JPH09327947A - 画像出力装置及びその方法 - Google Patents

画像出力装置及びその方法

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JPH09327947A
JPH09327947A JP8149219A JP14921996A JPH09327947A JP H09327947 A JPH09327947 A JP H09327947A JP 8149219 A JP8149219 A JP 8149219A JP 14921996 A JP14921996 A JP 14921996A JP H09327947 A JPH09327947 A JP H09327947A
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JP8149219A
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Akihiro Shimura
明弘 志村
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ドラフト(低解像度)モード時における無用な
処理を削除し、処理に供するメモリ資源の有効利用と処
理の高速化を図る。 【解決手段】ドラフトモードにおいては、出力画像の実
質的な解像度が75dpiとなるような画素数の描画領
域を確保し(S802)、その描画領域に75dpiの
ビットマップ画像を生成し(S803)、そのビットマ
ップ画像を物理的な解像度が600dpiの画像(実質
的な解像度は75dpi)に変換して出力バッファに書
込み(S804)、その内容を順次印刷部に出力する
(S805)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像出力装置及び
その方法に係り、特に、低解像度の出力画像を形成する
低解像度モードと、高解像度の出力画像を形成する高解
像度モードとを有する画像出力装置及びその方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】通常モード時よりも実質的な解像度を低
くして印刷を行う低解像度モード、すなわち、ドラフト
モード或いは省トナーモードを備えたプリンタがある。
従来、このようなプリンタにおいては、通常モード時と
同様の解像度を有するビットマップ画像を生成し、生成
したビットマップ画像の画素を所定の規則に従って間引
いて印刷することにより低解像度モードを実現してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例に係るプリンタは、低解像度モード時において、先
ず通常モード時と同様の解像度を有するビットマップ画
像を生成し、その後、出力画像において不要となる画素
を間引き、これにより記録媒体上に描画する画素数を減
らすため、実際に記録媒体上に描画されない画素に関し
ても無用な処理を実行していた。
【0004】すなわち、上記従来例に係るプリンタは、
不要な画像処理のためのメモリ資源と処理時間を浪費す
るという問題点を有していた。
【0005】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、低解像度モード時における無用な処理を削除
し、処理に供するメモリ資源の有効利用と処理の高速化
を図ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は以下の特徴を備える。
【0007】本発明の画像出力装置は、画像情報に基づ
いてビットマップ画像を生成するビットマップ画像生成
手段と、生成したビットマップ画像に基づいて出力画像
を形成する出力画像形成手段とを備え、該画像形成手段
により低解像度の出力画像を形成する低解像度モード
と、高解像度の出力画像を形成する高解像度モードとを
有する画像出力装置であって、前記低解像度モード時に
おいて、前記ビットマップ画像生成手段は、画像情報に
基づいて、前記高解像度モード時よりも画素数の少ない
ビットマップ画像を生成し、前記出力画像形成手段は、
該画素数の少ないビットマップ画像に基づいて出力画像
を形成することを特徴とする。
【0008】本発明の画像出力装置は、前記ビットマッ
プ画像生成手段によりビットマップ画像を生成するため
のメモリ領域を確保する領域確保手段をさらに備え、該
領域確保手段は、前記低解像度モード時において、前記
高解像度モード時よりも小さいメモリ領域を確保するこ
とが好ましい。
【0009】本発明の画像出力装置において、前記出力
画像形成手段は、ビットマップ画像を構成する画素に基
づいて、記録媒体上に形成する出力画像を構成する画素
の値を順次決定する画素値決定手段を有することが好ま
しい。
【0010】本発明の画像出力装置の前記低解像度モー
ド時において、前記画素数の少ないビットマップ画像を
構成する各画素は、夫々前記出力画像を構成する複数の
画素からなる各画像領域に対応し、前記画素値決定手段
は、前記画素数の少ないビットマップ画像を構成する各
画素の値に基づいて、夫々に対応する前記画像領域内の
画素の値を決定することが好ましい。
【0011】本発明の画像出力装置の前記低解像度モー
ド時において、前記画素値決定手段は、前記画像領域内
の画素の全部または一部を、前記画素数の少ないビット
マップ画像を構成する画素のうち対応する画素の値と同
一にすることが好ましい。
【0012】本発明の画像出力装置は、外部装置から情
報を受信する受信手段をさらに備え、前記低解像度モー
ド及び前記高解像度モードの切替えは、該外部装置から
送信される制御情報に基づいて実行することが好まし
い。
【0013】本発明の画像出力装置において、前記制御
情報は、画像情報と共に前記外部装置から送信される情
報であることが好ましい。
【0014】本発明の画像出力装置において、前記出力
画像形成手段は、電子写真方式により出力画像を形成す
ることが好ましい。
