JPH0925819A - ウォ−タポンプ用軸受 - Google Patents
ウォ−タポンプ用軸受Info
- Publication number
- JPH0925819A JPH0925819A JP7196227A JP19622795A JPH0925819A JP H0925819 A JPH0925819 A JP H0925819A JP 7196227 A JP7196227 A JP 7196227A JP 19622795 A JP19622795 A JP 19622795A JP H0925819 A JPH0925819 A JP H0925819A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- bearing
- water pump
- outer ring
- housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/49—Bearings with both balls and rollers
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2360/00—Engines or pumps
- F16C2360/44—Centrifugal pumps
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 多種類の車種の荷重に対応することができ、
使用される外輪の種類を削減し且つ各仕様に応じて軌道
間のスパンを変更し、軸受寿命も確保することのできる
ウォ−タポンプ用軸受を提供する。 【構成】 シャフト1とハウジング2に嵌合配置される
外輪との間に所定間隔をおいて二つの転動体を配置し、
該シャフト1の一方の端部に回転トルク伝達用プ−リを
他方の端部にメカニカルシ−ル9及びインペラ8を配置
してなるウォ−タポンプ用軸受において、前記ハウジン
グ2に嵌合配置される外輪を各転動体を保持する単列の
外輪3、4とすると共に、シャフト1を内輪兼用シャフ
トとしたことを特徴とするウォ−タポンプ用軸受。
使用される外輪の種類を削減し且つ各仕様に応じて軌道
間のスパンを変更し、軸受寿命も確保することのできる
ウォ−タポンプ用軸受を提供する。 【構成】 シャフト1とハウジング2に嵌合配置される
外輪との間に所定間隔をおいて二つの転動体を配置し、
該シャフト1の一方の端部に回転トルク伝達用プ−リを
他方の端部にメカニカルシ−ル9及びインペラ8を配置
してなるウォ−タポンプ用軸受において、前記ハウジン
グ2に嵌合配置される外輪を各転動体を保持する単列の
外輪3、4とすると共に、シャフト1を内輪兼用シャフ
トとしたことを特徴とするウォ−タポンプ用軸受。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車の内燃機
関の冷却水用のポンプに使用される軸受、特にシャフト
を軌道一体型とするとともに複数の単列の外輪を使用す
ることで加工工数を削減し製造原価を低減したウォ−タ
ポンプ用軸受に関する。
関の冷却水用のポンプに使用される軸受、特にシャフト
を軌道一体型とするとともに複数の単列の外輪を使用す
ることで加工工数を削減し製造原価を低減したウォ−タ
ポンプ用軸受に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の内燃機関の冷却水用のポンプに
使用される軸受は、エンジンの高速化及び負荷能力の増
大に伴い一体型のいわゆるインテグラルタイプが使用さ
れるようになっている。このようなウォ−タポンプ用軸
受は、図7に示すように、シャフト21が内輪を兼用
し、ハウジング2には所定間隔をおいて二つの軌道を設
けた一体形の外輪22が嵌合され、これらシャフト21
と外輪22との間の空間10の一方に玉5を他方にころ
6をそれぞれ配置した構成としてある。そして該シャフ
ト21の一方の端部にはベルトプ−リ11aを取付けた
プ−リシ−ト11が圧入固定され、他方の端部にはメカ
ニカルシ−ル9及びインペラ8が圧入固定されている。
使用される軸受は、エンジンの高速化及び負荷能力の増
大に伴い一体型のいわゆるインテグラルタイプが使用さ
れるようになっている。このようなウォ−タポンプ用軸
受は、図7に示すように、シャフト21が内輪を兼用
し、ハウジング2には所定間隔をおいて二つの軌道を設
けた一体形の外輪22が嵌合され、これらシャフト21
と外輪22との間の空間10の一方に玉5を他方にころ
6をそれぞれ配置した構成としてある。そして該シャフ
ト21の一方の端部にはベルトプ−リ11aを取付けた
プ−リシ−ト11が圧入固定され、他方の端部にはメカ
ニカルシ−ル9及びインペラ8が圧入固定されている。
