送手段による前記第1の印刷保護
情報の転送後に、前記転送先候補に決定された印刷装置
から転送される印刷データ転送要求有無を判定して、前
記転送先候補に決定された印刷装置に対する前記機密保
護指定された印刷データの転送開始を制御する転送制御
手段(CPU41がROM42に記憶された制御プログ
ラムを実行して実現する手段)とを各情報処理装置に設
け、CPU41が問合わせに応じて転送先候補に決定さ
れた印刷装置から通知される通知情報を解析して印刷保
護機能が有ると判定された場合に、入力される印刷保護
データに基づいて第1の印刷保護情報を作成し、該作成
された前記第1の印刷保護情報を転送手段が印刷装置に
転送した後に、CPU41が前記転送先候補に決定され
た印刷装置から転送される印刷データ転送要求有無を判
定して、前記転送先候補に決定された印刷装置に対する
前記機密保護指定された印刷データの転送を開始して、
転送先候補の印刷装置に印刷保護機能がない場合に、密
保護指定された印刷データの転送を確実に制限する。
【0051】第2の発明は、図13に示すように所定の
ネットワークを介して複数の印刷装置111,112と
複数の情報処理装置121〜123とが通信可能に構成
された印刷システムにおいて、第2の印刷保護情報を入
力する入力手段(パネル装置61)と、この入力手段か
ら入力された前記第2の印刷保護情報を記憶する記憶手
段(プリンタコントローラ70の図示しないメモリ資
源)と、機密保護指定された印刷データの転送元となる
いずれかの情報処理装置からの問合わせに応じて印刷保
護機能有無を通知する第1の通知手段(入出力部71)
と、この第1の通知手段による通知後、印刷データの転
送元となるいずれかの情報処理装置から転送される第1
の印刷保護情報と前記記憶手段に記憶された第2の印刷
保護情報とが一致するか照合判定する判定手段(プリン
タコントローラ70)と、この判定手段が第1の印刷保
護情報と第2の印刷保護情報とが一致すると照合判定し
た場合に、機密保護指定された印刷データの転送元とな
るいずれかの情報処理装置にデータ転送開始要求を通知
する第2の通知手段(入出力部71)とを各印刷装置に
設け、第1の通知手段により機密保護指定された印刷デ
ータの転送元となるいずれかの情報処理装置からの問合
わせに応じて印刷保護機能有無が通知された後、プリン
タコントローラ70が印刷データの転送元となるいずれ
かの情報処理装置から転送される第1の印刷保護情報と
上記メモリ資源に記憶された第2の印刷保護情報とが一
致すると照合判定した場合に、入出力部71が機密保護
指定された印刷データの転送元となるいずれかの情報処
理装置(例えばホスト装置60)にデータ転送開始要求
を通知して、印刷装置側で機密指定印刷を開始しようと
している不正な使用者からの印刷開始要求を確実に制限
する。
【0052】第3の発明は、図13に示すように所定の
ネットワークを介して複数の印刷装置111,112と
複数の情報処理装置121〜123とが通信可能に構成
された印刷システムにおいて、印刷データに機密保護指
定を行う指定手段(キーボード45)と、この指定手段
により機密保護指定された印刷データの転送先候補に決
定された印刷装置に対して印刷保護機能の有無を問い合
わせる問合せ手段(CPU41がROM42に記憶され
た制御プログラムを実行して実現する手段)と、入力さ
れる印刷保護データに基づいて第1の印刷保護情報を作
成する作成手段(CPU41がROM42に記憶された
制御プログラムを実行して実現する手段)と、この作成
手段により作成された前記第1の印刷保護情報を前記指
定された印刷装置に転送する転送手段とを各情報装置側
に設け、第2の印刷保護情報を入力する入力手段(パネ
ル装置61)と、この入力手段から入力された前記第2
の印刷保護情報を記憶する記憶手段(プリンタコントロ
ーラ70のメモリ資源)と、前記問合わせ手段からの印
刷保護機能の有無の問合わせに応じて印刷保護機能有無
を通知する第1の通知手段(入出力部71)と、前記転
送手段から転送される第1の印刷保護情報と前記記憶手
段に記憶された第2の印刷保護情報とが一致するか照合
判定する判定手段(プリンタコントローラ70)と、判
定手段が第1の印刷保護情報と第2の印刷保護情報とが
一致すると照合判定した場合に、機密保護指定された印
刷データの転送元となるいずれかの情報処理装置にデー
