JPH09328939A - シャッタ装置におけるロック装置 - Google Patents

シャッタ装置におけるロック装置

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JPH09328939A
JPH09328939A JP14920896A JP14920896A JPH09328939A JP H09328939 A JPH09328939 A JP H09328939A JP 14920896 A JP14920896 A JP 14920896A JP 14920896 A JP14920896 A JP 14920896A JP H09328939 A JPH09328939 A JP H09328939A
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JP
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lock
pin
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link
center
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JP14920896A
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English (en)
Inventor
Makoto Ikemizu
誠 池水
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Ichikoh Industries Ltd
Original Assignee
Ichikoh Industries Ltd
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Publication date
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    • E06BFIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
    • E06B9/00Screening or protective devices for wall or similar openings, with or without operating or securing mechanisms; Closures of similar construction
    • E06B9/02Shutters, movable grilles, or other safety closing devices, e.g. against burglary
    • E06B9/08Roll-type closures
    • E06B9/11Roller shutters
    • E06B9/15Roller shutters with closing members formed of slats or the like
    • E06B9/165Roller shutters with closing members formed of slats or the like with slats disappearing in each other; with slats the distance between which can be altered
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E06DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
    • E06BFIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
    • E06B9/00Screening or protective devices for wall or similar openings, with or without operating or securing mechanisms; Closures of similar construction
    • E06B9/56Operating, guiding or securing devices or arrangements for roll-type closures; Spring drums; Tape drums; Counterweighting arrangements therefor
    • E06B9/80Safety measures against dropping or unauthorised opening; Braking or immobilising devices; Devices for limiting unrolling
    • E06B9/82Safety measures against dropping or unauthorised opening; Braking or immobilising devices; Devices for limiting unrolling automatic
