JPH09331185A - ノイズ対策した電子部品 - Google Patents

ノイズ対策した電子部品

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Publication number
JPH09331185A
JPH09331185A JP8147479A JP14747996A JPH09331185A JP H09331185 A JPH09331185 A JP H09331185A JP 8147479 A JP8147479 A JP 8147479A JP 14747996 A JP14747996 A JP 14747996A JP H09331185 A JPH09331185 A JP H09331185A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
noise
electronic component
ferrite core
noises
magnetic body
Prior art date
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Pending
Application number
JP8147479A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Murata
諭 村田
Takashi Kobayashi
小林  隆
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
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Priority to TW086107238A priority patent/TW351854B/zh
Priority to CN97105532A priority patent/CN1090442C/zh
Priority to KR1019970023591A priority patent/KR980007914A/ko
Publication of JPH09331185A publication Critical patent/JPH09331185A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K9/00Screening of apparatus or components against electric or magnetic fields
    • H05K9/0073Shielding materials

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)
  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子部品から生じるノイズの放射を防ぎ、他
の電子部品にノイズの影響を受けないようにしたノイズ
対策した電子部品を提供することにある。 【解決手段】 ノイズを放射する電子部品に磁性体が接
合されているノイズ対策した電子部品である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子部品から生
じるノイズの放射を防ぐノイズ対策した電子部品に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、電子部品の中にはノイズを発生す
るものがあり、そのノイズを防ぐ手段として、ノイズを
発生するその電子部品の入出力部やノイズの影響を受け
やすい他の電子部品の入出力部にノイズフィルターを設
け、ノイズの影響を受けやすい他の電子部品へのノイズ
の影響を防いでいた。
【0003】一方、IC装置は、ICチップ内の配線部
分からノイズが発生するため、IC装置の上部に、ケー
ブルを配線したり、ノイズを受けやすい電子部品を搭載
すると、ノイズの影響を受けて、誤動作を引き起こすこ
とがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】また、ノイズ対策の手
段として、ICチップをパッケージする外装部材の内側
すなわちICチップを収納する側に導体膜を形成して、
磁気シールドしているが、外装部材に導体を形成するの
にメッキ等の複雑な工程を必要とするため、コスト高に
なるという問題があった。
【0005】この発明の目的は、電子部品から生じるノ
イズの放射を防ぎ、他の電子部品にノイズの影響を受け
ないようにしたノイズ対策した電子部品を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、第1の発明
は、ノイズを放射する電子部品に磁性体が接合されてい
るノイズ対策した電子部品である。
【0007】また、第2の発明は、前記磁性体が、フェ
ライトからなるノイズ対策した電子部品である。
【0008】また、第3の発明は、前記磁性体が、前記
電子部品と接合する面に凹部が設けられているノイズ対
策した電子部品である。
【0009】また、第4の発明は、前記磁性体の前記電
子部品と接合する反対面に導体を設けたノイズ対策した
電子部品である。
【0010】さらにまた、第5の発明は、前記ノイズを
放射する電子部品が、ICであるノイズ対策した電子部
品である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係るノイズ対策
した電子部品の実施例を図面に基づいて説明する。
【0012】図1はこの発明の第1の実施例のノイズ対
策した電子部品を示す図であり、(a)は側面図、
(b)は第1の実施例に用いたフェライトコアの平面図
である。ノイズ対策した電子部品1は、磁性体であるフ
ェライトコア2とIC装置3とからなり、フェライトコ
ア2とIC装置3は接着剤4で接着されている。
【0013】このノイズ対策した電子部品1は、IC装
置3から発生するノイズをフェライトコア2が吸収し、
IC装置3からのノイズの放射を防いでいる。
【0014】図2はこの発明の第2の実施例のノイズ対
策した電子部品を示す図であり、(a)は側面(フェラ
イトコアは断面を示す)図、(b)は第2の実施例に用
いたフェライトコアの下側から見た斜視図である。ノイ
ズ対策した電子部品11は、磁性体であるフェライトコ
ア12とIC装置3とからなり、フェライトコア12と
IC装置3は接着剤4で接着されている。
【0015】このノイズ対策した電子部品11は、IC
装置3から発生するノイズをフェライトコア12が吸収
し、IC装置3からのノイズの放射を防いでいる。ま
た、フェライトコア12が凹部12aを有するため、第
1の実施例のノイズ対策した電子部品と比較して側面か
らのノイズ放射を減少させている。また、フェライトコ
ア12が凹部12aを有するため、IC装置3と接合す
るとき位置合わせを簡単に行える。
【0016】図3は、第2の実施例で用いたフェライト
コアの凹部の断面形状の変形例を示す断面図であり、