タ転送開始要求を通知する第2の通知手段(入出力部7
1)とを各印刷装置111,112に設け、キーボード
45により機密保護指定された印刷データの転送先候補
に決定された印刷装置に対して問合せ手段からの印刷保
護機能の有無を問い合わせに対して、入出力部71によ
り印刷保護機能有無が通知されると、CPU41が作成
された前記第1の印刷保護情報を転送手段が前記指定さ
れた印刷装置に転送し、プリンタコントローラ70が該
転送される第1の印刷保護情報と上記メモリ資源に記憶
された第2の印刷保護情報とが一致すると照合判定した
場合に、入出力部71が機密保護指定された印刷データ
の転送元となるいずれかの情報処理装置にデータ転送開
始要求を通知して、情報処理装置から機密保護指定され
ている印刷データの印刷を要求する正当な使用者が指定
した印刷装置で正当な第2の印刷保護情報が入力された
場合に、機密保護指定された印刷データの転送開始を指
定した情報処理装置に要求して、それ以外の使用者から
の転送開始要求を無効とする。
【0053】第4の発明は、情報処理装置のCPU41
は、印刷要求入力時に機密保護指定された印刷データの
転送先候補に決定された印刷装置に対して印刷保護機能
の有無を問い合わせて、印刷要求開始後であっても、使
用者に印刷装置に印刷保護機能による印刷を行うか、そ
れとも通常印刷を行うかを選択することが可能となる。
【0054】第5の発明は、情報処理装置のCPU41
は、印刷保護機能設定時に機密保護指定された印刷デー
タの転送先候補に決定された印刷装置に対して印刷保護
機能の有無を問い合わせて、印刷要求開始前に、使用者
からの保護機能設定要求に応じて指定した印刷装置に印
刷保護機能があるかどうかを事前に確認した後、使用者
に印刷装置に印刷保護機能による印刷を行うか、それと
も通常印刷を行うかを選択することが可能となる。
【0055】図4は本発明の印刷システムの第1の印刷
制御方法の一実施例を示すフローチャートである。な
お、(1)〜(19)は各ステップを示し、情報処理装
置側および印刷装置側の制御手順を並列的に示した状態
に対応する。なお、印刷システムの第1の印刷制御方法
は本発明の第6〜第8の発明に対応する。
【0056】図において、本発明に係る印刷システムの
印刷制御方法における印刷保護機能確認工程(ステッ
プ)がステップ(1),(2),(3),(4)に対応
し、印刷保護機能通知工程がステップ(5),(6),
(7)に対応し、印刷保護情報設定工程(ステップ)が
ステップ(8),(9),(10),(11)に対応
し、印刷情報通知工程(ステップ)がステップ(12)
に対応し、印刷保護情報記録工程(ステップ)がステッ
プ(13)に対応し、印刷保護情報入力工程(ステッ
プ)がステップ(14)に対応し、印刷保護情報確認工
程(ステップ)がステップ(15)に対応し、印刷開始
要求工程(ステップ)がステップ(16)に対応し、印
刷データ要求工程(ステップ)がステップ(17),
(18)に対応し、印刷処理工程(ステップ)がステッ
プ(19)に対応する。
【0057】次に、このように構成された本実施例の動
作について、図4,図5〜図7を参照しながら説明す
る。
【0058】図5は、図3に示したホスト装置で作成さ
れる印刷保護情報の構造を説明する図である。
【0059】図6は、図3に示したホスト装置内に記憶
される印刷保護情報の構造を説明する図である。
【0060】図7は、図3に示した印刷装置内のプリン
タコントローラに記憶される印刷保護情報の構造を説明
する図である。
【0061】まず、情報処理装置(ホスト装置60)で
は情報処理装置が印刷装置に対して印刷の要求が発生す
ることを監視している(1)。情報処理装置上のプログ
ラムを使い印刷の要求が発生すると、出力対象の印刷装
置に対して印刷保護機能があるかを問い合わせる
(2)。
【0062】印刷装置はこの通知を受けて、印刷保護機
能があるかどうかを判定して(5)、印刷保護機能がな
い場合はその旨を情報処理装置に通知する(6)。
【0063】一方、ステップ(5)の判定で印刷保護機
能があると判定された場合は、その旨を情報処理装置に
通知する(7)。
【0064】次いで、ステップ(3)で印刷保護機能が
あるかどうかを判定し、ステップ(6)から情報処理装
置は印刷保護機能がない旨の通知を受け取ると、印刷保
