JPH09259643A - ワイヤハーネス - Google Patents

ワイヤハーネス

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JPH09259643A
JPH09259643A JP6991696A JP6991696A JPH09259643A JP H09259643 A JPH09259643 A JP H09259643A JP 6991696 A JP6991696 A JP 6991696A JP 6991696 A JP6991696 A JP 6991696A JP H09259643 A JPH09259643 A JP H09259643A
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JP
Japan
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shape
wire harness
wiring
wire
shape memory
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JP6991696A
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Yasuyo Matsumoto
安世 松本
Hiroshi Hasegawa
宏 長谷川
Masanobu Sato
正信 佐藤
Koji Ikeda
幸治 池田
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワイヤハーネスの配索時に、ワイヤハーネス
を配索形状となるようにする。 【解決手段】 ワイヤハーネスW/Hの電線群10を形
状記憶を有する樹脂層11、12で一体化し、該樹脂層
に配索形状を予め記憶させておくと共に、該配索形状よ
り折り畳んだり或いは伸ばしたりして所要形状に変態さ
せておき、配索時に記憶させた配索形状に回復させる。
あるいは形状記憶を有する樹脂パイプ20内に電線群を
挿入しておき、該樹脂パイプに配索形状を予め記憶させ
ておく。さらに、ワイヤハーネスを構成する電線25、
28の導体26の外周に絶縁被覆となる形状記憶樹脂層
27、30を設け、該形状記憶樹脂層に配索形状を予め
記憶させている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用等のワイ
ヤハーネスに関し、図板上で配索形態に組み立てたワイ
ヤハーネスを保管時および運搬時等に折り畳んで省スペ
ース化を図ると共に、自動車に配索する時、図板上で組
み立てた配索形状に戻すことができるようにするもので
ある。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従
来、ワイヤハーネスは図8に示すように、組立時には、
図板1上で治具2に沿って電線群3を布線し、所要箇所
にコネクタ4、クランプ5等の部品を組みつけ、自動車
の配索する形態でワイヤハーネスW/Hを組立ててい
る。
【0003】しかしながら、ワイヤハーネスW/Hを図
板1から取り外すと、形状がくずれてしまう。さらに、
保管および運搬時に省スペース化を図るために、ワイヤ
ハーネスW/Hを湾曲させて屈折させると、さらに、配
索形状から外れた形状となる。このようなワイヤハーネ
スを自動車に配索する時、試行錯誤しながら電線を配索
するため、作業性が悪い欠点がある。
【0004】よって、ワイヤハーネスを図板上で配索し
たままの状態を保持しておくと、自動車への配索は容易
となるが、配索形状を保持して保管および運搬を行う
と、スペースをとる問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した問題に
鑑みてなされたもので、ワイヤハーネスに所定の配索形
状を予め形状記憶させておくと共に、その後、保管およ
び運搬に便利なように、折り畳んだり或いは伸ばしたり
して所要形状に変態させ、配索時には記憶させた配索形
状に戻すようにして、配索作業性の向上と、保管および
運搬時の省スペース化を達成するものである。
【0006】即ち、本発明は請求項1で、ワイヤハーネ
スの電線群を形状記憶を有する樹脂層で一体化し、該樹
脂層に配索形状を予め記憶させておくと共に、該配索形
