JPH09280086A - エンジンの燃焼制御装置 - Google Patents

エンジンの燃焼制御装置

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JPH09280086A
JPH09280086A JP8086692A JP8669296A JPH09280086A JP H09280086 A JPH09280086 A JP H09280086A JP 8086692 A JP8086692 A JP 8086692A JP 8669296 A JP8669296 A JP 8669296A JP H09280086 A JPH09280086 A JP H09280086A
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JP
Japan
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air
fuel ratio
ignition timing
correction amount
load
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Application number
JP8086692A
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English (en)
Inventor
幸大 ▲よし▼沢
Yukihiro Yoshizawa
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH09280086A publication Critical patent/JPH09280086A/ja
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/40Engine management systems

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  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 特に設定点と失火ゾーンが近くなる低負荷時
にNOxの低減しつつ失火を防ぐ。 【解決手段】 算出手段41と42がリーン運転時の空
燃比とリーン運転時の点火時期をそれぞれ算出し、エン
ジンのラフネスを検出手段43が検出する。このラフネ
スが許容値以下にあるときラフネスが安定度限界になる
ように補正手段44が前記リーン運転時の空燃比をリー
ン側に補正しかつ前記リーン運転時の点火時期をリター
ド側に補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はエンジンの燃焼制御装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】リーンバーンシステム(理論空燃比での
運転とリーン空燃比での運転とに切換可能なシステム)
のエンジンにおいて、安定度限界から空燃比余裕代をと
ったリッチ側に空燃比と点火時期を設定するとともに、
リーン空燃比での運転時にラフネスセンサの検出結果を
もとに空燃比を安定度限界までリーン化し(リーンリミ
ット制御)、さらにこのリーンリミット制御に際して空
燃比をリーン化するときは同時に点火時期を進角補正
(リッチ化するときは同時に点火時期を遅角補正)する
ようにしたものが提案されている(特開昭60−626
61号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、リーン
リミット制御により空燃比をリーン化するとき従来装置
のようにエンジンの負荷状態によらず点火時期を進角補
正させるのでは、低負荷時に空燃比のバラツキにより失
火が発生して運転性が著しく悪くなる。
【0004】これについて説明すると、高負荷時におい
ては図24(A)に示すように、検出されたラフネスが
許容値以下(安定度が許容値よりもよすぎる)のときリ
ーンリミット制御により空燃比(図ではA/Fで略記、
他の図において同じ)を設定点よりリーン化し、さら
に点火時期を進角させての点に移動させれば点火時期
がそれだけMBTに近づき、これによってNOxを低減
しつつ燃費が一段と向上するわけである。
【0005】これに対して低負荷時には、図24(B)
に示すように等安定度で比較したとき高負荷時に比べて
安定度限界がMBTから、よりリタード側にあるため、
空燃比の余裕代(図示のΔA/F)をとった設定点で
の点火時期が高負荷時より進角側にくる。また、設定点
での空燃比は高負荷時よりリーン側にくる。リーン側
では点火時期を進角させると着火性が悪化するため失火
が発生し、運転性が悪くなる。低負荷時にもリーンリミ