【0003】前記シャフト21の回転用の駆動力はエン
ジンより取り出されるが、該シャフト21の端部にはベ
ルトプ−リ11aからの荷重がかかる他ファンカップリ
ング(図示省略)が圧入固定されるため強度上成立する
径以上の軸径が必要である。また、前記シャフト21と
外輪22との間に配置される玉5ところ6との間のスパ
ンは、シャフト21に組み込まれるプ−リシ−ト11を
介してかかる荷重値或いは車種による荷重に対応させる
ため変更するようになっている。尚、単独の二つの軸受
を組み込み、これらの軸受のスパンの変更が可能なもの
としては実開昭49−95352号に開示されているも
のが知られている。
ジンより取り出されるが、該シャフト21の端部にはベ
ルトプ−リ11aからの荷重がかかる他ファンカップリ
ング(図示省略)が圧入固定されるため強度上成立する
径以上の軸径が必要である。また、前記シャフト21と
外輪22との間に配置される玉5ところ6との間のスパ
ンは、シャフト21に組み込まれるプ−リシ−ト11を
介してかかる荷重値或いは車種による荷重に対応させる
ため変更するようになっている。尚、単独の二つの軸受
を組み込み、これらの軸受のスパンの変更が可能なもの
としては実開昭49−95352号に開示されているも
のが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記するように自動車
の内燃機関のウォ−タポンプ用軸受では、シャフト21
にかかる荷重に対応してハウジング2に嵌合する外輪2
2とシャフト21の間に配置される玉5及びころ6の軌
道中心間距離(スパン)を変更し、軸受寿命を確保する
必要がある。従って、外輪22の軌道中心間距離も変更
しなければならないため使用する外輪22の種類が増加
するだけでなく、該外輪22を嵌合するハウジング2等
周囲の部品も多種類となり加工工数が増大し且つ部品管
理も煩雑になるという問題があった。
の内燃機関のウォ−タポンプ用軸受では、シャフト21
にかかる荷重に対応してハウジング2に嵌合する外輪2
2とシャフト21の間に配置される玉5及びころ6の軌
道中心間距離(スパン)を変更し、軸受寿命を確保する
必要がある。従って、外輪22の軌道中心間距離も変更
しなければならないため使用する外輪22の種類が増加
するだけでなく、該外輪22を嵌合するハウジング2等
周囲の部品も多種類となり加工工数が増大し且つ部品管
理も煩雑になるという問題があった。
【0005】この発明は上記する課題に着目してなされ
たものであり、多種類の車種の荷重に対応することがで
き、使用される外輪の種類を削減し且つ各仕様に応じて
軌道間のスパンを変更し、軸受寿命も確保することので
きるウォ−タポンプ用軸受を提供することを目的として
いる。
たものであり、多種類の車種の荷重に対応することがで
き、使用される外輪の種類を削減し且つ各仕様に応じて
軌道間のスパンを変更し、軸受寿命も確保することので
きるウォ−タポンプ用軸受を提供することを目的として
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、この発明は上記す
る課題を解決するために、シャフトとハウジングに嵌合
配置される外輪との間に所定間隔をおいて転動体を配置
し、該シャフトの一方の端部に回転トルク伝達用プ−リ
を他方の端部にメカニカルシ−ル及びインペラを配置し
てなるウォ−タポンプ用軸受において、前記ハウジング
に嵌合配置される外輪を各々単列の外輪とすると共に、
前記シャフトを内輪兼用シャフトとしたことを特徴とす
る。
る課題を解決するために、シャフトとハウジングに嵌合
配置される外輪との間に所定間隔をおいて転動体を配置
し、該シャフトの一方の端部に回転トルク伝達用プ−リ
を他方の端部にメカニカルシ−ル及びインペラを配置し
てなるウォ−タポンプ用軸受において、前記ハウジング
に嵌合配置される外輪を各々単列の外輪とすると共に、
前記シャフトを内輪兼用シャフトとしたことを特徴とす
る。
【0007】ウォ−タポンプ用軸受を上記手段とすれ
ば、二つの転動体の軌道中心間距離(スパン)が車種或
いは仕様により異なっていても、その都度軌道中心間距
離(スパン)の異なる外輪を製作する必要はなく、市販
されている規格品の外輪を使用することが可能となる。
そしてシャフト自身も、種々の転動体に対して共用させ
ることが可能となる。また、上記手段としたウォ−タポ
ンプ用軸受では、転動体用の外輪の種類を増加させるこ
となく各仕様に応じた寿命を有するように軌道間距離
(スパン)を設定することができる。
ば、二つの転動体の軌道中心間距離(スパン)が車種或
いは仕様により異なっていても、その都度軌道中心間距
離(スパン)の異なる外輪を製作する必要はなく、市販
されている規格品の外輪を使用することが可能となる。
