JPH09265863A - 揺動スイッチの構造 - Google Patents

揺動スイッチの構造

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JPH09265863A
JPH09265863A JP9901296A JP9901296A JPH09265863A JP H09265863 A JPH09265863 A JP H09265863A JP 9901296 A JP9901296 A JP 9901296A JP 9901296 A JP9901296 A JP 9901296A JP H09265863 A JPH09265863 A JP H09265863A
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JP
Japan
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groove
moderation
click
knob
switch
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JP9901296A
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English (en)
Inventor
Osamu Furukawa
治 古川
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Niles Parts Co Ltd
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Niles Parts Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 節度溝の形成面のそれの略中央に小溝を形成
したことで、節度体が圧接する節度溝の耐摩耗性を向上
させる。 【解決手段】 ノブ2は、軸穴2aを中心として揺動す
る。揺動スイッチは、節度溝2gと、該節度溝2gに圧
接する節度体8と、該節度体8を付勢するスプリング9
とでなる節度機構を備えている。前記節度溝2gは、そ
の溝を形成する面の略中央に小溝2jを刻設している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スチールボールや
節度ピンでなる節度体を有するシーソースイッチやレバ
ースイッチ等の揺動スイッチの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種の技術としては、例え
ば実開昭62−79340号公報に開示された技術があ
る。該スイッチの節度体は、節度溝の節度面の2点に接
触している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来技術は、節度体が節度溝の節度面の2点で接触し
ているので、接触箇所に節度ばねの力が集中するので、
磨耗し易いという問題点がある。
【0004】本発明は、節度体が接する節度面を増加さ
せることで、節度面等が磨耗することを低減させること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述した従来
の技術の問題点を解消すべく発明したものであり、軸を
中心として揺動するノブと、節度溝と該節度溝に圧接す
る節度体と該節度体を付勢するスプリングとでなる節度
機構と、を備えた揺動スイッチにおいて、前記節度溝
は、その溝を形成する面と略中央に小溝を刻設したこと
でなる。
【0006】また、本発明の請求項2記載の発明は、ノ
ブが、不透明樹脂でなる外郭体と、光導体でなる内郭体
とで、形成すると共に、該内郭体は、照明表示部と、前
記節度溝と、操作杆とを一体形成したことでなる。
【0007】また、本発明の請求項3記載の発明は、内
郭体が、ポリアミドで形成したことでなる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の1実
施形態を詳述する。1は、各軸穴2a,3a,4a,5
a,6aを支点として揺動するノブ2,3,4,5、及
び6と、押釦7とを具備した例えば自動車用パワーウイ
ンドスイッチ等のスイッチである。該スイッチ1は、節
度溝2gと、該節度溝2gに圧接する節度体8と、該節
度体8を付勢するスプリング9とでなる節度機構を備え
た、シーソースイッチ、又はレバースイッチである。該
スイッチ1は、ノブ2,3,4,5、及び6が揺動する
スイッチであれば、その種類等は特に限定しない。以
下、本発明の実施形態として自動車用パワーウインドス
イッチの一例を詳述する。
【0009】次に、ノブ2,3,4,5、及び6につい
て詳述する。該ノブ2,3,4,5、及び6の外観形
状、及び個数は、特に限定しない。ノブ2は、運転席の
窓ガラスを開閉するための操作部材である。該ノブ2
は、例えば、ABS樹脂等でなる不透明な樹脂でなる外
郭体2bと、光が透るポリアセタール等の光導体でなる
内郭体2cとでなる。外郭体2bは、ノブ2の外観形状
を形成すると共に、照明表示部2dと、軸穴2eとを有
する。内郭体2cは、外郭体2bの内側に一体に、所謂
2色成形してなる。該内郭体2cは、前記照明表示部2
d内にマーク2fを付記し、内天井面から節度溝2g
と、操作杆2hとを突設している。