ット制御により空燃比をリーン化するときに同時に点火
時期を進角させた場合、図24(B)においての点が
制御点になる。の点は失火ゾーンに非常に近いため、
その制御点で空燃比の制御バラツキがあった場合、失
火ゾーンに飛び込み、失火により運転性が悪化してい
た。
【0006】そこで本発明は、リーンリミット制御によ
り空燃比をリーン化する場合に、特に低負荷時には点火
時期をリタードさせることにより、設定点と失火ゾーン
が近くなる低負荷時にNOxの低減しつつ失火を防ぐこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明では、図25
に示すように、リーン運転時の空燃比を算出する手段4
1と、リーン運転時の点火時期を算出する手段42と、
エンジンのラフネスを検出する手段43と、このラフネ
スが許容値以下にあるときラフネスが安定度限界になる
ように前記リーン運転時の空燃比をリーン側に補正しか
つ前記リーン運転時の点火時期をリタード側に補正する
手段44と、この補正された空燃比となるようにエンジ
ンの空燃比を制御する手段45と、前記補正された点火
時期により点火を行う手段46とを設けた。
【0008】第2の発明では、図26に示すように、リ
ーン運転時の空燃比を算出する手段41と、リーン運転
時の点火時期を算出する手段42と、エンジンのラフネ
スを検出する手段43と、このラフネスが許容値以上に
あるときラフネスが安定度限界になるように前記リーン
運転時の空燃比をリッチ側に補正しかつ前記リーン運転
時の点火時期を進角側に補正する手段51と、この補正
された空燃比となるようにエンジンの空燃比を制御する
手段45と、前記補正された点火時期により点火を行う
手段46とを設けた。
【0009】第3の発明では、第1または第2の発明に
おいて、前記補正手段が、リーン運転時の最大負荷に対
する基準空燃比補正量と基準点火時期補正量を算出する
手段と、低負荷になるほど前記基準空燃比補正量が小さ
くなる側にかつ前記基準点火時期補正量が大きくなる側
にそれぞれ補正する手段とからなる。
【0010】第4の発明では、第1または第2の発明に
おいて、前記補正手段が、リーン運転時の最大負荷に対
する基準空燃比補正量と基準点火時期補正量を算出する
手段と、同一の回転数条件で低負荷になるほど、また同
一の負荷条件で低回転になるほど前記基準空燃比補正量
が小さくなる側にかつ前記基準点火時期補正量が大きく
なる側にそれぞれ補正する手段とからなる。
【0011】第5の発明では、第3または第4の発明に
おいて、リーン運転時にNOxを浄化可能な触媒を排気
管に設ける一方、リーン運転時における前記NOx浄化
触媒の温度が活性温度以下の領域で前記補正された基準
空燃比補正量を小さくしかつ前記補正された基準点火時
期補正量を大きくする。
【0012】
【作用】従来例では設定点からの制御方向は空燃比のリ
ーン化程度と点火時期の進角補正量により決まる。この
制御方向が負荷に関係なく同じである従来例では、低負
荷時に制御点が失火ゾーンに非常に近い位置にくるた
め、空燃比の制御バラツキがあると失火が生じる。これ
に対して第1の発明では、空燃比のリーン化程度と点火
時期のリタード補正量により設定点からの制御方向が定
まり、失火ゾーンが安定度限界に近づいてくる低負荷時
には、制御点が失火ゾーンより余裕をもって離された位
置にくるので、失火を生じることがない。また、制御点
は安定度限界にくるので、燃費の点では従来例より若干
わるくなるもののNOxの発生量は従来例より少なくな
る。
【0013】設定点と失火ゾーンの関係は負荷によって
変化し、低負荷になるほど失火ゾーンが設定点に近づい
ていくため、制御方向をマッチングしたときの負荷状態
に対しては適切であってもそれ以外の負荷状態になると
制御方向が不適切になるのであるが、第3の発明では、
ラフネスが許容値以下にあるとき低負荷になるほど空燃
比のリーン化程度が小さくなる側にかつ点火時期のリタ
ード補正量が大きくなる側に補正するので、制御方向が
いずれの負荷時にも適切なものとなり、低負荷時にNO
xを低減しつつ失火を防ぐことができるとともに、高負
荷時にはNOxを低減しつつ燃費を向上させることがで
きる。
【0014】第4の発明では、同じ負荷状態でも低回転
時には高回転時に比べて失火ゾーンが安定度限界に近づ
くことを考慮し、ラフネスが許容値以下であるとき同一
の回転数条件で低負荷になるほど、また同一の負荷条件
で低回転になるほど空燃比のリーン化程度を小さくかつ
点火時期のリタード補正量を大きくするので、リーンリ
ミット制御による空燃比のリーン化程度と点火時期のリ
タード補正量の各補正割合が負荷と回転数に応じて最適
化され、これにより特にアイドルに近い低回転時にもN
Oxを低減しつつ失火を防ぐことができる。
