JPH09318124A - 強制給排気式レンジフードファン - Google Patents

強制給排気式レンジフードファン

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JPH09318124A
JPH09318124A JP8138899A JP13889996A JPH09318124A JP H09318124 A JPH09318124 A JP H09318124A JP 8138899 A JP8138899 A JP 8138899A JP 13889996 A JP13889996 A JP 13889996A JP H09318124 A JPH09318124 A JP H09318124A
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金徳 盧
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Abstract

(57)【要約】 【課題】フード本体内のスペースを有効利用して、フー
ド本体の天板の広い範囲を一構成壁部する給気チャンバ
ーを形成して排煙の捕捉空間を削減したり、大型化する
ことなくフード本体の天板上に確保されるダクト配管用
の施工空間を小さく抑制し、しかも送風装置への給気構
造を簡単にする。 【解決手段】 フード本体2の天板32を一構成壁部とし
て形成されファンケーシング11を収容する前側開放型の
ボックス部15と、該ボックス部15の開放部をファンケー
シング11の前面の開放部と共に閉塞する塞ぎ板部25とで
給気チャンバー5を形成して、フード本体2における天
板32の広い範囲が給気チャンバー5内に臨み、ファンケ
ーシング11の吐出口11eに取り付ける排気ダクト3接続
用の排気ダクト接手300 の回りの天板32部分に給気室20
0 に連絡する大径な給気ダクト4を接続可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスレンジ等の調
理器具の上方に設置され、調理によって発生した油煙、
臭い等を吸引して屋外に排気すると共に、屋外の空気を
室内に給気する強制給排気式レンジフードファンに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】台所に設置されているガスレンジ等の調
理器具で調理した時に発生する油煙、臭い等を吸引して
屋外に排気するために調理器具の上方にレンジフードフ
ァンが設置されている。そのレンジフードファンには、
住宅の高気密化に伴い排気によって室内が負圧になるの
を防止すると共に酸欠を防止するために屋外の新鮮な空
気を送風機によって室内に強制的に取り入れる強制給排
気式のものがある。この強制給排気式レンジフードファ
ンに取り付けられる排気側のダクト接手と給気側のダク
ト接手には外気がレンジフードファンを介して室内に流
入するのを防止する排気シャッタと給気シャッタが設け
られ、送風装置の運転に伴う風圧と排気による室内外の
圧力差によってシャッタを開動させる風圧式と、その両
シャッタの開閉動作をモータによって強制的に行う電動
式の二タイプが存在する。前者の風圧シャッタ式は構造
が簡単であり、設備コストを安価に抑える利点を有す
る。他方、電動シャッタ式は送風装置の運転に連動して
排気シャッタと給気シャッタの両方が開動して排気を屋
外に排出すると同時に屋外の新鮮な空気を室内に導入
し、送風装置の非運転時はシャッタを強制的に閉じて排
気路、給気路を確実且つ気密に閉口するため、前記風圧
式の排気シャッタと給気シャッタを備えたレンジフード
ファンのように送風装置の非運転時にそれらシャッタが
バタ付いて冷たい屋外の空気が室内との温度差で室内に
進入するコールドドラフトが無くなり、台所を快適に使
用できる利点を有する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような強制給排気
用レンジフードファンとして本出願人は特願平7−18
0873号公報に開示する技術を既に提案している。こ
の先提案のものは図7に示すように中間部分に縦設する
動力伝達板21aで軸方向に二分割した両面吸込式の多翼
ファン21をファンケーシング11に収容し、そのファンケ
ーシング11を前記動力伝達板21aの延長上に設けた隔壁
11dで前側の排気室100 と後側の給気室200 とに区画
し、ファンケーシング11の前側開口を排気室100 への吸
込口11h、後側開口を給気室200 への吸込口11cとし、
