JPH0926100A - 腐食性ガス配送システムの圧力レギュレータの動作条件確認する方法 - Google Patents

腐食性ガス配送システムの圧力レギュレータの動作条件確認する方法

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JPH0926100A
JPH0926100A JP8038167A JP3816796A JPH0926100A JP H0926100 A JPH0926100 A JP H0926100A JP 8038167 A JP8038167 A JP 8038167A JP 3816796 A JP3816796 A JP 3816796A JP H0926100 A JPH0926100 A JP H0926100A
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gas
pressure
pressure regulator
determining
corrosion
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Nimaru Riyanaaji Aa
アー・ニマル・リヤナージ
Kazuo Yokoki
横木和夫
Jean-Marie Friedt
− マリー・フリート ジャン
Eiichi Ozawa
小沢英一
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LAir Liquide SA pour lEtude et lExploitation des Procedes Georges Claude
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Air Liquide SA
LAir Liquide SA pour lEtude et lExploitation des Procedes Georges Claude
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    • G01M3/2876Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum by measuring rate of loss or gain of fluid, e.g. by pressure-responsive devices, by flow detectors for pipes, cables or tubes; for pipe joints or seals; for valves ; for welds for valves
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    • F17DPIPE-LINE SYSTEMS; PIPE-LINES
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Abstract

(57)【要約】 【課題】非不活性ガス配送システムの異常な圧力レギュ
レータを識別する、または完全に故障する前に圧力レギ
ュレータの不具合を正確に予測できる、メカニズムを提
供する 【課題を解決する手段】腐食性または反応性ガス配送シ
ステムの圧力レギュレータ68の異常または故障を、使
用中に、検出する方法は、ガス流がある時とない時の両
方の場合に、圧力レギュレータの出力圧力を連続して測
定またはモニタする工程を含んでいる。圧力レギュレー
タの故障の発生は、流れているガスと流れていないガス
との間の出力圧力差が大きく変動し徐々に増加する時に
予測できる。圧力レギュレータまたは全体的なシステム
の故障は、ガスが流れている時と流れていない時の出力
圧力差が、ある実験的に定められた値を越える時に検出
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、腐食性ガス配送システ
ムに用いられる圧力レギュレータの異常または故障を検
出する方法と、このような異常または故障を防止する方
法とに関する。
【0002】
【従来の技術】不活性および非不活性ガス配送システム
を含むガス配送システムは、広範囲の分野に用いられて
いる。不活性ガスは、ガス配送システムの種々の部分に
於いて、普通は問題にならない。しかし、非不活性ガ
ス、即ち活性ガスもしくは腐食性ガスを含む、周囲のも
のと反応するガスは、それらの取扱または搬送に関連す
る幾つかの問題を生じる、配管やバルブや圧力レギュレ
ータなどのように、それらの環境を強く侵害する恐れの
ある、特に腐食性のガスが問題を生じる。例えば、腐食
性 HBr ガスは半導体の製造に用いられている。多くの
製造施設に於いて、腐食性 HBr ガスは、製造施設の外
部のシリンダー・キャビネットに位置するシリンダーに
蓄積されている。ガス配送システムは、製造施設内の適
切な場所に腐食性ガスを送るために設けられている。
【0003】ガス配送システムは、ガス流制御のために