    • E06B9/86Safety measures against dropping or unauthorised opening; Braking or immobilising devices; Devices for limiting unrolling automatic against unauthorised opening
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
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    • E06BFIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
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    • E06B9/56Operating, guiding or securing devices or arrangements for roll-type closures; Spring drums; Tape drums; Counterweighting arrangements therefor
    • E06B9/80Safety measures against dropping or unauthorised opening; Braking or immobilising devices; Devices for limiting unrolling
    • E06B2009/801Locking arrangements
    • E06B2009/805Locking arrangements located on or in the guides

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  • Structural Engineering (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 大きなロック力。ソレノイドの省電力化。 【解決手段】 ロック時にはリンク機構18が死点状態
にある。この死点状態にあるリンク機構18の作用がロ
ック体19のロックを解除しょうとする力に対して大き
な抵抗力となす。この結果、大きなロック力が得られ
る。ソレノイド22を通電して死点状態のリンク機構1
8をロックスプリング20の作用方向と逆方向(他方
向)に若干作動させることによりロックを解除できる。
このとき、ソレノイド22の作動ストロークはリンク機
構18を他方向に若干作動させるだけで小で済み、ソレ
ノイド22の作動力はロックスプリング20の力よりも
若干大で済む。この結果、ソレノイド22の省電力化を
図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シャッタ装置にお
けるロック装置に係り、特に、大きなロック力が得ら
れ、しかも大きなロック力が得られるのにも拘らずロッ
クを解除するソレノイドの省電力化を図ることができる
シャッタ装置におけるロック装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】シャッタ装置は、一般に、左右に相対し
て立設された1対のガイドレール間にシャッタが上下方
向に開閉可能に設けられ、シャッタの下部の左右両側に
はロックバーがそれぞれ左右方向に進退可能に設けら
れ、1対のガイドレールの下部にはロック装置がそれぞ
れ設けられてなる。このロックバーがロック装置により
ロックされることにより、シャッタの閉状態がロックさ
れ、かつロック装置のロックバーに対するロックを解除
することにより、シャッタを開けることができる。
【0003】そして、上述のシャッタ装置におけるロッ
ク装置としては、例えば、実公平5−38207号公報
に記載のものがある。このロック装置は、1対のガイド
レールの下部にそれぞれ回動自在に設けられ、常時ロッ
クバーの昇降経路に対して突出する方向に付勢されてい
るロック体(又はストッパ体と称する場合もある)と、
このロック体の突出状態をロックする連動体等からなる
ロック機構と、このロック機構による前記ロック体の突
出状態のロックを解除するソレノイドと、を備える。
【0004】上述のロック機構によりロック体が突出状
態にロックされているときに、シャッタを閉じると、ロ
ックバーがロック体によりロックされてシャッタの閉状
態がロックされる。上述のソレノイドを作動させると、
ロック機構によるロック体の突出状態のロックが解除さ
れ、ロックバーのロック体によるロックが解除されて、
シャッタを開くことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のシャッタ装置に
おけるロック装置においては、大きなロック力が得ら
れ、しかも大きなロック力が得られるのにも拘らずロッ
クを解除するソレノイドの省電力化を図ることが重要で
ある。
【0006】本発明の目的は、大きなロック力が得ら
れ、しかも大きなロック力が得られるのにも拘らずロッ
クを解除するソレノイドの省電力化を図ることができる
