JPH09288412A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JPH09288412A
JPH09288412A JP8126496A JP12649696A JPH09288412A JP H09288412 A JPH09288412 A JP H09288412A JP 8126496 A JP8126496 A JP 8126496A JP 12649696 A JP12649696 A JP 12649696A JP H09288412 A JPH09288412 A JP H09288412A
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JP
Japan
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developer
toner
stirring
conveying
developing device
Prior art date
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Application number
JP8126496A
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English (en)
Inventor
Susumu Mikawa
進 三河
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Priority to US08/843,747 priority patent/US5842090A/en
Publication of JPH09288412A publication Critical patent/JPH09288412A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F27/00Mixers with rotary stirring devices in fixed receptacles; Kneaders
    • B01F27/05Stirrers
    • B01F27/11Stirrers characterised by the configuration of the stirrers
    • B01F27/114Helically shaped stirrers, i.e. stirrers comprising a helically shaped band or helically shaped band sections
    • B01F27/1143Helically shaped stirrers, i.e. stirrers comprising a helically shaped band or helically shaped band sections screw-shaped, e.g. worms
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/0822Arrangements for preparing, mixing, supplying or dispensing developer

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  • Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像剤撹拌搬送部材を回転させて現像剤を装
置本体内で混合撹拌しながら搬送させる場合に、現像剤
が十分に混合撹拌され、新たなトナーを補給した場合に
も、このトナーが速やかに装置本体内の現像剤全体に均
一に分散され、十分に混合撹拌されて適切に帯電され、
形成される画像に濃度ムラやカブリが生じたりするとい
うことがなく、良好な画像が安定して得られるようにす
る。この発明における現像装置においては、上記のよう
な課題を解決するため、 【解決手段】 装置本体10内に設けられた現像剤撹拌搬
送部材140 を回転させ、現像剤をこの現像剤撹拌搬送部
材により装置本体内で混合撹拌しながら搬送させる現像
装置において、上記の少なくとも一つの現像剤撹拌搬送
部材として、回転軸141の周囲に複数の螺旋状になった
条溝142a,142bを形成する羽根部材143 を設けると共
に、この羽根部材間における少なくとも1つの螺旋状に
なった条溝142a内に抑止部材144 を設けたものを用いる
ようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複写機やプリン
ター等の画像形成装置において使用される現像装置に係
り、特に、装置本体内に設けられた現像剤撹拌搬送部材
を回転させて、現像剤をこの現像剤撹拌搬送部材により
装置本体内で混合撹拌しながら搬送させる現像装置にお
いて、現像剤を混合撹拌しながら搬送させる現像剤撹拌
搬送部材に特徴を有するものである。
【0002】
【従来の技術】複写機やプリンター等の画像形成装置に
おいて現像を行なうにあたっては、従来より様々な現像
装置が使用されていた。
【0003】ここで、このような現像装置の1つとし
て、図1に示すように、像担持体1に対して現像剤を搬
送する現像スリーブ11を像担持体1と対向するように
して装置本体10の開口部分に回転可能に設けると共
に、この装置本体10内に現像スリーブ11の軸方向に
沿った仕切り壁12を設け、この仕切り壁12により装
置本体10内を現像スリーブ11と対向する第1搬送路
13aと、現像スリーブ11と離れた第2搬送路13b
とに分離させ、この第1搬送路13a及び第2搬送路1
3b内にそれぞれ現像剤撹拌搬送部材14を回転可能に
設けたものが知られていた。
【0004】そして、この現像装置においては、第1搬
送路13a及び第2搬送路13b内に設けられた各現像
剤撹拌搬送部材14を回転させ、第1搬送路13a内に
おける現像剤を混合撹拌しながら現像スリーブ11の軸
方向に沿って搬送させると共に、この現像剤の一部を現
像スリーブ11に供給し、この現像スリーブ11によっ
て現像剤を像担持体1に導き、トナーを像担持体1に供
給して静電潜像を現像する一方、現像スリーブ11から
離れた第2搬送路13b内においても現像剤を混合撹拌
しながら、上記の第1搬送路13aと逆方向に搬送さ
せ、上記の仕切り壁12の両端部における開口部12a
を通して現像剤を第1搬送路13aと第2搬送路13b
との間で循環させるようになっていた。
【0005】また、この現像装置において、上記のよう
にして現像を行なった結果、現像剤中におけるトナーが
減少した場合には、上記の第2搬送路13bにおいて側
方に突出したトナー補給部15に新たなトナーを補給
し、このように補給したトナーを上記の現像剤撹拌搬送
部材14により第2搬送路13b内における現像剤と混
合撹拌しながら搬送させて第1搬送路13aに導き、上
記のように第1搬送路13aと第2搬送路13bとの間
で循環させるようにしていた。
【0006】ここで、上記のように第1搬送路13a及
び第2搬送路13bに設けて現像剤を混合撹拌しながら
搬送させる現像剤撹拌搬送部材14として、従来におい
ては、一般に図1及び図2に示すように、回転軸14a
の周囲に1又は複数の螺旋状になった条溝14bを形成
する羽根部材14cを設けたものを用い、この現像剤撹
拌搬送部材14の回転軸14aを回転させ、この回転軸
14aの周囲に設けた羽根部材14cにより現像剤を混
合撹拌しながら条溝14bに沿って搬送させるようにし
ていた。
【0007】しかし、上記のような現像剤撹拌搬送部材
14においては、現像剤を搬送する能力が優れるが、現
像剤を混合撹拌する能力は弱いものであった。このた
め、上記のようにトナー補給部15に新たなトナーを補
給し、このように補給したトナーをこの現像剤撹拌搬送
部材14により第2搬送路13b内における現像剤と混
合撹拌しながら搬送させて第1搬送路13aに導き、こ
の現像剤を現像スリーブ11に供給して現像に使用する
迄の間に、補給されたトナーをキャリアと十分に混合さ
せて摩擦帯電させることが困難であり、特に、補給され
たトナーを現像剤と短時間で混合撹拌させて現像に使用
する高速機においては、補給されたトナーを十分に帯電
させることができず、十分に帯電されていない不良帯電
トナーが現像に使用されて、形成される画像にカブリが
生じたり、トナーが飛散したりする等の問題があった。
【0008】また、上記のような現像剤撹拌搬送部材1
4においては、新たに補給されたトナーをその羽根部材
14cにより第2搬送路13b内における現像剤と混合
撹拌しながら条溝14bに沿って一定の速度で搬送させ
るだけであるため、新たに補給されたトナーが第1搬送
路13a及び第2搬送路13bにおける現像剤に均一に
分散されるのに時間がかかり、装置本体10内の各部分
における現像剤中のトナー濃度にバラツキが生じ、形成
される画像に濃度ムラが発生する等の問題もあった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、複写機や
プリンター等の画像形成装置において使用される現像装