状より折り畳んだり或いは伸ばしたりして所要形状に変
態させておき、配索時に記憶させた配索形状に回復させ
る構成としていることを特徴とするワイヤハーネスを提
供している。
【0007】具体的には、ワイヤハーネスを構成する電
線群は柔軟で屈折させたり伸ばしたりできるものを使用
し、電線群を並列に配線した状態でその上下面を形状記
憶樹脂で成形した上下一対のケースからなる成形品に収
容している。該成形品は熱可塑性の形状記憶樹脂で成形
しておき、ケースとしての成形段階で樹脂に形状を記憶
させておく。この上下一対のケースに電線群を収容した
後に、成形品の樹脂の融点あるいは軟化点以上に加熱し
て、内部に収容した電線群とともに支線部分を幹線側へ
折り返したり、幹線自体を折り返したりして屈折させ
る。この状態で急冷して成形品を屈折状態に保持してお
き、保管あるいは運搬を行う。自動車等への配索時に
は、成形品を樹脂の融点あるいは軟化点以上に加熱して
元の記憶させた形状に戻して、配索形状としている。
【0008】なお、本発明のワイヤハーネスは自動車用
に限定されないが、請求項4に記載のように、自動車用
ワイヤハーネスとして用いると、自動車ワイヤハーネス
が大型でかつ、分岐線も多く、形態が複雑であるため、
最も好適に用いられる。なお、本発明のワイヤハーネス
は、電気接続箱および電装品等に接続するコネクタ、車
体係止用のクランプ等の従来ワイヤハーネスに取付られ
ている部品を備えたものに対しても適用できることは言
うまでもない。
【0009】また、本発明は請求項2で、ワイヤハーネ
スの電線群を形状記憶を有する樹脂パイプ内に挿入して
おき、該樹脂パイプに配索形状を予め記憶させておくと
共に、該配索形状より折り畳んだり或いは伸ばしたりし
て所要形状に変態させておき、配索時に記憶させた配索
形状に回復させる構成としていることを特徴とするワイ
ヤハーネスを提供している。
【0010】上記樹脂パイプは請求項1の上下ケースか
らなる成型品と同様で、パイプとしての成形時に配索形
状を記憶させておき、電線群をパイプ内に通した後にパ
イプを加熱して、保管および運搬に便利なように伸ばし
たり或いは折り畳むように変形させ、次いで、急冷して
変形状態に保持しておく。配索時には加熱して記憶させ
た配索形状に復帰させている。
【0011】また、本発明は請求項3で、ワイヤハーネ
スを構成する電線が、導体の外周に絶縁被覆となる形状
記憶樹脂層を備え、あるいは、導体の外周に絶縁層と形
状記憶樹脂層とを備え、上記形状記憶樹脂層に配索形状
を予め記憶させておくと共に、配索形状より折り畳んだ
り或いは伸ばしたりして所要形状に変態させておき、配
索時に記憶させた形状に回復させる構成としていること
を特徴とするワイヤハーネスを提供している。
【0012】上記のように、ワイヤハーネスを構成する
電線自体の被覆層に形状記憶樹脂で成形した被覆層を設
けて形状記憶電線としておくこともできる。即ち、電線
の芯線の外周に形状記憶樹脂からなる被覆層を成形する
時に形状を記憶させておき、その後、加熱して屈折した
後に急冷して保管および運搬に便利な形状を保持させ、
配索時に加熱して記憶させた形状に戻している。
【0013】上記ワイヤハーネスは自動車用であり、ワ
イヤハーネスの幹線より分岐線が突出する部分、幹線お
よび分岐線が屈折する部分において、上記配索形状を記
憶させて形状記憶樹脂層、樹脂パイプを設けている。
(請求項4)
【0014】ワイヤハーネスでは、幹線より支線が突出
する部分では、支線の突出方向が不明であると配索する
場合に作業性が悪い。また、幹線および支線を屈折させ
る必要がある場合に、どの方向に屈折させるかが不明の
場合も作業性がわるい。よって、形状記憶樹脂により配
索形態の形状に復帰させると、支線は所定の分岐方向に
向くと共に、幹線、支線は所定の屈折角度で屈折でき、
配索作業が容易となる。
【0015】上記した形状記憶樹脂に形状を記憶させる
態様としては、成形時に架橋させて形状を記憶させる場
合と、樹脂の融点以下でガラス転移点を回復温度とし
て、架橋させずに形状を記憶させる場合とがある。架橋
させる場合、パーオキサイドやシラノール縮合を利用し
た化学架橋させても良いし、電子線等の放射線照射によ
り架橋させてもよい。
【0016】上記形状記憶樹脂としては、熱可塑性樹脂
が用いられ、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン
