JP2714749B2 - 植栽樹木の自立固定具及び自立固定方法 - Google Patents

植栽樹木の自立固定具及び自立固定方法

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JP2714749B2 JP5285795A JP28579593A JP2714749B2 JP 2714749 B2 JP2714749 B2 JP 2714749B2 JP 5285795 A JP5285795 A JP 5285795A JP 28579593 A JP28579593 A JP 28579593A JP 2714749 B2 JP2714749 B2 JP 2714749B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス管、水道管、ケー
ブル等の埋設物の存在するおそれのある街路地等に樹木
を自立固定するため、埋設物を損壊せずに樹木の植栽自
立を補助するようにした植栽樹木の自立固定具及び自立
固定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、街路地等の地盤に樹木を植栽する
ため、図8に示すような固定具が用いられていた。
【0003】この固定具は、長尺の杭体23をその上部
で直角に屈曲して押圧部23aを形成すると共に、押圧
部23aの上端にフック22を固設したもので、土壌に
掘削した根穴24内に樹木の根鉢20を載置し、複数本
の杭体23の押圧部23aの夫々を根鉢20の中心に向
けるように配置し、根鉢20の周囲に複数本の杭体23
を打設して押圧部23aを根鉢20の周囲上縁に係止
し、次いで夫々のフック22にワイヤ21を掛止して緊
締した後、掘削土25を埋め戻して地中にて固定された
複数の杭体23、23…と根鉢20とを一体化したこと
により、樹木の自立を補助するようにしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
固定具においては、地中における土圧抵抗を確保するた
めに、長尺の杭体23を地中に打ち込む必要があるが、
樹木の植栽位置が街路地である場合、地中にガス管、水
道管、ケーブル等の埋設物が存在すると、杭体23の打
込みの際にこれらの埋設物を破損する危険性があった。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みて為され
たもので、従来の長尺の固定具に替えて湾曲状の抵抗部
材を適用することによって地中の埋設物の損壊を回避す
ると共に土圧抵抗を増大して、ガス管、水道管、ケーブ
ル等の埋設物が存在するような街路地に樹木を安全且つ
確実に植栽し得る植栽樹木の自立固定具及び自立固定方
法を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の植栽樹木の自立固定具は、側面に仮固定
片1aを突設した掛止板1と、該掛止板1の上方に前記
仮固定片1aと同側に押圧辺3aを張り出して固定した
アングル材3と、前記掛止板1における前記仮固定片1
aの反対側面に略垂直に設けた案内板2とから成る案内
部材4を構成し、前記案内板2の外側縁を下方向に外側
へ広がる湾曲状の案内縁2aとし、前記案内板2の上端
から下方の途中まで前記案内縁2aに沿う湾曲状の切開
曲部2bを穿設し、さらに該案内板2には緊締用ワイヤ
11を挿通する貫通孔2cを穿設する一方、前記案内板
2の案内縁2aに沿って嵌合する湾曲状の案内凹部5a
を形成した突出背部5bの前記案内凹部5aに沿った両
側にフランジ5c、5cを展開した抵抗部材5を形成
し、前記抵抗部材5の案内凹部5aに前記案内部材4の
切開曲部2bに沿って嵌入する案内片6を固設し、前記
抵抗部材5の上端に前記案内部材4の掛止板1の上端に
係合する係合部材7を固設して成るものである。
【0007】また、本発明の植栽樹木の自立固定方法
は、側面に仮固定1aを突設した掛止板1と、該掛止板
1の上方に前記仮固定片1aと同側に押圧辺3aを張り
出して固定したアングル材3と、前記掛止板1における
前記仮固定片1aの反対側面に略垂直に設けた案内板2
とから成る案内部材4を構成し、前記案内板2の外側縁
を下方向に外側へ広がる湾曲状の案内縁2aとし、前記
案内板2の上端から下方の途中まで前記案内縁2aに沿
う湾曲状の切開曲部2bを穿設し、さらに該案内板2に
は緊締用ワイヤ11を挿通する貫通孔2cを穿設する一
方、前記案内板2の案内縁2aに沿って嵌合する湾曲状
の案内凹部5aを形成した突出背部5bの前記案内凹部
5aに沿った両側にフランジ5c、5cを展開した抵抗
