JPH09320804A - 自動車のatソレノイドバルブ電流制限用抵抗器 - Google Patents

自動車のatソレノイドバルブ電流制限用抵抗器

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JPH09320804A
JPH09320804A JP8135357A JP13535796A JPH09320804A JP H09320804 A JPH09320804 A JP H09320804A JP 8135357 A JP8135357 A JP 8135357A JP 13535796 A JP13535796 A JP 13535796A JP H09320804 A JPH09320804 A JP H09320804A
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JP
Japan
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cord
ceramic case
resistance element
resistor
cords
Prior art date
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Pending
Application number
JP8135357A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Kayama
亮 加山
Kenji Sugimoto
憲治 杉本
Hironari Noda
拓成 野田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Micron Electronics Co Ltd
Original Assignee
Micron Electronics Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Micron Electronics Co Ltd filed Critical Micron Electronics Co Ltd
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Publication of JPH09320804A publication Critical patent/JPH09320804A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車のATソレノイドバルブ電流制限用抵
抗器の加工コスト並びに材料コストを低減し、防滴性能
が向上すると共に、小型、軽量化を図る。 【解決手段】 ガラス繊維製巻芯15に抵抗線18を巻回
し、その両端にコード接続用端子13を設けた抵抗素子12
のコード接続用端子13に、他端が外部接続用コネクタの
端子に接続された一対のコードの各一端を接続し、この
接続部を含む抵抗素子12をセラミックケース14に収納
し、セメント材を充填する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のエンジン
ルームに取り付けられるATソレノイドバルブ電流制限
用抵抗器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、この種の抵抗器を分解図で示し
たもので、1は抵抗ブロックであり、内部には図4に示
したように、抵抗線をコイル状に巻き、中央部で折り返
した形状の抵抗素子2の両端にコード接続用端子3を取
り付け、セラミックケース4に収納した上からセメント
材5を充填したものである。
【0003】6は外部接続用コネクタで、その端子から
引き出された一対のコード7の各一端がそれぞれコード
接続用端子3に接続される。8はコード7とコード接続
用端子3の接続部を被覆するシリコン収縮チューブであ
る。9は車両への取付フランジ9aを有し、抵抗ブロッ
ク1と外部接続用コネクタ6を装着するブラケットであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の構成の従来例に
は、次のような問題がある。 (1) 抵抗素子2は巻芯を使用せずに抵抗線をコイル状に
巻き、しかも中央部で折り返す形状に加工すると共に、
コード接続用端子3との接合部の加工も必要であるか
ら、その整形加工が面倒であり、また別工程で、抵抗素
子2の両端とコード接続用端子3とのスポット溶接を必
要とするので、加工コストが高い。
【0005】(2) コード接続用端子3とコード7との接
合部が外部に露出されたままであると、自動車のエンジ
ンルームにおける厳しい環境で、水分の付着などにより
端子間絶縁が確保できない。従って、防滴処理としてシ
リコン収縮チューブ8を被せると共に、シリコン収縮チ
ューブ8とセラミックケース4との隙間にもシリコンを
充填する。ここで、抵抗体は発熱体であるから高温とな
るため、チューブや充填材として高価なシリコン系材料
を使用するので、非常にコスト高となる。
【0006】なお、シリコンを充填しない側は隙間があ
り、被水して表面に水滴が付着残留するとコード接続用
端子3とブラケット9との間でその水滴が電路となり、
リーク電流が発生するおそれがある。
【0007】(3) さらに、小型化について見ると、従来
のもの(図6(a))に対して抵抗ブロック1の長さを短く
した場合は、図6(b)のように取付フランジ9aの幅Wが
細くなり、必要な取付面積が確保できない。従って、放
熱性能が低下して表面温度が上昇し、仕様を満足できな
くなる。
【0008】また、抵抗ブロック1の幅を図6(c)のよ
うに細くした場合は、端子3,3間の間隔Gが接近し、
規定電位差に必要な距離である最低2.5mmの端子間距離
を確保することができなくなってしまう。
【0009】さらに、抵抗素子2の中央部折返し形状を
採らずに直線配置にすると、コード接続用端子3部分の
スペースLが広く占有され、全長が長くなって車両側の
取付スペースに収まらない。ここで、コード接続用端子
