JPH09258117A - 光イコライザ - Google Patents

光イコライザ

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JPH09258117A
JPH09258117A JP8071821A JP7182196A JPH09258117A JP H09258117 A JPH09258117 A JP H09258117A JP 8071821 A JP8071821 A JP 8071821A JP 7182196 A JP7182196 A JP 7182196A JP H09258117 A JPH09258117 A JP H09258117A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は波長特性が可変な光イコライザに関
し、調節するファクターと得られる波長特性との間に簡
単な対応関係が成り立つ光イコライザの提供を課題とす
る。 【解決手段】 入力光を波長成分がY方向に空間的に分
離された分光ビームSPに変換する回折格子20,22
と、分光ビームSPを出力光に変換する回折格子24,
26と、分光ビームSPと交差し且つYZ平面内で移動
可能に設けられ透過率の平面的な分布を有する減衰プレ
ート6とから構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は透過率と波長の関係
を表す波長特性が可変な光イコライザに関する。エルビ
ウムドープファイバ増幅器(EDFA)を始めとする光
ポンピング型の光増幅器が実用化レベルにある。この種
の光増幅器においては、いろいろな目的で光フィルタが
用いられる。
【0002】例えば、自然放出光等の不要な光を除去す
るために、狭い通過帯域を有するバンドパス光フィルタ
が使用される。また、利得と波長の関係を表す光増幅器
の利得特性は必ずしもフラットではないので、光増幅器
を波長分割多重(WDM)システムに適用する場合のよ
うにフラットな利得特性が要求される場合には、光増幅
器の利得特性と逆の波長特性を与える光フィルタが使用
される。
【0003】光増幅器の利得特性や信号光の波長はシス
テムの稼働条件に応じて変化するので、波長特性が可変
である光フィルタが要望されている。本願明細書では、
このような波長特性が可変な光フィルタを光イコライザ
と称している。
【0004】
【従来の技術】従来、光イコライザに関連する技術とし
て、特開昭54−92766号(米国特許4,197,
008)の光学的フィルタや特開昭61−501798
号(米国特許4,575,193)の光学空間周波数フ
ィルタが知られている。また、本願発明者は、波長特性
が可変であり且つ透過率の偏波依存性がない光フィルタ
を先に提案した(特願平7−214732号)。
【0005】更に、機械的又は電気的に減衰率を変化さ
せることができる光アッテネータが知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の光アッテネータ
では、任意の成形された波長特性を得ることができな
い。
【0007】従来の波長特性が可変な光フィルタにあっ
ては、調節するファクターと得られる波長特性との間に
簡単な対応関係が成り立たないという問題がある。よっ
て、本発明の目的は、波長特性が可変で且つ調節するフ
ァクターと得られる波長特性との間に簡単な対応関係が
成り立つ光イコライザを提供することにある。
【0008】本発明の他の目的は、任意の成形された波
長特性を得ることができる光イコライザを提供すること
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のある側面による
と、第1の手段と第2の手段と減衰プレートとを備えた
光イコライザが提供される。
【0010】第1の手段は、第1の光路に沿って供給さ
れた入力光を第1の方向に伝搬する分光ビームに変換す
る。分光ビームは、第1の方向に直交する第2の方向に
厚みを有しており、分光ビームの波長成分は第2の方向
に空間的に分離されている。
【0011】第2の手段は、分光ビームを第2の光路に
沿って出力される出力光に変換する。減衰プレートは、
分光ビームと交差し且つ第1の方向と実質的に直交する
平面内で移動可能に設けられている。減衰プレートは透
