JPH09285665A - 座席用クッション - Google Patents

座席用クッション

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JPH09285665A
JPH09285665A JP10514596A JP10514596A JPH09285665A JP H09285665 A JPH09285665 A JP H09285665A JP 10514596 A JP10514596 A JP 10514596A JP 10514596 A JP10514596 A JP 10514596A JP H09285665 A JPH09285665 A JP H09285665A
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JP
Japan
Prior art keywords
layer
cushion
air permeability
seat cushion
sec
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Pending
Application number
JP10514596A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Inagaki
健治 稲垣
Makoto Yoshida
吉田  誠
Yukikage Matsui
亨景 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クッション性、圧力分布の均一性、通気性及
び耐久性に優れていて、着用による蒸れ感、着用中の応
力集中による痛みや血流阻害が発生し難く、しかも座席
への装着性にも優れた座席用クッションを提供する。 【解決手段】 織編物層と、樹脂発泡層又は短繊維集合
体層の少なくとも1層とを積層した厚さが40〜100
mmのクッション複合体を、座席用クッションの上部と
なる方は通気度が20cc/cm2 /sec以上の布
帛、底部となる方はゴム又は樹脂がコーティングされて
いる布帛で覆う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使用した場合には
蒸れにくく、応力分散性に優れた座席用クッションに関
する。さらに詳しくは、本発明は、上層部に織編物層、
下層部に樹脂発泡層又は短繊維集合体層を積層してこれ
を側地で覆った、通気性及び応力分散性に優れていて、
車椅子用クッション、事務椅子用クッション等として好
適に利用することのできる座席用クッションに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、座席用のクッション材としては、
ウレタンフォームに代表される樹脂発泡体からなるクッ
ション材、ゴム製のエアークッション、ゲル状マットの
他に、短繊維を低融点成分を用い融着・結合して集合体
としたクッション材(特開平5−76388号公報)、
多重織組織で経糸に高収縮糸を用いて立体構造布とした
クッション材(特開平6−128837号公報)等が知
られている。しかしながら、これらのクッション材で
は、実際の使用においては夫々欠点を有しており、さら
なる改善が望まれている。
【0003】例えば樹脂発泡体からなるクッション材
は、その表面を凹凸加工してその圧縮応力圧を分散させ
ようとしたものも提案されているが、ウレタンフォーム
は初期の圧縮モジュラスが大きく、その後急激にモジュ
ラスが低下するという独特の特性を有するため、クッシ
ョン性に乏しいばかりか、底付き感が大きく且つ蒸れや
すいという欠点がある。
【0004】またゴム製エアークッションは、応力の分
散性には優れているものの、湿度の移動が遮断されるた
め蒸れやすいという欠点があり、またゲル状マットは、
低荷重下では応力の分散性に優れているものの、荷重が
大きくなるとその分散性は悪化して圧力の高い部分が生
じるだけでなく、非透湿性のフィルム状シートで覆われ
ているためにやはり蒸れやすいという欠点がある。
【0005】一方短繊維集合体の場合は、その短繊維繊
度や密度が通常の範囲では応力分散性や通気性を同時に
満足させることはできないため、蒸れ感を生じやすく、
また局部変形も発生しやすく耐久性に劣る。また多重織
編組織の立体構造布の場合は、使用中の換気能力には優
れているために蒸れ感は生じにくいが、クッション材と
しての厚みを出すには技術的に限度があり、クッション
