JPH0930031A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0930031A
JPH0930031A JP18431195A JP18431195A JPH0930031A JP H0930031 A JPH0930031 A JP H0930031A JP 18431195 A JP18431195 A JP 18431195A JP 18431195 A JP18431195 A JP 18431195A JP H0930031 A JPH0930031 A JP H0930031A
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toner
aperture
image
roller
electric field
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JP18431195A
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Inventor
Shigeru Kagayama
茂 加賀山
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Brother Industries Ltd
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安定且つ高画質の印字の可能な画像形成装置
を実現する。 【構成】 転写ユニット30は、背面電極ローラ31
と、転写ローラ32と、転写ベルト33と、テンション
ローラ34と、プレッシャーローラ35と、クリーニン
グブレード36と、廃トナーケース37とで構成されて
いる。通常印字時には転写ベルト33とアパチャ電極体
1は非接触であるが、クリーニング時には背面電極ロー
ラ31が移動してアパチャ電極体1と接触することによ
り、アパチャ電極体1のアパチャ回りを摺擦し付着トナ
ー39を除去することに加え、クリーニングブレード3
6と廃トナーケース37が転写ベルト33に近接し、付
着トナー39を回収する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、プロッタ、ファクシミリなどに利用し得る画像形成
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置の1つとして、複数
の開口部(以下、アパチャと称する)が形成された電極
を用いて、その電極に対して画像データに基いて電圧を
印加し、トナー粒子が前記アパチャを通過し得るよう制
御して、通過したトナー粒子により用紙等の支持体上に
画像を形成するものが、米国特許第3689935号の
明細書において開示されている。
【0003】この画像形成装置は、絶縁体よりなる平板
と、この平板の一方の面に形成される連続した基準電極
と、他方の面に形成される互いに絶縁された複数の制御
電極とからなり、前記各制御電極毎に前記3者を貫いて
少なくも1列のアパチャが形成されたアパチャ電極体
と、前記基準電極と制御電極との間に選択的に電位を与
える手段と、印加された電位によってアパチャを通過す
るトナー粒子の流れが変調されるよう帯電したトナー粒
子を供給する手段と、支持体とアパチャ電極体が相対的
に移動し得るよう支持体を粒子流路中に位置決めする手
段とから構成されている。
【0004】また、例えば米国特許第4743926
号、同4755837号、同4780733号、および
同4814796号の明細書には、アパチャ電極体が支
持体側に制御電極、トナー供給側に基準電極を向けて配
設された画像形成装置が開示されている。
【0005】これに対して、米国特許第4912489
号の明細書には、アパチャ電極体を支持体側に基準電
極、トナー供給側に制御電極を向けて配設することによ
り、オフ時に制御電極に対して印加される電圧を、上記
米国特許に開示される画像形成装置に比べて1/4程度
に抑えることができることが記載されている。
【0006】ここにおいて、前記オフ時とは、支持体上
にトナー粒子を付着させない時、すなわち画像の空白部
分を形成する時点を意味するものであり、逆にオン時と
言えば、支持体上にトナー像を形成する時点を意味する
ものである。
【0007】さらに、米国特許第5305026号の明
細書には、アパチャ電極体と支持体との間に中間媒体を
配置し、一旦中間媒体上にトナー像を形成した後に支持
体へ転写する方式が考案されている。この方法によれ
ば、アパチャ電極体と中間媒体とのギャップが正確に決
まるため、印字特性が向上するし、且つ多種の支持体に
対応できるため非常に適用性がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の画像形成装置は、次のような問題点があ
った。すなわち、アパチャ電極体により印字を行う際、