(a)は第1の変形例、(b)は第2の変形例、(c)
は第3の変形例である。第1の変形例はフェライトコア
12bの凹部121bの内側壁面を斜めにしたものであ
り、第2の変形例はフェライトコア12cの凹部121
cのIC装置3の接合面の縁部に傾斜面を設けたもので
あり、第3の変形例はフェライトコア12dの凹部12
1dのIC装置3の接合面の縁部に丸面を設けたもので
ある。
【0017】図4は、この発明の第3の実施例のノイズ
対策した電子部品の側面(フェライトコアは断面を示
す)図である。ノイズ対策した電子部品21は、磁性体
であるフェライトコア22とIC装置3とからなり、フ
ェライトコア22とIC装置3は接着剤4で接着されて
いる。
【0018】ノイズ対策した電子部品21は、IC装置
3の上部及び側部をフェライトコア22が覆っているた
めに、IC装置3から発生するノイズをフェライトコア
22が吸収し、IC装置3からのノイズ放射を完全に防
げる。
【0019】図5は、この発明の第4の実施例のノイズ
対策した電子部品の斜視図である。ノイズ対策した電子
部品31は、磁性体であるフェライトコア32と導体で
ある導体膜5とノイズを放射する電子部品6とからな
り、導体膜5はフェライトコア32の主面、つまり、ノ
イズを放射する電子部品6と接合される反対面に形成さ
れ、フェライトコア32とノイズを放射する電子部品6
は接着剤4で接着されている。
【0020】ノイズ対策した電子部品31は、ノイズを
放射する電子部品6から放射されるノイズをフェライト
コア32で吸収する。しかしノイズの一部はフェライト
コアを突き抜けようとするため、ノイズが進入する方向
と反対面のフェライトコア32に導体膜5を設けること
で、終端インピーダンスを0にし、ノイズの突き抜けを
防ぐ。
【0021】これらの実施例では、フェライトコアとI
C装置を接着剤を用いて接着しているが、両面接着剤付
テープを用いて貼り付けてもよい。また、IC装置側に
接着剤を塗布したり両面接着剤付テープを用い、フェラ
イトコアと接着してもよい。
【0022】また、第1の実施例のフェライトコア2、
第2の実施例のフェライトコア12、第2の実施例のフ
ェライトコア12の変形例のフェライトコア12b,1
2c,12d、第3の実施例のフェライトコア22に導
体膜を設けてもよい。また、フェライトコアの材質は、
Ni−Zn系、Ni−Cu−Zn系、Mg−Zn系な
ど、ノイズを吸収する材質のものであればよい。また、
実施例ではフェライトコアを用いたが、フェライトコア
に限らず、磁性体あるいはノイズを吸収する材質のもの
であればよい。
【0023】
【発明の効果】この発明のノイズ対策した電子部品によ
れば、ノイズを放射する電子部品の上部にケーブルまた
は導体パターンを配線したり、ノイズの影響を受けやす
い電子部品を搭載しても、ノイズを放射する電子部品と
配線あるいはノイズの影響を受けやすい電子部品の間に
磁性体が存在するため、ノイズが磁性体に吸収され、ノ
イズの影響を受けない。また、磁性体がフェライトであ
ることから、ノイズが空気中よりもフェライトの中を通
過しようとするため、IC装置等のパッケージからでる
ノイズがフェライトの反対側に出なくなり、ケーブルや
基板に電気的影響を与えなくなる。さらに、磁性体に凹
部を設けることで位置決めが容易に行え、取り付け位置
のバラツキがなくなり、ノイズを放射する電子部品の側
面から発生する輻射エネルギーも吸収することができ
る。
【0024】また、ノイズを放射する電子部品を覆う部
分が多くなることでノイズを放射する電子部品から放射
されるノイズエネルギーをより多く吸収することができ
る。さらに、磁性体に導体膜を設けることにより、ノイ
ズがフェライトを突き抜けていくことを防ぐことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例のノイズ対策した電子
部品を示す図であり、(a)は側面図、(b)は第1の
実施例に用いたフェライトコアの平面図である。
【図2】この発明の第2の実施例のノイズ対策した電子
部品を示す図であり、(a)は側面(フェライトコアは
断面を示す)図、(b)は第2の実施例に用いたフェラ
イトコアの下側から見た斜視図である。
【図3】第2の実施例に用いたフェライトコアの変形例
を示し、(a)は第1の変形例の断面図、(b)は第2
の変形例の断面図、(c)は第3の変形例の断面図を示
す。
【図4】この発明の第3の実施例のノイズ対策した電子
部品を示す側面(フェライトコアは断面を示す)図であ
る。
【図5】この発明の第4の実施例のノイズ対策した電子
部品の斜視図である。
【符号の説明】
1,11,21,31 ノイズ対策用電子部品 2,12,22,32 フェライトコア 3 IC装置 5 導体膜 6 ノイズを放射する電子
部品 12a フェライトコアの凹部 12b,12c,12d フェライトコア 121b,121c,121d フェライトコアの凹部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノイズを放射する電子部品に磁性体が接
    合されていることを特徴とするノイズ対策した電子部
    品。
  2. 【請求項2】 前記磁性体は、フェライトからなること
    を特徴とする請求項1に記載のノイズ対策した電子部
    品。
  3. 【請求項3】 前記磁性体は、前記電子部品と接合する
    面に凹部が設けられていることを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2に記載のノイズ対策した電子部品。
  4. 【請求項4】 前記磁性体の前記電子部品と接合する反
    対面に導体を設けたことを特徴とする請求項1、請求項
    2または請求項3のいずれかに記載のノイズ対策した電
    子部品。
  5. 【請求項5】 前記ノイズを放射する電子部品は、IC
    であることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3
    または請求項4のいずれかに記載のノイズ対策した電子
    部品。
JP8147479A 1996-06-10 1996-06-10 ノイズ対策した電子部品 Pending JPH09331185A (ja)

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TW086107238A TW351854B (en) 1996-06-10 1997-05-28 An electronic component for arresting noise
CN97105532A CN1090442C (zh) 1996-06-10 1997-06-06 防噪声电子元器件
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KR (1) KR980007914A (ja)
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