過率の平面的な分布を有する。
【0012】この光イコライザにおいては、減衰プレー
トを移動させることによって波長特性を変化させること
ができる。また、調節されるファクター(減衰プレート
の位置)と得られる波長特性との間に簡単な対応関係が
成り立つ。
【0013】望ましくは複数の減衰プレートが用いられ
る。これにより任意の成形された波長特性を得ることが
できる。本発明の他の側面によると、第1の光路に沿っ
て供給された入力光を、第1の方向に直交する第2の方
向に厚みを有し波長成分が上記第2の方向に空間的に分
離された上記第1の方向に伝搬する分光ビームに変換す
る分光手段と、上記分光ビームを反射して反射ビームに
する反射手段と、上記分光ビーム及び上記反射ビームと
交差し且つ上記第1の方向と実質的に直交する平面内で
移動可能に設けられ透過率の平面的な分布を有する減衰
プレートとを備え、上記反射ビームは上記分光手段によ
って第2の光路に沿って出力される出力光に変換される
光イコライザが提供される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の望ましい実施の形
態を添付図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明
が適用される光イコライザの基本構成を示す図である。
ビームエキスパンダ2は第1の光路OP1に沿って供給
された入力光を分光ビームSPに変換する。分光ビーム
SPの波長成分は、分光ビームSPの厚みの方向に空間
的に分離されている。
【0015】以下の説明では、分光ビームSPの伝搬方
向をX軸、分光ビームSPの厚みが定義される方向をY
軸、X軸及びY軸に直交する方向をZ軸とするXYZ座
標系を採用する。
【0016】ビームコンデンサ4は、分光ビームSPを
第2の光路OP2に沿って出力される出力光に変換す
る。分光ビームSPの断面は例えば長円形或いは長方形
である。分光ビームSPはコリメートビームとして図示
されているが、本発明はこれに限定されない。即ち、レ
ンズの適当な組み合わせによってコリメートビーム以外
の形状の分光ビームを形成することができる。本発明
は、分光ビームSPの波長成分が分光ビームSPの伝搬
方向に直交する方向に空間的に分離されていることのみ
によって限定される。
【0017】分光ビームSPと交差するように減衰プレ
ート6が設けられている。減衰プレート6は透過率の平
面的な分布を有している。減衰プレート6は、YZ平面
内で移動可能に設けられている。ここで、「移動」と言
う語は、Y軸及びZ軸上の変位並びにX軸回りの回転並
びに変位及び回転の組み合わせを含むものとして理解さ
れる。
【0018】尚、Y軸上では分光ビームSPの波長成分
の波長が増大する方向を正とする。図2の(A)及び図
2の(B)を参照して、図1の光イコライザの動作原理
を説明する。今、図2の(A)に符号8で示されるよう
に、減衰プレート6の減衰率TがY軸に沿って連続的に
増加しているものとすると、分光ビームSPの性質によ
って、Y座標は波長に変換され、図2の(B)に符号1
0で示されるようなこの光イコライザの波長特性が得ら
れる。ここでは、透過率のY軸上の分布(符号8)に対
応して、波長λが増大するのに従って透過率Tが連続的
に増加するような波長特性が得られている。
【0019】図1において、減衰プレート6をY軸の正
方向に変位させることを想定する。こうすると、透過率
の分布8は図2の(A)においてY軸方向に平行移動し
て符号12で示されるようになる。
【0020】これに伴って、この光イコライザの波長特
性においても図2の(B)に符号14で示されるよう
に、波長特性10が波長λが増大する方向に平行移動す
る。このように図1の光イコライザにおいては、減衰プ
レート6を移動させることによって波長特性を変化させ
ることができる。また、図2の(A)及び図2の(B)
により説明したように、調節されるファクター(減衰プ
レート6の位置)と得られる波長特性との間に簡単な対
応関係が成り立つことがわかる。
【0021】図3及び図4はそれぞれ本発明の光イコラ
イザの第1実施形態を示す斜視図及び平面図である。第
1の光路OP1及び第2の光路OP2(図1参照)を決
定するために、それぞれ光ファイバ16及び18が用い