そしてシャフト自身も、種々の転動体に対して共用させ
ることが可能となる。また、上記手段としたウォ−タポ
ンプ用軸受では、転動体用の外輪の種類を増加させるこ
となく各仕様に応じた寿命を有するように軌道間距離
(スパン)を設定することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の具体的実施例に
ついて図面を参照しながら説明することとする。尚、重
複を避けるため発明の構成要素で従来のものと共通する
要素は同一の符号を用いて説明する。図1は、この発明
のウォ−タポンプ用軸受とその周囲の縦断面図である。
このウォ−タポンプ用軸受は、回転トルクを伝達するプ
−リ11aを取り付けたプ−リシ−ト11を取り付け且
つ軸受の内輪を兼用するシャフト1と、ハウジング2に
嵌合された外輪3及び4と、これらのシャフト1と外輪
3及び4との間の空間10に配置される玉5及びころ6
と、で構成される。そして前記玉5及びころ6の外側に
はシ−ル7及び7が配置され軸受内に水や塵埃等が進入
するのを防止すると共に潤滑剤が漏れるのを防止するよ
うにしてある。また、前記シ−ル7の外側にはメカニカ
ルシ−ル9が配置され、次いでインペラ8が配置されて
いる。
ついて図面を参照しながら説明することとする。尚、重
複を避けるため発明の構成要素で従来のものと共通する
要素は同一の符号を用いて説明する。図1は、この発明
のウォ−タポンプ用軸受とその周囲の縦断面図である。
このウォ−タポンプ用軸受は、回転トルクを伝達するプ
−リ11aを取り付けたプ−リシ−ト11を取り付け且
つ軸受の内輪を兼用するシャフト1と、ハウジング2に
嵌合された外輪3及び4と、これらのシャフト1と外輪
3及び4との間の空間10に配置される玉5及びころ6
と、で構成される。そして前記玉5及びころ6の外側に
はシ−ル7及び7が配置され軸受内に水や塵埃等が進入
するのを防止すると共に潤滑剤が漏れるのを防止するよ
うにしてある。また、前記シ−ル7の外側にはメカニカ
ルシ−ル9が配置され、次いでインペラ8が配置されて
いる。
【0009】図1から明らかなように、このウォ−タポ
ンプ用軸受では、シャフト1の一方の表面に前記玉5用
の軌道溝1aを形成してハウジング2に該玉5を保持す
る外輪3を嵌合配置すると共に所定の軌道中心間距離
(スパン)Lをおいた他方にころ6を保持する外輪4を
嵌合配置してある。尚、該シャフト1の表面がころ6用
の軌道面となる。このように、このウォ−タポンプ用軸
受ではハウジング2に単列の外輪3及び4を個別に嵌
合、配置することによりスパンLを任意に変更すること
が可能となる。
ンプ用軸受では、シャフト1の一方の表面に前記玉5用
の軌道溝1aを形成してハウジング2に該玉5を保持す
る外輪3を嵌合配置すると共に所定の軌道中心間距離
(スパン)Lをおいた他方にころ6を保持する外輪4を
嵌合配置してある。尚、該シャフト1の表面がころ6用
の軌道面となる。このように、このウォ−タポンプ用軸
受ではハウジング2に単列の外輪3及び4を個別に嵌
合、配置することによりスパンLを任意に変更すること
が可能となる。
【0010】次に、図2を参照して前記外輪3及び4を
ハウジング2に取り付ける際のスパンLの決定方法につ
いて説明する。前記ハウジング2は、一方に玉5用の外
輪3を、他方にころ6用の外輪4をそれぞれ嵌合配置す
るため内周面2a及び2bを圧入可能な寸法に加工する
が、その際玉5ところ6との軌道中心間距離(スパン)
Lは使用する車種に対応した寸法とする。即ち、前記ハ
ウジング2の内周面2aと2bとの間の段部2cの距離
aは、外輪3と外輪4をそれぞれ内周面2a及び2bに
圧入したとき軌道中心間距離(スパン)がLとなるよう
な距離とする。
ハウジング2に取り付ける際のスパンLの決定方法につ
いて説明する。前記ハウジング2は、一方に玉5用の外
輪3を、他方にころ6用の外輪4をそれぞれ嵌合配置す
るため内周面2a及び2bを圧入可能な寸法に加工する
が、その際玉5ところ6との軌道中心間距離(スパン)
Lは使用する車種に対応した寸法とする。即ち、前記ハ
ウジング2の内周面2aと2bとの間の段部2cの距離
aは、外輪3と外輪4をそれぞれ内周面2a及び2bに
圧入したとき軌道中心間距離(スパン)がLとなるよう
な距離とする。
【0011】そして異なる車種であってプ−リ或いはフ
ァンカップリングの仕様が異なりシャフト1にかかる荷
重等が異なるため前記軌道中心間距離Lを変更する必要
が生じたとき、即ち、ハウジング2の内周面2aと内周
面2bとの間の段部2cの距離aを、長くする必要があ
る場合には、a' となるように変更して加工し、短くす
る必要がある場合にはa" となるように加工すればよ
い。或いは玉5用の外輪3ところ6用の外輪4の嵌合位
