JPH09330541A - ディスクトレー組立体及びこれを用いたディスクプレーヤー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスクトレー組立体及びこれを用いたディ
スクプレーヤーを提供する。 【解決手段】 このディスクトレー組立体及びディスク
プレーヤーにおいては、ディスクトレー組立体に置かれ
てディスクプレーヤーの内外に運搬されるディスクをデ
ィスクトレーのディスク収容部の表面側に弾力的に押圧
するレバーにより、ディスクの流動が防止でき、これに
よりディスクの運搬中にノイズが抑制され、ディスクの
回転のためのクランピングが確実に行われうる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明はディスクプレーヤー
のハウジングの内外にディスクを運搬するディスクトレ
ー組立体及びそのディスクトレー組立体を採用したディ
スクプレーヤーに関する。

【０００２】

【従来の技術】図１に示されたように、コンパクトディ
スクのようなディスクに書込まれた情報を再生するディ
スクプレーヤー１は通常的に、ハウジング２とこのハウ
ジング２の内部にヒンジ３ａを中心に回動可能に設けら
れたデッキ３を具備している。ディスクプレーヤー１
は、またハウジング２の一側壁に形成された開口２ａを
通してハウジング２の内外にディスク９を運搬可能に設
けられたディスクトレー組立体４０を具備している。ハ
ウジング２の上部には押圧部材６が設けられており、前
記デッキ３にはターンテーブル５とスピンドルモータ５
ａと光ピックアップユニット７が設けられている。

【０００３】前記ディスクトレー組立体４０は図２に示
されたように、ディスクトレー４１とこのディスクトレ
ー４１に結合されたレバー４３等を具備している。前記
ディスクトレー４１はハウジング２内に挿入された状態
でその背面がデッキ３と対面することになり、そのディ
スクトレー４１の表面にはディスク９が収容されるよう
にディスク収容部４２が凹設されている。

【０００４】前記レバー４３等は前記ディスクトレー４
１のディスク収容部４２の周囲にヒンジ４４により結合
され、図２に実線で示されたようにディスク収容部４２
側に突出される第１位置と、図２に仮想線で示されたよ
うに前記第１位置とほぼ直交してそのディスク収容部４
２から離れる第２位置との間で回動されうる。一方、こ
のレバー４３等は図３に示されたようにディスク収容部
４２の表面に対して所定距離Ｄだけ離隔された状態を保
っている。

【０００５】このような構成のディスクプレーヤー１に
おいてディスク９の再生のためには、まずディスクトレ
ー組立体４０をハウジング２から取出し、レバー４３等
を前記第２位置に回動させておく。そしてディスク９を
ディスクトレー４１のディスク収容部４２に収容させた
後、再びレバー４３等を前記第１位置に回動させディス
ク収容部４２からのディスク離脱を防止する。このよう
な状態で、ディスクトレー組立体４０をハウジング２の
内部に挿入させるとディスク９がハウジング２の内部に
運搬される。ディスク９がハウジング２の内部に差込ま
れると、デッキ３が上昇回動し、そのデッキ３に設けら
れたターンテーブル５が共に上昇しながらディスク９を
ディスクトレー４１のディスク収容部４２の表面から持
上げる。このように持上げられるディスク９は前記レバ
ー４３等の下部でターンテーブル５と前記押圧部材６に
よりクランピングされる。その後、スピンドルモータ５
ａの回転によりターンテーブル５及び前記クランピング
されたディスク９が回転され、光ピックアップユニット
７によりそのディスク９の情報が読出される。

【０００６】前記従来のディスクプレーヤーにおいて、
ディスクがターンテーブル、前記ディスクトレーのディ
スク収容部の表面から持上げられることを勘案し、前記
レバー等はディスクトレーのディスク収容部の表面から
ディスクの厚さに比べて相当大きい距離離隔されてい
る。従って、ディスクの運搬時に、特にディスクが垂直
に立てられた状態で運搬されるようになった形のディス
クプレーヤーにおいて、ディスクの流動及びそれに伴う
ノイズが激しく発生するという問題点がある。また、デ
ィスクがレバー等とディスクトレーのディスク収容部の
表面との間で流動されることによりディスクの姿勢が変
更されターンテーブルがそのディスクを確実に持上げら
れない場合も発生するという問題点がある。

【０００７】

【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題点を解決するため案出されたものであって、ディスク
をディスクプレーヤーのハウジングの内外に運搬する
際、そのディスクの流動を確実に防止してノイズを抑制
すると同時に、ディスクがディスクプレーヤーのハウジ
ングの内部に差込まれた状態でターンテーブルにより確
実にディスク収容部の表面から離隔されうるように改善
されたディスクトレー組立体を提供することにその目的
がある。