られている。光ファイバ16及び18はそれぞれ励振端
16A及び18Aを有している。
【0022】ビームエキスパンダ2(図1参照)は励振
端16Aに対して動作的に配置される第1及び第2の回
折格子20及び22からなり、ビームコンデンサ4は励
振端18Aに対して動作的に配置される第3及び第4の
回折格子24及び26からなる。これにより分光ビーム
SPは第2及び第3の回折格子22及び24の間に形成
される。
【0023】コリメートビーム系を形成するために、励
振端16A及び18Aにそれぞれ対向してレンズ28及
び30が設けられている。回折格子20,22,24及
び26は反射型のものとして図示されているが、透過型
の回折格子ももちろん使用可能である。また、ビームエ
キスパンダ2及びビームコンデンサ4としてプリズム等
の他の分光素子を用いることもできる。
【0024】この実施形態では、第1の回折格子20の
格子定数は第2の回折格子22のそれと等しく、第3の
回折格子24の格子定数は第4の回折格子26のそれと
等しい。このこと並びにレンズ28及び30が用いられ
ていることにより、分光ビームSPはコリメートビーム
として与えられる。
【0025】第1及び第2の回折格子20及び22の格
子定数と第3及び第4の回折格子24及び26の格子定
数とを等しくすることによって、回折格子20,22,
24及び26の配置形態を対称にすることができる。ま
た、各回折格子に同じブレーズ角を与えることによっ
て、この光イコライザの挿入損失を小さくすることがで
きる。
【0026】減衰プレート6をYZ平面内で移動させる
と共にその位置決めを行うためにドライバ32が設けら
れている。ドライバ32は、減衰プレート6をY軸及び
Z軸に沿って変位させるためのメカニズムと、減衰プレ
ート6をX軸の回りに回転させるためのメカニズムとを
有している。減衰プレート6をいずれの方向に変位させ
るか或いは変位及び回転のいずれを選択するかは減衰プ
レート6における透過率の分布及び所望する波長特性に
応じて決定すべきである。その具体例については後述す
る。
【0027】励振端16Aから放射された光はレンズ2
8によってコリメートビームにされる。このコリメート
ビームにおいては、入力光の波長成分はY軸及びZ軸の
いずれについても空間的に分離されていない。
【0028】レンズ28からのコリメートビームは第1
の回折格子20により波長成分毎に異なる回折角で回折
される。この実施形態では長波長の光ほど大きな角度で
回折される。
【0029】第1の回折格子20からの回折光は更に第
2の回折格子22で同じように回折され、これにより分
光ビームSPが得られる。回折格子20及び22の格子
定数が等しいことにより、分光ビームSPは互いに平行
な光線束として与えられる。
【0030】回折格子20及び22の各格子はZ軸と平
行に配置されている。これにより、分光ビームSPにお
いては、その波長成分がY軸について空間的に分離され
ている。
【0031】分光ビームSPは減衰プレート6を透過す
るときに、減衰プレート6の減衰率の分布に従って波長
成分毎に異なる減衰を受ける。第3及び第4の回折格子
24及び26のそれぞれの格子もZ軸と平行に配置され
ている。減衰プレート6を透過した分光ビームSPは、
回折格子24及び26によりこの順で回折され、再びコ
リメートビームにされる。このコリメートビームにおい
ては、波長成分はY軸及びZ軸のいずれに関しても空間
的に分離されていない。
【0032】回折格子26からのコリメートビームはレ
ンズ30により集束されて励振端18Aから光ファイバ
18へ導き入れられる。図3に示されるように、回折格
子20,22,24及び26は筐体34内に固定されて
いる。筐体34の蓋は図示されていない。
【0033】光ファイバ16及びレンズ28は励振端1
6A及びレンズ28が予め定められた相対的位置関係に
なるようにファイバコリメータ36により保持されてお
り、光ファイバ18及びレンズ30も同じようにファイ
バコリメータ38により保持されている。
【0034】ファイバコリメータ36及び38は筐体3
4の側面に形成された開口をそれぞれ覆うように筐体3
4に固定されており、これにより筐体34の内外の光学
的インターフェースがなされている。
【0035】図5の(A)〜(F)を参照して、減衰プ
レートの第1の例とその駆動モードを説明する。この減