3は、図5(a)に示したように、抵抗素子2との接合部
3a,セラミックケース4への組付ガイド部3b,抵抗ブ
ロック1からの距離を確保する部分3cおよびコード接
合部3dからなり、全長約20mmとスペースを広く占有す
る。従って、小型化が非常に困難であった。
【0010】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、加工コスト並びに材料コストを低減し、か
つ防滴性能を向上すると共に、小型、軽量化を図った自
動車のATソレノイドバルブ電流制限用抵抗器を提供す
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の自動車のATソレノイドバルブ電流制限用
抵抗器は、ガラス繊維製巻芯に抵抗線を巻回しその両端
にコード接続用端子が設けられた抵抗素子と、一端がコ
ード接続用端子に接続され、他端が外部接続用コネクタ
の端子に接続された一対のコードと、このコードとコー
ド接続用端子の接続部を含む抵抗素子を収納し、その上
からセメント材を充填したセラミックケースと、車両へ
の取付フランジを有し、セラミックケースおよび外部接
続用コネクタを装着するブラケットとから構成するもの
である。
【0012】この構成によれば、抵抗素子の製造からコ
ード接続用端子の取付、固定まで一貫して自動機による
生産が可能になり、作業能率の向上、生産コストの大幅
低減が可能となる。また、コード接続用端子部分の絶
縁、防滴処理が不要になり、防滴性能が格段に上昇す
る。さらに、小型、軽量化を図ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て詳細に説明する。図1は本発明の一実施の形態を示し
たもので、11は抵抗ブロックである。抵抗ブロック11
は、図2に示したように、ガラス繊維製巻芯15に抵抗線
18を巻回し、所要の長さにカットしたものの両端にコー
ド接続用端子13をカシメにより取り付けて抵抗素子12を
構成し、その両端のコード接続用端子13にそれぞれコー
ド17の各一端を接合し、その接続部を含む抵抗素子12を
セラミックケース14内に収納して、セメント材で封入し
たものである。コード17の一方はセラミックケース14の
外側で折り返され、セラミックケース14の裏面に形成さ
れた溝14aを通して他方のコード17と同一方向に引き出
されている。引き出されたコード17の他端は外部接続用
コネクタ16の端子に接続されている。19は車両への取付
フランジ19aを有し、抵抗ブロック11および外部接続用
コネクタ16を装着するブラケットである。
【0014】このように構成された本実施の形態におけ
るATソレノイドバルブ電流制限用抵抗器は、従来構成
の抵抗素子のように中央部で折返し形状やコード接続用
端子とのスポット溶接を採らないので、抵抗素子12の製
造からコード接続用端子13のカシメ固定まで一貫して自
動機による生産が可能になり、作業能率の向上、生産コ
ストの大幅低減を図ることができる。なお、コード接続
用端子13の取付は、カシメのよる固定に限定するもので
はない。
【0015】また、コード接続用端子13とコード17との
接合部がセラミックケース14内に封入されているので、
従来のように高価なシリコン収縮チューブやシリコン充
填材によるコード接続用端子13部分の絶縁、防滴処理が
不要になり、さらに、その抵抗ブロック11の表面に水滴
が付着残留してもリーク電流は発生せず、絶縁性がより
確実となり、防滴性能が格段に上昇する。
【0016】また、本発明で使用するコード接続用端子
13は、図5(b)に示したように、抵抗体接合部13aおよび
コード接合部13bからなり、全長で約9mmと従来品に比
較して占有スペースが約半分となる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
自動生産を可能にして大幅な加工コストの低減を図ると
共に、高価な材料を使用せずに材料コストを低減し、か
つ防滴性能の向上と、小型、軽量化を図ることができる
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における自動車のATソ
レノイドバルブ電流制限用抵抗器の分解斜視図である。
【図2】本発明の一実施の形態における抵抗ブロックの
分解斜視図である。
【図3】従来例における自動車のATソレノイドバルブ
電流制限用抵抗器の分解斜視図である。
【図4】従来例の抵抗ブロックの分解斜視図である。
【図5】従来例のコード接続用端子(a)および本発明の
一実施の形態におけるコード接続用端子(b)を示す図で
ある。
【図6】従来例の抵抗ブロックの小型化の難点を示す図
である。
【符号の説明】
11…抵抗ブロック、 12…抵抗素子、 13…コード接続
用端子、 14…セラミックケース、 15…ガラス繊維製
巻芯、 16…外部接続用コネクタ、 17…コード、 18
…抵抗線、 19…ブラケット。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス繊維製巻芯に抵抗線を巻回しその
    両端にコード接続用端子が設けられた抵抗素子と、一端
    が前記コード接続用端子に接続され、他端が外部接続用
    コネクタの端子に接続された一対のコードと、該コード
    と前記コード接続用端子の接続部を含む抵抗素子を収納
    し、その上からセメント材を充填したセラミックケース
    と、車両への取付フランジを有し、前記セラミックケー
    スおよび外部接続用コネクタを装着するブラケットとか
    らなることを特徴とする自動車のATソレノイドバルブ
    電流制限用抵抗器。
JP8135357A 1996-05-29 1996-05-29 自動車のatソレノイドバルブ電流制限用抵抗器 Pending JPH09320804A (ja)

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

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