プロピレン共重合体、エチレンアクリル酸共重合体、エ
チレンエチルアクリレート共重合体、エチレン酢酸ビニ
ル共重合体のようなエチレン共重合体、塩化ビニル、6
ナイロン、6,6ナイロン、12ナイロンのようなナイ
ロン、ポリエステル、ポリウレタン、ポリフッ化ビニリ
デン、ビニリデンフルオライドヘキサフルオロプロピレ
ン共重合体、ビニリデンフルオライドヘキサフルオロプ
ロピレテトラフルオロエチレン共重合体のようなフッ素
樹脂、スチレンブタジエン共重合体等のスチレン共重合
体、ノルボルネン樹脂等が用いられる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1乃至図3は第1実施形態を示
し、電線を並列に配線した多数本の電線10の上下を形
状記憶樹脂で成形したアッパーケース11とロアケース
12の内部に収容している。アッパーケース11とロア
ケース12とは対称であり、図2に示すロアケース12
について説明すると、幹線収容部12a、該幹線収容部
12aから所要方向に突設する支線収容部12b、12
cを備え、これら幹線収容部12a、支線収容部12
b、12cの電線収容面に電線を1本づつ嵌合する半球
状の凹部12dを設けている。アッパーケース11もロ
アケース12と同様な形状である。
【0018】第1実施形態では、アッパーケース11と
ロアケース12とはエチレンプロピレン共重合体から成
形しており、上記図2に示すワイヤハーネス組み込み形
態に成形した後、電子線を照射して架橋させ、成形した
形状を記憶させている。
【0019】前記図8に示す図板1上で、ワイヤハーネ
スを構成する電線10を配索した後、これら電線10の
所要位置で、上記ロアケース12の凹部12dに電線1
0を挿入した後、アッパーケース11を被せ、ロアケー
ス12とアッパーケース11とで電線を上下から挟み込
むみ、熱硬化性接着剤を用いて、張り合わせで固着して
いる。
【0020】上記多数の電線10をアッパーケース11
とロアケース12とで挟んで一体化する部分は、図1に
示すように、ワイヤハーネスW/Hを構成する電線10
が分岐線を有する部分に対して部分的になされており、
全長にわたってアッパーケース11とロアケース12と
を取り付ける必要はない。電線10の所要位置にはコネ
クタおよびクランプ(図示せず)を取り付けた状態とし
ており、この状態でワイヤハーネスW/Hは配索形態と
なっている。
【0021】上記のように図板1上で、配索形態でワイ
ヤハーネスW/Hを組み立てた後、図板1よりワイヤハ
ーネスW/Hを取り外し、エチレンプロピレン共重合体
からなるアッパーケース11とロアケース12とを融点
以上(100℃以上)に加熱する。融点以上に加熱して
も、架橋させて形状を保持させているため、溶融せず、
アッパーケース11とロアケース12とは形状は保持し
つつ、曲げやすい状態となる。
【0022】この状態で、一体化したアッパーケース1
1およびロアケース12とを、その支線収容部12bと
11b、12cと11cとを、幹線収容部12a、11
aの方向に治具(図示せず)を用いて外力をくわえて、
図3に示すように折り返す。ついで、この状態で急冷し
て図3の形状を保持させる。
【0023】図3に示すように、突出した支線収容部1
2b,11b、12c,11cが幹線側に折り返される
と、ワイヤハーネスW/Hは略直線状となり、保管およ
び運搬に適した形状となる。
【0024】上記図3のワイヤハーネスW/Hを自動車
メーカーにおいて自動車に配索する時、融点以上の10
0℃に加熱して、記憶させた図1に示す形状に戻してい
る。よって、ワイヤハーネスの支線は幹線より所要方向
に突出し、配索作業が容易に行える。
【0025】図4および図5は第2実施形態を示し、ワ
イヤハーネスW/Hの多数の電線10を集束した状態で
貫通させる樹脂パイプ20を形状記憶樹脂で成形してい
る。第2実施例では形状記憶樹脂としてポリエステル
(ポリブチレンテレフタレート系)を用いている。この
ポリエステルは融点が約200℃、ガラス転移点が75
℃で、記憶させた形状は融点以下でガラス転移温度で回
復するものであり、よって、成形時に架橋させておく必
要はない。
【0026】樹脂パイプ20は、多数の電線10を図4
に示すようにV形状に屈折させて配索する部分に取り付
けるもので、V形状に屈折した状態で樹脂パイプ20を
