JPH09289481A - 無線通信機、無線通信方法及び無線通信システム - Google Patents

無線通信機、無線通信方法及び無線通信システム

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JPH09289481A
JPH09289481A JP8125307A JP12530796A JPH09289481A JP H09289481 A JPH09289481 A JP H09289481A JP 8125307 A JP8125307 A JP 8125307A JP 12530796 A JP12530796 A JP 12530796A JP H09289481 A JPH09289481 A JP H09289481A
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JP8125307A
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Hiroshi Ishikawa
石川  浩
Yoshihisa Kaneda
佳久 金田
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International Business Machines Corp
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International Business Machines Corp
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Priority to EP97300918A priority patent/EP0792050A3/en
Priority to US08/852,891 priority patent/US6307883B1/en
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/03Shaping networks in transmitter or receiver, e.g. adaptive shaping networks
    • H04L25/03006Arrangements for removing intersymbol interference
    • H04L25/03012Arrangements for removing intersymbol interference operating in the time domain
    • H04L25/03019Arrangements for removing intersymbol interference operating in the time domain adaptive, i.e. capable of adjustment during data reception

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Abstract

(57)【要約】 【課題】適応等化処理の追従性を計算量を減らしつつ向
上させる。 【解決手段】トレーニング・シーケンスと、白色化され
たシーケンスのシンボルをデータ・シーケンス中に散在
するように挿入した混合データ・シーケンスとを含むフ
レームを作成する。フレームを無線信号に変換し、送出
する。フレームの無線信号を受信する。フレーム内のト
レーニング・シーケンスにより、等化器のタップ係数を
セットする。混合データ・シーケンスを受信中に、フレ
ーム内の白色化されたシーケンスのシンボルを用いて適
応処理を行い、等化器のタップ係数を更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信に関し、
特に、無線通信におけるデータの白色化及び適応処理の
追従性に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、移動体無線通信において、送信機
は図6のような信号を送信する。すなわち、無線信号
は、トレーニング・シーケンス10と、ヘッダ20と、
データ30にて構成される。受信機は、このような無線
信号を受け取ると、搬送波周波数等から無線信号に対し
同期をとり、トレーニング・シーケンス10を用いてシ
ンボル間干渉の影響を除去すべく、保持する等化器(適
応フィルタとも言う。)のタップ係数等の計算及びセッ
ト(適応アルゴリズムによる適応処理)を行う。このよ
うに等化器のタップ係数がセットされると、シンボル間
干渉の影響を除去できるので、トレーニング・シーケン
ス10に続く、ヘッダ20とデータ30に含まれるデー
