JPH09265324A - 流体輸送用ブーム装置 - Google Patents

流体輸送用ブーム装置

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JPH09265324A
JPH09265324A JP8103930A JP10393096A JPH09265324A JP H09265324 A JPH09265324 A JP H09265324A JP 8103930 A JP8103930 A JP 8103930A JP 10393096 A JP10393096 A JP 10393096A JP H09265324 A JPH09265324 A JP H09265324A
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達也 布原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブームの振動を精度良く抑制することができ
る流体輸送用ブーム装置を提供する。 【解決手段】 位置センサ20は、起伏シリンダ4のス
トロークを検出し、その検出出力をCPU21に与え
る。CPU21は、与えられたストロークxを取り込ん
で、目標歪み量εをε=ε0 −k・(x−x0 )−c・
x′に従って演算する。ここで、ε0 は非振動時の歪み
量であり、k及びcは係数であり、x0 は非加振時のシ
リンダ長であり、x′はシリンダ移動速度である。な
お、シリンダ移動速度x′は、シリンダ長x0 の変化を
時間で割ることによって得ている。CPU21は、演算
した目標歪み量εを駆動指令としてサーボアンプ23に
与える。サーボアンプ23には、歪みセンサ22にて検
出された実際の歪み量も与えられている。サーボアンプ
23は、目標歪み量ε及び実際の歪み量の両者の差に応
じた出力を電磁サーボ弁19に与え、歪み量を目標歪み
量εに一致するように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、流体輸送用ブー
ム装置に関し、特にブームの振動防止に係る。
【0002】
【従来の技術】周知のように、ブーム装置付きのコンク
リートポンプ車は、車体に水平軸回りに回動可能に固定
されるとともに、流体移送用のパイプが沿設されたブー
ムと、上記パイプにコンクリートを送り出す送り出しポ
ンプと、ブームを上下方向に駆動させるシリンダ、オイ
ルタンク内に貯留されたオイルをシリンダに供給するオ
イルポンプ、及びこのオイルポンプとシリンダとの間に
介在された電磁サーボ弁を含む油圧回路とを備えてい
る。このコンクリートポンプ車によれば、上記シリンダ
の伸縮を制御することにより、ブームを所望の位置にセ
ッテングした後、送り出しポンプを作動させることによ
り、コンクリートを圧送して、コンクリートの打設作業
を行うことができる。
【0003】ところで、上記送り出しポンプとしては、
一般にピストン式やスクイズ式と称されるものが採用さ
れている。ここに、ピストン式の送り出しポンプは、往
復動する2つのピストンにてコンクリートを送り出すも
のである。一方、スクイズ式の送り出しポンプは、ゴム
チューブを押しつぶしながら回転するローラによってコ
ンクリートを送り出すものである。上記いずれの方式の
送り出しポンプにおいても、コンクリートの脈動が生
じ、この脈動によってブームが大きく振動するおそれが
ある。このように、ブームが大きく振動すると、コンク
リートを所望の位置に吐出できない事態に陥ることが多
々ある。また、振動によって、ブーム装置の疲労が大き
くなって、その寿命が短くなることもある。
【0004】上記のような振動を抑制すべく、特開平5
−141086号公報及び特開平5−230999号公
報にて、ブームの脈動を検出し、この脈動と逆位相(つ
まり180度の位相差で)の振動が生じるように、ブー
ムを駆動するシリンダの油圧を制御する装置が提案され
ている。ところが、上記各公報にて提案されている装置
には、以下の問題点が指摘されている。
【0005】図3は周波数を変更させつつ、ブームに振
動を与えた場合の、ブーム先端部における振動振幅のゲ
イン(先端部の振動振幅/与えた振動振幅)と位相の変
化を示す図である。周波数を徐々に上げていくと、周波
数faにおいて共振する(1次共振モード)。このとき
の振動形態は、図4Aに示す通りである。なお、ここで
は、ブームを、車体に固定された片持梁として扱ってい
る。同様に、周波数fbにおいて共振し(2次共振モー
ド)、図4Bのような振動形態となる。さらに、周波数
fcにおいて共振し(3次共振モード)、図4Cのよう
