JPH09297256A - カメラ鏡筒及びその製造方法 - Google Patents

カメラ鏡筒及びその製造方法

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JPH09297256A
JPH09297256A JP10969396A JP10969396A JPH09297256A JP H09297256 A JPH09297256 A JP H09297256A JP 10969396 A JP10969396 A JP 10969396A JP 10969396 A JP10969396 A JP 10969396A JP H09297256 A JPH09297256 A JP H09297256A
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JP
Japan
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liquid crystalline
lens barrel
iii
resin
camera
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Application number
JP10969396A
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English (en)
Inventor
Yoshiki Makabe
芳樹 真壁
Seiichi Nakamura
清一 中村
Shunei Inoue
俊英 井上
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 成形性が良好で、機械特性、寸法精度に優れ
たカメラ鏡筒とその製造方法を提供する。 【解決手段】 カメラ鏡筒の鏡筒本体(1,3,4,1
1)が液晶性樹脂で成形されてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は成形性、機械特性、
寸法精度に優れたカメラ鏡筒及びその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、カメラの機構にはオートフォーカ
ス機能やVTRカメラのようにズーム機能が取り入れら
れ、そのため鏡筒の中に多くのレンズ群が納められ、解
像度が高くなっている。このカメラ鏡筒は、通常はアル
ミニウムなどの金属で形成されているが、これをプラス
チックで構成することも試みられるようになっている。
例えば、特開平1−259039号公報には、特定のガ
ラス繊維を含んだポリカーボネート樹脂或いはポリフェ
ニレンオキサイド樹脂によって鏡筒本体を製造すること
が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、アルミニウム
製の鏡筒は錆びやすいこと、成形加工性が良くないため
に量産性が悪いこと、しかも重いという種々の問題があ
った。特開平1−259039号公報に記載のカメラ鏡
筒は、このような欠点を改良しようとしたものである
が、ポリカーボネート樹脂やポリフェニレンオキサイド
樹脂では、成形品の真円度やねじ形状の寸法精度が不良
であると共に、剛性が不足して変形しやすいこと、レン
ズとの熱膨張係数が大きく異なるため僅かなクリアラン
スで回動させることが困難であるなどの欠点があり、実
用に供するにはかなりの問題がある。
【0004】本発明の目的は、上述した従来の問題を解
消し、成形性が良好であると共に強度などの機械特性に
優れ、しかも成形品の真円度等の寸法精度に優れた軽量
な樹脂製のカメラ鏡筒及びその製造方法を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のカメラ鏡筒は、
鏡筒本体が液晶性樹脂で成形されてなることを特徴とす
るものである。また、本発明によるカメラ鏡筒の製造方
法は、液晶性樹脂により鏡筒本体を成形することを特徴
とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態からな
るVTRカメラの鏡筒部分をレンズを組み込んだ状態に
して示す縦断面図である。前端のフォーカスレンズ鏡筒
