JPH09277889A - 乗員支持装置 - Google Patents

乗員支持装置

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JPH09277889A
JPH09277889A JP24067196A JP24067196A JPH09277889A JP H09277889 A JPH09277889 A JP H09277889A JP 24067196 A JP24067196 A JP 24067196A JP 24067196 A JP24067196 A JP 24067196A JP H09277889 A JPH09277889 A JP H09277889A
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JP
Japan
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flexible member
vehicle
roof
occupant
bag body
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Pending
Application number
JP24067196A
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English (en)
Inventor
Teruhiko Koide
輝彦 小出
Naoki Matsuura
直樹 松浦
Shoichi Ibe
正一 伊部
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Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 乗員支持装置を低コストで小型に形成する。 【解決手段】 車両12のルーフパネル16の下部側で
あって、ルーフパネル16の中央部寄りの位置及びフロ
ントピラー24寄りの位置に折り畳み可能なネット14
の基端部が取り付けられる。ネット14の先端部にセン
タピラー26に沿って配置されたワイヤ28の上端側が
連結され、センタピラー26の下部にシリンダ36とシ
リンダ36内に一端が挿入されるピストンロッド38と
で構成される引出装置32が配置される。シリンダ36
の上部寄りに必要時にガスを発生するガスジェレネータ
34が、引出装置32の一部として設置され、ワイヤ2
8の下端側とこのピストンロッド38の上端側とが連結
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に大きな加速
度が加わったときに乗員を支持する乗員支持装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】車両急減速時に乗員を保護する為の車両
の乗員支持装置として、シートベルト及びシートベルト
プリテンショナ等だけでなく、車両の急減速を加速度セ
ンサで検出しインフレータからガスを袋体内に供給して
袋体を膨張させるようなエアバッグ装置が一般に知られ
ている。
【0003】また、車両の進行方向に対して横方向から
大きな加速度が加わったときに、乗員とドアとの間に膨
張展開するようにした図9に示す側面用のエアバッグ装
置110も提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような側
面用のエアバッグ装置110では、乗員112の頭部1
12Aの運動エネルギを十分に支持するために、乗員1
12の胸部に対応するドアトリム114の内面から乗員
112の頭部112Aに対応する窓ガラス116の内面
までにわたる広い範囲を覆う大容量の袋体118及びこ
れに見合ったインフレータ120が必要となり、エアバ
ッグ装置110が大型でかつ高価なものとなる欠点があ
った。
【0005】本発明は上記事実に鑑み、低コストで小型
に形成される乗員支持装置を提供することが目的であ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1による乗員支持
装置は、折り畳み可能に形成されると共に基端部が車両
の屋根の下部側に取り付けられ且つ、車両の屋根を形成
する屋根材と車室内の天井壁を形成する室内カバーとの
間に折り畳まれて格納される柔軟部材と、柔軟部材の先
端部に連結され且つ、屋根材を支持するピラーに沿って
柔軟部材の先端部を下方へ引出して柔軟部材を車室内側
に展開させる引出手段と、を有することを特徴とする。