護機能はないが印刷を行うか否かを情報処理装置の使用
者に判断させる(4)。機密事項などを含む文書で印刷
保護機能のない印刷装置を使って印刷を行いたくない場
合は印刷しないことを指示する。この指示がなされる
と、印刷はされずに処理は終了する。
【0065】一方、ステップ(4)で印刷することを指
示すると、印刷保護機能を使用せずデータを送信して
(18)、印刷装置側での印刷処理を開始する(1
9)。
【0066】一方、ステップ(3)の判定で、ステップ
(7)により印刷装置から印刷保護機能を持つことの通
知を受けると、情報処理装置の使用者に印刷保護機能を
使用するか否かを判断させる(8)。印刷保護機能を使
用しないことが指定されると、印刷保護機能を使用せ
ず、印刷装置に印刷データを送信し(18)、印刷を開
始する(19)。
【0067】一方、ステップ(8)で印刷保護機能を使
用することを指定すると、ユーザに暗証記号の入力を促
す(9)。次に、この暗証記号を基に図5に示すような
情報処理装置名,印刷要求識別子,暗証記号よりなる印
刷保護情報を作成する(10)。
【0068】なお、情報処理装置名は1台の印刷装置に
1台の情報処理装置しか接続されていない場合(図1
2)には不要であり、1台の印刷装置が複数の情報処理
装置に接続されている場合(図13)に必要である。ま
た、印刷要求識別子は情報処理装置でいずれかの印刷装
置に対する印刷要求が発生した場合に、各印刷要求を識
別するために情報処理装置が付ける識別子である。ま
た、これ以外でも印刷保護情報は印刷装置に依頼する個
々の印刷要求を識別可能であることと、情報処理装置上
で印刷を指示した使用者のみが知り得る暗証記号を含む
条件を満たせばよい。
【0069】次いで、ステップ(10)で作成された印
刷保護情報の一部(図6参照)は印刷データを送信する
まで、情報処理装置のメモリ資源に記憶される。
【0070】図6では、情報処理装置で作成された情報
処理装置名を除く印刷要求識別子,暗証記号等の暗証保
護情報が記憶される。
【0071】次に、ステップ(10)で作成された印刷
保護情報が情報処理装置の印刷要求を発生させた使用者
に提示される(11)。これはは印刷保護情報に印刷要
求を行った使用者が設定を行っていない印刷要求識別子
が含まれているからである。
【0072】その後、印刷保護情報が印刷装置に送信さ
れる(12)。
【0073】この印刷保護情報(図7に示す)は印刷装
置内のメモリ資源に記憶される(13)。
【0074】以上の印刷保護機能確認ステップ(1),
(2),(3),(4)、印刷保護機能通知ステップ
(5),(6),(7)、印刷保護情報設定ステップ
(8),(9),(10),(11)、印刷情報通知ス
テップ(12)、印刷保護情報記録ステップ(13)に
より、印刷要求が印刷装置に印刷保護機能付きでメモリ
資源に登録される。
【0075】次に、情報処理装置の使用者は印刷装置の
操作パネル(図2の操作パネル1012)や、印刷装置
に接続されている情報処理装置などから、印刷保護情報
である情報処理装置名,印刷要求識別子,暗証記号を入
力する(14)。
【0076】そして、入力された印刷保護情報が印刷装
置のメモリ資源に登録された印刷保護情報(図7参照)
のいずれかに等しいかを判断する(15)。正しいと判
断された場合は、データの送信を情報処理装置に印刷要
求識別子と暗証記号を通知してデータの送信を依頼する
(16)。なお、依頼先の情報処理装置は印刷保護情報
にある情報処理装置名に記述してある。
【0077】この通知を受けた情報処理装置では、ステ
ップ(10)で作成した印刷保護情報(図6)を基に、
どの印刷要求かを判断し(17)、印刷装置に対して印
刷データの送信を行う(18)。その後、印刷装置で印
刷が開始される(19)。
【0078】以上説明したように本実施例によれば、情
報処理装置において印刷要求が発生した場合に暗証記号
を設定し、印刷装置において正しい印刷保護情報を設定
することにより印刷装置が出力を行う。つまり、複数の
情報処理装置で発生する各印刷要求に印刷保護機能を設
定することが可能となる。 〔第2実施例〕図8は本発明の印刷システムの第2の印
刷制御方法の一実施例を示すフローチャートである。な
お、(1)〜(21)は各ステップを示し、情報処理装
置側および印刷装置側の制御手順を並列的に示した状態
に対応する。なお、印刷システムの第2の印刷制御方法