そのファンケーシング11の前側の吐出口11eをフード本
体2の天板32上の排気ダクト接手300 に連通するように
同天板32に取付け、フード本体2の背板12とファンケー
シング11との間に給気室200 への吸込口11cに連通する
給気チャンバー5を設けている。そして、その給気チャ
ンバー5を前記天板32上に設けた給気ダクト接手400 を
介して給気ダクト4に接続し、ファンケーシング11の後
側の吐出口11fを介して天板32に形成したスリット32a
から室内に給気する構造になっている。この先提案のも
のは給排気を1個のファン、1個のファンケーシングで
可能にして製作コストを低く抑えることができる。しか
し、給気ダクト4の内径は一般的に150mm以上あ
り、給気ダクト接手400 を介して接続する給気チャンバ
ー5も自ずと150mm以上の奥行き寸法を必要となる
ことから、送風装置1もその分前側に位置して送風装置
1前方に確保されるフード内の排煙の捕捉空間を削減す
るし、排煙の十分な捕捉空間を確保するためには必然的
にレンジフードファンの前出寸法が大きくなってしまう
問題がある。これを防止するためには図8に示すように
中間接続体として接続ダクト9をフード本体2の天板32
上に設け、この接続ダクト9に給気ダクト接手400 を介
して給気ダクト4を接続し、その接続ダクト9に給気チ
ャンバー5を接続するようにすれば給気チャンバー5の
奥行き寸法を小さく抑制することが可能である。しか
し、接続ダクト9をフード本体2の天板32上に設ける関
係で、その分給気ダクト接手400 が一段高い高さに位置
することになり、フード本体2の天板32と室内(台所)
の天井との間にその分高いダクト配管用の施工空間Hを
確保する必要が生じ、階高を小さく抑える今日の集合住
宅(マンション等)のニーズに対応できなくなったり、
出隅、梁等の突設物がある建物では所定高さに据付でき
なくなる虞れがある。また、給気室200 に給気するに際
し、給気チャンバー5の他に、給気チャンバー5に給気
ダクト接手400 を連通させる接続ダクト9をフード本体
2の天板32上に設けなければならず、構造が複雑化し、
設備コストも高くなる。更には、給気ダクト接手400 の
取付位置が1箇所に決められている関係で、給気ダクト
4への接続用の開口500 が給気ダクト400 の配管方向に
よって自由に選べない不自由さがあり、給気ダクトの施
工性が良いものではなかった。
【0004】本発明は、従来事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、フード本体内のスペースを有
効利用して、フード本体の天板の広い範囲を一構成壁部
する給気チャンバーを形成することによって給気ダクト
接手を直接フード本体に取付可能にして、排煙の捕捉空
間を削減したり、大型化することなくフード本体の天板
上に確保されるダクト配管用の施工空間を小さく抑制す
ると共に、送風装置への給気構造を簡単にすることにあ
る。更に他の目的とする処は、各設置現場に応じて最適
な方向に給気ダクトを配管施工できるようにすることに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に講じた技術的手段は、請求項1はフード本体に送風装
置を収容配設し、該送風装置は、中間部分に縦設する動
力伝達板で軸方向に2分割化された両面吸込式の多翼フ
ァンと、その多翼ファンの2分割化した位置に対応する
位置に設けた隔壁で前側の排気室と後側の給気室とに区
画すると共に排気室の前面を開け放ち後面に給気室への
吸込口を設けたファンケーシングとで構成し、該ファン
ケーシングを収容する給気チャンバーを設けてなり、前
記給気チャンバーは、フード本体の天板を一構成壁部と
して形成されファンケーシングを収容する前側開放型の
ボックス部と、該ボックス部の開放部を前記ファンケー
シングの前面の開放部と共に閉塞する塞ぎ板部とを備
え、前記塞ぎ板部に排気室に対応して吸込口を設け、前
記ファンケーシングの吐出部をフード本体天板上の排気
ダクト接手に取り付けると共に、前記給気チャンバーの
一構成壁部となるフード本体の天板部分に給気ダクト接
手を取り付けたことを要旨とする。また、請求項2は請
求項1記載の給気チャンバーの一構成壁部となるフード
本体の天板部分の面積が排気ダクト接手とファンケーシ
ングの吐出部との取付部の回りに給気ダクト接手の接続
用開口形成のための指標部を複数個設けることが可能に
確保され、該一構成壁部に設けられた複数の指標部の
内、任意の指標部をもとに形成した接続用開口に前記給
気ダクト接手を取り付けていることを要旨とする。更