【0007】請求項2による乗員支持装置は、請求項1
に係る乗員支持装置において、柔軟部材の展開に伴って
室内カバーが変形して柔軟部材の室内側への展開を可能
としたことを特徴とする。
【0008】請求項3による乗員支持装置は、請求項1
に係る乗員支持装置において、柔軟部材の先端部に一端
が連結されたワイヤ及び、このワイヤを下方に引っ張る
駆動源により、引出手段が構成されることを特徴とす
る。
【0009】請求項4による乗員支持装置は、基端部が
車両の屋根の下部側に取り付けられ、車両の屋根を形成
する屋根材と車室内の天井壁を形成する室内カバーとの
間に折り畳まれて格納される柔軟部材と、前記柔軟部材
の基端部とは逆側の端部に設けられた袋状の袋体と、前
記袋体の内部へガスを放出し前記袋体を前記天井壁の下
方で膨張展開させると共に前記柔軟部材を前記天井壁の
下方へ引出して車室内側に展開させる展開手段と、を有
することを特徴とする。
【0010】請求項1に係る乗員支持装置の作用を以下
に説明する。折り畳み可能に形成される柔軟部材の基端
部が車体の屋根の下側へ取り付けられて、車体の屋根を
形成する屋根材と車室内の天井壁を形成する室内カバー
との間に柔軟部材が折り畳まれて格納される。そして、
必要に応じて、この柔軟部材の先端部に連結される引出
手段が、柔軟部材の先端部をピラーに沿って下方へ引出
して、柔軟部材を車室内側に展開させる。
【0011】従って、引出手段により柔軟部材の先端部
をピラーに沿って下方へ引出して柔軟部材を展開するよ
うな機構を採用したので、大容量の袋体を備えたエアバ
ッグ装置と異なり、乗員支持装置を低コストで小型とす
ることが可能となった。
【0012】請求項2に係る乗員支持装置の作用を以下
に説明する。本請求項も請求項1と同様な作用を奏す
る。但し、本請求項は、柔軟部材の展開に伴って室内カ
バーが斜めに変形して柔軟部材の室内側への展開を可能
とするので、柔軟部材が逃げるための空間が車室内に確
保されると共に室内カバーが乗員の頭部を支持して、よ
り効率的で確実に乗員の保護が図れる。
【0013】請求項3に係る乗員支持装置の作用を以下
に説明する。本請求項も請求項1と同様な作用を奏す
る。但し、本請求項は、柔軟部材の先端部に一端が連結
されたワイヤ及び、ワイヤを下方に引っ張る駆動源によ
り、引出手段が構成されたので、より効率的で確実に乗
員の保護が図れる。
【0014】請求項4に係る乗員支持装置の作用を以下
に説明する。展開手段が作動して袋体の内部にガスが放
出されると、このガスの圧力によって袋体が膨張し、天
井壁の下方で展開される。また、袋体が展開する際に
は、展開時の袋体の張力(すなわち、ガスの圧力)によ
って柔軟部材が袋体と共に天井壁の下方で展開される。
【0015】ここで、本乗員支持装置では袋体が柔軟部
材を介して車体の屋根の下側へ取り付けられているた
め、袋体は柔軟部材によって支持された状態で展開し、
予め設定された所定の位置、すなわち、乗員の頭部に対
応した位置に確実に位置する。したがって、従来の側面
用のエアバッグ装置と比べて袋体の容積を小さくしても
乗員の頭部の運動エネルギが十分に支持される。しか
も、袋体の容積を小さくできるため、袋体を膨張させる
ための展開手段の機構の小型化も可能である。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明に係る乗員支持装置の第1
の実施の形態を図1から図5に示し、これらの図に基づ
き本実施の形態を説明する。
【0017】図1から図3に示すように、本実施の形態
の乗員支持装置10が適用される車両12の屋根をルー
フパネル(屋根材)16が形成し、このルーフパネル1
6の中央部寄りの位置及びフロントピラー24寄りの位
置には、それぞれピン18A、18B(図3に示す)が
突出するように固着されている。そして、折り畳み可能
に三角形に形成される柔軟部材であるネット14の基端
部が、これら一対のピン18A、18Bに掛けられるこ
とで、車両の屋根を形成するルーフパネル16と車室2
0内の天井壁を形成するルーフヘッドライニング(室内
カバー)22との間に折り畳まれて格納された状態で、
ネット14がルーフパネル16の下部側に取り付けられ
ることになる。
【0018】この三角形のネット14の一つの頂点とな
る先端部には、ルーフパネル16を支持するためのセン
タピラー26に沿って配置された金属製のワイヤ28の
上端側が連結されており、このセンタピラー26の下部
には、筒状のシリンダ36とこのシリンダ36内に一端
