JPH09297763A - 情報伝送ネットワークシステム - Google Patents

情報伝送ネットワークシステム

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JPH09297763A
JPH09297763A JP8109582A JP10958296A JPH09297763A JP H09297763 A JPH09297763 A JP H09297763A JP 8109582 A JP8109582 A JP 8109582A JP 10958296 A JP10958296 A JP 10958296A JP H09297763 A JPH09297763 A JP H09297763A
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JP8109582A
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Inventor
Takeshi Igawa
健史 井川
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は端末機がネットワーク化された複数の
ホストから効率よく所望の情報を得ることができる情報
伝送ネットワークシステムを提供することを目的とす
る。 【解決手段】リンク接続された複数のホストコンピュー
タ(ホスト)1〜4に公衆網9を介して端末機6が検索
要求を行い、この要求に応じてホスト1〜4がデータベ
ースから情報検索を行って該当情報を端末機6へ送信す
るシステムにあって、ホスト1〜4に、該当情報が検索
できない場合に他のホストへ情報検索要求を行う検索要
求手段29と、検索要求手段29からの情報検索要求及
びこの情報検索要求に応じた検索情報をホスト1〜4間
で送受信する送受信手段26とを具備し、端末機6が所
望のホスト1に検索要求を行うのみで、そのホスト1に
情報がなければ他のホスト2〜4で自動的に検索が行わ
れて該当情報を得ることができるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報伝送ネットワー
クシステムに関する。この情報伝送ネットワークシステ
ムは、LAN(Local Area Network)でリンク接続されて
いるホストコンピュータ(以下、ホストという)に電話
網を介してパーソナルコンピュータ等の端末機からアク
セスして情報を得るものである。
【0002】このように端末機がホストから情報収集す
る場合、電文を用いてキーワードによってLAN接続さ
れた任意のホスト内を情報検索して行なっている。近
年、データ通信、特にパソコン通信等の普及により、電
話網を介してのシステム構築やLANなどを用いてのシ
ステム構築、インターネットなど、様々なネットワーク
が構築されている。
【0003】そして、パーソナルコンピュータの著しい
能力向上にともないデータベースの分散化も進んでい
る。このような電話網とLANを用いたネットワーク上
に分散されたパーソナルコンピュータのデータベースの
情報提供を効率よく行なうことが可能な情報伝送ネット
ワークシステムが要望されている。
【0004】
【従来の技術】図26は情報伝送ネットワークシステム
のブロック構成図を示すと共に、図27に図26に示す
従来例のホストのブロック構成図を示し、その説明を行
う。
【0005】図26において、符号1は第1ホスト、2
は第2ホスト、3は第3ホスト、4は第4ホストであ
り、各々がLAN5によってリンク接続されている。ま
た6,7,8は複数の端末機であり、電話網(又は公衆
網)9を介して各ホスト1〜4に接続されている。
【0006】各ホスト1〜4は、図27に第1ホスト1
を代表して示すように、BIOS部11と、主制御部1
2と、通信制御部13と、アプリ制御部14と、画面制
御部15と、通信系関数群部16と、アプリ系関数群部
17と、データ記憶部18と、入出力インターフェイス
部19と、アプリ部20と、データベース部21とを具
備して構成される。またOSとしてMS−DOS22を
用いている。
【0007】BIOS部11は、電話網9に接続された
23,24,25で示すモデムに接続されると共に、各
ホスト1〜4間をLAN5を介して接続する外部インタ
ーフェイスであり、通常バイオス部と呼ばれており、通
信制御部13により制御される。
【0008】主制御部12は、通信制御部13、アプリ
制御部14及び画面制御部15を制御するものである。
通信制御部13は、通信系関数群部16の通信系関数群
を用いてデータ送受信の制御を行う。アプリ制御部14
及び画面制御部15は、アプリ系関数群部17のアプリ
系関数群を用いた所定の演算処理制御及び図示せぬ画面
への表示制御を行う。
【0009】データ記憶部18は、プログラムデータ領
域として使用されると共に、入出力インターフェイス部
19を介したアプリ部20との間のデータのやり取りを
行うための中間バッファとして使用される。
【0010】アプリ部20は、実際のプログラム処理部
に相当するもので、ここでは、受信電文の電文解析、デ
ータベース部21へのアクセス、ファイル21内の検索
処理、情報を送信電文に組み込む電文作成処理を行う。
またアプリ部20は、アプリケーションのサービス内容
によりカスタマイズがかかり、処理内容が変更されるこ
ともある。
【0011】このような構成の情報伝送ネットワークシ
ステムにおいて、例えば、端末機6から第1ホスト内の
情報検索を行なう場合、まず端末機6よりキーワード文
字列を組み込んだ電文をホスト1に送信する。
【0012】この送信電文を受信したホスト1は、デー
タベース部21内の情報を電文中のキーワードに応じて
アプリ部20が検索を行なう。そして、該当情報が検索
された際に、その情報を送信電文に組み込んで、端末機
6に送信する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の情報伝送ネットワークシステムにおいては、端末機
6〜8から所望の情報を得る場合、前述したようにLA
N5によって接続された各ホスト1〜4内のデータベー
ス部21を検索しながら行っているが、最初のホスト1
に所望の情報が存在しない場合は次のホスト2に検索要
求を行って情報を検索し、ここでも情報が存在しない場
合は次のホスト3に検索要求を行って検索すると言った
具合に、情報を検索しなければならず情報収集が困難で
効率が悪い問題があった。
【0014】この問題はネットワーク化されたホスト数
が増加し、データベースが分散化されるに従ってより顕
著となる。本発明は、このような点に鑑みてなされたも
のであり、端末機がネットワーク化された複数のホスト
から効率よく所望の情報を得ることができる情報伝送ネ