アパチャの回りにトナーが付着して堆積物となってしま
うことがあった。このような物がアパチャ近傍に付く
と、印字の際トナーの飛翔を乱したり、また中間媒体を
汚したりして、結果として出力される画像品質の劣化を
引き起こしていた。
【0009】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、安定且つ高画質の画像形成が可
能な画像形成装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の請求項1記載の画像形成装置は、荷電粒子を
担持供給する担持体と、その担持体と荷電粒子を介して
配置されると共に電界を直接制御することにより荷電粒
子の飛翔を制御する電界制御手段と、その電界制御手段
と受像体との間に配置された中間媒体とを備え、電界制
御手段によって中間媒体上に形成された画像を受像体上
に転写する画像形成装置において、中間媒体に電界制御
手段のクリーニングを行わせるためのクリーニング手段
を備えいる。よって、担持体が荷電粒子を担持しながら
電界制御手段に供給すると、電界制御手段が電界を直接
制御することにより荷電粒子の飛翔を制御し、中間媒体
が電界制御手段によって形成された画像を受像体上に転
写する。そして、クリーニング手段が中間媒体に電界制
御手段のクリーニングを行わせる。
【0011】また、請求項2記載の画像形成装置は、中
間媒体を電界制御手段に接触させることにより電界制御
手段をクリーニングするクリーニング手段を備えてい
る。よって、クリーニング手段が中間媒体を電界制御手
段に接触させることにより電界制御手段をクリーニング
する。
【0012】そして、請求項3記載の画像形成装置は、
中間媒体に付着した荷電粒子を剥ぎ取るための剥ぎ取り
手段を有しているクリーニング手段を備えている。よっ
て、クリーニング手段の剥ぎ取り手段が中間媒体に付着
した荷電粒子を剥ぎ取る。
【0013】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照しながら説明する。
【0014】先ず、図1を参照して画像形成装置全体の
構成について説明する。
【0015】本発明の一実施例である画像形成装置は、
その下部にトナー供給装置10が設けられ、トナー供給
装置10の上部には、トナー流の制御を行うための電界
制御手段としてのアパチャ電極体1が設けられている。
このアパチャ電極体1の上方には、当該アパチャ電極体
1と間隔を保持して、中間媒体としての転写ユニット3
0が配設されている。さらに転写ユニット30とプレッ
シャーローラ35との間隙には、トナーにより画像が形
成される受像体としての画像記録媒体20が矢印C方向
に挿入搬送される。そして、搬送される画像記録媒体2
0の搬送方向上には、画像を画像記録媒体20に定着さ
せる定着装置26が配設されている。
【0016】次に、上記画像形成装置の各部の詳細を図
面を参照して説明する。
【0017】前記トナー供給装置10には図1に示すよ
うに、トナー供給装置10全体のハウジングを兼ねるト
ナーケース11が設けられ、そのトナーケース11内に
は、荷電粒子としてのトナー16が蓄えられており、ま
た、トナー16を担持して前記アパチャ電極体1に搬送
する円筒形の担持体としてのトナー担持ローラ14が矢
印B方向に回動可能にトナーケース11内に支持されて
いる。図1においてトナー担持ローラ14の左斜め下方
部には、トナーケース11に蓄えられているトナー16
を前記トナー担持ローラ14に給送する円筒形の供給ロ
ーラ12が設けられ、供給ローラ12とトナー担持ロー
ラ14とは、互いに平行に配設され、その円筒面の母線
を接している。
【0018】また、トナーケース11内において前記供
給ローラ12の上方には、トナー担持ローラ14により
担持されるトナー16の量をトナー担持ローラ14のロ
ーラ面上で均一になるように調整すると共に、そのトナ
ー16を均一に帯電させるためのトナー層規制ブレード
18が設けられ、当該トナー層規制ブレード18はトナ
ー担持ローラ14にその一端を圧接されている。
【0019】次に、アパチャ電極体1について図面を参
照して説明する。
【0020】前記アパチャ電極体1は、図2に示すよう
に厚さ25μmのポリイミド製の絶縁シート2から構成
され、その絶縁シート2には、直径が60μmの円形を
した複数のアパチャ6がアパチャ電極体1の長手方向に
一列に形成されている。また、そのアパチャ6の周囲に
は、厚さ8μmの銅箔からなる制御電極4が各アパチャ
6毎に形成されている。
【0021】ここで、アパチャ6は必ずしも図2に示す
ように円形に限られるものではなく、例えば、一辺が6
0μmの四角形でもよく、その他、楕円形、三角形、平
行四辺形等の形状のものでもよい。
【0022】次に、前記アパチャ電極体1のアパチャ6
とトナー担持ローラ14との位置関係の詳細を説明する