は本発明の第6〜第8の発明に対応する。
【0079】図において、本発明に係る印刷システムの
印刷制御方法における印刷保護機能確認工程(ステッ
プ)はステップ(1),(2),(3),(4),
(5)に対応し、印刷保護機能通知工程(ステップ)は
ステップ(6),(7),(8)に対応し、印刷保護情
報設定工程(ステップ)はステップ(9),(10),
(11),(12),(13)に対応し、印刷情報通知
工程(ステップ)はステップ(14)に対応し、印刷保
護情報記録工程(ステップ)はステップ(15)、印刷
保護情報入力工程(ステップ)はステップ(16)に対
応し、印刷保護情報確認工程(ステップ)はステップ
(17)に対応し、印刷開始要求工程(ステップ)はス
テップ(18)に対応し、印刷データ転送工程(ステッ
プ)はステップ(19),(20)に対応し、印刷処理
工程(ステップ)はステップ(21)に対応する。
【0080】次に、このように構成された本実施例の動
作について、図8,図9〜図11を参照しながら説明す
る。
【0081】図9は、図6に示したホスト装置で作成さ
れる印刷保護情報の構造を示す図である。
【0082】図10は、図6に示したホスト装置内に登
録される印刷保護情報の構造を示す図である。
【0083】図11は、図6に示した印刷装置内のメモ
リ資源に登録される印刷保護情報の構造を説明する図で
ある。
【0084】まず、情報処理装置では印刷要求が発生す
る以前に、印刷要求発生時に印刷保護機能を設定するか
どうかを指定する(1)。印刷保護機能を設定しない場
合は、以前にステップ(10)で暗証記号が設定されて
いる場合は、暗証記号を解除し(3)、暗証記号が設定
されていなければ何もせずに印刷要求を待つ(11)。
一方、ステップ(1)で印刷保護機能を設定する場合
は、出力対象の印刷装置に対して印刷保護機能があるか
を問い合わせる(2)。
【0085】印刷装置はこの通知を受けて、ステップ
(6)で、印刷保護機能があるかないのかを判定し、印
刷保護機能がない場合は、その旨を情報処理装置に通知
し(7)、ステップ(4)に戻り、印刷保護機能がある
場合は、その旨を情報処理装置に通知して(8)、ステ
ップ(4)に戻る。
【0086】情報処理装置はステップ(4)で印刷装置
から通知される内容を判定し、ステップ(7)による印
刷保護機能がない旨の通知を受けると、印刷保護機能は
ないが印刷を行うか否かを情報処理装置の使用者に判断
させる(5)。機密事項などを含む文書で印刷保護機能
のない印刷装置を使って印刷を行いたくない場合は、印
刷しないことを指示すると、印刷はされずに処理は終了
する。
【0087】一方、ステップ(5)で印刷することを指
示すると、以前にステップ(10)で暗証記号が設定さ
れている場合は、暗証記号を解除し(3)、暗証記号が
設定されていなければ何もせずに印刷要求を待つ(1
1)。
【0088】一方、ステップ(4)の判定で、ステップ
(8)による印刷保護機能がある旨の通知を受けると、
情報処理装置の使用者に暗証記号の設定を行うかを問い
合わせる(9)。ここで、初めて暗証記号を設定する場
合か、あるいは暗証記号を変更する場合は、暗証記号を
設定する(10)。
【0089】この後、情報処理装置では情報処理装置の
使用者が印刷装置に対して印刷の要求が発生することを
監視している(11)。情報処理装置上のプログラムを
使い印刷の要求が発生すると、暗証記号が設定されてい
るかどうかを確認する(12)。暗証記号が設定されて
いない場合は、印刷保護機能を使用せずに印刷データを
印刷装置に送り(20)、印刷を実行する(21)。
【0090】一方、ステップ(12)で暗証記号が設定
されている場合は、ステップ(10)で設定した暗証記
号を基に図9に示した情報処理装置名,印刷要求発生者
名,印刷要求識別子,暗証記号よりなる印刷保護情報を
作成する(13)。
【0091】ステップ(13)で作成された印刷保護情
報の一部(図10参照)は印刷データを送信するまでは
情報処理装置のメモリ資源に記憶される。
【0092】図10は情報処理装置に記憶された保護情
報の例であり、図9に示した印刷保護情報中の情報処理
装置名,印刷要求発生者名を除く印刷要求識別子,暗証
記号を登録する。
【0093】その後、情報処理装置のメモリ資源に登録
された印刷保護情報が印刷装置に送信される(14)。