ットワークシステムを提供することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】図1に本発明の原理図を
示す。この図1に示す情報伝送ネットワークシステム
は、リンク接続された複数のホストコンピュータ1〜4
に公衆網9を介して端末機6が検索要求を行い、この要
求に応じてホストコンピュータ1〜4がデータベースか
ら情報検索を行い該当情報を端末機6へ送信するもので
あり、本発明の特徴は、ホストコンピュータ1〜4に、
該当情報が検索できない場合に、他のホストコンピュー
タへ情報検索要求を行う検索要求手段29と、検索要求
手段29からの情報検索要求及びこの情報検索要求に応
じた検索情報をホストコンピュータ1〜4間で送受信す
る送受信手段26とを具備し、他のホストコンピュータ
(例えば2)において該当情報が検索された際に最初に
検索要求が行われたホストコンピュータ(例えば1)を
介して端末機6へ該当情報を送信するように構成したこ
とにある。
【0016】このような構成によれば、端末機6が所望
のホストコンピュータ1に検索要求を行うのみで、その
ホストコンピュータ1に情報がなければ他のホストコン
ピュータ2〜4で自動的に検索が行われて該当情報を得
ることができる。従って、従来のように、最初のホスト
コンピュータ1に所望の情報が存在しない場合は、次の
ホストコンピュータ2に検索要求を行って検索し、ここ
でも情報が存在しない場合は次のホストコンピュータ3
に検索要求を行って検索すると言った具合に、その都度
ホストコンピュータにアクセスしなくともよいので、効
率よく情報収集を行うことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図2は本発明の第1実施形
態による情報伝送ネットワークシステムにおけるホスト
の特徴要素を示すブロック構成図である。
【0018】この図2において図26及び図27に示し
た従来例の各部に対応する部分には同一符号を付し、そ
の説明を省略する。但し、この図2に示すホスト1は、
従来例で説明した図26に示す情報伝送ネットワークシ
ステムの各ホスト1〜4を代表する第1ホストであると
する。また、図2にはホスト1の内部構成を示した図2
7における通信制御部13及びアプリ制御部14以外の
構成要素は従来例で説明したと同様なので省略した。更
に以下の説明においては図26及び図27も参照して行
う。
【0019】本発明の特徴要素は、通信制御部13に設
けたホスト間送受信部26、第1回線切断制御部27及
びダイヤル発呼制御部28と、アプリ制御部14に設け
たホスト間検索要求部29及びタイマ制御部30であ
る。
【0020】ホスト間検索要求部29は、図27に示し
たアプリ部20が例えば端末機6の電文のキーワードに
応じてデータベース部21の情報検索を行った際に該当
情報が存在しない場合、他のホストに対して情報検索を
先のキーワードにて要求する制御を行うものである。
【0021】ホスト間送受信部26は、ホスト間検索要
求部29が行った情報検索要求及びこの情報検索要求に
よる検索情報を該当ホストに送信すると共に、他のホス
トから送信されてきた情報検索要求及びこの情報検索要
求による検索情報を受信するものである。
【0022】タイマ制御部30は、端末機6からの電文
による情報検索要求を受信した時刻から所定時刻経過し
た際に回線切断要求を送出するものであり、第1回線切
断制御部27はその回線切断要求時に、電話網9を介し
た端末機6との回線接続を切断する制御を行うものであ
る。
【0023】ダイヤル発呼制御部28は、第1回線切断
制御部27による回線切断後に、自ホスト1内で該当情
報が検索された場合、又は他のホストから送信されてき
た該当情報がホスト間送受信部26で受信された場合
に、先に回線切断を行った端末機6へダイヤル発呼を行
って回線を接続する制御を行うものである。
【0024】このような構成の第1実施形態の動作を図
3に示すシーケンス図を参照して行う。まず、端末機6
が着信待ちのホスト1に対して符号32で示すようにダ
イヤル発呼を行う。これによって回線が接続されると、
端末機6が、電文上に所望の情報のキーワードを登録
し、その電文をホスト1へ送信する検索要求を符号33
で示すように行う。
【0025】この検索要求33を符号34で示すように
受信したホスト1は、タイマ制御部30をセットすると
共に、符号35で示すようにアプリ部20で電文よりキ
ーワードを取り出し、この取り出したキーワードに応じ
て符号36で示すようにデータベース部21から情報
(テキスト)の検索を行う。
【0026】ここで該当情報が検索されたYESの場合
は、符号37で示すように端末機6へ該当情報を送信す
る情報応答(情報送信)を行う。一方、該当情報が検索
できないNOの場合は、LAN5でリンク接続された第
2ホスト2に情報検索要求を行う。これは、ホスト間検
索要求部29がアプリ部20にて情報が検索できないこ
とを認識し、端末機6からのキーワードを用いて情報検
索要求を行い、この要求をホスト間送受信部26が第2
ホスト2へ送信することによって行われる。
【0027】この情報検索要求をホスト間送受信部26
で受信したホスト2は、符号38で示すようにデータベ
ース部21からキーワードに応じて情報の検索を行う。
ここで該当情報が検索されたYESの場合は、符号39
で示すように検索した情報を移行するための電文組立を
行い、第1ホスト1へ送信する。この送信された検索情
報はホスト1のホスト間送受信部26で受信された後、
符号37で示すように端末機6へ送信される。
【0028】一方、第2ホスト2で該当情報が検索でき
ないNOの場合は、LAN5でリンク接続された次のホ
ストに情報検索要求を行い、これによって符号40で示
すように次のホストにて情報検索が行われる。
【0029】ここで該当情報が検索されたYESの場合
は、符号41で示すように第2ホスト2及び第1ホスト
1経由で端末機6へ検索情報が送信され、検索できない
NOの場合は、LAN5でリンク接続された図示せぬ次
のホストに情報検索要求を行うが、検索を行っていない
最後のホストであれば、符号42で示すようにそれまで
のルートのホストを介して端末機6へ情報が検索できな
いNG電文を送信し、符号43で示すように回線切断を
行う。
【0030】また、タイマ制御部30において検索が最
後まで終了しない内に設定時間が経過した場合、タイマ
制御部30が回線切断要求を送出し、これによって第1
回線切断制御部27が回線切断を行う。
【0031】この後、自ホスト1内で該当情報が検索さ
れた場合、他のホストから送信されてきた該当情報がホ
スト間送受信部26で受信された場合、或いはNG電文
が送信されてきた場合の何れかの場合に、ダイヤル発呼