性や応力分散性が不充分となりやすい。
【0006】このように従来のクッション材は、これを
車椅子用クッション、事務椅子用クッション等として使
用した場合、人体から発生する熱や汗による水分を充分
に吸収・放出し、圧力分布が均一であり、且つ優れた耐
久性を有した座席用クッションとして望まれる条件を満
足するものとはいえず、また椅子等に装着した場合ずれ
やすいという問題もあった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
座席用クッションが有する欠点を改善し、クッション
性、圧力分布の均一性、通気性及び耐久性に優れてい
て、着用による蒸れ感が発生し難く、また着用中の応力
集中による痛みや血流阻害も発生し難く、さらには座席
への装着性にも優れた新規な座席用クッションを提供す
ることを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記本発明の課題は、織
編物層からなるクッション層Aを上層とし、樹脂発泡層
又は短繊維集合体層からなる少なくとも1層のクッショ
ン層Bを下層とする全体の厚さが40〜100mmのク
ッション複合体を布帛で覆ってなる座席用クッションで
あって、該座席用クッションの上部布帛の通気度が20
cc/cm2 /sec以上であり、他方下部布帛の表面
にはゴム又は樹脂がコーティングされている座席用クッ
ションにより達成される。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の座席用クッションは、織
編物層からなるクッション層Aを上層とし、樹脂発泡層
又は短繊維集合体層からなる少なくとも1層のクッショ
ン層Bを下層とするクッション複合体を布帛により覆っ
たものである。その織編物層の平均厚さは5〜50m
m、好ましくは10〜30mmが適当であり、5mm未
満になるとクッション性が低下して粗硬感を生じやす
く、また空気の流通性が低下して蒸れ感が発生しやすく
なる。一方50mmを越えると使用時の沈み込みが大き
くなりやすく、またその生産性も低下する。また織編物
層の通気度は20〜300cc/cm2 /sec、特に
40〜250cc/cm2 /secの範囲が適当であ
り、この範囲未満になると通常の短繊維集合体や樹脂発
泡体からなるクッションと同等で、使用時に高い蒸れ感
を生じやすくなる。一方通気度が大きくなりすぎると、
空気の流通性が良くなりすぎるため寒さを感じるように
なる。
【0010】また、織編物層の25%圧縮硬さは5〜5
0Kgの範囲が適当であり、この範囲未満の場合には柔
らかすぎるため底付き感を生ずると共に、耐久性(耐へ
たり性)も低下する。逆にこの範囲を越える場合には、
硬すぎて応力分散が不充分となり、応力集中を起こしや
すくなる。
【0011】この様な特性を有する織編物層としては、
例えば本発明者らが先に提案した立体多重織編物(特願
平7−10033号、特開平7−90757号公報)、
実開平1−136191号公報に提案されている立体ラ
ッセル編物などを例示することができる。なかでも前者
の立体多重織組織であり、該織組織は表面層部と中間層
部とから構成され、該中間層部は1方向に平行した多数
の連通空洞部を有する層が1層もしくは2層以上積層さ
れて形成されている織編物層を用いることが好ましい。
特に、該表面層部の片方又は両方の面に波形、特に平均
高さが2〜15mmで平均巾が2〜30mmの波形凹凸
が形成されていると、応力分散性がさらに向上するので
好ましい。
【0012】かかる立体多重織組織は、実質的にフィラ
メント繊維から構成されており、例えばポリエステル繊
維、ポリアミド繊維、芳香族ポリアミド繊維等が用いら
れる。これらの繊維は2種以上を組み合わせて使用する
こともできるが、その際、ポリエステル繊維とナイロン
繊維とを組み合わせ使用することが好ましい。フィラメ
ント繊維としては、モノフィラメント、マルチフィラメ
ントいずれでもよいが、織組織を構成する経糸繊維は、
変形復元性が良好なナイロン繊維が特に好ましい。また
単糸繊度(糸条の繊度)は、100〜1000デニール
の範囲が好ましい。
【0013】本発明のクッション層Aは、上記のように
フィラメント繊維から実質的に構成され且つ立体的に組
織化された立体多重織組織とすることによって、空隙率
は極めて高く90%以上、好ましくは93%以上とする
ことができ、全体として極めて軽量なクッション複合体
を提供することが可能となる。
【0014】次ぎに、本発明の座席用クッションを構成
