JPH09314576A - 部分パッド付きインストルメントパネルの製造方法 - Google Patents

部分パッド付きインストルメントパネルの製造方法

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JPH09314576A
JPH09314576A JP8139067A JP13906796A JPH09314576A JP H09314576 A JPH09314576 A JP H09314576A JP 8139067 A JP8139067 A JP 8139067A JP 13906796 A JP13906796 A JP 13906796A JP H09314576 A JPH09314576 A JP H09314576A
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JP
Japan
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skin
pad
base material
product
panel base
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Application number
JP8139067A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Kakigi
正 柿木
Teruo Tejima
照雄 手島
Naoyuki Yanagi
直行 柳
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Showa Denko Materials Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Publication date
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造効率の向上によるコスト低減と設計自由
度の向上が図れる部分パッド付きインストルメントパネ
ルの製造方法を提供する。 【解決手段】 表皮4と半硬質ウレタンフォーム5から
なるパッド3の周縁端末部9に位置することとなる部分
の表皮4には、半硬質ウレタンフォーム側への巻き込み
部41と該巻き込み部の先端を薄肉部42として巻き込
み部から折り返した製品外表皮部43との略V字形をな
すノッチ部Aを予め形成しておき、この表皮4とパネル
基材2とを発泡型11、12に載置してパネル基材2と
表皮4との間に形成されたキャビティに半硬質ウレタン
フォームを注入発泡させてパネル基材に表皮と半硬質ウ
レタンフォームからなるパッド3を一体化した後、表皮
4における製品外表皮部43を引張って製品外表皮部4
3を薄肉部42の部分で切断除去する製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の運転席及
び助手席の手前側に位置して装着されるインストルメン
トパネル(通称ダッシュボード)の製造方法、詳しくは
パネルの表面に部分的にパッドが形成された部分パッド
付きインストルメントパネルの製造方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に、インストルメントパネルは、表
面側の美的商品性と衝突時の安全性を目的とした緩衝性
パッド(以下パッドと称する)と、裏面側の計器類の収
納を主目的とした剛性体のパネル基材とから構成されて
いる。この構成のなかで、パッドは、ポリ塩化ビニル系
又はオレフィン系シートを真空成形した表皮あるいはポ
リ塩化ビニル系樹脂のスラッシュ成形による表皮に、ポ
リウレタンフォームを注入発泡したクッション層からな
り、また、パネル基材は、PP(ポリプロピレン)又は
ABS(アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン)系
の熱可塑性樹脂などの射出成形品によるものが主流を占
めている。
【0003】そして、パネル基材の表面全面にパッドが
装着されているものを「フルパッド」、パネル基材の表
面の一部にパッドが装着されているものを「部分パッド
又はハーフパッド」と称している。そこで、インストル
メントパネルを前記のフルパッドにするか、あるいは部