タを受信することができるようになる。このヘッダ20
は、データ30に対する制御情報等を含み、データ30
は送信機から受信機に送るべき内容である。
【0003】上記のように、トレーニング・シーケンス
10を用いて等化器のタップ係数をセットするわけであ
るが、その後ヘッダ20やデータ30を受信している間
に、何等の補正動作を行わなくともよいというわけでは
ない。すなわち、例え室内であっても人の移動等によっ
て伝送路の状態(伝搬特性)は、シンボル・レート(デ
ータの伝送速度)よりはゆっくりした速度で変化するも
のである。このように伝搬特性が変化すれば、それに合
わせて等化器のタップ係数も変化させなければならな
い。よって、ヘッダ20やデータ30を受信している間
であっても、等化器のタップ係数を更新する計算を行う
わけであるが、この計算量は膨大なものである。例え
ば、適応アルゴリズムとして収束性が高く安定性がよい
とされる再帰最小自乗(Recursive Least Sequence,R
LS)アルゴリズムを複素数で用いた場合、k段のフィ
ルタ・タップに対して、k(7k+6)回の掛け算を必
要とする。k=7としてシンボル・レートを10MHz
とすれば、3.85GIPSの演算能力を必要とする。
トレーニング・シーケンス10の部分も含め、このよう
な計算をヘッダ20やデータ30の間において行うの
は、現実的には問題が多い。
【0004】よって、現実的な手段として用いられるの
は、特性が悪いが簡便な適応アルゴリズムを用いたり、
あるいは高速でサンプルし、シンボル間干渉の生じてい
ないシンボルの頭の方を用いるものもある。しかし、伝
送速度が上がるにつれて、これらの手法では手におえ
ず、RLSアルゴリズムのような膨大な演算能力を必要
とするアルゴリズムを用いる必要性が高まってくる。
【0005】また、先の適応アルゴリズムを実行する際
の収束性を向上させるには、送受信されるデータが全周
波数帯域についてフラットであるという意味において白
色化されたデータである方がよい。偏りのある受信デー
タで適応処理を行うと、望ましくない方向にタップ係数
が変動し、受信誤りを起こすからである。通常は、ヘッ
ダ20とデータ30についても、LFSR(Linear Fee
dback Sift Register)等を使用したスクランブルを用
いるなどして、白色化している。
【0006】特開平7−162361号には、上述のヘ
ッダ20及びデータ30部分について、適応アルゴリズ
ムを用いることを示している。この文献には、ヘッダ2
0及びデータ30の信号的な性質については何等記載さ
れていない。また、特開平5−145452号は、今ま
で1つの長いユニークワードを複数に分割し、データ部
分に挿入することを示している。これは、ユニークワー
ドの各部分で、各データ部分の同期をとることを目的で
ある。また、通常ユニークワードは、冗長で長い場合に
はデータ伝送量が減少するので、必要最小限度の長さし
か有していない。この特開平5−145452号のよう
に複数に分割した場合に、各々が意味あるものとなって
いるか疑問である。また、分割した後にも全体としてで
なければ意味をなさない場合には、データ全体を受信し
てバッファにため込み、分割されたユニークワードを全
部受信し、タップ係数をセットした後に、処理する必要
がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、一
旦等化器のタップ係数をトレーニング・シーケンスを用
いてセットした後に、その後のタップ係数の追従処理の
計算量を減少させる有効な方法は示されていない。
【0008】よって、本願発明は、タップ係数の追従処
理の計算量を減少させることである。
【0009】合わせて、タップ係数の追従処理に用いら
れる信号に白色化されたものを用いて、データの白色性
を強化することも目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、トレーニング・シーケンスと、白色化され
たシーケンスのシンボルをデータ・シーケンス中に散在
するように挿入した混合データ・シーケンスとを含むフ
レームを作成するフレーム作成手段と、フレームを無線
信号に変換し、送出する手段とを有する無線通信機であ
る。このようにすると、データ・シーケンスにおける信
号の白色化が図られ、且つ受信する無線通信機において
も、白色化されたシーケンスについて適応化処理を行う
ので偏りのないタップ係数更新を行うことができる。
又、散在するように挿入されているので適応化処理のた
めの演算能力を減少させることができる。
【0011】上記のような送信側の無線通信機に対し、
トレーニング・シーケンスと、白色化されたシーケンス
のシンボルをデータ・シーケンス中に散在するように挿
入した混合データ・シーケンスとを含むフレームの無線