制御部28が端末機6へダイヤル発呼を行って回線を接
続し、この接続後に、ホスト1が検索情報或いはNG電
文を端末機6へ送信する。
【0032】以上説明した第1実施形態によれば、端末
機6が要求する情報を時間・場所・送信先を問わず柔軟
に対応できると共に、ホストにおいて情報量の少ないも
のはリアルタイム処理、情報量の多いものはバッチ処理
で対応することができるので、負荷軽減を図ることが可
能となり、効率的なデータ転送が可能となる。
【0033】次に、第2実施形態を図4を参照して説明
する。但し、図4に示す第2実施形態において図2に示
した第1実施形態の各部に対応する部分には同一符号を
付し、その説明を省略する。
【0034】この図4に示す第2実施形態が図2に示し
た第1実施形態と異なる点は、アプリ制御部14の図2
に示したタイマ制御部30を無くし、通信制御部13に
第1回線切断制御部27の代わりに第2回線切断制御部
45を設けた点にある。
【0035】第2回線切断制御部45は、端末機6から
の検索要求受信後に端末機6との回線接続を切断する制
御を行うものである。また、この第2実施形態の場合、
ダイヤル発呼制御部28は、第2回線切断制御部45に
よる回線切断後に、自ホスト1内で該当情報が検索され
た場合、又は他のホストから送信されてきた該当情報が
ホスト間送受信部26で受信された場合に、先に回線切
断を行った端末機6へダイヤル発呼を行って回線を接続
する制御を行うようになっている。
【0036】このような構成の第2実施形態の動作を図
5に示すシーケンス図を参照して行う。但し、図5にお
いて図3に示した第1実施形態動作説明シーケンス図の
各部に対応する部分には同一符号を付す。
【0037】まず、端末機6からのダイヤル発呼32の
後の検索要求33を受信したホスト1は、符号46で示
すように第2回線切断制御部45によって端末機6との
回線切断を行う。そして、この後に、符号35で示すよ
うに電文よりキーワードを取り出し、符号36で示すよ
うにデータベース部21から情報(テキスト)の検索を
行う。
【0038】ここで該当情報が検索できないNOの場合
は、第2ホスト2に情報検索要求を行い、ホスト2が符
号38で示すようにキーワードに応じて情報の検索を行
い、ここで該当情報が検索されたYESの場合は、符号
39で示すように検索した情報を移行するための電文組
立を行い、第1ホスト1へ送信する。
【0039】一方、第2ホスト2で該当情報が検索でき
ないNOの場合は、次のホストに情報検索要求を行い、
これによって符号40で示すように次のホストにて情報
検索が行われ、検索されたYESの場合は、符号41で
示すように第2ホスト2経由で第1ホスト1へ検索情報
が送信され、検索できないNOの場合は、更に次のホス
トに情報検索要求を行うが、符号40で示す検索を行う
ホストが最後のホストであれば、符号42で示すように
それまでのルートを逆行してホスト1へNG電文42を
送信する。
【0040】ここで、前記したように自ホスト1内で該
当情報が検索された場合、他のホストから送信されてき
た該当情報がホスト1で受信された場合、或いはNG電
文がホスト1に送信されてきた場合の何れかの場合に、
ダイヤル発呼制御部28が端末機6へ符号47で示すよ
うにダイヤル発呼を行って回線を接続する。この接続後
に、ホスト1が検索情報或いはNG電文を端末機6へ送
信し、回線切断43を行う。
【0041】以上説明した第2実施形態によれば、端末
機6がホスト1に検索要求を行った後、一端回線が切断
され、該当情報が検索された後にホスト1からダイヤル
発呼が行われて該当情報が端末機6へ送信されるので、
端末機6のホスト1へのアクセス料金を低減させること
が可能となる。
【0042】次に、第3実施形態を図6を参照して説明
する。但し、図6に示す第3実施形態において図4に示
した第2実施形態の各部に対応する部分には同一符号を
付し、その説明を省略する。
【0043】図6に示す第3実施形態が図4に示した第
2実施形態と異なる点は、通信制御部13のダイヤル発
呼制御部28の代わりに第1アクセス待ち制御部49を
設けた点にある。
【0044】第1アクセス待ち制御部49は、第2回線
切断制御部45によって端末機6との回線接続が切断さ
れたことを検出し、この検出後、同一端末機6からダイ
ヤル発呼があるまで検索情報又はNG電文を保持してア
クセス待ち状態とし、同一端末機6からダイヤル発呼が
あった場合に検索情報を端末機6へ送信するように制御
するものである。
【0045】このような構成の第3実施形態の動作を図
7に示すシーケンス図を参照して行う。但し、図7にお
いて図5の各部に対応する部分には同一符号を付し、そ
の説明の一部を省略する。
【0046】即ち、符号36で示すようにデータベース
部21からの情報(テキスト)検索において該当情報が
検索されたYESの場合、符号39で示す他のホストか
ら送信されてきた該当情報がホスト1で受信された場
合、或いは符号42で示すNG電文がホスト1に送信さ
れてきた場合の何れかの場合に、符号50で示すように
検索情報又はNG電文を保持してアクセス待ち状態とす
る。
【0047】そして、符号51で示すように端末機6か
らダイヤル発呼があった場合に、符号37で示すように
保持検索情報又はNG電文を端末機6へ送信する情報応
答を行い、この後、回線切断43を行う。
【0048】以上説明した第3実施形態においても第2
実施形態同様の効果を得ることができる。次に、第4実
施形態を図8を参照して説明する。但し、図8に示す第
4実施形態において図2に示した第1実施形態の各部に
対応する部分には同一符号を付し、その説明を省略す
る。
【0049】この図8に示す第4実施形態の特徴は、ア
プリ制御部14に図2に示したホスト間検索要求部29
を設け、通信制御部13に図2に示したホスト間送受信
部26と、所在通知制御部53とを設けた点にある。
【0050】所在通知制御部53は、端末機6からの検
索要求に応じて該当情報が検索された際に、自ホスト内
に該当情報が存在することを端末機6に知らせるために
自ホスト固有番号を端末機6へ送信するものである。ま
た、他のホストに該当情報が存在する場合は、そのホス
トの固有番号をホスト間送受信部26を介して端末機6
が直接アクセスを行ったホストへ送信するようになって
いる。
【0051】このような構成の第4実施形態の動作を図
9に示すシーケンス図を参照して行う。但し、図9にお
いて図3の各部に対応する部分には同一符号を付し、そ
の説明の一部を省略する。
【0052】即ち、符号36で示すようにホスト1のデ
ータベース部21からの情報(テキスト)検索において
該当情報が検索されたYESの場合、符号54で示すよ
うに、所在通知制御部53がホスト1の固有番号を端末
機6へ送信することによってホスト1に該当情報が存在
