JPH09306676A - 照明装置 - Google Patents

照明装置

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JPH09306676A
JPH09306676A JP8120685A JP12068596A JPH09306676A JP H09306676 A JPH09306676 A JP H09306676A JP 8120685 A JP8120685 A JP 8120685A JP 12068596 A JP12068596 A JP 12068596A JP H09306676 A JPH09306676 A JP H09306676A
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JP
Japan
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transmitter
unit
human body
power supply
body sensor
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Withdrawn
Application number
JP8120685A
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English (en)
Inventor
Rei Horiguchi
玲 堀口
Shinji Matsuda
真二 松田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/40Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection

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  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】人体センサ部の本来の機能を損なうことなく送
信機の電源の消費量を低減させる。 【解決手段】送信機人体センサ部10で人の存在が検知
されると、送信機Bの送信機送信部11から照明負荷を
点灯するためのワイヤレスの制御信号が送信される。照
明器具Aは上記制御信号を受信して照明負荷部1の照明
負荷を点灯するとともに、送信部3から遮断指示信号を
送信する。送信機Bは遮断指示信号を受信すると人体セ
ンサ電源制御部14により電源部13から送信機人体セ
ンサ部10への電源供給を遮断する。また、照明器具A
のタイマ部4で点灯保持時間の限時が完了すれば、送信
部3から復帰指示信号を送信する。送信機Bは復帰指示
信号を受信すれば、送信機人体センサ部10への電源供
給を再開する。よって、人体検知機能を維持しながら同
時に送信機Bでの電源の消費を低減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人体検知を行う人
体センサ部を備えた送信機を用いて照明器具を遠隔制御
する照明装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、所謂リモコン等の送信機によ
って照明器具を遠隔制御する照明装置が提供されてお
り、図10はその一例(以下、「従来例1」と呼ぶ。)
を示すブロック図である。照明器具20は、蛍光灯等の
照明負荷を有する照明負荷部21と、赤外線などを使っ
た送信機30からのワイヤレスの制御信号を受信する受
信部22と、焦電素子などを用いて人体検知エリア内の
人の存非を検知する人体センサ部23と、CdSなどの
光電変換素子により周囲の照度を計測する照度センサ部
24と、種々の設定が行われる設定部25と、マイクロ
コンピュータなどを具備して各部の制御を行う器具制御
部26とを備えている。一方、送信機30は操作スイッ
チなどを具備する操作部31と、ワイヤレスの制御信号
を送信する送信部32と、操作部32からの信号に応じ
た制御信号を作成し送信部から送信させる送信機制御部
33と、乾電池や蓄電池などを有し各部に電源を供給す
る電源部34とを備えている。ここで、送信機30にお
いては不要な電力消費を抑えて電源部34の乾電池や蓄
電池の寿命を延ばすために、操作部31の操作スイッチ
などが操作されて点灯、消灯、調光などの制御信号を照
明器具20へ送信する場合にのみ各部が動作してそれ以
外の場合には待機状態となるか、あるいは、待機状態が
一定時間以上継続した場合には次に操作部31の操作ス
イッチなどが操作されるまで送信機制御部33が電源部
34からの電源供給を自ら遮断する所謂スリープモード
とすることが行われていた。
【0003】ところで、上記従来例1では照明器具20
に人体センサ部23や照度センサ部24が設けてあった
が、これらのセンサ部を送信機に設けて高機能な遠隔制
御を可能とした照明装置が提案されている。例えば、図
11は特開平4−345789号公報に記載されている
従来例(以下、「従来例2」と呼ぶ。)を示すブロック
図であり、送信機50に人体センサ部51と照度センサ
部52とが設けてあり、人体センサ部51や照度センサ
部52を送信機50に設けることで高機能の遠隔制御が
可能となるが、その一方で送信機50における電源の消
費量が増大してしまうので、従来例1の場合に比較して
さらに電源の消費量を低減させる必要がある。なお、照
明器具40に人体センサ部及び照度センサ部を設けてい
ないこと以外、他の構成は従来例1と共通である。
【0004】そこで電源の消費量を低減するために、上
記従来例2では送信機50の人体センサ部51で人を検
知して照明器具40へワイヤレスの制御信号を送信し照
明器具40の照明負荷部21の照明負荷を点灯させた場
合に、照度センサ部52によって計測している送信機5
0の周囲の照度レベルが照明負荷の点灯により上昇する
ことから、これにより送信機50の送信機制御部33が
照明器具40の照明負荷の点灯を認識して、照明負荷が
点灯している間は人体センサ部51で人を検知しても照
明器具40に不必要な制御信号を送信しないようになっ
ている。
【0005】また、図12は実開昭63−23800号
公報に記載されている従来例(以下、「従来例3」と呼
ぶ。)を示すブロック図であり、人体センサ部51と、
電源部34の蓄電池(図示せず)を充電する太陽電池部
61とを送信機60に備え、太陽電池部61によって電
源部34の蓄電池を常時充電することで電源の消費量の
増大に対応している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記従来例2
の構成では、照明器具40の照明負荷が消灯しないかぎ
り送信機50の人体センサ部51で人を検知しても送信
機50からは制御信号が送信されないことになる。すな
わち、人体センサ部51が静止した人体や僅かな動作し
かしない人体を検知できるものであればよいが、人体検
知用のセンサとして現在広範に用いられている焦電型の
赤外線センサのように、静止していたり僅かな動作しか
行なわない人体の検出が不可能な場合には、人が人体セ
ンサ部51の検知範囲内にいるにもかかわらず人を検知
できなくなる場合もある。したがって、このような場合
には、一度照明器具40の照明負荷が消灯して送信機5
0における人体センサ部51の検知に基づく制御信号の
送信機能が回復してから、再び送信機50から照明器具
40へワイヤレスの制御信号を送信しなければならず、
照明装置としては使用上極めて使い勝手が悪くなり、現
実的には実用性に乏しいという問題がある。
【0007】また、上記従来例3の構成では、従来例2
