JPH09265376A - 情報表示変換方法、ならびにこれを利用した情報表示操作装置および情報表示操作システム - Google Patents

情報表示変換方法、ならびにこれを利用した情報表示操作装置および情報表示操作システム

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JPH09265376A
JPH09265376A JP7457496A JP7457496A JPH09265376A JP H09265376 A JPH09265376 A JP H09265376A JP 7457496 A JP7457496 A JP 7457496A JP 7457496 A JP7457496 A JP 7457496A JP H09265376 A JPH09265376 A JP H09265376A
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JP7457496A
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Hiromasa Hasegawa
浩正 長谷川
Tomonori Nishiki
朋範 錦
Masahiko Kawakami
昌彦 川上
Toshihiro Fujita
俊弘 藤田
Akito Okamoto
炳人 岡本
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Idec Corp
Original Assignee
Idec Izumi Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 迅速なキーの選択指定が可能な情報表示操作
装置を提供する。 【解決手段】 ディスプレイ1に情報を表示するととも
に、様々な処理を実行させるキーKを表示する情報表示
操作装置において、各キーKに対応した再配置キーRK
を画面の左右に表示させる。また、ディスプレイ1上に
タッチスイッチを設け、ディスプレイ1上の再配置キー
RKに指FGで触れることによりその再配置キーRKに
対応したキーKが選択指定されて実行されるようにす
る。これにより、情報ごとに異なるキーKの表示方法や
選択指定方法が画一化され、使用者は容易にキーKの存
在を把握できるとともに、迅速なキーKの選択指定が可
能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ディスプレイに
表示される所定の機能を有するキーを再配置する情報表
示変換方法、ならびにこれを利用した情報表示操作装置
および情報表示操作システムに関する。
【0002】
【背景技術】情報の電子化技術の進歩に伴い、従来、書
類や帳簿などのように紙に記入されることにより保存さ
れてきた様々な情報が電子化されて保存されつつある。
電子化された情報は、もちろん紙に印刷することにより
視覚的に認識して取得することができるが、紙資源の節
約の観点から、ディスプレイに表示させて情報の取得を
行う傾向が強まってきている。
【0003】また、電子化された情報はコンピュータ・
システムによる検索が容易かつ迅速に行うことができる
ので、検索された情報をすぐに表示できるディスプレイ
の利用価値はさらに高められつつある。
【0004】しかし、ディスプレイの表示範囲は限定さ
れており、ディスプレイの表示量を超える量の情報を見
たり、複数の情報を同時に見るということに対しては物
理的に限界がある。
【0005】そこで、このような問題に対する対策とし
て、関連する他の情報を文字列や図形で抽象化してディ
スプレイに表示し、これらの抽象化された表示(以下、
「キー」という。)をマウスやキーボードあるいはディ
スプレイに載置されたタッチスイッチを用いて選択指定
することにより、ディスプレイの表示を選択指定された
他の情報へ切り替えなどするという手法が多く用いられ
るようになりつつある。
【0006】図15は、マウスを用いてキーを選択指定
する例を示した図である。この例では、ディスプレイ1
01上に表示される情報(図示省略)とともに、他の情
報に画面表示を切り替えなどするキーK101〜K10
3が表示されている。キーK101は、立体的なボタン
を模した表示であり、キーK102は平面的な丸い形状
をしており、キーK103は単に「参考情報」という文
字列からなっている。
【0007】使用者はマウス102を用いて、ディスプ
レイ101に表示されるマウスポインタMP101を動