することを知らせる所在応答を行う。
【0053】一方、符号36で示す検索においてホスト
1で該当情報が検索できないNOの場合は、ホスト2に
情報検索要求を行い、ホスト2が符号38で示すように
キーワードに応じて情報の検索を行い、ここで該当情報
が検索されたYESの場合は、符号55で示すようにホ
スト2の所在通知制御部53がホスト2に該当情報が存
在することを知らせるためにホスト2の固有番号を用い
て該当ホスト所在電文組立を行い、ホスト1を介して端
末機6へ送信する。
【0054】また、符号38で示す検索において該当情
報が検索できないNOの場合は、次のホストに情報検索
要求を行い、これによって符号40で示すように次のホ
ストにて情報検索が行われ、検索されたYESの場合
は、符号56で示すように第2ホスト2及び第1ホスト
1経由で端末機6へそのホストの固有番号が送信され、
それら固有番号又はNG電文の送信後に回線切断43が
行われる。
【0055】端末機6では、送信されてきたホスト固有
番号からどのホストに該当情報が存在するかが認識でき
る。ここでホスト2に該当情報が存在すると認識された
場合、端末機6は着信待ちの所在ホスト2に対して符号
57で示すようにダイヤル発呼後に検索要求を行う。
【0056】この検索要求(電文)を符号58で示すよ
うに受信したホスト2は、符号59で示すようにアプリ
部20で電文よりキーワードを取り出し、この取り出し
たキーワードに応じて符号60で示すようにデータベー
ス部21から情報(テキスト)の検索を行って、符号6
1で示すように端末機6へ該当情報を送信する。この
後、符号62で示すように回線切断が行われる。
【0057】以上説明した第4実施形態においても第1
実施形態同様の効果を得ることができる。次に、第5実
施形態を図10を参照して説明する。但し、図10に示
す第5実施形態において図6に示した第3実施形態並び
に図8に示した第4実施形態の各部に対応する部分には
同一符号を付し、その説明を省略する。
【0058】図10に示す第5実施形態が図6に示した
第3実施形態と異なる点は、通信制御部13の第1アク
セス待ち制御部49の代わりに第2アクセス待ち制御部
64を設け、また図8に示した所在通知制御部53を設
けた点にある。
【0059】第2アクセス待ち制御部64は、第2回線
切断制御部45によって端末機6との回線接続が切断さ
れたことを検出し、この検出後、同一端末機6からダイ
ヤル発呼があるまで自ホスト固有番号又はNG電文を保
持してアクセス待ち状態とし、同一端末機6からダイヤ
ル発呼があった場合に固有番号又はNG電文を端末機6
へ送信するように制御するものである。
【0060】このような構成の第5実施形態の動作を図
11に示すシーケンス図を参照して行う。但し、図11
において図7及び図9の各部に対応する部分には同一符
号を付し、その説明の一部を省略する。
【0061】即ち、図11に符号36で示すようにデー
タベース部21からの情報(テキスト)検索において該
当情報が検索されたYESの場合、符号55で示す他の
ホストの固有番号がホスト1で受信された場合、或いは
符号42で示すNG電文がホスト1に送信されてきた場
合の何れかの場合に、符号65で示すように第2アクセ
ス待ち制御部64が固有番号又はNG電文を保持してア
クセス待ち状態とする。
【0062】そして、符号51で示すように端末機6か
らダイヤル発呼があった場合に、符号37で示すように
保持固有番号又はNG電文を端末機6へ送信する所在応
答を行い、この後、回線切断43を行う。
【0063】端末機6では、送信されてきたホスト固有
番号からどのホストに該当情報が存在するかが認識でき
るので、ダイヤル発呼57から回線切断62まで前述で
説明したと同様の手順を行って該当情報を得る。
【0064】以上説明した第5実施形態においても第3
実施形態同様の効果を得ることができる。次に、第6実
施形態を図12を参照して説明する。但し、図12に示
す第6実施形態において図4に示した第2実施形態の各
部に対応する部分には同一符号を付し、その説明を省略
する。
【0065】この図12に示す第6実施形態が図4に示
した第2実施形態と異なる点は、通信制御部13に直接
発呼制御部67を設けた点にある。直接発呼制御部67
は、ホスト間検索要求部29の情報検索要求に応じ他の
ホストにおいて該当情報が検索された際に他のホストの
ダイヤル発呼制御部28が端末機6へ直接発呼を行って
該当情報が端末機6へ送信されるように制御するもので
ある。
【0066】このような構成の第6実施形態の動作を図
13に示すシーケンス図を参照して行う。但し、図13
において図5の各部に対応する部分には同一符号を付
し、その説明の一部を省略する。
【0067】符号36で示すようにホスト1における該
当情報が検索されたYES68の場合、符号38で示す
ようにホスト2における該当情報が検索されたYES3
9の場合、符号40で示すように次のホストにて情報検
索が検索されたYES41の場合、NG電文42送信の
場合の何れかにおいて、符号69で示すように電文組立
が行われ、この際、該当情報又はNG電文の所在ホスト
の直接発呼制御部67が、自己のダイヤル発呼制御部2
8が端末機6へ直接ダイヤル発呼70を行って情報応答
71によって該当情報が端末機6へ送信されるように制
御する。ここで該当情報が端末機6へ送信された後、回
線切断72が行われる。
【0068】以上説明した第6実施形態によれば、該当
情報を検索したホストが直接端末機6へ該当情報を送信
するので、第2実施形態よりも更に該当情報の検索速度
を速めることが可能となる。
【0069】次に、第7実施形態を図14を参照して説
明する。但し、図14に示す第7実施形態において図2
7に示した従来例の各部に対応する部分には同一符号を
付し、その説明を省略する。
【0070】この図14に示す第7実施形態の特徴は、
データベース部21に情報インデックスファイル74を
設け、アプリ制御部14にインデックス検索部75を設
けた点にある。
【0071】情報インデックスファイル74は、図15
に示すように、LAN接続された各ホスト1〜3…が各
々データベース部21にどのような情報を保有するか
を、ホストの固有番号毎に情報のインデックスを対応付
けて表したものである。
【0072】図15に示すファイル例では、ホスト1が
A情報、B情報、C情報…を保有することが、ホスト1
の固有番号「1」と情報のインデックス「A」、
「B」、「C」…との対応付けによって表され、ホスト
2がD情報、E情報、F情報…を保有することが、ホス
ト2の固有番号「2」と情報のインデックス「D」、
「E」、「F」…との対応付けによって表され、ホスト
3がG情報、H情報、I情報…を保有することが、ホス