数多くの構成要素、例えば、圧力レギュレータと質量流
量コントローラを一般的に備えている。腐食性ガス配送
システムに於ける異常の前兆に関する統計的な分析は、
これらの構成要素が異常または故障に関して最も頻繁に
発生する場所であることを示唆している。このような圧
力レギュレータ・バルブの概略的な構成が、図1に図示
してあり、入り口22と出口24とダイアフラム26を
備えている。拘束オリフィス28が、ダイアフラムに設
けてあり、シート30を形成している。ポペット・スプ
リング34により付勢され、かつポペット・キャップ4
0を備えた具備する、ポペット32は、シート30と係
合してあ、拘束オリフィス28の流れを制御または管理
するように設計されている。ロード・スプリング38に
接続された圧力調整ノブ36は、圧力レギュレータ20
も調整するように設けてある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】圧力レギュレータが異
常または故障を呈する時に、圧力レギュレータを交換す
る必要があることは当然のことである。圧力レギュレー
タだけでなく、後の交換プロセスの異常または故障は、
プロセス・ガスの好ましくない汚染と、システムの他の
構成要素に関して予想される故障とを導く。更に、圧力
レギュレータが異常または故障を呈する或いは交換を要
求する時に、必ず、製造ラインの生産性が必然的に低下
することになる。そのうえ、一部の事例では、圧力レギ
ュレータの異常または故障は腐食性ガスの漏洩を導き、
安全性と環境保全に関する重大な問題を生じる結果にな
る。
【0005】圧力レギュレータに関する前述の異常また
は故障の主な原因の1つは、ポペット32の部分の腐食
またはその場所での腐食性生成物の付着あるいはその両
方であり、そこで(すなわち、拘束オリフィス28の部
分で)圧力低下が生じる。ポペット32の外面とシート
30との間のスペースは数ミクロンの単位なので、ポペ
ット32の外面を特に滑らかにして、適切な漏洩防止構
造を維持し、2次ガス流を制御しなければならない。ポ
ペット32の外面上に微量の腐食または付着が存在する
と、必要な漏洩防止構造の機能を妨げ、レギュレータが
閉止位置にある時に2次ガス漏洩を生じる結果になる。
【0006】このタイプの圧力レギュレータの内部漏洩
は、ポペット・スプリング34の腐食に起因して発生す
ることもある。このような腐食はポペット・スプリング
34のスプリング力を弱めるので、ポペット32は、拘
束オリフィス28を封鎖するようにシート30と完全に
係合できなくなる。
【0007】前述の内部漏洩にくわえて、圧力レギュレ
ータの異常または故障は外部漏洩が原因で発生する。す
なわち、圧力レギュレータに流れる腐食性ガスは、圧力
レギュレータ20のダイアフラム26に点食(すなわ
ち、小さい穴)が生じる原因になる。この外部漏洩は、
直接、周囲環境に腐食性ガスを漏洩させる原因になる。
【0008】前述の圧力レギュレータの内部と外部の漏
洩に関与するガス配送システムに於ける腐食の主な原因
の1つは、シリンダー交換プロセスが原因であることが
分かっている。すなわち、腐食性ガスを含んでいるシリ
ンダーが空の時に、それと満杯のシリンダーを交換する
必要がある。交換プロセス中に適切な手順に準じていな
いと、湿気成分が大気からガス配送システムに侵入し、
必然的に、ラインに腐食を生じることになる。
【0009】腐食性ガス配送システムの圧力レギュレー
タの異常または故障に起因する潜在する重大な問題を回
避するために、ガス配送システムの圧力レギュレータ
は、所定の期間で普通は交換されている。圧力レギュレ
ータをスケジュール通りの間隔で交換すれば、レギュレ
ータが陥る事態を回避できるので望ましい。しかし、前
述のように、レギュレータは、予想以上に重大な腐食の
問題に遭遇するので、レギュレータが交換前に故障する
確率が高い。更に、スケジュールに従って交換すること
は、異常を示さない、または故障直前の状態でない、圧
力レギュレータを交換することが、しばしばある。そこ
で、必要であるかどうかにかかわらず、高コストの交換
が行われることになる。
【0010】腐食性ガス配送システムを含めた、周知の
非不活性ガスに付随する前述の短所と欠点を鑑みて、非
不活性ガス配送システムの異常な圧力レギュレータを識
別する、または完全に故障する前に圧力レギュレータの
不具合を正確に予測できる、メカニズムを提供すること
が望まれる。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の態様にお
いて、非不活性ガス流システム、特に腐食性ガス流シス
テムの圧力レギュレータの異常または故障を、使用中
に、検出する方法は、圧力レギュレータを具備するガス
流システムに非不活性または腐食性ガスを流し、非不活
性または腐食性ガスがシステムに流れている間に、ガス
流システムの圧力レギュレータの動作出力圧力を決定
し、システムに非不活性または腐食性ガスが流れていな
時の圧力レギュレータの出力圧力を連続して測定し、非
不活性または腐食性ガスがシステムに流れている場合の