シャッタ装置におけるロック装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、ガイドレールに固定されるケースと、
一端が前記ケースに第1ピンにより回動可能に取り付け
られた第1リンクと、一端が前記ケースに第2ピンによ
り回動可能に取り付けられた第2リンクと、両端が前記
第1リンクの他端と前記第2リンクの他端に第3ピンと
第4ピンによりそれぞれ回動可能に取り付けられた第3
リンクとからなり、前記第1ピンの中心と前記第3ピン
の中心とを結ぶ線分と、前記第2ピンの中心と前記第4
ピンの中心と前記第3ピンの中心とを結ぶ線分とが直交
する状態を死点状態とするリンク機構と、前記第1リン
クの他端側に固定されたロック体であって、前記リンク
機構の作動によりロックバーの昇降経路に対して進退
し、かつ前記リンク機構が死点状態のとき最大前進(突
出)状態にあって前記ロックバーをロックするロック体
と、前記リンク機構と前記ケースとの間に設けられ、前
記リンク機構を一方向に付勢させるロックスプリング
と、前記ロックスプリングによる前記リンク機構の一方
向の付勢を規制して、前記リンク機構の死点状態をロッ
クし、かつこの死点状態のリンク機構を介して前記ロッ
ク体の最大前進状態をロックするストッパと、前記リン
ク機構と前記ケースとの間に設けられたソレノイドであ
って、通電させることにより、死点状態の前記リンク機
構が前記ロックスプリングの力に抗して他方向に作動し
て、最大前進状態の前記ロック体が後退し、前記ロック
バーのロックを解除するソレノイドと、を備えたことを
特徴とする。
【0008】以下、上述の本発明のシャッタ装置におけ
るロック装置の作用について説明する。まず、ロック体
が最大前進状態にロックされているときに、シャッタを
閉じると、ロックバーがロック体にロックされてシャッ
タの閉状態がロックされる。このとき、リンク機構が死
点状態であり、第1ピンの中心と第3ピンの中心とを結
ぶ線分と、第2ピンの中心と第4ピンの中心と第3ピン
の中心とを結ぶ線分とが直交する状態にあって、この状
態すなわち死点状態がロックされているから、第2ピン
の中心と第4ピンの中心と第3ピンの中心とを結ぶ線分
が恰も1本のリンクとなり、この線分と同方向、すなわ
ち第1ピンの中心と第3ピンの中心とを結ぶ線分に対し
て直交する方向の力(ロック体のロックを解除しょうと
する力)に対して大きな抵抗力となすので、大きなロッ
ク力が得られる。
【0009】そして、ソレノイドに通電することによ
り、リンク機構がロックスプリングの力に抗して他方向
に作動し、それに伴ってロック体が後退して、ロック体
の最大前進状態のロックが解除される。すると、ロック
バーのロック体によるロックが解除され、シャッタを開
くことができる。上述のロック体のロックの解除は、死
点状態のリンク機構をロックスプリングの作用方向と逆
方向に若干作動させるだけで、ロックバーからの力(閉
状態のシャッタを上昇させようとする力)の作用により
ロック体が後退して行われる。このために、ソレノイド
の作動ストロークがリンク機構を他方向に若干作動させ
るだけで小で済む。しかも、ソレノイドの作動力がロッ
クスプリングの力よりも若干大で済む。この結果、ロッ
ク体のロックを解除するソレノイドの省電力化を図るこ
とができる。
【0010】このように、本発明のシャッタ装置におけ
るロック装置は、リンク機構の死点状態の作用により大
きなロック力が得られ、しかも大きなロック力が得られ
るのにも拘らず、死点状態のリンク機構をロックスプリ
ングに抗して他方向に若干作動させるだけでロックを解
除できるので、ソレノイドの省電力化を図ることができ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明のシャッタ装置にお
けるロック装置の一実施の形態を添付図面を参照して説
明する。なお、図2は室内側から見た正面図であり、図
3において上側が室外側で下側が室内側である。
【0012】図1において、1は左右に相対して立設さ
れた1対のガイドレールである。この1対のガイドレー
ル1の上端にはシャッタボックス2が設けられていると
共に、この1対のガイドレール1の下端には水切部材3
が設けられている。
【0013】上述のシャッタボックス2内には巻取軸
(図示せず)が水平に架設されている。この巻取軸には
バランススプリング(図示せず)を介してシャッタ4が
巻き回し及び巻戻し自在に巻装されている。このシャッ
タ4は多数のスラット5が上下方向に連設されてなり、
このシャッタ4の最下端には幅木体6が設けられてい
る。この幅木体6内には手動操作用の解錠機構7が設け
られている。
【0014】この解錠機構7は、図2に示すように、上
述の幅木体6に固定されたケーシング8に操作レバー9
が軸10により回動可能に取り付けられてなる。一方、
上述の幅木体6内には2本のロックバー11がガイド1
2により水平方向(左右方向)にスライド可能に設けら
れている。この2本のロックバー11の一端(内側端)
が上述の操作レバー9のうち軸10を挟んだ対称の2位
置にピン13及び長穴14を介して取り付けられてい
る。この2本のロックバー11とケーシング8とには引
張りスプリング15がそれぞれ介装されており、2本の
ロックバー11がそれぞれ実線矢印方向、すなわち外側
に突出する方向に常時付勢されている。この結果、2本
