JPH09264598A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH09264598A
JPH09264598A JP8074115A JP7411596A JPH09264598A JP H09264598 A JPH09264598 A JP H09264598A JP 8074115 A JP8074115 A JP 8074115A JP 7411596 A JP7411596 A JP 7411596A JP H09264598 A JPH09264598 A JP H09264598A
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heat exchanger
flow
indoor heat
air conditioner
flow path
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Katsuhiro Shimizu
克浩 清水
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】室内熱交換器と分流器の配置構成を特定するこ
とにより、室内熱交換器で凝縮された水分の処理を確実
化して、除湿特性に悪影響を与えずに熱交換効率の向上
を図れ、安定した除湿運転を可能とした空気調和機を提
供する。 【解決手段】ユニット本体1内に配置され、所定の間隔
を存して並設される複数枚のフィンFおよび第1,第2
の流路A,Bを備えた、冷凍サイクルを構成する室内熱
交換器7。各流路と接続される複数の分流部13aを備
え、冷房運転時において、導入した冷媒を各流路へ分流
案内する分流器13。室内熱交換器の下方部位に配置さ
れドレン水を受ける後ドレンパン11とを具備し、室内
熱交換器の各流路は、重力方向に対して複数段備えられ
るとともに、分流器の分流部と重力方向に落差を有して
接続され、分流器の重力方向最下部の分流部は、後ドレ
ンパンに最も近い流路部位に接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機に係
り、特に、冷凍サイクルを構成する室内熱交換器の配置
構成と、この室内熱交換器の流路に接続される分流器と
の接続構成の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】冷凍サイクル回路を備え、冷房運転と暖
房運転など空気調和をなす空気調和機においては、室外
ユニットと室内ユニットから構成される分離タイプのも
のが多用される。
【0003】上記室内ユニットは、ユニット本体内に室
内熱交換器と送風機とが収容され、冷房運転時には室内
熱交換器で冷媒を蒸発させ、暖房運転時では冷媒を凝縮
させる。
【0004】上記室内熱交換器は、冷媒を導通する複数
の流路(パス)を備えている。この流路は、所定間隔を
存して並設される多数枚のフィンに貫通するU字状に曲
成された熱交換パイプと、これら熱交換パイプのフィン
から突出する開口端部相互を接続するUベンド部とから
構成される。
【0005】そして、冷房運転時における流路の冷媒流
入側には分流器が接続されていて、この分流器に導かれ
た冷媒を、上記複数の流路に分配して案内するようにな
っている。
【0006】上記分流器は、普通、いわゆる三方ベンド
と呼ばれる配管接続具が用いられていて、L字状に屈曲
されるベンド部と、U字状に曲成されるベンド部とから
なり、L字状ベンド部の開口端部がU字状ベンド部のほ
ぼ中央部に接続される。また、それぞれのベンド部の開
口端部は同一方向に向けられる。
【0007】このような分流器を上記流路に接続するの
に、室内熱交換器の配置構成によって、取付け姿勢が異
なってくる。すなわち、室内熱交換器を収容する空気調
和機本体の高さ寸法を可能な限り小さくするため、熱交
換器は傾斜して配置される。上記分流器も、当然、斜め
の取付けとなる。
【0008】ただし、空気調和機本体内の配管収納スペ
ースを小さくする理由から、分流器は室内熱交換器のほ
ぼ中央部に接続される。この分流器から室内熱交換器に
導入される冷媒は、熱交換器の中央部から上下方向に分
流される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、除湿運転で
