JPH07101109A - プリンタ及びその制御方法 - Google Patents

プリンタ及びその制御方法

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JPH07101109A
JPH07101109A JP5244739A JP24473993A JPH07101109A JP H07101109 A JPH07101109 A JP H07101109A JP 5244739 A JP5244739 A JP 5244739A JP 24473993 A JP24473993 A JP 24473993A JP H07101109 A JPH07101109 A JP H07101109A
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JP5244739A
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English (en)
Inventor
Koichi Ikebe
幸一 池辺
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】入力された各印刷データについて、その印刷デ
ータの区切りをユーザに対して報知することを可能とす
るプリンタ及びプリンタ制御方法を提供する。 【構成】ホストコンピュータ100より送信されてきた
印刷データは、入力インターフェース18aを介して、
入力データバッファ18bに保持される。次に、入力デ
ータバッファ18bに格納された印刷データを順次読み
出して印刷データの解析を開始する。そして、ROM1
5に格納されている印刷コード解析部により、この読み
出された印刷データが印刷開始コードであるか否かを判
断し、印刷開始コードであれば、ビープ音発生装置15
01aによりビープ音を発生し、ユーザに印刷データの
印刷開始を報知する。ユーザはこのビープ音により、一
連の印刷データの中から印刷開始コードをプリンタが処
理したことがわかり、容易に印刷の開始(即ち印刷デー
タの区切り)を知ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタ及びその制御
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタはホストコンピュータ等
に対して一対一で接続されるケースが多かったが、最近
のネットワーク等の普及により、複数のホストコンピュ
ータにプリンタが接続されるというケースも増えてい
る。このため、複数のホストコンピュータから連続して
複数の印刷データが送信されてくるという事態が多く発
生するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のプリンタにおい
ては、複数の一連の印刷データを受信したとき、それら
の印刷データを順次印刷していくため、ユーザが最初の
印刷データと続けて送られた次の印刷データとの切り替
わりを確認するには、出力された印刷物を常時監視する
以外に方法がなかった。
【0004】一連の印刷データが複数連続して入力され
たとき、ユーザが所望の印刷物を取り出すためには、各
印刷データの切り替わりを確認する必要がある。そし
て、従来のプリンタにおいて印刷データの切り替わりを
確認するには、上述した如く、常にプリンタおよびその
印刷物を確認する必要があった。このため、自分が出力
した印刷物を取り出すのに、長い時間印刷物を監視しな
ければならないという問題があった。
【0005】以上のように、従来のプリンタにおいて
は、ユーザに課される負担が大きくなり、従って使い勝
手の悪いものとなっている。特にネットワーク等により
複数のホストコンピュータが接続されたプリンタにおい
ては、複数の印刷データが送信される機会も多くなり、
従って上述のような不具合も顕著となる。
【0006】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
のであり、使い勝手の良いプリンタ及びプリンタ制御方
法を提供することを目的としている。
【0007】即ち、入力された各印刷データについて、
その印刷データの区切りをユーザに対して報知すること
を可能とするプリンタ及びプリンタ制御方法を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明のプリンタは以下の構成を備えている。即
ち、外部装置より入力された印刷データに基づいて記録
出力を行うプリンタであって、前記印刷データに含まれ
る印刷データの区切りを表す区切りデータを検出する検