ト3の固有番号「3」と情報のインデックス「G」、
「H」、「I」…との対応付けによって表されている。
【0073】インデックス検索部75は、端末機6から
の検索要求電文に示される情報を検索するためのキーワ
ードに対応するインデックスを、情報インデックスファ
イル74から検索し、この検索されたインデックスに対
応するホスト固有番号を読みだすものである。
【0074】ホスト固有番号が端末機6が検索要求を行
ったホスト(例えば1)のものであれば、ホスト1にお
いて従来どおりの情報検索が行われる。一方、固有番号
が端末機6が検索要求を行った以外のホスト(例えば
2)のものであれば、そのホスト2の固有番号「2」が
通信制御部13の制御によって端末機6へ送信されるよ
うになっている。
【0075】このような構成の第7実施形態の動作を図
16に示すシーケンス図を参照して行う。但し、図16
において図3の各部に対応する部分には同一符号を付
し、その説明の一部を省略する。
【0076】即ち、符号35で示すようにホスト1にお
いて受信電文から例えばD情報を検索するためのキーワ
ードが取り出されると、インデックス検索部75が、情
報インデックスファイル74においてそのキーワードに
対応するインデックス「D」を検索し、この検索された
インデックス「D」に対応するホスト固有番号「2」を
読みだす。
【0077】そして符号77で示すようにその固有番号
「2」のホスト2に情報が存在することを示す該当ホス
ト所在電文を組み立て、符号78で示すように端末機6
へ応答する。
【0078】一方、キーワードに対応するインデックス
が存在しない場合は、何れのホストにも該当情報が存在
しないことを示すNG電文を組み立て、符号78で示す
ように端末機6へ応答する。この後、符号43で示すよ
うに回線切断が行われる。
【0079】端末機6では、送信されてきたホスト固有
番号「2」からホスト2に該当情報が存在する、或いは
NG電文から該当情報が何れのホストにも存在しないこ
とが認識できる。
【0080】ホスト2に該当情報が存在することが認識
された場合は、端末機6は着信待ちの所在ホスト2に対
して符号79で示すようにダイヤル発呼後に検索要求を
行う。
【0081】この検索要求(電文)を符号80で示すよ
うに受信したホスト2は、符号81で示すように電文よ
りキーワードを取り出し、この取り出したキーワードに
応じて符号82で示すようにデータベース部21から情
報(テキスト)の検索を行い、符号83で示すように端
末機6へ該当情報を送信する。この後、符号84で示す
ように回線切断が行われる。
【0082】以上説明した第7実施形態においては、端
末機が任意のホストに情報検索要求を行うことによっ
て、どのホストに該当情報が存在するかが分かるので、
該当情報が存在しない場合にホストを転々として情報を
求める必要がなくなり、その分、検索効率の向上を図る
ことが可能となる。
【0083】次に、第8実施形態を図17を参照して説
明する。但し、図17に示す第8実施形態において図1
4に示した第7実施形態の各部に対応する部分には同一
符号を付し、その説明を省略する。
【0084】この図17に示す第8実施形態が図14に
示した第7実施形態と異なる点は、アプリ制御部14に
該当ホスト認識部86及び該当ホスト検索要求部87を
設け、更に通信制御部13に図2の第1実施形態で説明
したホスト間送受信部26を設けた点にある。
【0085】該当ホスト認識部86は、インデックス検
索部75で得られたホスト固有番号から該当情報が存在
するホストを認識するものである。該当ホスト検索要求
部87は、該当ホスト認識部86で認識されたホストに
対してキーワードによる情報検索を要求する制御を行う
ものである。
【0086】該当ホスト検索要求部87による情報検索
要求はホスト間送受信部26で該当ホストへ送信される
ようになっている。このような構成の第8実施形態の動
作を図18に示すシーケンス図を参照して行う。但し、
図18において図16の各部に対応する部分には同一符
号を付し、その説明の一部を省略する。
【0087】即ち、符号35で示すようにホスト1にお
いて受信電文から例えばD情報を検索するためのキーワ
ードが取り出されると、インデックス検索部75が、情
報インデックスファイル74(図15参照)においてそ
のキーワードに対応するインデックス「D」を検索し、
この検索されたインデックス「D」に対応するホスト固
有番号「2」を読みだす。
【0088】そして、該当ホスト認識部86が、その読
みだされた固有番号「2」から該当情報が存在するホス
ト2を認識し、該当ホスト検索要求部87が、その認識
されたホスト2に対して情報検索を要求する。この情報
検索要求はホスト間送受信部26で該当ホスト2へ送信
される。
【0089】ホスト1からの情報検索要求をホスト間送
受信部26で受信したホスト2は、符号86で示すよう
にデータベース部21からキーワードに応じて該当情報
を検索し、符号87で示すようにその検索された情報の
電文組み立てを行ってホスト1経由で端末機6へ送信す
る。
【0090】以上説明した第8実施形態においては、端
末機が情報検索要求を行ったホストに該当情報が存在し
ない場合でも、そのホストにおいて他のどのホストに該
当情報が存在するかを認識し、ホスト間転送によって該
当情報を得て端末機へ送信することができるので、検索
効率の向上を図ることが可能となる。
【0091】次に、第9実施形態を図19を参照して説
明する。但し、図19に示す第9実施形態において図2
7に示した従来例の各部に対応する部分には同一符号を
付し、その説明を省略する。
【0092】この図19に示す第9実施形態の特徴は、
端末機6に送信先番号付加部89を設け、ホスト1の通
信制御部13に送信先番号認識部90と、ダイヤル発呼
制御部91と、図4の第2実施形態で説明した第2回線
切断制御部45とを設けた点にある。
【0093】送信先番号付加部89は、ホスト1に検索
要求を行う端末機6が、ホスト1で検索された情報が所
望の端末機7(図27参照)へ送信されるようにするた
めに、情報送信先の端末機番号(送信先番号)を、検索
要求電文に付加する制御を行うものである。
【0094】送信先番号認識部90は、端末機6からの
検索要求電文に付加された送信先番号を取り出して認識
するものである。ダイヤル発呼制御部91は、データベ
ース部21から該当情報が検索された後、送信先番号認
識部90で認識された送信先番号の端末機7へダイヤル
発呼を行うものである。
【0095】このような構成の第9実施形態の動作を図
20に示すシーケンス図を参照して行う。但し、図20
において図5の各部に対応する部分には同一符号を付
し、その説明の一部を省略する。
【0096】即ち、符号34で示すようにホスト1が端
末機6からの送信先番号「7」が付加された検索要求電