は、冷房サイクルにするとともに、膨張機構の絞りを過
剰にし(以下、過絞りと呼ぶ)、かつ圧縮機の運転周波
数を極端に低くして、流量を少なくする運転方式が提案
されている。
【0010】この運転方式では、室内熱交換器に導かれ
た液冷媒は、流路の入口部に導入された直後にほぼ完全
に蒸発し、乾きパイプ化して熱交換作用はほとんどしな
い。熱交換空気は、流路の入口部を導通した状態で水分
が除去され、除湿されるが、後半側の流路を導通する熱
交換空気は冷却除湿されない。
【0011】結局、ごく冷却された状態にあるものの十
分に除湿された熱交換空気が吹出されることで除湿を継
続でき、居住域の人は冷風感を受けることのない理想の
除湿が行われる。
【0012】しかるに、上述したように室内熱交換器の
冷媒導入側の分流器を、熱交換器のほぼ中央部に接続す
ると、除湿運転時に、分流器で分流された冷媒は室内熱
交換器に導かれた直後に熱交換してしまう。
【0013】この部位を通過した熱交換空気は、空気に
含まれる水分が除去されるが、その直後に、流路の後半
部を通過する。熱交換空気にはいまだ除湿された水分が
含まれていて、その水分が乾きパイプ化した流路の後半
部に接して再蒸発する。
【0014】すなわち、空気調和機本体の吹出し口から
吹出される熱交換空気には、一旦除去された水分が再び
含まれ、湿度が上がってしまう。このように分流器の接
続位置の設定によって、効率の悪い除湿特性となる不具
合がある。
【0015】本発明は上記事情にもとづきなされたもの
であり、その目的とするところは、室内熱交換器と、こ
の室内熱交換器の流路に接続される分流器の配置構成を
特定することにより、室内熱交換器で凝縮された水分の
排出処理を確実化して、熱交換効率の向上を図り、安定
した除湿運転を可能とした空気調和機を提供しようとす
るものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を満足するた
め、本発明の空気調和機は、請求項1として、空気調和
機本体と、この空気調和機本体内に配置され、所定の間
隔を存して並設される複数枚のフィンおよび、これらフ
ィンに貫通して形成され冷媒を導通する複数の流路を備
えた、冷凍サイクルを構成する室内熱交換器と、この室
内熱交換器の各流路と接続される複数の分流部を備え、
冷房運転時において、導入した冷媒を各流路へ分流案内
する分流器と、上記室内熱交換器の下方部位に配置さ
れ、室内熱交換器から滴下するドレン水を受けるドレン
パンとを具備し、上記室内熱交換器の各流路は、重力方
向に対して複数段備えられるとともに、上記分流器の分
流部が重力方向に落差を有するように接続され、上記分
流器の重力方向最下部の分流部は、上記ドレンパンに最
も近い流路部位に接続されることを特徴とする。
【0017】請求項2として、請求項1記載の上記室内
熱交換器の流路は、U字状に形成されるU字状部を備え
るとともに、このU字状部と一対の開口端部を除いて上
記フィンを貫通する熱交換パイプと、隣接される熱交換
パイプ相互の開口端部を連通するUベンド部とから構成
され、上記分流器の重力方向最下部の分流部は、上記ド
レンパンに最も近い上記熱交換パイプの一方の開口端部
に接続されることを特徴とする。
【0018】請求項3として、請求項1および請求項2
記載の上記室内熱交換器は、除湿運転時に、冷房サイク
ルをなすとともに、この室内熱交換器の一部で冷媒の蒸
発が終了するよう、上記冷凍サイクルを構成する膨張機
構で過絞り制御された冷媒が導かれることを特徴とす
る。
【0019】請求項4として、請求項3記載の上記膨張
機構は、電子膨張弁であり、この電子膨張弁は、制御装
置によって、除湿運転時に過絞り制御されることを特徴
とする。
【0020】請求項5として、請求項1ないし請求項3
記載の上記室内熱交換器は、重力方向の最下段の流路
に、冷房サイクル時に室内熱交換器の凍結を検出するた
めの温度センサが取付けられることを特徴とする。
【0021】請求項6として、請求項1ないし請求項4
記載の上記室内熱交換器は、複数に分割され、上記ドレ
ンパンは、それぞれの分割熱交換器の下方部位に配置さ
れ、上記各分割熱交換器における重力方向の最下段の流
路相互は互いに連通されることを特徴とする。
【0022】請求項7として、請求項6記載の上記分流