出手段と、前記検出手段により前記区切りデータが検出
されたとき、その旨を報知する報知手段とを備える。
【0009】又、上記の目的を達成する本発明のプリン
タ制御方法は、外部装置より入力された印刷データに基
づいて記録出力を行うプリンタの制御方法であって、前
記印刷データに含まれる印刷データの区切りを表す区切
りデータを検出する検出工程と、前記検出工程により前
記区切りデータが検出されたとき、その旨を報知する報
知工程とを備えることを特徴とする。
【0010】
【作用】上述の構成により、入力された印刷データより
印刷データの区切りを表す区切りデータが検出される
と、当該印刷データの記録の区切りがユーザに報知され
る。ここで、印刷データの区切りとは例えば印刷の開始
や終了である。また、ユーザに区切りを検出した旨を報
知するには、ビープ音などを用いる。
【0011】
【実施例】以下に添付の図面を参照して本発明の好適な
実施例について説明する。
【0012】<実施例1>本実施例の構成を説明する前
に、本実施例を適用可能なレーザビームプリンタ及イン
クジェットプリンタの構成について図1〜図3を参照し
て説明する。尚、本実施例を適用可能なプリンタとして
は、これらレーザビームプリンタやインクジェットプリ
ンタに限られるものではなく、他のプリント方式のプリ
ンタを適用してもよい。
【0013】[レーザビームプリンタの説明]まず、本
実施例を適用可能なレーザビームプリンタの構成につい
て図1を参照して説明する。図1は本実施例のレーザビ
ームプリンタ(以下、LBPと略す)の内部構造を示す
断面図で、このLBPは不図示のデータ源から文字パタ
ーンの登録や提携書式(フォームデータ9)などの登録
が行える。
【0014】図において、1500はLBP本体であ
り、外部に接続されているホストコンピュータから供給
される印刷情報(文字コード等)やフォーム情報或いは
マクロ命令などを入力して記憶するとともに、それらの
情報に従って対応する文字パターンやフォームパターン
等のビットマップイメージを作成し、記録媒体である記
録紙上に像を形成する。1501は操作のためのスイッ
チ及びLED表示器等が配されている操作パネル、10
00はLBP1500全体の制御及びホストコンピュー
タから供給される文字情報などを解析するプリンタ制御
ユニットである。このプリンタ制御ユニット1000は
主に文字情報を対応する文字パターンのビデオ信号に変
換してレーザドライバ1502に出力する。
【0015】レーザドライバ1502は半導体レーザ1
503を駆動するための回路であり、入力されたビデオ
信号に応じて半導体レーザ1503から発射されるレー
ザ光1504をオン・オフ切り換えする。このレーザ光
1504は回転多面鏡1505で左右方向に振らされて
静電ドラム1506上を走査露光する。これにより、静
電ドラム1506上には文字パターンの静電潜像が形成
されることになる。この潜像は静電ドラム1506周囲
に配設された現像ユニット1507により現像された
後、記録紙に転写される。この記録紙にはカットシート
を用い、カットシート記録紙はLBP1500に装着し
た用紙カセット1508に収納され、給紙ローラ150
9及び搬送ローラ1510と1511とにより、装置内
に取り込まれて、静電ドラム1506に供給される。
【0016】[インクジェットプリンタの説明]図2
は、本発明が適用できるインクジェット記録装置(IJ
RA)の概観図である。
【0017】同図において、リードスクリュー5005
は、駆動モータ5013の正逆回転に連動して駆動力伝
達ギア5011,5009を介して回転する。キャリッ
ジHCは、リードスクリュー5005の螺旋溝5004
に対して係合するピン(不図示)を有し、リードスクリ
ュー5005の回転に伴って矢印a,b方向に往復移動
される。このキャリッジHCには、インクジェットカー
トリッジIJCが搭載されている。5002は紙押え板
であり、キャリッジの移動方向にわたって紙をプラテン
5000に対して押圧する。5007,5008はフォ
トカプラで、キャリッジのレバー5006のこの域での
存在を確認して、モータ5013の回転方向切り換え等
を行うためのホームポジション検知手段として機能す
る。5016は記録ヘッドの前面をキャップするキャッ
プ部材5022を支持する部材で、5015はこのキャ
ップ内を吸引する吸引手段で、キャップ内開口5023
を介して記録ヘッドの吸引回復を行う。5017はクリ
ーニングブレードで、部材5019により前後方向に移
動可能となる。5018は本体支持板で、クリーニング
ブレード5017、部材5019を支持する。クリーニ
ングブレード5017は、この形態でなく周知のクリー