信号を受信する受信手段と、受信手段と接続された等化
器と、フレーム内のトレーニング・シーケンスにより、
等化器のタップ係数をセットする適応手段と、混合デー
タ・シーケンスを受信中に、フレーム内の白色化された
シーケンスの各シンボルを用いて適応処理を行い、等化
器のタップ係数を更新する追従処理手段とを有する無線
通信機を受信側として用いる。
【0012】上述の白色化されたシーケンスが、トレー
ニング・シーケンスであるようにすることも考えられ
る。トレーニング・シーケンスは、送信側及び受信側で
既知の信号であり、又白色化されているので、追従処理
が簡単になる。
【0013】また、追従処理手段が、フレーム中の白色
化されたシーケンスの各シンボルについて等化器を通し
て得た値と、当該値から予測される、送信されたであろ
う値との誤差を検出する手段と、誤差を用いて前記等化
器のタップ係数を更新する手段とを含むようにしてもよ
い。すなわち、白色化されたシーケンスは、送信側と受
信側で既知のものでなくとも、一旦フレームの最初にあ
るトレーニング・シーケンスにより、等化器のタップ係
数がセットされているので、誤差を検出することができ
るのである。
【0014】さらに、追従処理手段が、フレーム中の白
色化されたシーケンスとしてトレーニング・シーケンス
の各シンボルについて等化器を通して得た値と、トレー
ニング・シーケンスの対応するシンボルの値とを比較す
る比較手段と、当該比較の結果を用いて等化器のタップ
係数を更新する手段とを含むようにすることも考えられ
る。
【0015】先のフレーム作成手段が、データ・シーケ
ンスのmシンボルごとに、白色化されたシーケンスのn
シンボルを挿入する手段を含むようにしてもよい。この
ように規則的に白色化されたシーケンスのnシンボルを
挿入することにより、挿入位置の把握に対する受信側の
負担が軽くなる。なお、nは1以上の整数であり、但
し、等化器のタップ数が上限であろう。
【0016】さらに、フレーム作成手段が、データ・シ
ーケンスに白色性をもたせるための処理を施す手段を含
むようにすることも考えられる。データ・シーケンスの
部分においても、白色化が行われるようにすると、フレ
ーム全体において白色化されて、受信誤りを減少させる
ようになる。
【0017】また、混合シーケンスが、白色化されたシ
ーケンスの各nシンボルをデータ・シーケンス中に散在
するように挿入することにより生成されるとすることも
できる。また、追従処理手段は、フレーム内の白色化さ
れたシーケンスの一部のシンボルを用いて適応処理を行
うことも考えられる。
【0018】
【発明の実施の形態】まず、本願発明の送信信号である
フレームの内容を図1に示す。トレーニング・シーケン
ス100については、図6のものと同様である。データ
・シーケンスの部分110a,110b,110c,1
10d,110eについては、図6のヘッダ20とデー
タ30を合わせたものである。そして、白色化されたシ
ーケンスの各nシンボル120a,102b,120
c,120dが、このデータ・シーケンスの部分の間に
挿入されている。このように、データ・シーケンスと白
色化されたシーケンスの混合シーケンスが形成される。
一般に、この白色化されたシーケンスの各nシンボル
は、データ・シーケンスの部分である(m−n)シンボ
ルごとに挿入される。先にも述べたように、nは1以上
の整数であるが、好適には図4の等化器320のタップ
数が上限であろう。nを大きくすると、mが大きくなっ
た場合には本発明による改善効果が大きくなるという利
点がある。
【0019】では、このようなフレームを生成する送信
側の無線通信機を図2に示す。データ生成部150と白
色化シーケンス生成部160とは、マージ部170に接
続されている。また、トレーニング・シーケンス供給部
190もマージ部170に接続されている。この4つの
部分により、送信されるフレームの構成がなされる。そ
して、マージ部170は出力部180に接続されてお
り、出力部180はアンテナ200に接続されている。
【0020】データ生成部150は、コンピュータのよ
うな送信すべきデータ・シーケンスを生成する部分であ
り、生成されたデータ・シーケンスは、例えば先に述べ
たLFSRによるスクランブル処理を施され、擬似的に
白色化される。一方、白色化シーケンス生成部160
は、白色化されたシーケンスを生成する。そして、マー
ジ部170は、データ生成部150にて生成されたデー
タ・シーケンスのうち(m−n)シンボルごとに、白色
化シーケンス生成部160からの白色化されたシーケン
スのnシンボルを取り出す。そして、マージ部160
は、トレーニング・シーケンス供給部190からのトレ
ーニング・シーケンスを先頭とし、(m−n)シンボル
のデータ・シーケンスとnシンボルの白色化されたシー
