JPH09260871A - 配線基板の組立構造 - Google Patents

配線基板の組立構造

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JPH09260871A
JPH09260871A JP9005196A JP9005196A JPH09260871A JP H09260871 A JPH09260871 A JP H09260871A JP 9005196 A JP9005196 A JP 9005196A JP 9005196 A JP9005196 A JP 9005196A JP H09260871 A JPH09260871 A JP H09260871A
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JP
Japan
Prior art keywords
wiring board
fitting
convex portion
fitted
bottom plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP9005196A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Sugaya
信一 菅谷
Kanji Satake
貫司 佐多家
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Taito Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Taito Corp
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Publication date
Application filed by Kyocera Corp, Taito Corp filed Critical Kyocera Corp
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  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来に比べて大幅なコストダウンを図ること
ができると共に、従来のような高い精度が不要で、さら
にプリント基板の取付け後でも多少の位置の調整が可能
な配線基板の組立構造を提供する。 【構成】 装置本体1の底板10に直接凸部13を設
け、この凸部13に配線基板5のほぼ中央の孔7を嵌合
させることにより、配線基板5の位置決めと支持を行う
ことができるため、従来の配線基板の組立構造において
用いられていたシャーシが不要となり、部品点数を減ら
してコストダウンを図ることができる。また、中央部1
ヵ所の凸部と孔を嵌合させるだけでよいため高い精度は
要求されない。さらに、1ヵ所の凸部と孔を嵌合させる
だけで取付けができるので、取付け後でもその1ヵ所を
中心に配線基板は多少回転することができ、配線基板の
取付け後でも多少の位置の調整が可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、種々の電子機器等
のように、配線基板を設ける装置本体にその配線基板を
取付ける際の配線基板の組立構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の配線基板の組立構造としては、例
えば特開平7−45972号公報に掲載された、図5に
示すようなものがある。この従来の配線基板の組立構造
は、シャーシ42の四隅に固定片43〜46が浮き上が
って形成され、これらの各々に位置決め用突起47〜5
0が立設されていて、プリント基板41の四隅には取付
け孔53〜56が開口形成されていて、シャーシ42の
位置決め用突起47〜50の各々にプリント基板41の
取付け孔53〜56の各々が嵌合することにより、プリ
ント基板41がシャーシ42に対して位置決め用突起4
7〜50により位置決めされると共に、固定片43〜4
6上に支持されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の配線基板の組立構造においては、シャーシ4
2を介してプリント基板41を装置本体に取付けるよう
にしたため、シャーシ42が必要になって部品の点数が
増え、さらに固定片43〜46の部分の加工や位置決め
用突起47〜48を設けることによるコストを考える
と、大幅なコストアップを招くという問題がある。
【0004】また、4ヵ所で突起と孔の嵌合が行われる
ため、4ヵ所の嵌合が円滑に行われるためには相互位置
間の高い精度が要求される。さらに、一旦4ヵ所で嵌合
によるプリント基板41の位置決めが行われると、いか
なる方向においてもプリント基板41の位置を変更する
ことが許されず、わずかな位置の微調整でさえ不可能と
なるという問題がある。
【0005】そこで本発明は、従来に比べて大幅なコス
トダウンを図ることができると共に、従来のような高い
精度が不要で、さらにプリント基板の取付け後でも多少
の位置の調整が可能な配線基板の組立構造を提供するこ
とを課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、配線基板を設ける装置本体の底板のほぼ中
央部で前記底板より高い位置に凸部を設け、前記配線基
板のほぼ中央部に孔を設け、前記凸部に前記孔を嵌合さ
せることにより前記装置本体に前記配線基板を取付ける
ようにしたことを特徴とするものである。
【0007】このような構成の配線基板の組立構造によ
れば、装置本体の底板に直接凸部を設け、この凸部に配
線基板のほぼ中央の孔を嵌合させることにより、配線基
板の位置決めと支持を行うことができるため、従来の配
線基板の組立構造において用いられていたシャーシが不
要となる。このため部品点数を減らすと共に、その不要
となったシャーシの固定片の部分の加工や位置決め用突
起を設ける必要もなくなるため、従来に比べて大幅なコ
ストダウンを図ることができる。
【0008】また、中央部1ヵ所の凸部と孔を嵌合させ
るだけでよいため、従来のように4ヵ所すべてが嵌合す
る場合のように相互位置間の高い精度は要求されない。
さらに、1ヵ所の凸部と孔を嵌合させるだけで取付けが
できるので、取付け後でもその1ヵ所を中心に配線基板
は多少回転することができ、配線基板の取付け後でも多
少の位置の調整が可能である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面に基づいて説明する。図1ないし図4は、本発明
の第1の実施の形態に係る配線基板の組立構造を示す図
である。
【0010】図1において、電子機器等の装置本体1の
ケーシング3内にはプリント配線基板5が設けられる。
プリント配線基板5のほぼ中央部には孔7が開口形成さ
れている。ケーシング3の底板10のほぼ中央部には、
図2,3に示すような円錐状突起12が形成されてお
り、その円錐状突起12の頂部には凸部13が形成され
ている。円錐状突起12は、底板10に板金絞り加工を