圧力レギュレータの動作出力圧力と、ガス流がない場合
の圧力レギュレータの出力圧力との間の圧力差が、所定
の値を越える時に、圧力レギュレータの異常または故障
の存在を決定する工程を備えている。
【0012】本明細書の全体にわたって、非不活性ガス
または反応性ガスまたは腐食性ガスという用語は、配
管、バルブ、圧力レギュレータなどのような、それらの
環境と反応する、普通は化学反応する、同じタイプのガ
スを交互に意味するために用いられる。
【0013】好ましい実施例に依れば、圧力レギュレー
タの異常の存在は、圧力差が第1の所定の値を越える時
に識別され、なおかつ、圧力レギュレータの故障の存在
は、圧力差が第1の所定の値より大きい第2の所定の値
を越える時に識別される。特に、圧力レギュレータの異
常は、圧力差が約0.5 kgf/cm2 〜1.0 kgf/cm2 の範囲に
ある時に識別される。さらに、圧力レギュレータの故障
の存在は、圧力差が、約1.0 kgf/cm2 より大きい時に決
定される。
【0014】本発明の他の態様のガス流システムに於い
て、バルブと質量流量コントローラまたは同様に設計し
た構成要素のような構成要素の動作条件を確認する方法
は、ラインの流れを調整するために、このような構成要
素を具備するガス流システムのラインに流れるガスを備
え、ラインにガスが流れている間およびラインにガスが
流れていない場合の構成要素の出口近くの出口圧力をモ
ニタし、構成要素にガスが流れていない場合の構成要素
の出口圧力の変化に基づいて構成要素の動作条件を決定
する工程を含んでいる。
【0015】好ましい実施の形態に依れば、構成要素の
外部漏洩の存在は、ラインにガスが流れていない間に、
出口圧力が低下すると決定される。ガスがラインに流れ
ている時の構成要素の出口圧力と、ガス流がない時の構
成要素の出口圧力との間の圧力差が、第1の所定の値を
越える場合に、構成要素が異常に作動していると決定さ
れる。一方で、ガスがラインに流れている時の構成要素
の出口圧力と、ガス流のない時の構成要素の出口圧力と
の間の圧力差が、第1の所定の値より大きい第2の所定
の値を越える場合に、システムが故障したと決定され
る。
【0016】更なる全体的な態様に依れば、本発明は、
ガスが流れる少なくとも開口位置を具備し、ガスが流れ
ない少なくとも1つの閉止位置を具備する、構成要素に
於ける外部漏洩の存在を確認する方法に於いて、構成要
素が開口位置にある時のガスの圧力と比べると、加圧状
態のガスが前述の構成要素の入り口側に存在する時に、
閉止位置にある、構成要素からのガスの出口圧力の低下
を、決定する工程を備えている、前記の方法に関してい
る。
【0017】
【実施の形態】図2は、本発明の特徴を包合する腐食性
ガス配送システムに関連する種々の特徴を全体的に示し
ている。図2に示すガス流配送システムは、半導体製造
施設に腐食性 HBr ガスを送る際に効果的である。しか
し、次に更に詳細に説明する本発明の特徴は、異常また
は故障の事態に晒される圧力レギュレータを使用する任
意の他のタイプの腐食性ガスまたは非不活性ガス配送シ
ステムに同様に応用できる。
【0018】図2に示すように、腐食性 HBr ガスのシ
リンダー42は、HBr ガスを送るためにガス配送システ
ムに接続されている。このシリンダー42は、シリンダ
ーが空になる時に、別の満杯のシリンダーがシステムに
接続できるように交換自在に設計してある。ガス配送シ
ステムは、幾つかの高圧バルブ44、46、48と、幾
つかの低圧バルブ501、502、503、504、5
05、506と、低圧空気制御バルブ52と、圧力レギ
ュレータ68の前後で腐食性ガス HBr の圧力を測定す
る圧力センサ54、70と、真空発生器56と、流量計
58と、深層洗浄または交差洗浄ユニット60と、幾つ
かのチェック・バルブ621、622、623と、幾つ
かのフィルタ641、642と、質量流量コントローラ
66とを具備している。N2 供給源73が設けてあり、
それはハウス・ライン72を経由して配送システムに接
続している。供給源73は、蒸発器を具備する液体窒素
貯蔵機能または現場用N2 プラントまたはシリンダーの
2 ガスまたは任意の他のN2 生成手段になる。N2
浄器は、電子産業界の基準の要求に基づいて、高純度ま
たは超高純度のN2 を送るために、入力N2 ライン72
にも接続している。前述のガス配送システムの種々の部
品は、図2に示すように、異なるサイズの直径を有する
適切な配管系統(例えば SUS 316L EP 配管と SUS 316
L BA 配管)に相互に接続している。ガス配送システム
は圧力レギュレータ68も備えており、それは、シリン
ダー42の圧力を作動圧力に下げるために、図1に示す
全体的な形状をしている。
【0019】種々の高圧または低圧バルブは、2ポート
または3ポート・バルブであるかどうかにかかわらず、
種々のガス流を二方向(オンまたはオフ)で制御する
が、チェック・バルブは、ガスが一方向にだけ流れるよ
うにする。深層洗浄ユニットDPU 60 は2つのピグテー
ル601と602を搭載しており、それらは、シリンダ