ニングブレードが本例に適用できることは言うまでもな
い。5012は、吸引回復の吸引を開始するためのレバ
ーで、キャリッジと係合するカム5020の移動に伴っ
て移動し、駆動モータからの駆動力がクラッチ切り換え
等の公知の伝達手段で移動制御される。
【0018】これらのキャッピング、クリーニング、吸
引回復は、キャリッジがホームポジション側の領域に来
た時にリードスクリュー5005の作用によってそれら
の対応位置で所望の処理が行えるように構成されている
が、これに限られるものではなく、周知のタイミングで
所望動作を行うように構成されていれば良い。
【0019】次に、上述した装置の記録制御を実行する
ための制御構成について、図3に示すブロック図を参照
して説明する。
【0020】制御回路を示す同図において、1700は
記録信号を入力するインターフェース、1701はMP
U、1702はMPU1701が実行する制御プログラ
ムを格納するプログラムROM、1703は各種データ
(上記記録信号やヘッドに供給される印刷データ等)を
保存しておくダイナミック型のRAM(DRAM)であ
る。1704は記録ヘッド1708に対する印刷データ
の供給制御を行うゲートアレイであり、インターフェー
ス1700、MPU1701、DRAM1703間のデ
ータ転送制御も行う。1710は前述の記録ヘッド17
08を搬送するためのキャリアモータ、1709は記録
紙搬送のための搬送モータである。1705は記録ヘッ
ドを駆動するヘッドドライバ、1706、1707はそ
れぞれ搬送モータ1709、キャリアモータ1710を
駆動するためのモータドライバである。
【0021】このように構成された各記録装置におい
て、インターフェース1700を介してホストコンピュ
ータより記録信号が入力されると、ゲートアレイ170
4とMPU1701との間で記録信号がプリント用の印
刷データに変換される。そして、モータドライバ170
6、1707が駆動されるとともに、ヘッドドライバ1
705に送られた印刷データにしがって記録ヘッドが駆
動され、印字が実行される。
【0022】図4は本実施例1におけるプリンタ制御シ
ステムの構成を説明するブロック図である。尚、ここで
は、レーザビームプリンタを例にして説明する。
【0023】図4において、100はホストコンピュー
タであり、ROM2に記憶された文書処理プログラムに
基づいて図形、イメージ、文字、表等が混在した文書処
理を実行するCPU1を備え、システムバス4に接続さ
れる各デバイスを総括的に制御する。
【0024】3はRAMであり、CPU1の主メモリ、
ワークエリアとして機能する。5はキーボードコントロ
ーラ(KBC)であり、キーボード9からのキー入力を
制御する。6はCRTコントローラ(CRTC)であ
り、CRTディスプレイ(CRT)10の表示を制御す
る。7はディスクコントローラ(DKC)であり、ブー
トプログラム、種々のアプリケーション、フォントデー
タ、ユーザファイル、編集ファイル等を記憶するハード
ディスク(HD)11、フロッピーディスク(FD)1
2のアクセスを制御する。8はプリンタコントローラ
(PRTC)であり、所定のインターフェース13を介
してプリンタ1500に接続されて、プリンタ1500
との通信制御処理を実行する。
【0025】尚、CPU1は、例えばRAM3上に設定
された表示情報によりRAM3へのアウトラインフォン
トの展開(ラスタライズ)処理を実行し、CRT10上
でのWYSIWYG(What You See Is What You get)
を可能としても良い。又、CPU1は、CRT10上の
マウスカーソル等で指示されたコマンドに基づいて登録
された種々のウインドウを開き、種々のデータ処理を実
行するように構成されていてもよい。又、文書処理プロ
グラム等は、ハードディスク11或いはフロッピーディ
スク12上に格納されていて、実行時にDKC7を介し
てRAM3上にロードされて実行されるように構成され
ていてもよい。
【0026】次にプリンタ1500の備える制御構成に
ついて説明する。
【0027】プリンタ1500において、14はプリン
タCPUであり、ROM15に記憶された制御プログラ
ムに基づいてシステムバス17に接続される各種のデバ
イスとのアクセスを総括的に制御し、印刷部インターフ
ェース19を介して接続される印刷部(プリンタエンジ
ン)20にプリントデータとしての画像信号VDOを出
力する。16はRAMであり、CPU14のワークエリ
ア、記録情報の格納等に使用される。尚、RAM16は
図示しない増設ポートに接続されるオプションRAMに
よりメモリ容量を拡張することができるように構成され