該送信された印刷保護情報は印刷装置内のメモリ資源に
図11に示すデータ構造で登録される(15)。
【0094】なお、図11は印刷装置内に登録されてい
る印刷保護情報の例であり、異なる印刷要求識別子に対
して同じ暗証記号が割り当てられる場合もある。
【0095】以上の印刷保護機能確認ステップ(1),
(2),(3),(4),(5)、印刷保護機能通知ス
テップ(6),(7),(8)、印刷保護情報設定ステ
ップ(9),(10),(11),(12),(1
3)、印刷情報通知ステップ(14)、印刷保護情報記
録ステップ(15)により、印刷要求が印刷装置に印刷
保護機能付きで登録される。
【0096】次に、情報処理装置の使用者は印刷装置の
操作パネル(図2の1002)や、印刷装置に接続され
ている情報処理装置などから、印刷保護情報の一部であ
る情報処理装置名,印刷要求者名,暗証記号を入力する
(16)。
【0097】そして、印刷保護情報が印刷装置のメモリ
資源に登録された印刷保護情報(図11参照)の中で、
ステップ(16)で入力された情報処理装置名,印刷要
求者名,暗証記号と同じものを検索する(17)。該情
報処理装置名,印刷要求者名,暗証記号と同じものが検
索できた場合は、印刷データの送信を情報処理装置に依
頼する(18)。なお、依頼先の情報処理装置は印刷保
護情報(図11)にある情報処理装置名に記述してあ
る。
【0098】ステップ(18)では、印刷装置は、印刷
データの送信を情報処理装置に依頼する際に、検索でき
た印刷要求識別子と、暗証記号を通知する。この通知を
受け情報処理装置では、ステップ(13)で作成登録し
た印刷保護情報(図10参照)を基に、どの印刷要求か
を判断し(19)、印刷装置に対して印刷データの送信
を行う(20)。その後、印刷装置で印刷物が出力され
る(21)。
【0099】以上説明したように本実施例によれば、情
報処理装置において暗証記号を設定し、印刷装置におい
て正しい印刷保護情報を設定することにより印刷装置が
出力を行う。
【0100】つまり、複数の情報処理装置で発生する各
印刷保護機能を設定することが可能となる。さらに、各
印刷要求に識別子を割り振る必要がない。
【0101】また、印刷要求をグループ化し、グループ
別に暗証記号を設定することが可能である。
【0102】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明によれば、判定手段により問合せ手段からの問合
わせに応じて転送先候補に決定された印刷装置から通知
される通知情報を解析して前記印刷保護機能が有ると判
定された場合に、入力される印刷保護データに基づいて
作成手段が第1の印刷保護情報を作成し、該作成された
前記第1の印刷保護情報を転送手段が印刷装置に転送し
た後に、転送制御手段が前記転送先候補に決定された印
刷装置から転送される印刷データ転送要求有無を判定し
て、前記転送先候補に決定された印刷装置に対する前記
機密保護指定された印刷データの転送を開始するので、
転送先候補の印刷装置に印刷保護機能がない場合に、密
保護指定された印刷データの転送を確実に制限する。
【0103】第2の発明によれば、第1の通知手段によ
り機密保護指定された印刷データの転送元となるいずれ
かの情報処理装置からの問合わせに応じて印刷保護機能
有無が通知された後、判定手段が印刷データの転送元と
なるいずれかの情報処理装置から転送される第1の印刷
保護情報と前記記憶手段に記憶された第2の印刷保護情
報とが一致すると照合判定した場合に、第2の通知手段
が機密保護指定された印刷データの転送元となるいずれ
かの情報処理装置にデータ転送開始要求を通知するの
で、印刷装置側で機密指定印刷を開始しようとしている
不正な使用者からの印刷開始要求を確実に制限すること
ができる。
【0104】第3の発明によれば、指定手段により機密
保護指定された印刷データの転送先候補に決定された印
刷装置に対して問合せ手段からの印刷保護機能の有無を
問い合わせに対して、第1の通知手段により印刷保護機
能有無が通知されると、作成手段により作成された前記
第1の印刷保護情報を転送手段が前記指定された印刷装
置に転送し、該転送される第1の印刷保護情報と記憶手
段に記憶された第2の印刷保護情報とが一致すると判定
手段が照合判定した場合に、第2の通知手段が機密保護
指定された印刷データの転送元となるいずれかの情報処