ー42のバルブ80に接続して、HBr シリンダー交換中
のガス洗浄手順を支援する。(深層洗浄ユニット DPU
は、交差洗浄ユニットと交換できる)。真空発生器56
は、ガスをシステムからガス希薄装置151にライン7
8を経由して排出する。流量計58は、システムの窒素
流量を測定する。図2に示すシステムの動作は、3つの
基本工程、すなわち、初期ドライ・ダウン・工程と HBr
フロー・工程とシリンダー交換シミュレーションを含
んでいる。これらの工程の各々について次に説明する。
【0020】1. 初期ドライ・ダウン 初期ドライ・ダウン中に、シリンダー・バルブ80と、
バルブ48、501、504、505、506とは閉止
状態を保つ。N2 ガスは、清浄器75とバルブ44と深
層洗浄ユニット (DPU) 60 とバルブ46を経由してシス
テムに流れ、洗浄するN2 の湿気レベルがライン74の
末端に取り付けてある湿度計707に依って測定され
る。N2 の湿気成分が必要なレベルに達すると、N2
流れが停止する。清浄にされたN2 (約 20 ppb H
2 O)は、全てのラインの初期ドライ・ダウンにだけ必
要である。深層洗浄ユニット60とシリンダー・バルブ
80をシリンダー交換中に洗浄するには、純化された高
いグレードのN2 で十分である。純化された低いグレー
ドのN2 は、ガス希薄装置151に送られる前に、腐食
性ガスの空圧バルブ・オペレーションと希釈のような他
の目的のために使用する。
【0021】2. HBr フロー HBr フロー(または任意の他の非不活性ガスまたは腐食
性ガスまたは反応性ガス)に於いて、バルブ44、4
8、503、505、506は閉止状態を保つ。シリン
ダー・バルブ80の開口部は、ガス流を始動して、シリ
ンダー42からシステムに深層洗浄ユニット60を経由
して送る。ガスの入力圧力(P) (シリンダー圧力)は圧
力センサ (PS) 54 に依って測定される。圧力センサ7
0はレギュレータ68からの出力圧力を表示する。質量
流量コントローラ66はガス流量を制御する。一定の圧
力と流量とを備えたガスは、ライン78を経由してガス
希薄装置151に流れる。窒素ガスは、ガス希薄装置1
51に入る前に、バルブ504に流れて、接続部747
の HBr ガスを薄くする。
【0022】3. シリンダー交換シミュレーション これは、腐食性ガス・システムで実際にガス交換をシミ
ュレーションするものである。シリンダー交換シミュレ
ーション中に、シリンダー・バルブ80とバルブ46、
502、503、504、506とは閉止状態を保つ。
バルブ505の開口部は真空発生器56を作動する。す
ると、バルブ48の開口部は、深層洗浄ユニット60や
種々のシリンダー・バルブなどに残っていた HBr ガス
を除去し、ガスはガス希薄装置151に送られる。清浄
ガス(N2 )は、バルブ48を閉止しバルブ44を開放
することに依って、バルブ44、48との間に設けてあ
るラインに導かれる。次に、ラインの同じ部分を減圧す
ることが、バルブ44を閉止しバルブ48を開放して行
われる。(この手順は、サイクル洗浄と呼ばれ、数回行
われる)。次に、シリンダー・バルブ80が深層洗浄ユ
ニット60から分離され、バルブ44の開口部は、N2
の流れをピグテール・ブリード601から大気に、シリ
ンダー42が深層洗浄ユニット60から分離されている
時に生成する。約2分(シリンダーの交換に必要な実際
の時間)後に、シリンダー42のバルブ80は深層洗浄
ユニット60に再び接続される。すると、シリンダー・
バルブに侵入していた大気は、始動時に HBr を除去す
るために用いた同じ手順で除去される。 HBr の流れ
は、その後に再会できる。
【0023】図3を見ると、図1に示すような、好まし
い動作条件(すなわち、圧力レギュレータに内部と外部
の漏洩がない)にある、圧力レギュレータに於いて、出
力圧力PF は、ガスがガス配送システムに流れている限
り、時間に関して一定または実質的に一定になる。ガス
流が、例えば、圧力レギュレータのバルブ下流側の封鎖
の結果として停止する場合、圧力レギュレータの出力圧
力RNFは、ガスが流れている時に達する圧力と比べると
少しだけ増加し、再び、時間に関して一定または実質的
に一定になる。しかし、ポペット32の腐食またはポペ
ット32上の腐食性生成物の付着あるいはその両方が発
生する場合、またはポペット・スプリング34のスプリ
ング力が特に腐食性のガス流に起因する腐食のために弱
くなる場合、あるいはその両方の場合に、ガス流のない
時のレギュレータの出力圧力は、ポペットがシート30
と強く係合することができず、拘束オリフィス28を完
全に封鎖できない事実のために、徐々に増加する。ある
周期中に達する最大圧力がPM で表される場合、レギュ
レータの条件は次に示す式から測定できる。
【0024】△P = PM − PF 従って、圧力レギュレータの動作条件は、ガスがシステ
ムに流れている時およびガスがシステムに流れていない
時の圧力レギュレータの出力圧力を連続して測定し、か
つ、ガスがシステムに流れている時の圧力レギュレータ
の出力圧力と、ガスがシステムに流れていない時の圧力