と、図3に示すように、各アパチャ6は各々の中心線1
5がトナー担持ローラ14の周面の最上部分と、トナー
担持ローラ14の中心軸16とを通過するように配置さ
れている。これによれば、各アパチャ6は、トナー担持
ローラ14の周面の最上部分を基準として、左右に均等
に配置されることにより、各アパチャ6を通過するトナ
ー16の分布をアパチャ内の全域で均一にすることがで
きる。また、アパチャ6の壁面とトナー16の飛翔方向
とが平行であるため、安定してトナーを飛翔させること
ができる。
【0023】さらに、アパチャ電極体1自体は、図に示
すようにトナー担持ローラ14に対して、アパチャ6を
中心として左右に同じ角度だけたわむように圧接されて
いる。これにより、アパチャ電極体1とトナー担持ロー
ラ14との接触面積を大きくすることができると共に、
アパチャ6の下部周辺を左右均一に圧接することができ
るため、トナーの濃度むらが発生することを極力抑える
ことができる。
【0024】次に、各電極の制御装置について説明す
る。図1に示すように、前記制御電極4とトナー担持ロ
ーラ14の間には、制御電圧印加回路8が接続されてい
る。この制御電圧印加回路8は、図示しない画像信号受
信手段から送られてくる画像信号に基いて制御電極4に
対して−30V、もしくは+30Vの電圧を印加するよ
うに構成されている。担持ローラ14は、接地されてい
る。尚、図示しない画像信号受信手段は、外部のコンピ
ュータや画像読取装置や画像通信装置等に接続されい
る。
【0025】さてここで、本発明の要部である転写ユニ
ット30について説明する。
【0026】転写ユニット30は、無端状の転写ベルト
33を中心に、その内部に背面電極ローラ31と、転写
ローラ32と、一対のテンションローラ34と、用紙背
面に配置されるプレッシャーローラ35とで構成されて
いる。さらにその側方には、クリーニングブレード36
と、廃トナーケース37とが設けられている。
【0027】背面電極ローラ31は、金属製円筒形状で
あり、図4に示すようにシャーシ40に回転可能に設け
られており、シャーシ40と共に駆動モータ41により
アパチャ電極体1方向に上下に動作することが可能であ
る。前記背面電極ローラ31には、直流電源24が接続
されていて、この直流電源は24は、背面電極ローラ3
1に+1kVもしくは0Vを印加し得るようになってい
る。転写ローラ32も金属製円筒形状であり、画像記録
媒体20に対し転写ベルト33を、プレッシャーローラ
35と協働して圧接することが可能である。転写ベルト
33は、半導電性の樹脂ベルトであり、通常時はその面
上にトナー像を形成し、受像体と接触部分にて転写す
る。テンションローラ34は、前記転写ベルト33がた
るまないように張力を付与する部材であり、図4におい
て左右方向に可動する事が可能であり、常にバネ等によ
って外側に向かって付勢されている。
【0028】また、剥ぎ取り手段としてのクリーニング
ブレード36は、転写ベルト33上の付着トナーを掻き
落とすように剥ぎ取って除去する。廃トナーケース37
は、クリーニングブレード36により除去されたトナー
を収容貯蔵するように構成されている。尚、クリーニン
グブレード36と廃トナーケース37は、シャーシ42
にそれぞれ設けられており、シャーシ42と共に駆動モ
ータ43により左右に移動することが可能である。
【0029】そして、両駆動モータ41、43の駆動を
制御するためのCPU44が設けられている。従って、
これらクリーニングブレード36及び廃トナーケース3
7と両駆動モータ41、43とCPU44とが本発明の
クリーニング手段を構成している。
【0030】次に、上述のように構成される画像形成装
置の動作を説明する。
【0031】まず始めに、トナーの供給動作について図
1を参照して説明する。
【0032】供給ローラ12の矢印A方向への回動によ
り、トナーケース11内に蓄えられているトナー16は
トナー担持ローラ14に向けて搬送される。そして、搬
送されてきたトナー16はトナー担持ローラ14に擦り
つけられ、マイナスに帯電してトナー担持ローラ14上
に担持される。トナー担持ローラ14に担持されたトナ
ー16は、トナー担持ローラ14の矢印B方向への回動
と共にトナー担持ローラ16の円筒形のローラ面に担持
されたまま搬送され、トナー層規制ブレード18によっ
て薄層化されると共に帯電を均一化された後、トナー担
持ローラ14の矢印B方向への回動によってアパチャ電
極体1に向けて搬送される。そして、トナー担持ローラ
14上のトナーはアパチャ電極体1の絶縁シート2に擦
られつつ、アパチャ6の下に供給される。
【0033】次に画像の形成動作について図1及び図
2、図3を参照して説明する。
【0034】図示しない画像信号受信手段から送られて
来る画像信号に応じて、制御電圧印加回路8は、その画
像部分に対応する制御電極4に+30Vの電圧を印加す
る。その結果、電圧が印加された制御電極4内のアパチ