1には第1レンズ群2が固定され、その後端にねじが切
られ、本体鏡筒3のねじと螺合している。本体鏡筒3の
内側にはカム枠4が回動自在に嵌合され、そのカム枠4
に固定されたカムホロア5には2群移動枠6及び3群移
動枠7が固定されている。2群移動枠6には第2レンズ
群8が固定され、3群移動枠7には補正レンズ9が固定
されている。10は本体鏡筒3に固定された固定レンズ
である。本体鏡筒3の後端には後部鏡筒11が接続さ
れ、第3レンズ群12を固定している。
【0007】上記VTRカメラの鏡筒部分において、フ
ォーカスレンズ鏡筒1、本体鏡筒3、後部鏡筒11及び
カム枠4が、それぞれ本発明のカメラ鏡筒に相当してい
る。本発明において、これら鏡筒或いは枠のすべてを液
晶性樹脂で成形するようにしても良いし、これらのうち
の一部を液晶性樹脂で成形するようにしてもよい。本発
明のカメラ鏡筒は、上述したVTRカメラ用として好適
であるが、写真撮影用カメラ、その他同様の機構を有す
るカメラ機器の鏡筒に適用することができる。
【0008】以下、本発明のカメラ鏡筒の本体の成形に
使用する液晶性樹脂について説明する。本発明における
液晶性樹脂は、溶融時に異方性溶融相を形成し得る樹脂
であり、ポリエステル及び/またはポリエステルアミド
が好ましく、さらに全芳香族の液晶性ポリエステル、全
芳香族の液晶性ポリエステルアミド、エチレンジオキシ
単位を有する液晶性ポリエステル及びエチレンジオキシ
単位を有する液晶性ポリエステルアミドから選ばれたも
のであることが好ましい。
【0009】例えば、具体的には、全芳香族、好ましく
はナフタレン環を有する液晶性ポリエステル、全芳香
族、好ましくはナフタレン環を有する液晶性ポリエステ
ルアミド、エチレンジオキシド単位を有する液晶性ポリ
エステル、エチレンジオキシ単位を有する液晶性ポリエ
ステルアミドである。液晶性ポリエステルの好ましい例
としては下記の(I), (III)及び(IV)の構造単位か
らなる液晶性ポリエステル、(I), (II)及び(IV)の
構造単位からなる液晶性ポリエステル、または、(I),
(II),(III)及び(IV)の構造単位からなる液晶性ポ
リエステルを挙げることができる。
【0010】
【化5】 (ただし式中のR1 は、
【0011】
【化6】 から選ばれた1種以上の基を示し、R2 は、
【0012】
【化7】 から選ばれた1種以上の基を示す。また、式中Xは水素
原子または塩素原子を示し、構造単位(II)及び(III)
の合計と構造単位(IV)は実質的に等モルである。)
【0013】上記構造単位(I)はp−ヒドロキシ安息
香酸から生成したポリエステルの構造単位であり、(I
I) は4, 4′−ジヒドロキシビフェニル、3,3′,
5,5′−テトラメチル−4,4′−ジヒドロキシビフ
ェニル、ハイドロキノン、t−ブチルハイドロキノン、
フェニルハイドロキノン、2,6−ジヒドロキシナフタ
レン、2,7−ジヒドロキシナフタレン、2,2−ビス
(4−ヒドロキシフェニル)プロパン及び4,4′−ジ
ヒドロキシジフェニルエーテルから選ばれた芳香族ジヒ
ドロキシ化合物から生成した構造単位を、構造単位(II
I)はエチレングリコールから生成した構造単位を、構造
単位(IV) はテレフタル酸、イソフタル酸、4,4′−
ジフェニルジカルボン酸、2,6′−ナフタレンジカル
ボン酸、1,2−ビス(フェノキシ)エタン−4,4′
−ジカルボン酸、1,2−ビス(2−クロルフェノキ
シ)エタン−4,4′−ジカルボン酸及び4,4′−ジ
フェニルエーテルジカルボン酸から選ばれた芳香族ジカ
ルボン酸から生成した構造単位を示す。これらのうちR
1
【0014】
【化8】 であり、R2
【0015】
【化9】 であるものが特に好ましい。また、液晶性ポリエステル
アミドとしては上記構造単位(I)〜(IV)以外にp−
アミノフェノールから生成したp−イミノフェノキシ単
位を含有した異方性溶融相を形成するポリエステルアミ
ドが好ましい。
【0016】本発明に好ましく使用できる液晶性ポリエ
ステルは上記構造単位 (I), (II)及び (IV) 、または
(I), (II), (III)及び(IV) からなる共重合体であ
り、上記構造単位(I), (II), (III)及び(IV) の共重
合量は任意である。しかし、流動性の点から次の共重合
量であることが好ましい。すなわち、上記構造単位(II