【0015】第5の発明では、NOx浄化触媒を排気管
に設ける一方、リーン運転時におけるNOx浄化触媒の
温度が活性温度以下の領域でラフネスが許容値以下であ
るとき空燃比のリーン化程度を小さくしかつ点火時期の
リタード補正量を大きくするので、点火時期のリタード
量が大きくなる分だけ排気温度が上昇し、この排気温度
の上昇によりNOx浄化触媒の温度をすみやかに活性温
度にまで上昇させることができ、リーン運転時において
NOx浄化触媒を有効に活用できる。
【0016】
【実施例】図1において、吸入空気はエアクリーナ2か
らスロットル部3を通って吸気マニホールドのコレクタ
4にいったん蓄えられ、ここから吸気マニホールドの分
岐管5を通って各気筒の燃焼室に供給される。燃料はコ
ントロールユニット(図ではC/Uで略記)11よりの
噴射信号に基づき燃料噴射弁6からエンジン1の吸気ポ
ートに向けて噴射される。この噴射燃料は燃焼室内に流
入する空気と交ざって混合気を形成し、混合気は点火プ
ラグ7による火花点火により燃焼室内で燃焼する。燃焼
室内で燃焼したガスは排気管8より排出される。
【0017】コントロールユニット11にはクランク角
センサ12からのRef信号(4気筒では180°ご
と、6気筒では120°ごとに発生)と1°信号、エア
フローメータ13からの吸入空気量信号、スロットルセ
ンサ14からのスロットル開度信号、水温センサ16か
らの冷却水温信号等が入力され、これらに基づいて運転
状態を判断しながら条件に応じてリーン空燃比と理論空
燃比との制御を行う。
【0018】排気管8には三元触媒9が設置され、理論
空燃比の運転時に最大の転化効率をもって、排気中のN
Oxの還元とHC、COの酸化を行う。なお、この三元
触媒はリーン空燃比のときはHC、COを酸化するが、
NOxの転化率は低い。しかしながら、空燃比がリーン
側に移行すればするほどNOxの発生量は少なくなり、
所定の空燃比以上では三元触媒9で浄化するのと同じ程
度にまで下げることができ、同時にリーン運転になるほ
ど燃費が改善される。したがって、負荷のそれほど大き
くない所定の運転領域においては理論空燃比による運転
からリーン空燃比による運転に切換える。
【0019】空燃比をリーンにした場合の空燃比と点火
時期に対するMBT、安定度限界、NOxおよび燃費の
関係は図2に示した特性となるので、リーン空燃比での
各運転条件において図示の特性を把握した上で生産バラ
ツキ、部品バラツキおよび気候の変化に伴う空燃比バラ
ツキを考慮して、安定度限界から空燃比余裕代をとった
リッチ側に空燃比と点火時期を設定することになる。
【0020】しかしながら、このときの設定点は空燃比
をリッチにしているぶん、燃費、NOxが不利になるの
で、リーン空燃比での運転時にラフネスセンサの検出結
果をもとに空燃比を安定度限界までリーン化する(リー
ンリミット制御)ことによって、この不利を解消するこ
とができる。
【0021】さて、このリーンリミット制御により空燃
比をリーン化するときにエンジンの負荷状態によらず点
火時期を進角補正するものがあり、このものでは、低負
荷時に空燃比の制御バラツキにより失火が発生して運転
性が著しく悪くなる。
【0022】これに対処するため本発明では、設定点と
失火限界の関係が運転条件(特に負荷)によって変わる
ことに着目し、リーンリミット制御時に負荷に応じて設
定点からの制御方向を変化させる。これを図3を参照し
て説明すると、同図では大きく3つの負荷時(上から低
負荷時、中負荷時、高負荷時)に分けており、各負荷時
の設定点からの制御方向(空燃比のリーン量と点火時
期のリタード量の割合)を矢印で示している。
【0023】まず、低負荷時は図3(A)に示したよう
にMBTと安定度限界のリタード方向の差が大きくな
り、設定点がリーンでかつ進角側となるため、失火ゾ
ーンに近くなる。この場合には、燃費は若干悪くなる
が、NOxの低減を狙い(図2参照)かつ失火を防ぐた
め、空燃比のリーン化と点火時期のリタードを行って安
定度限界に制御する。このときの制御方向は図示のよう
に右下に向かう(つまり制御点が失火ゾーンより引き
離される)ことになり、制御点で空燃比の制御バラツ
キが生じても失火ゾーンに飛び込むことがなくなるわけ
である。
【0024】これに対して高負荷時は図3(C)のよう
に設定点がリッチでかつリタード側にあり失火ゾーン
から大きな余裕があるため、燃費向上とNOx低減を狙
い空燃比のみをリーン化する(図2参照)。ここで、点
火時期を固定としたのは、高負荷時は失火ゾーンからの
余裕はあるものの、従来例と同じに点火時期を進角させ
る方向に動かしていくと、失火ゾーンに近づく可能性が
あるからである。したがって、高負荷時だけで比較すれ
ば燃費は従来例のほうがよいが、NOxは本願のほうが
よくなる。