かし、選択指定すべきキーまで移動させた後、マウス1
02をクリックなどすることによりそのキーを選択指定
し、ディスプレイ101の表示を所望の情報に切り替え
などすることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、限られ
たディスプレイの表示範囲を有効に利用できるように、
表示することができない、あるいは、表示する必要のな
い他の情報などをキーとして表示する手法が用いられつ
つある。
【0009】しかし、このキーの表示方法や表示位置
は、情報の種類や情報提供者の恣意により統一性はな
く、使用者の取り扱う情報ごとにキーの表示方法や操作
方法が異なっているのが現状である。
【0010】例えば、FA分野でのマウスなどが使用で
きない現場においては、プログラマブル操作表示器など
にてディスプレイ上のタッチスイッチによる入力操作が
行われている。このような場合、情報量が多いと、画面
の制約により、非常に込み入った状態となり、押す位置
の選択の時点で迷ってしまう上に、指によるキーの選択
では、隣の箇所を押してしまうなど、誤操作になりやす
い。
【0011】このように、統一性のないキーの表示で
は、使用者はキーの認識や操作に戸惑い、迅速に対応で
きない上に、誤操作も発生しやすくなるという問題を有
している。
【0012】そこで、この発明は、上記課題に鑑みなさ
れたもので、キーを所定の位置に再配置することによ
り、使用者が統一性のあるキーの表示を見ながら、異な
った情報源に対して同一の操作によりキーの選択指定を
行うことができ、迅速なキーの選択指定と誤操作の防止
を可能とする情報表示変換方法、ならびにこれを利用し
た情報表示操作装置および情報表示操作システムを提供
することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ディ
スプレイに表示されるべき所定の機能を有するキーの存
在をキー情報として抽出するキー情報抽出工程と、前記
キー情報に基づいて所定のディスプレイの所定位置に再
配置キーを表示するとともに前記キーとの対応付けを行
う再配置キー表示工程とを有する。
【0014】請求項2の発明は、選択指定されることに
より所定の処理が実行されるキーを表示するディスプレ
イと、前記キーの表示の存在をキー情報として抽出する
キー情報抽出手段と、前記キー情報に基づいて前記ディ
スプレイの所定位置に前記キーに対応付けられた再配置
キーを表示する再配置キー表示制御手段と、前記再配置
キーを選択指定する選択指定手段とを備える。
【0015】請求項3の発明は、請求項2記載の情報表
示操作装置であって、前記選択指定手段が、前記ディス
プレイ上に設けられたタッチスイッチを有している。
【0016】請求項4の発明は、請求項2または請求項
3記載の情報表示操作装置であって、前記ディスプレイ
が携帯可能である。
【0017】請求項5の発明は、請求項2ないし請求項
4のいずれかに記載の情報表示操作装置において、前記
再配置キーの選択指定操作の第1段階に応答して、当該
選択指定を受けた再配置キーに対応する前記キーの表示
の態様を変更するキー表示変更手段と、前記選択指定操
作の第2段階に応答して前記選択指定を確定する選択確
定手段とを備える。
【0018】請求項6の発明は、第1ディスプレイを備
えた主情報処理装置と第2ディスプレイを備えた所要数
の端末とから構成される情報表示操作システムであっ
て、前記第1ディスプレイに選択指定されることにより
所定の処理が実行されるキーを表示し、前記キーの表示
の存在を抽出することにより前記第2ディスプレイの所
定位置に前記キーに対応付けられた再配置キーを表示
し、前記再配置キーが選択指定されることにより、対応
付けられた前記キーが選択指定される。
【0019】
【発明の実施の形態】
<1.第1の実施の形態>図1はこの発明に係る第1の
実施の形態である情報表示操作装置IT1の構成を示す
図である。
【0020】この装置IT1は、ディスプレイ1、ディ
スプレイ1の表示画面上に設けられた抵抗膜式のタッチ
スイッチ21、マウス22、キーボード23、および、
これらの構成要素に接続されたコンピュータ・システム
部3から構成される。また、コンピュータ・システム部
3は、演算部31、情報を記憶などする記憶部32、デ
ィスプレイ1に出力信号を送る表示制御部33、およ
び、各種入力を制御する入力制御部34が中央のバスラ
イン35に接続される構成を有している。