器と接続される上記分割熱交換器は、熱交換空気の風速
の最も遅い部位に配置されることを特徴とする。請求項
8として、請求項6および請求項7記載の上記室内熱交
換器は、少なくとも前側熱交換器と後側熱交換器とに分
割されるとともに、これら熱交換器で逆V字状に形成さ
れることを特徴とする。
【0023】上述の課題を解決する手段を採用すること
により、請求項1ないし請求項8の発明では、室内熱交
換器と分流器の配置を特定したので、除湿運転時に、分
流器において重力の作用を受ける液冷媒分は重力方向の
下側の流路に多く導かれ、均等な分流をしない。このよ
うな分流指向性を利用して、意図的に安定した分流特性
を得る。
【0024】そして、熱交換空気に含まれる水分は室内
熱交換器と熱交換して凝縮された直後にドレンパンに滴
下する。すなわち、凝縮された水分は乾きパイプ化した
流路に触れることがないので、途中で再蒸発することな
く排出処理され、よって効率のよい除湿作用が行われ
る。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。図1に示すように、空気調和機
の室内ユニットが構成される。空気調和機本体であるユ
ニット本体1は、前面パネル2と図示しない後板とから
構成される。前面パネル2の前面側には前部吸込み口2
aを備えたグリル4が嵌め込まれ、上面側には上部吸込
み口2bを備えたグリル5が嵌め込まれる。そして、ユ
ニット本体1前面下部には、図示しない吹出し口が開口
される。
【0026】ユニット本体1内には、室内熱交換器7と
送風機8が配置される。上記室内熱交換器7は、前部吸
込み口2aと対向する位置の前側熱交換器7Aと、上部
吸込み口2bと対向する位置の後側熱交換器7Bおよ
び、後側熱交換器7Bの上面部に沿って配置される補助
熱交換器7Cとから構成され、側面視でほぼ逆V字状に
形成される。
【0027】上記送風機8は、上記室内熱交換器7を傘
にした内部位置、すなわち逆V字状をなす前側熱交換器
7Aと後側熱交換器7Bとで覆われる位置に配置され
る。そして、上記室内熱交換器7の幅寸法と同一の軸方
向寸法の横流ファン9と、この横流ファンの一側部に回
転軸を介して連結されるここでは図示しないファンモー
タとから構成される。
【0028】上記ユニット本体1内には、横流ファン9
の回転にともない、前部吸込み口2aと上部吸込み口2
bから吸い込まれた被空調室空気を、室内熱交換器7に
導びき、さらに横流ファン9から吹出し口へ導く送風路
10が形成される。
【0029】また、後側熱交換器7Bと補助熱交換器7
Cの下端部の下方部位には、後ドレンパン11が配置さ
れる。上記前側熱交換器7Aのここでは図示しない下端
部の下方部位にも、前ドレンパンが配置される。
【0030】つぎに、上記室内熱交換器7を構成する前
側熱交換器7Aと後側熱交換器7Bおよび補助熱交換器
7Cについて詳述する。これら熱交換器7Aないし7C
は、全て、所定間隔を存して並設される多数枚のフィン
Fと、これらフィンに貫通される熱交換パイプPとから
構成される。上記熱交換パイプPは、一方の端部におい
てほぼU字状に曲成されていて、このU字状部と、開口
端部とがフィン端板から突出する。
【0031】そして、隣接する熱交換パイプPの開口端
部相互をUベンド部Bが連結していて、これら熱交換パ
イプPとUベンド部Bとで冷媒を導通する流路(パス)
Sが形成される。この流路Sは、前、後側熱交換器7
A,7Bおよび補助熱交換器7Cそれぞれに複数備えら
れている。
【0032】図2に示すように、上記補助熱交換器7C
と、その入口側冷媒管14が構成される。すなわち、補
助熱交換器7Cとして、所定間隔を存して並設される多
数枚のフィンFと、これらフィンを貫通するU字状の熱
交換パイプPおよび、隣接する熱交換パイプの開口端部
相互を連通するUベンド部B(ここでは図示しない)と
から構成されることは、先に説明した通りである。
【0033】上記熱交換パイプPは2組備えられ、互い
にU字状部aと一対の開口端部b,bが、補助熱交換器
7Cの同じ側端部に揃えられる。互いの熱交換パイプP
の隣接する開口端部b,b相互に、上記分流器13の分
流部13b,13bが接続される。
【0034】上記分流器13の基端部13aには、U字
状に形成された入口側冷媒管14の一方の開口端部が接