【0025】中負荷時は上記の低負荷時と高負荷時の中
間的な制御方向となる(図3(B)参照)。
【0026】コントロールユニット2で実行されるこの
制御の内容を、以下のフローチャートにしたがって説明
する。
【0027】図4、図5のフローチャートは燃料噴射弁
6に与える燃料噴射パルス幅(空燃比を定める)Tiと
点火装置に与える点火進角値(点火時期)ADVを決定
するためのメインルーチンで、4気筒エンジンであれば
エンジン1回転毎に実行する。
【0028】図4のステップ1では運転条件を算出し、
算出した運転条件からステップ2において理論空燃比で
の運転時(以下ストイキ運転時という)の基本燃料噴射
量を算出する。このステップ1、2の内容を図6のサブ
ルーチンにより説明すると、ステップ21、22でエア
フローメータ出力より吸入空気量Qaを、またクランク
角センサからの信号をもとにエンジン回転数Nを算出
し、これらの値よりステップ23において Tp=(Qa/N)×k …(1) ただし、k:定数 の式によりストイキ運転時の基本噴射パルス幅量Tpを
計算する。このTpによりほぼ理論空燃比の混合気が得
られる。
【0029】図4のステップ3ではストイキ運転時の基
本点火時期を算出する。これについては図7のサブルー
チンにより説明すると、ステップ31でTpとNを読み
込み、これらからステップ32において図8を内容とす
るマップを検索してストイキ運転時の基本点火進角値B
ADVを求める。ここで、点火時期は、圧縮上死点を基
準としてこれより進角側に測ったクランク角であるた
め、基本点火進角値BADVは[゜BTDC]の単位で
ある。
【0030】図4のステップ4ではリーン運転条件かど
うかをみて、リーン運転条件の非成立時にはステップ
5、6に進み、 Ti=Tp×Co×α×2+Ts …(2) ただし、Co:各種補正係数 α:空燃比フィードバック補正係数 Ts:無効パルス幅 の式により燃料噴射パルス幅Tiを計算し、基本点火進
角値BADVを点火進角値ADVに移す。ステップ7で
はTiを燃料噴射弁制御用の出力レジスタに、またAD
Vを点火装置制御用の出力レジスタにそれぞれ転送す
る。
【0031】ここで、(2)式のCoはエンジンの始動
時、暖機時、高負荷時などの条件下で円滑な運転を確保
するための値、αはストイキ運転時に三元触媒9の転化
作用が効率よく引き出されるようにTpにより定まる基
本空燃比と理論空燃比とのずれを補正するための値、T
sは噴射弁6が噴射信号を受けてから実際に弁を開くま
での作動遅れを補償するための値である。
【0032】また、(2)式はシーケンシャル噴射(エ
ンジン2回転毎に1回気筒別に噴射)の場合の式であ
る。
【0033】一方、リーン運転条件の成立時にはステッ
プ4よりステップ8に進んでリーン運転時の基本燃料噴
射量と基本点火時期を算出する。このステップ4、8の
内容について図9のサブルーチンにより説明すると、ス
テップ41でTpとスロットル開度TVOを読み込み、
ステップ42、43でTpと所定値δ(たとえば5.0
ms)、スロットル開度変化量ΔTVOと所定値β(た
とえば20゜/s)を比較する。
【0034】Tp≦δかつΔTVO≦βのときにはリー
ン運転条件の成立時と判断し、ステップ44でリーン運
転時の基本燃料噴射量を算出するための係数KLTP
を、NとTpから図10を内容とするマップ(KLTP
マップ)を検索することにより求め、この係数KLTP
をステップ45においてTpに乗算することによってリ
ーン運転時の基本噴射パルス幅LTPを算出する。ここ
で、KLTPは1.0よりも小さな値で、この値により
Tpを減量することで、理論空燃比よりリーン側の空燃
比が得られるようにするわけである。ステップ46では
NとTpから図11を内容とするマップ(LADVマッ
プ)を検索してリーン運転時の基本点火進角値LADV
を求める。このLADVの単位も[゜BTDC]であ
る。一方、Tp>δのとき(高負荷時)とΔTVO>β
のとき(急加速時)とはストイキ運転を行うため、ステ
ップ44、45、46に進ませない。
【0035】図5のステップ9では定常であるかどうか
をみる。ステップ9の内容を図12のサブルーチンによ
り説明すると、ステップ51でTVOを読み込み、TV
Oの変化量ΔTVOと所定値γ(たとえば5゜/s)を
ステップ52において比較する。ΔTVO≦γ(定常
時)のときはステップ53でリーンリミット制御を許可
(フラグを“1”にセット)し、ΔTVO>γのときに
はステップ54でリーンリミット制御を禁止(フラグを
“0”にリセット)する。
【0036】図5のステップ9に戻り、定常でないとき
にはラフネスの精度のよい検出が困難であるためステッ
プ10、11に進み、 Ti=LTP×Co×α×2+Ts …(3) の式により燃料噴射パルス幅Tiを計算し、LADVを