I) を含む場合は、耐熱性、難燃性及び機械的特性の点
から上記構造単位(I) 及び(II) の合計は、(I)、
(II)及び(III)の合計の60〜95モル%が好まし
く、75〜93モル%がより好ましい。また、構造単位
(III)は(I)、(II)及び(III) の合計の40〜5
モル%が好ましく、25〜7モル%がより好ましい。ま
た、構造単位(I)と(II)のモル比〔(I)/(I
I)〕は耐熱性と流動性のバランスの点から好ましくは
75/25〜95/5であり、より好ましくは78/2
2〜93/7である。また、構造単位(IV)は構造単位
(II)及び(III)の合計と実質的に等モルである。
【0017】一方、上記構造単位(III)を含まない場合
は流動性の点から上記構造単位(I)は、(I)及び
(II)の合計の40〜90モル%であることが好まし
く、60〜88モル%であることが特に好ましく、構造
単位(IV)は構造単位(II)と実質的に等モルである。
さらに本発明に使用する液晶性ポリエステル樹脂は、示
差熱量測定による結晶融解熱量が1.5J/g以上のも
のが好ましい。
【0018】また、融点(Tm,℃) が下記(1)式を
満足し、対数粘度が1.0〜3.0dl/gであるものが
好ましい。 −10<Tm−0.769x2 +8.20x−401.5<10 …(1) (ここに、(1)式中のxは構造単位(III)の(I)、
(II)及び(III) の合計に対する割合(モル%)を示
す。) なお、本発明で好ましく使用される上記液晶性ポリエス
テルを重縮合する際には、上記構造単位(I)〜(IV)
を構成する成分以外に、3,3′−ジフェニルジカルボ
ン酸、2,2′−ジフェニルジカルボン酸などの芳香族
ジカルボン酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン
酸、ドデカンジオン酸などの脂肪族ジカルボン酸、ヘキ
サヒドロテレフタル酸などの脂環式ジカルボン酸、クロ
ルハイドロキノン、メチルハイドロキノン、4,4′−
ジヒドロキシジフェニルスルホン、4,4′−ジヒドロ
キシジフェニルスルフィド、4,4′−ジヒドロキシベ
ンゾフェノン等の芳香族ジオール、1,4−ブタンジオ
ール、1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコ
ール、1,4−シクロヘキサンジオール、1,4−シク
ロヘキサンジメタノール等の脂肪族、脂環式ジオール及
びm−ヒドロキシ安息香酸、2,6−ヒドロキシナフト
エ酸などの芳香族ヒドロキシカルボン酸及びp−アミノ
フェノール、p−アミノ安息香酸などを小割合の範囲で
さらに共重合させることができる。
【0019】例えば、上記の好ましく用いられる液晶性
ポリエステルの製造において、上記構造単位(III)を含
まない場合は下記(1)及び(2)、構造単位(III)を
含む場合は(3)の製造方法が好ましく挙げられる。 (1)p−アセトキシ安息香酸及び4,4′−ジアセト
キシビフェニル、4,4′−ジアセトキシベンゼンなど
の芳香族ジヒドロキシ化合物のジアシル化物とテレフタ
ル酸などの芳香族ジカルボン酸から脱酢酸重縮合反応に
よって製造する方法。
【0020】(2)p−ヒドロキシ安息香酸及び4,
4′−ヒドロキシビフェニルハイドロキノンなどの芳香
族ジヒドロキシ化合物、テレフタル酸などの芳香族ジカ
ルボン酸に無水酢酸を反応させて、フェノール性水酸基
をアシル化した後、脱酢酸重縮合反応によって製造する
方法。 (3)ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル
のポリマ、オリゴマまたはビス(β−ヒドロキシエチ
ル)テレフタレートなどの芳香族ジカルボン酸のビス
(β−ヒドロキシエチル)エステルの存在下で(1)ま
たは(2)の方法により製造する方法。
【0021】これらの重縮合反応は無触媒でも進行する
が、酢酸第一錫、テトラブチルチタンネート、酢酸カリ
ウム及び酢酸ナトリウム、三酸化アンチモン、金属マグ
ネシウムなどの金属化合物を添加した方が好ましいとき
もある。本発明における液晶性樹脂は、ペンタフルオロ
フェノール中で対数粘度を測定することが可能なものも
あり、その際には0.1g/dlの濃度で60℃で測定し
た値で0.5dl/g以上が好ましく、特に上記構造単位