に、請求項3は請求項2記載の指標部がハーフカットで
あることを要旨とする。
【0006】上記技術的手段によれば、下記の作用があ
る。フード本体の天板を一構成壁部として形成されファ
ンケーシングを収容する前側開放型のボックス部と、該
ボックス部の開放部をファンケーシングの前面の開放部
と共に閉塞する塞ぎ板部とで給気チャンバーを形成して
いる。そのため、フード本体における天板の広い範囲が
給気チャンバー内に臨むことになり、ファンケーシング
の吐出口と排気ダクト接続用の排気ダクト接手との取付
部回りの天板部分に、給気チャンバーに連絡する大径な
給気ダクト接手を取付可能とする。また、フード本体の
天板上に給気ダクト接手を直接取付可能にするに際し、
ボックス部と塞ぎ板部とからなる給気チャンバーでファ
ンケーシングをカバーする簡単な構造で対処することが
できる。更に、給気チャンバー内に臨む広い範囲のフー
ド本体の天板適宜箇所に設けられた複数個の指標部の中
からの選択で設置現場に応じて最適な方向に給気ダクト
を配管施工するための接続用開口を形成できる。その
上、その指標部がハーフカットである場合にはレンジフ
ートファンの設置現場でその接続用開口を簡単に形成す
ることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1乃至図6は本実施の形態を示
し、符号1は強制給気式の送風装置、2はその送風装置
1を収容するフード本体、3は排気ダクト、4は給気チ
ャンバー5に接続される給気ダクトであり、調理によっ
て発生した油煙、臭い等は送風装置1から排気ダクト3
を介して屋外に排出され、屋外の新鮮な空気は給気ダク
ト4から給気チャンバー5を介して送風装置1から室内
に給気されるようになっている。
【0008】送風装置1は、ファンケーシング11と、そ
のファンケーシング11内に収容される多翼ファン21とで
構成され、ファンケーシング11の外側には多翼ファン21
を駆動させるモータ31が固定されている。
【0009】ファンケーシング11は、今日周知のボリュ
ート形状を呈し、軸方向の前面を開け放ち(完全に開放
している)、また後面をベルマウス11bを折曲して吸込
口11cとした後板11aで被蓋し、中程部分に隔壁11dを
縦設して前側を排気室100 、後側を給気室200 とし、上
方に突出する2つの吐出口(吐出部)11e、11fの口縁
部分をフード本体2の天板32部分に吊持状に固定してい
る。
【0010】多翼ファン21は、2つのファン部21b、21
cの円板状の下板21d、21d部分を背中合わせ状に配置
し、その両下板21d、21d間に動力伝達板21aを介在連
結して両面吸込構造に形成してある。この多翼ファン21
は、前半部の排気用のファン部21b、後半部を給気用の
ファン部21cとし、隔壁11dに近接して動力伝達板21a
が位置するように収容され、ファンケーシング11の後板
11aに突設した十字状等の取付脚11gに固定するモータ
31の軸31aに、動力伝達板21aの中心部に固定したボス
部21a’を室内側からナット部材6で連結によって取付
けて、ファンケーシング11内の前記排気室100に排気用
のファン部21bを、給気室200 に給気用のファン部21c
を収容している。
【0011】フード本体2は、背板12、その背板12の左
右両縁に溶接やネジ止め等の適宜手段で固定した側板2
2、背板12と側板22の上縁に溶接やネジ止め等の適宜手
段で固定した天板32と、左右の側板22、22間に亘って斜
設した仕切板部42と、送風装置1、給気チャンバー5の
組み込み後に取付けられるフィルタ52、前板62等とで構
成され、室壁所定高さ位置に設置されている。符号72は
幕板である。
【0012】給気チャンバー5は、前記ファンケーシン
グ11を覆うように設けられており、横長状のボックス部
15と、塞ぎ板部25とで構成されている。
【0013】このボックス部15は、前側を開放する正面
断面視矩形状を呈してなり、図示するように正面視上向
きコ形状を呈する横長状の枠体15aの上端に折曲した取
付フランジ15bをフード本体2の天板32に、また後端に
折曲した取付フランジ15cを同背板12に各々溶接やネジ
止め等の適宜手段で固定することによって形成され、内
部にファンケーシング11を収容している。
【0014】塞ぎ板部25は、ファンケーシング11の前記
前側の開放部に対応するフード本体2の天板32部分に上
端をネジ止め等の適宜手段で固定して垂設してなり、前
記ボックス部15の前側の開放縁とファンケーシング11の
前側の開放縁とを共にネジ止め等の適宜手段で固定し
て、ボックス部15の開放部と排気室100 の前面の開放部