【0021】この情報表示操作装置IT1の動作内容に
ついて説明する前に、まず、使用形態について説明す
る。
【0022】図2はディスプレイ1の表示例を示す図で
ある。図示するように、ディスプレイ1の中央部には、
取扱対象である情報がキーK1〜K10とともに表示さ
れており、ディスプレイ1の画面左右の周縁部にはこれ
らのキーK1〜K10に対応付けられた新たなキーが再
配置キーRK1〜RK10として表示されている。
【0023】ここで、使用者はディスプレイ1の中央部
の表示を見ながら所望のキーKに対応する再配置キーR
Kに指FGで触れると、指FGがディスプレイ1上に設
けられたタッチスイッチ21に触れ、キー操作が検出さ
れることとなる。
【0024】このような使用形態により、使用者は再配
置キーRKが表示される領域のみに指FGで触れるだけ
でキーKの選択入力が可能となるとともに、どのような
キーKが表示されているのかが再配置キーRKを見るだ
けで容易に認識できる。また、キー操作は指FGで触れ
るという動作に統一されるので、使用者は異なった情報
に対しても迅速にキー操作を行うことができる。
【0025】さらに、タッチスイッチ21に触れる指F
Gの位置は特定の位置に限定されているので、タッチス
イッチ21の構造は非常に簡単かつ安価なものとするこ
とができる。
【0026】次に、この装置IT1の動作内容について
図4、図5を参照して説明する。
【0027】まず、ディスプレイ1の中央部に表示され
るべき情報の中、キーKの存在を画面の上方に表示され
る分から順次検索する(図4、工程S1)。キーKの表
示は、情報内部に記述されているキー表示を行う命令
(キー表示命令)にしたがって演算部31が表示制御部
33に指示を出して行われるので、このキー表示命令を
情報の表示されている部分から抽出する検索処理を演算
部31において行うことにより、キーの存在を検索する
ことができる。
【0028】キーの存在が検出されるとその存在をキー
情報として取得し、キー情報に基づいて再配置キーRK
を表示する処理を演算部31において行う。この処理に
より、表示制御部33を介して再配置キーRKをディス
プレイ1の表示画面の左右の周縁部に表示する(図4、
工程S2)。
【0029】次に、再配置キーRKと元のキーKとの対
応付けを行う(図4、工程S3)。この対応付けによ
り、例えば、再配置キーRK7の表示に指FGが触れる
と、タッチスイッチ21からの信号により、入力制御部
34が再配置キーRK7が押されたことを検出し、この
検出結果をもとに演算部31がキーK7が選択指定され
た場合に実行すべき処理を実行することとなる。
【0030】以上の処理を再配置キーRKが表示できる
個数(キー再配置数)N回分繰り返すことにより、図2
に示す再配置キーRKの表示が行われる。
【0031】なお、キー再配置数Nは限定されているの
で、表示されるキーKの個数がキー再配置数Nを越える
場合は、表示可能な数だけ再配置キーRKを配置し、表
示できなかったキーKのキー情報は、別途記憶部32に
保存しておく。そして、この場合は、図3に示すように
画面の右下に上下の矢印を表示する切替キーCK1、C
K2を設け、これらのキーを選択指定することにより、
表示できなかった再配置キーRKの表示が順次スクロー
ルあるいはページ切替などして表示されるようにしても
よい。ただし、図4においては切替キーCK1、CK2
を表示するために減少するキー再配置数Nに対する処理
の説明は省略する。
【0032】以上の処理が完了すると、図2や図3に示
す装置IT1におけるディスプレイ1での表示処理が一
旦終了し、装置IT1は画面のスクロールや再配置キー
RKの選択指定といった割り込み処理を待つ状態となる
(図5)。
【0033】割り込み処理には画面のスクロールや画面
の切替といった情報の表示が変更されるものと変更され
ないものとに分けて処理を行う。画面のスクロールや再
配置キーRKの選択指定により画面の変更が行われると
表示されるキーKが変更されるおそれがあるので、再び
再配置キーRKを配置する処理が行われる。また、画面
の変更を伴わない割り込み処理の場合は、その処理が終
了した後再び割り込み処理待ちの状態となる(図5)。
【0034】以上、第1の実施の形態に係る情報表示操
作装置の動作内容について説明してきたが、このような
動作内容により、ディスプレイ1の所定の位置に再配置
キーRKを配置することができ、使用者はキーKの配置
や形状に惑わされることなく迅速な所望のキーの選択指
定ができるようになる。