な振動形態となる。
【0006】図3から明らかなように、各共振周波数f
a,fb,fc及びその間の***振点において、急激に
位相が180度変化する。このため、上記装置では、共
振点や***振点付近において、振動抑制制御を行うのは
極めて困難である。これは、僅かに周波数が変わるだけ
で位相が180度変化するため、制御に少しでも遅れが
あると、この位相変化に追従することができず、振動増
加をもたらすおそれがあるからである。つまり、上記装
置では、確実に振動を抑制することは困難であるといっ
た問題点がある。
【0007】そこで、本願出願人は、確実に振動を抑制
すべく、シリンダのストロークを検出する位置センサ
と、シリンダの圧力を検出する圧力センサとを備え、C
PUが位置センサにて検出されたストロークを取り込ん
で目標圧力を演算し、サーボアンプがCPUにて演算さ
れた目標圧力と圧力センサにて検出された実際のシリン
ダの圧力とを比較し、両者の差に応じた出力を電磁サー
ボ弁に与え、シリンダの圧力を目標圧力に一致するよう
に制御する装置を提案した(特開平7−217212号
公報参照)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記提
案に係る装置においては、ブームの振動を圧力にて検知
しているため、その検知精度が劣り、振動抑制制御を効
果的に行うことができないという問題があった。これ
は、シリンダのピストンロッドの摺動抵抗等にて、検出
圧力に誤差が生じるので、この誤差を含んだ内容で振動
を抑制するように制御しても、十分な制御を行うことが
できないからである。この発明は、上記技術的課題に鑑
みてなされたものであり、ブームの振動をより効果的に
抑制することができる流体輸送用ブーム装置を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
のこの発明の流体輸送用ブーム装置は、車体に対して水
平軸回りに回動可能に固定されるとともに、流体移送用
のパイプが沿設されたブームと、上記パイプに流体を送
り出す送り出しポンプと、上記ブームを上下方向に駆動
させるシリンダ、オイルタンク内に貯留されたオイルを
シリンダに供給するオイルポンプ、及びこのオイルポン
プとシリンダとの間に介在された電磁サーボ弁を含む油
圧回路とを備え、上記シリンダの伸縮を制御することに
より、上記パイプの先端を所望の位置にセッティングし
た後、上記送り出しポンプを作動させることにより、流
体を所望の位置に供給する流体輸送用ブーム装置におい
て、上記シリンダのストロークを検出する位置センサ
と、上記ブームの振動によって発生する歪み量を検出す
る歪みセンサと、上記位置センサにて検出されたストロ
ークを取り込んで目標歪み量を演算する演算手段と、こ
の演算手段にて演算された目標歪み量と上記歪みセンサ
にて検出された実際の歪み量とを比較し、両者の差に応
じた出力を上記電磁サーボ弁に与え、歪み量を目標歪み
量に一致するように制御する制御手段とを含むことを特
徴とするものである。
【0010】上記の構成の流体輸送用ブーム装置によれ
ば、シリンダの伸縮を制御することにより、ブームを所
望の位置にセッティングした後、送り出しポンプを作動
させれば、流体が圧送されて吐出される。この際、位置
センサにてシリンダのストロークが検出されると共に、
歪みセンサにてブームの振動によって発生する歪み量が
検出される。そして、演算手段は、位置センサにて検出
されたシリンダのストロークを取り込んで所定の演算式
に従って目標歪み量を演算する。すると、制御手段は、
演算手段にて演算された目標歪み量と歪みセンサにて検
出された実際の歪み量とを比較し、両者の差に応じた出
力を電磁サーボ弁に与え、歪み量を目標歪み量に一致す
るように制御する。したがって、シリンダのピストンロ
ッドの摺動抵抗等に影響されることなく、ブームの振動
を精度良く検知することができる。この結果、ブームの
振動を精度良く抑制することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、添付図面を参照しながら詳細に説明する。図2は
この発明の流体輸送用ブーム装置を適用したコンクリー
トポンプ車を示す概略図である。同図において1は車体
であって、この車体1には、流体であるコンクリートを
送り出すスクイズ式の送り出しポンプ(図示せず。)が
搭載されている。また、車体1には、基部関節部2によ
って、ブーム3が回動可能に固定されている。具体的に
は、ブーム3は、起伏シリンダ4(図1参照)の伸縮に
よって水平軸の回動基点5を中心として上下方向αに回
