JPH09327241A

JPH09327241A - 倒木防止器具

Info

Publication number: JPH09327241A
Application number: JP18528496A
Authority: JP
Inventors: Yasuyuki Mizumura; 康幸水村
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1996-06-11
Filing date: 1996-06-11
Publication date: 1997-12-22

Abstract

(57)【要約】【課題】労力を減らし、資源節約の為くりかえし再
利用が出来、緩まぬアンカーを利用した倒木防止器具を
提供する。【解決手段】アンカー（１）の中央に２個の貫通孔
（１ａ）を設け、他瑞に輪（２ａ）を有するワイヤー
（２）を通し結束し、杭打ち棒（３）をアンカー（１）
に着脱自由にすることを、特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、アンカーに着脱
可能な打ち込み棒を付けた倒木防止器具に関するもので
ある。

【０００２】

【従来の技術】従来、図２に示すように、倒木防止につ
いては、植木の周囲にアンカー（４）を土中に打ち込
み、該アンカー（４）とワイヤー（２）で植木につない
で、倒木を防止していた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】これは次のような欠点
があった。イ．抜けやすい為、土中深く打ち込む必要があり、大変
な労力を要した。ロ．打ち込み時、木製は割れたり金属製は曲がるので、
再利用できなかった。ハ不必要になった時、取り出すのが打ち込み以上に、
労力を要した。本発明は、以上の欠点を解決するためになされたもので
ある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】アンカー（１）の中央部
に貫通孔（１ａ）を設け、ワイヤー（２）を通し他瑞部
に輪（２ａ）を設ける。着脱可能な杭打ち棒（３）を、
アンカー（１）に有る差し込み穴（１ｂ）に差し込む。
本発明は、以上の構成よりなる倒木防止器具である。

【０００５】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。（イ）先端が鋭角の三角形のアンカー（１）中央部
に、貫通孔（１ａ）を２箇所設け、ワイヤー（２）を両
方の貫通孔（１ａ）に通した後、金属輪（２ｂ）にてワ
イヤー（２）同士をかしめる。（ロ）他瑞部に輪（２ａ）を作り、金属輪（２ｂ）で
ワイヤー（２）同士をかしめる。（ハ）棒状の打ち込み棒（３）に差し込みピン（３ａ）
を設け、これをアンカー（１）の尾部中心に設けた差し
込み穴（１ｂ）へ、着脱可能に差し込む。本発明は以上のような構造で、これを使用するときは、
図３に示すように、地面対し４５度の角度に支え、アン
カー（１）の下側へワイヤー（２）が位置するように
し、ワイヤーの輪（２ａ）と打ち込み棒（３）の一部が
地上に残るようにハンマーで打ち込む。次に図４に示す
ように、地上に残っている打ち込み棒（３）を引き抜く
と、アンカー（１）の差し込み穴（１ｂ）より、差し込
みピン（３ａ）が外れるので、杭打ち棒（３）は地中よ
り取り出す。次に図５に示すように、杭打ち棒（３）を
ワイヤーの輪（２ａ）に通し、両手で持ち４５度の角度
に引っ張ると、アンカー（１）は、テコの応用とワイヤ
ー（２）のバネのような力により、９０度の姿勢変化を
するので、図６に示すように、表面積が増加しワイヤー
（２）の保持力が高まる。地上にあるワイヤーの輪（２
ａ）と、ワイヤーにパイプ状のクッションカバー（５）
を付け植木に巻いたものを金属輪（２ｂ）にて張力調整
後かしめるが、図７に示すように、１本の植木に１２０
度の三方向より実施すれば、安定する。なを図１２に示
すように、差し込み穴（１ｂ）をメスネジに差し込みピ
ン（３ａ）をオスネジにしたり、打ち込み棒（３）の形
状変化や、差し込みピン（３ａ）と打ち込み棒（３）
を、接続具（６）にて着脱自由にしたり、その際接続具
（６）と、打ち込み棒（３）差し込みピン（３ａ）をネ
ジ込みにしてもよい。さらに、不要になったアンカー
（１）を引き抜くとき、図１３に示すように、アンカー
（１）は埋設されているが、ワイヤー（２）の９０度方
向に引けば、図１４に示すように、テコの応用とワイヤ
ー（２）の力がない為、ワイヤーの輪（２ａ）に打ち込
み棒（３）を通し、両手でこれを引っ張れば、容易にア
ンカー（１）を取り出すことができる。応用例として
は、電柱の支持や、船の係留等がある。

【０００６】

【発明の効果】少ない労力で、保持力の高いアンカーを
打ち込むことが出来、しかも不要時には容易に取り出せ
るので、省労力になる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の斜視図である。

【図２】従来の倒木防止法側面図である。

【図３】本発明の埋め込み作業開始側面図である。

【図４】本発明の埋め込み作業途中側面図である。

【図５】本発明の埋め込み作業終了側面図である。

【図６】本発明の姿勢変化斜視図である。

【図７】本発明の実施例を示す側面図である。

【図８】本発明の平面図である。

【図９】本発明の正面及び背面図である。

【図１０】本発明の底面図である。

【図１１】本発明の右側側面図及び左側側面図である。

【図１２】本発明の形状及び応用正面図である。

【図１３】本発明の埋設側面図である。

【図１４】本発明の取り出し法側面図である。

【符号の説明】

１アンカー１ａ貫通孔１ｂ差し込み穴２ワイヤー２ａ輪２ｂ金属輪３打ち込み棒３ａ差し込みピン４従来のアンカー５クッションカバー６接続具

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】貫通孔を有するアンカーと、貫通孔を通
して他瑞部に輪を有するワイヤーと、着脱可能に取り付
けられる棒状の打ち込み部材よりなる、倒木防止器具。