置であって、装置本体内に設けられた現像剤撹拌搬送部
材を回転させて、現像剤をこの現像剤撹拌搬送部材によ
り装置本体内で混合撹拌しながら搬送させるようになっ
た現像装置における上記のような様々な問題を解決する
ことを課題とするものである。
【0010】すなわち、この発明における現像装置にお
いては、上記のように装置本体内に設けられた現像剤撹
拌搬送部材を回転させ、この現像剤撹拌搬送部材により
現像剤を装置本体内において混合撹拌しながら搬送させ
る場合において、上記の現像剤撹拌搬送部材により現像
剤が十分に混合撹拌されるようになり、新たなトナーを
補給した場合においても、補給されたトナーが速やかに
装置本体内における現像剤全体に均一に分散されると共
に、この補給されたトナーが現像剤中において十分に混
合撹拌されて、速やかに適切に帯電されるようになり、
形成される画像に濃度ムラやカブリが生じたりするとい
うことがなく、良好な画像が安定して得られるようにす
ることを課題とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明における現像装
置においては、上記のような課題を解決するため、装置
本体内に設けられた現像剤撹拌搬送部材を回転させ、現
像剤をこの現像剤撹拌搬送部材により装置本体内で混合
撹拌しながら搬送させる現像装置において、上記の少な
くとも一つの現像剤撹拌搬送部材として、回転軸の周囲
に複数の螺旋状になった条溝を形成する羽根部材を設け
ると共に、この羽根部材間における少なくとも1つの螺
旋状になった条溝内に抑止部材を設けたものを用いるよ
うにしたのである。
【0012】そして、この発明における現像装置のよう
に、回転軸の周囲に羽根部材により複数の螺旋状になっ
た条溝が設けられると共にこの羽根部材間における少な
くとも1つの螺旋状になった条溝内に抑止部材が設けら
れた現像剤撹拌搬送部材を用い、この現像剤撹拌搬送部
材を装置本体内において回転させて現像剤を混合撹拌し
ながら搬送させるようにすると、羽根部材により混合撹
拌されながら条溝に沿って搬送させる現像剤がこの抑止
部材によっても混合撹拌されるようになり、現像剤中に
おけるトナーとキャリアとの混合撹拌が十分に行なわ
れ、トナーが速やかに適切に帯電されるようになる。
【0013】また、この現像剤撹拌搬送部材により現像
剤を混合撹拌しながら搬送させる場合、抑止部材が設け
られた条溝に沿って搬送される現像剤と、他の条溝に沿
って搬送される現像剤との搬送速度が異なり、新たなト
ナーを補給した場合、この現像剤撹拌搬送部材における
現像剤の搬送速度の差により、補給されたトナーが装置
本体内における現像剤中に速やかに分散されて混合され
るようになり、現像剤中におけるトナー濃度が速やかに
均一化されると共に、新たに補給されたトナーが速やか
に現像剤と混合されて帯電されるようになり、形成され
る画像に濃度ムラやカブリが発生するということがなく
なる。
【0014】なお、この発明における現像装置において
は、上記のように抑止部材を羽根部材間における少なく
とも1つの螺旋状になった条溝内に設けた現像剤撹拌搬
送部材を少なくとも1つ用いればよく、羽根部材間にお
ける螺旋状になった複数の条溝内に抑止部材を設け、各
条溝内における抑止部材の面積を変化させるようにした
り、また装置本体内に複数の現像剤撹拌搬送部材を設け
る場合に、その1つの現像剤撹拌搬送部材にだけ、上記
のような現像剤撹拌搬送部材を用いるようにしてもよ
い。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る現像装置の
実施形態を添付図面に基づいて具体的に説明する。
【0016】この実施形態における現像装置において
は、図3及び図4に示すように、像担持体1に対して現
像剤を搬送する現像スリーブ11を、像担持体1と対向
するようにして装置本体10の開口部分に回転可能に設
けると共に、この装置本体10内に現像スリーブ11の
軸方向に沿って仕切り壁12を設け、装置本体10内を
この仕切り壁12により現像スリーブ11と対向する第
1搬送路13aと、現像スリーブ11から離れた第2搬
送路13bとに分離させ、この第1搬送路13a及び第
2搬送路13b内にそれぞれ現像剤撹拌搬送部材140
を回転可能に設けている。
【0017】ここで、この実施例における現像装置にお
いては、第1搬送路13a及び第2搬送路13bに設け
る現像剤撹拌搬送部材140として、図5及び図6に示
すように、回転軸141の周囲に2つの螺旋状になった
条溝142a,142bを形成するように羽根部材14
3を設け、一方の螺旋状になった条溝142aを形成す