部材5を形成し、前記抵抗部材5の案内凹部5aに前記
案内部材4の切開曲部2bに沿って嵌入する案内片6を
固設し、前記抵抗部材5の上端に前記案内部材4の掛止
板1の上端に係合する係合部材7を固設して成る植栽樹
木の自立固定具を用いて植栽樹木を自立固定する方法で
あって、根鉢10の周囲に複数の前記案内部材4、4…
の各掛止板1を当てて夫々の掛止板1に突出した前記
固定片1aを前記根鉢10の周囲に差込んで各案内部材
4を仮固定すると共に、各案内部材4の貫通孔2cにワ
イヤ11を挿通することによって各案内部材4を緊締保
持した根鉢10を根穴12内に載置し、各案内部材4の
案内縁2aに沿って前記抵抗部5の案内凹部5aを嵌入
すると共に、該案内凹部5aに固設した前記案内片6を
前記案内部材4の切開曲部2b内に嵌入することによ
り、前記抵抗部材5を湾曲状に案内しつつ地中に展開状
態に進入させて該抵抗部材5の上端の係合部材7を前記
案内部材4の掛止板1の上縁に係止させた後、前記根穴
12に土を埋め戻して樹木を自立するようにしたのであ
る。
【0008】
【作用】上記構成において、根鉢10の周囲には、予め
複数の案内部材4の各掛止板1が当てられ、このとき夫
々の掛止板1に設けた仮固定片1aが根鉢10の周囲に
挿通されて各案内部材4を根鉢10の周囲に仮固定し、
次いで各案内部材4の案内板2に穿設された貫通孔2c
にワイヤ11を挿通し緊締することによって、各案内部
材4が根鉢10と一体化される(図5参照)。
【0009】この一体化された根鉢10は予め掘削して
ある根穴12に挿入設置されるが、根鉢10の周囲に固
定された案内部材4の外径が根穴12の内径を超える場
合、該案内部材4の案内板2は根穴12の周囲の土壌に
押圧されるか又は殴打されて土壌を切り進みながら根穴
12外周の土壌中に没入される(図6参照)。
【0010】次いで、案内部材4の案内板2の上部に抵
抗部材5の案内凹部5aを嵌合させて抵抗部材5の上端
を打ち込むと、抵抗部材5の湾曲状にされた案内凹部5
aが案内部材4の湾曲状の案内縁2aに沿って案内され
つつ進行し、途中から案内部材4の切開曲部2b内に抵
抗部材5の案内片6が貫入して、抵抗部材5はこれらの
案内手段により土中への進入方向を制御されて根鉢10
の外周方向へ裾広がりに展開されつつ没入される(図6
参照)。
【0011】さらに、抵抗部材5を打設すると、各抵抗
部材5の上部に設けてある係合部材7が案内部材4の掛
止板1の上端に係止され、抵抗部材5のそれ以上の没入
を停止される。この時点で案内部材4に対する抵抗部材
5の一体結合が終了する(図7参照)。
【0012】かくして根鉢10の周囲に緊締結合された
案内部材4の全てに抵抗部材5を結合すると、全ての抵
抗部材5は根鉢10の周囲に案内部材4を介して裾広が
りの状態で湾曲状の埋設状態を呈するため、各抵抗部材
5の深さ方向における打ち込み量が浅くなり、且つ各抵
抗部材5の横方向への打ち込み量が増大され、樹木の動
揺時における根鉢10の運動に対しては、抵抗部材5の
突出背部5bとフランジ5cとが土圧に抵抗して、樹木
の自立固定を補助する。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。
【0014】図1は案内部材4の側面図であり、図2は
図1の案内部材4を下方から見た図である。また、図3
は抵抗部材5の側面図であり、図4は図3の抵抗部材5
を下方から見た図である。
【0015】図1及び図2において、案内部材4は、根
鉢10の周囲を掛止する掛止板1と後述する抵抗部材5
の土中への進入を案内する案内板2と、押圧辺3aと固
定辺3bとから成るアングル材3とを備え、アングル材
3の固定辺3bは掛止板1の上方に固定し、アングル材
3の押圧辺3aは案内板2の反対側に張り出してあっ
て、案内部材4の掛止板1を根鉢10の周囲に当てたと
き、根鉢10をその上縁から押止することができる。
【0016】掛止板1は長方形状の平板であって、この
掛止板1の長手方向の中央に沿ってその板面に対して略
垂直に案内板2が固定してある。この案内板2の外側縁
には下方向に外側へ広がる湾曲状の案内縁2aが形成さ
、該案内板2の上端から下方の途中まで案内縁2aに
沿う湾曲状の切開曲部2bを穿設してある。さらに該案
内板2には掛止板1に沿って上下に例えば二か所の貫通
孔2c、2cを穿設し、この貫通孔2cの夫々に緊締用
ワイヤ11を挿通することができる。
【0017】また、図3及び図4において、抵抗部材5
は、案内板2の案内縁2aと略同様の曲率半径を有する
湾曲状の案内凹部5aを形成した突出背部5bを有し、
案内凹部5aの両側にはフランジ5c、5cを展開して
ある。