と同様に焦電型の赤外線センサを用いて人体検知を行っ
ているため、人の動きを検知するたびに人体センサ部5
1がそれを検知して送信機60から照明器具40へ不要
なワイヤレスの制御信号が送信されることになり、送信
機60での電力の消費が大きくなって、その電源部34
に用いられる乾電池などの消耗を加速してしまう可能性
が高いと考えられる。一方、その電力消費を少しでも補
うために太陽電池部61を備えているのであるが、その
ためにはある程度広い受光面積を有する太陽電池が必要
であり、送信機60のサイズが大型化してしまうという
問題がある。また、このような照明装置の現実の使用状
況を考えた場合に、オフィスビルの会議室や一般住宅の
寝室などのように太陽電池が発電するのに充分な光が得
られる場所に送信機60が設置されるとは限らないし、
例えばそのような明るい部屋に設置された場合でも送信
機60の設置される場所や方向などによっては太陽電池
が発電しない可能性が極めて高い。さらに、夜間などの
場合には、照明器具40が有する照明負荷の灯だけが太
陽電池を発電させる光の供給源であり、現在太陽電池の
性能が向上しているとはいうものの、照明負荷の灯のみ
で送信機60の蓄電池の消耗を補うだけの効率のよい発
電をさせる太陽電池を用いることは高価であることもあ
って商業ベースで考えると実用的とは言えない。
【0008】本発明は上記問題に鑑みて為されたもので
あり、その目的とするところは、人体センサ部の本来の
機能を損なうことなく送信機の電源の消費量を低減させ
ることのできる照明装置を提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、照明負荷を制御するためのワイ
ヤレスの制御信号を送信する送信機と、この送信機から
のワイヤレスの制御信号を受信して照明負荷の制御が行
われる照明器具とを有し、ワイヤレスの制御信号を受信
するとともに送信機へワイヤレス信号を送信する送受信
部と、少なくとも送受信部で受信したワイヤレスの制御
信号に基づいて照明負荷の制御を行う器具制御部とを照
明器具に備えるとともに、人体検知エリア内の人の存非
を検知する送信機人体センサ部と、ワイヤレスの制御信
号を送信するとともに照明器具からのワイヤレス信号を
受信する送信機送受信部と、各部に電源を供給する電源
部と、電源部から送信機人体センサ部への電源供給を制
御する人体センサ電源制御部と、送信機人体センサ部に
て人体検知エリア内の人の存在が検知されたときに送信
機送受信部よりワイヤレスの制御信号を送信させる送信
機制御部とを送信機に備え、この送信機制御部が、照明
負荷が点灯している間の略全期間は人体センサ電源制御
部により電源部から送信機人体センサ部への電源供給を
遮断させて成るものであり、照明負荷が消灯していると
きには送信機の送信機人体センサ部が本来の人体検知を
行なうとともに、照明負荷が点灯している間の略全期間
では送信機人体センサ部への電源供給が遮断されている
ために送信機人体センサ部での不要な電力消費が防止で
き、結果的に送信機人体センサ部の本来の機能を損なう
ことなく送信機の電源部の消費量を低減させることがで
きる。
【0010】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、照明負荷の点灯保持時間を限時するタイマ部を照明
器具に備え、器具制御部は照明負荷を点灯させたときに
送信機人体センサ部への電源供給を遮断するように指示
する遮断指示信号を送受信部により送信させるととも
に、タイマ部の限時時間が点灯保持時間よりも短い所定
の復帰時間を経過したときに送信機人体センサ部への電
源供給を復帰するように指示する復帰指示信号を送受信
部により送信させ、送信機制御部は送信機送受信部で受
信した遮断指示信号に基づいて送信機人体センサ部への
電源供給を遮断させるとともに送信機送受信部で受信し
た復帰指示信号に基づいて送信機人体センサ部への電源
供給を復帰させるものであり、送信機の送信機人体セン
サ部は、照明器具の照明負荷が点灯から消灯へ変化する
前に電源の供給が再開されることになり、照明負荷が消
灯した後も直ちに人体検知エリア内の人の存非に応じて
照明器具の照明負荷を再度点灯させることができる。
【0011】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、照明負荷の点灯保持時間を限時するタイマ部を照明
器具に備え、器具制御部はタイマ部の限時時間が点灯保
持時間あるいは点灯保持時間よりも短い所定時間を経過
したときに送信機人体センサ部への電源供給を復帰する
ように指示する復帰指示信号を送受信部により送信さ
せ、送信機制御部は送信機送受信部より照明負荷を点灯
させるためのワイヤレスの制御信号を送信させると同時
に人体センサ電源制御部により電源部から送信機人体セ
ンサ部への電源供給を遮断し、照明器具からの復帰指示
信号が送信機送受信部で受信されると送信機人体センサ
部への電源供給を復帰させるものであり、送信機の送信
機人体センサ部は、照明器具の照明負荷が点灯から消灯
へ変化する前に電源の供給が再開されることになり、照
明負荷が消灯した後も直ちに人体検知エリア内の人の存
非に応じて照明器具の照明負荷を再度点灯させることが
できる。
【0012】請求項4の発明は、請求項1の発明におい
て、所定の遅延時間を限時する遅延タイマ部を送信機に
備え、送信機制御部は送信機人体センサ部で人の存在が
検知されたときに遅延タイマ部に遅延時間の限時動作を
開始させ、遅延タイマ部による遅延時間の限時動作が完
了するまであるいは遅延時間よりも短い所定時間が経過
するまでの間は人体センサ電源制御部により電源部から
送信機人体センサ部への電源供給を遮断するとともに遅
延時間の限時動作完了後あるいは所定時間の経過後に送
信機人体センサ部への電源供給を復帰させるものであ
り、送信機の送信機人体センサ部は、照明器具の照明負
荷が点灯から消灯へ変化する前に電源の供給が再開され
ることになり、照明負荷が消灯した後も直ちに人体検知
エリア内の人の存非に応じて照明器具の照明負荷を再度
点灯させることができる。
【0013】請求項5の発明は、請求項1の発明におい
て、操作されることで所定のトリガ信号を発生させる操
作部を送信機に備え、器具制御部は送信機からのワイヤ
レスの制御信号を受信したときに送信機へ受信完了を知
らせる受信確認信号を送受信部より送信し、送信機制御
部は照明器具へ制御信号を送信したときに器具制御部か
らの受信確認信号が送信機送受信部にて受信されない場
合には人体センサ電源制御部により電源部から送信機人
体センサ部への電源供給を遮断するとともに、照明器具
からのワイヤレス信号を受信するか若しくは操作部から
のトリガ信号が入力されたときに送信機人体センサ部へ
の電源供給を復帰させるものであり、何らかの原因で照
明器具と送信機との間の送受信が不能となったような場
合であっても送信機の送信機人体センサ部への電源供給
を遮断して電源の消費を低減することができる。
【0014】請求項6の発明は、請求項1の発明におい
て、周囲の照度を計測する送信機照度センサ部を送信機
に備え、送信機制御部は送信機照度センサ部で計測する
照度レベルが所定のしきい値レベルを越えたときに人体
センサ電源制御部により電源部から送信機人体センサ部
への電源供給を遮断するものであり、照明負荷が点灯し
て送信機の周囲の照度レベルが上昇すれば送信機人体セ
ンサ部への電源供給が遮断されるため、送信機人体セン
サ部の本来の機能を損なうことなく送信機の電源部の消
費量を低減させることができる。
【0015】請求項7の発明は、請求項1の発明におい
て、照明負荷の点灯保持時間を限時するタイマ部を照明