続される。この入口側冷媒管14は、配管固定具15を
介して補助熱交換器7Cに着脱自在に取付け固定され
る。
【0035】図3に、上記室内熱交換器7を構成する
前,後側熱交換器7A,7Bおよび補助熱交換器7Cに
おける流路S構成の詳細を示す。室内熱交換器7全体と
して、上記分流器13から2方向に分流案内される第1
の流路Aと、第2の流路Bを備えている。
【0036】第1の流路Aは、分流器13から分流され
たあと、補助熱交換器7Cの上部側に導かれ、流通部位
7−1からジャンピングパイプ16を介して前側熱交換
器7A中間部に導かれる。
【0037】そして流通部位6−1から、後側熱交換器
7B上端部の流通部位5−1を介して一旦下がり流通部
位4−1に導かれる。流通部位3−1から再び上昇し
て、流通部位2−1を介して再び前側熱交換器側7Aに
導かれ、流通部位1−1を介して出口部0−1のあと第
2の流路Bと合流するようになっている。
【0038】第2の流路Bは、分流器13から分流され
たあと、補助熱交換器7Cの下部側に導かれ、流通部位
7−2から後側熱交換器7B最下部に導かれる。そし
て、前面側最下部である流通部位6−2を通過したあと
上昇し、ジャンピングパイプ17を介して前側熱交換器
7A中間部に導かれる。
【0039】ここから、下部側の流通部位5−2と流通
部位4−2を介して最下段の流通部位3−2に導かれ、
今度は上部側に上がって、流通部位2−2と流通部位1
−2を介して出口部0−2のあと第1の流路Aと合流す
るようになっている。
【0040】なお、補助熱交換器7Cは上記後側熱交換
器7Bとともに所定角度傾いた状態で配置される。した
がって、これら熱交換器7C,7Bにおける各流路A,
Bは重力方向に対して複数段備えられることになる。
【0041】そして、補助熱交換器7Cに接続される分
流器13は、その分流部13b,13bが傾いた状態で
上記熱交換パイプに接続され、互いの接続部が重力方向
に落差を有する。
【0042】上記分流器13の重力方向最下部の分流部
13bは、第2の流路Bと接続され、かつ上記後ドレン
パン11に最も近い流路Bを構成する上記熱交換パイプ
Pの一方の開口端部に接続される。
【0043】分流器13の冷媒導入側である上記入口側
配管14には、入口側温度センサであるTiセンサ18
が取付けられる一方、前側熱交換器7Aの下部側前面部
に出口側温度センサであるTcセンサ19が取付けられ
る。このTcセンサ19の取付け部位は、第2の流路B
の中途部に相当する。
【0044】一方、圧縮機20の吐出部に四方弁21を
介して室外熱交換器22が接続され、さらに膨張機構で
ある電子膨張弁23が接続される。この電子膨張弁23
は、入力される駆動パルスの数に応じて開度が連続的に
変化するようになっている。
【0045】また、上記電子膨張弁23は分流器13を
介して室内熱交換器7を構成する補助熱交換器7Cに接
続される。室内熱交換器7における冷媒の流路S構成は
先に説明した通りである。そして、流路Sの合流部は上
記四方弁21を介して圧縮機20の吸込み部に接続さ
れ、このようにしてヒートポンプ式の冷凍サイクルが構
成される。
【0046】また、分流器13の冷媒導入側に取付けら
れるTiセンサ18と、前側熱交換器7Aの第2の流路
Bに沿って取付けられるTcセンサ19は、互いに制御
装置である制御部24に接続される。
【0047】そして制御部24には、インバータ回路2
5、上記電子膨張弁23と四方弁21および圧縮機20
が接続される。このほか制御部24には、商用交流電源
26、図示しない圧縮機の速度制御回路、ファンモータ
ほかが接続されている。
【0048】このようにして構成される空気調和機であ
り、四方弁21の切換え方向に応じて、冷房運転と、暖
房運転との両方が可能である。除湿運転の指示が制御部
24に出されると、制御部は四方弁21を冷房サイクル
と同一方向に切換えるとともに圧縮機20を低周波数で
運転するよう制御する。そして、上記電子膨張弁23に
対しては過絞り状態に制御して、室内熱交換器7に導か
れる冷媒の流量が極端に少なくなるよう絞る。
【0049】冷媒は分流器13に導かれ、室内熱交換器
7を構成する補助熱交換器7Cに導かれて第1の流路A
と、第2の流路Bとに分流される。図4にも示すよう
に、補助熱交換器7Cは所定角度傾いた状態で配置さ