【0035】<2.第2の実施の形態>図6はこの発明
に係る第2の実施の形態である携帯可能な情報表示操作
装置IT2を示す図であり、図7は内部構成を示す図で
ある。装置IT2は第1の実施の形態と比較し、抵抗膜
式のタッチスイッチ21上にさらにキー操作手段CSW
1を有する操作部4を有し、キーボードやマウスといっ
た入力手段は接続可能としてもよいが、基本的に有しな
いという点で異なる。
【0036】この装置IT2はディスプレイ1として液
晶パネルを前面に有し、ディスプレイ1の表示はコンピ
ュータ・システム部3の第1の実施の形態と同様の処理
により、図2に示す画面と同様の表示を行うようになっ
ている。装置IT2は両手で把持し、親指でディスプレ
イ1の画面左右の周縁部に表示された再配置キーRKを
押すようになっており、これらの再配置キーRKが表示
される領域には、透明なキー操作手段CSW1が配置さ
れている。なお、図6では、再配置キーRKが左右に6
個ずつ配置される場合を示している。
【0037】図8は、キー操作手段CSW1の図6中の
矢印A−Aで示される位置での断面を示した図である。
ディスプレイ1上には、タッチスイッチ21が設けられ
ており、さらにその上に、ディスプレイ1の中央部の透
明な保護カバー42およびケーシング12に挟まれるよ
うにしてキー操作手段CSW1が構成されている。キー
操作手段CSW1は透明のキー操作本体41、キー操作
本体41に取り付けられた磁石43、および、ケーシン
グ12に取り付けられた磁性金属板44から構成されて
おり、キー操作本体41が指FGにより押されていない
状態(図8(a))では、磁石43と磁性金属板44と
の磁気的吸引力によりキー操作本体41が持ち上げられ
た状態となっている。キー操作本体41が図8(b)に
示すように指FGにより押されると、磁石43と磁性金
属板44とは離れ、キー操作本体41がヒンジ部Hを中
心に回転してタッチスイッチ21と接触し、キー選択指
定信号が発生するようになっている。
【0038】このとき、キー操作本体41が押されて下
がり始めるまでは磁気的吸引力は大きく、磁石43と磁
性金属板44とが離れると急激に吸引力が減少するとい
う磁気的吸引力特有の作用により、使用者はキー操作本
体41が下がり始めると中途半端な位置で止めることが
できないというスナップアクションあるいはクリック感
を得ることができ、良好な操作感を得ることができる。
【0039】また、指FGをキー操作本体41から離す
と、磁気的吸引力により図8(a)の状態に再び戻る。
【0040】このように、ディスプレイ1上にタッチス
イッチ21を設け、さらにその上に操作部4を設けるこ
とにより、第1の実施の形態と同様、様々な情報をその
表示形態に影響を受けることなく迅速にキーの選択指定
が可能となる効果が得られる。
【0041】また、装置IT2は携帯可能であるため、
使用場所に拘束されることはない。その上、機械的機構
を有するキー操作手段CSW1および再配置キーRKを
ディスプレイ1の表示の左右に配置することにより、両
手で装置IT2を把持したまま操作入力ができるととも
に、キー操作手段CSW1を押し込むという操作感が得
られるので、なぞり操作ができ、迅速で確実な再配置キ
ーRKの選択指定ができる。また、ディスプレイ1の表
示画面上には不透明な部材が存在しないのでキー操作手
段CSW1の存在に影響を受けることなく全体画面表示
も可能である。さらに、指FGはタッチスイッチ21に
直接触れることはないので、表示画面が汚れるという心
配もない。
【0042】なお、上記実施の形態ではタッチスイッチ
と磁石を用いたキー操作手段CSW1を用いているが、
透明なキー操作手段は図9に示すように機械的機構を有
するメカスイッチを用いたキー操作手段CSW2であっ
ても実現可能である。図9はその一例を示している。図
9(a)は基板23上に設けられたメカスイッチ24に
よりキー操作本体41が押し上げられた状態を示してお
り、キー操作本体41はケーシング12aに取り付けら
れた係合部材12bと接触することで抜けないようにな
っている。図9(b)では、キー操作本体41が押し下
げられることによりメカスイッチ24が押されている状
態を示している。
【0043】<3.第3の実施の形態>図10はこの発
明の第3の実施の形態に係る情報表示操作装置IT3の
ディスプレイ1での断面を示す図である。この装置IT
3では、タッチスイッチ21上に発光素子PSと受光素
子PDとが設けられており、また、発光素子PSと受光