【0015】本発明の画像出力装置において、前記出力
画像形成手段は、インクジェット方式により出力画像を
形成することが好ましい。
【0016】本発明の画像出力方法は、低解像度の出力
画像を形成する低解像度モードと、高解像度の出力画像
を形成する高解像度モードとを有する画像出力方法であ
って、前記低解像度モード時において、画像情報に基づ
いて、前記高解像度モード時よりも画素数の少ないビッ
トマップ画像を生成するビットマップ画像生成工程と、
前記画素数の少ないビットマップ画像に基づいて出力画
像を形成する出力画像形成工程とを備えることを特徴と
する。
【0017】本発明のコンピュータ可読メモリは、低解
像度の出力画像を形成する低解像度モードと、高解像度
の出力画像を形成する高解像度モードとを有する画像出
力装置の制御に供するプログラムコードを収めたコンピ
ュータ可読メモリであって、前記低解像度モード時にお
いて、画像情報に基づいて、前記高解像度モード時より
も画素数の少ないビットマップ画像を生成するビットマ
ップ画像生成工程のコードと、前記画素数の少ないビッ
トマップ画像に基づいて出力画像を形成する出力画像形
成工程のコードとを備えることを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明は、種々の形式の出力装置
に適用可能である。先ず、本発明を適用するのに好適な
出力装置の一例としてレーザビームプリンタ及びインク
ジェットプリンタの構成例を順に説明する。
【0019】<レーザビームプリンタの構成例>図1
は、本発明を適用可能な出力装置の第1の例であるレー
ザビームプリンタ(以下、単にプリンタともいう)の構
成例を示す断面図である。以下、図1を参照しながらレ
ーザビームプリンタ1500の構成例を説明する。
【0020】プリンタ1500は、外部に接続されたホ
ストコンピュータから供給される印刷情報(文字コー
ド、イメージ等)やフォーム情報あるいはマクロ命令等
を取り込んで記憶すると共に、それらの情報に従って対
応する文字パターンやフォームパターン等を作成し、記
録媒体である記録紙等に画像を形成する。1501は、
操作のためのスイッチ及びLED表示器等が配された操
作パネル、1000は、プリンタ1500の動作を制御
し、ホストコンピュータから供給される文字情報等を解
析し、これに基づいてプリンタエンジンを駆動するプリ
ンタ制御ユニットである。
【0021】プリンタ制御ユニット1000は、主に文
字情報を対応する文字パターンのビデオ信号に変換した
り、イメージ情報をビデオ信号に変換したりしてレーザ
ドライバ1502に出力する。レーザドライバ1502
は、半導体レーザ1503を駆動するための回路であ
り、入力されたビデオ信号に応じて半導体レーザ150
3から発射されるレーザ光1504のオン・オフを切り
替える。レーザ光1504は、回転多面鏡1505の回
転運動により左右方向に振らされて静電ドラム1506
上を走査露光する。これにより、静電ドラム1506上
には文字パターンの静電潜像が形成されることになる。
【0022】この潜像は、静電ドラム1506の周囲に
配設された現像ユニット1507により現像された後、
記録紙に転写される。この記録紙にはカットシートを用
いる。カットシート記録紙は、プリンタ1500に装着
した用紙カセット1508に収納され、給紙ローラ15
09、搬送ローラ1510、搬送ローラ1511により
装置内に取り込まれ、静電ドラム1506に供給され
る。
【0023】図2は、上記レーザビームプリンタとホス
トコンピュータとを接続してなるプリンタシステムの構
成例を示すブロック図である。
【0024】同図において、ホストコンピュータ300
0は、プログラムROM3bに記憶されたプログラムに
基づいて動作するCPU1により制御される。プログラ
ムROM3bには、文書処理プログラム等を制御するア
プリケーションプログラム、プリンタを駆動するための
プリンタドライバ、アプリケーションプログラムとプリ
ンタドライバを仲介するグラフィックサブシステム等が
含まれる。CPU1は、これらのプログラムに基づい
て、図形、イメージ、文字、表(表計算等を含む)等が
混在した文書処理を実行し、これを印刷情報に変換し、
プリンタ1500に送信する。これらのプログラムに基
づく動作の詳細は後述する。
【0025】フォントROM3aには、文書処理の際に
参照するフォントデータ等が記憶されている。データR
OM3cは、文書処理等の際に使用する各種データが記
憶されている。RAM2は、CPU1の主メモリ、ワー
クエリア等として機能する。
【0026】キーボードコントローラ(KBC)5は、
キーボード9や不図示のポインティングデバイスからの
キー入力を制御する。CRTコントローラ(CRTC)
6は、CRTディスプレイ(CRT)10の表示を制御
する。外部メモリコントローラ(MC)7は、ブートプ
ログラム、種々のアプリケーション、フォントデータ、
ユーザファイル、編集ファイル等を適宜記憶するハード
ディスク(HD)、フロッピーディスク(FD)等の外
部メモリ11のアクセスを制御する。プリンタコントロ
ーラ(PRTC)8は、インターフェース21を介して
プリンタ1500と情報をやり取りし、プリンタ150
0を制御する。
【0027】なお、CPU1は、例えばRAM2上に設
定された描画領域(画像メモリ)へのアウトラインフォ
ントの展開(ラスタライズ)処理を実行し、CRT10
上でのWYSIWYGを可能としている。また、CPU
1は、CRT10上の不図示のマウスカーソル等で指示
されたコマンドに基づいて登録された種々のウインドウ
を開き、種々のデータ処理を実行する。
【0028】次に、プリンタ1500において、CPU
12は、プログラムROM13b(或いは、実施の態様
により外部メモリ14)に記憶された制御プログラムに
基づいてプリンタ1500の動作を制御する。プリンタ
1500は、この制御に従い、印刷情報に基づいて画像
信号を生成し、それを印刷部インターフェース16を介