【0018】このような抵抗部材5をその案内凹部5a
から案内部材4の案内縁2aに嵌合して一方向にスライ
ドすると、抵抗部材5は案内板2の湾曲形状に沿って案
内されつつ嵌合される。
【0019】また、突出背部5bの略中央には案内凹部
5aを横断する案内片6が突出背部5bの両側に掛止し
てあり、上記のように抵抗部材5の案内凹部5aを案内
部材4の案内縁2aに沿ってスライドしたとき、案内片
6が案内部材4の切開曲部2bに嵌入して、抵抗部材5
のそれ以降の進入を案内する。
【0020】さらに、抵抗部材5の上端には突出背部5
bの両側部に係合部材7を固定して該係合部材7の両端
を両フランジ5c、5cの背面方向に折曲してある。こ
の係合部材7は案内部材4の掛止板1の上端に係止さ
れ、上記のように抵抗部材5を案内部材4に沿って進入
した際の進入限度を規制する。
【0021】本発明の植栽樹木の自立固定具は、上記の
案内部材4と抵抗部材5との結合からなるもので、樹木
の根鉢10を自立固定する施行方法について、図5乃至
図7を参照しつつ以下に説明する。
【0022】図5は、予め根鉢10の周面に案内部材4
を一体的に固定し、予め掘削してある根穴12に挿入設
置しようとする状態図である。
【0023】同図に示すように、複数の案内部材4を用
意して、夫々の掛止板1を根鉢10の周囲に等間隔で当
て、その際、アングル材3の押圧辺3aを根鉢10の上
縁に係止させると共に、掛止板1の板面に突出した仮固
定片1aを根鉢10の周囲に差し込み、案内部材4の仮
固定を行う。
【0024】次いで、この仮固定した案内部材4の各貫
通孔2cにワイヤ11を挿入しつつ該ワイヤ11を根鉢
10の外周に緊締する。この際、根鉢10が大径であっ
たり、根鉢10に使用した土壌が柔らかい場合、根鉢1
0の周囲の要所に当て板13を添え、該当て板13に突
設してある掛止片13aにワイヤ11を掛止して、ワイ
ヤ11が根鉢10内に食い込むのを防止することができ
る。
【0025】次いで、図6に示すように、各案内部材4
が一体固定された根鉢10を予め掘削してある根穴12
内(矢印方向)に挿入設置する。根穴12は根鉢10の
外径と同様か多少大径に掘削されるのが通常であるが、
根鉢10の周囲に固定された案内部材4の外径が根穴1
2の内径を超える場合、地盤の硬さに応じて案内部材4
の上端を下方に押圧するか又は殴打して案内部材4の案
内板2を土中に切り進ませながら根穴12内に没入設置
するとよい。
【0026】このようにして根鉢10が根穴12内に挿
入設置された後、図6に示すように案内部材4の案内板
2の上部に抵抗部材5の案内凹部5aを嵌合させて抵抗
部材5の上端を打ち込むと、抵抗部材5の湾曲状の案内
凹部5aが案内部材4の湾曲状の案内縁2aに沿って案
内されつつ進行し、途中から案内部材4の切開曲部2b
内に抵抗部材5の案内片6が貫入して、抵抗部材5はこ
れらの案内手段により土中への進入方向を制御されて根
鉢10の外周方向へ裾広がりに展開されつつ没入する。
【0027】さらに、抵抗部材5を打設すると、各抵抗
部材5の上部に設けてある係合部材7が案内部材4の掛
止板1の上端に係止され、抵抗部材5のそれ以上の没入
を停止されると共に、抵抗部材5と案内部材4とは強固
に結合する。この時点で案内部材4に対する抵抗部材5
の一体結合が終了する。
【0028】このように根鉢10が自立固定された後、
土14を埋め戻しして植栽樹木の自立固定施行が終了す
る。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の植栽樹木
の自立固定具及び自立固定方法によれば、抵抗部材は湾
曲形状のため地中の横方向へ展開するように打ち込ま
れ、しかも突出背部及びフランジを形成した広面積を有
する形状としてあるから、抵抗部材の打ち込み深さが浅
くても土圧抵抗を大きく確保し得ることとなり、樹木の
倒伏力に対して十分な抵抗力を得ることができ、特にガ
ス管、水道管、ケーブル等の埋設物が多数存在する市街
地での樹木の植栽に有用な自立固定具及び方法が得られ
る。
【0030】また、予め根穴を掘削するため、根穴深さ
までの埋設物の有無が確認でき、埋設物の探査能力も軽
減でき、しかも根鉢に予め案内部材を仮固定してからワ
イヤで緊締し一体結合するようにしてあるから、案内部
材の迅速且つ的確な配設ができ、残りの抵抗部材はこの
案内部材を介して案内されつつ打設することにより安全
で確実な打ち込み作業を行うこととができ、迅速な作業
を要求される市街地での植栽樹木の自立固定に有用であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の自立固定具における案内部材の