素子PDとの間には指で押されることによりタッチスイ
ッチ21に触れる透明なキー操作手段CSW3が設けら
れており、この点を除き図1に示される第1の実施の形
態の構成と同様の構成となっている。
【0044】装置IT3では、指FG1のようにディス
プレイ1から離れていると発光素子PSから発せられる
光Lが受光素子PDに入射するようになっているが、キ
ー操作手段CSW3に触れようとすると、光Lは指FG
2により遮光され、指FG3のようにキー操作手段CS
W3に触れてしまう前にキーの選択指定の動作を検出し
て入力制御部34に伝達されるようになっている。
【0045】図11は、発光素子PSおよび受光素子P
Dの配置を示した図である。図示するようにディスプレ
イ1の上側と右側に発光素子PSが配置されており、受
光素子PDはディスプレイ1を挟んで対向する下側と左
側に配置されている。発光素子PSから発せられる光L
は対向する受光素子PDにより受光されるが、図11中
の指FGに示すように、例えば、再配置キーRK7に触
れようとすると、上下左右方向に伝わっている光Lのう
ち、再配置キーRK7の位置を通る光Lが遮光され、指
FGが再配置キーRK7に触れようとしていることを検
出する。
【0046】装置IT3では、この検出結果をもとに、
ディスプレイ1の中央部に表示されているキーK7が点
滅あるいは表示色を変更するなどの表示態様の変更が行
われ、選択指定しようとしているキーKの位置が確認で
きるようになっている。なお、同時に再配置キーRK7
も点滅あるいは表示色の変更をさせるなどして選択指定
しようとしている再配置キーの確認ができるようにして
もよい。
【0047】このように装置IT3では、実際に指FG
が再配置キーRKに触れる前の第1段階において、発光
素子PSおよび受光素子PDが予備的に再配置キーRK
を選択指定し、選択指定しようとしているキーKの表示
を変更して存在位置を確認することができるようになっ
ている。なお、この場合、選択指定をなぞり操作で行う
ことも可能である。そして、そのような表示態様の変更
を受けたキーKに対応する再配置キーRKについて第2
段階の押圧操作がなされることにより、その選択指定が
確定する。その結果、誤入力を未然に防止することがで
きる。
【0048】<4.第4の実施の形態>図12はこの発
明に係る第4の実施の形態である情報表示操作システム
IT4を示す図である。この情報表示操作システムIT
4は第1ディスプレイDPaを有する主情報処理装置I
T4aと、この主情報処理装置IT4aに有線あるいは
電波や光による無線により接続された少なくとも1つの
端末IT4bとから構成される。端末IT4bには第2
ディスプレイDPbが設けられており、第2ディスプレ
イDPb上には透明なキー操作手段CSWbが設けられ
ている。
【0049】この情報表示操作システムでは、キーの再
配置が行われていない情報がキーとともに第1ディスプ
レイDPaに表示され、再配置キーは端末IT4bのキ
ー操作手段CSWbの位置に表示されるようになってい
る。そして、端末IT4bでのキー操作手段CSWbが
操作入力されると第1ディスプレイDPaに表示される
対応するキーが選択指定された場合と同様の処理が行わ
れるようになっている。なお、図示するようにキー操作
手段CSWbの配置は再配置キーの表示と対応がとられ
るのであるならば任意の位置に配置してもよい。
【0050】この実施の形態は第2または第3の実施の
形態と比較し、再配置キーを第2ディスプレイDPbに
表示するという点を除き、同様の構成・動作形態を有し
ている。なお、情報処理を行う構成要素は、主情報処理
装置IT4aに集中して配置してもよいし、各端末IT
4bに分散して配置してもよい。例えば、各端末IT4
bに表示される再配置キーの表示画像を主情報処理装置
IT4aにおいて生成してもよいし、第1ディスプレイ
DPaに表示される情報をもとに各端末IT4bにおい
て生成するようにしてもよい。また、第2ディスプレイ
DPb上のキー操作手段CSWbが設けられない領域が
存在するときは、その領域に第1ディスプレイDPaに
表示される情報を縮小表示するなどしてもよい。
【0051】このように再配置キーを別途設けられる端
末IT4bに表示することにより元のキーを表示させる
画面に何ら変更を加えることなく第1ディスプレイDP
aで見ることができるので、再配置キーの表示の影響を
受けることなく、快適な操作環境を得ることができる。
【0052】<5.変形例>以上、この発明に係る情報