分パッドにするかは商品性と経済性の相反するところで
あり、フルパッドにすると商品性は向上するが価格が高
くなる。
【0004】ところで近年、パネル基材そのものは射出
成形型のしぼ(しぼ付け)技術と塗装技術の向上などか
ら表面の商品性が向上してきたことと、コスト低減の必
要性の増大とが相俟って、部分パッド付きインストルメ
ントパネルのニーズが拡大してきている。従来、部分パ
ッド付きインストルメントパネルの製造方法としては、
予めウレタンフォームの中に形状保持と取付けを目的と
したインサート金具を入れて発泡成形したパッドを製作
し、このパッドをパネル基材にねじ等で後組付けする方
法(以下分離パッド方式と称する)と、パッド成形時に
パネル基材をウレタンフォームの注入発泡により一体化
する方法(以下一体発泡方式と称する)とがある。
【0005】そして、この一体発泡方式においては、パ
ッドの周縁端末部には表皮と一部ウレタンフォームの切
断面が露出するため、外観及び耐熱性能上などからこの
露出部分をカバーするためのカバー用の別部品を必要と
するもの、あるいは、カバーなどの別部品を使用せずパ
ッドとパネル基材のみでパッドの周縁端末部の外観及び
性能を成立させる方法として、真空成形による表皮を使
用した一体発泡によるもの(例えば、特開昭54−58
769号公報,特開昭54−58770号公報参照)、
あるいは、スラッシュ成形による表皮を使用した一体発
泡の方法として、予めトリミングしておいたスラッシュ
成形の表皮4を発泡型キャビティにセットし、次いで発
泡型コアにセットしたパネル基材2とを型閉めし、表皮
4とパネル基材2との間に形成された空間にウレタンフ
ォームを注入発泡して一体化する方法(図3参照)など
が知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術で述べたもののうち分離パッド方式においてはパッ
ドの形状保持とパネル基材への取付けのためのインサー
ト金具を必要とするとともにパネル基材への組み付けも
必要として経済的にマイナスの要因となっており、さら
に、パッドとパネル基材との組み付け誤差による寸法精
度の低下、パッドとパネル基材間の振動による異音の発
生などの品質上の問題点を有していた。
【0007】一方、一体発泡方式におけるパッドの周縁
端末部の露出部分をカバーする方法ではカバー用の別部
品が必要であり、また、真空成形の表皮を使用した一体
発泡方式においてはパッドの周縁端末部の外観品質にま
だ満足できるものではなかった。また、スラッシュ成形
の表皮を使用した一体発泡の方法は、表皮の端末部がト
リミングされているため、発泡型への表皮端末部の固
定、表皮端末部へのパネル基材の位置合わせ、及び表皮
端末部からのウレタンフォームのはみ出しなどの製造上
の問題点、さらには、パネル基材をパッドにおける表皮
端末部に位置合わせセットするために、表皮端末形状の
抜き角度を同一方向にしなければならないなど設計上の
制約がある問題点を有していた。
【0008】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたもので、スラッシュ成形による
表皮を使った部分パッド付きインストルメントパネルの
製法において、カバー等の別部品を必要とすることがな
いとともに、表皮端末形状の制約及び表皮セットやパネ
ル基材の位置合わせの制約が少なく、さらには、ウレタ
ンフォームのはみ出しが少ないなど、製造効率の向上に
よるコスト低減と設計自由度の向上が図れる部分パッド
付きインストルメントパネルの製造方法を提供すること
を目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、熱可塑性プラスチックからなるパネル基
材の表面に部分的に、スラッシュ成形による表皮と半硬
質ウレタンフォームからなるパッドを一体に形成させる
部分パッド付きインストルメントパネルの製造方法にお
いて、前記パッドの周縁端末部に位置することとなる部
分に、予め前記半硬質ウレタンフォーム側への巻き込み
部と該巻き込み部の先端を薄肉部として該巻き込み部か
ら折り返した製品外表皮部との略V字形をなすノッチ部
を形成してなる前記表皮と、前記パネル基材とを発泡型
に載置し、該パネル基材と表皮との間に形成されたキャ
ビティにウレタンフォームを注入発泡させてパネル基材