器具に備えるとともに周囲の照度を計測する送信機照度
センサ部を送信機に備え、器具制御部はタイマ部におけ
る限時時間が点灯保持時間若しくは点灯保持時間よりも
短い所定の復帰時間を経過したときに送信機人体センサ
部への電源供給を復帰するように指示する復帰指示信号
を送受信部により送信させ、送信機制御部は送信機照度
センサ部で計測する照度レベルが所定のしきい値レベル
を越えたときに人体センサ電源制御部により電源部から
送信機人体センサ部への電源供給を遮断し、かつ送信機
送受信部で受信した復帰指示信号に基づいて送信機人体
センサ部への電源供給を復帰させるものであり、送信機
の送信機人体センサ部は、照明器具の照明負荷が点灯か
ら消灯へ変化する前に電源の供給が再開されることにな
り、照明負荷が消灯した後も直ちに人体検知エリア内の
人の存非に応じて照明器具の照明負荷を再度点灯させる
ことができる。
【0016】請求項8の発明は、請求項1の発明におい
て、周囲の照度を計測する照度センサ部を照明器具に備
え、器具制御部は照度センサ部で計測する照度レベルが
所定のしきい値レベルを越えたときに送信機人体センサ
部への電源供給を遮断するように指示する遮断指示信号
を送受信部により送信させるとともに照度レベルが所定
のしきい値レベルを下回ったときに送信機人体センサ部
への電源供給を復帰するように指示する復帰指示信号を
送受信部により送信させ、送信機制御部は照明器具から
の遮断指示信号及び復帰指示信号に基づいて人体センサ
電源制御部により電源部から送信機人体センサ部への電
源供給を遮断及び復帰させるものであり、照明負荷が点
灯して照明器具の周囲の照度レベルが上昇すれば送信機
人体センサ部への電源供給が遮断されるため、送信機人
体センサ部の本来の機能を損なうことなく送信機の電源
部の消費量を低減させることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
(実施形態1)図1は本発明の第1の実施形態を示すブ
ロック図であり、蛍光灯などの照明負荷(図示せず)を
有する照明負荷部1と、送信機Bから送信されてくるワ
イヤレスの信号を受信する受信部2と、送信機Bに対し
てワイヤレスの信号を送信する送信部3と、照明負荷部
1の照明負荷の点灯保持時間を限時するタイマ部4と、
種々の設定を行うための設定部5と、マイクロコンピュ
ータを具備し照明負荷部1の点灯、消灯、調光などの制
御を行う器具制御部6とを照明器具Aに備えるととも
に、焦電素子を具備して人体検知エリア内の人の存非を
検知する送信機人体センサ部10と、照明器具Aに対し
て照明負荷の点灯や消灯などの制御信号をワイヤレス信
号で送信する送信機送信部11と、照明器具Aから送信
されるワイヤレス信号を受信する送信機受信部12と、
乾電池や蓄電池などを具備し各部に電源を供給する電源
部13と、電源部13から送信機人体センサ部10への
電源供給を制御する人体センサ電源制御部14と、操作
スイッチ(図示せず)を有し操作スイッチが操作された
ときにトリガ信号を出力する操作部15と、マイクロコ
ンピュータを具備して成る送信機制御部16とを送信機
Bに備えている。なお、送信機人体センサ部10に用い
られる人体検知用のセンサ素子は本実施形態の焦電素子
に限定されるものではなく、他の種類のセンサ素子であ
ってもよい。また、本実施形態では照明器具Aと送信機
Bとの間で送受信するワイヤレス信号に赤外線信号を用
いているが、他の無線媒体を用いることも当然可能であ
る。
【0018】本実施形態の基本的な動作は以下のような
ものである。まず、送信機Bの操作部15が具備する操
作スイッチが操作されるか、あるいは送信機人体センサ
部10にて人体検知エリア内の人の存在が検知された場
合に、送信機制御部16が、照明負荷の点灯や調光など
の制御を行うための制御信号を送信機送信部11からワ
イヤレス信号として送信させる。そして、照明器具Aで
は、送信機Bからのワイヤレスの制御信号を受信部2に
て受信し、その制御信号に基づいて器具制御部6が照明
負荷部1を制御して照明負荷の点灯や調光などを行うと
同時に、タイマ部4において照明負荷の点灯から所定の
点灯保持時間の限時動作を開始し、タイマ部4が上記点
灯保持時間の限時動作を完了したら、器具制御部6が照
明負荷部1を制御して照明負荷を消灯させるのである。
【0019】次に、本実施形態の要旨となる送信機Bに
おける電力消費の低減について説明する。すなわち、本
実施形態では照明器具Aの器具制御部6は、照明負荷を
点灯させると同時あるいは所定時間後に照明負荷が点灯
したことを送信機Bに通知するための信号を送信部3よ
り送信し、この信号(以下、「遮断指示信号」と呼
ぶ。)を受けた送信機Bの送信機制御部16では、人体
センサ電源制御部14により電源部13から送信機人体
センサ部10への電源供給を遮断してしまう。一方、照
明器具Aではタイマ部4において点灯保持時間の限時動
作が完了するまで照明負荷の点灯状態が保持されるので
あるが、予め設定されている点灯保持時間よりも短い復
帰時間が経過すれば、器具制御部6は送信部3より送信
機Bの送信機人体センサ部10への電源供給を復帰させ
るための復帰指示信号を送信させ、この復帰指示信号を
受信した送信機Bでは、送信機制御部16が人体センサ
電源制御部14により遮断されていた電源部13から送
信機人体センサ部10への電源供給を再開させ、送信機
人体センサ部10を人の存非が検知可能な元の状態に復
帰させるのである。
【0020】上述の動作を図2に示すタイムチャートを
参照してさらに詳しく説明する。なお、以下の説明では
点灯保持時間をTh、復帰時間をTr、点灯保持時間T
hと復帰時間Trとの差分をTdとする。まず、照明器
具Aの照明負荷が点灯すると(図2における時刻t0
以下、本実施形態の説明において同じ。)、照明器具A
からは上記遮断指示信号がワイヤレス信号として送信さ
れる。この遮断指示信号を受信した送信機Bでは、上述
のように送信機制御部16が人体センサ電源制御部14
により電源部13から送信機人体センサ部10への電源
供給を遮断する(時刻t1 )。また、照明器具Aのタイ
マ部4が照明負荷の点灯と同時に点灯保持時間Thの限
時動作を開始しており、このタイマ部4における時間カ
ウントが点灯保持時間よりも短く設定されている復帰時
間Trを経過したとき、照明器具Aから上記復帰指示信
号が送信される(時刻t2 )。そして、この復帰指示信
号を受信した送信機Bでは、送信機制御部16が人体セ
ンサ電源制御部14により電源部13から送信機人体セ
ンサ部10への電源供給を再開させる(時刻t3 )。
【0021】ここで、タイマ部4は復帰時間Trの経過
後も当然点灯保持時間Thの残り時間Tdの限時を続け
るが、この時間Tdの限時動作中に、電源部13からの
電源供給が再開されて復帰した送信機人体センサ部10
によって人体検知エリア内に人の存在が検知された場合
には(時刻t4 )、送信機制御部16が照明負荷の点灯
を指示する制御信号を照明器具Aに送信し(時刻
5 )、照明器具Aの器具制御部6はタイマ部4をリト
リガして点灯保持時間の限時動作を再度初めから行わせ
る。さらに、器具制御部6は送信機Bからの制御信号を
受け取ったときには、再び遮断指示信号を送信部3より
送信機Bに送信させ(時刻t6 )、送信機Bの送信機制
御部16が人体センサ電源制御部14により再び電源部
13から送信機人体センサ部10への電源供給を遮断す
る(時刻t7 )。なお、上記時間Td中に送信機Bから
の制御信号を受信しなければ、器具制御部6は照明負荷
部1を制御して照明負荷を消灯させて待機状態に戻る
(時刻t8 )。つまり、送信機Bにおいては、照明負荷
が点灯して照明器具Aからの遮断指示信号を受信するま