表示変換方法、ならびにこれを利用した情報表示操作装
置および情報表示操作システムについて実施の形態を例
に説明してきたが、この発明は上記実施の形態に限定さ
れるものではなく、以下のような変形も可能である。
【0053】・第1ないし第3の実施の形態では、再配
置キーRKをディスプレイ1の画面左右の周縁部に配置
しているが、所定の位置であればどこであってもよく、
例えばディスプレイ1の下方や上方に表示されていても
よいし、所定の場所にまとめて表示するようにしてもよ
い。また、別に設けたディスプレイに表示させるように
してもよい。
【0054】・第1ないし第3の実施の形態では、タッ
チスイッチ21を用いて再配置キーRKの選択指定を行
っているが、他の選択指定手段であってもよい。例え
ば、マウスでクリックなどするようにしてもよいし、キ
ーボード上の特定のキーを押すことにより選択指定され
るようにしてもよい。
【0055】・第1ないし第4の実施の形態では、単に
機械的に再配置キーRKを配置するようにしているが、
元のキーKの表示と再配置キーRKとの対応関係を容易
に把握できるように、図13に示すように元のキーKの
表示と最も近い位置に再配置キーRKを配置するように
してもよいし、また図形と文字を分けるようにして配置
するなどしてもよい。さらに、図14に示すようにこれ
らのキー同士の対応関係を矢印を用いて示すようにして
もよいし、特定のキーを押すことにより矢印を表示する
ようにしてもよい。また、再配置キーRKに元のキーK
と同様の文字を表示してもよいし、同様の色を付すよう
にしてもよい。また、省略した文字、簡略化した図形
(画像)でもよい。
【0056】・上記実施の形態ではタッチスイッチ21
として抵抗膜式のものを使用しているが、同等の機能を
有するものであれば何であってもよい。例えば、静電容
量式や光電式や超音波式のタッチスイッチであってもよ
い。
【0057】・第3の実施の形態では、発光素子PSと
受光素子PDとを用いて、予備的に再配置キーRKの選
択指定を行っているが、予備的に選択指定を行うことが
できるのであればどのような方式を用いてもよく、例え
ば、マウスやキーを操作するなどして一定の時間内に1
回だけクリックすれば第1段階の選択指定がなされ、2
回クリックすれば選択指定が確定されるようにしてもよ
い。
【0058】・上記実施の形態では、ディスプレイ1の
中央部に元の情報が表示されるが、再配置キーRKによ
り、元の情報の一部が表示できない場合は、再配置キー
RKの表示を優先的に行ったり、元の情報の表示を縮小
するなどしてもよい。
【0059】・第2の実施の形態では、コンピュータ・
システム部3が装置本体に内蔵される構成を有している
が、装置外部に設けて装置本体と有線あるいは無線(電
波・光)により接続するようにしてもよい。
【0060】・第2の実施の形態では、キー操作手段C
SW1は磁気的相互作用を利用しているが、ばねなどの
弾性体の復元力を利用するといった機械的機構を有する
ものであるならば同様の操作感、効果が得られる。
【0061】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1記載
の発明では、表示されるキーを所定の位置に再配置する
ことができるので、使用者は情報ごとに表示方法や選択
指定方法が異なるキーに対して容易にキーの存在を把握
することができるとともに、統一的な動作でキーの選択
指定を行うことができ、その結果、迅速なキーの選択指
定を行うことができる。
【0062】請求項2記載の発明では、表示される情報
に存在するキーをディスプレイの所定の位置に再配置キ
ーとして再配置することにより、請求項1記載の発明と
同様、使用者は情報ごとに表示方式や選択指定方法が異
なるキーに対して容易にキーの存在を把握することがで
きるとともに、統一的な動作でキーの選択指定を行うこ
とができ、迅速なキーの選択指定を行うことができる。
【0063】請求項3記載の発明では、ディスプレイ上
に設けられたタッチスイッチを介して再配置キーの選択
指定を行うことができるので、さらに迅速なキーの選択
指定を行うことができる。
【0064】請求項4記載の発明では、ディスプレイが
携帯可能であるので、使用場所に拘束されることなく使
用することができる。
【0065】請求項5記載の発明では、再配置キーの第
1段階の選択指定操作に応答して確認を求めるための表
示態様の変更が行われるため、選択指定を確定する前に
確認を行うことができ、その結果、誤操作を防止するこ
とができる。