文を受信すると、第2回線切断制御部45が符号46で
示すように端末機6との回線を切断する。この後、送信
先番号認識部90が、符号92で示すように電文から送
信先番号「7」を取り出して認識する。次に、符号35
で示すように電文からキーワードが取り出され、このキ
ーワードで符号36で示すようにホスト1内の情報が検
索され、この検索情報が符号93で示すように電文とし
て組み立てられる。
【0097】この後、ダイヤル発呼制御部91が、符号
94で示すように送信先番号「7」の端末機7へダイヤ
ル発呼を行う。そして符号95で示す情報応答として検
索情報が端末機7へ送信された後、符号96で示すよう
に端末機7との回線が切断される。
【0098】また、送信先番号付加部89が、ホスト1
に検索要求を行う端末機6が、ホスト1で検索された情
報が、グループである複数の端末機へ送信されるように
するために、情報送信先の複数の送信先番号を検索要求
電文に付加する制御を行うようにしてもよい。
【0099】この場合、送信先番号認識部90が、端末
機6からの検索要求電文に付加された複数の送信先番号
を取り出して認識し、ダイヤル発呼制御部91が、デー
タベース部21から該当情報が検索された後、認識され
た複数の送信先番号の端末機7へ順次ダイヤル発呼を行
い、該当情報が複数の端末機へ送信されることになる。
【0100】以上説明した第9実施形態においては、検
索要求を行った端末機がホストで検索された情報を他の
端末機に送信するように容易に指示することが可能とな
る。次に、第10実施形態を図21を参照して説明す
る。但し、図21に示す第10実施形態において図19
に示した従来例の各部に対応する部分には同一符号を付
し、その説明を省略する。
【0101】この図21に示す第10実施形態が図19
に示した第9実施形態と異なる点は、端末機6に送信先
番号付加部89の代わりにグループ送信要求制御部98
を設け、ホスト1の通信制御部13に送信先番号認識部
90の代わりにグループ送信要求認識部100を設け、
アプリ制御部14に送信先グループ管理部101を設け
た点にある。
【0102】グループ送信要求制御部98は、ホスト1
に検索要求を行う端末機6が、自端末機6が所属するグ
ループである複数の端末機へホスト1での検索情報が送
信されるようにするためのグループ番号を検索要求電文
に付加する制御を行うものである。
【0103】送信先グループ管理部101は、図22に
示す送信先グループ管理テーブル102を有している。
その管理テーブル102には、グループ番号A、B、…
に複数の端末機番号である送信先番号「022,02
3,…」、「011,012,013,015,…」が
対応付けられている。
【0104】グループ送信要求認識部100は、端末機
6からの検索要求電文に付加されたグループ番号に対応
する、検索要求を行った端末機6以外の送信先番号を送
信先グループ管理部101から取り出して認識するもの
である。
【0105】また、この第10実施形態の場合、ダイヤ
ル発呼制御部91は、データベース部21から該当情報
が検索された後、グループ送信要求認識部100で認識
された複数の送信先番号の端末機へダイヤル発呼を行う
ようになっている。
【0106】このような構成の第10実施形態の動作を
図23に示すシーケンス図を参照して行う。但し、図2
3において図20の各部に対応する部分には同一符号を
付し、その説明の一部を省略する。
【0107】即ち、符号34で示すようにホスト1が端
末機6からのグループ番号Aが付加された検索要求電文
を受信すると、第2回線切断制御部45が符号46で示
すように端末機6との回線を切断する。
【0108】この後、グループ送信要求認識部100
が、符号104で示すように電文より情報送信先グルー
プを取り出す。即ち、電文からグループ番号Aを取り出
し、送信先グループ管理部101を参照することによっ
て、そのグループ番号Aに対応する、検索要求を行った
端末機6以外の送信先番号「022,023,…」を認
識する。
【0109】次に、符号35で示すように電文からキー
ワードが取り出され、このキーワードで符号36で示す
ようにホスト1内の情報が検索され、この検索情報が符
号93で示すように電文として組み立てられる。
【0110】この後、ダイヤル発呼制御部91が、ま
ず、符号105で示すように送信先番号「022」の端
末機へダイヤル発呼を行う。そして符号106で示すよ
うに検索情報がその端末機へ送信された後、符号107
で示すようにその端末機との回線が切断される。
【0111】次に、符号108で示すように送信先番号
「023」の端末機へダイヤル発呼が行われ、符号10
9で示すように検索情報がその端末機へ送信された後、
符号110で示すようにその端末機との回線が切断され
る。
【0112】以上説明した第10実施形態においては、
検索要求を行った端末機の所属グループの他の端末機へ
一回の検索要求操作で、ホストで検索された情報を送信
することが可能となる。
【0113】次に、第11実施形態を図24を参照して
説明する。但し、図24に示す第11実施形態において
図14に示した第7実施形態の各部に対応する部分には
同一符号を付し、その説明を省略する。
【0114】この図24に示す第11実施形態が図14
に示した第7実施形態と異なる点は、アプリ制御部14
にインデックス検索部75の代わりに格納インデックス
検索部112を設けると共に、格納ホスト認識部113
及び情報送信制御部114を設け、通信制御部13に既
に説明したホスト間送受信部26及び第2回線切断制御
部45を設けた点にある。
【0115】格納インデックス検索部112は、ホスト
のデータベース部21に格納するための端末機6から送
信されてきた情報を受信し、この受信情報に対応するイ
ンデックスを、情報インデックスファイル74から検索
し、この検索されたインデックスに対応するホスト固有
番号を読みだすものである。
【0116】格納ホスト認識部113は、格納インデッ
クス検索部112で得られたホスト固有番号から受信情
報を格納するホストを認識するものである。情報送信制
御部114は、格納ホスト認識部113で認識されたホ
ストに受信情報を送信する制御を行うものであり、この
制御によって送信される情報はホスト間送受信部26を
介して該当ホストへ送信されるようになっている。
【0117】このような構成の第11実施形態の動作を
図25に示すシーケンス図を参照して行う。符号116
で示すように端末機6がダイヤル発呼を行ってホスト1
と回線接続を行う。次に、117で示すようにデータベ
ース部21に格納する情報をホスト1へ送信する。この
電文(情報)をホスト1が受信すると、第2回線切断制
御部45が符号119で示すように端末機6との回線を
切断する。