では、電源部13から送信機人体センサ部10への電源
供給が行われて送信機人体センサ部10の通電状態が保
持される。
【0022】上述のように、本実施形態では照明器具A
からの遮断指示信号及び復帰指示信号に基づいて送信機
Bの送信機制御部16が人体センサ電源制御部14を制
御し、照明負荷の点灯保持時間Thよりも短い復帰時間
Trの間だけ電源部13から送信機人体センサ部10へ
の電源供給を遮断してしまうため、送信機人体センサ部
10における電力消費の分を低減することができる。し
かも、点灯保持時間Thの終了間際の時間Td(=Th
−Tr)においては、照明器具Aからの復帰指示信号に
よって送信機人体センサ部10への電源供給を再開させ
て送信機Bにおける人体検知機能を復帰させているた
め、人体検知エリア内に人が存在するにもかかわらず点
灯保持時間終了後に照明負荷が消灯してしまうというよ
うな不具合がなく、本来の人体検知機能を維持しながら
同時に送信機Bでの電源の消費を低減して電源部13の
長寿命化が図れるという利点がある。
【0023】(実施形態2)上記実施形態1では、照明
器具Aから送信される遮断指示信号に基づいて、送信機
Bの送信機制御部16が人体センサ電源制御部14によ
り電源部13から送信機人体センサ部10への電源供給
を遮断するようにしているのに対して、本実施形態で
は、送信機Bの送信機制御部16が、照明器具Aに対し
て照明負荷を点灯させる制御信号を送信機送信部11よ
り送信させたときに自ら人体センサ電源制御部14によ
り電源部13から送信機人体センサ部10への電源供給
を遮断するようにしている点に特徴があり、照明器具A
及び送信機Bの構成、並びに他の動作については実施形
態1と共通である。よって、共通する部分については図
示並びに説明は省略する。
【0024】次に、本実施形態の動作を図3に示すタイ
ムチャートを参照して説明する。なお、以下の説明で
は、実施形態1と同様に点灯保持時間をTh、復帰時間
をTr、点灯保持時間Thと復帰時間Trとの差分をT
dと表記するものとし、時刻t 0 〜t10は図3における
各時刻を示すものとする。まず、時刻t0 において送信
機Bの送信機人体センサ部10にて人の存在が検知され
ると、送信機制御部16が送信機送信部11より照明負
荷を点灯させるためのワイヤレスの制御信号を送信する
(時刻t1 )。そして、この制御信号を受信した照明器
具Aでは器具制御部6が照明負荷部1を制御して照明負
荷を点灯させるとともに、タイマ部4に点灯保持時間T
hの限時動作を開始させる(時刻t 2 )。一方、送信機
Bでは送信機制御部16が制御信号を送信させた後、人
体センサ電源制御部14により電源部13から送信機人
体センサ部10への電源供給を遮断する(時刻t3 )。
【0025】そして、タイマ部4における時間カウント
が復帰時間Trを経過したとき、実施形態1と同様に照
明器具Aから復帰指示信号が送信され(時刻t4 )、こ
の復帰指示信号を受信した送信機Bでは、送信機制御部
16が人体センサ電源制御部14により電源部13から
送信機人体センサ部10への電源供給を再開する(時刻
5 )。タイマ部4は復帰時間Trの経過後も当然点灯
保持時間Thの残り時間Tdの限時を続けるが、この時
間Tdの限時動作中に、電源部13からの電源供給が再
開されて復帰した送信機人体センサ部10によって人体
検知エリア内に人の存在が検知された場合には(時刻t
6 )、送信機制御部16が照明負荷の点灯を指示する制
御信号を照明器具Aに送信し(時刻t7 )、照明器具A
の器具制御部6はタイマ部4をリトリガして点灯保持時
間の限時動作を再度初めから行わせる(時刻t8 )とと
もに、人体センサ電源制御部14により再び電源部13
から送信機人体センサ部10への電源供給を遮断する
(時刻t9 )。なお、上記時間Td中に送信機人体セン
サ部10にて人の存在を検知して照明器具Aに制御信号
を送信しなければ、照明器具Aの器具制御部6は照明負
荷部1を制御して照明負荷を消灯させて待機状態に戻る
(時刻t10)。つまり、送信機Bにおいては、送信機人
体センサ部10で人の存在を検知して照明器具Aに制御
信号を送信するまでは、電源部13から送信機人体セン
サ部10への電源供給が行われて送信機人体センサ部1
0の通電状態が保持される。
【0026】上述のように本実施形態では、実施形態1
のように照明器具Aからの遮断指示信号によって電源部
13から送信機人体センサ部10への電源供給を遮断す
る代わりに、送信機Bからワイヤレスの制御信号を照明
器具Aに送信したときに送信機制御部16が送信機人体
センサ部10への電源供給を遮断するようにしたため、
実施形態1と同じく本来の人体検知機能を維持しながら
同時に送信機Bでの電源の消費を低減して電源部13の
長寿命化が図れるとともに、照明器具Aからの遮断指示
信号の送信が必要でないことから制御の簡略化が可能に
なるという利点がある。
【0027】(実施形態3)図4は本発明の第3の実施
形態を示すブロック図であり、送信機Bに所定の遅延時
間(本実施形態においては点灯保持時間Th)を限時す
る遅延タイマ部17を備えた点以外の構成並びに基本的
な動作は実施形態1及び2と共通であり、共通する部分
には同一の符号を付して説明は省略し、本実施形態の特
徴となる部分についてのみ説明する。
【0028】すなわち、本実施形態は、照明器具Aのタ
イマ部4と同様に点灯保持時間Thの限時動作を行なう
遅延タイマ部17を送信機Bに備え、実施形態2と同じ
く送信機Bの送信機制御部16が、照明器具Aに対して
照明負荷を点灯させる制御信号を送信機送信部11より
送信させたときに自ら人体センサ電源制御部14により
電源部13から送信機人体センサ部10への電源供給を
遮断するとともに、遅延タイマ部17での限時時間が復
帰時間Trを経過したときに人体センサ電源制御部14
により電源部13からの送信機人体センサ部10への電
源供給を再開するようにした点に特徴がある。
【0029】次に、本実施形態の動作を図5に示すタイ
ムチャートを参照して説明する。なお、以下の説明で
は、実施形態1及び2と同様に点灯保持時間をTh、復
帰時間をTr、点灯保持時間Thと復帰時間Trとの差
分をTdと表記するものとし、時刻t0 〜t7 は図5に
おける各時刻を示すものとする。まず、時刻t0 におい
て送信機Bの送信機人体センサ部10にて人の存在が検
知されると、送信機制御部16が送信機送信部11より
照明負荷を点灯させるためのワイヤレスの制御信号を送
信する(時刻t1 )。そして、この制御信号を受信した
照明器具Aでは器具制御部6が照明負荷部1を制御して
照明負荷を点灯させるとともに、タイマ部4に点灯保持
時間Thの限時動作を開始させる(時刻t 2 )。一方、
送信機Bでは送信機制御部16が制御信号を送信させた
後、人体センサ電源制御部14により電源部13から送
信機人体センサ部10への電源供給を遮断する(時刻t
1 )とともに、遅延タイマ部17に点灯保持時間Thの
限時動作を開始させる(時刻t2 )。
【0030】そして、遅延タイマ部17における時間カ
ウントが復帰時間Trを経過したとき、送信機Bの送信
機制御部16が人体センサ電源制御部14により電源部
13から送信機人体センサ部10への電源供給を再開さ
せる(時刻t3 )。照明器具Aのタイマ部4は復帰時間
Trの経過後も当然点灯保持時間Thの残り時間Tdの
限時を続けるが、この時間Tdの限時動作中に、電源部
13からの電源供給が再開されて復帰した送信機人体セ
ンサ部10によって人体検知エリア内に人の存在が検知
された場合には(時刻t4 )、送信機制御部16が照明
負荷の点灯を指示する制御信号を照明器具Aに送信し
(時刻t5 )、照明器具Aの器具制御部6はタイマ部4