理装置にデータ転送開始要求を通知するので、情報処理
装置から機密保護指定されている印刷データの印刷を要
求する正当な使用者が指定した印刷装置で正当な第2の
印刷保護情報が入力された場合に、機密保護指定された
印刷データの転送開始を指定した情報処理装置に要求し
て、それ以外の使用者からの転送開始要求を無効とする
ことができる。
【0105】第4の発明によれば、問合せ手段は、印刷
要求入力時に機密保護指定された印刷データの転送先候
補に決定された印刷装置に対して印刷保護機能の有無を
問い合わせるので、印刷要求開始後であっても、使用者
に印刷装置に印刷保護機能による印刷を行うか、それと
も通常印刷を行うかを選択することができる。
【0106】第5の発明によれば、問合せ手段は、印刷
保護機能設定時に機密保護指定された印刷データの転送
先候補に決定された印刷装置に対して印刷保護機能の有
無を問い合わせるので、印刷要求開始前に、使用者から
の保護機能設定要求に応じて指定した印刷装置に印刷保
護機能があるかどうかを事前に確認した後、使用者に印
刷装置に印刷保護機能による印刷を行うか、それとも通
常印刷を行うかを選択することができる。
【0107】第6の発明によれば、情報処理装置から印
刷保護機能の確認があった場合に、印刷保護機能の有無
を情報処理装置に通知し、情報処理装置から印刷保護情
報が通知された場合に、それを印刷装置内に記憶した
後、印刷装置に印刷保護情報を入力し、記憶された印刷
保護情報と入力された印刷保護情報が同じかを確認し、
同じだと判断された場合に、情報処理装置にデータの転
送開始を要求する印刷開始要求するので、印刷装置側か
ら正当なユーザが印刷保護情報を入力した場合に、情報
処理装置に機密保護指定されている印刷データの要求を
通知して印刷保護機能を有効とすることができる。
【0108】第7の発明によれば、印刷装置に印刷保護
機能があるか否かを印刷装置に問い合わせ、印刷要求が
発生した場合に、印刷装置に印刷保護機能がある場合に
は印刷保護情報を設定し、その後に印刷保護情報を印刷
装置に通知し、印刷装置に印刷保護機能がない場合と印
刷装置から印刷開始の要求があった場合に、印刷データ
を印刷装置に送信するので、印刷保護機能による印刷デ
ータと通常の印刷データとを指定された印刷装置に転送
することができる。
【0109】第8の発明によれば、印刷装置に印刷保護
機能があるか否かを印刷装置に問い合わせ、情報処理装
置から印刷保護機能の確認があった場合に、印刷保護機
能の有無を情報処理装置に通知し、印刷要求が発生した
場合に、印刷装置に印刷保護機能がある場合には印刷保
護情報を設定し、情報処理装置から印刷保護情報が通知
された場合に、それを印刷装置内に記憶した後、印刷装
置に印刷保護情報を入力し、記憶された印刷保護情報と
入力された印刷保護情報が同じかを確認し、同じだと判
断された場合に、情報処理装置にデータの転送開始を要
求する印刷開始要求して、印刷装置に印刷保護機能がな
い場合と印刷装置から印刷開始の要求があった場合に、
印刷データを印刷装置に送信するので、印刷装置側から
正当なユーザが印刷保護情報を入力した場合に、情報処
理装置に機密保護指定されている印刷データの要求を通
知して印刷保護機能を有効としつつ、印刷保護機能によ
る印刷データと通常の印刷データとを指定された印刷装
置に転送する。
【0110】従って、ネットワーク環境における印刷デ
ータの機密保持機能を適宜確立して信頼性の高い機密保
持印刷を実現できる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す印刷システムの要部
構成を説明するブロック図である。
【図2】図1に示した印刷装置の構成例を示す断面図で
ある。
【図3】図1に示した印刷システムにおける印刷装置の
制御構成を説明するブロック図である。
【図4】本発明の印刷システムの第1の印刷制御方法の
一実施例を示すフローチャートである。
【図5】図3に示したホスト装置で作成される印刷保護
情報の構造を説明する図である。
【図6】図3に示したホスト装置内に記憶される印刷保
護情報の構造を説明する図である。
【図7】図3に示した印刷装置内のプリンタコントロー
ラに記憶される印刷保護情報の構造を説明する図であ
る。
【図8】本発明の印刷システムの第2の印刷制御方法の