る羽根部材143間に現像剤の搬送を抑制する抑止部材
144を、羽根部材143の高さと同じ高さにして設け
るようにし、他方の螺旋状になった条溝142bについ
てはその羽根部材143間に抑止部材144を設けてい
ないものを用いている。
【0018】また、この実施形態の現像装置において
は、図3及び図4に示すように、装置本体10内を仕切
り壁12によって第1搬送路13aと第2搬送路13b
とに分離させるにあたり、この仕切り壁12の一端側に
現像剤を第1搬送路13aから第2搬送路13bに導く
開口部12aを設ける一方、仕切り壁12の中央部から
この開口部12aと反対側に向かって仕切り壁12の高
さを低くし、現像剤がこの仕切り壁12を越えて第2搬
送路13bから第1搬送路13aに送り込まれるように
している。
【0019】そして、この現像装置においては、上記の
第1搬送路13a及び第2搬送路13bに設けられた上
記の各現像剤撹拌搬送部材140を回転させ、現像スリ
ーブ11と対向する第1搬送路13aにおいては、上記
の現像剤撹拌搬送部材140により現像剤を混合撹拌し
ながら現像スリーブ11の軸方向に沿って搬送させると
共に、この現像剤の一部を現像スリーブ11に供給し、
この現像スリーブ11により現像剤を像担持体1と対向
する現像領域に導いて現像を行なうようにし、上記のよ
うに現像スリーブ11の軸方向に沿って搬送されてきた
現像剤を、仕切り壁12の一端側に設けられた上記の開
口部12aを通して第2搬送路13bに導くようにして
いる。
【0020】一方、現像スリーブ11から離れた第2搬
送路13bにおいては、上記の現像剤撹拌搬送部材14
0により現像剤を混合撹拌しながら上記の第1搬送路1
3aとは逆方向に搬送させ、上記のように高さが低くな
った仕切り壁12の部分において、この仕切り壁12を
越えて現像剤を徐々に第1搬送路13aに送り込むよう
にし、第1搬送路13aとの間で現像剤を循環させるよ
うにしている。
【0021】また、上記のようにして現像を行なった結
果、現像剤中におけるトナーの濃度が低下した場合に
は、上記の第2搬送路13bにおいて仕切り壁12に設
けられた開口部12aより側方に突出したトナー補給部
15に新たなトナーを補給し、このように補給されたト
ナーをこのトナー補給部15から上記の現像剤撹拌搬送
部材140により第2搬送路13bに導き、上記の開口
部12aを通してこの第2搬送路13bに送られてきた
現像剤と一緒にして、このトナーを第2搬送路13bに
おいて混合撹拌しながら搬送させるようにしている。
【0022】ここで、この実施形態における現像装置に
おいては、第1搬送路13a及び第2搬送路13bにお
ける現像剤撹拌搬送部材140として、上記のように回
転軸141の周囲に羽根部材143を設けて2つの螺旋
状になった条溝142a,142bを形成すると共に、
その一方の螺旋状になった条溝142aを形成する羽根
部材143間に現像剤の搬送を抑制する抑止部材144
を設ける一方、他方の螺旋状になった条溝142bには
抑止部材144を設けていないものを用いているため、
これらの現像剤撹拌搬送部材140を回転させて現像剤
を混合撹拌しながら搬送させる場合に、抑止部材144
が設けられた条溝142aに沿って搬送される現像剤の
速度と、他方の条溝142bに沿って搬送される現像剤
の速度とが異なり、これにより補給されたトナーが装置
本体10内における現像剤中に速やかに分散されて混合
されるようになり、現像剤中におけるトナー濃度が速や
かに均一化されるようになる。
【0023】また、このように補給されたトナーが装置
本体10内における現像剤中に速やかに分散されて混合
されると共に、上記の羽根部材143に加えて抑止部材
144により現像剤が混合撹拌されるため、補給された
トナーが現像剤中におけるキャリアと十分に混合されて
速やかに帯電されるようになり、形成される画像に濃度
ムラやカブリが発生するということがなくなる。
【0024】なお、この実施形態における現像装置にお
いては、現像剤撹拌搬送部材140として、回転軸14
1の周囲に設けられた羽根部材143により形成された
2つの螺旋状の条溝142a,142bにおける一方の
条溝142aを形成する羽根部材143間にだけ抑止部
材144を設けたものを用いるようにしたが、図7及び
図8に示すように、螺旋状になった2つの条溝142
a,142bを構成する羽根部材143間にそれぞれ抑
止部材144a,144bを設け、一方の条溝142a
における抑止部材144aを羽根部材143の高さと同
じ高さにして設ける一方、他方の条溝142bにおける