のロックバー11はシャッタ4の下部(幅木体6)の左
右両側にそれぞれ左右方向に進退可能にかつ外側に突出
した状態で設けられることとなる。なお、この2本のロ
ックバー11の他端(外側端)は下側が約4分の1円の
円弧形状をなす。
【0015】そして、実線で示す常態にある操作レバー
9を手動でスプリング15のスプリング力に抗して二点
鎖線矢印方向(反時計方向)に回動操作する。すると、
2本のロックバー11が二点鎖線矢印方向(内側)に後
退し、後述するロック体19によるロックが解除され
る。
【0016】図3において、16は上述の1対のガイド
レール1の下部に設けられ、上述のロックバー11をロ
ックしたりロック解除したりする本発明のシャッタ装置
におけるロック装置である。この本発明のロック装置1
6は、図6乃至図9に示すように、上述の1対のガイド
レール1に固定されるケース17と、このケース17内
に設けられたリンク機構18と、前記リンク機構18に
設けられたロック体19と、前記リンク機構18と前記
ケース17との間に設けられたロックスプリング20
と、ストッパ21と、前記リンク機構18と前記ケース
17との間に設けられたソレノイド22とを備える。
【0017】前記ケース17は、この例では金属製のも
のと樹脂製のものとの2分割ものから構成されている。
このケース17はガイドレール1にねじやボルトナット
等により固定されている。
【0018】前記リンク機構18は、図4及び図5に示
すように、一端が前記ケース17に第1ピン23により
回動可能に取り付けられた第1リンク24と、一端が前
記ケース17に第2ピン25により回動可能に取り付け
られた第2リンク26と、両端が前記第1リンク24の
他端と前記第2リンク26の他端に第3ピン27と第4
ピン28によりそれぞれ回動可能に取り付けられた第3
リンク29とからなる。このリンク機構18は、所謂ト
グルリンク機構であって、前記第1ピン23の中心と前
記第3ピン27の中心とを結ぶ線分30と、前記第2ピ
ン25の中心と前記第4ピン28の中心と前記第3ピン
27の中心とを結ぶ線分31とが直交する状態(図4に
示す状態)を死点状態とする。
【0019】前記ロック体19は、図7及び図8に示す
ように、上端から下端部にかけて設けられたガイド傾斜
面33と、下端面に設けられた係止平面34とからな
る。このロック体19は、前記第1リンク24の他端側
のうち前記ロックバー11と対向する側(室外側)に固
定されており、前記リンク機構18の作動により前記ロ
ックバー11の昇降経路32に対して進退し、かつ前記
リンク機構18が死点状態のとき図4に示す最大前進状
態にある。なお、図5はロック体19の後退状態を示
す。また、このロック体19はケース17及びガイドレ
ール1の切欠を経てロックバー11の昇降経路に対して
進退する。
【0020】前記ロックスプリング20は、図4及び図
5に示すように、引張りコイルスプリングからなり、一
端が前記リンク機構18の第4ピン28にレバー35を
介して固定されており、他端が前記ケース17に固定さ
れている。このロックスプリング20は、前記リンク機
構18を一方向(図5中の破線矢印)に付勢させるもの
である。
【0021】前記ストッパ21は、この例では前記リン
ク機構18の第2リンク26の上辺と第3リンク29の
一端(右端)とからなる。このストッパ21は、リンク
機構18が図5に示す状態からロックスプリング20の
復帰力により図4に示す状態に復帰する際に、図5中の
点線矢印に示すように、第1リンク24が第1ピン23
を中心に反時計方向に、また第2リンク26が第2ピン
25を中心に反時計方向に、さらに第3リンク29が時
計方向にそれぞれ回動して、第2ピン25の中心と前記
第4ピン28の中心と前記第3ピン27の中心とが一直
線31上に並んだところ(リンク機構18の死点状態)
で、第3リンク29の一端のストッパ21が第2リンク
26の上辺のストッパ21に当接してストッパ作用が働
き、リンク機構18の復帰作動が停止する。この結果、
前記ロックスプリング20による前記リンク機構18の
一方向の付勢を規制して、前記リンク機構18の死点状
態をロックし、かつこの死点状態のリンク機構18を介
して前記ロック体19の最大前進状態をロックするもの
である。
【0022】なお、上述のストッパ21は、この例の他
に、図4中の符号36及び二点鎖線にて示すように、第
2ピン25の中心と前記第4ピン28の中心と前記第3
ピン27の中心とが一直線31上に並んところで、第2
リンク26の下辺がケース17に設けたストッパ36に
当接してストッパ作用が働くものであっても良い。
【0023】前記ソレノイド22は前記ケース17に固
定されており、このソレノイド22のプランジャ37の
先端に連結リンク38の一端がピン39と長穴40を介
して連結されている。この連結リンク38の他端が前記
第3リンク29の一端側に連結ピン41により連結され
ている。このソレノイド22は、通電させることによ
り、プランジャ37及び連結リンク38を介して前記リ
ンク機構18が前記ロックスプリング20の力に抗して
他方向に作動し(図4中の実線矢印に示すように、第1
リンク24が第1ピン23を中心に時計方向に、第2リ
ンク26が第2ピン25を中心に時計方向に、さらに第
3リンク29が反時計方向にそれぞれ回動し)、最大前