置を変える場合にも段部2cの位置をいずれか一方へず
らすようにハウジング2の内周面2a、2bの寸法を変
更して加工すればよい。
ァンカップリングの仕様が異なりシャフト1にかかる荷
重等が異なるため前記軌道中心間距離Lを変更する必要
が生じたとき、即ち、ハウジング2の内周面2aと内周
面2bとの間の段部2cの距離aを、長くする必要があ
る場合には、a' となるように変更して加工し、短くす
る必要がある場合にはa" となるように加工すればよ
い。或いは玉5用の外輪3ところ6用の外輪4の嵌合位
置を変える場合にも段部2cの位置をいずれか一方へず
らすようにハウジング2の内周面2a、2bの寸法を変
更して加工すればよい。
【0012】次に、この発明のウォ−タポンプ用軸受の
組立方法について説明する。先ず、図3に示すように、
ハウジング2の内周面2a、2bを所定の寸法に加工し
て玉5用の外輪3ところ6用の外輪4とを圧入嵌合す
る。この場合、外輪3の固定用止めリング(スナップリ
ング)12(図5参照)を嵌め入れる溝2dと外輪4の
固定用止めリング(スナップリング)13(図5参照)
を嵌め入れる溝2eとを加工しておく。次いで、図4に
示すように、玉5用の軌道溝1aを設けたシャフト1及
び玉5を組み込み、更に前記外輪4にころ6を組み込
む。該ころ6用の外輪4にはころ止めリング14(図5
参照)用の溝4aが設けてある。尚、ころ止めリング1
4の代わりにシ−ル7にて止めることも必要により可能
であり、この場合には溝4aは不要である。そして、図
5に示すように、密封用シ−ル7、7を組み付け、メカ
ニカルシ−ル9及びインペラ8等を組み付ける。尚、外
輪3、4の固定は、前述のように止めリング12、13
ではなく、圧入のみの固定やロ−ルかしめ等を利用して
もよい。
組立方法について説明する。先ず、図3に示すように、
ハウジング2の内周面2a、2bを所定の寸法に加工し
て玉5用の外輪3ところ6用の外輪4とを圧入嵌合す
る。この場合、外輪3の固定用止めリング(スナップリ
ング)12(図5参照)を嵌め入れる溝2dと外輪4の
固定用止めリング(スナップリング)13(図5参照)
を嵌め入れる溝2eとを加工しておく。次いで、図4に
示すように、玉5用の軌道溝1aを設けたシャフト1及
び玉5を組み込み、更に前記外輪4にころ6を組み込
む。該ころ6用の外輪4にはころ止めリング14(図5
参照)用の溝4aが設けてある。尚、ころ止めリング1
4の代わりにシ−ル7にて止めることも必要により可能
であり、この場合には溝4aは不要である。そして、図
5に示すように、密封用シ−ル7、7を組み付け、メカ
ニカルシ−ル9及びインペラ8等を組み付ける。尚、外
輪3、4の固定は、前述のように止めリング12、13
ではなく、圧入のみの固定やロ−ルかしめ等を利用して
もよい。
【0013】このウォ−タポンプ用軸受を上記構成とす
れば、玉5ところ6との二つの軌道中心間距離(スパ
ン)Lが車種或いは仕様により異なっていても、従来の
ようにその都度軌道中心間距離(スパン)Lの異なる一
体型の外輪を製作する必要はなく、市販されている規格
品の外輪を使用することが可能となる。そしてシャフト
1自身は、一方にのみ玉5用の周方向の軌道溝1aを有
し、他方はシャフト表面がころ6用の軌道面となるの
で、種々の仕様に対して共用させることができる。ま
た、玉或いはころ用の外輪の種類も増大させることな
く、各仕様に応じた寿命を有するように軌道間距離(ス
パン)Lを設定することができる。
れば、玉5ところ6との二つの軌道中心間距離(スパ
ン)Lが車種或いは仕様により異なっていても、従来の
ようにその都度軌道中心間距離(スパン)Lの異なる一
体型の外輪を製作する必要はなく、市販されている規格
品の外輪を使用することが可能となる。そしてシャフト
1自身は、一方にのみ玉5用の周方向の軌道溝1aを有
し、他方はシャフト表面がころ6用の軌道面となるの
で、種々の仕様に対して共用させることができる。ま
た、玉或いはころ用の外輪の種類も増大させることな
く、各仕様に応じた寿命を有するように軌道間距離(ス
パン)Lを設定することができる。
【0014】図6は、この発明のウォ−タポンプ用軸受
の変形実施例の縦断面図である。即ち、この実施例では
シャフト1の一方の周方向に玉用の軌道溝1aを形成す
ると共に外輪3及び玉5及びを配置し、他方には外輪1
6及び内輪17を備えた通常のラジアル玉軸受15を配
置するものである。この実施例でも市販の外輪3及び市
販の玉軸受15が使用可能であり、軌道中心間距離(ス
パン)Lを変更して各仕様に対応させることができる。
尚、一方のシャフト1の表面を軌道面としたころを配置
し、他方には外輪及び内輪を備えた玉軸受を配置するよ
うにしても良い。