レギュレータの出力圧力との間に存在する圧力差△Pを
モニタすれば、確認できることが分かる。
【0025】圧力レギュレータの動作条件を確認する特
定のパラメータを決定するために、3つのガス配送シス
テム(各々が図2に示す方式で設計してある)に接続し
た圧力レギュレータの圧力差△Pを測定する試験が行わ
れた。前述のガス配送システムの構成要素のほかに、各
々システムは、圧力レギュレータ68の出力圧力を連続
して測定するために、圧力レギュレータ68のすぐ下流
側に位置する圧力センサ70を備えていた。3つのシス
テムは、3つの異なる条件の圧力レギュレータ、すなわ
ち、適切に作動する圧力レギュレータと異常な状態で作
動する圧力レギュレータと故障した状態で作動する圧力
レギュレータを導くと思われる条件をシミュレーション
するために操作された。
【0026】3つの試験システムの各々で、初期ドライ
・ダウン手順が行われた。すなわち、He漏洩試験が最
初に実施され、全ての3つのシステムはハウス・ライン
72から送られてくる清浄なN2 に依って洗浄された。
洗浄のための流量の通常の範囲は、約 0.5 〜 10 スタ
ンダード・リットル/分または SLM である(ここで1
SLM =0.167 x 10-4 m3 /s である)。第1の試験シス
テムは、70 〜 80 ℃で焼きながら、清浄にしたN
2 (< 20 ppb H2 O)を用いて 1 SLM で洗浄され
た。対照的に、第2と第3のシステムは、清浄にしたN
2 (< 20 ppb H2 O)を用いて 1 SLM の速度と室温
で洗浄された。洗浄するN2 の湿気レベルは、約 20 pp
b H2 O の濃度測定まで可能にし、各々システムの出
力ライン74に接続している、湿度計707(例えば M
EECO, INC が販売しているような電解湿度計)を用いて
モニタされた。数日間(すなわち、1〜2日間)の洗浄
後に、N2 ガスの湿気レベルは、ラインの末端で 100 p
pb に達していた。ここで洗浄が停止し、脈動する HBr
ガスの流れは、空圧バルブ52に依って制御されて、
3つの試験システムの各々に導かれた。この脈動する H
Br ガスが流れている間に、各々試験システムの圧力レ
ギュレータ68の出力圧力は、ガスが流れている場合と
流れていない場合の両方の状態で、圧力伝送器70に依
って一定の割合で記録された。ガスの流量は、100 〜 1
000 標準立方センチメートルの範囲であった。
【0027】前述のように、満杯のガス・シリンダーを
空のガス・シリンダーに代えて交換するプロセスは、適
切に制御されていないと、大気からの湿気侵入に起因す
るガス・ラインの腐食を導く大きな原因になる。このシ
リンダー交換を3つの試験システムの各々に於いてシミ
ュレーションするために、深層洗浄ユニット60のピグ
テール・ブリードを、毎日、シリンダー・バルブから分
離して、大気のエアに約2分間露出し、再びシリンダー
に接続した。シミュレーションのシリンダー交換手順を
3つの試験システムに対して実施した後に、各々システ
ムは洗浄手順に準じて洗浄された。第3の試験システム
のシリンダー交換後の洗浄手順は、次に更に詳細に説明
するように、第1と第2の試験システムに関連して用い
た洗浄手順と異なっていた。
【0028】第1の試験システムの場合、シリンダー・
バルブ80を含めた高圧バルブ44、46に深層洗浄ユ
ニット60を接続するシステムの部分が、シリンダー交
換中に導かれた大気の汚染物を除去するために、N2
用いて5回サイクル洗浄された。このN2 洗浄後に、シ
ステムの同じ部分は、更に任意の汚染物を除去するため
に HBr を用いて5回サイクル洗浄された。この手順
は、シリンダー交換後にシステムに侵入する湿気を最小
限にして、第1試験システムに於ける腐食の可能性を小
さくするために採用された。
【0029】第2の試験システムの場合、シミュレーシ
ョンのシリンダー交換後の洗浄手順は、第1の試験シス
テムに用いた手順と同じだった。第1と第2の試験の唯
一の違いは前述の初期ドライ・ダウンに関係していた、
すなわち、第1のシステムは焼きながらドライ・ダウン
していたが、後者は実施していなかった。
【0030】第3の試験システムに対するシミュレーシ
ョンのシリンダー交換後のN2 サイクル洗浄は、第1と
第2の試験システムと同様に実施した。しかし、N2
イクル洗浄後の HBr 洗浄は実施しなかった。従って、
シリンダー交換中にシステムに侵入した汚染物の除去
は、第1システムまたは第2システムのケースほど効果
的でなかった。そこで、第3システムに於ける腐食の度
合いは、第1並びに第2のシステムのケースより著しく
悪かった。
【0031】前述のオペレーションを3つの試験システ
ムに対して(図4、図5、図6に示すように12〜24
回の間で)実施した後に、各々システムの圧力レギュレ
ータ68について調べた。その調査結果は、3つのシス
テムに実施した初期ドライ・ダウンと洗浄手順の違いの
ために、腐食の度合いに違いがあることを明確に示して
いた。第1試験システムの圧力レギュレータは、腐食ま
たはポペット上への腐食性生成物の付着を呈していなか