点火進角値ADVに移したあと、ステップ12の操作を
実行する。なお、(3)式のαはリーン運転時にα=
1.0に固定される。
【0037】定常時になると図5のステップ9よりステ
ップ13以降に進んでリーンリミット制御を行う。ステ
ップ13ではラフネスをみてこれが許容値以下のときに
はステップ14で基本燃料噴射量の減量補正と基本点火
時期のリタード補正を行って安定度限界に近づける。ラ
フネスが許容値以上のときはステップ13よりステップ
15に進み基本燃料噴射量の増量補正と点火時期の進角
補正を行って安定度を改善する。
【0038】ここで、ステップ13、14、15の内容
を図13のサブルーチンにより詳述する。
【0039】ステップ61では回転数Nを読み込み、こ
のNからステップ62において
【数1】 の式によりラフネスとしての回転変動率dNを算出す
る。
【0040】ここで、(4)式のNaveは、1サイク
ルごとに新しいデータを取り込むとともに、最も古いデ
ータを捨てながら計算していくので、1サイクル毎に変
化する値である。
【0041】なお、ラフネスはこれに限られない。たと
えば図示平均有効圧Piを計算し、このPiの変動率を
ラフネスとして用いてもかまわない。また、Pi変動率
の3〜7Hz分を取り出したサージトルクを用いること
もできる。
【0042】ステップ63、64では回転変動率dNよ
り図14を内容とするテーブル(dLをテーブル)を検
索してリーンリミット制御用補正量dLを、またTpよ
り図15を内容とするテーブル(RAAテーブル)を検
索してリーンリミット制御用補正割合RAAをそれぞれ
求め、ステップ65、66において LLCTP=LTP+(dL×kTP)×RAA …(5) ただし、kTP:dLを噴射量補正量に換算するための
定数(たとえば0.3ms)の式によりリーンリミット
制御時の基本噴射パルス幅LLCTPを、また LLCADV=LADV+(dL×kADV)×(1−RAA) …(6) ただし、kADV:dLを点火時期補正量に換算するた
めの定数(たとえば3゜CA)の式によりリーンリミッ
ト制御時の点火進角値LLCADV[゜BTDC]を算
出する。
【0043】ここで、リーンリミット制御用補正量dL
は図14に示したように回転変動率dNが許容値(たと
えば3%近傍)以下(回転変動が小さい)にあるとき
負、また許容値以上(回転変動が大きい)のとき正とな
る値であり、(5)式のdL×kTPがリーン運転時の
最大負荷に対する燃料噴射量補正量、またdL×kAD
Vがリーン運転時の最小負荷に対する点火時期補正量で
ある。回転変動が許容値以下にあるときにはdL×kT
P×RAAの分だけ基本噴射パルス幅LTPを減量側に
補正(リーン化)しかつ基本点火進角値LADVをdL
×kADV×(1−RAA)の分だけリタード側に補正
することにより、また回転変動が許容値を越えるとdL
×kTP×RAAの分だけLTPを増量補正(リッチ
化)しかつLADVをdL×kADV×(1−RAA)
の分だけ進角補正することによって安定度限界に制御す
るのである。なお、回転変動率dNが許容値の範囲内に
あるときには図14のようにdL=0としている。
【0044】また、リーンリミット制御用補正割合RA
Aは、図15に示したようにリーン運転時における最大
のTpのとき1.0で、これよりTpが小さくなるほど
小さくなる値である。この補正割合RAAにより低負荷
になるほど燃料噴射量補正量(dL×kTP)が小さく
なり(空燃比のリーン化程度が小さくなり)かつ点火時
期補正量(dL×kADV)が大きくなる。
【0045】図5に戻りステップ16、17では Ti=LLCTP×Co×α×2+Ts …(7) の式により燃料噴射パルス幅Tiを計算し、LLCAD
Vを点火進角値ADVに移したあと、ステップ12の操
作を実行する。このときもαは1.0に固定されてい
る。
【0046】ここで、本実施形態の作用を、ラフネスが
許容値以下の場合について図3を参照しながら説明す
る。
【0047】従来例では同じ値のラフネス状態であれ
ば、負荷に関係なく設定点からの制御方向が同じであ
り(図24(A)、図24(B)参照)、低負荷時には
図24(B)に示したように制御点が失火ゾーンに非
常に近い位置にくるため、空燃比の制御バラツキにより
失火を生じることを前述した。
【0048】これに対して本実施形態では、同じ値のラ
フネス状態(つまりdLが一定のとき)でも、負荷によ
り設定点からの制御方向が異なり、まず低負荷時に
は、補正割合RAAが高負荷時より小さくなることか
ら、空燃比のリーン化程度(dL×kTp×RAAによ
り定まる)が小さくなり、かつリタード補正量(dL×
kADV×(1−RAA)により定まる)が大きくな
る。このときには、設定点からの制御方向が図3
(A)のように右下に向かい、制御点が失火ゾーンよ