ていても良い。印刷部インターフェース19は、プリン
トデータを印刷部20の機構に合致した形態に変換して
出力する部分であり、例えば並列データを直列データに
変換する等の処理を実行する。
【0028】又、ROM15には、プリンタフォントと
して、サイズの異なる複数のドットフォントデータ群が
記憶されていてもよい。更に、ROM15にはホストコ
ンピュータ100から分担指示されたビットマップ展開
処理(例えばアウトラインフォント、ベクタグラフィッ
クスデータをRAM16のラスタライズ領域にビットマ
ップ展開する処理)をホストコンピュータ100上のラ
スタライズ処理と並行して処理するためのラスタライズ
プログラムが格納されている。
【0029】この結果、ホストコンピュータ100がプ
リンタ1500に対して出力する出力情報中のラスタラ
イズ情報の解析結果に応じてラスタライズ分担処理比率
が動的に切り換わる。又、ラスタライズ情報の解析結果
によっては、プリンタ1500またはホストコンピュー
タ100の何れか一方がラスタライズ処理を行う場合も
ある。
【0030】次に本実施例の動作について説明する。本
実施例1では、印刷データの最初のデータである印刷開
始コードを検出することにより新たな印刷データの印刷
処理が開始されたとみなしてビープ音を発生し、ユーザ
に印刷の開始を知らせるプリンタについて説明する。
【0031】図5は本実施例1のプリンタの機能構成を
表すブロック図である。同図において、入力部18は入
力インターフェース18a及び入力データバッファ18
bを備える。ホストコンピュータ100より入力された
印刷データは入力インターフェース18aを介して順次
入力データバッファ18bに格納される。ROM15に
は、図7、図9のフローチャートで示された本プリンタ
全体を制御するためのプリンタ制御プログラムの他に、
印刷開始コード等を検出する印刷コード解析部がプログ
ラム形式で格納されている。RAM16には印刷データ
バッファ16aがあり、印刷データを展開して得られた
イメージデータを格納する。印刷データバッファ16a
に格納されたイメージデータは、印刷部I/Fを介して
印刷部20に転送され、レーザビーム方式により記録媒
体状に記録される。操作パネル1501はビープ音発生
装置1501aを有し、先述の印刷コード解析部により
印刷開始コードが検出されたときビープ音を発生する。
【0032】図6はホストコンピュータ100より送信
されてくる印刷データの構成を説明する図である。図6
に示す如く、印刷データ300は、当該印刷データを識
別するための印刷データ識別子301、プリンタの初期
化を指示するプリンタ初期化コード302、印刷データ
の開始を示す印刷開始コード303、実際の印刷内容を
示す印刷用データ304、印刷データの終了を示す印刷
終了コード3305より構成されている。
【0033】次に、実施例1の動作について説明する。
図7は実施例1の動作手順を表すフローチャートであ
る。
【0034】まず、ホストコンピュータ100より送信
されてきた印刷データ300は、プリンタ内の入力イン
ターフェース18aを介して、入力データバッファ18
bに保持される(ステップS11)。次に、入力データ
バッファ18bに格納された印刷データを順次読み出し
て印刷データの解析を開始する(ステップS12)。そ
して、ROM15に格納されている印刷コード解析部に
より、この読み出された印刷データが印刷開始コード3
03であるか否かを判断する(ステップS13)。
【0035】ステップS13において、印刷開始コード
303でなければ、引き続き印刷データの解析を続行す
る。又、印刷開始コード303が検出されるとステップ
S13よりステップS14へ進み、ビープ音発生装置1
501aによりビープ音を発生し、ユーザに印刷データ
の印刷開始を報知する。
【0036】ステップS15では印刷開始コード303
に引き続き入力されている印刷用データ304を展開
し、イメージデータを得る。得られたイメージデータは
印刷データバッファ16aに格納される。そして、ステ
ップS16において、印刷部20は当該イメージデータ
の記録を実行する。
【0037】ユーザはこのビープ音により、一連の印刷
データ300の中から印刷開始コード303をプリンタ
が処理したことがわかり、容易に印刷の開始(即ち印刷
データの区切り)を知ることができる。
【0038】尚、ネットワークを介して複数のホストコ
ンピュータがプリンタに接続されているような状況にお
いては、以下のような構成としてもよい。
【0039】図8はホストコンピュータ100より送信
されてくる印刷データの他の構成を表す図である。図8
において、ネットワークID310は、印刷データの送