して印刷部(プリンタエンジン)17に出力情報として
供給する。この制御プログラムに基づくプリンタ150
0の動作の詳細は後述する。
【0029】フォントROM13aには、上記の出力情
報を生成する際に使用するフォントデータ等が記憶され
ている。データROM13cには、例えば、ホストコン
ピュータ3000上で利用される情報等が記憶されてい
る。
【0030】プリンタ1500は、入力部18を介して
ホストコンピュータ3000と通信する機能を有し、ホ
ストコンピュータ3000より印刷情報等を受信する
他、プリンタ1500内の情報をホストコンピュータ3
000に通知可能に構成されている。
【0031】RAM19は、CPU12の主メモリ、ワ
ークエリア等として機能する。RAM19は、不図示の
増設ポートにオプションRAMを接続することによりメ
モリ容量を拡張可能に構成されている。RAM19は、
具体的には、描画領域、環境データ格納領域、NVRA
M等として利用される。なお、描画領域は、後述するよ
うに、印刷条件(通常モードまたは低解像度モード)に
よって、その容量を規定される。
【0032】外部メモリ14は、外部メモリコントロー
ラ(MC)20によりアクセスを制御される。外部メモ
リ14は、オプションとして接続され、フォントデー
タ、エミュレーションプログラム、フォームデータ等を
記憶する。外部メモリ14は、複数個備え、それらに内
蔵フォントに加えてオプションフォントカード、言語系
の異なるプリンタ制御言語を解釈するプログラムを格納
しても良い。さらに、NVRAMを備え、操作パネル1
501からのプリンタモード設定情報を記憶可能にして
も良い。
【0033】操作部21は、スイッチ及びLED表示器
等が配された前述の操作パネル1501を含む。
【0034】<インクジェットプリンタの構成例>図3
は、本発明を適用可能な出力装置の第2の例であるイン
クジェットプリンタ(以下、単にプリンタともいう)の
構成例を示す斜視図である。以下、図3を参照しながら
インクジェットプリンタ300の構成例を説明する。
【0035】キャリッジHCは、不図示のピンを有し、
駆動モータ5013の正逆回転に連動して駆動力伝達ギ
ア5011,5009を介して回転するリードスクリュ
ー5005の螺旋溝5004に係合し、矢印a,b方向
に往復移動される。また、キャリッジHCには、インク
ジェットカートリッジIJCが搭載されている。
【0036】5002は紙押え板であり、キャリッジH
Cの移動方向にわたって紙をプラテン5000に対して
押圧する。5007,5008はフォトカプラであり、
キャリッジHCのレバー5006が所定領域に到達した
ことを確認して、モータ5013の回転方向の切り換え
等を指示するためのホームポジション検知手段として機
能する。
【0037】5016は記録ヘッドの全面をキャップす
るキャップ部材5022を支持する支持部材、5015
はこのキャップ内を吸引する吸引手段であり、キャップ
内開口5023を介して記録ヘッドの吸引回復を行な
う。5017はクリーニングブレードであり、部材50
19により前後方向に移動可能に構成されている。50
18は本体支持板であり、クリーニングブレード501
7及び部材5019を支持する。5012は、吸引回復
の吸引を開始するためのレバーであり、キャリッジHC
と係合するカム5020の移動に伴って移動し、駆動モ
ータからの駆動力がクラッチ切り換え等の公知の伝達手
段で移動制御される。これらのキャッピング、クリーニ
ング、吸引回復は、キャリッジHCがホームポジション
側の領域に到達したときに、リードスクリュー5005
の作用により、それらの対応位置で所望の処理が行える
よう、周知のタイミングで所望の作動を行なうように構
成されている。
【0038】図4は、上記インクジェットプリンタの構
成例を示すブロック図である。同図において、1700
はホストコンピュータより印刷情報を受信するインター
フェース、1701はMPU、1702はMPU170
1に供給する制御プログラムやホストコンピュータに供
給する情報等を格納するROM、1703は各種データ
(例えば、受信した印刷情報等)を保持したり、記録ヘ
ッドに供給する画像信号を生成等するためのDRAMで
ある。
【0039】1704は記録ヘッド1708に画像信号
の供給を行うための制御を司る他、インターフェース1
700、MPU1701、DRAM1703間のデータ
転送の制御も司る。1710は記録ヘッド1708を搬
送するためのキャリアモータ、1709は記録紙を搬送
する搬送モータ、1705は記録ヘッド1708を駆動
するヘッドドライバ、1706は前記搬送モータ170
9を駆動するモータドライバ、1707は前記キャリア
モータ1710を駆動するモータドライバである。
【0040】インターフェース1700を介して外部に
接続されたホストコンピュータより印刷情報が入力され
ると、ゲートアレイ1704及びMPU1701によ
り、その印刷情報を出力情報としての画像信号に変換す
る。そして、ゲートアレイ1704は、モータドライバ
1706及び1707を駆動すると共に、ヘッドドライ
バ1705に画像信号を供給して記録ヘッド1708を
駆動し、これにより記録紙上に画像を形成する。
【0041】以下、本実施の形態の特徴的な構成及び制
御方法を示すため、レーザビームプリンタ1500及び
ホストコンピュータ3000を接続してなるプリンタシ
ステムの詳細な機能を説明する。
【0042】<第1の実施の形態>図5は、本実施の形
態に係るプリンタシステムの論理的な構成例を示す図で
ある。ホストコンピュータ3000は、アプリケーショ
ン501と、グラフィックサブシステム502と、プリ
ンタドライバ503とを備える。この例においては、5
01〜503における制御を規定する実体は、プログラ
ムROM3bに記憶されたプログラムコードである。
【0043】アプリケーション501は、キーボード
(KB)9を介して入力される情報に応じて文書処理
(文書には、実施の態様により、図形、イメージ等が含