側面図である。
【図2】図2は図1の案内部材を下方から見た図であ
る。
【図3】図3は本発明の自立固定具における抵抗部材の
側面図である。
【図4】図4は図3の抵抗部材を下方から見た図であ
る。
【図5】図5は本発明の植栽樹木の自立固定方法を示す
図であり、各案内部材を根鉢の周囲に一体的に固定した
状態を示す。
【図6】図6は本発明の植栽樹木の自立固定方法を示す
図であり、各案内部材と一体結合した根鉢を根穴に挿入
設置し、次いで抵抗部材を案内部材に案内されつつ打ち
込んでいる状態を示す図である。
【図7】図7は本発明の植栽樹木の自立固定方法を示す
図であり、案内部材を介してすべての抵抗部材を土中に
埋設した状態を示す図である。
【図8】図8は従来の植栽樹木の固定具を用いて根鉢を
自立固定させた状態を示す図である。
【符合の説明】
1…掛止板、1a…仮固定片、2…案内板、2a…案内
縁、2b…切開曲部、2c…貫通孔、3…アングル材、
3a…押圧辺、3b…固定辺、4…案内部材、5…抵抗
部材、5a…案内凹部、5b…突出背部、6…案内片、
7…係合部材、10…根鉢、11…ワイヤ、12…根
穴。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】側面に仮固定片1aを突設した掛止板1
    と、該掛止板1の上方に前記仮固定片1aと同側に押圧
    辺3aを張り出して固定したアングル材3と、前記掛止
    板1における前記仮固定片1aの反対側面に略垂直に設
    けた案内板2とから成る案内部材4を構成し、前記案内
    板2の外側縁を下方向に外側へ広がる湾曲状の案内縁2
    aとし、前記案内板2の上端から下方の途中まで前記案
    内縁2aに沿う湾曲状の切開曲部2bを穿設し、さらに
    該案内板2には緊締用ワイヤ11を挿通する貫通孔2c
    を穿設する一方、前記案内板2の案内縁2aに沿って嵌
    合する湾曲状の案内凹部5aを形成した突出背部5bの
    前記案内凹部5aに沿った両側にフランジ5c、5cを
    展開した抵抗部材5を形成し、前記抵抗部材5の案内凹
    部5aに前記案内部材4の切開曲部2bに沿って嵌入す
    る案内片6を固設し、前記抵抗部材5の上端に前記案内
    部材4の掛止板1の上端に係合する係合部材7を固設し
    て成ることを特徴とする植栽樹木の自立固定具。
  2. 【請求項2】側面に仮固定片1aを突設した掛止板1
    と、該掛止板1の上方に前記仮固定片1aと同側に押圧
    辺3aを張り出して固定したアングル材3と、前記掛止
    板1における前記仮固定片1aの反対側面に略垂直に設
    けた案内板2とから成る案内部材4を構成し、前記案内
    板2の外側縁を下方向に外側へ広がる湾曲状の案内縁2
    aとし、前記案内板2の上端から下方の途中まで前記案
    内縁2aに沿う湾曲状の切開曲部2bを穿設し、さらに
    該案内板2には緊締用ワイヤ11を挿通する貫通孔2c
    を穿設する一方、前記案内板2の案内縁2aに沿って嵌
    合する湾曲状の案内凹部5aを形成した突出背部5bの
    前記案内凹部5aに沿った両側にフランジ5c、5cを
    展開した抵抗部材5を形成し、前記抵抗部材5の案内凹
    部5aに前記案内部材4の切開曲部2bに沿って嵌入す
    る案内片6を固設し、前記抵抗部材5の上端に前記案内
    部材4の掛止板1の上端に係合する係合部材7を固設し
    て成る植栽樹木の自立固定具を用いて植栽樹木を自立固
    定する方法であって、根鉢10の周囲に複数の前記案内
    部材4、4…の各掛止板1を当てて夫々の掛止板1に突
    出した前記仮固定片1aを前記根鉢10の周囲に差込ん
    で各案内部材4を仮固定すると共に、各案内部材4の貫
    通孔2cにワイヤ11を挿通することによって各案内部
    材4を緊締保持した根鉢10を根穴12内に載置し、
    案内部材4の案内縁2aに沿って前記抵抗部材5の案内
    凹部5aを嵌入すると共に、該案内凹部5aに固設した
    前記案内片6を前記案内部材4の切開曲部2b内に嵌入
    することにより、前記抵抗部材5を湾曲状に案内しつつ
    地中に展開状態に進入させて該抵抗部材5の上端の係合
    部材7を前記案内部材4の掛止板1の上縁に係止させた
    後、前記根穴12に土を埋め戻して樹木を自立するよう
    にしたことを特徴とする植栽樹木の自立固定方法。
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