信元のホストコンピュータを特定する情報である。プリ
ンタ1500はこのネットワークID310により当該
印刷データ300’がどのホストコンピュータから送信
されてきたのかを判断することができる。そして、印刷
開始コードを判定した際に、ホストコンピュータ別にビ
ープ音のトーンを変える。このようにすれば、ユーザは
ビープ音のトーンにより自分の出力した印刷データの印
刷開始を知ることができる。
【0040】以上説明したように実施例1によれば、印
刷開始コードの検出によりビープ音を発生することでユ
ーザに当該データの印刷開始を知らせることが可能とな
る。このため、多量の印刷を行ったときでも、常時プリ
ンタを監視することからユーザを解放するという効果が
ある。
【0041】更に、複数のホストコンピュータが接続さ
れている場合に、複数のユーザから印刷データが入力さ
れても、各印刷データの出力開始時に異なるビープ音を
発生するので、各ユーザは適宜自分の出力結果を取り出
すことができる。
【0042】<実施例2>上述の実施例1では、印刷用
データの開始を表す開始コードを検出してビープ音を発
していたが、本実施例2では印刷データに含まれる終了
コードを検出してビープ音を発するプリンタを説明す
る。尚、本実施例2のプリンタの制御構成、機能構成及
び印刷データのデータ構成は上述の実施例1と同様であ
り、ここではその説明を省略する。
【0043】図9は実施例2の動作手順を表すフローチ
ャートである。ステップS21において入力された印刷
データは順次入力データバッファ18bに格納される。
続くステップS22において、CPU14は、入力デー
タバッファ18bに格納された印刷データの解析を開始
する。印刷用データ304は順次読み出されてイメージ
データに展開され(ステップS23)、このイメージデ
ータは印刷データバッファ16aに格納される。印刷デ
ータの解析において、印刷終了コード305が検出され
たか否かを判定する(ステップS24)。ここで、終了
コードが検出されていなければステップS25へ進み、
印刷部20は印刷データバッファ16aに格納されたイ
メージデータの印刷処理を行う。一方、ステップS24
において終了コードが検出された場合は、ステップS2
6へ進み、ビープ音発生装置1501bによりビープ音
を発生する。この後、ステップS27へ進み、印刷デー
タバッファ16aに格納されたイメージデータの処理を
行い、本処理を終了する。
【0044】ユーザは、このビープ音により一連の印刷
データのうちの終了コードをプリンタが処理したことを
知ることができるので、容易に印刷データの処理の終了
を認識することができる。
【0045】尚、ネットワーク等により複数のホストコ
ンピュータがプリンタに接続されるような場合、印刷デ
ータを上述の図8に示したデータ構成として、実施例1
と同様に、ホストコンピュータごとにビープ音を変化さ
せることも可能である。このように構成することで、ど
のホストコンピュータの印刷データに対する処理が終了
したのかを区別して知らせることができる。
【0046】以上説明したように、本実施例2によれ
ば、印刷を終了したことをビープ音により知らせること
が可能となるので、多量の印刷を行ったときなどユーザ
が印刷の終了を常時監視する必要がなくなる。
【0047】更に、複数の印刷データが入力された場合
でも、各印刷データの印刷終了が報知されるので、出力
結果が混ざってしまうことを防止できる。
【0048】尚、上記実施例ではビープ音により印刷デ
ータの区切りを報知しているがこれに限られるものでは
ない。例えば、接続されているホストコンピュータの有
するディスプレイ上に、印刷データの印刷開始コード
や、印刷終了コードが検出された旨を表示するようにし
てもよい。
【0049】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても1つの機器からなる装置に適用し
ても良い。また、本発明はシステム或いは装置に本発明
により規定される処理を実行させるプログラムを供給す
ることによって達成される場合にも適用できることはい
うまでもない。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
入力された各印刷データについて、それぞれの印刷デー
タの区切りをユーザに対して報知することが可能となる
ので、ユーザは印刷物の監視から解放され、使い勝手が
向上する。
【0051】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のレーザビームプリンタの内部構造を
示す断面図である。
【図2】本発明が適用できるインクジェット記録装置