ケンスの混合データ・シーケンスを所定の回数繰り返す
ことによりフレームを構成し、それを出力部180に出
力する。出力部180では、受け取ったフレームを変調
及び増幅して、アンテナ200から無線信号を出力す
る。
【0021】ここで、データ生成器150の構成を図3
に示す。コンピュータ本体などのデータを生成する部分
をコンピュータ本体等210として示し、これはデータ
・スクランブラ220に接続されている。このデータ・
スクランブラ220の出力は、上述したようにマージ部
170に出力される。
【0022】このデータ・スクランブラ220は、排他
的論理和演算器224及び226と、シフトレジスタ2
22から構成される。これが、LFSRによる白色化処
理装置の一例である。最初に、シフトレジスタ222を
初期化し、何らかの値をシフトレジスタの入り口に入れ
ると、2つの排他的論理和演算器224及び226の作
用により、シフトレジスタ222の出口には擬似白色化
されたシーケンスを生成することができる。このシフト
レジスタ222の出力とコンピュータ本体等210から
のデータとを排他的論理和演算することにより、白色化
処理のなされたデータ・シーケンスが生成される。この
処理により、データ自身も擬似白色化される。
【0023】同様に、白色化シーケンス生成部160を
構成することができる。この場合には、コンピュータ本
体等210といった入力はないので、排他的論理和演算
器224を取り外し、シフトレジスタ222の出力を、
マージ部170と、排他的論理和演算器226へ接続す
る。
【0024】但し、先にも述べたが、白色化されたシー
ケンスは、トレーニング・シーケンスで代替できる。こ
れは、トレーニング・シーケンスの性質による。よっ
て、トレーニング・シーケンス供給部190からの出力
を用いて、トレーニング・シーケンスのnシンボルをデ
ータ・シーケンスに挿入するようにすることもできる。
【0025】このような送信側の無線通信機より出力さ
れたフレームを受信する無線通信機の構成を、図4に示
す。アンテナ300は、受信部310に接続されてお
り、受信部310は等化器320及び適応処理部330
に接続されている。この適応処理部330は、トレーニ
ング・シーケンス供給部340に接続されている。また
適応処理部330は、トレーニング・シーケンスに対し
適応処理を行うトレーニング処理部332と、本願発明
の主要部たる追従処理部334とから構成される。等化
器320の出力は、接続されたコンピュータ本体等に出
力されるようになっている。なお、等化器320は、従
来技術で用いられているものと同様でよい。よって、こ
れ以上の説明を省略する。
【0026】アンテナ300において受信された無線信
号は、受信部310にて復調され、同期をとるための処
理が行われる。この後、受信したフレームのうち、トレ
ーニング・シーケンス100の部分を用いて、適応処理
部330のトレーニング処理部332が、等化器320
のタップ係数をセットするための処理を行う。この際、
保持されたトレーニング・シーケンスとの比較が必要な
ので、トレーニング・シーケンス供給部340からの信
号を用いる。そしてタップ係数が計算されると、トレー
ニング処理部330は等化器320にセットする。この
トレーニング処理部332において用いられるアルゴリ
ズムは、従来技術にて用いられたものでよい。
【0027】トレーニング・シーケンス100の受信
後、混合データ・シーケンス部分を受信する段階になる
と、等化器320の出力は追従処理部334に入力され
る。追従処理部334では、混合データ・シーケンス中
に挿入された、白色化されたシーケンスのシンボル12
0a,b,c,dを抽出し、これに対し適応処理を行
う。すなわち、等化器320を通過した混合データ・シ
ーケンスmシンボル毎に、所定の位置のシンボル取り出
し、等化器320のタップ係数が適当であるかを判断す
る。これには、当該白色化されたシーケンスのシンボル
が伝送路及び等化器320を介して受信されたことによ
る歪みを検出する必要がある。トレーニング処理部33
2によって一旦タップ係数がセットされているので、等
化器320を通過して出てくる信号の値は、ほぼ送信さ
れた信号の値と一致するとの前提に立ち、追従処理部3
34は確からしい値を予測して、その予測された値と、
等化器320の出力の値との誤差からタップ係数の計算
をし直す。例えば、等化器320の出力が1.2である
場合には、送信された値は1であったという判断する、
ということである。タップ係数の計算には、先に示した
RLSを用いるとよい。
【0028】先に示したRLSは計算量が多いが、mシ
ンボル毎に1回しか計算を行わないので、1シンボル毎
の掛け算がk(7k+6)/mに軽減される。例えば、
先と同等の転送レートでは、m=4であれば、962.