(III)を含む場合は1.0〜3.0dl/gが好ましく、
上記構造単位(III)を含まない場合は2.0〜10.0
dl/gが好ましい。
【0022】また、本発明における液晶性樹脂の溶融粘
度は1〜2000Pa・sが好ましく、特に2〜100
0Pa・sがより好ましい。ここで、溶融粘度は、融点
+10℃の条件で剪断速度1000/秒の条件下で直径
1mm、長さ(l)≧5mmの毛細管を用いた高圧式毛
管粘度計により測定した値である。また、融点とは、示
差熱量測定において、樹脂を室温から20℃/分の昇温
条件で測定した際に観察される吸熱ピーク温度(Tm
l)の観測後、Tml+20℃の温度で5分間保持した
後、20℃/分の降温条件で室温まで一旦冷却した後、
再度20℃/分の昇温条件で測定した際に観察される吸
熱ピーク温度(Tm2)を指す。
【0023】本発明における液晶性樹脂には充填剤を含
有させることができる。その充填剤としては特に限定さ
れないが、例えば、ガラス繊維、炭素繊維、アラミド繊
維、チタン酸カリウム繊維、シリカ、タルク、クレー、
マイカ、ガラスビーズ、ベントナイト、炭酸カルシウ
ム、酸化カルシウム、アルミナ、硫酸カルシウム、硫酸
バリウム、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、ハイドロタル
サイト等があげられ、中でもガラス繊維が好ましい。ま
た、ガラス繊維はシランカップリング剤等で処理された
ものが好ましい。
【0024】充填剤の配合量は、好ましくは液晶性樹脂
100重量部に対して5〜300重量部、さらに好まし
くは10〜200重量部である。本発明においては、さ
らに、カーボンブラックを配合することができ、用い得
るカーボンブラックとしては特に限定されるものではな
いが、得られる組成物の機械的性質の点からpHが3〜
10が好ましく、pHが5〜9のものが特に好ましく使
用できる。カーボンブラックの配合量は、好ましくは液
晶樹脂100重量部に対して0.01〜10重量部、さ
らに好ましくは0.05〜5重量部である。
【0025】本発明においては、さらに、オレフィン系
重合体を配合することができる。オレフィン系重合体と
してはポリエチレン、ポリプロピレン、エチレンと炭素
数が3以上のα−オレフィンからなる共重合体、プロピ
レン及び炭素数が4以上のα−オレフィンからなる共重
合体、エチレンと炭素数が3以上のα−オレフィン及び
非共役ジエンからなる共重合体から選ばれた1種以上の
ものである。
【0026】炭素数が3以上のα−オレフィンとして
は、好ましくはプロピレン、ブテン−1、ペンテン−
1、3−メチルペンテン−1、オクタセン−1などであ
り、プロピレン及びブテン−1がさらに好ましく、これ
らは2種以上併用して使用できる。炭素数が4以上のα
−オレフィンとしては上記炭素数が3以上のα−オレフ
ィンのうちプロピレンを除いたものが挙げられ、これら
は2種以上併用して使用できる。
【0027】非共役ジエンとしては、好ましくは5−エ
チリデン−2−ノルボルネン、ジシクロペンタジエン、
1,4−ヘキサジエン等が使用できる。エチレンと炭素
数が3以上のα−オレフィンからなる共重合体における
エチレンと炭素数が3以上のα−オレフィンの共重合比
は通常、40/60〜99/1(モル比)、好ましくは
70/30〜95/5(モル比)である。
【0028】エチレンと炭素数が3以上のα−オレフィ
ン及び非共役ジエンからなる共重合体におけるエチレン
の共重合量は、通常、5〜96.9モル%、好ましくは
30〜84.5モル%であり、炭素数が3以上のα−オ
レフィンの共重合量は、通常、3〜80モル%、好まし
くは15〜60モル%であり、非共役ジエンの共重合量
は、通常、0.1〜15モル%、好ましくは0.5〜1
0モル%である。また、プロピレンと炭素数が4以上の
α−オレフィン及び非共役ジエンからなる共重合体にお
けるプロピレンの共重合量は、通常5〜96.9モル
%、好ましくは30〜84.5モル%であり、炭素数が
3以上のα−オレフィンの共重合量は、通常3〜80モ
ル%、好ましくは15〜60モル%であり、非共役ジエ
ンの共重合量は、通常0.1〜15モル%、好ましくは
0.5〜10モル%である。
【0029】これらの共重合体の具体例としてはエチレ
ン/プロピレン共重合体、エチレン/ブテン−1共重合