抑止部材144bを羽根部材143の高さの1/4程度
にし、それぞれの条溝142a,142bに沿って搬送
される現像剤の搬送速度を異ならせるようにすることも
可能である。
【0025】また、この実施形態の現像装置において
は、現像剤撹拌搬送部材140の回転軸141の周囲に
羽根部材143によって2つの螺旋状になった条溝14
2a,142bを設けるようにしただけであるが、更に
多くの螺旋状になった条溝142を設けることも可能で
ある。
【0026】さらに、この実施形態における現像装置に
おいては、装置本体10内において仕切り壁12により
分離された第1搬送路13a及び第2搬送路13bにそ
れぞれ上記のような現像剤撹拌搬送部材140を設ける
ようにしたが、このような現像剤撹拌搬送部材140を
第1搬送路13aと第2搬送路13bの何れか一方にだ
け設け、他方に従来より使用されている様々な現像剤撹
拌搬送部材を用いるようにすることも可能である。
【0027】次に、上記の実施形態における現像装置に
おいて、上記の第1搬送路13a及び第2搬送路13b
にそれぞれキャリアだけを収容させ、上記のトナー補給
部15に対して現像剤中のトナー濃度が5重量%になる
量のトナーを供給し、上記の各現像剤撹拌搬送部材14
0を回転速度200rpmで回転させて、補給されたト
ナーを第2搬送路13b内に導き、この第2搬送路13
bにおけるキャリアと混合撹拌させながら搬送し、第1
搬送路13aとの間で循環させるようにした。
【0028】そして、上記の各現像剤撹拌搬送部材14
0の回転回数が50,100,150,200の各時点
において、それぞれ現像スリーブ11の軸方向に所定間
隔を介した現像スリーブ11上の点P1 〜P4 における
現像剤中のトナー濃度を測定し、各点P1 〜P4 におけ
る現像剤中のトナー濃度の変化を調べ、その結果を図9
に示した。
【0029】この結果、この実施形態における現像装置
においては、現像剤撹拌搬送部材140の回転回数が1
00程度で現像スリーブ11上の各点P1 〜P4 におけ
る現像剤中のトナー濃度の差が非常に少なくなってお
り、補給されたトナーが速やかに現像剤中に均一に分散
されて混合されるようになっていた。
【0030】次に、上記の実施形態における現像装置と
比較するため、比較例1として、図10に示すように、
上記の現像装置における第1搬送路13a及び第2搬送
路13bにそれぞれ、前記の図2に示した従来の現像剤
撹拌搬送部材14を設け、それ以外については、上記の
場合と同様にして、この現像剤撹拌搬送部材14の回転
回数が50,100,150,200の各時点におい
て、それぞれ現像スリーブ11の軸方向に所定間隔を介
した現像スリーブ11上の点P1 〜P4 における現像剤
中のトナー濃度を測定し、各点P1 〜P4 における現像
剤中のトナー濃度の変化を調べ、その結果を図11に示
した。
【0031】この結果、抑止部材144が設けられてい
ない従来の現像剤撹拌搬送部材14を用いた比較例1の
場合には、この現像剤撹拌搬送部材14の回転回数が2
00の時点においても、現像スリーブ11上の各点P1
〜P4 における現像剤中のトナー濃度のバラツキが大き
く、補給されたトナーが現像剤中に均一に分散されるの
に非常に長い時間が必要になった。
【0032】さらに、上記の実施形態における現像装置
と比較するため、比較例2として、図12に示すよう
に、上記の第1搬送路13aに現像剤を混合撹拌する能
力が高い、従来使用されているバケットローラ16を使
用する一方、第2搬送路13bには前記の図2に示した
従来の現像剤撹拌搬送部材14を設け、それ以外につい
ては、上記の場合と同様にし、上記のバケットローラ1
6及び現像剤撹拌搬送部材14の回転回数が50,10
0,150,200の各時点において、それぞれ現像ス
リーブ11の軸方向に所定間隔を介した現像スリーブ1
1上の点P1 〜P4 における現像剤中のトナー濃度を測
定し、各点P1 〜P4 における現像剤中のトナー濃度の
変化を調べ、その結果を図13に示した。
【0033】この結果、第1搬送路13aに現像剤を混
合撹拌する能力が高いバケットローラ16を使用した場
合、回転回数が200の時点において各点P1 〜P4 に
おける現像剤中のトナー濃度が一定化し、従来の現像剤
撹拌搬送部材14だけを用いた比較例1のものに比べて
補給されたトナーが現像剤中に均一に分散される時間が
短縮されたが、上記の実施形態の現像装置に比べた場合
には、依然として補給されたトナーが現像剤中に均一に
分散されるのに多くの時間を要した。
【0034】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明における