成形している。この樹脂パイプ20に柔軟の電線10を
貫通して通した後、ガラス転移温度(75℃)以上で、
融点(約200℃)以下の温度で加熱し、樹脂パイプ2
0が柔らかくなった状態で、図5に示すように直線状に
伸ばして、この状態で急冷して直線状態を保持するよう
にした。このように、直線状とすると、ワイヤハーネス
の保管および運搬が容易となる。
【0027】ついで、自動車への配索時に、融点以下で
ガラス転移点温度以上(75℃〜100℃)で樹脂パイ
プ20を加熱すると、図4に示す記憶した形状に戻る。
よって、ワイヤハーネスW/Hが所要箇所で樹脂パイプ
20によりV形状に折り曲げられた配索状態となる。
【0028】図6(A)(B)は第3実施形態を示し、
ワイヤハーネスを構成する電線自体を形状記憶電線とし
ている。即ち、電線25は、導電体からなる芯線26
と、該芯線26の外周を被覆する形態記憶樹脂からなる
絶縁被覆層27とからなる。上記絶縁被覆層27を形成
する樹脂として塩化ビニルを用い、ガラス転移温度に加
熱して形状を記憶させるようにしている。
【0029】即ち、上記電線25は、図6(A)に示す
直線状態に形成し、この状態で絶縁被覆層27に電子線
を照射して、形状を記憶させる。これら電線25を平行
配線あるいは集束した状態で、形状記憶樹脂のガラス転
移温度以上で加熱して図6(B)に示すように屈折し、
この状態で急冷して屈折状態の形状を保持させる。自動
車への配索時、ガラス転移温度以上に加熱することによ
り、記憶させた形状に回復し、図6(A)に示す状態と
している。
【0030】図7(A)(B)は第3実施形態の変形例
を示し、ワイヤハーネスを構成する電線自体を形状記憶
電線としている。即ち、電線28は、導電体からなる芯
線26と、該芯線26の外周を被覆するエチレンプロプ
レン共重合体ゴムからなる絶縁被覆層29と、この絶縁
被覆層29の外周に被覆するポリエチレンからなる形状
記憶樹脂製の被覆層30とからなる3層構造としてい
る。
【0031】上記電線28は、図7(A)に示す直線状
態に形成し、この状態で電線28の外層の形状記憶樹脂
からなる被覆層30を電子線で照射することにより形状
を記憶させている。これら電線28を平行配線あるいは
集束して配線する電線群を形状記憶樹脂の融点以上で加
熱して図7(B)に示すように屈折状態とし、この状態
で急冷して屈曲状態の形状を保持させる。自動車への配
索時、融点以上に加熱することにより、記憶させた形状
に回復し、図7(A)に示す直線状態としている。
【0032】上記図6および図7のワイヤハーネスを構
成する電線自体に配索形状を記憶させておくと、第1実
施形態および第2実施形態のような、電線とは別個の形
状記憶ケースあるいはパイプを不要とすることができ、
ワイヤハーネスの大型化を抑制できる。しかしながら、
第1および第2実施形態では、電線自体は通常のものが
使用できる利点があり、特に、支線が突出する部分ある
いは幹線、支線が屈折する部分にのみ形状記憶ケースあ
るいはパイプを取り付ければ良いだけであるため、実用
化しやすい。
【0033】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
の請求項1および請求項2のワイヤハーネスでは、電線
群を一体化するシート状の樹脂層あるいは樹脂パイプを
形状記憶樹脂で成形して、図板上で組み立てた配索形状
を記憶させておき、図板上から取り外した状態で保管及
び運搬に便利な形状に変態させている。よって、保管時
および運搬時はスペースを取らない形態となっているた
め便利であり、コストもかからない。しかも、自動車等
への配索時には、加熱により元の配索形状に回復させて
いるため、配索作業を能率よく行うことができる。
【0034】また、請求項3のワイヤハーネスでは、ワ
イヤハーネスを構成する電線自体に形状記憶樹脂からな
る被覆層を設けて、形状記憶電線としているため、別部
材を用いることなく、電線に配索形状を記憶させておく
ことができる。
【0035】さらに、自動車用ワイヤハーネスでは、幹
線から分岐する支線が多く、支線の配索方向が不明な場
合、配索が容易でないが、請求項4に記載のように、支
線の分岐部で配索形状を記憶させておくと、配索時に支
線が所定の配索方向に延在するため、配索作業性が向上
する。同様に、幹線および支線は車体の形状に沿って屈
折させる部分が多いため、これら屈折部分で配索形状を