に表皮と半硬質ウレタンフォームからなる前記パッドを
一体化した後、前記表皮のノッチ部における前記製品外
表皮部を引張ることによりノッチ部の前記薄肉部から該
製品外表皮部を切断除去するようにしたものである。
【0010】本発明におけるパネル基材としてはポリプ
ロピレンあるいはアクリロニトリル−ブタジエン−スチ
レン系の熱可塑性樹脂による射出成形品が使用され、ま
た、表皮にはポリ塩化ビニル系樹脂によるスラッシュ成
形品が使用される。
【0011】そして、本発明では、表皮のパッドの周縁
端末部に位置する部分には巻き込み部から連続して製品
外方向に折り返した製品外表皮部を形成しており、この
製品外表皮部の部分を利用して発泡型にシールしてセッ
トできるため、表皮端末部分からウレタンフォームが流
れ出ることがなく、また、上記巻き込み部の先端を薄肉
部としてこの巻き込み部から製品外表皮部を折り返して
形成しており、パネル基材と表皮との間にウレタンフォ
ームを注入して発泡一体化した後、製品外部となる製品
外表皮部の部分を引張ることにより、製品部となる巻き
込み部の表皮はウレタンフォームによってパネル基材に
接着されており、製品外部の接着されていない製品外表
皮部の表皮が前記薄肉部で切断されて、パッドの周縁端
末部は最終製品としての外観を呈して仕上げることがで
きる。
【0012】なお、製品外表皮部の端末部をパネル基材
の平面部で位置合わせするようにすれば、パネル基材と
パッドの周縁端末部の合わせ部の見栄えが向上し、ま
た、パネル基材の位置ずれが若干生じた場合でもパッド
とパネル基材との端末合わせ品質が低下することがな
く、さらには、表皮の端末形状の角度を同一方向にする
必要がなくなって設計の自由度をさらに向上させること
ができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る部分パッド付
きインストルメントパネルの製造方法の実施形態につい
て、図面に基づき詳細に説明する。図1(a)は本発明
の製造方法による一実施例を示す部分パッド付きインス
トルメントパネルの斜視図、図1(b)は(a)の要部
断面図である。
【0014】図1(a)において、斑点を付した範囲の
部分がパッド3を一体化した部分パッド付きインストル
メントパネル1であり、パネル基材2の材質としては、
フィラー入りポリプロピレンの射出成形法により製造さ
れており、インストルメントパネル1としての上面部に
は空気調節関係の吹き出し窓のフロントデフロスタグリ
ル部6,6と、サイドデフロスタグリル部7,7、側面
部8,8の部分などには上記のパッドが無く、パネル基
材2が外観品質を受け持っている。
【0015】上記のパッド3は、図1(b)に示すよう
に、ポリ塩化ビニル系樹脂をスラッシュ成形した表皮4
と半硬質ウレタンフォーム5のクッション材からなり、
パネル基材2とパッド3とはウレタン接着により一体化
されて、パネル基材2の上に部分的にパッド3が乗っか
ったように構成されている。このパッド3の周縁端末部
9は剥き出しの状態となるので、この部位の見栄えは外
観上から商品性を左右する重要な部位となっている。
【0016】次ぎに、図1に示したインストルメントパ
ネル1の製造について、図2を用いて工程の順に説明す
る。 (表皮の製造)図2(a)に示すように、表皮4を形成
するためのスラッシュ成形型10は、従来と同様にNi
(ニッケル)系の電鋳工法で作った電鋳型を使用する。
このスラッシュ成形型10における表皮4の巻き込み部
41を形成するための形状部分は、最終製品形状と同じ
にするか、あるいは最終形状よりも若干(15°程度の
角度)開いた形状に形成し、巻き込み部41の幅寸法
(巻き込み方向の寸法)は数mm(3〜6mm)の長さ
とし、その先端の表皮の切断部となる薄肉部42で折り
返した製品外表皮部43が形成される形状に形成する。
上記スラッシュ成形型10の表皮4における巻き込み部
41と薄肉部42及び製品外表皮部43を形成するため
の部分は、V字形状のシャープエッジ形状に形成する
が、電鋳型としての強度及び人体接触時の安全性を考慮
して、図2(a)に示すように厚さ方向の寸法が1mm
程度の寸法で60゜程度のV形状に型を造る。このスラ
ッシュ成形型10によりパウダー状のポリ塩化ビニル系
樹脂をスラッシュ成形すると、スラッシュ成形型10に
おけるV字形状の先端部は型の熱容量が小さいので、表