をリトリガして点灯保持時間の限時動作を再度初めから
行わせる(時刻t6 )。一方、送信機Bの送信機制御部
16は、照明器具Aへの制御信号を送信すると同時に再
び人体センサ電源制御部14により電源部13から送信
機人体センサ部10への電源供給を遮断し、且つ遅延タ
イマ部17をリトリガして点灯保持時間Thの限時動作
を再度初めから行わせる(時刻t6 )。なお、上記時間
Td中に送信機人体センサ部10にて人の存在を検知し
て照明器具Aに制御信号を送信しなければ、照明器具A
の器具制御部6は照明負荷部1を制御して照明負荷を消
灯させて待機状態に戻る(時刻t7 )。つまり、実施形
態2と同様に送信機Bにおいては、送信機人体センサ部
10で人の存在を検知して照明器具Aに制御信号を送信
するまでは、電源部13から送信機人体センサ部10へ
の電源供給が行われて送信機人体センサ部10の通電状
態が保持される。
【0031】上述のように本実施形態では、実施形態1
のように照明器具Aからの遮断指示信号によって電源部
13から送信機人体センサ部10への電源供給を遮断す
る代わりに、送信機Bからワイヤレスの制御信号を照明
器具Aに送信したときに送信機制御部16が送信機人体
センサ部10への電源供給を遮断するとともに遅延タイ
マ部17の限時時間が復帰時間Trを経過したときに送
信機人体センサ部10への電源供給を再開するようにし
たため、実施形態1と同じく本来の人体検知機能を維持
しながら同時に送信機Bでの電源の消費を低減して電源
部13の長寿命化が図れるとともに、照明器具Aからの
遮断指示信号及び復帰指示信号の送信が必要でないこと
から制御の簡略化が可能になるという利点がある。
【0032】(実施形態4)本実施形態は、送信機Bか
らの照明負荷を点灯させるためのワイヤレスの制御信号
を照明器具Aで受信した場合、照明器具Aから送信機B
へ受信確認信号を送信し、送信機Bではこの受信確認信
号を受信したら送信機人体センサ部10への電源供給を
遮断するとともに、仮に何らかの原因で受信確認信号が
受信できなかった場合でも送信機人体センサ部10への
電源供給を遮断するようにしている点に特徴があり、そ
の構成及び他の動作については実施形態1と共通である
から図示及び説明は省略する。
【0033】次に、本実施形態の動作を図6に示すタイ
ムチャートを参照して説明する。なお、以下の説明で
は、実施形態1と同様に点灯保持時間をTh、復帰時間
をTr、点灯保持時間Thと復帰時間Trとの差分をT
dと表記するものとし、時刻t 0 〜t11は図6における
各時刻を示すものとする。まず、時刻t0 において送信
機Bの送信機人体センサ部10にて人の存在が検知され
ると、送信機制御部16が送信機送信部11より照明負
荷を点灯させるためのワイヤレスの制御信号を送信する
(時刻t1 )。そして、この制御信号を受信した照明器
具Aでは器具制御部6が照明負荷部1を制御して照明負
荷を点灯させるとともに、タイマ部4に点灯保持時間T
hの限時動作を開始させ、さらに送信部3から受信確認
信号を送信機Bへ送信する(時刻t2 )。一方、送信機
Bでは上記受信確認信号を受信すると、送信機制御部1
6が人体センサ電源制御部14により電源部13から送
信機人体センサ部10への電源供給を遮断する(時刻t
3 )。それから、照明器具Aのタイマ部4における時間
カウントが点灯保持時間よりも短く設定されている復帰
時間Trを経過したとき、照明器具Aから復帰指示信号
が送信され(時刻t4 )、この復帰指示信号を受信した
送信機Bでは、送信機制御部16が人体センサ電源制御
部14により電源部13から送信機人体センサ部10へ
の電源供給を再開する(時刻t5 )。
【0034】ここで、送信機Bが照明器具Aとの送受信
が不可能な範囲に在る場合や、その他何らかの原因で照
明器具Aと送信機Bとの間の送受信が不可能である場合
には、照明器具Aからの受信確認信号が返信されてこな
いことになる。そこで、送信機Bでは照明負荷を点灯さ
せるための制御信号を送信した後、所定の時間が経過し
ても照明器具Aからの受信確認信号が返信されてこない
ときには、制御信号が照明器具Aに到達しておらず、こ
れ以上照明器具Aへ制御信号を送信しても無駄であると
判断して、送信機制御部16が人体センサ電源制御部1
4により電源部13から送信機人体センサ部10への電
源供給を遮断する。すなわち、タイマ部4は復帰時間T
rの経過後も当然点灯保持時間Thの残り時間Tdの限
時を続けるが、この時間Tdの限時動作中に、電源部1
3からの電源供給が再開されて復帰した送信機人体セン
サ部10によって人体検知エリア内に人の存在が検知さ
れた場合には(時刻t6 )、送信機制御部16が照明負
荷の点灯を指示する制御信号を照明器具Aに送信する
(時刻t7 )。そして、本来であれば上記制御信号を受
信した照明器具Aの器具制御部6はタイマ部4をリトリ
ガして点灯保持時間の限時動作を再度初めから行わせる
のであるが、上記のような何らかの原因で制御信号が受
信できなかった場合にはタイマ部4による点灯保持時間
Thの限時完了後に照明負荷部1を制御して照明負荷を
消灯させる(時刻t9 )。一方、送信機Bでは制御信号
を送信したにもかかわらず照明器具Aからの受信確認信
号が返信されてこない場合には、上述の如く送信機制御
部16が人体センサ電源制御部14により電源部13か
ら送信機人体センサ部10への電源供給を遮断する(時
刻t8 )。そして、次に送信機Bの操作部15が操作さ
れれば(時刻t10)、送信機制御部16が人体センサ電
源制御部14により電源部13から送信機人体センサ部
10への電源供給を再開する(時刻t11)。
【0035】上述のように本実施形態では、照明器具A
からの受信確認信号を受信したときに電源部13から送
信機人体センサ部10への電源供給を遮断するようにし
たため、実施形態1と同じく本来の人体検知機能を維持
しながら同時に送信機Bでの電源の消費を低減して電源
部13の長寿命化が図れるとともに、照明器具Aからの
受信確認信号が返信されてこない場合には、照明器具A
と送信機Bとの間の送受信が不可能であると判断して電
源部13から送信機人体センサ部10への電源供給を遮
断しているから、上記のような送受信が不可能な場合で
も送信機Bにおける電源の消費を低減することが可能と
なる。
【0036】(実施形態5)図7は本発明の第5の実施
形態を示すブロック図であり、基本的な構成及び動作は
実施形態1と共通であるので、共通する部分には同一の
符号を付して説明は省略し、本実施形態の特徴となる部
分についてのみ説明する。本実施形態は、送信機Bの周
囲の照度を計測する送信機照度センサ部18を送信機B
に備え、この送信機照度センサ部18にて計測される照
度レベルが所定のしきい値を越えたときに送信機制御部
16が人体センサ電源制御部14により電源部13から
送信機人体センサ部10への電源供給を遮断するように
した点に特徴がある。つまり、照明器具Aの照明負荷が
点灯すれば照明器具Aの近傍の照度レベルは当然に上昇
するから、送信機Bの送信機照度センサ部18にてその
照度レベルの上昇を検出して所定のしきい値を越えたと
きには、送信機Bの送信機制御部16が人体センサ電源
制御部14により電源部13からの送信機人体センサ部
10への電源供給を遮断するのである。なお、送信機照
度センサ部18はCdSのような光電変換素子(図示せ
ず)と、光電変換素子の出力を増幅する増幅器(図示せ
ず)と、増幅器の出力を予め設定された所定のしきい値
と比較してしきい値を越えている場合に検知信号を送信
機制御部16に出力するものである。ただし、照度を計
測するセンサ素子は本実施形態のCdSに限定する主旨
ではない。