する他方のクッション層Bは、樹脂発泡体層であっても
短繊維集合体層であってもよいが、その平均厚さは10
〜60mm、特に30〜50mmの範囲内であることが
好ましく、また25%圧縮硬さは5〜50Kgの範囲内
にあることが好ましい。厚さが10mm未満になるとク
ッション性能は低下して応力分散が不充分となりやす
く、逆に60mmを越えると沈み込みが大きくなりやす
い。また圧縮硬さが前記範囲未満の場合には柔らかすぎ
るため底付き感を生ずると共に、耐久性(耐へたり性)
も低下しやすく、逆に前記範囲を越える場合には、硬す
ぎて応力分散が不充分となり、応力集中を起こしやすく
なる。
【0015】上記クッション層Bに用いられる発泡樹脂
体層としては、その材質は限定されるものではないが、
特にウレタン樹脂製がそのクッション性能の耐久性に優
れているので好ましく、例えば東洋ゴム工業株式会社製
トーヨーフラン360を例示することができる。
【0016】また短繊維集合体層としては、低融点粘着
性短繊維により融着して一体化することによって得られ
る繊維クッション材、なかでも熱可塑性エラストマ−を
繊維表面に有する短繊維が分散混入され且つこのエラス
トマーの融着により一体化した短繊維集合体層が、その
弾性性能及び耐久性に優れているので好ましい。この様
な短繊維集合体層としては、例えばWO91−1903
2号に提案されているクッション材、すなわち非弾性ポ
リエステル系短繊維集合体をマトリックスとし、該短繊
維集合体中に、短繊維を構成するポリエステルの融点よ
りも40℃以上低い融点の熱可塑性エラストマーを少な
くとも繊維表面に有する短繊維を混入し、これにより融
着一体化した短繊維集合体からなるクッション層を用い
ることができる。ここで短繊維の単繊維繊度は4デニー
ル以上、好ましくは4〜500デニール、特に8〜30
0デニールが望ましく、繊度が4デニール未満になると
クッション性が低下しやすい。また繊度は大きくなりす
ぎると、得られる繊維集合体中の構成繊維本数が少なく
なりすぎてクッション性能が不充分となりやすい。また
捲縮数は4〜25個/インチ、捲縮度は20〜40%、
繊維長は10〜100mm程度が有利である。
【0017】一方、短繊維集合体を融着一体化させる低
融点の熱可塑性エラストマーは、ポリエステル系短繊維
の融点より40℃以上低い融点を有するものであれば特
に限定する必要はないが、クッション性能の面及び短繊
維との接着性の面よりポリエステル系エラストマー、例
えば熱可塑性ポリエステルをハードセグメントとし、ポ
リオキシアルキレングリコールをソフトセグメントとし
て共重合してなるポリエーテルエステルブロック共重合
体を用いることができ、なかでもポリブチレンテレフタ
レートをハードセグメントとし、ポリオキシテトラメチ
レングリコールをソフトセグメントとするポリエーテル
エステルブロック共重合体が好ましい。
【0018】この低融点エラストマーを含む短繊維は、
クッション層Bに要求される圧縮硬さによって変わって
くるが、通常その単繊維繊度は2〜100デニール、繊
維長は10〜100mm、捲縮数は4〜25個/インチ
程度でよい。またこの低融点繊維の混合割合は、短繊維
集合体重量を基準として10〜70重量%程度が適当で
ある。
【0019】上述のクッション層Aを上層とし、少なく
とも1層のクッション層Bを下層とするクッション複合
体の全体の厚さは、40〜100mm、好ましくは60
〜80mmとする必要がある。厚さがこの範囲未満の場
合には、応力分散が不充分となってしびれや血流阻害が
発生しやすく、またクッション性も低下するので好まし
くない。一方厚さが前記範囲を越える場合には、沈み込
みが大きくなりすぎ、また取扱い性も低下するので好ま
しくない。
【0020】次ぎに上記のクッション複合体を覆う布帛
は、座席用クッションの上部表面となる部分の布帛の通
気度は、小さすぎると湿度の移動を阻害して蒸れ感を生
じるようになるので、20cc/cm2 /sec以上、
好ましくは40〜250cc/cm2 /secとする必
要がある。一方、座席用クッション底部の表面になる部
分の布帛は、ゴム又は樹脂がコーティングされているこ
とが必要である。該部分に何もコーティングされていな
い場合には、座席用クッションの装着性が低下し本体か
らずれやすくなるので好ましくない。
【0021】
【実施例】以下実施例をあげて、本発明をさらに具体的
に説明する。なお、実施例における圧縮硬さ、通気度及
び応力分布の特性は、下記方法により測定した。
【0022】<圧縮硬さ>JIS K 6401 5.