の変形実施例の縦断面図である。即ち、この実施例では
シャフト1の一方の周方向に玉用の軌道溝1aを形成す
ると共に外輪3及び玉5及びを配置し、他方には外輪1
6及び内輪17を備えた通常のラジアル玉軸受15を配
置するものである。この実施例でも市販の外輪3及び市
販の玉軸受15が使用可能であり、軌道中心間距離(ス
パン)Lを変更して各仕様に対応させることができる。
尚、一方のシャフト1の表面を軌道面としたころを配置
し、他方には外輪及び内輪を備えた玉軸受を配置するよ
うにしても良い。
【0015】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明のウォ−
タポンプ用軸受によれば、種々の軌道中心間距離(スパ
ン)を設ける必要のある一体型の外輪が不要となり、シ
ャフトを共用すると共にこれらの外輪を嵌合、配置する
ハウジングの加工寸法を変更するだけでよいので、従来
のウォ−タポンプ用軸受と比較して大幅に加工工数を低
減することができる。そして、異なる仕様に合わせる必
要がある場合には軌道間距離(スパン)のみを変更すれ
ば必要とする荷重に対応しかつ仕様に応じた軸受寿命を
備えるウォ−タポンプ用軸受を提供することができる。
タポンプ用軸受によれば、種々の軌道中心間距離(スパ
ン)を設ける必要のある一体型の外輪が不要となり、シ
ャフトを共用すると共にこれらの外輪を嵌合、配置する
ハウジングの加工寸法を変更するだけでよいので、従来
のウォ−タポンプ用軸受と比較して大幅に加工工数を低
減することができる。そして、異なる仕様に合わせる必
要がある場合には軌道間距離(スパン)のみを変更すれ
ば必要とする荷重に対応しかつ仕様に応じた軸受寿命を
備えるウォ−タポンプ用軸受を提供することができる。
【図1】この発明のウォ−タポンプ用軸受とその周囲の
縦断面図である。
縦断面図である。
【図2】この発明のウォ−タポンプ用軸受において二つ
の転動体の外輪間距離(軌道間距離)の決定方法を示す
図である。
の転動体の外輪間距離(軌道間距離)の決定方法を示す
図である。
【図3】この発明のウォ−タポンプ用軸受を組み立てる
途中のハウジングと外輪を組み立てた状態の縦断面図で
ある。
途中のハウジングと外輪を組み立てた状態の縦断面図で
ある。
【図4】この発明のウォ−タポンプ用軸受を組み立てる
途中のハウジングと外輪を組み立て、更に玉ところを組
み込んだ状態の縦断面図である。
途中のハウジングと外輪を組み立て、更に玉ところを組
み込んだ状態の縦断面図である。
【図5】この発明のウォ−タポンプ用軸受を組み立てる
途中の縦断面図であって、ハウジングに外輪を組み立
て、更に玉ところと止めリング及び密封シ−ルを組み込
んだ状態の縦断面図である。
途中の縦断面図であって、ハウジングに外輪を組み立
て、更に玉ところと止めリング及び密封シ−ルを組み込
んだ状態の縦断面図である。
【図6】この発明のウォ−タポンプ用軸受の変形実施例
の縦断面図である。
の縦断面図である。
【図7】従来のウォ−タポンプ用軸受とその周囲の縦断
面図である。
面図である。
1 シャフト 2 ハウジング 3、4 外輪 5、6 転動体 8 インペラ 11 プ−リシ−ト 12、13、14 止めリング
Claims (1)
- 【請求項1】 シャフトとハウジングに嵌合配置される
外輪との間に所定間隔をおいて転動体を配置し、該シャ
フトの一方の端部に回転トルク伝達用プ−リを他方の端
部にメカニカルシ−ル及びインペラを配置してなるウォ
−タポンプ用軸受において、前記ハウジングに嵌合配置
される外輪を各々単列の外輪とすると共に、前記シャフ
トを内輪兼用のシャフトとしたことを特徴とするウォ−
タポンプ用軸受。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7196227A JPH0925819A (ja) | 1995-07-07 | 1995-07-07 | ウォ−タポンプ用軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7196227A JPH0925819A (ja) | 1995-07-07 | 1995-07-07 | ウォ−タポンプ用軸受 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0925819A true JPH0925819A (ja) | 1997-01-28 |
Family
ID=16354321