動可能であると共に、ベース6を介して水平方向βにも
旋回可能に車体1に取り付けられている。
【0012】上記ブーム3は、第1ブーム7、第2ブー
ム8及び第3ブーム9を備えており、中間関節部10,
11によって屈折可能に接続されている。また、各ブー
ム7,8,9に沿ってパイプ12が設けられており、そ
の根元は送り出しポンプに接続され、先端部は打設ホー
ス13が接続され、この打設ホース13の先端は、送り
出しポンプから送り出されたコンクリートを吐出する吐
出口13aとなっている。
【0013】この実施の形態のコンクリートポンプ車に
おいては、基部関節部2の起伏シリンダ4及び各中間関
節部10,11の中間シリンダ14,15の伸縮を制御
することにより、ブーム3の姿勢を変え、吐出口13a
を所望の位置にセッティングした後、送り出しポンプを
作動させれば、コンクリートを吐出口13aから吐出す
ることができるので、広い範囲を対象としてコンクリー
ト打設作業を行うことができる。
【0014】図1は流体輸送用ブーム装置の制御系を示
すブロック図である。この流体輸送用ブーム装置におい
ては、基部関節部2に、変位に比例した力を作用させる
バネ作用、及び変位速度に比例した力を作用させるダン
パ作用を与えるようにしている。図1において16は油
圧回路であって、この油圧回路16は、起伏シリンダ4
と、オイルを貯留したオイルタンク17と、このオイル
タンク17内に貯留されたオイルを起伏シリンダ4に供
給する第1のオイルポンプ18及び第2のオイルポンプ
25と、上記第1のオイルポンプ18と起伏シリンダ4
との間に介在された電磁サーボ弁19と、この電磁サー
ボ弁19と並列に設けられ、上記第2のオイルポンプ2
5と起伏シリンダ4との間に介在された電磁制御弁24
とを含んでいる。
【0015】また、20は起伏シリンダ4のストローク
xを検出する位置センサであって、この位置センサ20
の検出出力は、演算手段としてのCPU21に与えられ
ている。なお、位置センサ20は、起伏シリンダ4のピ
ストンロッドに近接して配置されている。上記CPU2
1は、位置センサ20にて検出されたストロークxに基
づいて目標歪み量εを演算する。
【0016】さらに、22はブーム3の振動によって発
生する歪み量を検出する歪みセンサであって、この歪み
センサ22の検出出力は制御手段としてのサーボアンプ
23に与えられている。なお、歪みセンサ22は、例え
ば第1ブーム7の上面等のブーム3の振動にて歪みが発
生し易い箇所に設けられている。上記サーボアンプ23
は、CPU21にて演算された目標歪み量εと歪みセン
サ22にて検出された実際の歪み量とを比較し、両者の
差に応じた出力を電磁サーボ弁19に与える。
【0017】上記流体輸送用ブーム装置において、ブー
ム3の姿勢変更を行うには、電磁制御弁24を操作し
て、起伏シリンダ4の駆動力を変え、第1ブーム7の角
度を所望の角度にする。第2ブーム8及び第3ブーム9
についても同様である。
【0018】次に、ブーム3の姿勢を決定した後の、つ
まり電磁制御弁24をブロックした後の、振動抑制の制
御動作について説明する。上記実施の形態の流体輸送用
ブーム装置では、電磁サーボ弁19はブロックされてい
ない。したがって、ブーム3に振動が発生すると、これ
に応じて起伏シリンダ4のシリンダロッドが移動し、そ
のストロークxに変動が生じる。位置センサ20は、起
伏シリンダ4のストロークxを検出し、その検出出力を
CPU21に与える。CPU21は、与えられたストロ
ークxを取り込んで、目標歪み量εを下記(1)式に従
って演算する。
【0019】
【式1】 ε=ε0 −k・(x−x0 )−c・x′…(1)
【0020】ここで、ε0 は非振動時の歪み量であり、
k及びcは実験的に求められる係数であり、x0 は非加
振時のシリンダ長であり、x′はシリンダロッドの移動
速度である。なお、シリンダロッドの移動速度x′は、
起伏シリンダ4のストロークxの変化を時間で割ること
によって得ている。
【0021】CPU21は、1スパン(例えば2秒間)
の平均応力値を演算し、その値に基づいて目標歪み量ε
を演算するとともに、この演算した目標歪み量εを駆動
指令としてサーボアンプ23に与える。サーボアンプ2
3には、歪みセンサ22にて検出された実際の歪み量も
リアルタイムで与えられている。サーボアンプ23は、
目標歪み量ε及び実際の歪み量の両者の差に応じた出力
を電磁サーボ弁19に与え、歪み量を目標歪み量εに一
致するように制御する。即ち、実際の歪み量より目標歪
み量εの方が小さければ、オイルタンク17からオイル
を供給する一方、実際の歪み量よりも目標歪み量εの方
が大きければ、オイルタンク17にオイルを排出するよ