【0037】次に、本実施形態の動作を図8に示すタイ
ムチャートを参照して説明する。なお、以下の説明で
は、実施形態1〜4と同様に点灯保持時間をTh、復帰
時間をTr、点灯保持時間Thと復帰時間Trとの差分
をTdと表記するものとし、時刻t0 〜t5 は図8にお
ける各時刻を示すものとする。まず、時刻t0 において
照明器具Aの照明負荷が点灯すると照明器具Aの周囲の
照度レベルが上昇するが、送信機Bの送信機照度センサ
部18で送信機Bの周囲の照度レベルを計測しており、
送信機Bが照明器具Aの照明範囲内に在るときは、送信
機照度センサ部18で計測した照度レベルが所定のしき
い値を越えることになる。そして、照度レベルが上記し
きい値を越えれば、送信機照度センサ部18から送信機
制御部16に検知信号が出力され、この検知信号により
送信機制御部16は照明器具Aの照明負荷が点灯してい
ると判断し、人体センサ電源制御部14により電源部1
3から送信機人体センサ部10への電源供給を遮断させ
る(時刻t1 )。また、照明器具Aのタイマ部4が照明
負荷の点灯と同時に点灯保持時間Thの限時動作を開始
しており(時刻t0 )、このタイマ部4における時間カ
ウントが点灯保持時間Thよりも短く設定されている復
帰時間Trを経過したとき、実施形態1と同様に照明器
具Aから復帰指示信号が送信される(時刻t 2 )。そし
て、この復帰指示信号を受信した送信機Bでは、送信機
制御部16が人体センサ電源制御部14により電源部1
3から送信機人体センサ部10への電源供給を再開する
(時刻t3 )。
【0038】ここで、タイマ部4は復帰時間Trの経過
後も当然点灯保持時間Thの残り時間Tdの限時を続け
るが、この時間Tdの限時動作中に送信機Bからの制御
信号を受信しなければ、器具制御部6は照明負荷部1を
制御して照明負荷を消灯させて待機状態に戻る(時刻t
4 )。なお、上記時間Td中に送信機人体センサ部10
で人の存在が検知された場合には、送信機制御部16が
照明負荷の点灯を指示する制御信号を照明器具Aに送信
し、照明器具Aの器具制御部6はタイマ部4をリトリガ
して点灯保持時間の限時動作を再度初めから行わせると
ともに、送信機制御部16が人体センサ電源制御部14
により再び電源部13から送信機人体センサ部10への
電源供給を遮断する。つまり、送信機Bにおいては、照
明負荷が点灯して送信機Bの周囲の照度レベルが所定の
しきい値より高くなるまでは、電源部13から送信機人
体センサ部10への電源供給が行われて送信機人体セン
サ部10の通電状態が保持される。
【0039】ところで、上記説明では送信機照度センサ
部18で計測される照度レベルがしきい値を越える場合
に送信機人体センサ部10への電源供給を遮断するよう
にしているが、例えば、送信機照度センサ部18で計測
される照度レベルの時間的変化の割合(単位時間当たり
の照度レベルの変化量)に基づいて送信機人体センサ部
10への電源供給を遮断するか否かの判断を行うように
すれば、その照度レベルの変化が窓からの外光やカーテ
ンあるいはブラインドの開閉に伴うものか等の区別を送
信機制御部16にて判断することも可能となる。なお、
本実施形態では送信機人体センサ部10への電源供給の
再開は照明器具Aからの復帰指示信号に基づいて行うよ
うにしているが、送信機照度センサ部18で計測される
照度レベルが所定のしきい値を下回った場合に送信機制
御部16が人体センサ電源制御部14により電源部13
から送信機人体センサ部10への電源供給を再開するよ
うにしてもよい。
【0040】上述のように本実施形態では、送信機照度
センサ部18によって計測される送信機Bの周囲照度レ
ベルに基づいて送信機制御部16が送信機人体センサ部
10への電源供給を遮断するようにしたため、実施形態
1と同じく本来の人体検知機能を維持しながら同時に送
信機Bでの電源の消費を低減して電源部13の長寿命化
が図れるとともに、照明器具Aからの遮断指示信号の送
信が必要でないことから制御の簡略化が可能になるとい
う利点がある。
【0041】(実施形態6)図9は本発明の第6の実施
形態を示すブロック図であり、基本的な構成及び動作は
実施形態1及び5と共通であるので、共通する部分には
同一の符号を付して説明は省略し、本実施形態の特徴と
なる部分についてのみ説明する。本実施形態は、実施形
態5の構成において照明器具Aに周囲の照度を計測する
照度センサ部7を備え、照度センサ部7によって計測し
た照度レベルが所定のしきい値を下回ったときに送信機
Bに対して復帰指示信号を送信するようにした点に特徴
がある。なお、照度センサ部7の構成は送信機Bが備え
る送信機照度センサ部18と共通であり、詳しい説明は
省略する。
【0042】ここで実施形態5でも説明したように、照
明器具Aの照明負荷が点灯すれば照明器具Aの近傍の照
度レベルは当然に上昇し、また、照明負荷が点灯してい
ない場合でも、例えば他の照明器具の照明負荷が点灯し
たり窓から太陽光が入射したりすることにより、この照
明器具Aの近傍の照度レベルが高くなることもある。そ
こで、送信機Bの送信機照度センサ部18にて送信機B
の周囲の照度レベルの上昇を検出し、その計測した照度
レベルが所定のしきい値を越えたときに送信機Bの送信
機制御部16が人体センサ電源制御部14により電源部
13からの送信機人体センサ部10への電源供給を遮断
する。一方、照明負荷の灯ではなく、例えば窓から入射
する太陽光などによって照度レベルが高くなった場合に
は、照明器具Aの近傍の照度レベルを照度センサ部18
で計測しているから、その照度レベルが変化して所定の
しきい値を下回った場合に、照明器具Aから送信機Bへ
復帰指示信号を送信するようになっている。なお、他の
動作については実施形態1及び5と同様であるので説明
は省略する。
【0043】上述のように本実施形態では、実施形態5
の構成及び動作に対して照明器具Aに照度センサ部7を
設け、この照度センサ部7で計測される照明器具Aの周
囲の照度レベルが所定のしきい値を下回ったときに照明
器具Aから送信機Bへ復帰指示信号を送信し、この復帰
指示信号に基づいて送信機Bの送信機制御部16は人体
センサ電源制御部14により電源部13から送信機人体
センサ部10への電源供給を再開させており、実施形態
1と同じく本来の人体検知機能を維持しながら同時に送
信機Bでの電源の消費を低減して電源部13の長寿命化
が図れるとともに、照明器具Aからの遮断指示信号の送
信が必要でないことから制御の簡略化が可能になり、し
かも、照明器具Aが備える照度センサ部7によって計測
される照度レベルに基づいて送信機Bの送信機人体セン
サ部10への電源供給を再開するか否かの判断をしてい
るので、照明器具Aと送信機Bとが各々異なる環境下に
ある場合、例えば送信機Bの周囲に窓からの外光などが
当たってその照度レベルが照明器具Aの周囲の照度レベ
ルよりも高くなっているような場合であっても適切に送
信機人体センサ部10への電源供給を遮断し、又は再開
することができるという利点がある。
【0044】なお、上記説明では照度センサ部7で計測
される照度レベルがしきい値を下回る場合に送信機人体
センサ部10への電源供給を再開するようにしている
が、例えば、照度センサ部7で計測される照度レベルの
時間的変化の割合(単位時間当たりの照度レベルの変化
量)や変化幅などの様々な要素に基づいて送信機人体セ
ンサ部10への電源供給を再開するか否かの判断を行う
ようにすれば、その照度レベルの変化が照明負荷の点灯
・消灯によるものか、窓からの外光やカーテンあるいは
ブラインドの開閉に伴うものか等の区別を器具制御部6
にて判断することも可能となる。
【0045】
【発明の効果】請求項1の発明は、照明負荷を制御する