【０００８】本発明の他の目的はディスクの運搬時にそ
のディスクの流動を確実に防止してノイズを抑制すると
同時に、ディスクがハウジングの内部に差込まれた状態
でターンテーブルにより確実にディスク収容部の表面か
ら離隔されうるように改善されたディスクトレー組立体
を備えたディスクプレーヤーを提供することにある。

【０００９】

【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明によるディスクトレー組立体は、ディスクプレー
ヤーのハウジングの内外に出入可能に設けられ、その表
面に凹設されたディスク収容部を有するディスクトレー
と、前記ディスクトレーのディスク収容部の周囲にその
ディスク収容部側に突出される第１位置とディスク収容
部から離れる第２位置との間で回動可能に設けられる複
数のレバーを備えたディスクトレー組立体において、前
記複数のレバーの中少なくとも１つは前記ディスクトレ
ーの表面に対して垂直に所定距離移動でき、前記ディス
ク収容部の表面に対して接近される方向に弾性バイアス
されることを特徴とする。

【００１０】前記他の目的を達成するため本発明による
ディスクプレーヤーは、ハウジングと、前記ハウジング
の内外に出入可能に設けられ、その表面に凹設されたデ
ィスク収容部を有するディスクトレーと、前記ディスク
トレーのディスク収容部の周囲にそのディスク収容部側
に突出される第１位置とディスク収容部から離れる第２
位置との間で回動可能に設けられる複数のレバーと、前
記ハウジングの内部に挿入されたディスクトレーの背面
と対面し、そのディスクトレーに対して接近及び離隔可
能に設けられるデッキと、前記デッキの前記ディスクト
レーに対した接近時に前記ディスクトレーのディスク収
容部に収容されたディスクをそのディスク収容部の表面
から離隔されて支持するようにデッキに結合されたター
ンテーブルを具備したディスクプレーヤーにおいて、前
記複数のレバーの中少なくとも１つは前記ディスクトレ
ーの表面に対して垂直に所定距離移動でき、前記ディス
ク収容部の表面に対して接近される方向に弾性バイアス
され、前記デッキには前記ディスクトレーに対した接近
時に前記弾性バイアスされたレバーを前記ディスク収容
部の表面に対して離隔される方向に押圧する押圧突起を
具備することを特徴とする。

【００１１】

【発明の実施の形態】以下、本発明による望ましい実施
例を添付された図面に基づき詳しく説明する。図４乃至
図７を参照するに、本発明によるディスクプレーヤー１
００は上部に押圧部材６０が設けられたハウジング１０
とハウジング１０の内部にヒンジ２９を中心に回動可能
に設けられたデッキ２０を具備している。ディスクプレ
ーヤー１００は、またハウジング１０の内外にディスク
９を運搬するため、ハウジング１０の一側壁に形成され
た開口１１を通してそのハウジング１０の内外に出入可
能に設けられたディスクトレー組立体３０を具備してい
る。

【００１２】前記デッキ２０にはターンテーブル５０
と、このターンテーブル５０の回転のためのスピンドル
モータ５１と、ディスクの情報を読出すための光ピック
アップユニット７０が設けられている。部材番号２１は
デッキ２０の所定位置に形成された押圧突起である。前
記ディスクトレー組立体３０は図５及び図６に示された
ように、ディスクトレー３１とこのディスクトレー３１
に結合された一対の第１レバー３３及び一対の第２レバ
ー４３を具備している。

【００１３】前記ディスクトレー３１は前記ハウジング
１０内に挿入された状態でその背面がデッキ２０と対面
することになる。ディスクトレー３１はその表面に対し
て凹設されディスクを収容するディスク収容部３２を具
備している。前記第１レバー３３等と第２レバー４３等
はディスクトレー３１のディスク収容部３２の周囲に設
けられている。

【００１４】前記第２レバー４３等は、図１乃至図３に
基づき説明した従来のディスクトレー組立体４０でと同
様に、ディスクトレー３１のディスク収容部３２の表面
に対して所定距離に離隔された状態で回動可能にヒンジ
４４により結合されている。これにより第２レバー４３
等は図５に実線で示されたようにディスク収容部３２側
に突出される第１位置と、図５に仮想線で示されたよう
に前記第１位置とほぼ直交してそのディスク収容部３２
から離れる第２位置との間で回動されうる。