り余裕をもって離された位置にくるので、失火を生じる
ことがないのである。また、制御点は安定度限界にく
るので、燃費の点では従来例より若干わるくなるものの
NOxの発生量は従来例より少なくなる。
【0049】一方、リーン運転時の最大負荷時になる
と、補正割合RAAが最大の値である1.0になるの
で、空燃比のリーン化程度がリーン運転時の最大負荷に
対する値にかつリタード補正量がゼロになり、設定点
からの制御方向が図3(C)のように右に向かう。この
ときには、MBTと安定度限界とが近いので、従来例の
ように点火時期を進角させなくとも燃費は向上し、かつ
制御点が安定度限界にくることからNOxの発生量も
少なくてすむ。
【0050】このようにして、本実施形態では、同じ値
のラフネス状態においても、負荷に応じて空燃比のリー
ン化程度と点火時期のリタード補正量の補正割合RAA
を変化させた(低負荷時にはリーン化程度を小さくかつ
点火時期のリタード補正量を大きくし、高負荷時にはリ
ーン化程度を大きくかつ点火時期のリタード補正量を小
さくした)ので、リーンリミット制御時の負荷条件に関
係なく失火を防ぎつつリーン運転時の燃費とNOxの各
性能を向上することができる。
【0051】図16は第2実施形態のフローチャート
で、図13に対応する。図13と異なるのはステップ7
1だけで、ここではNとTpから図17を内容とするマ
ップを検索してリーンリミット制御用補正割合RAAを
求めている。これ以外の制御は第1実施形態と同じであ
る(つまり図4、図5、図6、図7、図9、図12は第
2実施形態でも使う)。
【0052】同じ負荷状態でもエンジン低回転時は高回
転時より燃焼が不安定となるため、特にアイドルに近い
低回転時は燃焼が不安定であり失火が発生しやすい。た
とえば、図18(A)で示したように高負荷状態での高
回転時に設定点からの制御方向がほぼ右方向にあり、
制御点に失火ゾーンからの適度の余裕代があるとして
も、同じ高負荷状態でありながら低回転時になると、図
18(B)のように高回転時に比べて失火ゾーンが安定
度限界に近づいてくるため、高回転時と同じに制御方向
をほぼ右方向にしているのでは、失火ゾーンからの余裕
代が小さくなり(不適切となり)、空燃比の制御バラツ
キがあれば失火が生じてしまうことになる。したがっ
て、リーンリミット制御時にエンジン回転数によらず失
火の発生を防ぐためには、設定点からの制御方向をエ
ンジン負荷だけでなくエンジン回転数に応じても変化さ
せる必要があり、図18の場合であれば、低回転時にな
ると制御方向を右下に向かわせることによって、失火ゾ
ーンからの余裕代を増大させるのである。
【0053】具体的には、図17に示したように、同じ
値のTpでも回転数が小さくなるほどRAAの値を小さ
くすることによって、低回転時にはリーンリミット制御
時のリーン化程度が小さくなりかつリタード補正量が大
きくなる(つまり低回転時の制御方向が図18(B)の
ように右下方向になる)わけである。
【0054】このようにして第2実施形態では、同じ負
荷状態でも低回転時には高回転時に比べて失火ゾーンが
安定度限界に近づくことを考慮し、補正割合RAAをT
pだけでなくNをもパラメータとして求めるようにした
ので、リーンリミット制御による空燃比のリーン化程度
と点火時期のリタード補正量の各補正割合が負荷と回転
数に応じて最適化され、これにより特にアイドルに近い
低回転時にもNOxを低減しつつ失火を防ぐことができ
る。
【0055】図19は第3実施形態で図1に対応する。
三元触媒9はリーン運転時にNOxの転化率が低くくな
るので、図19に示したように、リーン運転時にNOx
を浄化可能な触媒(公知)31を三元触媒9の下流に設
けたものがある。
【0056】NOx浄化触媒31の転化率は、図20に
示したように、触媒温度がT50(転化率が50%とな
る温度)以下になると転化率が著しく悪くなるので、リ
ーン運転における始動後暖機中(たとえば水温が60℃
以上)および低負荷時が続きNOx浄化触媒31の温度
が低下した場合はNOx浄化触媒の温度をT50以上に
上昇させることが大切になる。ここで、リーンリミット
制御により設定点から安定度限界まで空燃比をリーン化
した際の点火時期のリタード量(図13のステップ66
のdL×KADV×(1−RAA)のこと)と排気温度
の関係を図21に示すと、点火時期のリタード量が大き
いほど排気温度が上昇するのであるから、NOx浄化触
媒31の低温時には、リーンリミット制御時の制御方向
を変えて点火時期のリタード量を大きくすることがNO
x浄化触媒によるNOx浄化の上で有効となる。
【0057】制御の流れは第1実施形態(または第2実
施形態)とほぼ同様であるが、図13(または図16)
に代えて図22を用いる点が異なる。図13と異なる部
分(つまり図22のステップ81、82、83)を主に