まれるものとする)等を実行し、文書ファイルを生成す
る。グラフィックサブシステム502は、OS(オペレ
ーティグシステム)の一部として機能し、アプリケーシ
ョン501において生成された文書ファイルに所定の処
理を施し、プリンタドライバ503に供給する。プリン
タドライバ503は、グラフィックサブシステム502
から供給されたデータに基づいて、プリンタ1500が
解釈可能な描画命令列(印刷情報)を生成し、インター
フェース21を介してプリンタ1500に供給する。
【0044】プリンタ1500は、描画部504と、印
刷制御部505とを備える。この例においては、504
及び505における制御を規定する実体は、プログラム
ROM13bに記憶されたプログラムコードである。
【0045】印刷情報を受信したプリンタ1500は、
描画部504において、その印刷情報に基づいてビット
マップ画像を生成(描画領域に描画)し、印刷制御部5
05に供給する。印刷制御部505は、供給されたビッ
トマップ画像に基づいて印刷部17を駆動し、記録媒体
上に画像を出力する。
【0046】グラフィックサブシステム502は、アプ
リケーション501に対して、プリンタ1500の印刷
部17(プリンタ1500)が有する解像度に依存しな
い仮想的な座標系を提供する。アプリケーション501
は、グラフィックサブシステム501が提供する描画関
数を呼び出すことにより、例えば、1/1000mmを
1とする単位の座標系を用いて直線、円弧、文字、円、
矩形、矩形イメージ等の描画データを生成し出力する。
【0047】グラフィックサブシステム502は、プリ
ンタドライバ503から実際の物理座標系における座標
単位、例えば、600dpi(dot per inch)を示す情
報を取得し、アプリケーション501から出力される仮
想座標計に対応した描画データを実際の座標系に対応し
た描画データに変換するための座標演算を施し、その結
果をプリンタドライバ503に出力する。
【0048】プリンタドライバ503は、グラフィック
サブシステム502から供給される物理座標系に対応し
た描画命令を、プリンタ1500の描画部504が解釈
可能な物理座標系に対応した描画命令(物理座標系描画
命令)に変換し、インターフェース21を介してプリン
タ1500に送信する。
【0049】プリンタ1500は、プリンタドライバ5
03が出力する物理座標系描画命令列を受信し、描画部
504において、RAM19の描画領域にビットマップ
画像を描画、生成し、印刷制御部505において、その
ビットマップ画像に基づいて画像信号を生成し、それに
基づいて印刷部17を駆動して記録媒体上に画像を形成
する。
【0050】プリンタドライバ503は、印刷に関する
条件、例えば、給紙方法、用紙サイズ、印刷の向き等を
設定するためのダイアログボックスをCRT10上に表
示する機能を有する。図6は、プリンタドライバ503
によりCRT10上に表示されるダイアログボックスの
一例を示す図である。
【0051】ホストコンピュータ3000のユーザは、
ダイアログボックス600をキーボード9や不図示のポ
インティングデバイスを操作することにより、所望の印
刷条件を設定することができる。ユーザは、ダイアログ
ボックスにより印刷の際の解像度を選択することができ
る。解像度には、「高解像度」、「中解像度」、「ドラ
フト」の3つのモードが含まれ、夫々ダイアログボック
ス600における「高解像(G)」、「中解像
(M)」、「ドラフト」に対応する。この例において
は、「高解像度」モードを通常モード、「ドラフト」モ
ードをドラフトモード(低解像度モード)ともいう。な
お、中解像度モードに関しては、ドラフトモードよりも
解像度が高い点を除き、ドラフトモードと同様に処理す
るものとする。従って、以下では、説明の便宜上、中解
像度モードに関しては省略する。
【0052】プリンタドライバ503は、ダイアログボ
ックス600を含むユーザインターフェース(キーボー
ド9、CRT10等を含む)を介して設定された印刷条
件をRAM19の所定領域に保持し、これを印刷情報の
生成に際して参照する。
【0053】図7は、プリンタドライバ503における
処理の流れを示すフローチャートである。同図を参照し
ながら、アプリケーション501からグラフィックサブ
システム502を介して出力される描画データがプリン
タドライバ503において描画命令列に変換されてプリ
ンタ1500に送出される処理を説明する。
【0054】ここでは、印刷部17は、縦横共に600
dpiの解像度の画像を形成する能力を有し、ドラフト
モードにおいては縦横共に75dpiの画像を形成する
ものとして説明する。
【0055】アプリケーション501が描画データの出
力の準備のためにグラフィックサブシステム502を呼
び出すと、グラフィックサブシステム502は、プリン
タドライバ503より、実際の物理座標系で用いる座標
単位を取得する。
【0056】先ず、ステップS701では、図6に示す
ダイアログボックス600を含むユーザインターフェー
スによって選択された印刷条件がドラフトモードである
か通常モードであるかを判定する。そして、選択されて
いるモードがドラフトモードであれば、グラフィックサ
ブシステム502からの要求に応じて解像度を指定する
パラメータとして、「75dpi」が指定されている旨
のパラメータ(75dpiパラメータ)を返す。この以
降、アプリケーション501から出力される描画データ
は、グラフィックサブシステム502により、解像度が
75dpiの描画データに変換されてプリンタドライバ
503に供給されることになる。ステップS703で
は、プリンタ1500に送出する制御コマンドに、ドラ
フトモードを指定するドラフトモードコマンドを追加す
る。
【0057】ステップS704では、グラフィックサブ
システム502から出力される解像度が75dpiの描
画データを描画命令(例えば、ページ記述言語)に変換
し、これを制御コマンドに追加する。ステップS705