【0118】この後、符号120で示すように格納先ホ
ストが認識される。即ち、格納インデックス検索部11
2が受信情報に対応するインデックスを、情報インデッ
クスファイル74から検索し、この検索されたインデッ
クスに対応するホスト固有番号を読みだし、更に格納ホ
スト認識部113が、格納インデックス検索部112で
得られたホスト固有番号から受信情報を格納するホスト
を認識する。
【0119】次に符号121で示すように、情報送信制
御部114が、その認識されたホストに受信情報を送信
する制御を行うことによってその情報がホスト間送受信
部26を介して該当ホストへ送信され、該当ホストのデ
ータベース部21に格納される。
【0120】以上説明した第11実施形態においては、
端末機がホストに格納する情報を1つのホストに送信す
るのみで、その情報と同種類の情報を格納する他のホス
トにホスト間転送によって転送し、格納することが可能
となる。
【0121】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の情報伝送
ネットワークシステムによれば、端末機がネットワーク
化された複数のホストから効率よく所望の情報を得るこ
とができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の第1実施形態によるホストコンピュー
タの特徴構成要素を示すブロック構成図である。
【図3】第1実施形態動作説明シーケンス図である。
【図4】本発明の第2実施形態によるホストコンピュー
タの特徴構成要素を示すブロック構成図である。
【図5】第2実施形態動作説明シーケンス図である。
【図6】本発明の第3実施形態によるホストコンピュー
タの特徴構成要素を示すブロック構成図である。
【図7】第3実施形態動作説明シーケンス図である。
【図8】本発明の第4実施形態によるホストコンピュー
タの特徴構成要素を示すブロック構成図である。
【図9】第4実施形態動作説明シーケンス図である。
【図10】本発明の第5実施形態によるホストコンピュ
ータの特徴構成要素を示すブロック構成図である。
【図11】第5実施形態動作説明シーケンス図である。
【図12】本発明の第6実施形態によるホストコンピュ
ータの特徴構成要素を示すブロック構成図である。
【図13】第6実施形態動作説明シーケンス図である。
【図14】本発明の第7実施形態によるホストコンピュ
ータの特徴構成要素を示すブロック構成図である。
【図15】情報インデックスファイル図である。
【図16】第7実施形態動作説明シーケンス図である。
【図17】本発明の第8実施形態によるホストコンピュ
ータの特徴構成要素を示すブロック構成図である。
【図18】第8実施形態動作説明シーケンス図である。
【図19】本発明の第9実施形態によるホストコンピュ
ータの特徴構成要素を示すブロック構成図である。
【図20】第9実施形態動作説明シーケンス図である。
【図21】本発明の第10実施形態によるホストコンピ
ュータの特徴構成要素を示すブロック構成図である。
【図22】送信先グループ管理テーブル図である。
【図23】第10実施形態動作説明シーケンス図であ
る。
【図24】本発明の第11実施形態によるホストコンピ
ュータの特徴構成要素を示すブロック構成図である。
【図25】第11実施形態動作説明シーケンス図であ
る。
【図26】情報伝送ネットワークシステム図である。
【図27】従来のホストコンピュータのブロック構成図
である。
【符号の説明】
1〜4 ホストコンピュータ 6 端末機 9 公衆網 26 送受信手段 29 検索要求手段

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リンク接続された複数のホストコンピュ
    ータに公衆網を介して端末機が検索要求を行い、この要
    求に応じて該ホストコンピュータがデータベース手段か
    ら情報検索を行い該当情報を該端末機へ送信する情報伝
    送ネットワークシステムにおいて、 前記ホストコンピュータに、 前記該当情報が検索できない場合に、他のホストコンピ
    ュータへ情報検索要求を行う検索要求手段と、 該検索要求手段からの情報検索要求及びこの情報検索要
    求に応じた検索情報をホストコンピュータ間で送受信す
    る送受信手段とを具備し、 前記他のホストコンピュータにおいて該当情報が検索さ
    れた際に最初に検索要求が行われたホストコンピュータ
    を介して前記端末機へ該当情報を送信することを特徴と
    する情報伝送ネットワークシステム。
  2. 【請求項2】 前記ホストコンピュータに、前記端末機
    からの検索要求受信時刻から所定時間経過時に該端末機
    と該ホストコンピュータとの回線切断を行う第1回線切
    断制御手段と、該回線切断後、該当情報が検索された際
    に該端末機へ発呼を行って回線を接続するダイヤル発呼
    制御手段とを具備したことを特徴とする請求項1記載の
    情報伝送ネットワークシステム。
  3. 【請求項3】 前記ホストコンピュータに、前記端末機
    からの検索要求受信後に該端末機と該ホストコンピュー
    タとの回線切断を行う第2回線切断制御手段と、該回線
    切断後、該当情報が検索された際に該端末機へ発呼を行
    って回線を接続するダイヤル発呼制御手段とを具備し、
    前記回線切断時に情報検索を行うことを特徴とする請求
    項1記載の情報伝送ネットワークシステム。
  4. 【請求項4】 前記ダイヤル発呼制御手段の代わりに、
    前記第2回線切断制御手段による回線切断を検出し、こ
    の検出後、同一端末機からダイヤル発呼があるまで検索
    情報を保持する制御を行う第1アクセス待ち制御手段と
    を具備することを特徴とする請求項3記載の情報伝送ネ
    ットワークシステム。
  5. 【請求項5】 前記ホストコンピュータに、前記該当情
    報が検索された際に、自ホストコンピュータに該当情報
    が存在することを自ホスト固有番号で前記端末機へ知ら
    せる所在通知制御手段を具備したことを特徴とする請求
    項1記載の情報伝送ネットワークシステム。
  6. 【請求項6】 前記ホストコンピュータに、前記端末機
    からの検索要求受信後に該端末機と該ホストコンピュー
    タとの回線切断を行う第2回線切断制御手段と、該第2
    回線切断制御手段による回線切断を検出し、この検出
    後、同一端末機からダイヤル発呼があるまで前記自ホス
    ト固有番号を保持する制御を行う第2アクセス待ち制御
    手段とを具備することを特徴とする請求項5記載の情報
    伝送ネットワークシステム。
  7. 【請求項7】 前記ホストコンピュータに、前記検索要