4.2記載の方法にしたがい、圧縮盤を用いて50mm
/分の速度で圧縮し、荷重が110kg(圧力350g
/cm2 )になるまで圧縮した後、同じ速度で除重す
る。この操作を2回繰り返し、2回目の測定時に描き出
された圧縮長ー応力曲線から次式より圧縮硬さを求め
た。 25%圧縮硬さ:圧縮長が(試料厚み×0.25)mm
の時の荷重[Kg]
【0023】<通気度>JIS L 1079(フラジ
ール型通気度試験機)記載の方法にしたがい、差圧が1
/2インチになるように空気を吸引し、その時の単位面
積・単位時間当たり流れる空気量を求めた。
【0024】<応力分布>ニッタ株式会社製タクタイル
センサGSCANシステム(BIG−MAT)を用い、
着座姿勢での仙骨付近(臀部)の応力分布を測定した。
なお、圧センサーの寸法は43cm×48cmであり、
距離分解能は10mmである。
【0025】[実施例1]イソフタル酸成分を13モル
%共重合したポリエチレンテレフタレート系ポリマーか
らなる、単繊維繊度が4デニール、総繊度が1000デ
ニール、固有粘度が0.8、強度が5.5g/d、沸水
収縮率が50%、熱応力値が0.52g/dの高収縮糸
を経糸として中間層部に3層(各層19本/インチ)、
ポリエステルモノフィラメント330デニールを4層
(各層30本/インチ)、ポリエステル仮撚加工糸47
5デニール/144フィラメントを最外層(各層36本
/インチ)として、各々を3ビームに巻いた3重ビーム
整経品から、レピア織機で変型5重織とするに当たり、
最外層の緯糸にポリエステル仮撚加工糸475デニール
/144フィラメントを使用し、また中間層部4層の緯
糸にポリエステルモノフィラメント300デニールを用
いて各層の合計60本/インチで製織して織物を得た。
得られた織物を150℃で約10分セットし、織物の長
さ方向に38%収縮させて、厚さ30mmの繊維織物層
からなるクッション層A(通気度が180cc/cm2
/sec、25%圧縮硬さが23.5Kg)を得た。
【0026】テレフタル酸とイソフタル酸との混合比が
80/20(モル比)の酸成分とブチレングリコールと
からなるハードセグメント38重量%と、ポリテトラメ
チレングリコール(平均分子量2000)からなるソフ
トセグメント62重量%とから構成されるブロック共重
合ポリエーテルポリエステルエラストマー(融点155
℃、フィルムでの破断伸度は1500%)を鞘部、ポリ
ブチレンテレフタレートを芯部とする、芯/鞘複合比が
50/50(重量)、単繊維繊度が9デニール、繊維長
が51mm、捲縮数が11ヶ/インチである弾性複合繊
維40重量%と、単繊維繊度が14デニール、繊維長が
64mm、捲縮数が9ヶ/インチの中空断面ポリエチレ
ンテレフタレート繊維(融点259℃)60重量%とを
カードにより混綿し、厚さが30mmになるように平板
型の金型に入れて200℃で10分間熱処理し、短繊維
集合体層からなるクッション層Bを得た。この短繊維構
造体層の25%圧縮硬さは15Kgであった。
【0027】得られたクッション層Aとクッション層B
とを積層し、座席用クッションの上部となる表面には通
気度が35cc/cm2 /secの布帛、下部となる表
面にはクロロプレンゴムを20g/m2 コーティングし
た布帛を用いて覆い、座席用クッションを得た。得られ
たクッションは、使用時の蒸れ感が少なく、応力分散性
も良好で、しかも使用時の装着性にも優れていた。この
座席用クッションの評価結果を表1にまとめて示す。
【0028】[実施例2]クッション層Bとして、厚さ