【００１５】前記第１レバー３３等も、第２レバー４３
等と同様に、図５に実線で示されたようにディスク収容
部３２側に突出される第１位置と図５に仮想線で示され
たようにそのディスク収容部３２から離れる第２位置と
の間で回動されうる。ところで、この第１レバー３３等
は、前記第２レバー４３等とは異なり、ディスクトレー
３１の表面に対して垂直に所定距離を移動可能に設けら
れており、そのディスク収容部３２の表面に対して接近
される方向に弾性バイアスされている。このような第１
レバー３３及びこの第１レバー３３の設置構造に対して
図６と図７に基づき説明する。

【００１６】ディスクトレー３１のディスク収容部３２
の縁部には前記第１レバー３３等を収納するための引入
部３１ａが形成されている。第１レバー３３の底面には
一対の弾性片３３ａが平行に形成されている。この弾性
片３３ａ等は相互接近及び離隔されるように弾力的に変
形でき、それぞれの弾性片３３ａの端部には係止突起３
３ｂが形成されている。このような第１レバー３３をデ
ィスクトレー３１に結合するため、その第１レバー３３
の弾性片３３ａ等を前記引入部３１ａに形成された貫通
孔３１ｂに差込んでディスクトレー３１の背面側に突出
させる。その後、弾性片３３ａ等の回りに圧縮コイルス
プリング３５を差込み、結合部材３４を前記弾性片３３
ａ等に差込んで第１レバー３３に結合させる。これによ
り、結合部材３４の突出部３４ａは第１レバー３３の弾
性片３３ａ等の間に差込まれ、結合部材３４の係止部３
４ｂには弾性片３３ａの端部に形成された係止突起３３
ｂが結合される。そして、圧縮コイルスプリング３５の
両端部はディスクトレー３１の底面と結合部材３４の上
面に各々弾力的に接触される。

【００１７】このように結合された第１レバー３３は、
弾性片３３ａ等の間に差込まれた結合部材３４の突出部
３４ａによりその結合部材３４と相対回転が防止された
状態で、弾性片３３ａ等を回動中心として前記第１位置
と第２位置との間で回動されうる。また第１レバー３３
は、その底面が前記結合部材３４の突出部３４ａの先端
面と接触され係止突起３３ｂが結合部材３４の係止部３
４ｂに密着されているので、結合部材３４に対した相対
移動及び結合部材３４からの離脱が防止される。従っ
て、第１レバー３３は、その第１レバー３３の底面がデ
ィスクトレーの引入部３１ａの表面に接触される位置と
結合部材３４の上面がディスクトレー３１の底面に接触
される位置との間で、ディスクトレー３１の表面に対し
て垂直に所定距離を移動可能な状態を保つことになる。
そして、この第１レバー３３は、前記圧縮コイルスプリ
ング３５の弾力によりディスク収容部３２の表面に対し
て接近される方向、即ちその第１レバー３３の底面がデ
ィスクトレーの引入部３１ａの表面と接触される方法に
弾性バイアスされる。

【００１８】ディスクトレー組立体３０がディスクプレ
ーヤーのハウジング１０の内部に挿入されると、前記結
合部材３４の下方には図４に示されたデッキ２０の押圧
突起２１が位置することになる。一方、図６に示された
ようにディスクトレー３１において第１レバー３３と接
触される引入部３１ａの表面の所定位置には第１レバー
３３側に突出された位置決め突起３１ｃが形成され、第
１レバー３３の底面には図８及び図９に示されたように
前記第１位置で前記ディスクトレー３１の位置決め突起
３１ｃを収容する第１溝部３３ｃと前記第２位置でディ
スクトレーの位置決め突起３１ｃを収容する第２溝部３
３ｄを形成して置くことが望ましい。これにより第１レ
バー３３は、前記位置決め突起３１ｃと第１溝部３３ｃ
との結合または位置決め突起３１ｃと第２溝部３３ｄと
の結合により、前記第１位置または第２位置で適切に位
置固定されうる。そして前記第１溝部３３ｃと第２溝部
３３ｄには、第１レバー３３の回動が円滑に行われるよ
うに図１０に示されたように、その第１レバーの回動方
向への両側に各々傾斜部３３ｅを形成することが望まし
い。

【００１９】このように構成されたディスクプレーヤー
１００において、例えばディスクをハウジング１０の内
部に装着する場合には、まずディスクトレー組立体３０
をハウジング１０から取出させて前記レバー３３、４３
が前記第２位置に位置する状態でディスク９をディスク
トレー３１のディスク収容部３２に収容させる。この
際、第２位置に位置する第１レバー３３は、図１０に実
線で示されたようにその底面に形成された第２溝部３３
ｄにディスクトレーの位置決め突起３１ｃが収容されそ
の第２位置に位置固定される。