進状態の前記ロック体19が後退し、前記ロックバー1
1のロックを解除するものである。すなわち、このソレ
ノイド22は、リンク機構18の死点状態のロック及び
ロック体19の最大前進状態のロックを解除して、ロッ
クバー11のロックを解除するものである。
【0024】この実施の形態における本発明のシャッタ
装置におけるロック装置は、以上の如き構成からなり、
以下その作用について説明する。まず、常態において
は、図4に示すように、ロック体19の最大前進状態が
ロックされている状態にある。この図4に示す状態にお
いて、シャッタ4を下降させて閉める。すると、図2に
示すように、ロックバー11の円弧先端がロック体19
のガイド傾斜面33上をスライドする際に、このガイド
傾斜面33のガイド作用により、ロックバー11がスプ
リング15の力に抗して二点鎖線矢印方向に内側に後退
する。次いで、ロックバー11の円弧先端がロック体1
9を越すと、ロックバー11がスプリング15の復帰力
により実線矢印方向に外側に突出する。そして、この状
態(ロックバー11の先端がロック体19よりも下方に
位置する状態)で、シャッタ4を上昇させて開けようと
すると、最大前進状態にロックされたロック体19の係
止平面34にロックバー11の先端の上辺が当接して、
ロックバー11がロック体19によりロックされ、シャ
ッタ4の閉状態がロックされる。
【0025】このとき、リンク機構18においては図4
に示す死点状態であり、第1ピン23の中心と第3ピン
27の中心とを結ぶ線分30と、第2ピン25の中心と
第4ピン28の中心と第3ピン27の中心とを結ぶ線分
31とが直交する状態にあるから、第2ピン25の中心
と第4ピン28の中心と第3ピン27の中心とを結ぶ線
分31が恰も1本のリンクとなり、この線分31と同方
向、すなわち第1ピン23の中心と第3ピン27の中心
とを結ぶ線分30に対して直交する方向の力(ロック体
19のロックを解除しょうとする力)に対して大きな抵
抗力となすので、大きなロック力が得られる。
【0026】また、上述のロック体19の係止平面34
の幅は、図4に示すように、ロックバー11の幅よりも
大であるから、シャッタ4を介してロックバー11が室
内側(図4中右側)又は室外側(図4中左側)に若干振
れたりしたとしても、ロックバー11の上辺がロック体
19の係止平面34より外れてロックが誤解除するよう
な虞は無い。
【0027】次に、シャッタ4を開く場合は、ソレノイ
ド22に通電してプランジャ37及び連結リンク38を
介してリンク機構18をロックスプリング20の力に抗
して他方向(図4中の実線矢印方向)に若干作動させ
る。すると、今まで図4に示す死点状態にあるリンク機
構18において、恰も1本のリンクをなす第2ピン25
の中心と第4ピン28の中心と第3ピン27の中心とを
結ぶ線分31が逆V字形に若干折れ曲がる。すなわち、
第2ピン25の中心と第4ピン28の中心とを結ぶ線分
(第2リンク26)と、第4ピン28の中心と第3ピン
27の中心とを結ぶ線分(第3リンク39)とが逆V字
形に若干折れ曲がる。この結果、ロック体19のロック
を解除させようとする力(ロック体19を後退させよう
とする力)に対する抵抗力は極めて小となる。
【0028】この状態(ロック体19が上述のリンク機
構18の他方向の若干の作動により若干後退している状
態にある)でシャッタ4を図4中の実線矢印方向に上昇
させると、ロックバー11も同様に上昇して、このロッ
クバー11の上辺と右辺との角部(図4中において)が
ロック体19の係止平面34に当接して、このロックバ
ー11からのシャッタ4を上昇させようとする力がロッ
ク体19にこのロック体19を後退させる方向に作用す
る。すると、上述のように、ロック体19を後退させよ
うとする力に対する抵抗力は極めて小であるから、ロッ
クバー11が若干後退状態にあるロック体19を容易に
図5に示す状態に後退させることができ、シャッタ4を
開けることができる。
【0029】また、ソレノイド22のプランジャ37と
リンク機構18側の連結リンク38とはピン39及び長
穴40を介して連結されているので、ソレノイド22の
作動時には、プランジャ37側のピン39が連結リンク
38側の長穴40の上側の縁に係合して連結機構38を
介してリンク機構18が他方向に若干作動し、一方、シ
ャッタ4を介してロックバー11の上昇時には、上述の
ように、ロック体19が若干後退状態から図5に示す状
態まで後退して、このロック体19の後退に伴って、リ
ンク機構18が上述の他方向の若干の作動状態から図5
の状態まで作動するが、上述の連結リンク38側の長穴
40がプランジャ37側のピン39から逃げるので、上
述のロックバー11の上昇によるロック体19及びリン
ク機構18の作動が連結リンク38及びプランジャ37
を介してソレノイド22に影響を与える虞が無い。
【0030】このとき、ロック体19のロックの解除
は、死点状態のリンク機構18をロックスプリング20
の作用方向と逆方向に若干作動させるだけで、ロックバ
ー11からのシャッタ4を上昇させようとする力の作用
によりロック体19が後退して行われる。このために、
ソレノイド22の作動ストロークがリンク機構18を若
干作動させるだけで小で済む。しかも、ソレノイド22
の作動力がロックスプリング20の力よりも若干大で済
む。この結果、上述のように大きなロック力が得られる