体、エチレン/ペンテン−1共重合体、エチレン/プロ
ピレン/ブテン−1共重合体、プロピレン/ペンテン−
1共重合体、プロピレン/ブテン−1共重合体、エチレ
ン/プロピレン/5−エチリデン−2−ノルボルネン共
重合体、エチレン/プロピレン/1,4−ヘキサジエン
共重合体、プロピレン/ブテン−1/1,4−ヘキサジ
エン共重合体、エチレン/プロピレン/ジシクロペンタ
ジエン共重合体などであり、なかでもエチレン/プロピ
レン共重合体及びエチレン/ブテン−1共重合体が耐熱
性に優れより好ましい。
【0030】上記オレフィン系重合体は2種以上を併用
することもできる。また、これらのオレフィン系重合体
は、得られる組成物の流動性の観点から、エポキシ基、
カルボン酸基などを含有する単量体が共重合されていな
いほうが好ましい。上記オレフィン系重合体の重量平均
分子量は、10,000〜600,000、好ましくは
30,000〜500,000、さらに好ましくは10
0,000〜450,000の範囲にあることが望まし
い。ここで、重量平均分子量は、ゲル浸透クロマトグラ
フ(GPC)方により測定することができる。代表的な
溶媒としてo−ジクロロベンゼンを使用し、分子量既知
の単分散ポリスチレンを基準にして分子量を測定でき
る。
【0031】上記オレフィン系重合体の添加量は、液晶
性樹脂100重量部に対して0.01〜10重量部が好
ましく、特に0.1〜5重量部が好ましい。本発明にお
いては、液晶性樹脂にさらに、難燃剤を配合することが
でき、用い得る難燃剤としては公知の有機臭素化合物を
含み、特に臭素含有量20重量%以上のものが好まし
い。
【0032】具体的には、ヘキサブロモベンゼン、ペン
タブロモトルエン、ヘキサブロモビフェニル、デカブロ
モビフェニル、ヘキサブロモシクロデカン、デカブロモ
ジフェニルエーテル、オクタブロモジフェニルエーテ
ル、ヘキサブロモジフェニルエーテル、ビス(ペンタブ
ロモフェノキシ)エタン、エチレンビス(テトラブロモ
フタルイミド)、テトラブロモビスフェノールAを原料
として製造されたポリカーボネートオリゴマーあるいは
そのビスフェノールとの共重合物、臭素化エポキシ化合
物(例えば臭素化ビスフェノールAとエピクロルヒドリ
ンとの反応によって得られるモノエポキシ化合物)、ポ
リ(臭素化ベンジルアクリレート)、臭素化ポリフェニ
レンエーテル、臭素化ビスフェノールAシアヌル及び臭
素化フェノールの縮合物、臭素化ポリスチレン、架橋臭
素化ポリスチレン、架橋臭素化ポリα−メチルスチレン
などのハロゲン化されたポリマーやオリゴマーあるい
は、これらの混合物が挙げられ、なかでもエチレンビス
(テトラブロモフタルイミド)、臭素化エポキシオリゴ
マーまたはポリマー、臭素化ポリスチレン、架橋臭素化
ポリスチレン、臭素化ポリフェニレンエーテル及び臭素
化ポリカーボネートが好ましく、臭素化ポリスチレンが
最も好ましく使用できる。
【0033】臭素化ポリスチレンとしてはラジカル重合
またはアニオン重合によって得られたポリスチレンを臭
素化することによっで製造された臭素化ポリスチレン及
び架橋臭素化ポリスチレン、あるいは臭素化スチレンモ
ノマをラジカル重合またはアニオン重合、好ましくはラ
ジカル重合によって製造されたポリ臭素化スチレンなど
が挙げられるが、とりわけ臭素化スチレンモノマから製
造したポリ臭素化スチレンが好ましい。
【0034】ここでいう臭素化スチレンモノマとはスチ
レンモノマ1個あたり、その芳香環に2〜3個の臭素原
子が置換反応により導入されたものが好ましく、二臭素
化スチレン及び/又は三臭素化スチレンの他に一臭素化
スチレンなどを含んでいてもよい。上記ポリ臭素化スチ
レンは二臭素化スチレン及び/又は三臭素化スチレン単
位を60重量%以上含有しているものが好ましく、70
重量%以上含有しているものがより好ましい。二臭素化
スチレン及び/又は三臭素化スチレン以外に一臭素化ス
チレンを40重量%以下、好ましくは30重量%以下共
重合したポリ臭素化スチレンであってもよい。このポリ
臭素化スチレンの重量平均分子量は1×10 4 〜15×
104 がより好ましい。なお、この重量平均分子量はゲ
ル浸透クロマトグラフ(GPC)を用いて測定した値で
あり、代表的な溶媒としてテトラヒドロフラン(TH
F)を使用し、分子量既知の単分散ポリスチレンを基準