5MIPSまで演算量が減少する。
【0029】また、先に示したトレーニング・シーケン
ス100と同じ信号を、白色化されたシーケンスとして
用いる場合には、トレーニング・シーケンス供給部34
0の出力を、追従処理部334にも出力する。追従処理
部334では、このトレーニング・シーケンス供給部3
40からの値と等化器320からの信号の値とを比較
し、この比較結果を適応処理に用いる。
【0030】以上述べた、処理シーケンスを図5に示
す。 (1)トレーニング・シーケンスと、白色化されたシー
ケンスのシンボルをデータ・シーケンス中に散在するよ
うに挿入した混合データ・シーケンスとを含むフレーム
を作成する。(ステップ410) (2)フレームを無線信号に変換し、送出する。(ステ
ップ420) (3)フレームの無線信号を受信する。(ステップ43
0) (4)フレーム内のトレーニング・シーケンスにより、
等化器のタップ係数をセットする。(ステップ440) (5)混合データ・シーケンスを受信中に、フレーム内
の白色化されたシーケンスの各シンボルを用いて適応処
理を行い、等化器のタップ係数を更新する。(ステップ
450)
【0031】以上述べた実施例は、一例に過ぎず、さま
ざまな変形が可能である。例えば、混合データ・シーケ
ンスmシンボルにつき、白色化されたシーケンスnシン
ボル挿入するとしたが、受信側がどの位置にて挿入され
ているかを知っている限り、上記の規則的にする必要は
ない。例えば、4シンボルにつき1シンボル挿入した後
に、3シンボルにつき1シンボル挿入するようなことも
できる。但し、偏りが大きいと、適応処理の演算能力を
減少させたことにならない場合も生じる。また、伝送路
の状態等が安定している場合には、4シンボルに1シン
ボル挿入していたところ、これからは8シンボルに1シ
ンボル挿入することを、送信側から受信側に送信するよ
うな場合も考えられる。
【0032】同様に、4シンボルにつき1シンボル挿入
した後に、8シンボルにつき2シンボル挿入するような
態様をとることもできる。このようにすると、受信側の
負担は増大する。また、無駄なビットを送ることになる
が、nシンボルのうち一部を用いて追従処理を行うよう
にすることも考えられる。
【0033】さらに、図3ではコンピュータ本体等21
0からデータ・スクランブラ220を設けているが、設
けなくともよい。これは、白色シーケンス生成部160
の出力によって、ある程度白色化されるからである。さ
らに、トレーニング・シーケンス供給部190,340
は、メモリであってもよいし、所定のシーケンスを毎回
同様に出力するようなレジスタでもよい。
【0034】
【実施例】QAM(Quadrature Amplitude Modulatio
n)変調された信号を、3シンボルに渡り直接波の半分
程度のシンボル間干渉がある環境で、データ列に教師信
号を挿入することにより、4シンボルに1回の割合で十
分等化できることをシミュレーションにて検証できた。
【0035】
【効果】以上述べたように、タップ係数の追従処理の計
算量を減少させることができた。
【0036】また、白色化されたシーケンスを挿入する
ことにより、データ・シーケンスの白色化を強化するこ
ともできた。
【0037】なお、白色化されたシーケンスを挿入する
ことにより、伝送速度が減少はすることになったが、追
従性を下げずに計算量を減らすことができたので、伝送
速度そのものを容易に上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の送信フレームを示した図である。
【図2】本発明の無線通信機送信側の構成を示したブロ
ック図である。
【図3】図2におけるデータ生成部150の詳細を記載
した図である。
【図4】本発明の無線通信機受信側の構成を示したブロ
ック図である。
【図5】本発明の処理のフローを示す図である。
【図6】従来の送信フレームを示す図である。
【符号の説明】
150 データ生成部 160 白色シーケンス生成
部 170 マージ部 180 出力部 190 トレーニング・シーケンス供給部 200 アンテナ 210 コンピュータ本体等 220 データ・スクランブル部 300 アンテナ 310 受信部 320 等化器 330 適応処理部 332 トレーニング処理部 334 追従処理部 340 トレーニング・シーケンス供給部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金田 佳久 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 東京基礎研究所 内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トレーニング・シーケンスと、白色化され
    たシーケンスのシンボルをデータ・シーケンス中に散在
    するように挿入した混合データ・シーケンスとを含むフ
    レームを作成するフレーム作成手段と、 前記フレームを無線信号に変換し、送出する手段とを有
    する無線通信機。
  2. 【請求項2】トレーニング・シーケンスと、白色化され
    たシーケンスのシンボルをデータ・シーケンス中に散在
    するように挿入した混合データ・シーケンスとを含むフ