ャ6には、制御電極4とトナー担持ローラ14との電位
差により、制御電極4よりトナー担持ローラ14に向か
う電気力線が形成される。それにより、マイナスに帯電
されたトナー16は電位の高い方向に静電力を受け、ト
ナー担持ローラ14上からアパチャ6を通過して制御電
極4側に引き出される。引き出されたトナー16は、直
流電源24が背面電極ローラ31に印加している+1k
Vの電圧によって画像記録媒体20とアパチャ電極体1
との間に形成される電界により、転写ベルト33に向か
って飛翔し、堆積して画素を形成する。
【0035】また、非画像部分に対応する制御電極4に
は、制御電圧印加回路8から−30Vの電圧が印加され
る。その結果、トナー担持ローラ14と制御電極4との
間には電界が形成されないことにより、トナー担持ロー
ラ14上のトナー16は静電力を受けないためアパチャ
6を通過しない。従って、転写ベルト33上の当該制御
電極4に対向する部分には、画素が形成されない。
【0036】ここで、転写ベルト33は、その面上にト
ナー16により1列の画素が形成されると、次に、図示
しない搬送手段により、アパチャ6列と垂直の方向に1
画素分搬送される。そして、上記の画像形成のプロセス
を繰り返すことにより転写ベルト33の全面にトナー像
が形成される。
【0037】尚、上述したプロセスの繰り返しにより、
転写ベルト33上に画像が記録されるのであるが、図4
に示すように、印字中にはアパチャ6の周辺に余剰な付
着トナー39が発生する。この付着トナー39は、いわ
ゆる制御不能なトナーであり、帯電特性や機械的特性が
印字に適していない。このようなトナーを少なくするた
めに、発明者は検討を進めてきたが、現状ではこれらを
皆無にすることは難しかった。アパチャ6近傍に付着ト
ナー39が発生すると、制御されるトナーの飛翔が妨げ
られたり、搬送される用紙に付着したりして画像を汚し
てしまうことがあった。
【0038】よって、次にその付着トナー39に対する
対策として、図4及び図5を用いてその作動を説明す
る。図4は、転写ユニット30の通常の画像形成時の状
態を示し、図5は、転写ユニット30のクリーニング時
の状態を示す説明図である。通常は、転写ユニット30
は図4のように配置されており、付着トナー39が発生
した場合、非印字期間において、CPU44は駆動モー
タ41を回転させ、シャーシ40と共に背面電極ローラ
31をアパチャ電極体1側に移動させる。尚、この背面
電極ローラ31の移動に伴いテンションローラ34、3
4が内側に移動する。
【0039】そして、背面電極ローラ31に巻装された
転写ベルト33が、アパチャ電極体1の表面を摺擦する
と、付着トナー39は転写ベルト33側に取りこまれ搬
送される。すなわち、転写ベルト33によりアパチャ電
極体1のアパチャ6回りの表面のクリーニングが行うこ
とができるのである。このように転写ベルト33をアパ
チャ電極体1に接触させて付着トナー39を除去するた
め確実にアパチャ電極体1のアパチャ6回りの表面のク
リーニングが行うことができる。
【0040】また、付着したトナー39は、転写ベルト
33に載せられて、クリーニングブレード36の近傍に
到着する。この時、CPU44は駆動モータ43を回転
させ、シャーシ42と共にクリーニングブレード36及
び廃トナーケースは37を転写ベルト33側に移動さ
せ、特にクリーニングブレード36の先端は転写ベルト
33に接する位置に配置させる。それによりクリーニン
グブレード36は、転写ベルト33から付着トナー39
を離脱せしめ、廃トナーケース37の収容し廃トナー3
8として保管する。このように、転写ベルト33に付着
したトナー39はクリーニングブレード36によって剥
ぎ取られるため、画像記録媒体20を汚すことなく良好
に画像形成を行うことができる。
【0041】尚、本実施例の関わる非印字時とは、一枚
の画像記録媒体上に画像データにより印字を行われない
時間のみならず、連続して搬送されてくる画像記録媒体
間のすきまがアパチャ電極下を通過する時間、機械を起
動して印字を開始するまでの時間、印字を終了して機械
を停止するまでの時間等をはじめトナーを印字に使用し
ていない時間全てを指している。
【0042】その後、形成されたトナー像は、図示しな
い搬送装置によって定着装置26に搬送され、定着装置
26によって画像記録媒体20上に定着される。尚、定
着装置26は、加熱定着方式や圧力定着方式のいずれの
タイプのものでもよい。
【0043】また、本実施例の画像形成装置では、アパ
チャ電極体1の絶縁性シート2はトナー担持ローラ14
側に向けられているので、トナー供給系の不具合でトナ
ー担持ローラ14上にトナー16が存在しない場合で
も、制御電極4とトナー担持ローラ14が接触して電気
的に短絡し、制御電圧印加回路8を壊すことはない。
【0044】尚、本発明は、以上詳述した実施例に限定
されるものではなく、その主旨を逸脱しない範囲におい