れ、重力方向に対して複数段の流路A,Bが備えられ
る。分流器13の分流部13b,13bは傾いた状態で
熱交換パイプPの一方の開口端部に接続され、互いの接
続部が重力方向に落差を有する。
【0050】したがって、重力の影響を受ける液冷媒
は、上部側の分流部13bに導かれるよりも、下部側の
分流部13bへ多く導かれる。すなわち、上述の条件で
は、分流器13において不均一な分流特性となり、液冷
媒は第1の流路Aよりも第2の流路Bに多く導かれるこ
とになる。このような分流指向性を利用することで、意
図的に安定した分流を得られる。
【0051】各流路A,Bにおいては、重力の影響を受
けた液冷媒が下部側に、かつその上に比重の軽い蒸発冷
媒が互いに分離した状態で導かれる。この液冷媒と蒸発
冷媒の比率は、流路の重力方向の段差によって異なる。
【0052】すなわち、第1の流路Aにおいて、上部側
ではほとんど蒸発冷媒で占められる。下部側である分流
器13との接続側では、蒸発冷媒の比が液冷媒の比より
もはるかに大である。
【0053】第2の流路Bにおいて、上部側である分流
器13との接続側では、蒸発冷媒と液冷媒の比がほぼ同
等であり、下部側では液冷媒の比が蒸発冷媒の比よりも
はるかに大となる。
【0054】熱交換空気との熱交換作用は、本来、液冷
媒が導通する流路で行われる。ここでは、第1の流路A
を導かれるわずかな液冷媒が熱交換空気とわずかな熱交
換作用をなすのに対して、第2の流路Bにより多く導か
れる液冷媒が熱交換空気と十分な熱交換作用をなす。
【0055】したがって、第1の流路Aは、熱交換空気
に含まれる水分をわずかな量だけ凝縮するのに対して、
第2の流路Bでは熱交換空気から水分をより多く凝縮す
ることとなる。
【0056】特に第2の流路Bは、分流器13との接続
部から後ドレンパン11のごく近傍位置に流路構成され
ていて、凝縮された水分であるドレン水はただちに後ド
レンパン11に滴下する。
【0057】結局、補助熱交換器7Cで凝縮された水分
は、ドレン水となった直後に排出処理され、この途中で
再蒸発して熱交換空気と混合することがない。すなわ
ち、従来のように一度除去された水分が、下流側で熱交
換空気中に再蒸発することがなく、除湿された熱交換空
気はそのままの状態で吹出される。
【0058】そして、電子膨張弁13を過絞り制御した
から、室内熱交換器7に導かれる冷媒は少量であり、第
2の流路に導かれる液冷媒も少量である。全ての液冷媒
は後ドレンパン11付近の第2の流路Bでほぼ完全に蒸
発し、この部分でのみ除湿作用が行われて、効率のよい
除湿特性が得られる。
【0059】なお、このように冷房サイクルで電子膨張
弁13を過絞りにして除湿運転を行う際に、電子膨張弁
13の開度は、熱交換空気の吹出し温度が空気中の露点
温度よりも高くなるよう設定するとよい。
【0060】すなわち、Tcセンサ19とTiセンサ1
8は、それぞれの取付け部位である熱交換器出口側温度
と熱交換器入口側温度を検知し、その検知信号を制御部
24へ送る。
【0061】制御部24においては、スーパヒート量S
H(n) をTc(n) −Ti(n-1) 式から、およびΔSHを
SH(n) −SH(n-1) 式からそれぞれ演算する。ここ
で、SH0 を予め制御部24に記憶設定される目標SH
値に置き換え、ファジイテーブルから電子膨張弁23の
開度の必要量ΔPLSを算出する。
【0062】そして、新たに設定される絶対値PLS
(n) を、現時点の開度PLS(n-1) と上記開度の必要量
ΔPLSとの和から求める。 PLS(n) = PLS(n-1) + ΔPLS これによって、電子膨張弁23に対する冷凍サイクル絞
り量の変化に応じて、流路Sを構成する熱交換パイプP
の湿り部が微小となる反面、乾き部がほとんど大部分を
占める状態に変化する。
【0063】すなわち、室内ユニットから吹出される熱
交換空気の吹出し温度が上昇して、空気中の露点温度よ
りも高くなり、横流ファン9などの送風路10における
結露を防止する。したがって、ドレン水が被空調室へ吹
出されて飛散することがなく、快適空調が保持される。
【0064】また、上述したように、上記第2の流路B
を導かれる冷媒の流量は、第1の流路Aを導かれる冷媒
の流量よりも大である。このことから、除湿運転および
冷房運転時に室温が低下した状態で、第2の流路Bの方