【００２０】その後、レバー３３、４３を前記第１位置
に各々回動させディスク９がディスク収容部３２から離
脱されることを防止する。この際、前記第２位置に位置
するそれぞれの第１レバー３３を第１位置に回動させる
ためにその回動方向Ｆに外力を加えると第１レバー３３
は、図１０に仮想線で示されたようにその底面の第２溝
部３３ｄに形成された傾斜部３３ｅがディスクトレーの
位置決め突起３１ｃに対してスライディングされながら
上昇することになり、引続き第１レバー３３の底面がデ
ィスクトレーの位置決め突起３１ｃの先端面に接触され
ながら回動される。一方、第１レバー３３が上昇する過
程でその第１レバー３３に固定された結合部材３４が共
に上昇することになり、これにより圧縮コイルスプリン
グ３５は圧縮される。その後、第１レバー３３は前記外
力により第１位置に回動することになる。第１レバー３
３が第１位置に回動されると、第１溝部３３ｃは前記デ
ィスクトレーの位置決め突起３１ｃの上方に位置するこ
とになり、その第１レバー３３は前記圧縮コイルスプリ
ング３５の復元力により下降することになる。このよう
に下降する第１レバー３３は、その底面の第１溝部３３
ｃにディスクトレーの位置決め突起３１ｃが差込まれな
がら、第１位置に位置固定されると同時にディスクトレ
ー３１のディスク収容部３２に収容されているディスク
９を弾力的に押圧することになる。

【００２１】このような状態で、ディスクトレー組立体
３０をハウジング１０内部に挿入させることによりディ
スク９はハウジング１０の内部に運搬される。この際、
ディスク９は前述したように第１レバー３３等によりデ
ィスクトレーのディスク収容部３２の表面に弾力的に押
圧されるので、運搬中または運搬が完了された状態で常
に安定した姿勢が保てる。これにより、ディスクの運搬
中そのディスクの流動に因したノイズが抑制される。

【００２２】一方、ディスク９がハウジング１０の内部
に差込まれるとデッキ２０が上昇回動し、この際、図１
１に仮想線で示されたようにデッキ２０に形成された前
記押圧突起２１等が結合部材３４等を押圧することにな
る。これにより、結合部材３４は圧縮コイルスプリング
３５を圧縮させながら上昇し、その結合部材３４に固定
されディスクを弾力的に押圧していた第１レバー３３が
上昇しながらディスク９から離脱する。これとほぼ同時
にデッキ２０に設けられたターンテーブル５０（図４参
照）がそのディスク９を持上げる。この際、ディスク９
は前述したようにディスクトレーのディスク収容部３２
内で安定した姿勢を保っているので、ターンテーブル５
０に正確に差込まれて持上げられる。このようにターン
テーブル５０によりディスクトレーのディスク収容部３
２の表面から離隔されたディスク９は、前記レバー３
３、４３等の下部でターンテーブル５０と前記押圧部材
６０（図４参照）によりクランピングされる。その後、
スピンドルモータ５１（図４参照）の回転によりターン
テーブル５０及びディスク９が回転され、光ピックアッ
プユニット７０（図４参照）によりそのディスク９の情
報が読出される。

【００２３】一方、図１１に示されたようにデッキ２０
の押圧突起２１の先端面には所定幅Ｃの溝部２１ａが形
成され、図６に示されたように結合部材３４の底面部を
その短辺の長さＢが前記押圧突起の溝部２１ａの幅Ｃよ
り小さく、その長辺Ａの長さが前記幅Ｃより大きな直四
角形を成すようにすることもできる。この場合、図１１
に示されたように前記第１レバー３３が第１位置に位置
する時は結合部材３４が上昇するデッキ２０の押圧突起
２１の先端により押圧され、図１２に示されたように前
記第１レバー３３が第２位置に位置する時は結合部材３
４が前記上昇するデッキ２０の押圧突起２１の溝部２１
ａに収容されて押圧されない。こうすれば、第１レバー
３３が第２位置に位置する状態でディスクトレー組立体
３０がハウジング１０の内部に差込まれる場合に、その
第１レバー３３が不要にディスクトレー３１の表面に対
して垂直移動されることを抑制しうる。

【００２４】一方、ディスクトレー３１のディスク収容
部３２の周囲に設けられた４つのレバーの中少なくとも
１つが前述したような第１レバーで構成されると、本発
明の範囲から外れない。また、前述したような第２レバ
ー４３を設けず複数の第１レバーのみ設けても本発明の
目的を達成しうる。