【0010】照明表示部2dは、外郭体2bを穿設して
内郭体2cのマーク2fが見えるようにしたものであ
り、発光体11からの光で照明され、夜間照明、又は作
動表示照明する。軸穴2eは、ケース12の上面から突
出形成した筒状部12aの内壁に形成した軸部(図示せ
ず)に軸合する。マーク2fは、ノブ2の機能を表す文
字や記号や絵等でなる。該マーク2fは、なくてもよ
い。
【0011】節度溝2gは、図2に示すように、軸穴2
eがある方向側に延びる略V字状の谷でなり、一方に節
度面c、他方に節度面dを形成している。該節度溝2g
には、スプリング9に付勢された節度体8が常時圧接し
ている。該節度溝2gは、図3に示すように厚板状の部
材で略V字状に形成し、かつその溝を形成する節度面
c,dの略中央に小溝2jを刻設している。該節度溝2
gは、節度面c,dの略中央に小溝2jを形成したこと
で、各節度面c,dが2分割され、節度体8が圧接する
箇所が倍増する。操作杆2hは、ケース12、及び基板
18の切欠部18aを挿通して、係合部2iをスイッチ
ユニット13の操作杆13aに係合する。
【0012】尚、節度溝2gは、ケース12に形成して
もよい。この場合、節度体8、スプリング9、及び盲孔
12bをノブ2の下面に配設する。
【0013】前記節度面cは、V字状の節度溝2gの一
方の傾斜面で、節度面dは該節度溝2gの他方の傾斜面
である。小溝2jは、図3に示すように節度面c,d全
体に形成しても、また、図4に示すように節度面c,d
の略中央部のみに形成してもどちらでもよい。該小溝2
jは、図3、及び図4に示すように略V字状でも、略半
円形でもよく、その形状は特に限定しない。
【0014】ノブ3は、軸穴3aを中心として揺動して
スイッチユニット14を作動させ、助手席の窓ガラスを
開閉する操作部材である。ノブ4は、軸穴4aを中心と
して揺動してスイッチユニット15を作動させ、後席左
側の窓ガラスを開閉する操作部材である。ノブ5は、軸
穴5aを中心として揺動してスイッチユニット16を作
動させ、後席右側に窓ガラスを開閉する操作部材であ
る。ノブ6は、軸穴6aを中心として揺動してスイッチ
ユニット17を作動させ、窓ガラスをロックする操作部
材である。該ノブ3,4,5、及び6は、前述したノブ
2と同一構造であるので説明を省略する。
【0015】押釦7は、操作杆7aの側面に、板ばね1
9のピン20が圧接するハートカム(図示せず)を形成
してなるプッシュロッドスイッチの操作部材である。該
押釦7は、押圧操作することで、前記ピン20がハート
カムに係止し、操作杆7aがスイッチユニット21を作
動させて、ドアの施錠・解錠をする。尚、スイッチユニ
ット21は、タクトスイッチ、又はラバーコンタクトス
イッチ等でもよい。
【0016】節度体8は、スチールボール、節度ピン、
又はコロ等でなり、先端部が円形又は球形であれば特に
限定しない。該節度体8の大きさは、図5に示すように
略V字状に開口した小溝2jに対して、該小溝2jの斜
面に圧接するようにした大きさの節度体8aでも、ま
た、該小溝2jの開口端に圧接するようにした節度体8
bでもどちらでもよい。
【0017】スプリング9,10は、筒状部12a内に
形成した盲孔12bに挿設する節度用のばねである。発
光体11は、白熱電球、又は発光ダイオード等でなる。
ケース12は、上面にノブ2,3,4,5,6、及び押
釦7を配設し、下面に基板18、及びスイッチユニット
13,14,15,16,21を介して下ケース22を
配設している。ケース12は、側面に穿設した係止穴1
2cが下ケース22の爪22aに係合することで、該下
ケース22とで基板18を挟持する。該ケース12は、
自動車の運転席のドアにネジ止めされる。係止穴12c
の周囲には、上方から落ちる雨滴などの浸入を防止する
囲い12dを有する。
【0018】各スイッチユニット13,14,15,1
6,17,21は、スライド移動する操作杆13aを有
する小型スライドスイッチ等でなる。該スイッチユニッ
ト13,14,15,16,21は、リード端子を基板
18のスルーホールに挿入して半田付けし、下面を下ケ
ース22で支持されている。尚、該スイッチユニット1
3,14,15,16,21は、ノブ2,3,4,5、
及び6を操作したときにスイッチ作動するものであれば
よく、例えばスイッチ接片や小型スイッチ等でもよい。
基板18は、ノブ2,3,4,5、及び6の各操作杆2
hが挿通する切欠部18aや挿通孔18bやスルーホー
ルを穿設している。板ばね19、及びピン20は、ケー
ス12の筒状部12aに配置される。
【0019】本発明は、以上のような構成であり、次に
作用を図1乃至図3に基づき詳述する。ノブ2,3,
4,5、及び6がスイッチOFFのとき、節度体8は、
スプリング9に付勢されて、V字状の節度溝2gの略中
央に圧接している。前記節度体8は、節度溝2gを形成
する節度面c,dの略中央に、小溝2jを刻設したこと
で、節度溝2gの節度面c,dの4箇所に圧接する。該
節度体8が節度溝2gに圧接する力は、4つに分散され
るので、該節度溝2gや節度体8が磨耗、及び変形する
ことを防止し、耐久性を向上させることができる。
【0020】ノブ2を矢印A方向に引き上げ操作する
と、該ノブ2は、軸穴2eを中心として矢印A方向に回
動し、節度体8が節度溝2gの節度面cに圧接する。該
節度溝2gの節度面cの略中央には、小溝2jが形成し