施すことにより底面から円錐状に盛り上がるように形成
することができる。
【0011】このような構成の配線基板の組立構造は、
底板10に形成された円錐状突起12の頂部の凸部13
にプリント配線基板5の孔7を嵌合させることにより、
装置本体1のケーシング3にプリント配線基板5を取付
けて、プリント配線基板5の位置決めと支持を行うこと
ができる。
【0012】このため、従来の配線基板の組立構造にお
いて用いられていたシャーシが不要となる。これにより
部品点数を減らすことができると共に、その不要となっ
たシャーシの固定片の部分の加工や位置決め用突起を設
ける必要もなくなるため、従来に比べて大幅なコストダ
ウンを図ることができる。
【0013】また、中央部1ヵ所の凸部と孔を嵌合させ
るだけでよいため、従来のように4ヵ所すべてが嵌合す
る場合のように相互位置間の高い精度は要求されない。
さらに、1ヵ所の凸部と孔を嵌合させるだけで取付けが
できるので、取付け後でもその1ヵ所を中心にプリント
配線基板5は多少回転することができ、プリント配線基
板5の取付け後でも多少の位置の調整が可能である。
【0014】また図2及び図4に示すように、プリント
配線基板5の側面に他の部品を挿着することができ、例
えば先に装置本体1に取付けられた部品14の側部の凹
部14aにプリント配線基板5の縁部を嵌合させて連結
することができ、互いの取付け強度を向上させることが
できるようになる。
【0015】さらに、プリント配線基板5の取付け後に
その取付け位置を多少調整する等して取付け位置が最終
的に決まったら、図3に示す凸部13の軸孔13aに頭
部を有するタッピングネジ(締結部材,図示せず)をネ
ジ込むことにより、タッピングネジは回転に伴って軸孔
13aにメスネジを切りながら螺合する。そしてその螺
合の最終締付け段階において、タッピングネジの頭部が
プリント配線基板5を円錐状突起12の肩部12aとの
間に挾み込んで押さえつけることにより、プリント配線
基板5を最終的に固定することができる。また、プリン
ト配線基板5を固定後でも側面に他の部品(例えば、部
品14)を挿着することができる。
【0016】なお、上記実施の形態においてはプリント
配線基板5を取付ける場合について説明したが、プリン
ト配線基板5以外の種類や製造方法に係る配線基板にも
本発明を適用できることはいうまでもない。
【0017】また、上記実施の形態においては凸部13
の軸孔13aにタッピングネジを螺合させたが、軸孔1
3aに予めネジを切っておいて通常のネジを螺合させて
もよい。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、装
置本体の底板に直接凸部を設け、この凸部に配線基板の
ほぼ中央の孔を嵌合させることにより、配線基板の位置
決めと支持を行うことができるため、従来の配線基板の
組立構造において用いられていたシャーシが不要とな
る。このため部品点数を減らすと共に、その不要となっ
たシャーシの固定片の部分の加工や位置決め用突起を設
ける必要もなくなるため、従来に比べて大幅なコストダ
ウンを図ることができる。
【0019】また、中央部1ヵ所の凸部と孔を嵌合させ
るだけでよいため、従来のように4ヵ所すべてが嵌合す
る場合のように相互位置間の高い精度は要求されない。
さらに、1ヵ所の凸部と孔を嵌合させるだけで取付けが
できるので、取付け後でもその1ヵ所を中心に配線基板
は多少回転することができ、配線基板の取付け後でも多
少の位置の調整が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る配線基板の組
立構造に関わる装置本体1の内部平面図である。
【図2】図1に示す装置本体1の凸部13の中心を通る
断面側面図である。
【図3】円錐状突起12及び凸部13の拡大断面図であ
る。
【図4】プリント配線基板5と部品14の取付け関係を
示す部分拡大断面図である。
【図5】従来の配線基板の組立構造を示す分解斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 装置本体 3 ケーシング 5 プリント配線基板 7 孔 10 底板 12 円錐状突起 12a 肩部 13 凸部 13a 軸孔 14 部品 14a 凹部 41 プリント基板 42 シャーシ 43〜46 固定片 47〜50 位置決め用突起 53〜56 取付け孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐多家 貫司 東京都世田谷区玉川台2丁目14番9号 京 セラ株式会社東京用賀事業所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配線基板を設ける装置本体の底板のほぼ
    中央部で前記底板より高い位置に凸部を設け、 前記配線基板のほぼ中央部に孔を設け、 前記凸部に前記孔を嵌合させることにより前記装置本体
    に前記配線基板を取付けるようにしたことを特徴とする
    配線基板の組立構造。
  2. 【請求項2】 前記装置本体の底板がほぼ円錐状に盛り
    上がるよう円錐状突起が絞り成形され、前記円錐状突起
    の頂部に前記凸部を形成することを特徴とする請求項1
    に記載の配線基板の組立構造。
  3. 【請求項3】 前記凸部に締結部材を締結させることに
    より前記締結部材が前記配線基板を押えて固定するよう
    にしたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の
    配線基板の組立構造。
JP9005196A 1996-03-19 1996-03-19 配線基板の組立構造 Pending JPH09260871A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0917417A2 (de) * 1997-11-14 1999-05-19 TEMIC TELEFUNKEN microelectronic GmbH Verfahren zur Erzeugung einer Montageplatte
US8110756B2 (en) 2008-02-05 2012-02-07 Sony Corporation Electronic device

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0917417A2 (de) * 1997-11-14 1999-05-19 TEMIC TELEFUNKEN microelectronic GmbH Verfahren zur Erzeugung einer Montageplatte
EP0917417A3 (de) * 1997-11-14 1999-12-15 TEMIC TELEFUNKEN microelectronic GmbH Verfahren zur Erzeugung einer Montageplatte
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