【００２５】

【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、デ
ィスクトレー組立体に置かれてディスクプレーヤーの内
外に運搬されるディスクをディスクトレーのディスク収
容部の表面側に弾力的に押圧するレバーにより、ディス
クの流動が確実に防止されうるので、ノイズが抑制され
うるだけでなくそのディスクの回転のためのクランピン
グが確実に行われうる。

【図面の簡単な説明】

【図１】従来のディスクプレーヤーの概略的断面図であ
る。

【図２】図１に示されたディスクトレー組立体の平面図
である。

【図３】図２に示されたディスクトレー組立体のIII −
III 線の断面図である。

【図４】本発明によるディスクプレーヤーの概略的断面
図である。

【図５】図４に示されたディスクトレー組立体の平面図
である。

【図６】図５に示されたディスクトレー組立体の主要部
位の概略的分離斜視図である。

【図７】図６に示されたディスクトレー組立体のVII −
VII 線の結合断面図である。

【図８】図６に示された第１レバーの底面を示す概略的
斜視図である。

【図９】ディスクトレーの位置決め突起と第１レバーの
溝部等との位置関係を示す図である。

【図１０】図９のＸ−Ｘ線の断面図である。

【図１１】図４に示されたデッキの突起により第１レバ
ーが上昇する状態を示す図である。

【図１２】第１レバーが第２位置に位置した状態でデッ
キが上昇する状態を示す図である。

【符号の説明】

１０ ハウジング ２０ デッキ ３０ ディスクトレー組立体 ３１ ディスクトレー ３２ ディスク収容部 ３３ 第１レバー ３３ｃ 第１溝部 ３３ｄ 第２溝部 ３４ 結合部材 ３５ 圧縮コイルスプリング ４３ 第２レバー ５０ ターンテーブル １００ ディスクプレーヤー

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 ディスクプレーヤーのハウジングの内外
   に出入可能に設けられ、その表面に凹設されたディスク
   収容部を有するディスクトレーと、前記ディスクトレー
   のディスク収容部の周囲にそのディスク収容部側に突出
   される第１位置とディスク収容部から離れる第２位置と
   の間で回動可能に設けられる複数のレバーを備えたディ
   スクトレー組立体において、 前記複数のレバーの中少なくとも１つは前記ディスクト
   レーの表面に対して垂直に所定距離移動でき、前記ディ
   スク収容部の表面に対して接近される方向に弾性バイア
   スされることを特徴とするディスクトレー組立体。
2. 【請求項２】 前記ディスクトレーの前記弾性バイアス
   されたレバーと接触する面にはそのレバー側に突出され
   た位置決め突起が形成され、 前記弾性バイアスされたレバーには前記第１位置で前記
   ディスクトレーの位置決め突起を収容する第１溝部と前
   記第２位置で前記ディスクトレーの位置決め突起を収容
   する第２溝部が形成されることを特徴とする請求項１に
   記載のディスクトレー組立体。
3. 【請求項３】 ハウジングと、前記ハウジングの内外に
   出入可能に設けられ、その表面に凹設されたディスク収
   容部を有するディスクトレーと、前記ディスクトレーの
   ディスク収容部の周囲にそのディスク収容部側に突出さ
   れる第１位置とディスク収容部から離れる第２位置との
   間で回動可能に設けられる複数のレバーと、前記ハウジ
   ングの内部に挿入されたディスクトレーの背面と対面
   し、そのディスクトレーに対して接近及び離隔可能に設
   けられるデッキと、前記デッキの前記ディスクトレーに
   対した接近時に前記ディスクトレーのディスク収容部に
   収容されたディスクをそのディスク収容部の表面から離
   隔されて支持するようにデッキに結合されたターンテー
   ブルを具備したディスクプレーヤーにおいて、 前記複数のレバーの中少なくとも１つは前記ディスクト
   レーの表面に対して垂直に所定距離移動でき、前記ディ
   スク収容部の表面に対して接近される方向に弾性バイア
   スされ、 前記デッキには前記ディスクトレーに対した接近時に前
   記弾性バイアスされたレバーを前記ディスク収容部の表
   面に対して離隔される方向に押圧する押圧突起が具備さ
   れることを特徴とするディスクプレーヤー。
4. 【請求項４】 前記ディスクトレーの前記弾性バイアス
   されたレバーと接触する面にはそのレバー側に突出され
   た位置決め突起が形成され、 前記弾性バイアスされたレバーには前記第１位置で前記
   ディスクトレーの位置決め突起を収容する第１溝部と前
   記第２位置で前記ディスクトレーの位置決め突起を収容
   する第２溝部が形成されることを特徴とする請求項３に
   記載のディスクトレーディスクプレーヤー。