った。更に、ポペットのスプリングは、実質的に腐食の
ない状態を保っていた。
【0032】圧力センサ70の測定結果に依れば、第1
試験システムのレギュレータ68の圧力差△Pは、図4
のグラフに示すように、ごく僅かであるが変動してお
り、シリンダー交換シミュレーションの回数に対して、
ほぼ一定であった。24回のシリンダー交換シミュレー
ション後でも、圧力レギュレータ68は異常を示さなか
った。その圧力差△Pは、常に約 0.5 kgf/cm 2 より小
さかった。
【0033】第2試験システムの圧力レギュレータ68
の圧力差△Pは、図5のグラフに示すように、かなり変
動しており、シリンダー交換シミュレーションの回数に
相応して、約 0.9 kgf/cm 2 に向けて徐々に増加してい
た。21回のシリンダー交換シミュレーション後では、
圧力差△Pは 1.0 kgf/cm 2 未満だった。圧力レギュ
レータ68は使用可能と考えていたが、圧力差△Pの高
い値(約 0.9 kgf/cm2 )と圧力差△Pの大きい変動
は、異常の発生を示していた。調査時に、第2試験シス
テムの圧力レギュレータ68は、僅かに腐食しており、
かつ、圧力レギュレータのシート30へのポペット32
の係合に依る拘束オリフィス28の漏洩閉止構造を弱め
る傾向を示すと思われたポペット上の腐食性生成物の付
着も僅かであった。第2試験システムの圧力レギュレー
タ68についても、ガス流のない場合にポペット・スプ
リング34の跳ね返り機能を抑制または弱める傾向を示
すと思われたポペット・スプリング34上の腐食が観察
された。このポペット32上への腐食性生成物の付着お
よびポペット・スプリング34の腐食は、図5のグラフ
に示すように、時間経過に伴って圧力差△Pに観察され
た変動が原因であると考えられた。
【0034】第3試験システムの圧力レギュレータ68
の圧力差△Pは、図6のグラフに示すように、大幅に変
動しており、僅か11回のシリンダー交換シミュレーシ
ョン後に 1.0 kgf/cm 2 を越えていた。ここで、圧力
レギュレータ68は、第1システムの圧力レギュレータ
のケースより遥かに早く低下(△P > 1.0 kgf/c
m2 )していた。調査時に、第3試験システムの圧力レ
ギュレータ68はポペット32上の腐食性生成物の大き
な付着とポペット・スプリング34の激しい腐食とを呈
しており、その両方が、圧力レギュレータのシート30
とポペット32との十分な係合に依る拘束オリフィス2
8の漏洩閉止構造を弱めていた。このポペット32上の
腐食性生成物の大きな付着と、ポペット・スプリング3
4の激しい腐食は、内部漏洩に起因する第3試験システ
ムの圧力レギュレータの故障が原因であると考えられ
た。
【0035】前述の説明から、経過時間に伴う圧力差△
Pの変動は、シリンダー交換に関連する洗浄手順(すな
わち、システム、特に圧力レギュレータの腐食レベル)
に特に強く左右されることが分かった。腐食のないライ
ンの場合、圧力差△Pは、ごく僅かで、0.5 kgf/cm 2
未満の単位であり、経過時間に伴って変動しないことが
分かった。ポペット32の腐食または腐食性生成物の付
着あるいはその両方のために、またはポペット・スプリ
ング34の腐食のため、あるいはその両方が原因で圧力
レギュレータが故障すると、圧力差△Pは、特に大き
く、1.0 kgf/cm 2を越える単位になり、経過時間に相応
して徐々に増加する。従って、圧力差△Pは、次に示す
ように圧力レギュレータの動作条件の表示に適した任意
の指標になる。
【0036】△P < 0.5 kgf/cm 2 で、経過時間に伴っ
て変動しない時に、レギュレータは、正規の状態で変動
している。
【0037】0.5 kgf/cm 2 < △P < 1 kgf/cm 2 で、
経過時間に伴って大幅に変動する時に、レギュレータ
は、正規の状態で変動せずに、異常の発生を表示する。
【0038】△P > 1 kgf/cm 2 で、徐々に増加する
時に、レギュレータは、内部漏洩のために故障する。
【0039】ガス流がない場合の出力圧力が、徐々に、
ごく僅かでも、低下する時に、それは、外部に対する漏
洩、すなわち、外部漏洩を表示する。
【0040】従って、本発明に依れば、内部または外部
漏洩の有無を基準とする、腐食性ガス配送システムの圧
力レギュレータの動作条件は、システムにガスが流れて
いる場合と流れていない場合の圧力レギュレータの出力
圧力を(連続して)モニタまたは測定すれば確認でき
る。ガスがシステムに流れている時の圧力レギュレータ
の出力圧力を知り、その圧力と、ガス流のない場合のレ
ギュレータの出力圧力とを比較して、圧力差の大きさを
求めると、レギュレータの動作条件を容易に求めること
ができる。この長所は、腐食作用が腐食性ガス漏洩の発
生前に行われるように、圧力レギュレータの異常を初期
の段階で検出することを可能にする。従って、ガス配送
システムの安全性ならびに生産性を高いレベルに向上で
きる。
【0041】この技術は、潜在する有害な事態が発生す
る前に、異常を自動的に予測して、それらを修復するた