説明すると、ステップ81では温度センサ32(図19
参照)によりNOx浄化触媒31の温度TCATを読み
込み、ステップ82においてこの触媒温度TCATから
図23を内容とするテーブル(RCATテーブル)検索
して温度補正係数RCATを求め、ステップ83ではこ
れをステップ64で求めている補正割合RAAに乗算し
た値を改めて補正割合RAAとおく。
【0058】温度補正係数RCATは、図23のように
触媒温度TCATがT50より低い領域で0に近い値と
しており、これによって補正割合RAAが小さくなる。
このときには、リーンリミット制御による空燃比のリー
ン化程度が0に近い値になり、かつ点火時期のリタード
補正量が大きくなる。このときの制御方向を、第1実施
形態の図3(A)に重ねて示すと、破線矢印となるわけ
で、これによって点火時期のリタード量が大きくなる分
だけ排気温度が上昇するのである。この排気温度の上昇
によりNOx浄化触媒31の温度をすみやかに活性温度
にまで上昇させることができ、リーン運転時においてN
Ox浄化触媒31を有効に活用できる。
【0059】
【発明の効果】設定点からの制御方向が空燃比のリーン
化程度と点火時期の進角補正量により決まる、この制御
方向が負荷に関係なく同じである従来例では、低負荷時
に制御点が失火ゾーンに非常に近い位置にくるため、空
燃比の制御バラツキがあると失火が生じるのであるが、
第1の発明では、空燃比のリーン化程度と点火時期のリ
タード補正量により設定点からの制御方向が定まり、失
火ゾーンが安定度限界に近づいてくる低負荷時には、制
御点が失火ゾーンより余裕をもって離された位置にくる
ので、失火を生じることがない。また、制御点は安定度
限界にくるので、燃費の点では従来例より若干わるくな
るもののNOxの発生量は従来例より少なくなる。
【0060】設定点と失火ゾーンの関係は負荷によって
変化し、低負荷になるほど失火ゾーンが設定点に近づい
ていくため、制御方向をマッチングしたときの負荷状態
に対しては適切であってもそれ以外の負荷状態になると
制御方向が不適切になるのであるが、第3の発明では、
ラフネスが許容値以下にあるとき低負荷になるほど空燃
比のリーン化程度が小さくなる側にかつ点火時期のリタ
ード補正量が大きくなる側に補正するので、制御方向が
いずれの負荷時にも適切なものとなり、低負荷時にNO
xを低減しつつ失火を防ぐことができるとともに、高負
荷時にはNOxを低減しつつ燃費を向上させることがで
きる。
【0061】第4の発明では、同じ負荷状態でも低回転
時には高回転時に比べて失火ゾーンが安定度限界に近づ
くことを考慮し、ラフネスが許容値以下であるとき同一
の回転数条件で低負荷になるほど、また同一の負荷条件
で低回転になるほど空燃比のリーン化程度を小さくかつ
点火時期のリタード補正量を大きくするので、リーンリ
ミット制御による空燃比のリーン化程度と点火時期のリ
タード補正量の各補正割合が負荷と回転数に応じて最適
化され、これにより特にアイドルに近い低回転時にもN
Oxを低減しつつ失火を防ぐことができる。
【0062】第5の発明では、NOx浄化触媒を排気管
に設ける一方、リーン運転時におけるNOx浄化触媒の
温度が活性温度以下の領域でラフネスが許容値以下であ
るとき空燃比のリーン化程度を小さくしかつ点火時期の
リタード補正量を大きくするので、点火時期のリタード
量が大きくなる分だけ排気温度が上昇し、この排気温度
の上昇によりNOx浄化触媒の温度をすみやかに活性温
度にまで上昇させることができ、リーン運転時において
NOx浄化触媒を有効に活用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の制御システム図である。
【図2】リーン運転時の空燃比、点火時期に対する各種
性能の関係を説明するための図である。
【図3】低負荷時、中負荷時、高負荷時の各負荷におけ
るリーンリミット制御時の制御方向の違いを説明するた
めの図である。
【図4】燃料噴射パルス幅Tiと点火進角値ADVの決
定を説明するためのフローチャートである。
【図5】燃料噴射パルス幅Tiと点火進角値ADVの決
定を説明するためのフローチャートである。
【図6】図4のステップ1、2のサブルーチンを説明す
るためのフローチャートである。
【図7】図4のステップ3のサブルーチンを説明するた
めのフローチャートである。
【図8】基本点火進角値BADVの特性図である。
【図9】図4のステップ4、8のサブルーチンを説明す
るためのフローチャートである。
【図10】係数KLTPの特性図である。
【図11】リーン運転時の基本点火進角値LADVの特
性図である。
【図12】図5のステップ9のサブルーチンを説明する
ためのフローチャートである。
【図13】図5のステップ13、14、15のサブルー