が挿入されるピストンロッド38とで構成される駆動源
である引出装置32が、配置されている。
【0019】そして、シリンダ36の上部寄りに必要時
にガスを発生するガスジェレネータ34が、引出装置3
2の一部として設置されており、また、ワイヤ28の下
端側とこのピストンロッド38の上端側とが連結されて
いる。
【0020】以上より、ガスジェレネータ34に接続さ
れる図示しない加速度センサが加速度を検出すると、こ
のガスジェレネータ34が作動し、ガスジェレネータ3
4よりシリンダ36内にガスが送り込まれるようになっ
ている。そして、このようにシリンダ36内にガスが送
り込まれると、ピストンロッド38が下側に移動し、こ
れに合わせて、ピストンロッド38に連結されたワイヤ
28がセンタピラー26に沿ってネット14の先端部を
下方へ引出して図4及び図5に示すように、ネット14
を車室20内側に展開させるようになっている。
【0021】次に、本実施の形態の作用を説明する。前
述のようにルーフパネル16とルーフヘッドライニング
22との間にネット14が折り畳まれて、図2及び図3
に示すように格納されている。
【0022】そして、車両12の進行方向に対して横方
向から大きな加速度が加わったときに、加速度センサが
これを検出してガスジェネレータ34を作動し、ネット
14の先端部にワイヤ28を介して連結される引出装置
32のピストンロッド38が、ネット14の先端部をセ
ンタピラー26に沿って下方へ引出す。このネット14
の引出しに伴って、ルーフヘッドライニング22が斜め
に変形しつつ押し下げられてネット14の車室20内側
への展開が可能となり、図4に示すように、ルーフヘッ
ドライニング22が前部シートに搭乗している乗員Pの
頭部を支持し得るようになる。
【0023】以上より、引出装置32によりネット14
の先端部をセンタピラー26に沿って下方へ引出してネ
ット14を展開して前部シートに搭乗している乗員Pを
支持するような機構を採用したので、大容量の袋体を備
えたエアバッグ装置と異なり、乗員支持装置10を低コ
ストで小型なものにできた。
【0024】また、ネット14の展開に伴ってルーフヘ
ッドライニング22が変形してネット14の車室20内
側への展開を可能とするので、ネット14が逃げるため
の空間が車室20内に確保されると共にルーフヘッドラ
イニング22が乗員Pの頭部を支持して、より効率的で
確実に乗員の保護が図れる。
【0025】さらに、引出手段が極めて簡単な、ネット
14の先端部に一端が連結されたワイヤ28及びワイヤ
28を下方に引っ張る引出装置32により、構成された
ので、より効率的で確実に乗員の保護が図れることにな
る。
【0026】尚、上記実施の形態において、柔軟部材を
ネットとしたが、この替わりに、樹脂製シート、布地或
いはエアバッグのような折り畳み可能なものを採用して
も良い。また、上記実施の形態において、前部シートの
乗員Pを支持するようにネット14を展開したが、同様
の構造の乗員支持装置を後部シート用にも設置して、後
部シートの乗員をも支持するようにしても良い。
【0027】さらに、上記実施の形態において、ワイヤ
を金属製としたが、強度的に十分耐えられれば合成繊維
等により形成されるワイヤを採用しても良く、また、ワ
イヤを採用せずにピストンロッド38をネット14に直
接連結するようにしても良い。
【0028】一方、上記実施の形態では、ルーフヘッド
ライニング22が変形して乗員Pを支持するような構造
としたが、ネット14で乗員Pを直接支持するようにし
ても良い。
【0029】次に図6乃至図8を用いて本発明の第2の
実施の形態について説明する。なお、前記第1の実施の
形態と基本的に同一の部位については同一の符号を付与
してその説明を省略する。
【0030】図6には、本発明の第2の実施の形態に係
る乗員支持装置としてのエアバッグ装置50を適用した
車両12の概略が示されている。この図に示されるよう
に、エアバッグ装置50はカバー52を備えている。こ
のカバー52は、車両12の前後方向(図6の矢印A方
向)へ向けて長手方向とされており、フロントピラー2
4からルーフサイド54(ルーフパネル16の側部)へ
かけて取り付けられている。また、図7に示されるよう
に、このカバー52は車幅方向一方の端部52Aがルー
フサイド54に支持されており、上方から所定の大きさ
以上の圧力が作用すると、端部52Aを軸としてカバー
52が下方へ回動して展開する(図8に図示された状
態)。また、このカバー52の車幅方向他方の端部52
Bはルーフヘッドライニング22の上方(すなわち、ル