では、生成した制御コマンドを印刷情報としてプリンタ
1500に送出し、処理を終了する。
【0058】一方、ステップS701において、印刷条
件が通常モードであると判定した場合には、ステップS
706に進む。ステップS706では、グラフィックサ
ブシステム502からの要求に応じて解像度を指定する
パラメータとして、「600dpi」が指定されている
旨のパラメータ(600dpiパラメータ)を返す。こ
の以降、アプリケーション501から出力される描画デ
ータは、グラフィックサブシステム502により、解像
度が600dpiの描画データに変換されてプリンタド
ライバ503に供給されることになる。ステップS70
7では、プリンタ1500に送出する制御コマンドに、
通常モードを指定する通常モードコマンドを追加する。
その後、上記同様にステップS704及びS705を実
行し、処理を終了する。
【0059】図8は、プリンタ1500の描画部504
及び印刷制御部505における処理の概要を示すフロー
チャートである。同図を参照しながら、ホストコンピュ
ータ3000から受信した制御コマンドに基づく印刷処
理の流れを説明する。
【0060】先ず、ステップS801では、制御コマン
ド中の解像度を指定するコマンドが、ドラフトモードコ
マンドであるか通常モードコマンドであるかを判定し、
ドラフトモードコマンドであればステップS802に進
み、通常モードコマンドであればステップS807に進
む。
【0061】ステップS802では、描画部504によ
り、75dpiの画像を描画するために必要な容量の描
画領域をRAM19上に確保し、そこに、ステップS8
03において、後続の制御コマンド(描画命令)に基づ
いて75dpiのビットマップ画像(印刷結果が75d
piの画像になるような画素数の画像)を描画する。
【0062】ステップS804では、生成した75dp
iのビットマップ画像を、所定の規則に従って、物理的
な解像度が600dpi(実質的な解像度は75dp
i)のビットマップ画像に変換する。具体的には、印刷
制御部505は、印刷部I/F16に600dpiの画
像に対応する出力バッファを有し、該出力バッファに画
像信号(75dpi)を供給する際に、75dpiのビ
ットマップ画像を構成する各画素に対応する画素を、所
定の規則に従って、物理的な解像度が600dpiの画
像上に配置する。この出力バッファに書込まれた画像信
号(物理的な解像度が600dpiの画像信号)は、ス
テップS805において、印刷部17に供給される。ス
テップS806では、印刷が終了したか否かを判断し、
未終了であればステップS804に戻り、処理を繰り返
す。
【0063】一方、ステップS801において、通常モ
ードであると判定した場合にはステップS807に進
み、描画部504により、600dpiの画像を描画す
るために必要な容量の描画領域をRAM19上に確保
し、そこに、ステップS808において、後続の制御コ
マンド(描画命令)に基づいて600dpiのビットマ
ップ画像を描画する。
【0064】ステップS809では、生成した600d
piのビットマップ画像をそのまま上記出力バッファに
書込む。この出力バッファに書込まれた画像信号は、ス
テップS810において、印刷部17に供給される。ス
テップS811では、印刷が終了したか否かを判断し、
未終了であればステップS809に戻り、処理を繰り返
す。
【0065】図9は、ステップS802においてRAM
19上に確保される描画領域と、印刷部I/F16が有
する出力バッファの構成を模式的に示す図である。同図
において、901は、ステップS802においてRAM
上に確保される描画領域(75dpi)の一部である。
描画領域901の各□は、75dpiの画像(印刷結果
が75dpiの画像になるような画素数の画像)を構成
する画素を示している。また、902は、印刷部I/F
16が有する出力バッファである。出力バッファ902
の各□は、600dpiの画像を構成する画素を示して
いる。なお、各□のうち、斜線を付した□は、黒画素を
示している。
【0066】75dpiの描画領域901の1ドット
は、物理的に600dpiの解像度を有する出力バッフ
ァ902における64(8×8)ドットの領域(太線で
囲んだ領域)に対応する。同図において、縦2ドット×
横3ドットの計6ドットの描画領域901は、64ドッ
ト×2×3=384ドットの出力画像(出力バッファ9
02)に対応する。
【0067】図示の例においては、描画領域901の1
ドットの黒画素は、出力バッファ902の9(3×3)
ドット分の黒画素に対応する。従って、出力画像におい
ては、黒画素は、9/64の大きさで表現される。
【0068】以上のような画像の変換は、例えば、描画
領域901の画像において、ライン数を8で割った余り
が1〜3の場合であって、かつ注目画素が黒画素である
場合には、”11100000”(2進数、”1”は黒
画素)を出力バッファ902に書込み、それ以外の場合
には、”00000000”(2進数)を出力バッファ
に書込むことにより実現できる。
【0069】以上のように、ドラフトモードにおいて
は、最初から低解像度のビットマップ画像を生成し、そ
れを物理的に高解像度のビットマップ画像(すなわち、
印刷部17の解像度)に変換することにより、処理すべ
きデータ量を削減することができる。従って、ビットマ
ップ画像の生成に要するメモリ容量を削減し、印刷処理
を高速化することができる。
【0070】ドラフトモードにおいて、低解像度のビッ
トマップ画像から物理的に高解像度のビットマップ画像
に変換する際の変換規則は、適宜変更し得る。以下にそ
の2つの例を示す。
【0071】(1)単に印刷処理の高速化したい場合、
すなわち、トナーの消費を抑える必要がない場合には、
描画領域901の1つの黒画素を出力バッファ902に
黒画素として割当てる個数を増やせば良い。この場合、
全体として濃淡が明瞭な出力結果を得ることができる。
【0072】(2)印刷処理を高速化すると共にトナー
の消費を抑えたい場合には、描画領域901の1つの黒