一実施例を示すフローチャートである。
【図9】図6に示したホスト装置で作成される印刷保護
情報の構造を示す図である。
【図10】図6に示したホスト装置内に登録される印刷
保護情報の構造を示す図である。
【図11】図6に示した印刷装置内のメモリ資源に登録
される印刷保護情報の構造を説明する図である。
【図12】この種の印刷システムのシステム構成を説明
する概略ブロック図である。
【図13】この種の印刷システムのシステム構成を説明
する概略ブロック図である。
【図14】従来の印刷システムにおける印刷データ処理
動作を説明するブロック図である。
【符号の説明】
60 ホスト装置 61 パネル装置 70 プリンタコントローラ 71 入出力部 72 解釈格納部 73 ページバッファ 74 パターン情報格納部 75 展開制御部 76 フレームメモリ 80 プリント機構

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のネットワークを介して複数の印刷
    装置と複数の情報処理装置とが通信可能に構成された印
    刷システムにおいて、印刷データに機密保護指定を行う
    指定手段と、この指定手段により機密保護指定された印
    刷データの転送先候補に決定された印刷装置に対して印
    刷保護機能の有無を問い合わせる問合せ手段と、この問
    合せ手段からの問合わせに応じて転送先候補に決定され
    た印刷装置から通知される通知情報を解析して前記印刷
    保護機能の有無を判定する判定手段と、この判定手段が
    前記印刷保護機能が有ると判定した場合に、入力される
    印刷保護データに基づいて第1の印刷保護情報を作成す
    る作成手段と、この作成手段により作成された前記第1
    の印刷保護情報を前記指定された印刷装置に転送する転
    送手段と、この転送手段による前記第1の印刷保護情報
    の転送後に、前記転送先候補に決定された印刷装置から
    転送される印刷データ転送要求有無を判定して、前記転
    送先候補に決定された印刷装置に対する前記機密保護指
    定された印刷データの転送開始を制御する転送制御手段
    とを各情報処理装置に設けたことを特徴とする印刷シス
    テム。
  2. 【請求項2】 所定のネットワークを介して複数の印刷
    装置と複数の情報処理装置とが通信可能に構成された印
    刷システムにおいて、第2の印刷保護情報を入力する入
    力手段と、この入力手段から入力された前記第2の印刷
    保護情報を記憶する記憶手段と、機密保護指定された印
    刷データの転送元となるいずれかの情報処理装置からの
    問合わせに応じて印刷保護機能有無を通知する第1の通
    知手段と、この第1の通知手段による通知後、印刷デー
    タの転送元となるいずれかの情報処理装置から転送され
    る第1の印刷保護情報と前記記憶手段に記憶された第2
    の印刷保護情報とが一致するか照合判定する判定手段
    と、この判定手段が第1の印刷保護情報と第2の印刷保
    護情報とが一致すると照合判定した場合に、機密保護指
    定された印刷データの転送元となるいずれかの情報処理
    装置にデータ転送開始要求を通知する第2の通知手段と
    を各印刷装置に設けたことを特徴とする印刷システム。
  3. 【請求項3】 所定のネットワークを介して複数の印刷
    装置と複数の情報処理装置とが通信可能に構成された印
    刷システムにおいて、印刷データに機密保護指定を行う
    指定手段と、この指定手段により機密保護指定された印
    刷データの転送先候補に決定された印刷装置に対して印
    刷保護機能の有無を問い合わせる問合せ手段と、入力さ
    れる印刷保護データに基づいて第1の印刷保護情報を作
    成する作成手段と、この作成手段により作成された前記
    第1の印刷保護情報を前記指定された印刷装置に転送す
    る転送手段とを各情報装置側に設け、第2の印刷保護情
    報を入力する入力手段と、この入力手段から入力された
    前記第2の印刷保護情報を記憶する記憶手段と、前記問
    合わせ手段からの印刷保護機能の有無の問合わせに応じ
    て印刷保護機能有無を通知する第1の通知手段と、前記