チンを説明するためのフローチャートである。
【図14】リーンリミット制御用補正量dLの特性図で
ある。
【図15】補正割合RAAの特性図である。
【図16】第2実施形態のフローチャートである。
【図17】第2実施形態の補正割合RAAの特性図であ
る。
【図18】高回転時と低回転時の各回転におけるリーン
リミット制御時の制御方向の違いを説明するための図で
ある。
【図19】第3実施形態の制御システム図である。
【図20】第3実施形態のNOx浄化触媒の転化率の特
性図である。
【図21】第3実施形態のリーンリミット制御時におけ
る点火時期のリタード量に対する排気温度の特性図であ
る。
【図22】第3実施形態のフローチャートである。
【図23】第3実施形態の温度補正係数RCATの特性
図である。
【図24】従来例の作用を説明するための図である。
【図25】第1の発明のクレーム対応図である。
【図26】第2の発明のクレーム対応図である。
【符号の説明】
6 燃料噴射弁 7 点火プラグ 11 コントロールユニット 12 クランク角センサ 13 エアフローメータ 31 NOx浄化触媒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02P 5/153

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リーン運転時の空燃比を算出する手段と、 リーン運転時の点火時期を算出する手段と、 エンジンのラフネスを検出する手段と、 このラフネスが許容値以下にあるときラフネスが安定度
    限界になるように前記リーン運転時の空燃比をリーン側
    に補正しかつ前記リーン運転時の点火時期をリタード側
    に補正する手段と、 この補正された空燃比となるようにエンジンの空燃比を
    制御する手段と、 前記補正された点火時期により点火を行う手段とを設け
    たことを特徴とするエンジンの燃焼制御装置。
  2. 【請求項2】リーン運転時の空燃比を算出する手段と、 リーン運転時の点火時期を算出する手段と、 エンジンのラフネスを検出する手段と、 このラフネスが許容値以上にあるときラフネスが安定度
    限界になるように前記リーン運転時の空燃比をリッチ側
    に補正しかつ前記リーン運転時の点火時期を進角側に補
    正する手段と、 この補正された空燃比となるようにエンジンの空燃比を
    制御する手段と、 前記補正された点火時期により点火を行う手段とを設け
    たことを特徴とするエンジンの燃焼制御装置。
  3. 【請求項3】前記補正手段は、リーン運転時の最大負荷
    に対する基準空燃比補正量と基準点火時期補正量を算出
    する手段と、低負荷になるほど前記基準空燃比補正量が
    小さくなる側にかつ前記基準点火時期補正量が大きくな
    る側にそれぞれ補正する手段とからなることを特徴とす
    る請求項1または2に記載のエンジンの燃焼制御装置。
  4. 【請求項4】前記補正手段は、リーン運転時の最大負荷
    に対する基準空燃比補正量と基準点火時期補正量を算出
    する手段と、同一の回転数条件で低負荷になるほど、ま
    た同一の負荷条件で低回転になるほど前記基準空燃比補
    正量が小さくなる側にかつ前記基準点火時期補正量が大
    きくなる側にそれぞれ補正する手段とからなることを特
    徴とする請求項1または2に記載のエンジンの燃焼制御
    装置。
  5. 【請求項5】リーン運転時にNOxを浄化可能な触媒を
    排気管に設ける一方、リーン運転時における前記NOx
    浄化触媒の温度が活性温度以下の領域で前記補正された
    基準空燃比補正量を小さくしかつ前記補正された基準点
    火時期補正量を大きくすることを特徴とする請求項3ま
    たは4に記載のエンジンの燃焼制御装置。
JP8086692A 1996-04-09 1996-04-09 エンジンの燃焼制御装置 Pending JPH09280086A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7082936B2 (en) * 2004-07-23 2006-08-01 Nissan Motor Co., Ltd. Internal combustion engine control device
JP2012197798A (ja) * 2012-06-22 2012-10-18 Toyota Motor Corp 多気筒内燃機関の制御装置
WO2017009962A1 (ja) * 2015-07-15 2017-01-19 日産自動車株式会社 内燃機関の制御装置

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