て、種々の変更を加えることが可能である。
【0045】本実施例では、転写体としてベルトを使用
したが、円筒状の転写ローラを使用してもよい。
【0046】また、本発明では、廃トナーケースに付着
トナーを保管し廃棄するような構成としたが、本願出願
人による特願平7−118348号の明細書及び図面に
示すように、このトナーを再び印字ユニットのトナーケ
ースに戻すことにより、リサイクル使用をすることも可
能である。
【0047】更に、上記実施例では非画像部分に対応す
るアパチャの制御電圧を−30Vとしたが、これはゼロ
電圧であっても良い。この場合、より低電圧駆動が可能
となる。
【0048】また、上記実施例においては、トナー流制
御手段としてアパチャ電極体を用いたが、例えば、米国
特許第5036341号の明細書に記載されるような編
目状の電極体や特開平6−255163号公報に記載さ
れたエッジ電極体を用いることも可能である。
【0049】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明の請求項1記載の画像形成装置は、中間媒体によ
って電界制御手段をクリーニングできるので安定且つ高
画質の画像形成を行うことができる。
【0050】また、請求項2記載の画像形成装置は、中
間媒体を電界制御手段に接触させることにより電界制御
手段をクリーニングするため確実に電界制御手段に付着
した荷電粒子を除去することができる。
【0051】更に、請求項3記載の画像形成装置は、電
界制御手段から除去されて中間媒体に付着した荷電粒子
を剥ぎ取ることができるので、その中間媒体に付着した
荷電粒子によって受像体が汚れることがなく良好な画像
形成を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である画像形成装置の構成を
示した正面図である。
【図2】上記画像形成装置に用いられるアパチャ電極体
の構成を示す斜視図である。
【図3】上記画像形成装置に用いられるアパチャ電極体
とトナー担持ローラとの位置関係を示す正面図である。
【図4】上記画像形成装置に用いられる転写ユニットの
通常の画像形成時の作用を示す説明図である。
【図5】上記画像形成装置に用いられる転写ユニットの
クリーニング時の作用を示す説明図である。
【符号の説明】
1 アパチャ電極体 14 トナー担持ローラ 30 転写ユニット 31 背面電極ローラ 33 転写ベルト 36 クリーニングブレード 37 廃トナーケース 40 シャーシ 41 駆動モータ 42 シャーシ 43 駆動モータ 44 CPU

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷電粒子を担持供給する担持体と、その
    担持体と荷電粒子を介して配置されると共に電界を直接
    制御することにより荷電粒子の飛翔を制御する電界制御
    手段と、その電界制御手段と受像体との間に配置された
    中間媒体とを備え、電界制御手段によって中間媒体上に
    形成された画像を受像体上に転写する画像形成装置にお
    いて、 前記中間媒体に前記電界制御手段のクリーニングを行わ
    せるためのクリーニング手段を備えたことを特徴とする
    画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記クリーニング手段は、前記中間媒体
    を前記電界制御手段に接触させることにより電界制御手
    段をクリーニングすることを特徴とする請求項1記載の
    画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記クリーニング手段は、前記中間媒体
    に付着した荷電粒子を剥ぎ取るための剥ぎ取り手段を有
    していることを特徴とする請求項1または2記載の画像
    形成装置。
JP18431195A 1995-07-20 1995-07-20 画像形成装置 Pending JPH0930031A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6176567B1 (en) * 1998-08-25 2001-01-23 Minolta Co., Ltd. Direct printing apparatus with automatic cleaning of excess print particles
KR100449985B1 (ko) * 2002-05-28 2004-09-24 삼성전자주식회사 전사벨트 크리닝장치를 구비한 습식 전자사진방식 프린터
KR100476958B1 (ko) * 2002-09-13 2005-03-16 삼성전자주식회사 습식 화상형성장치의 전사밸트 클리닝장치

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