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7196227A Pending JPH0925819A (ja) | 1995-07-07 | 1995-07-07 | ウォ−タポンプ用軸受 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0925819A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2840657A1 (fr) * | 2002-06-05 | 2003-12-12 | Roulements Soc Nouvelle | Roulement a moyen d'engrenage integre |
JP2012092855A (ja) * | 2010-10-25 | 2012-05-17 | Nsk Ltd | ピニオン軸の回転支持装置 |
KR101483397B1 (ko) * | 2014-07-11 | 2015-01-14 | 지엠비코리아 주식회사 | 워터펌프 베어링의 시일장치 |
-
1995
- 1995-07-07 JP JP7196227A patent/JPH0925819A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2840657A1 (fr) * | 2002-06-05 | 2003-12-12 | Roulements Soc Nouvelle | Roulement a moyen d'engrenage integre |
JP2012092855A (ja) * | 2010-10-25 | 2012-05-17 | Nsk Ltd | ピニオン軸の回転支持装置 |
KR101483397B1 (ko) * | 2014-07-11 | 2015-01-14 | 지엠비코리아 주식회사 | 워터펌프 베어링의 시일장치 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6250811B1 (en) | Tone wheel built in constant velocity joint | |
US7866893B2 (en) | Bearing apparatus for a wheel of vehicle | |
WO2003040578A1 (fr) | Dispositif de roulement pour soutenir un arbre de pignon | |
WO2007034819A1 (ja) | 車輪用軸受装置 | |
WO2003089798A1 (fr) | Palier a double rangee de billes et dispositif d'appui pour soutenir un arbre-pignon | |
US6190262B1 (en) | Rolling bearing unit for vehicle wheel | |
US20040250619A1 (en) | Rotation-support apparatus with rotation sensor device for drive-wheel | |
US6036371A (en) | Rolling bearing unit for vehicle wheel | |
JP2003166627A (ja) | ピニオン軸支持用軸受装置 | |
JP2000065049A (ja) | 自動車用ハブユニット及びその組立方法 | |
JPH0925819A (ja) | ウォ−タポンプ用軸受 | |
US20070104403A1 (en) | Bearing apparatus for supporting pinion shaft | |
US6168316B1 (en) | Bearing assembly for use with water pumps | |
JP2000161368A (ja) | ホイール用軸受 | |
JP4223209B2 (ja) | ピニオン軸支持用軸受ユニット | |
JP2001294010A (ja) | 車輪駆動用軸受ユニット | |
JP2001336603A (ja) | ピニオン軸支持用軸受ユニット | |
CN100469600C (zh) | 车轮用轴承和具有它的半浮式车轮用轴承装置 | |
JP2004263762A (ja) | 一方向クラッチユニットおよび一方向クラッチ | |
JP2000094902A (ja) | 自動車用ハブユニット及びその組立方法 | |
JP2000110839A (ja) | 複列玉軸受 | |
JP2003074547A (ja) | 組み合わせ玉軸受ユニット | |
JP2011174566A (ja) | 軸受 | |
JP2004176747A (ja) | 車輪支持用複列円すいころ軸受ユニット | |
US20080190728A1 (en) | One-way clutch |