ーフパネル16とルーフヘッドライニング22の間)に
折り込まれており、ルーフヘッドライニング22の車幅
方向一方の端部22Aへ係合している。なお、カバー5
2の端部52Bをルーフヘッドライニング22の上方へ
折り込まずに、カバー52の端部52Bとルーフヘッド
ライニング22の端部22Aを大きな外力によって破断
可能に連結してもよい。
【0031】また、エアバッグ装置50は柔軟部材とし
てのシート56を備えている。このシート56は展開形
状で図6に示されるように略三角形状とされており、シ
ート56の斜辺部56A、56Bはルーフサイド54に
沿って配置され、リベット57によってルーフパネル1
6の車室内側に固定されている。なお、本実施の形態で
は、リベット57によってシート56を固定している
が、例えば、接着材等の他の固着手段によって固着して
も構わない。また、図7に示されるように、このシート
56は、通常、ルーフパネル16とルーフヘッドライニ
ング22の間で折り畳まれている。また、このシート5
6には袋体60が形成されている。この袋体60は、車
体12の前後方向に長手方向とされる袋状とされてお
り、シート56の底辺部56C側の部分を斜辺部56
A、56B側へ折り返して縫合することによって形成さ
れている。また、この袋体60の車両12前方側の端部
は閉塞されており、リベット58によってフロントピラ
ー24へ回転可能に軸支されている。
【0032】一方、センターピラー26の上端部近傍に
は、展開手段としてのモジュール62が設置されてい
る。このモジュール62の内部には、起動装置、***、
及びガス発生材等が収納されており、内部で大量のガス
を発生させて袋体60の内部へガスを放出する。また、
このモジュール62は、車両12のドアパネル64等に
設けられたセンサ(図示省略)に接続されており、セン
サが車両12の外側からの所定条件の圧力又は衝撃を検
知すると、起動装置が作動してガスを発生させる構成で
ある。
【0033】したがって、本エアバッグ装置50では、
モジュール62の起動装置が作動して袋体60の内部へ
ガスが放出されると、図8に示されるように、袋体60
が膨張してカバー52を上方から押圧してカバー52を
展開する。この状態から更に袋体60が膨張すると、そ
の内圧によって袋体60に長手方向に沿った張力が付与
され、袋体60が撓みのない伸直された状態、すなわ
ち、袋体60がルーフサイド54に沿わず、ドアガラス
66を斜め上方へ向けて横断した状態(図6に図示され
た状態)で展開される。また、この状態では袋体60が
展開されることによりシート56が三角形状に展開され
る。これにより、袋体60がシート56の底辺部56C
に沿った所定の位置で確実に展開される。したがって、
展開状態では袋体60によって確実に乗員の身体の運動
エネルギーを吸収できる。
【0034】ここで、本エアバッグ装置50は、袋体6
0がシート56の底辺部56Cに沿った所定の位置(特
に図6の上下方向の定位置)で展開されるため、従来の
エアバッグ装置の如く袋体の容積を大型化せずとも乗員
Pの頭部の運動エネルギーを確実に吸収できる。このた
め、袋体60の小型化を図ることができる。また、これ
に伴い、袋体60を膨張させるためのガスの容量を少な
くできるため、モジュール62の小型化をも図ることが
でき、コストの削減を図ることができる。さらに、シー
ト56を用いるものの袋体60の容積を小さくできるた
め、全体としては従来のエアバッグ装置に比べて袋体に
用いる布の量を削減でき、この意味でもコストの削減を
図ることができる。また、シート56に沿って所定の位
置で袋体60を展開できるため、モジュール62、シー
ト56、及び袋体60の取付位置や寸法制度等を特別厳
格にせずともよく、この意味でもコストの削減を図るこ
とができる。さらに、展開状態での袋体60のルーフサ
イド54側にはシート56が展開しているため、仮に、
乗員Pの姿勢の変化等によって頭部が袋体60よりも上
方に位置していても、シート56によって乗員Pの頭部
の運動エネルギーを吸収できる。
【0035】なお、本実施の形態では、柔軟部材として
シート56を適用したが、柔軟部材の態様はこれに限る
ものではない。例えば、袋体と柔軟部材を別部材とした
うえで、柔軟部材に第1に実施の形態のようなネット1
4を適用してもよい。
【0036】また、袋体60の一端を前記第1の実施の
形態の引出装置32ような駆動手段で膨張展開と同時に
袋体60の長手方向へ向けて強制的に引っ張って、図6
に示されるように直線状にするようにしてもよい。
【0037】