が第1の流路Aよりも先に凍結する。
【0065】特に、Tc温度センサ19を第2の流路B
の中途部に取付けて、この温度を検知するようにしたか
ら、上述のような凍結の現象があれば、ただちにこの凍
結を判断して、室内熱交換器7全体の凍結の防止をな
す。
【0066】すなわち、複数の流路A,Bを備えた室内
熱交換器7において、これら流路に接続される分流器1
3の分流特性にばらつきが生じる分流指向性を利用し
て、凍結検知遅れを防止できる。
【0067】また、逆V字状に形成される室内熱交換器
7おいて、分流器13が接続され冷媒がはじめに導入さ
れる補助熱交換器7Cでは、送風路10に導かれる熱交
換空気の風速分布が前側熱交換器7Aと比較して遅い位
置にある。
【0068】したがって、この補助熱交換器7Cは前側
熱交換器7Aよりも冷媒の蒸発程度が低い、いわば湿り
部となる。熱交換空気に対しては、含まれる水分を十分
に凝縮することになり、効率のよい除湿特性を得られ
る。
【0069】図5に示すような、流路構成を採用しても
よい。ここで第1の流路Aaは、分流器13から分流さ
れたあと、補助熱交換器7C上部側の流通部位6−1A
に導かれ、ただちにジャンピングパイプ30を介して前
側熱交換器7A下部に導かれる。
【0070】この熱交換器7Aの最下部の流通部位5−
1Aから上部方向へ斜めに横切る流通部位4−1Aに導
かれ、ここから流通部位3−1Aと、流通部位2−1A
を介して別のジャンピングパイプ31で再び下部側に導
かれる。再び上昇して流通部位1−1Aから出口部0−
1Aに導かれ、第2の流路Bbと合流する。
【0071】第2の流路Bbは、分流器13から分流さ
れたあと、補助熱交換器7C下部側に導かれ、流通部位
7−2Aから後側熱交換器7B最下部に導かれる。そし
て流通部位6−2Aを通過したあと、ジャンピングパイ
プ32を介して前側熱交換器7A上部に導かれる。
【0072】ここから、流通部位5−2Aを介して後側
熱交換器7Bに導かれ、さらに下部側の流通部位4−2
Aから斜めの流通部位3−2Aと前面側の流通部位2−
2Aを介して再び前側熱交換器7Aに導かれ、流通部位
1−2Aから出口部0−2Aに導かれて第1の流路Aa
と合流するようになっている。
【0073】このような第1,第2の流路Aa,Bb構
成であると、分流器13から各流路へ分流された冷媒
は、その直後に、それぞれ前ドレンパン33と後ドレン
パン11に最も近い部位へ導かれて熱交換する。
【0074】すなわち、先に説明したように、後ドレン
パン11に最も近い部位に冷媒を導いて熱交換する第2
の流路Bbにおいて、凝縮したドレン水をただちに排出
処理して、後流側の熱交換空気中に水分を再蒸発させな
い。
【0075】そして、前ドレンパン33に最も近い部位
に冷媒を導いて熱交換する第1の流路Aaにおいても、
凝縮したドレン水をただちに排出処理して、後流側の熱
交換空気中に水分を再蒸発させない。したがって、トー
タルとして、さらに除湿特性の向上を図れる。
【0076】図6に示すような、室内熱交換器構成であ
ってもよい。同図(A)の場合、室内熱交換器40は、
上下方向の中途部に切込み部があって、上部側熱交換器
40Aと下部側熱交換器40Bとに分かれ、くの字状に
折曲形成される。
【0077】下部側熱交換器40Bの最下端部に分流器
13が取付けられ、冷媒を上下方向に分流するようにな
っている。分流器13の上部側に導出される冷媒を導く
第1の流路41aと、下部側に導出される冷媒を導く第
2の流路41bを備えており、これら流路は上部側熱交
換器40Aの上部背面側で合流する。
【0078】このような室内熱交換器40の各流路41
a,41bは、重力方向に対して複数段備えられるとと
もに、分流器13の分流部と重力方向に落差を有して接
続され、かつ分流器の重力方向最下部の分流部は、ドレ
ンパン42に最も近い流路部位に接続されるので、上述
した作用効果と同一のものが得られる。
【0079】同図(B)の場合、室内熱交換器50は、
前側熱交換器50Aと後側熱交換器50Bとに2分割化
されている。そして、互いの熱交換器はある程度傾斜
し、かつ前側熱交換器50Aの上部背面側に後側熱交換
器50Bが配置される。
【0080】前、後側熱交換器50A,50Bそれぞれ
の下方部位には、前、後ドレンパン51,52が配置さ