うに繰り返し制御を行う。したがって、ブーム3の振動
によって発生する歪み量は、目標歪み量εに等しくなる
ように制御される。
【0022】このように、上記の構成の流体輸送用ブー
ム装置によると、CPU21が、位置センサ20にて検
出されたストロークを取り込んで所定の演算式に従って
目標歪み量εを演算すると、サーボアンプ23が、CP
U21にて演算された目標歪み量εと歪みセンサ22に
て検出された実際の歪み量とを比較し、両者の差に応じ
た出力を電磁サーボ弁19に与え、歪み量を目標歪み量
εに一致するように制御するので、シリンダのピストン
ロッドの摺動抵抗等に影響されることなく、ブームの振
動を精度良く検知することができる。その結果、ブーム
の振動を効果的に抑制することが可能となる。
【0023】なお、この発明は上記実施形態に限定され
るものではなく、例えば上記実施の形態では、位置セン
サ20にて起伏シリンダ4のストロークを検出し、その
検出出力をCPU21で取り込んで所定の演算式に従っ
て目標歪み量εを演算する構成について記載したが、位
置センサ20にて中間シリンダ14,15のストローク
を検出し、その検出出力をCPU21で取り込んで所定
の演算式に従って目標歪み量εを演算する構成としても
よい。また、上記実施の形態では、ブームにバネ作用及
びダンパ作用の双方を付加しているが、バネ作用及びダ
ンパ作用のいずれか一方だけを付加するようにしてもよ
い。さらに、上記実施の形態では、流体がコンクリート
である場合を説明したが、その他の流体にも適用するこ
とができる。
【0024】
【発明の効果】以上ように、この発明の流体輸送用ブー
ム装置によれば、演算手段が、位置センサにて検出され
たシリンダのストロークを取り込んで所定の演算式に従
って目標歪み量を演算すると、制御手段が、演算手段に
て演算された目標歪み量と、歪みセンサにて検出され
た、ブームの振動によって発生している実際の歪み量と
を比較し、両者の差に応じた出力を電磁サーボ弁に与
え、実際の歪み量を目標歪み量に一致するように制御す
るので、シリンダのピストンロッドの摺動抵抗等に影響
されることなく、ブームの振動を精度良く検知すること
ができる。この結果、ブームの振動を効果的に抑制する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の流体輸送用ブーム装置の制御系を示
すブロック図である。
【図2】この発明の流体輸送用ブーム装置を適用したコ
ンクリートポンプ車を示す概略図である。
【図3】従来の流体輸送用ブーム装置の周波数特性を示
す図である。
【図4】従来の流体輸送用ブーム装置の共振モードを示
す図である。
【符号の説明】
1 車体 3 ブーム 4 起伏シリンダ 16 油圧回路 17 オイルタンク 18 第1のオイルポンプ 19 電磁サーボ弁 20 位置センサ 21 CPU 22 歪みセンサ 23 サーボアンプ 25 第2のオイルポンプ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体に対して水平軸回りに回動可能に固定
    されるとともに、流体移送用のパイプが沿設されたブー
    ムと、 上記パイプに流体を送り出す送り出しポンプと、 上記ブームを上下方向に駆動させるシリンダ、オイルタ
    ンク内に貯留されたオイルをシリンダに供給するオイル
    ポンプ、及びこのオイルポンプとシリンダとの間に介在
    された電磁サーボ弁を含む油圧回路とを備え、 上記シリンダの伸縮を制御することにより、上記パイプ
    の先端を所望の位置にセッティングした後、上記送り出
    しポンプを作動させることにより、流体を所望の位置に
    供給する流体輸送用ブーム装置において、 上記シリンダのストロークを検出する位置センサと、 上記ブームの振動によって発生する歪み量を検出する歪
    みセンサと、 上記位置センサにて検出されたストロークを取り込んで
    目標歪み量を演算する演算手段と、 この演算手段にて演算された目標歪み量と上記歪みセン
    サにて検出された実際の歪み量とを比較し、両者の差に
    応じた出力を上記電磁サーボ弁に与え、歪み量を目標歪
    み量に一致するように制御する制御手段とを含むことを
    特徴とする流体輸送用ブーム装置。
JP10393096A 1996-03-28 1996-03-28 流体輸送用ブーム装置 Expired - Lifetime JP3354386B2 (ja)

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