が40mm、25%圧縮硬さが13Kg、通気度が25
cc/cm2 /secのウレタンフォームを使用する以
外は、実施例1同様にして座席用クッションを得た。こ
のクッションの評価結果は表1の示すとおりであった。
【0029】[比較例1]実施例1で用いた繊維織物層
単独を、実施例1で用いたと同様の布帛で覆って座席用
クッションを得た。このものは、使用時の蒸れ感はほと
んどなく良好であるが、応力集中した部分が認められ
た。このクッションの評価結果は表1に示すとおりであ
った。
【0030】[比較例2]実施例1で用いた短繊維集合
体層単独を、実施例1で用いたと同様の布帛で覆って座
席用クッションを得た。このものは、通気性や取り扱い
性等は良好であるが、表面が硬くクッション性に劣って
いた。このクッションの評価結果は表1に示すとおりで
あった。
【0031】
【表1】
【0032】
【発明の効果】本発明の座席用クッションは、織編物層
と短繊維集合体層又は樹脂発泡層とを積層した複合体か
ら構成されているので、使用時の応力分散性に優れてい
てしびれや血流阻害が起こり難く、また上部表面は通気
性の良好な布帛で覆い、一方下部表面はゴムや樹脂をコ
ーティングした布帛で覆っているので、使用時の蒸れ感
が少なく、しかも本体との装着性にも優れている。
【0033】したがって、これらの特性を生かして、車
椅子用クッションや事務用クッションなどの分野に対応
可能となる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 織編物層からなるクッション層Aを上層
    とし、樹脂発泡層又は短繊維集合体層からなる少なくと
    も1層のクッション層Bを下層とする、厚さが40〜1
    00mmのクッション複合体を布帛で覆ってなる座席用
    クッションであって、該座席用クッションの上部布帛の
    通気度が20cc/cm2 /sec以上であり、他方下
    部布帛の表面にはゴム又は樹脂がコーティングされてい
    る座席用クッション。
  2. 【請求項2】 クッション層Aの平均厚さが5〜40m
    m、通気度が20〜300cc/cm2 /sec、25
    %圧縮硬さが5〜50Kgである請求項1記載の座席用
    クッション。
  3. 【請求項3】 クッション層Bが、単繊維繊度が4デニ
    ール以上のポリエステル系短繊維集合体をマトリックス
    とし、該短繊維集合体中には該短繊維を構成するポリエ
    ステルの融点よりも40℃以上低い融点の熱可塑性エラ
    ストマーを少なくとも繊維表面に有する短繊維が分散混
    入され、且つ該熱可塑性エラストマーの融着により該短
    繊維集合体が一体化されたクッション層である請求項1
    記載の座席用クッション。
  4. 【請求項4】 クッション層Bの平均厚さが10〜60
    mm、25%圧縮硬さが5〜50Kgである請求項3記
    載の座席用クッション。
  5. 【請求項5】 クッション層Bが、平均厚さが10〜6
    0mm、25%圧縮硬さが5〜50Kg、通気度が20
    cc/cm2 /sec以上のウレタンフォーム層である
    請求項1記載の座席用クッション。
JP10514596A 1996-04-25 1996-04-25 座席用クッション Pending JPH09285665A (ja)

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