    求手段の情報検索要求に応じ他のホストコンピュータに
    おいて該当情報が検索された際に該他のホストコンピュ
    ータの前記ダイヤル発呼制御手段が前記端末機へ直接発
    呼を行って該当情報が送信されるように制御する直接発
    呼制御手段を具備したことを特徴とする請求項2又は3
    記載の情報伝送ネットワークシステム。
  8. 【請求項8】 リンク接続された複数のホストコンピュ
    ータに公衆網を介して端末機が検索要求を行い、この要
    求に応じて該ホストコンピュータがデータベース手段か
    ら情報検索を行い該当情報を該端末機へ送信する情報伝
    送ネットワークシステムにおいて、 前記ホストコンピュータに、 複数のホストコンピュータの固有番号毎に、ホストコン
    ピュータの各々が保有する情報のインデックスが対応付
    けられ、各ホストコンピュータの保有情報が表された情
    報インデックスファイルと、 前記端末機からの検索要求に対応する情報のインデック
    スを、該情報インデックスファイルから検索し、この検
    索されたインデックスに対応する固有番号を読みだすイ
    ンデックス検索手段とを具備し、 該インデックス検索手段によって読みだされた固有番号
    を前記端末機へ送信することを特徴とする情報伝送ネッ
    トワークシステム。
  9. 【請求項9】 前記ホストコンピュータに、 前記インデックス検索手段で得られた前記固有番号のホ
    ストコンピュータを認識する該当ホスト認識手段と、こ
    の該当ホスト認識手段で認識されたホストコンピュータ
    に対して情報検索を要求する該当ホスト検索要求手段
    と、この該当ホスト検索要求手段での情報検索要求を該
    当ホストへ送信すると共に、該情報検索要求を受信する
    ホスト間送受信手段とを具備したことを特徴とする請求
    項8記載の情報伝送ネットワークシステム。
  10. 【請求項10】 リンク接続された複数のホストコンピ
    ュータに公衆網を介して端末機が検索要求を行い、この
    要求に応じて該ホストコンピュータがデータベース手段
    から情報検索を行い該当情報を該端末機へ送信する情報
    伝送ネットワークシステムにおいて、 前記端末機に、 他の端末機番号をホストへの検索要求に付加する送信先
    番号付加手段を具備し、 前記ホストコンピュータに、 前記端末機からの検索要求受信後に該端末機と該ホスト
    コンピュータとの回線切断を行う回線切断制御手段と、 該検索要求に付加された端末機番号を認識する送信先番
    号認識手段と、 前記該当情報の検索後に、該認識された端末機番号の端
    末機へ発呼を行う発呼制御手段とを具備し、 該発呼制御手段の発呼によって回線接続された端末機へ
    前記該当情報を送信することを特徴とする情報伝送ネッ
    トワークシステム。
  11. 【請求項11】 前記送信先番号付加手段が、他の複数
    の端末機番号をホストへの検索要求に付加し、前記送信
    先番号認識手段が、該検索要求に付加された複数の端末
    機番号を認識し、前記発呼制御手段が、前記該当情報の
    検索後に、該認識された複数の端末機番号の端末機へ発
    呼を行うようにし、該発呼制御手段の発呼によって順次
    回線接続される複数の端末機へ前記該当情報を送信する
    ようにしたことを特徴とする請求項10記載の情報伝送
    ネットワークシステム。
  12. 【請求項12】 リンク接続された複数のホストコンピ
    ュータに公衆網を介して端末機が検索要求を行い、この
    要求に応じて該ホストコンピュータがデータベース手段
    から情報検索を行い該当情報を該端末機へ送信する情報
    伝送ネットワークシステムにおいて、 前記端末機に、 グループ番号をホストへの検索要求に付加する送信先番
    号付加手段を具備し、 前記ホストコンピュータに、 前記端末機からの検索要求受信後に該端末機と該ホスト
    コンピュータとの回線切断を行う回線切断制御手段と、 グループ番号に複数の送信先番号を対応付けて管理する
    送信先グループ管理手段と、 該検索要求に付加されたグループ番号に対応する複数の
    送信先番号を該送信先グループ管理手段を参照して認識
    するグループ送信要求認識手段と、 前記該当情報の検索後に、該認識された複数の端末機番
    号の端末機へ発呼を行う発呼制御手段とを具備し、 該発呼制御手段の発呼によって回線接続された複数の端
    末機へ前記該当情報を送信することを特徴とする情報伝
    送ネットワークシステム。
  13. 【請求項13】 前記インデックス検索手段の代わり
    に、前記ホストコンピュータに格納するための前記端末
    機からの情報を受信し、この受信情報に対応するインデ
    ックスを、前記情報インデックスファイルから検索し、
    この検索されたインデックスに対応するホストコンピュ
    ータの固有番号を読みだす格納インデックス検索手段を
    具備すると共に、該固有番号から該受信情報の格納先ホ
    ストコンピュータを認識する格納ホスト認識手段と、該
    格納先ホストコンピュータに該受信情報を送信する情報
    送信制御手段とを具備したことを特徴とする請求項8記
    載の情報伝送ネットワークシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2002089111A1 (fr) * 2001-04-17 2002-11-07 Kabushiki Kaisha Kenwood Systeme de transfert d'informations sur un attribut, par exemple, de disque compact

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002089111A1 (fr) * 2001-04-17 2002-11-07 Kabushiki Kaisha Kenwood Systeme de transfert d'informations sur un attribut, par exemple, de disque compact
US7339104B2 (en) 2001-04-17 2008-03-04 Kabushiki Kaisha Kenwood System for transferring information on attribute of, for example, CD

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