画素を出力バッファ902に黒画素として割当てる個数
を減らせば良い。この場合、全体として出力結果の黒画
素の個数を低化させ、トナーの消費量を低減することが
できる。
【0073】上記の(1)及び(2)のモードは、例え
ば、上記のダイアログボックス600等により、選択可
能にすることが好ましい。この場合、(1)及び(2)
のモードを示すコマンドを導入し、ステップS804に
おいては、指定されたモードに応じて、上記変換規則を
変更すれば良い。
【0074】<第2の実施の形態>第1の実施の形態
は、アプリケーション501、グラフィックサブシステ
ム502及びプリンタドライバ503をホストコンピュ
ータ3000に備え、描画部504及び印刷制御部50
5をプリンタ1500に備えた一例であるが、ホストコ
ンピュータ3000とプリンタ1500の処理分担は、
これに限定されるものではない。本実施の形態は、第1
の実施の形態の第1の変形例を提供するものである。
【0075】本実施の形態は、図10に示すように、ア
プリケーション501、グラフィックサブシステム50
2、プリンタドライバ503、描画部504をホストコ
ンピュータ3000に備えたものである。
【0076】プリンタドライバ503から出力される制
御コマンドは、例えば、一旦RAM2上の所定領域に蓄
積し、その領域を媒介して描画部504に供給する。こ
の場合の描画部504は、図8に示すフローチャートに
係る処理のステップS801〜S803、S807、S
808に相当する機能を有し、モードに応じて生成した
ビットマップ画像データの先頭にドラフトモードコマン
ドまたは通常モードコマンドを付加し、印刷情報として
プリンタ1500に送信する。
【0077】印刷制御部505は、図8に示すフローチ
ャートに係る処理よりステップS802、S803、S
807、S808を除いた処理に相当する機能を有す
る。具体的には、先ず、印刷条件がドラフトモードであ
るか通常モードであるかを判断する(ステップS801
に相当)。そして、ドラフトモードであれば、順次75
dpiのビットマップ画像を、所定の規則に従って、物
理的な解像度が600dpi(実質的な解像度は75d
pi)のビットマップ画像に変換し(ステップS804
に相当)、該出力バッファの内容を印刷部17に出力す
る(ステップS805に相当)という手順を印刷が終了
するまで繰り返す。一方、通常モードであえば、順次6
00dpiのビットマップ画像を出力バッファに書込み
(ステップS809に相当)、その内容を印刷部17に
出力する(ステップS810に相当)という手順を印刷
が終了するまで繰り返す。
【0078】本実施の形態に拠れば、ホストコンピュー
タ3000側でビットマップ画像を形成するため、プリ
ンタ1500側の負担をさらに低減することができる。
【0079】<第3の実施の形態>本実施の形態は、第
1の実施の形態の第2の変形例を提供する。本実施の形
態は、図11に示すように、アプリケーション501、
グラフィックサブシステム502、プリンタドライバ5
03、描画部504、印刷制御部505をホストコンピ
ュータ3000に備えたものである。
【0080】ホストコンピュータ3000は、印刷制御
部505において、プリンタ1500にデータを送出す
るための出力バッファに画像データを書込む際に、物理
的な解像度が600dpiの画像データを第1の実施の
形態における方法(図9参照)と同様の方法により生成
する。そして、プリンタ1500には、物理的な解像度
が600dpiのビットマップ画像データを送出する。
【0081】プリンタ506は、印刷制御部506を有
し、ホストコンピュータ3000よりビットマップ画像
データを受信し、それに基づいて印刷部17を駆動し、
印刷を実行する。
【0082】本実施の形態に拠れば、ホストコンピュー
タ3000側で物理的に600dpiの解像度を有する
ビットマップ画像を形成するため、プリンタ1500側
の負担をさらに低減することができる。
【0083】<他の実施の形態>上記の実施の形態は、
プリンタ1500が有する解像度が600dpiであ
り、ドラフトモードにおいては、実質的に75dpiの
解像度で印刷を行うものとして説明したが、本発明は、
他の解像度の組合わせにも適用可能である。
【0084】また、上記の実施の形態は、縦方向と横方
向の解像度が同一であるものとして説明したが、本発明
は、縦方向と横方向の解像度が異なる場合にも適用可能
である。さらに、本発明は、ドラフトモードにおいて、
縦方向と横方向の解像度が異なる場合にも適用可能であ
る。一例を挙げると、ドラフトモード時に、描画部50
4において、縦方向が600dpi、横方向が75dp
iの解像度に対応したビットマップ画像を生成し、印刷
制御部505において、縦方向はそのまま、横方向は8
画素当り黒画素を4画素割当て、これにより物理的な解
像度を600dpiとしても良い。
【0085】また、上記の説明は、描画部504におい
て生成した実質的に75dpiのビットマップ画像をソ
フトウェアにより物理的に600dpiのビットマップ
画像に変換するものであるが、この処理をバイナリカウ
ンタ等を用いたハードウエアで実現しても良い。
【0086】さらに、上記の説明は、プリンタ1500
の解像度がドラフトモード時の実質的な解像度の整数倍
である場合の一例であるが、本発明はかかる構成に限定
されない。例えば、本発明をレーザビームプリンタ等の
ラスタスキャンデバイスに適用する場合には、例えば、
1ドットの幅をワンショットマルチバイブレータ等のハ
ードウェアにより所望のパルス幅に変換することによ
り、物理的な解像度をドラフトモード時の実質的な解像
度の整数倍以外にすることもできる。
【0087】なお、本発明は、複数の機器(例えば、ホ
ストコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリ
ンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つ