【発明の効果】本発明に係る乗員支持装置によれば、乗
員支持装置を低コストで小型に形成できるという優れた
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る乗員支持装置
を適用した車両の一部を破断した斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る乗員支持装置
を車両の前方から見た断面図であり、ネットが折り畳ま
れた状態を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る乗員支持装置
を車両の側面から見た図であり、ネットが折り畳まれた
状態を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係る乗員支持装置
を車両の前方から見た断面図であり、ネットが展開され
た状態を示す図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係る乗員支持装置
を車両の側面から見た図であり、ネットが展開された状
態を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る乗員支持装置
の袋体膨張展開状態を示す車両室内側から見た正面図で
ある。
【図7】柔軟部材及び袋体を収納した状態を示す乗員支
持装置の断面図である。
【図8】柔軟部材及び袋体が展開した状態を示す図7に
対応した断面図である。
【図9】従来の側面用のエアバッグ装置を表す断面図で
ある。
【符号の説明】
10 乗員支持装置 14 ネット(柔軟部材) 16 ルーフパネル(屋根材) 22 ルーフヘッドライニング(室内カバー) 26 センタピラー 28 ワイヤ(引出手段) 32 引出装置(引出手段) 50 エアバッグ装置(乗員支持装置) 56 シート(柔軟部材) 60 袋体 62 モジュール(展開手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折り畳み可能に形成されると共に基端部
    が車両の屋根の下部側に取り付けられ且つ、車両の屋根
    を形成する屋根材と車室内の天井壁を形成する室内カバ
    ーとの間に折り畳まれて格納される柔軟部材と、 柔軟部材の先端部に連結され且つ、屋根材を支持するピ
    ラーに沿って柔軟部材の先端部を下方へ引出して柔軟部
    材を車室内側に展開させる引出手段と、 を有することを特徴とする乗員支持装置。
  2. 【請求項2】 柔軟部材の展開に伴って室内カバーが変
    形して柔軟部材の室内側への展開を可能としたことを特
    徴とする請求項1記載の乗員支持装置。
  3. 【請求項3】 柔軟部材の先端部に一端が連結されたワ
    イヤ及び、このワイヤを下方に引っ張る駆動源により、
    引出手段が構成されることを特徴とする請求項1記載の
    乗員支持装置。
  4. 【請求項4】 基端部が車両の屋根の下部側に取り付け
    られ、前記車両の屋根を形成する屋根材と車室内の天井
    壁を形成する室内カバーとの間に折り畳まれた状態で格
    納される柔軟部材と、 前記柔軟部材の基端部とは逆側の端部に設けられた袋状
    の袋体と、 前記袋体の内部へガスを放出し前記袋体を前記天井壁の
    下方で膨張展開させると共に前記柔軟部材を前記天井壁
    の下方へ引出して車室内側に展開させる展開手段と、 を有することを特徴とする乗員支持装置。
JP24067196A 1996-02-14 1996-09-11 乗員支持装置 Pending JPH09277889A (ja)

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JP24067196A JPH09277889A (ja) 1996-02-14 1996-09-11 乗員支持装置

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JP2712996 1996-02-14
JP8-27129 1996-02-14
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001083271A1 (en) * 2000-05-01 2001-11-08 Toyoda Gosei Co., Ltd. Occupant arresting device

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