ためのワイヤレスの制御信号を送信する送信機と、この
送信機からのワイヤレスの制御信号を受信して照明負荷
の制御が行われる照明器具とを有し、ワイヤレスの制御
信号を受信するとともに送信機へワイヤレス信号を送信
する送受信部と、少なくとも送受信部で受信したワイヤ
レスの制御信号に基づいて照明負荷の制御を行う器具制
御部とを照明器具に備えるとともに、人体検知エリア内
の人の存非を検知する送信機人体センサ部と、ワイヤレ
スの制御信号を送信するとともに照明器具からのワイヤ
レス信号を受信する送信機送受信部と、各部に電源を供
給する電源部と、電源部から送信機人体センサ部への電
源供給を制御する人体センサ電源制御部と、送信機人体
センサ部にて人体検知エリア内の人の存在が検知された
ときに送信機送受信部よりワイヤレスの制御信号を送信
させる送信機制御部とを送信機に備え、この送信機制御
部が、照明負荷が点灯している間の略全期間は人体セン
サ電源制御部により電源部から送信機人体センサ部への
電源供給を遮断させて成るので、照明負荷が消灯してい
るときには送信機の送信機人体センサ部が本来の人体検
知を行なうとともに、照明負荷が点灯している間の略全
期間では送信機人体センサ部への電源供給が遮断されて
いるために送信機人体センサ部での不要な電力消費が防
止でき、結果的に送信機人体センサ部の本来の機能を損
なうことなく送信機の電源部の消費量を低減させること
ができるという効果がある。
【0046】請求項2の発明は、照明負荷の点灯保持時
間を限時するタイマ部を照明器具に備え、器具制御部は
照明負荷を点灯させたときに送信機人体センサ部への電
源供給を遮断するように指示する遮断指示信号を送受信
部により送信させるとともに、タイマ部の限時時間が点
灯保持時間よりも短い所定の復帰時間を経過したときに
送信機人体センサ部への電源供給を復帰するように指示
する復帰指示信号を送受信部により送信させ、送信機制
御部は送信機送受信部で受信した遮断指示信号に基づい
て送信機人体センサ部への電源供給を遮断させるととも
に送信機送受信部で受信した復帰指示信号に基づいて送
信機人体センサ部への電源供給を復帰させるので、送信
機の送信機人体センサ部は、照明器具の照明負荷が点灯
から消灯へ変化する前に電源の供給が再開されることに
なり、照明負荷が消灯した後も直ちに人体検知エリア内
の人の存非に応じて照明器具の照明負荷を再度点灯させ
ることができるという効果がある。
【0047】請求項3の発明は、照明負荷の点灯保持時
間を限時するタイマ部を照明器具に備え、器具制御部は
タイマ部の限時時間が点灯保持時間あるいは点灯保持時
間よりも短い所定時間を経過したときに送信機人体セン
サ部への電源供給を復帰するように指示する復帰指示信
号を送受信部により送信させ、送信機制御部は送信機送
受信部より照明負荷を点灯させるためのワイヤレスの制
御信号を送信させると同時に人体センサ電源制御部によ
り電源部から送信機人体センサ部への電源供給を遮断
し、照明器具からの復帰指示信号が送信機送受信部で受
信されると送信機人体センサ部への電源供給を復帰させ
るので、送信機の送信機人体センサ部は、照明器具の照
明負荷が点灯から消灯へ変化する前に電源の供給が再開
されることになり、照明負荷が消灯した後も直ちに人体
検知エリア内の人の存非に応じて照明器具の照明負荷を
再度点灯させることができるという効果がある。
【0048】請求項4の発明は、所定の遅延時間を限時
する遅延タイマ部を送信機に備え、送信機制御部は送信
機人体センサ部で人の存在が検知されたときに遅延タイ
マ部に遅延時間の限時動作を開始させ、遅延タイマ部に
よる遅延時間の限時動作が完了するまであるいは遅延時
間よりも短い所定時間が経過するまでの間は人体センサ
電源制御部により電源部から送信機人体センサ部への電
源供給を遮断するとともに遅延時間の限時動作完了後あ
るいは所定時間の経過後に送信機人体センサ部への電源
供給を復帰させるので、送信機の送信機人体センサ部
は、照明器具の照明負荷が点灯から消灯へ変化する前に
電源の供給が再開されることになり、照明負荷が消灯し
た後も直ちに人体検知エリア内の人の存非に応じて照明
器具の照明負荷を再度点灯させることができるという効
果がある。
【0049】請求項5の発明は、操作されることで所定
のトリガ信号を発生させる操作部を送信機に備え、器具
制御部は送信機からのワイヤレスの制御信号を受信した
ときに送信機へ受信完了を知らせる受信確認信号を送受
信部より送信し、送信機制御部は照明器具へ制御信号を
送信したときに器具制御部からの受信確認信号が送信機
送受信部にて受信されない場合には人体センサ電源制御
部により電源部から送信機人体センサ部への電源供給を
遮断するとともに、照明器具からのワイヤレス信号を受
信するか若しくは操作部からのトリガ信号が入力された
ときに送信機人体センサ部への電源供給を復帰させるの
で、何らかの原因で照明器具と送信機との間の送受信が
不能となったような場合であっても送信機の送信機人体
センサ部への電源供給を遮断して電源の消費を低減する
ことができるという効果がある。
【0050】請求項6の発明は、周囲の照度を計測する
送信機照度センサ部を送信機に備え、送信機制御部は送
信機照度センサ部で計測する照度レベルが所定のしきい
値レベルを越えたときに人体センサ電源制御部により電
源部から送信機人体センサ部への電源供給を遮断すると
ともに照度レベルが所定のしきい値レベルを下回ったと
きに送信機人体センサ部への電源供給を復帰させるの
で、照明負荷が点灯して送信機の周囲の照度レベルが上
昇すれば送信機人体センサ部への電源供給が遮断される
ため、送信機人体センサ部の本来の機能を損なうことな
く送信機の電源部の消費量を低減させることができると
いう効果がある。
【0051】請求項7の発明は、照明負荷の点灯保持時
間を限時するタイマ部を照明器具に備えるとともに周囲
の照度を計測する送信機照度センサ部を送信機に備え、
器具制御部はタイマ部における限時時間が点灯保持時間
若しくは点灯保持時間よりも短い所定の復帰時間を経過
したときに送信機人体センサ部への電源供給を復帰する
ように指示する復帰指示信号を送受信部により送信さ
せ、送信機制御部は送信機照度センサ部で計測する照度
レベルが所定のしきい値レベルを越えたときに人体セン
サ電源制御部により電源部から送信機人体センサ部への
電源供給を遮断し、かつ送信機送受信部で受信した復帰
指示信号に基づいて送信機人体センサ部への電源供給を
復帰させるので、送信機の送信機人体センサ部は、照明
器具の照明負荷が点灯から消灯へ変化する前に電源の供
給が再開されることになり、照明負荷が消灯した後も直
ちに人体検知エリア内の人の存非に応じて照明器具の照
明負荷を再度点灯させることができるという効果があ
る。
【0052】請求項8の発明は、周囲の照度を計測する
照度センサ部を照明器具に備え、器具制御部は照度セン
サ部で計測する照度レベルが所定のしきい値レベルを越
えたときに送信機人体センサ部への電源供給を遮断する
ように指示する遮断指示信号を送受信部により送信させ
るとともに照度レベルが所定のしきい値レベルを下回っ
たときに送信機人体センサ部への電源供給を復帰するよ
うに指示する復帰指示信号を送受信部により送信させ、
送信機制御部は照明器具からの遮断指示信号及び復帰指
示信号に基づいて人体センサ電源制御部により電源部か
ら送信機人体センサ部への電源供給を遮断及び復帰させ
るので、照明負荷が点灯して照明器具の周囲の照度レベ
ルが上昇すれば送信機人体センサ部への電源供給が遮断
されるため、送信機人体センサ部の本来の機能を損なう
ことなく送信機の電源部の消費量を低減させることがで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1を示すブロック図である。