にして分子量を測定したものである。
【0035】架橋臭素化ポリスチレンとしては、ジビニ
ルベンゼンで架橋された多孔質ポリスチレンを臭素化し
たポリスチレンが好ましい。これらの有機臭素化物の配
合量は、液晶性樹脂100重量部当り、0.5〜60重
量部、特に1〜30重量部が好適である。また、本発明
の液晶性樹脂成形品において有機臭素化物は成形前の樹
脂組成物中に平均径25μm以下で分散していることが
好ましく、2.0μm以下で分散していることがより好
ましい。この分散径は樹脂組成物を薄片状に切断し、透
過型電子顕微鏡(TEM)を用い、任意の100個の粒
子の等価直径を平均することにより求めることができ
る。
【0036】本発明の樹脂組成物には、必要に応じて、
本発明の目的を損なわない程度の量の、熱可塑性樹脂、
添加剤を配合することができる。本発明のカメラ鏡筒は
射出成形法で成形するが、好ましい射出成形法として
は、例えば液晶性樹脂の融点30℃から融点+50℃の
範囲に設定されたインライン型射出成形機に樹脂を供給
し、金型温度を約70℃から150℃の温度条件に設定
した成形品の金型に射出成形する方法が推奨される。
【0037】
【実施例】
合成例1 留出管、攪拌翼を備えた反応容器に、p−ヒドロキシ安
息香酸994.5重量部、4,4′−ジヒドロキシビフ
ェニル125.7重量部、テレフタル酸117.7重量
部、固有粘度が約0.6のポリエチレンテレフタレート
216.2重量部及び無水酢酸960.2重量部を仕込
み、次の条件で脱酢酸重合を行った。
【0038】まず、窒素雰囲気下に130〜150℃で
4時間反応させた後、2.5時間かけて250℃まで昇
温し、さらに250℃で2.5時間反応を続けた。さら
に、2時間かけて系内温度を320℃まで昇温させた
後、1.5時間で系内を0.3mmHgまで減圧し、さらに
30分間反応を続け重縮合を完結させた。上記の反応の
結果、ベージュ色の液晶ポリエステル樹脂(A−1)が
得られた。
【0039】このポリマの融点をパーキンエルマー社製
DSC−7型を用いて、昇温速度20℃/分の条件で測
定したところ、Tmは314℃、結晶融解熱量は2.3
J/gであった。また、このポリマの液晶開始温度は2
95℃であった。なお、このポリマの対数粘度は1.8
dl/gであり、溶融粘度は324℃、ずり速度1000
(1/秒)で52Pa・sと流動性が極めて良好であっ
た。
【0040】合成例2 p−ヒドロキシ安息香酸994.5重量部、6−ヒドロ
キシ−2−ナフトエ酸501.1重量部、及び、無水酢
酸1108重量部を仕込み、合成例1と同様の方法で3
30℃まで昇温して脱酢酸重合反応させた結果、ベージ
ュ色の液晶ポリエステル樹脂(A−2)が得られた。
【0041】このポリマのTmは280℃、結晶融解熱
は1.1J/g、また、このポリマの液晶開始温度は2
65℃であった。なお、このポリマの対数粘度は5.5
dl/gであり、溶融粘度は290℃、ずり速度1000
(1/秒)で53Pa・sであった。 合成例3 p−アセトキシ安息香酸1297重量部、固有粘度が約
0.6のポリエチレンテレフタレート345.9重量部
を仕込み、合成例1と同様の方法で300℃まで昇温し
て脱酢酸重合反応させた結果、ベージュ色の液晶ポリエ
ステル樹脂(A−3)が得られた。
【0042】このポリマのTmは284℃、結晶融解熱
は0.8J/g、また、このポリマの液晶開始温度は2
65℃であった。なお、このポリマの対数粘度は0.7
dl/gであり、溶融粘度は294℃、ずり速度1000
(1/秒)で50Pa・sであった。 実施例1〜3、比較例1〜3 樹脂A−1〜A〜6のそれぞれ70重量部に対してガラ
ス繊維30重量部を溶融混練し、それぞれの樹脂組成物
で下記に記載の真円度及び剛性の測定を行った。その結
果を表1に示す。
【0043】A−1:合成例1において製造した液晶ポ
リエステル樹脂 A−2:合成例2において製造した液晶ポリエステル樹
脂 A−3:合成例3において製造した液晶ポリエステル樹
脂 A−4:“トレリナ”M2588(東レ社製PPS樹
脂) A−5:“東レPBT樹脂”1200S(東レ社製PB
T樹脂) A−6:“ユーピロン”S−3000(三菱エンジニア
リングプラスチックス社製PC樹脂) ・〔真円度〕樹脂温度はTm+10℃(A−6は290