との連通(排気通路と給気通路との連通)を遮断してい
る。これによりフード本体2の天板32の広い部分を一構
成壁部としてファンケーシング11回りに給気室200 の吸
込口11cに連通する給気チャンバー5が形成される。
【0015】また、塞ぎ板部25には、排気室100 に臨む
部分に開口25cが設けてあり、そこにベルマウス25aを
着脱可能に取付けて吸込口25bを形成し、清掃時等に内
部の多翼ファン21が取り外せるようにしてある。
【0016】前記フード本体2の天板32には前記ファン
ケーシング11の吐出口11eに連通して排気ダクト接手30
0 が取付けられ、その排気ダクト接手300 に排気ダクト
3を接続すると共に、給気チャンバー5の一構成壁部と
なる広い天板32部分を利用して、給気ダクト接手400 を
取付可能にしている。
【0017】フード本体2において前記給気チャンバー
5の一構成壁部となる天板32の面積は、本実施の態様で
は前記枠体15aを横長状にしているため、図2、図4に
示すように天板32のほぼ全幅と広くなっており、給気チ
ャンバー5の一構成壁部となるその広い天板32部分を利
用して、150mm程度とする給気ダクト4を複数箇所
に取付可能すべく、排気ダクト接手300 の取付部を挟む
その左右域適宜箇所に電動シャッタ8を備えた給気ダク
ト接手400 を取付ける接続用開口500 の指標部7を複数
個設けている。
【0018】前記指標部7は、ハーフカットであり、各
設置現場での給気ダクト4の配管方向によって最適な位
置に簡単に接続用開口500 を形成可能にしている。
【0019】尚、前記ボックス部15を形成するに際し
て、枠体15aの左右の平行面15d、15dをフード本体2
の左右側板22、22で構成しても良いものである。そのよ
うにすれば構造が簡素になるばかりでなく、フード本体
2の天板32全幅が給気チャンバー5の一構成壁部となる
ため、前記指標部7の数を多くして給気ダクト4の配管
方向に対する接続用開口500 の選択枝を拡大することが
できる。
【0020】従って、本実施の形態の強制給排気式レン
ジフードファンでは送風装置1を作動させると、電動シ
ャッタ8が開き、排気室100 にフィルタ52を介して排煙
を吸引してファンケーシング11の吐出口11eを介して排
気ダクト3から屋外に排気し、屋外の新鮮な外気は給気
ダクト4、給気ダクト接手400 、給気チャンバー5から
給気室200 に給気し、ファンケーシング11の吐出口11f
を介してフード本体2の天板32に開孔したスリット32a
から室内に給気する。その際、前述のようにボックス部
15と塞ぎ板部25とで給気チャンバー5を形成しているた
め、給気チャンバー5は図示するようにファンケーシン
グ11をスッポリ収容し且つ平面視でフード本体2の天板
32ほぼ全幅に臨む横長状になる。そのため、給気チャン
バー5内に臨むフード本体2の天板32部分は自ずと広く
なり、排気ダクト接手300 の回りの余白部を利用して給
気室200 に連絡する大径(150mm)な給気ダクト接
手400 が直接取付けできる。また、給気チャンバー5に
臨むフード本体2の天板32の広い余白部を利用して適宜
箇所に複数個の指標部7を設けた結果、選択された位置
に接続用開口500 を形成できるようになり、これによっ
て設置現場に応じて最適な方向に給気ダクト4を配管施
工することもできる。
【0021】尚、請求項1ではボックス部15はフード本
体2の天板32のほぼ全幅に亘る横長状である必要は敢え
てなく、ファンケーシング11を収容することのできる最
低限の大きさであっても良いものである。その場合でも
排気ダクト接手300 の回りの余白部を利用して給気室20
0 に連絡する大径(150mm)な給気ダクト接手400
が直接取付けできる。尚、請求項1では指標部7は単な
る印しであっても良く、その場合には工場、設置現場で
専用の工具を使用して接続用開口500 を形成する。ま
た、本発明は給気ダクト接手が風圧シャッタを有してい
ても良いものである。
【0022】
【発明の効果】本発明は以上のようにファンケーシング
を収容する給気チャンバーをフード本体の天板を一構成
壁部として形成して、給気チャンバー内に臨む天板を広
くしているため、大径な給気ダクトを接続する給気ダク
ト接手をフード本体の天板に直接取付けて給気チャンバ
ーと連通させることができる。従って、給排気を1個の
ファン、1個のファンケーシングで可能にして製作コス
トを低く抑える利点を達成する強制給排気式レンジフー
ドファンにおいて、送風装置前方に確保される排煙の捕