皮4としての巻き込み部41の先端部分は、一般部分
(1mm程度)よりも薄肉(0.2mm程度)になり、
さらに、スラッシユ成形型のシャープエッジ形状によっ
て、図2(b)に示すように、表皮4における巻き込み
部41の先端が薄肉部42とされたノッチ部Aが形成さ
れる。
【0017】(表皮の発泡型キャビティへのセット)上
記で製造した表皮4を図2(c)に示すように発泡型キ
ャビティ11にセットする。この発泡型キャビティ11
における製品のコーナー部となる所要部位には直径1m
m程度の真空吸引穴11a,11aが設けられており、
発泡型キャビティ11に表皮4をセットすると、巻き込
み部41、切断部となる薄肉部42及び製品外表皮部4
3はスラッシュ成形型10形状のV形状に近い形状とな
るが、次いで、製品外表皮端末44をテープ13又はク
ランプ等でシールして真空吸引穴11a,11aから脱
気すると、巻き込み部41と製品外表皮部43とがなす
V字形の形状部分がスラッシュ成形型10に密着して、
図2(c)に示す状態に表皮4がセットされる。
【0018】(パネル基材と表皮とのウレタンフォーム
注入発泡による一体化)次いで、図2(d)によりパネ
ル基材2と表皮4との一体化を説明すると、パネル基材
2は、このパネル基材2がポリプロピレン系の材質の場
合はウレタンフォームが接着しないため、予めパッド3
を装着する範囲すなわち半硬質ウレタンフォーム5を接
着させようとする部分にはウレタンフォームの接着性を
付与するためにプライマーを塗布するか、または火炎処
理をしておき、このパネル基材2を発泡型コア12にセ
ットし固定した後、パネル基材2と表皮4との間に形成
されたキャビティに半硬質ウレタンフォーム5を注入す
る。注入された半硬質ウレタンフォーム5は表皮4とパ
ネル基材2との空間に発泡してパネル基材2と表皮4と
がウレタン接着により一体化し、キュアが完了するとパ
ネル基材2の表面に、表皮4と半硬質ウレタンフォーム
5からなるパッド3が形成された部分パッド付きインス
トルメントパネルの成形品ができる。
【0019】(表皮のトリミング)図2(d)で説明し
た工程によりパッド3が一体化されたパネル基材2を発
泡型から脱型し、次に図2(e)に示すように、表皮4
における製品外表皮端末44の部分を引張ると、表皮4
は巻き込み部41先端の薄肉部42の部分から切断され
て製品外表皮部43が除去され、図1(b)で示したパ
ッド3の周縁端末部9に仕上がる。なお、図2(d)に
示すように、このとき、製品外にごく僅かにウレタンフ
ォームが漏れることがあるが、漏れたウレタンフォーム
のばり14はこの部分のパネル基材2の面にはウレタン
の接着性付与の処理をしていないので、製品外表皮部4
3の部分に付着して、製品外表皮部43と同時に一気に
除去される。
【0020】製品外表皮部43をトリミング除去した後
のパッド3における周縁端末部9は、図1(b)に示し
たようにパネル基材2面に対し少し隙間ができることに
なるが、この隙間はスラッシュ成形による表皮4の厚み
1mm程度のほぼ均一な隙間であり、また、隙間の方向
が自動車に実装された場合に見えにくい角度に位置する
ので外観上の商品性を何ら損なうものではない。
【0021】なお、上記の実施の形態の実施例では、ポ
リプロピレン系のパネル基材について説明したが、パネ
ル基材面へのプライマー、離型材の使い分けによりAB
S系のパネル基材でも可能であり、また、略V字形をな
すノッチ部Aの大きさ、角度についてもスラッシュ成形
による表皮の材料物性及びスラッシュ成形の成形条件で
も左右されるのでこの限りではない。
【0022】
【発明の効果】本発明による製造方法にあっては、表皮
のパッドの周縁端末部に位置する部分には巻き込み部か
ら連続して製品外方向に折り返した製品外表皮部を形成
しており、パネル基材の位置が多少ずれてもパッドの周
縁端末部の見栄え外観には殆ど影響がなく、また、パネ
ル基材をウレタンフォーム注入後ラフに型閉めしても表
皮をずり込んだりする不具合も発生しにくく品質の安定
した製品の製造ができ、さらに、表皮の発泡型へのセッ
ト、パネル基材のセット、ウレタンフォームの注入等の
発泡作業は従来におけるフルパッド一体発泡作業と同様
に容易にできる。また、巻き込み部の先端を薄肉部とし
てこの巻き込み部から製品外表皮部を折り返して形成し
ており、ウレタンフォームを注入して発泡一体化した