れることは勿論である。分流器13は、後側熱交換器5
0Bの背面側に取付けられる。この導出部に接続される
第1,第2の流路53a,53bは、後側熱交換器50
Bの前面側からジャンピングパイプ54a,54bをも
って前側熱交換器50Aの前面側中途部に接続され、こ
こから再び上下方向に分かれ、この熱交換器の背面側の
出口部で合流するようになっている。
【0081】このような室内熱交換器50と、各流路5
3a,53bは、重力方向に対して複数段備えられると
ともに、分流器13の分流部と重力方向に落差を有して
接続され、かつ特に第2の流路53bに対する分流器1
3の重力方向最下部の分流部は、ドレンパン52に最も
近い流路部位に接続されるので、上述した作用効果と同
一のものが得られる。
【0082】同図(C)に示すような、室内熱交換器構
成であってもよい。これは湾曲成される一体形の熱交換
器60である。したがって、ユニット本体61の室内熱
交換器60と対向する部位全てが吸込み口62となる。
【0083】分流器13は、図における右側端部上面側
に取付けられる。分流器から上部側へ導出される第1の
流路63aは、ジャンピングパイプを介して左側の部位
に接続され、さらにここから上記分流器近傍までいって
からジャンピングパイプ近傍位置に戻り、この下面部の
出口部に接続される。
【0084】分流器13から下部側に分流される第2の
流路63bは、室内熱交換器60の右側下端部をUター
ンし、ここからジャンピングパイプを介して左側の部位
に接続される。さらに、左側の下端部をUターンしてか
ら出口部に接続される。
【0085】ここでも分流器13の分流部と流路との接
続部は重力方向に落差を有するように配置され、特に第
2の流路63bに対する分流器13の重力方向最下部の
分流部は、ドレンパン64に最も近い流路部位に接続さ
れるので、同様の作用効果が得られることとなる。
【0086】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1の発明で
は、室内熱交換器の各流路を重力方向に対して複数段備
え、分流器の分流部が重力方向に落差を有するように接
続し、この重力方向最下部の分流部は、ドレンパンに最
も近い流路部位に接続した。
【0087】請求項2の発明では、熱交換パイプとUベ
ンド部とから流路を構成し、分流器の重力方向最下部の
分流部が接続されるドレンパンに最も近い流路は、熱交
換パイプの一方の開口端部とした。
【0088】請求項3の発明では、室内熱交換器は、除
湿運転時に、この室内熱交換器の一部で冷媒の蒸発が終
了するよう冷凍サイクルを構成する膨張機構で過絞り制
御された冷媒を導く。
【0089】請求項4の発明では、膨張機構として電子
膨張弁を用い、除湿運転時に、制御装置によって過絞り
制御する。したがって、請求項1ないし請求項4の発明
によれば、室内熱交換器と、この室内熱交換器の流路に
接続される分流器の配置構成を特定することにより、室
内熱交換器から凝縮された水分の処理を確実化して、熱
交換効率の向上を図り、安定した除湿運転を行い得ると
いう効果を奏する。
【0090】請求項5の発明では、室内熱交換器の最下
段の流路(パス)に、冷房サイクル時に室内熱交換器の
凍結を検出するための温度センサを取付けたから、室内
熱交換器全体の凍結を確実に防止して、冷凍サイクル効
率の向上を得られる効果を奏する。
【0091】請求項6の発明では、室内熱交換器を複数
に分割し、それぞれの分割熱交換器の下方部位にドレン
パンを配置し、各分割熱交換器における最下段の流路相
互を互いに連通するようにしたから、いずれの分割熱交
換器で生じるドレン水も確実に排水処理できる。
【0092】請求項7の発明では、分割熱交換器は、風
速の最も遅い分割熱交換器へ分流器から冷媒を導びくよ
うにしたから、この熱交換部分が湿り部となって空気中
の水分を効率よく凝縮でき、除湿特性の向上を図れる効
果を奏する。
【0093】請求項8の発明では、室内熱交換器は、少
なくとも前側熱交換器と後側熱交換器とを備えて逆V字
状に形成したから、流路の構成と、ここに接続される分
流器の構成がより簡単に採用でき、よって凝縮効率の向
上を図れる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す、空気調和機である