【0066】請求項6記載の発明では、元の情報を主情
報処理装置に表示し、再配置キーを各端末に表示するの
で、元の情報の表示は再配置キーの影響を受けず、請求
項2記載の発明の効果に加えて、良好なキーの選択指定
環境が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】情報表示操作装置の構成図である。
【図2】ディスプレイの表示例を示す図である。
【図3】ディスプレイの表示例を示す図である。
【図4】処理の流れを示す図である。
【図5】処理の流れを示す図である。
【図6】情報表示操作装置の外観図である。
【図7】情報表示操作装置の構成図である。
【図8】キー操作手段の断面図である。
【図9】キー操作手段の断面図である。
【図10】ディスプレイの断面図である。
【図11】ディスプレイの表示例を示す図である。
【図12】情報表示操作システムを示す図である。
【図13】ディスプレイの表示例を示す図である。
【図14】ディスプレイの表示例を示す図である。
【図15】従来のディスプレイの表示例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 ディスプレイ 21 タッチスイッチ 31 演算部 32 記憶部 IT1、IT2、IT3 情報表示操作装置 IT4 情報表示操作システム IT4a 主情報処理装置 IT4b 端末 K キー PD 発光素子 PS 受光素子 RK 再配置キー S1、S2、S3 工程
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤田 俊弘 大阪市淀川区西宮原1丁目7番31号 和泉 電気株式会社内 (72)発明者 岡本 炳人 大阪市淀川区西宮原1丁目7番31号 和泉 電気株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスプレイに表示されるべき所定の機
    能を有するキーの存在をキー情報として抽出するキー情
    報抽出工程と、 前記キー情報に基づいて所定のディスプレイの所定位置
    に再配置キーを表示するとともに前記キーとの対応付け
    を行う再配置キー表示工程と、を有することを特徴とす
    る情報表示変換方法。
  2. 【請求項2】 選択指定されることにより所定の処理が
    実行されるキーを表示するディスプレイと、 前記キーの表示の存在をキー情報として抽出するキー情
    報抽出手段と、 前記キー情報に基づいて前記ディスプレイの所定位置に
    前記キーに対応付けられた再配置キーを表示する再配置
    キー表示制御手段と、 前記再配置キーを選択指定する選択指定手段と、を備え
    ることを特徴とする情報表示操作装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の情報表示操作装置であっ
    て、 前記選択指定手段が、 前記ディスプレイ上に設けられたタッチスイッチ、を有
    していることを特徴とする情報表示操作装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または請求項3記載の情報表示
    操作装置であって、 前記ディスプレイが携帯可能であることを特徴とする情
    報表示操作装置。
  5. 【請求項5】 請求項2ないし請求項4のいずれかに記
    載の情報表示操作装置において、 前記再配置キーの選択指定操作の第1段階に応答して、
    当該選択指定を受けた再配置キーに対応する前記キーの
    表示の態様を変更するキー表示変更手段と、 前記選択指定操作の第2段階に応答して前記選択指定を
    確定する選択確定手段と、を備えることを特徴とする情
    報表示操作装置。
  6. 【請求項6】 第1ディスプレイを備えた主情報処理装
    置と第2ディスプレイを備えた所要数の端末とから構成
    される情報表示操作システムであって、 前記第1ディスプレイに選択指定されることにより所定
    の処理が実行されるキーを表示し、 前記キーの表示の存在を抽出することにより前記第2デ
    ィスプレイの所定位置に前記キーに対応付けられた再配
    置キーを表示し、 前記再配置キーが選択指定されることにより、対応付け
    られた前記キーが選択指定されることを特徴とする情報
    表示操作システム。
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