後、製品外となる製品外表皮部の部分を引張ることによ
り薄肉部から製品外表皮部が切断除去されるため、仕上
げ工程での表皮のトリミングにおけるトリミング治具の
必要がなく、また、ウレタンフォームのばり取りにおい
てもその作業の必要がないなど、きわめて容易に且つ安
価に部分パッド付きインストルメントパネルを製造する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の製造方法による一実施例を示
す部分パッド付きインストルメントパネルの斜視図、
(b)は(a)の要部断面図である。
【図2】(a)は本発明のインストルメントパネルの製
造方法におけるスラッシュ成形による表皮の製造工程の
例を示す要部断面図、(b)は(a)の工程により成形
した表皮の要部断面図、(c)は本発明のインストルメ
ントパネルの製造方法における発泡工程の表皮セット状
態を示す要部断面図、(d)は発泡工程におけるウレタ
ンフォーム注入の工程を示す要部断面図、(e)は表皮
のトリミング工程を示す要部断面図である。
【図3】従来におけるインストルメントパネル(部分パ
ッド付き)の一例を示す要部断面図である。
【符号の説明】
1…インストルメントパネル 2…パネル基
材 2a…段部 3…パッド 4…表皮 41…巻き込み
部 42…薄肉部 43…製品外
表皮部 A…ノッチ部 44…製品外表
皮端末 5…半硬質ウレタンフォーム 6…フロント
デフロスタグリル部 7…サイドデフロスタグリル部 8…側面部 9…周縁端末部 10…スラッシ
ュ成形型 11…発泡型キャビティ 11a…真空吸
引穴 12…発泡型コア 13…テープ 14…ウレタンフォームのばり
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29K 105:04 B29L 9:00 31:30

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性プラスチックからなるパネル基
    材の表面に部分的に、スラッシュ成形による表皮と半硬
    質ウレタンフォームからなるパッドを一体に形成させる
    部分パッド付きインストルメントパネルの製造方法にお
    いて、前記パッドの周縁端末部に位置することとなる部
    分に、予め前記半硬質ウレタンフォーム側への巻き込み
    部と該巻き込み部の先端を薄肉部として該巻き込み部か
    ら折り返した製品外表皮部との略V字形をなすノッチ部
    を形成してなる前記表皮と、前記パネル基材とを発泡型
    に載置し、該パネル基材と表皮との間に形成されたキャ
    ビティにウレタンフォームを注入発泡させてパネル基材
    に表皮と半硬質ウレタンフォームからなる前記パッドを
    一体化した後、前記表皮のノッチ部における前記製品外
    表皮部を引張ることによりノッチ部の前記薄肉部から該
    製品外表皮部を切断除去することを特徴とする部分パッ
    ド付きインストルメントパネルの製造方法。
JP8139067A 1996-05-31 1996-05-31 部分パッド付きインストルメントパネルの製造方法 Pending JPH09314576A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2816543A1 (fr) * 2000-11-15 2002-05-17 Faurecia Ind Procede de fabrication d'une piece en matiere plastique pourvue d'un revetement, piece et dispositif correspondants

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2816543A1 (fr) * 2000-11-15 2002-05-17 Faurecia Ind Procede de fabrication d'une piece en matiere plastique pourvue d'un revetement, piece et dispositif correspondants

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