めに、コンピュータ式ガス配送システムでもマニュアル
で使用できる。コンピュータ式ガス配送システムのケー
スでは、圧力差△Pと、経過時間に伴うその変動が自動
的に測定できて、その結果は安全装置に自動的に送られ
るので、安全で無故障の総合腐食性ガス配送システムの
運用が可能になる。
【0042】コンピュータ式シリンダー・キャビネット
のケースでは、例えば、本発明に従うシステムは、次の
ようにして実現できる。
【0043】シリンダー・キャビネットのガス配送シス
テムは一定の圧力(P)でガスを提供し、コンピュータ
はこの圧力P(出力圧力)を連続してモニタする。ガス
流量は、シリンダー・キャビネットのガス配送システム
に接続したデバイス、例えば、反応器に依って制御され
る。
【0044】本発明に従うプロセスは、ガス流がある場
合とない場合の両方のケースで、出力圧力Pに関するデ
ータを使用するので、ガス流に関するインフォーメーシ
ョンは、圧力Pについて実施した測定結果が属する規準
(ガス流がある場合とない場合)を決定するために、コ
ンピュータにも送られる。このインフォーメーションを
ガス・キャビネットのコンピュータが使用できるように
するために、ガス流量計を、シリンダー・キャビネット
のガス配送システムの出口に取り付けることもできる。
【0045】流量計を取り付けずに、例えば、デバイス
(例えば反応器)が送る信号をコンピュータに知らせ
て、ガス流の有無についてコンピュータに連絡すること
もできる。
【0046】このインフォーメーションを得ると、ガス
・キャビネットのコンピュータは、連続してまたは時
々、前述のPNFとRM の大きい方とPF との間の△Pを
計算して、圧力レギュレータ、または前述と同様に試験
した任意の他のデバイスが、正規の状態で作動している
か、作動していないか、または既に故障しているかにつ
いて決定する。コンピュータは、試験したデバイス(例
えば圧力レギュレータ)が異常に作動していると決定さ
れると、直ちに、プリントアウトまたは任意の他の照明
または音声信号を生成できる。当業者は、特殊な警報信
号(音声、照明、特殊なプリントアウト、別個にまたは
組み合わせて)を故障検出の際に生成できることも認め
ると思われる。
【0047】本発明の原理と好ましい実施の形態とオペ
レーション・モードは、前述の明細書で説明されてき
た。しかし、保護を受けることを意図する本発明は、開
示した特定の実施の形態に制限されると解釈されるべき
でない。更に、ここで説明した実施の形態は、限定とい
うよりむしろ図解用と見なすべきである。変形と変更
は、本発明の精神から逸脱せずに、他にも可能であり、
同等の機能も使用できる。従って、特許請求の範囲に記
載する本発明の精神と範囲に属する、全てのこのような
変形と変更と同等機能が、ここで対象となることが、明
確に意図されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】圧力レギュレータの種々の部品の略図である。
【図2】図1に示す圧力レギュレータを具備するガス流
配送システムの略図である。
【図3】図1に示す圧力レギュレータのある動作条件中
に於いて、時間を基準にした圧力の変化を描くグラフで
ある。
【図4】図1に示す圧力レギュレータの出力圧力の変化
を、適切に作動している圧力レギュレータのシリンダー
の交換回数を基準にして描いたグラフである。
【図5】図1に示す圧力レギュレータの出力圧力の変化
を、異常な状態で作動している圧力レギュレータのシリ
ンダー交換の回数を基準にして描いたグラフである。
【図6】図1に示す圧力レギュレータの出力圧力の変化
を、故障した状態で作動している圧力レギュレータのシ
リンダー交換の回数を基準にして描いたグラフである。
【符号の説明】
42…シリンダー、44,46,48…高圧バルブ、5
01、502、503、504、505、506…低圧
バルブ,52…低圧空気制御バルブ、68…圧力レギュ
レータ、54,70…圧力センサ、56…真空発生器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジャン − マリー・フリート 東京都中央区新川1−28−7、隅田リバ ー・サイド・タワー 1401号 (72)発明者 小沢英一 千葉県東葛飾郡沼南町大津ヶ丘 4−5− 24−104

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】非不活性ガス配送システムの内部漏洩に起
    因する腐食感応要素の異常または故障を、使用中に、検
    出する方法であって、 腐食感応要素が設けられたガス配送システムに非不活性
    ガスを流す工程と、 非不活性ガスがシステムに流れている間に、ガス配送シ
    ステム内の腐食感応要素の動作出力圧力を決定する工程
    と、 ガス配送システム内のガス流を、少なくとも定期的に停
    止する工程と、 ガス配送システム内をガス流が流れていない場合の腐食
    感応要素の出力圧力を測定する工程と、 腐食感応要素の動作出力圧力と、ガス流が流れていない
    場合の腐食感応要素の出力圧力との間の圧力差が、所定