てあるので、節度体8が小溝2jの両側の節度面cの2
箇所に圧接する。
【0021】ノブ2を矢印B方向に押圧操作すると、該
ノブ2は、軸穴2eを中心として矢印B方向に回動し、
節度体8が節度溝2gの節度面dに圧接する。該節度溝
2gの節度面dの略中央には、小溝2jが形成してある
ので、節度体8が小溝2jの両側の節度面dの2箇所に
圧接する。
【0022】ノブ2を矢印A及びB方向に操作すると、
前記節度体8は、節度溝2gの節度面c,dの2箇所に
圧接するので、該節度溝2gに圧接する力が、2つに分
散される。これにより、該節度溝2gや節度体8は、磨
耗、及び変形することが防止され、耐久性を向上させる
ことができる。
【0023】また、ノブ2,3,4,5、及び6は、節
度溝2gや操作杆2hを照明表示部2dと同一の光導体
であるポリアセタールの内郭体2cで一体成形したの
で、材質が硬く、耐摩耗性を向上させると共に、発光体
11からの光を照明表示部2dに案内して鮮明にノブ照
明させることができる。
【0024】前記ノブ2を矢印A方向に引き上げ操作す
ると、該ノブ2は、軸穴2eを中心として矢印A方向に
回動し、操作杆2hが、スイッチユニット13を作動さ
せ、運転席の窓ガラスが上昇する。また、ノブ2を矢印
B方向に押圧操作すると、該ノブ2は、軸穴2eを中心
として矢印B方向に回動し、操作杆2hが、スイッチユ
ニット13を作動させ、運転席の窓ガラスが下降する。
【0025】また、ノブ3を揺動操作すると、助手席の
窓ガラスが上昇・下降する。ノブ4を揺動操作すると、
後席左側の窓ガラスが上昇・下降する。ノブ5を揺動操
作すると、後席右側の窓ガラスが上昇・下降する。ノブ
6を揺動操作すると、運転席以外の窓ガラスが施錠・解
錠される。
【0026】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成した
ので、次のような効果がある。 (1)請求項1の発明は、軸を中心として揺動するノブ
と、節度溝と該節度溝に圧接する節度体と該節度体を付
勢するスプリングとでなる節度機構と、を備えた揺動ス
イッチにおいて、節度溝は、その溝を形成する面と略中
央に小溝を刻設したことで、節度体が節度溝に圧接する
箇所を倍増し、節度溝及び節度体の耐久性を向上させる
ことができる。 (2)請求項2の発明は、ノブが、不透明樹脂でなる外
郭体と、光導体でなる内郭体とで、形成すると共に、該
内郭体が、照明表示部と、前記節度溝と、操作杆とを一
体形成したことで、発光体の光を前記照明表示部に導
き、かつ鮮明にノブ照明することができる。 (3)請求項3の発明は、内郭体が、ポリアミドで形成
したことで、節度溝と、操作杆とを硬く形成し、耐久
性、及び耐摩耗性のあるものにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態を示す分解斜視図である。
【図2】本発明の1実施形態を示す図面で、ノブの拡大
中央縦断面図である。
【図3】図2の矢視X−X方向拡大断面図である。
【図4】本発明の他の実施形態を示す図面で、節度溝の
拡大斜視図である。
【図5】本発明の他の実施形態を示す図面で、小溝の拡
大断面図である。
【符号の説明】
2,3,4,5,6 ノブ 2b 外郭体 2c 内郭体 2d 小径表示部 2g 節度溝 2h 操作杆 2j 小溝 8,8a,8b 節度体 9 スプリング c,d 節度面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸を中心として揺動するノブ(2)と、
    節度溝(2g)と該節度溝(2g)に圧接する節度体
    (8)と該節度体(8)を付勢するスプリング(9)と
    でなる節度機構と、を備えた揺動スイッチにおいて、 前記節度溝(2g)は、その溝を形成する面の略中央に
    小溝(2j)を刻設したことを特徴とする揺動スイッチ
    の構造。
  2. 【請求項2】 前記請求項1記載の発明において、 前記ノブ(2)は、不透明樹脂でなる外郭体(2b)
    と、光導体でなる内郭体(2c)とで、形成すると共
    に、 該内郭体(2c)は、照明表示部(2d)と、前記節度
    溝(2g)と、操作杆(2h)とを一体形成したことを
    特徴とする揺動スイッチの構造。
  3. 【請求項3】 前記請求項2記載の発明において、 前記内郭体(2c)は、ポリアミドで形成したことを特
    徴とする揺動スイッチの構造。
JP9901296A 1996-03-28 1996-03-28 揺動スイッチの構造 Pending JPH09265863A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003077370A (ja) * 2001-08-30 2003-03-14 Niles Parts Co Ltd スイッチ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003077370A (ja) * 2001-08-30 2003-03-14 Niles Parts Co Ltd スイッチ
JP4583675B2 (ja) * 2001-08-30 2010-11-17 ナイルス株式会社 スイッチ

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