現像装置においては、装置本体内において現像剤を混合
撹拌しながら搬送させる現像剤撹拌搬送部材として、回
転軸の周囲に羽根部材により複数の螺旋状になった条溝
が設けられると共にこの羽根部材間における少なくとも
1つの螺旋状になった条溝内に抑止部材が設けられたも
のを用いるようにしたため、この現像剤撹拌搬送部材を
回転させて現像剤を混合撹拌しながら搬送させると、現
像剤が羽根部材の他に抑止部材によっても混合撹拌され
るようになり、現像剤中におけるトナーとキャリアとの
混合撹拌が十分に行なわれるようになった。
【0035】また、このような現像剤撹拌搬送部材によ
り現像剤を混合撹拌しながら搬送させると、抑止部材が
設けられた条溝に沿って搬送される現像剤の速度と、他
の条溝に沿って搬送される現像剤の速度とが異なり、新
たなトナーを補給した場合、この現像剤撹拌搬送部材に
おける現像剤の搬送速度の差により、補給されたトナー
が装置本体内における現像剤中に速やかに分散され、現
像剤中におけるトナー濃度が速やかに均一化されると共
に、新たに補給されたトナーが速やかに現像剤と混合さ
れて帯電されるようになり、形成される画像に濃度ムラ
やカブリが発生するということがなく、良好な画像が安
定して得られるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の現像装置によって現像を行なう状態を示
した概略説明図である。
【図2】従来の現像装置において、現像剤を混合撹拌し
ながら搬送させるのに使用されている現像剤撹拌搬送部
材の概略斜視図である。
【図3】この発明の一実施形態における現像装置によっ
て現像を行なう状態を示した概略説明図である。
【図4】同実施形態における現像装置において、装置本
体内に設けた仕切り壁の状態を示した概略説明図であ
る。
【図5】同実施形態における現像装置において、現像剤
を混合撹拌しながら搬送させるのに使用した現像剤撹拌
搬送部材の概略斜視図である。
【図6】同実施形態における現像装置において、現像剤
を混合撹拌しながら搬送させるのに使用した現像剤撹拌
搬送部材の部分説明図である。
【図7】同実施形態における現像装置において、現像剤
を混合撹拌しながら搬送させるのに使用する現像剤撹拌
搬送部材の変更例の概略斜視図である。
【図8】同実施形態における現像装置において、現像剤
を混合撹拌しながら搬送させるのに使用する現像剤撹拌
搬送部材の変更例の部分説明図である。
【図9】同実施形態における現像装置において、補給さ
れたトナーが現像剤撹拌搬送部材の回転により現像剤中
に分散されていく状態を、現像スリーブ上の点P1 〜P
4 における現像剤中のトナー濃度を測定して調べた結果
を示した図である。
【図10】各搬送路に従来の現像剤撹拌搬送部材を設け
た比較例1の現像装置の概略説明図である。
【図11】比較例1の現像装置において、補給されたト
ナーが現像剤撹拌搬送部材の回転により現像剤中に分散
されていく状態を、現像スリーブ上の点P1 〜P4 にお
ける現像剤中のトナー濃度を測定して調べた結果を示し
た図である。
【図12】搬送路に従来の現像剤撹拌搬送部材とバケッ
トローラとを用いた比較例2の現像装置の概略説明図で
ある。
【図13】比較例2の現像装置において、補給されたト
ナーが現像剤撹拌搬送部材の回転により現像剤中に分散
されていく状態を、現像スリーブ上の点P1 〜P4 にお
ける現像剤中のトナー濃度を測定して調べた結果を示し
た図である。
【符号の説明】
1 像担持体 10 装置本体 13a,13b 搬送路 140 現像剤撹拌搬送部材 141 回転軸 142a,142b 条溝 143 羽根部材 144 抑止部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体内に設けられた現像剤撹拌搬送
    部材を回転させ、現像剤をこの現像剤撹拌搬送部材によ
    り装置本体内で混合撹拌しながら搬送させる現像装置に
    おいて、上記の少なくとも一つの現像剤撹拌搬送部材と
    して、回転軸の周囲に複数の螺旋状になった条溝を形成
    する羽根部材を設けると共に、この羽根部材間における
    少なくとも1つの螺旋状になった条溝内に抑止部材を設
    けたものを用いたことを特徴とする現像装置。
JP8126496A 1996-04-22 1996-04-22 現像装置 Pending JPH09288412A (ja)

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