    転送手段から転送される第1の印刷保護情報と前記記憶
    手段に記憶された第2の印刷保護情報とが一致するか照
    合判定する判定手段と、判定手段が第1の印刷保護情報
    と第2の印刷保護情報とが一致すると照合判定した場合
    に、機密保護指定された印刷データの転送元となるいず
    れかの情報処理装置にデータ転送開始要求を通知する第
    2の通知手段とを各印刷装置に設けたことを特徴とする
    印刷システム。
  4. 【請求項4】 問合せ手段は、印刷要求入力時に機密保
    護指定された印刷データの転送先候補に決定された印刷
    装置に対して印刷保護機能の有無を問い合わせることを
    特徴とする請求項1または3記載の印刷システム。
  5. 【請求項5】 問合せ手段は、印刷保護機能設定時に機
    密保護指定された印刷データの転送先候補に決定された
    印刷装置に対して印刷保護機能の有無を問い合わせるこ
    とを特徴とする請求項1または3記載の印刷システム。
  6. 【請求項6】 所定のネットワークを介して複数の印刷
    装置と複数の情報処理装置とが通信可能に構成された印
    刷システムの印刷制御方法において、情報処理装置から
    印刷保護機能の確認があった場合に、印刷保護機能の有
    無を情報処理装置に通知する印刷保護機能通知工程と、
    情報処理装置から印刷保護情報が通知された場合に、そ
    れを印刷装置内に記録する印刷保護情報記憶工程と、印
    刷装置に印刷保護情報を入力する印刷保護機能入力工程
    と、印刷保護情報記憶工程で記録された印刷保護情報と
    印刷保護情報入力工程で入力された印刷保護情報が同じ
    かを確認する印刷保護情報確認工程と、印刷保護情報確
    認工程で同じだと判断された場合に、情報処理装置にデ
    ータの転送開始を要求する印刷開始要求工程とを備える
    ことを特徴とした印刷システムの印刷制御方法。
  7. 【請求項7】 所定のネットワークを介して複数の印刷
    装置と複数の情報処理装置とが通信可能に構成された印
    刷システムの印刷制御方法において、印刷装置に印刷保
    護機能があるか否かを印刷装置に問い合わせる印刷保護
    機能確認工程と、印刷要求が発生した場合に、印刷装置
    に印刷保護機能がある場合には印刷保護情報を設定する
    印刷保護情報設定工程と、その後に印刷保護情報を印刷
    装置に通知する印刷保護情報通知工程と、印刷装置に印
    刷保護機能がない場合と印刷装置から印刷開始の要求が
    あった場合に、印刷データを印刷装置に送信する印刷デ
    ータ送信工程とを備えることを特徴とした印刷システム
    の印刷制御方法。
  8. 【請求項8】 所定のネットワークを介して複数の印刷
    装置と複数の情報処理装置とが通信可能に構成された印
    刷システムの印刷制御方法において、情報処理装置から
    印刷保護機能の確認があった場合に、印刷保護機能の有
    無を情報処理装置に通知する印刷保護機能通知工程と、
    情報処理装置から印刷保護情報が通知された場合に、そ
    れを印刷装置内に記録する印刷保護情報記憶工程と、印
    刷装置に印刷保護情報を入力する印刷保護機能入力工程
    と、印刷保護情報記憶工程で記録された印刷保護情報と
    印刷保護情報入力工程で入力された印刷保護情報が同じ
    かを確認する印刷保護情報確認工程と、印刷保護情報確
    認工程で同じだと判断された場合に、情報処理装置にデ
    ータの転送開始を要求する印刷開始要求工程と、印刷装
    置に印刷保護機能があるか否かを印刷装置に問い合わせ
    る印刷保護機能確認工程と、印刷要求が発生した場合
    に、印刷装置に印刷保護機能がある場合には印刷保護情
    報を設定する印刷保護情報設定工程と、その後に印刷保
    護情報を印刷装置に通知する印刷保護情報通知工程と、
    印刷装置に印刷保護機能がない場合と印刷装置から印刷
    開始の要求があった場合に、印刷データを印刷装置に送
    信する印刷データ送信工程とを備えることを特徴とする
    印刷システムの印刷制御方法。
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