(IJRA)の概観図である。
【図3】図2のインクジェット記録装置の記録制御を実
行するための制御構成を表すブロック図をである。
【図4】実施例1におけるプリンタ制御システムの構成
を説明するブロック図である。
【図5】実施例1のプリンタの機能構成を表すブロック
図である。
【図6】ホストコンピュータより送信されてくる印刷デ
ータの構成を説明する図である。
【図7】実施例1の動作手順を表すフローチャートであ
る。
【図8】ホストコンピュータ1より送信されてくる印刷
データの他の構成を表す図である。
【図9】実施例2の動作手順を表すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
14 CPU 15 ROM 16 RAM 16a 印刷データバッファ 18 入力部 18a 入力インターフェース 18b 入力データバッファ 19 印刷部I/F 20 印刷部 100 ホストコンピュータ 1500 レーザービームプリンタ 1501 操作パネル 1501a ビープ音発生装置

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部装置より入力された印刷データに基
    づいて記録出力を行うプリンタであって、 前記印刷データに含まれる印刷データの区切りを表す区
    切りデータを検出する検出手段と、 前記検出手段により前記区切りデータが検出されたと
    き、その旨を報知する報知手段とを備えることを特徴と
    するプリンタ。
  2. 【請求項2】 外部装置より入力された印刷データに基
    づいて記録出力を行うプリンタであって、 前記印刷データに含まれる印刷データの開始を表す開始
    データを検出する検出手段と、 前記検出手段により前記開始データが検出されたとき、
    前記印刷データの開始を報知する報知手段と、 を備えることを特徴とするプリンタ。
  3. 【請求項3】 前記報知手段は、前記検出手段により前
    記開始データが検出されたとき、ビープ音により前記印
    刷データの開始を報知することを特徴とする請求項2に
    記載のプリンタ。
  4. 【請求項4】 外部装置より入力された印刷データに基
    づいて記録出力を行うプリンタであって、 処理中の印刷データに含まれる該印刷データの終了を表
    す終了データを検出する検出手段と、 前記検出手段により、前記終了データが検出されたと
    き、前記印刷データの終了を報知する報知手段とを備え
    ることを特徴とするプリンタ。
  5. 【請求項5】 前記報知手段は、前記検出手段により前
    記終了データが検出されたとき、ビープ音により前記印
    刷データの終了を報知することを特徴とする請求項4に
    記載のプリンタ。
  6. 【請求項6】 外部装置より入力された印刷データに基
    づいて記録出力を行うプリンタの制御方法であって、 前記印刷データに含まれる印刷データの区切りを表す区
    切りデータを検出する検出工程と、 前記検出工程により前記区切りデータが検出されたと
    き、その旨を報知する報知工程とを備えることを特徴と
    するプリンタ制御方法。
  7. 【請求項7】 外部装置より入力された印刷データに基
    づいて記録出力を行うプリンタの制御方法であって、 前記印刷データに含まれる印刷データの開始を表す開始
    データを検出する検出工程と、 前記検出工程により前記開始データが検出されたとき、
    前記印刷データの開始を報知する報知工程と、 を備えることを特徴とするプリンタ制御方法。
  8. 【請求項8】 前記報知工程は、前記検出工程により前
    記開始データが検出されたとき、ビープ音により前記印
    刷データの開始を報知することを特徴とする請求項7に
    記載のプリンタ制御方法。
  9. 【請求項9】 外部装置より入力された印刷データに基
    づいて記録出力を行うプリンタの制御方法であって、 処理中の印刷データに含まれる該印刷データの終了を表
    す終了データを検出する検出工程と、 前記検出工程により、前記終了データが検出されたと
    き、前記印刷データの終了を報知する報知工程とを備え
    ることを特徴とするプリンタ制御方法。
  10. 【請求項10】 前記報知工程は、前記検出工程により
    前記終了データが検出されたとき、ビープ音により前記
    印刷データの終了を報知することを特徴とする請求項9
    に記載のプリンタ制御方法。
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