【図2】同上の動作を説明するためのタイムチャートで
ある。
【図3】実施形態2の動作を説明するためのタイムチャ
ートである。
【図4】実施形態3を示すブロック図である。
【図5】同上の動作を説明するためのタイムチャートで
ある。
【図6】実施形態4の動作を説明するためのタイムチャ
ートである。
【図7】実施形態5を示すブロック図である。
【図8】同上の動作を説明するためのタイムチャートで
ある。
【図9】実施形態6を示すブロック図である。
【図10】従来例1を示すブロック図である。
【図11】従来例2を示すブロック図である。
【図12】従来例3を示すブロック図である。
【符号の説明】
A 照明器具 B 送信機 1 照明負荷部 2 受信部 3 送信部 4 タイマ部 5 設定部 6 器具制御部 10 送信機人体センサ部 11 送信機送信部 12 送信機受信部 13 電源部 14 人体センサ電源制御部 15 操作部 16 送信機制御部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照明負荷を制御するためのワイヤレスの
    制御信号を送信する送信機と、この送信機からのワイヤ
    レスの制御信号を受信して照明負荷の制御が行われる照
    明器具とを有し、ワイヤレスの制御信号を受信するとと
    もに送信機へワイヤレス信号を送信する送受信部と、少
    なくとも送受信部で受信したワイヤレスの制御信号に基
    づいて照明負荷の制御を行う器具制御部とを照明器具に
    備えるとともに、人体検知エリア内の人の存非を検知す
    る送信機人体センサ部と、ワイヤレスの制御信号を送信
    するとともに照明器具からのワイヤレス信号を受信する
    送信機送受信部と、各部に電源を供給する電源部と、電
    源部から送信機人体センサ部への電源供給を制御する人
    体センサ電源制御部と、送信機人体センサ部にて人体検
    知エリア内の人の存在が検知されたときに送信機送受信
    部よりワイヤレスの制御信号を送信させる送信機制御部
    とを送信機に備え、この送信機制御部は、照明負荷が点
    灯している間の略全期間は人体センサ電源制御部により
    電源部から送信機人体センサ部への電源供給を遮断させ
    て成ることを特徴とする照明装置。
  2. 【請求項2】 照明負荷の点灯保持時間を限時するタイ
    マ部を照明器具に備え、器具制御部は照明負荷を点灯さ
    せたときに送信機人体センサ部への電源供給を遮断する
    ように指示する遮断指示信号を送受信部により送信させ
    るとともに、タイマ部の限時時間が点灯保持時間よりも
    短い所定の復帰時間を経過したときに送信機人体センサ
    部への電源供給を復帰するように指示する復帰指示信号
    を送受信部により送信させ、送信機制御部は送信機送受
    信部で受信した遮断指示信号に基づいて送信機人体セン
    サ部への電源供給を遮断させるとともに送信機送受信部
    で受信した復帰指示信号に基づいて送信機人体センサ部
    への電源供給を復帰させることを特徴とする請求項1記
    載の照明装置。
  3. 【請求項3】 照明負荷の点灯保持時間を限時するタイ
    マ部を照明器具に備え、器具制御部はタイマ部の限時時
    間が点灯保持時間あるいは点灯保持時間よりも短い所定
    時間を経過したときに送信機人体センサ部への電源供給
    を復帰するように指示する復帰指示信号を送受信部によ
    り送信させ、送信機制御部は送信機送受信部より照明負
    荷を点灯させるためのワイヤレスの制御信号を送信させ
    ると同時に人体センサ電源制御部により電源部から送信
    機人体センサ部への電源供給を遮断し、照明器具からの
    復帰指示信号が送信機送受信部で受信されると送信機人
    体センサ部への電源供給を復帰させることを特徴とする
    請求項1記載の照明装置。
  4. 【請求項4】 所定の遅延時間を限時する遅延タイマ部
    を送信機に備え、送信機制御部は送信機人体センサ部で
    人の存在が検知されたときに遅延タイマ部に遅延時間の
    限時動作を開始させ、遅延タイマ部による遅延時間の限
    時動作が完了するまであるいは遅延時間よりも短い所定
    時間が経過するまでの間は人体センサ電源制御部により
    電源部から送信機人体センサ部への電源供給を遮断する
    とともに遅延時間の限時動作完了後あるいは所定時間の
    経過後に送信機人体センサ部への電源供給を復帰させる
    ことを特徴とする請求項1記載の照明装置。
  5. 【請求項5】 操作されることで所定のトリガ信号を発
    生させる操作部を送信機に備え、器具制御部は送信機か
    らのワイヤレスの制御信号を受信したときに送信機へ受
    信完了を知らせる受信確認信号を送受信部より送信し、
    送信機制御部は照明器具へ制御信号を送信したときに器
    具制御部からの受信確認信号が送信機送受信部にて受信
    されない場合には人体センサ電源制御部により電源部か
    ら送信機人体センサ部への電源供給を遮断するととも
    に、照明器具からのワイヤレス信号を受信するか若しく
    は操作部からのトリガ信号が入力されたときに送信機人
    体センサ部への電源供給を復帰させることを特徴とする
    請求項1記載の照明装置。
  6. 【請求項6】 周囲の照度を計測する送信機照度センサ
    部を送信機に備え、送信機制御部は送信機照度センサ部
    で計測する照度レベルが所定のしきい値レベルを越えた
    ときに人体センサ電源制御部により電源部から送信機人
    体センサ部への電源供給を遮断することを特徴とする請
    求項1記載の照明装置。
  7. 【請求項7】 照明負荷の点灯保持時間を限時するタイ
    マ部を照明器具に備えるとともに周囲の照度を計測する
    送信機照度センサ部を送信機に備え、器具制御部はタイ
    マ部における限時時間が点灯保持時間若しくは点灯保持
    時間よりも短い所定の復帰時間を経過したときに送信機
    人体センサ部への電源供給を復帰するように指示する復
    帰指示信号を送受信部により送信させ、送信機制御部は
    送信機照度センサ部で計測する照度レベルが所定のしき
    い値レベルを越えたときに人体センサ電源制御部により
    電源部から送信機人体センサ部への電源供給を遮断し、
    かつ送信機送受信部で受信した復帰指示信号に基づいて
    送信機人体センサ部への電源供給を復帰させることを特
    徴とする請求項1記載の照明装置。
  8. 【請求項8】 周囲の照度を計測する照度センサ部を照
    明器具に備え、器具制御部は照度センサ部で計測する照
    度レベルが所定のしきい値レベルを越えたときに送信機
    人体センサ部への電源供給を遮断するように指示する遮
    断指示信号を送受信部により送信させるとともに照度レ
    ベルが所定のしきい値レベルを下回ったときに送信機人
    体センサ部への電源供給を復帰するように指示する復帰
    指示信号を送受信部により送信させ、送信機制御部は照
    明器具からの遮断指示信号及び復帰指示信号に基づいて
    人体センサ電源制御部により電源部から送信機人体セン
    サ部への電源供給を遮断及び復帰させることを特徴とす
    る請求項1記載の照明装置。
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