記憶させておくと、容易にワイヤハーネスを配索するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態の配索形状のワイヤハ
ーネスを示す斜視図である。
【図2】 第1実施形態のロアケースの斜視図である。
【図3】 第1実施形態のワイヤハーネスを折り畳んだ
状態の斜視図である。
【図4】 第2実施形態の配索形状のワイヤハーネスを
示す斜視図である。
【図5】 第2実施形態のワイヤハーネスを伸ばした状
態の斜視図である。
【図6】 (A)は第3実施形態の電線を伸ばした状態
の斜視図、(B)は該電線の配索状態の斜視図である。
【図7】 (A)は第3実施形態の変形例の電線を伸ば
した状態の斜視図、(B)は該電線の配索状態の斜視図
である。
【図8】 図板上でワイヤハーネスを組み立てた状態を
示す概略斜視図である。
【符号の説明】
1 図板 10 電線 11 形状記憶樹脂からなるアッパーケース 12 形状記憶樹脂からなるロアケース 20 形状記憶樹脂からなるパイプ 25、28 形状記憶電線 26 芯線 27、30 形状記憶樹脂からなる被覆層 W/H ワイヤハーネス
フロントページの続き (72)発明者 長谷川 宏 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 佐藤 正信 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 池田 幸治 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤハーネスの電線群を形状記憶を有
    する樹脂層で一体化し、該樹脂層に配索形状を予め記憶
    させておくと共に、該配索形状より折り畳んだり或いは
    伸ばしたりして所要形状に変態させておき、配索時に記
    憶させた配索形状に回復させる構成としていることを特
    徴とするワイヤハーネス。
  2. 【請求項2】 ワイヤハーネスの電線群を形状記憶を有
    する樹脂パイプ内に挿入しておき、該樹脂パイプに配索
    形状を予め記憶させておくと共に、該配索形状より折り
    畳んだり或いは伸ばしたりして所要形状に変態させてお
    き、配索時に記憶させた配索形状に回復させる構成とし
    ていることを特徴とするワイヤハーネス。
  3. 【請求項3】 ワイヤハーネスを構成する電線が、導体
    の外周に絶縁被覆となる形状記憶樹脂層を備え、あるい
    は、導体の外周に絶縁層と形状記憶樹脂層とを備え、上
    記形状記憶樹脂層に配索形状を予め記憶させておくと共
    に、配索形状より折り畳んだり或いは伸ばしたりして所
    要形状に変態させておき、配索時に記憶させた配索形状
    に回復させる構成としていることを特徴とするワイヤハ
    ーネス。
  4. 【請求項4】 上記ワイヤハーネスは自動車用で、ワイ
    ヤハーネスの幹線より分岐線が突出する部分、幹線およ
    び分岐線が屈折する部分において、上記配索形状を記憶
    させた形状記憶樹脂層、樹脂パイプを設けている請求項
    1乃至請求項3のいずれか1項に記載のワイヤハーネ
    ス。
JP6991696A 1996-03-26 1996-03-26 ワイヤハーネス Withdrawn JPH09259643A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6906262B2 (en) 2003-06-09 2005-06-14 Fuji Photo Film Co., Ltd. Flexible print circuit, wire harness, and wiring structure using shape memory material
JP2006280037A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Sumitomo Wiring Syst Ltd 自動車用電気接続箱
JP5751567B1 (ja) * 2014-05-27 2015-07-22 株式会社アデューテック 樹脂チューブ及び樹脂チューブの印字方法

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