の機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装
置など)に適用しても良い。
【0088】また、本発明の目的は、前述した実施の形
態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを
記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、
そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCP
UやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコード
を読出し実行することによっても、達成されることは言
うまでもない。
【0089】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。
【0090】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0091】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施の形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)などが実際の処理の一部または
全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機
能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0092】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施の形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0093】以下に、上記の記憶媒体の一例を示す。図
12は、上記の実施の形態に係る出力装置の動作を規定
する記憶媒体のメモリマップを示す図である。解像度判
定工程のコード1201は、例えば、ステップS801
に対応する。低解像度ビットマップ画像生成工程のコー
ド1202は、例えば、ステップS802及びS803
に対応する。出力画像形成工程のコード1203は、例
えば、ステップS804〜S806に対応する。
【0094】
【発明の効果】本発明に拠れば、低解像度モード時にお
ける無用な処理を削除し、処理に供するメモリ資源の有
効利用と処理の高速化を図ることができるという効果が
ある。
【0095】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用可能な出力装置の第1の例である
レーザビームプリンタの構成例を示す断面図である。
【図2】レーザビームプリンタとホストコンピュータと
を接続してなるプリンタシステムの構成例を示すブロッ
ク図である。
【図3】本発明を適用可能な出力装置の第2の例である
インクジェットプリンタの構成例を示す斜視図である。
【図4】インクジェットプリンタの構成例を示すブロッ
ク図である。
【図5】第1の実施の形態に係るプリンタシステムの論
理的な構成例を示す図である。
【図6】プリンタドライバによりCRT上に表示される
ダイアログボックスの一例を示す図である。
【図7】プリンタドライバにおける処理の流れを示すフ
ローチャートである。
【図8】プリンタの描画部及び印刷制御部における処理
の概要を示すフローチャートである。
【図9】RAM19上に確保される描画領域と、印刷部
I/Fが有する出力バッファの構成を模式的に示す図で
ある。
【図10】第2の実施の形態に係るプリンタシステムの
論理的な構成例を示す図である。
【図11】第3の実施の形態に係るプリンタシステムの
論理的な構成例を示す図である。
【図12】プリンタの動作を規定する記憶媒体のメモリ
マップを示す図である。
【符号の説明】
300 インクジェットプリンタ 901 ドラフトモード時の描画領域 902 出力バッファ 1500 レーザビームプリンタ 3000 ホストコンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G09G 5/36 530 G06F 15/66 355 H04N 1/40 H04N 1/40 Z

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像情報に基づいてビットマップ画像を
    生成するビットマップ画像生成手段と、生成したビット
    マップ画像に基づいて出力画像を形成する出力画像形成
    手段とを備え、該画像形成手段により低解像度の出力画
    像を形成する低解像度モードと、高解像度の出力画像を
    形成する高解像度モードとを有する画像出力装置であっ
    て、前記低解像度モード時において、 前記ビットマップ画像生成手段は、画像情報に基づい
    て、前記高解像度モード時よりも画素数の少ないビット
    マップ画像を生成し、前記出力画像形成手段は、該画素
    数の少ないビットマップ画像に基づいて出力画像を形成
    することを特徴とする画像出力装置。
  2. 【請求項2】 前記ビットマップ画像生成手段によりビ
    ットマップ画像を生成するためのメモリ領域を確保する
    領域確保手段をさらに備え、該領域確保手段は、前記低
    解像度モード時において、前記高解像度モード時よりも
    小さいメモリ領域を確保することを特徴とする請求項1
    に記載の画像出力装置。
  3. 【請求項3】 前記出力画像形成手段は、ビットマップ
    画像を構成する画素に基づいて、記録媒体上に形成する
    出力画像を構成する画素の値を順次決定する画素値決定
    手段を有することを特徴とする請求項1または請求項2
    に記載の画像出力装置。
  4. 【請求項4】 前記低解像度モード時において、前記画
    素数の少ないビットマップ画像を構成する各画素は、夫