室内ユニットの一部省略した縦断面図。
【図2】同実施の形態の、室内熱交換器を構成する補助
熱交換器と接続配管の形態を示す正面図。
【図3】同実施の形態を示す、冷凍サイクル構成と、電
気回路および室内熱交換器の流路構成を説明する図。
【図4】(A)は、同実施の形態を示す、補助熱交換器
における冷媒状態とドレン水の発生状態を説明する図。
(B)は、流路内の冷媒状態を説明する図。
【図5】他の実施の形態を示す、室内熱交換器の流路構
成を説明する図。
【図6】さらに他の実施の形態を示し、(A)は室内ユ
ニットの概略の縦断面図。(B)は室内ユニットの概略
の縦断面図。(C)は室内ユニットの一部省略した概略
の縦断面図。
【符号の説明】
1…空気調和機本体(ユニット本体)、F…フィン、A
…第1の流路、B…第2の流路、7…室内熱交換器、1
3…分流器、13b…分流部、P…熱交換パイプ、B…
Uベンド部、23…膨張機構(電子膨張弁)、19…温
度センサ(Tcセンサ)、11…後ドレンパン、7A…
前側熱交換器、7B…後側熱交換器、7C…補助熱交換
器。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気調和機本体と、 この空気調和機本体内に配置され、所定の間隔を存して
    並設される複数枚のフィンおよび、これらフィンに貫通
    して形成され冷媒を導通する複数の流路を備えた、冷凍
    サイクルを構成する室内熱交換器と、 この室内熱交換器の各流路と接続される複数の分流部を
    備え、冷房運転時において、導入した冷媒を各流路へ分
    流案内する分流器と、 上記室内熱交換器の下方部位に配置され、室内熱交換器
    から滴下するドレン水を受けるドレンパンとを具備した
    空気調和機において、 上記室内熱交換器の各流路は、重力方向に対して複数段
    備えられるとともに、上記分流器の分流部が重力方向に
    落差を有するように接続され、 上記分流器の重力方向最下部の分流部は、上記ドレンパ
    ンに最も近い流路部位に接続されることを特徴とする空
    気調和機。
  2. 【請求項2】請求項1記載の上記室内熱交換器の流路
    は、U字状に形成されるU字状部を備えるとともに、こ
    のU字状部と一対の開口端部を除いて上記フィンを貫通
    する熱交換パイプと、隣接される熱交換パイプ相互の開
    口端部を連通するUベンド部とから構成され、 上記分流器の重力方向最下部の分流部は、上記ドレンパ
    ンに最も近い上記熱交換パイプの一方の開口端部に接続
    されることを特徴とする空気調和機。
  3. 【請求項3】請求項1および請求項2記載の上記室内熱
    交換器は、除湿運転時に、冷房サイクルをなすととも
    に、この室内熱交換器の一部で冷媒の蒸発が終了するよ
    う、上記冷凍サイクルを構成する膨張機構で過絞り制御
    された冷媒が導かれることを特徴とする空気調和機。
  4. 【請求項4】請求項3記載の上記膨張機構は、電子膨張
    弁であり、 この電子膨張弁は、制御装置によって、除湿運転時に過
    絞り制御されることを特徴とする空気調和機。
  5. 【請求項5】請求項1ないし請求項3記載の上記室内熱
    交換器は、重力方向の最下段の流路に、冷房サイクル時
    に室内熱交換器の凍結を検出するための温度センサが取
    付けられることを特徴とする空気調和機。
  6. 【請求項6】請求項1ないし請求項4記載の上記室内熱
    交換器は、複数に分割され、 上記ドレンパンは、それぞれの分割熱交換器の下方部位
    に配置され、 上記各分割熱交換器における重力方向の最下段の流路相
    互は互いに連通されることを特徴とする空気調和機。
  7. 【請求項7】請求項6記載の上記分流器と接続される上
    記分割熱交換器は、熱交換空気の風速の最も遅い部位に
    配置されることを特徴とする空気調和機。
  8. 【請求項8】請求項6および請求項7記載の上記室内熱
    交換器は、少なくとも前側熱交換器と後側熱交換器とに
    分割されるとともに、これら熱交換器で逆V字状に形成
    されることを特徴とする空気調和機。
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