のにも拘らず、ロック体19のロックを解除するソレノ
イド22の省電力化を図ることができる。
【0031】そして、ソレノイド22への通電を遮断す
ると、リンク機構18が図5中の点線矢印方向にそれぞ
れ作動して図5に示す状態から図4に示す状態に自動復
帰して、リンク機構18の死点状態及びロック体19の
最大前進状態が再びロックされる。
【0032】このように、本発明のシャッタ装置におけ
るロック装置は、大きなロック力が得られ、しかも大き
なロック力が得られるのにも拘らずロックを解除するソ
レノイド22の省電力化を図ることができる。
【0033】なお、上述のシャッタ4の開閉は電動若し
くは手動で行う。なお、電動でシャッタ4を開ける場
合、まずソレノイド22に通電してロック体19のロッ
クを解除してからシャッタ4を電動で上昇させる。ま
た、ロック体19のロック状態で停電若しくは故障でソ
レノイド22が使用できない場合は、手動で操作レバー
9を回動操作することにより、ロック体19のロックが
解除される。
【0034】
【発明の効果】以上から明らかなように、本発明のシャ
ッタ装置におけるロック装置は、リンク機構の死点状態
の作用により大きなロック力が得られ、しかも大きなロ
ック力が得られるのにも拘らず、死点状態のリンク機構
をロックスプリングに抗して他方向に若干作動させるだ
けでロックを解除できるので、ソレノイドの省電力化を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシャッタ装置におけるロック装置の一
実施の形態を示し、シャッタの開閉が途中の状態を示し
た正面図である。
【図2】シャッタが閉じた状態を示した図1におけるI
I部の拡大図である。
【図3】図2におけるIII−III線拡大断面図であ
る。
【図4】ロック装置のロック状態を示した拡大図であ
る。
【図5】同じくロック解除状態を示した拡大図である。
【図6】ロック装置の全体を示した側面図(右側面図)
である。
【図7】同じくロック状態の内部構造を示し、図4に対
応する側面図(右側面図)である。
【図8】同じくロック状態の内部構造を示した正面図で
ある。
【図9】図7におけるIX−IX線断面図である。
【符号の説明】
1…ガイドレール、4…シャッタ、7…解錠機構、11
…ロックバー、16…ロック装置、17…ケース、18
…リンク機構、19…ロック体、20…ロックスプリン
グ、21、36…ストッパ、22…ソレノイド、23…
第1ピン、24…第1リンク、25…第2ピン、26…
第2リンク、27…第3ピン、28…第4ピン、29…
第3リンク、30…第1ピンの中心と第3ピンの中心と
を結ぶ線分、31…第2ピンの中心と第4ピンの中心と
第3ピンの中心とを結ぶ線分、32…ロックバーの昇降
経路、33…ガイド傾斜面、34…係止平面、35…レ
バー、37…プランジャ、38…連結リンク、39…ピ
ン、40…長穴、41…連結ピン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右に相対して立設された1対のガイド
    レール間にシャッタが上下方向に開閉可能に設けられ、
    前記シャッタの下部の左右両側にはロックバーがそれぞ
    れ左右方向に進退可能に設けられ、前記1対のガイドレ
    ールの下部には前記ロックバーをロックしたりロック解
    除したりするロック装置がそれぞれ設けられてなるシャ
    ッタ装置において、 前記ロック装置は、 前記ガイドレールに固定されるケースと 一端が前記ケースに第1ピンにより回動可能に取り付け
    られた第1リンクと、一端が前記ケースに第2ピンによ
    り回動可能に取り付けられた第2リンクと、両端が前記
    第1リンクの他端と前記第2リンクの他端に第3ピンと
    第4ピンによりそれぞれ回動可能に取り付けられた第3
    リンクとからなり、前記第1ピンの中心と前記第3ピン
    の中心とを結ぶ線分と、前記第2ピンの中心と前記第4
    ピンの中心と前記第3ピンの中心とを結ぶ線分とが直交
    する状態を死点状態とするリンク機構と、 前記第1リンクの他端側に固定されたロック体であっ
    て、前記リンク機構の作動により前記ロックバーの昇降
    経路に対して進退し、かつ前記リンク機構が死点状態の
    とき最大前進状態にあって前記ロックバーをロックする
    ロック体と、 前記リンク機構と前記ケースとの間に設けられ、前記リ
    ンク機構を一方向に付勢させるロックスプリングと、 前記ロックスプリングによる前記リンク機構の一方向の
    付勢を規制して、前記リンク機構の死点状態をロック
    し、かつこの死点状態のリンク機構を介して前記ロック
    体の最大前進状態をロックするストッパと、 前記リンク機構と前記ケースとの間に設けられたソレノ
    イドであって、通電させることにより、死点状態の前記
    リンク機構が前記ロックスプリングの力に抗して他方向
    に作動して、最大前進状態の前記ロック体が後退し、前
    記ロックバーのロックを解除するソレノイドと、 を備えたことを特徴とするシャッタ装置におけるロック
    装置。
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