    々前記出力画像を構成する複数の画素からなる各画像領
    域に対応し、前記画素値決定手段は、前記画素数の少な
    いビットマップ画像を構成する各画素の値に基づいて、
    夫々に対応する前記画像領域内の画素の値を決定するこ
    とを特徴とする請求項3に記載の画像出力装置。
  5. 【請求項5】 前記低解像度モード時において、前記画
    素値決定手段は、前記画像領域内の画素の全部または一
    部を、前記画素数の少ないビットマップ画像を構成する
    画素のうち対応する画素の値と同一にすることを特徴と
    する請求項4に記載の画像出力装置。
  6. 【請求項6】 外部装置から情報を受信する受信手段を
    さらに備え、前記低解像度モード及び前記高解像度モー
    ドの切替えは、該外部装置から送信される制御情報に基
    づいて実行することを特徴とする請求項1乃至請求項5
    のいずれか1項に記載の画像出力装置。
  7. 【請求項7】 前記制御情報は、画像情報と共に前記外
    部装置から送信される情報であることを特徴とする請求
    項6に記載の画像出力装置。
  8. 【請求項8】 前記出力画像形成手段は、電子写真方式
    により出力画像を形成することを特徴とする請求項1乃
    至請求項7のいずれか1項に記載の画像出力装置。
  9. 【請求項9】 前記出力画像形成手段は、インクジェッ
    ト方式により出力画像を形成することを特徴とする請求
    項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の画像出力装
    置。
  10. 【請求項10】 低解像度の出力画像を形成する低解像
    度モードと、高解像度の出力画像を形成する高解像度モ
    ードとを有する画像出力方法であって、前記低解像度モ
    ード時において、 画像情報に基づいて、前記高解像度モード時よりも画素
    数の少ないビットマップ画像を生成するビットマップ画
    像生成工程と、 前記画素数の少ないビットマップ画像に基づいて出力画
    像を形成する出力画像形成工程と、 を備えることを特徴とする画像出力方法。
  11. 【請求項11】 前記ビットマップ画像生成工程により
    ビットマップ画像を生成するためのメモリ領域を確保す
    る領域確保工程をさらに備え、該領域確保工程は、前記
    低解像度モード時において、前記高解像度モード時より
    も小さいメモリ領域を確保することを特徴とする請求項
    10に記載の画像出力方法。
  12. 【請求項12】 前記出力画像形成工程は、ビットマッ
    プ画像を構成する画素に基づいて、記録媒体上に形成す
    る出力画像を構成する画素の値を順次決定する画素値決
    定工程を有することを特徴とする請求項10または請求
    項11に記載の画像出力方法。
  13. 【請求項13】 前記低解像度モード時において、前記
    画素数の少ないビットマップ画像を構成する各画素は、
    夫々前記出力画像を構成する複数の画素からなる各画像
    領域に対応し、前記画素値決定工程は、前記画素数の少
    ないビットマップ画像を構成する各画素の値に基づい
    て、夫々に対応する前記画像領域内の画素の値を決定す
    ることを特徴とする請求項12に記載の画像出力方法。
  14. 【請求項14】 前記低解像度モード時において、前記
    画素値決定工程は、前記画像領域内の画素の全部または
    一部を、前記画素数の少ないビットマップ画像を構成す
    る画素のうち対応する画素の値と同一にすることを特徴
    とする請求項13に記載の画像出力方法。
  15. 【請求項15】 外部装置から情報を受信する受信工程
    をさらに備え、前記低解像度モード及び前記高解像度モ
    ードの切替えは、該外部装置から送信される制御情報に
    基づいて実行することを特徴とする請求項10乃至請求
    項14のいずれか1項に記載の画像出力方法。
  16. 【請求項16】 前記制御情報は、画像情報と共に前記
    外部装置から送信される情報であることを特徴とする請
    求項15に記載の画像出力方法。
  17. 【請求項17】 前記出力画像形成工程は、電子写真方
    式により出力画像を形成することを特徴とする請求項1
    0乃至請求項16のいずれか1項に記載の画像出力方
    法。
  18. 【請求項18】 前記出力画像形成工程は、インクジェ
    ット方式により出力画像を形成することを特徴とする請
    求項10乃至請求項16のいずれか1項に記載の画像出
    力方法。
  19. 【請求項19】 低解像度の出力画像を形成する低解像
    度モードと、高解像度の出力画像を形成する高解像度モ
    ードとを有する画像出力装置の制御に供するプログラム
    コードを収めたコンピュータ可読メモリであって、前記
    低解像度モード時において、 画像情報に基づいて、前記高解像度モード時よりも画素
    数の少ないビットマップ画像を生成するビットマップ画
    像生成工程のコードと、 前記画素数の少ないビットマップ画像に基づいて出力画
    像を形成する出力画像形成工程のコードと、 を備えることを特徴とするコンピュータ可読メモリ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012196844A (ja) * 2011-03-18 2012-10-18 Ricoh Co Ltd 印刷装置、印刷システム、印刷方法およびプログラム
JP2013200890A (ja) * 1996-11-01 2013-10-03 Seiko Epson Corp プリンタ制御装置およびその方法並びに記録媒体

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