℃)、金型温度90℃で射出成形し、外径35mm、長
さ25mm、肉厚1mmのカメラ鏡筒を得て、レンズ嵌
合部(末端部)の真円度を測定した。
【0044】真円度は、精密真円度測定器(東京精密社
製)を用いてレンズ嵌合部の直径を測定し、その最長直
径と最小直径の差を求めて評価した。最長直径と最小直
径の差が小さいほど真円度が優れていることを意味す
る。 ・〔剛性〕上記と同様の条件で射出成形した長さ125
mm、幅12mm、厚さ1mmの試験片を用いてスパン
間20mm、歪み速度0.7mm/分にて曲げ試験を行
い、曲げ弾性率を測定した。
【0045】
【表1】 実施例4〜6、比較例4〜6 上記樹脂A−1〜A−6のそれぞれ50重量部に対し
て、ガラス繊維35重量部、マイカ15重量部を溶融混
練し、それぞれの樹脂組成物について、上記の真円度及
び剛性を測定した。その結果を表2に示す。
【0046】
【表2】
【0047】
【発明の効果】上述したように、本発明のカメラ鏡筒
は、鏡筒本体を液晶性樹脂で成形したので、強度等の機
械特性に優れ、かつ真円度等の寸法精度に優れたものに
することができる。また、本発明の製造方法では、液晶
性樹脂を使用することによって優れた成形性にすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態からなるレンズが組み込まれ
たVTRカメラの鏡筒部分を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 フォーカスレンズ鏡筒 3 本体鏡筒 4 カム枠 6 2群移動枠 7 3群移動枠 11 後部鏡筒

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鏡筒本体が液晶性樹脂で成形されてなる
    カメラ鏡筒。
  2. 【請求項2】 前記成形が射出成形である請求項1に記
    載のカメラ鏡筒。
  3. 【請求項3】 前記液晶性樹脂が液晶性ポリエステル樹
    脂である請求項1または2に記載のカメラ鏡筒。
  4. 【請求項4】 前記液晶性ポリエステル樹脂の示差熱量
    測定による結晶融解熱量が1.5J/g以上である請求
    項3に記載のカメラ鏡筒。
  5. 【請求項5】 前記液晶性ポリエステル樹脂が、下記
    (I), (III)及び(IV)の構造単位からなる液晶性ポ
    リエステル、(I), (II)及び(IV)の構造単位からな
    る液晶性ポリエステル並びに(I),(II),(III) 及び
    (IV) の構造単位からなる液晶性ポリエステルから選ば
    れた少なくとも1種である請求項3に記載のカメラ鏡
    筒。 【化1】 (ただし式中のR1 は、 【化2】 から選ばれた1種以上の基を示し、R2 は、 【化3】 から選ばれた1種以上の基を示す。また、式中Xは水素
    原子または塩素原子を示し、構造単位(II)及び(III)
    の合計と構造単位(IV)は実質的に等モルである。)
  6. 【請求項6】 前記液晶性ポリエステル樹脂の構造単位
    (II) 及び(IV) 中R1 、R2 が、 【化4】 であり、構造単位(I)及び(II) の合計が、(I)、
    (II)及び(III) の合計の60〜95モル%、構造単
    位(III)が(I) 、(II) 及び(III)の合計の40〜
    5モル%、構造単位(I)と(II)のモル比〔(I)/
    (II)〕が75/25〜93/7であり、かつ融点(T
    m,℃) が下記(1)式を満足し、対数粘度が1.0〜
    3.0dl/gである請求項5に記載のカメラ鏡筒。 −10<Tm−0.769x2 +8.20x−401.5<10 …(1) ここに、(1)式中のxは構造単位(III)の(I)、
    (II)及び(III) の合計に対する割合(モル%)を示
    す。
  7. 【請求項7】 前記液晶性樹脂が充填剤を含有している
    請求項1に記載のカメラ鏡筒。
  8. 【請求項8】 前記液晶性樹脂が難燃剤を含有している
    請求項1に記載のカメラ鏡筒。
  9. 【請求項9】 液晶性樹脂により鏡筒本体を成形するカ
    メラ鏡筒の製造方法。
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