    の値を越える時に、腐食感応要素の異常または故障の存
    在を決定する工程とを具備する方法。
  2. 【請求項2】 前記腐食感応要素の異常または故障の存
    在を決定する工程は、前記の圧力差が第1の所定の値を
    越える時に腐食感応要素の異常の発生を決定し、前記の
    圧力差が第1の所定の値より大きい第2の所定の値を越
    える時に、腐食感応要素の故障が発生したと決定するこ
    とを含んでいる、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記腐食感応要素の異常または故障の存
    在を決定する工程は、前記の圧力差が 0.5 kgf/cm 2
    1.0 kgf/cm 2 の範囲にある時に腐食感応要素の異常を
    決定することを含んでいる、請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記腐食感応要素の異常または故障の存
    在を決定する工程は、前記の圧力差が 1.0 kgf/cm 2
    り大きい時に腐食感応要素の故障の存在を決定する工程
    を含んでいる、請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記非不活性ガスは、腐食性ガスと反応
    性ガスから成るグループから選択される、請求項1に記
    載の方法。
  6. 【請求項6】 バルブ装置と質量流量コントローラと圧
    力レギュレータと配管を具備する腐食性または反応性ガ
    ス配送システムの動作条件を確認し、ラインの流れを調
    整する圧力レギュレータを具備するガス配送システムに
    流れるガスを備え、ラインにガスが流れている間および
    ラインにガスが流れていない場合の圧力レギュレータの
    出口近くの出口圧力をモニタし、システムにガスが流れ
    ていない場合に圧力レギュレータの出口圧力の変化に基
    づいてシステムの動作条件を決定する方法。
  7. 【請求項7】 前記システムの動作条件を決定する工程
    は、ガスがラインに流れている時の圧力レギュレータの
    出口圧力と、ガス流がない時の圧力レギュレータの出口
    圧力の間の圧力差が、第1の所定の値を越える時に、シ
    ステムが異常に作動していると決定することを含んでい
    る、請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記システムの動作条件を決定する工程
    は、ガスがラインに流れている時の圧力レギュレータの
    出口圧力と、ガス流のない時の圧力レギュレータの出口
    圧力との間の圧力差が、前記の第1の所定の値に少なく
    とも等しい第2の所定の値を越える場合に、システムが
    故障したと決定することを含んでいる、請求項7に記載
    の方法。
  9. 【請求項9】 前記の第2の所定の値が 1.0 kgf/cm 2
    より大きい、請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記の第1の所定の値が 0.5 kgf/cm
    2 〜 1.0 kgf/cm 2の範囲にある、請求項7に記載の方
    法。
  11. 【請求項11】 ガスが流れる少なくとも開口位置を具
    備し、ガスが流れない少なくとも1つの閉止位置を具備
    する、構成要素に於ける外部漏洩の存在を確認する方法
    に於いて、構成要素が開口位置にある時のガスの圧力と
    比較して、加圧状態のガスが前記の構成要素の入り口側
    に存在する間に、閉止位置にある、構成要素からのガス
    の出口圧力の低下を決定することを含んでい、方法。
JP8038167A 1995-02-24 1996-02-26 腐食性ガス配送システムの圧力レギュレータの動作条件確認する方法 Pending JPH0926100A (ja)

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US08/393,684 US5677480A (en) 1995-02-24 1995-02-24 Method and system for assessing the operating condition of a pressure regulator in a corrosive gas distribution system
US393684 1995-02-24

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EP (1) EP0729020A3 (ja)
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KR (1) KR960031876A (ja)
CN (1) CN1143747A (ja)
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