捉空間を充分広く確保して所定の排煙の捕捉効率を得る
ことができる上にフード本体の天板上に確保するダクト
(排気用、給気用)配管用の施工空間を小さくして、出
隅、梁等の突起物がある室での所定高さ位置での据付施
工が可能で、階高を小さく抑える今日の集合住宅(マン
ション等)にも好適なものにすることができる。その
上、ボックス部と塞ぎ板部とからなる単純な構造の給気
チャンバーでファンケーシングをカバーするだけでフー
ド本体の天板上に給気ダクト接手を直接取付可能であ
り、給気チャンバーをフード本体内に設け、更にその給
気チャンバーと給気ダクト接手と連通させる接続ダクト
をフード本体の天板上に設けて対処する従来技術のよう
に構造が複雑にならず、製作コストの低廉下に寄与でき
るばかりか、ファンケーシングの外面が排煙に晒されな
いため、汚れにくく、ファンケーシングの掃除も容易で
ある。また、給気チャンバー内に臨むフード本体の天板
部分を、排気ダクト接手とファンケーシングの吐出部と
の取付部の回りに給気ダクト接手の接続用開口形成のた
めの複数個の指標部を設けることが可能な面積に確保し
ているため、そこに設けられた複数個の指標部の中から
の選択によって設置現場に応じて最適な方向に給気ダク
トを配管施工する接続用開口を形成できる。更に、その
指標部をハーフカットにすると、接続用開口の形成作業
が設置現場で非常に簡単に行え、作業性が良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】使用状態を示す側面図で一部切欠して示す。
【図2】図1の(2)−(2)線断面図。
【図3】図2の(3)−(3)線断面図。
【図4】レンジフードファンの平面図で概略的に示す。
【図5】給気チャンバーと送風装置との関係を示す斜視
図。
【図6】給気チャンバー、送風装置、フード本体の関係
を示す分解斜視図。
【図7】従来の強制給排気式レンジフードファンの側面
図で一部切欠して示す。
【図8】更に他の従来の強制給排気式レンジフードファ
ンの側面図で一部切欠して示す。
【符号の説明】
2 :フード本体 1 :送風装置 21a:動力伝達板 21 :多翼ファン 11d:隔壁 100 :排気室 200 :給気室 11c:吸込口 5 :給気チャンバー 32 :天板 15 :ボックス部 25 :塞ぎ板部 11e、11f:吐出口(吐出部) 300 :排気ダクト接手 400 :給気ダクト接手 500 :接続用開口 7 :指標部 8 :電動シャッタ 12 :背板 15a:枠体 11 :ファンケーシング 22 :左右側板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フード本体に送風装置を収容配設し、該
    送風装置は、中間部分に縦設する動力伝達板で軸方向に
    2分割化された両面吸込式の多翼ファンと、その多翼フ
    ァンの2分割化した位置に対応する位置に設けた隔壁で
    前側の排気室と後側の給気室とに区画すると共に排気室
    の前面を開け放ち後面に給気室への吸込口を設けたファ
    ンケーシングとで構成し、該ファンケーシングを収容す
    る給気チャンバーを設けてなり、前記給気チャンバー
    は、フード本体の天板を一構成壁部として形成されファ
    ンケーシングを収容する前側開放型のボックス部と、該
    ボックス部の開放部を前記ファンケーシングの前面の開
    放部と共に閉塞する塞ぎ板部とを備え、前記塞ぎ板部に
    排気室に対応して吸込口を設け、前記ファンケーシング
    の吐出部をフード本体天板上の排気ダクト接手に取り付
    けると共に、前記給気チャンバーの一構成壁部となるフ
    ード本体の天板部分に給気ダクト接手を取り付けたこと
    を特徴とする強制給排気式レンジフードファン。
  2. 【請求項2】 前記給気チャンバーの一構成壁部となる
    フード本体の天板部分の面積が排気ダクト接手とファン
    ケーシングの吐出部との取付部の回りに給気ダクト接手
    の接続用開口形成のための指標部を複数個設けることが
    可能に確保され、該一構成壁部に設けられた複数の指標
    部の内、任意の指標部をもとに形成した接続用開口に前
    記給気ダクト接手を取り付けていることを特徴とする請
    求項1記載の強制給排気式レンジフードファン。
  3. 【請求項3】 前記指標部がハーフカットであることを
    特徴とする請求項2記載の強制給排気式レンジフードフ
    ァン。
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