    レームの無線信号を受信する受信手段と、 前記受信手段に接続された等化器と、 前記フレーム内のトレーニング・シーケンスにより、前
    記等化器のタップ係数をセットする適応処理手段と、 前記混合データ・シーケンスを受信中に、前記フレーム
    内の白色化されたシーケンスの各シンボルを用いて適応
    処理を行い、前記等化器のタップ係数を更新する追従処
    理手段とを有する無線通信機。
  3. 【請求項3】前記白色化されたシーケンスが、トレーニ
    ング・シーケンスであることを特徴とする請求項1又は
    2記載の無線通信機。
  4. 【請求項4】前記追従処理手段が、 前記フレーム中の白色化されたシーケンスの各シンボル
    について前記等化器を通して得た値と、当該値から予測
    される、送信されたであろう値との誤差を検出する手段
    と、 前記誤差を用いて前記等化器のタップ係数を更新する手
    段とを含む請求項2記載の無線通信機。
  5. 【請求項5】前記追従処理手段が、 前記フレーム中の白色化されたシーケンスとしてトレー
    ニング・シーケンスの各シンボルについて前記等化器を
    通して得た値と、前記トレーニング・シーケンスの対応
    するシンボルの値とを比較する比較手段と、 当該比較の結果を用いて前記等化器のタップ係数を更新
    する手段とを含む請求項3記載の無線通信機。
  6. 【請求項6】前記フレーム作成手段が、 前記混合データ・シーケンスのmシンボルごとに、前記
    白色化されたシーケンスのnシンボルを挿入する手段を
    含むことを特徴とする請求項1記載の無線通信機。
  7. 【請求項7】前記フレーム作成手段が、 前記データ・シーケンスに白色性をもたせるための処理
    を施す手段を含む請求項1記載の無線通信機。
  8. 【請求項8】トレーニング・シーケンスと、白色化され
    たシーケンスのシンボルをデータ・シーケンス中に散在
    するように挿入した混合データ・シーケンスとを含むフ
    レームを作成するフレーム作成手段と、 前記フレームを無線信号に変換し、送出する手段と前記
    フレームの無線信号を受信する受信手段と、 前記受信手段に接続された等化器と、 前記フレーム内のトレーニング・シーケンスにより、前
    記等化器のタップ係数をセットする適応等化手段と、 前記混合データ・シーケンスを受信中に、前記フレーム
    内の白色化されたシーケンスの各シンボルを用いて適応
    等化処理を行い、前記等化器のタップ係数を更新する追
    従処理手段とを有する無線通信機。
  9. 【請求項9】トレーニング・シーケンスと、白色化され
    たシーケンスのシンボルをデータ・シーケンス中に散在
    するように挿入した混合データ・シーケンスとを含むフ
    レームを作成するフレーム作成ステップと、 前記フレームを無線信号に変換し、送出するステップ
    と、 前記フレームの無線信号を受信する受信ステップと、 前記フレーム内のトレーニング・シーケンスにより、等
    化器のタップ係数をセットするステップと、 前記混合データ・シーケンスを受信中に、前記フレーム
    内の白色化されたシーケンスの各シンボルを用いて適応
    処理を行い、前記等化器のタップ係数を更新するステッ
    プとを含む無線通信方法。
  10. 【請求項10】トレーニング・シーケンスと、白色化さ
    れたシーケンスのシンボルをデータ・シーケンス中に散
    在するように挿入した混合データ・シーケンスとを含む
    フレームを作成するフレーム作成手段と、 前記シーケンスを無線信号に変換し、送出する手段とを
    有する無線送信機と、 前記フレームの無線信号を受信する受信手段と、 前記受信手段に接続された等化器と、 前記フレーム内のトレーニング・シーケンスにより、前
    記等化器のタップ係数をセットする適応手段と、 前記混合データ・シーケンスを受信中に、前記フレーム
    内の白色化されたシーケンスの各シンボルを用いて適応
    処理を行い、前記等化器のタップ係数を更新する追従処
    理手段とを有する無線受信機とを含む無線通信システ
    ム。
  11. 【請求項11】トレーニング・シーケンスと、白色化さ
    れたシーケンスの各nシンボルをデータ・シーケンス中
    に散在するように挿入した混合データ・シーケンスとを
    含むフレームを作成するフレーム作成手段と、 前記フレームを無線信号に変換し、送出する手段とを有
    する無線通信機。
  12. 【請求項12】トレーニング・シーケンスと、白色化さ
    れたシーケンスの各nシンボルをデータ・シーケンス中
    に散在するように挿入した混合データ・シーケンスとを
    含むフレームの無線信号を受信する受信手段と、 前記受信手段に接続された等化器と、 前記フレーム内のトレーニング・シーケンスにより、前
    記等化器のタップ係数をセットする適応処理手段と、 前記混合データ・シーケンスを受信中に、前記フレーム
    内の白色化されたシーケンスのシンボルを用いて適応処
    理を行い、前記等化器のタップ係数を更新する追従処理
    手段とを有する無線通信機。
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