衰プレート6Aは、Z軸に関して透過率が単純に変化す
る透過率の分布を有している。具体的には、減衰プレー
ト6Aにおいてそれぞれ等しい透過率を与える点の集合
として与えられる複数の等透過率線ETLは、Y軸と平
行な直線である。分光ビームSPと交差する部分は長方
形で示されている。この長方形のY軸方向の長さが分光
ビームSPの幅を与える。
【0036】減衰プレート6Aの減衰率は、図5の
(A)において下方に行くに従って(Z軸座標が負に向
かうに従って)大きくなっている。減衰プレートにおけ
るこのような透過率の分布は、例えば、ガラス板上に徐
々に厚みが小さくなるような金属膜を蒸着により形成す
ることによって得ることができる。
【0037】図5の(A)に示される減衰プレート6A
の配置形態においては、透過率がY軸の方向に変化して
いないので、図5の(B)に示されるように、得られる
波長特性は一定である。
【0038】減衰プレート6AをY軸方向に変位させた
としてもこの波長特性は変化しないが、減衰プレート6
AをZ軸の方向に変位させると、図5の(B)の波長特
性は上下方向に変化する。即ち、減衰プレート6AをZ
軸の正の方向に変位させると透過率は減少し、これとは
逆に減衰プレート6AをZ軸の負の方向に変位させると
透過率は増加する。従って、この光イコライザを用いて
可変光減衰器の機能が得られるのである。
【0039】次に、図5の(C)に示されるように、減
衰プレート6Aを分光ビームSPの伝搬方向(X軸の正
に向かう方向)に向かって時計方向に回転させると、図
5の(D)に示されるように波長λが増大するのに従っ
て透過率Tが増加するような波長特性が得られる。当該
回転角を90°以内で大きくするのに従って波長特性の
傾斜は大きくなる。
【0040】図5の(E)に示されるように減衰プレー
ト6Aを反時計方向に回転した場合には、図5の(F)
に示されるように波長λが増大するのに従って透過率T
が減少するような波長特性が得られる。
【0041】図6の(A)〜(F)を参照して減衰プレ
ートの第2の例及びその駆動モードを説明する。図6の
(A)には、複数の等透過率線ETLが同心円上にある
減衰プレート6Bが示されている。当該中心で透過率が
最も低くなっている。
【0042】図6の(A)では中心が分光ビームSPの
Y軸方向におけるほぼ中央に対応しているので、図6の
(B)に示されるように透過率の最小値を与える波長特
性が得られている。
【0043】図6の(C)に示されるように、減衰プレ
ート6BをY軸の正に向かって変位させると、図6の
(D)に示されるように透過率の最小値を与える波長特
性が長波長側に変化した波長特性が得られる。尚、減衰
プレート6Bの減衰率分布の中心(最低透過率点)がY
軸方向について分光ビームSPから外れると、透過率T
がλに関して単調に増加又は減少するような波長特性が
得られる。
【0044】図6の(E)に示されるように、図6の
(A)に対して減衰プレート6BをZ軸の正方向に変位
させると、図6の(F)に示されるように、図6の
(B)の曲線を全体的に下げ且つ湾曲曲率を小さくした
ような波長特性が得られる。
【0045】図7の(A)に示される減衰プレート6C
は、Z軸の方向に延在する遮蔽ストライプ40を有して
いる。遮蔽ストライプ40は例えば金属薄膜からなり、
ストライプ40上における透過率は原理的には0%、ス
トライプ40外の透過率は原理的には100%である。
【0046】このような減衰プレート6Cを用いること
によって、図7の(B)に示されるように、光バンドリ
ジェクションの波長特性が得られる。リジェクションバ
ンドの中心波長は減衰プレート6CをY軸の方向に変位
させることによって変化する。
【0047】図7の(C)に示される減衰プレート6D
は、Z軸の方向に延在する透過ストライプ(スリット)
42を有している。ストライプ42上における透過率は
原理的には100%であり、ストライプ42外の透過率
は原理的には0%である。
【0048】減衰プレート6Dを用いることによって、
図7の(D)に示されるように、光バンドパスの波長特
性を得ることができる。パスバンドの中心波長は、減衰
プレート6DをY軸の方向に変位させることによって変
化する。
【0049】図7の(E)に示される減衰プレート6E
は、幅がZ軸の方向に変化する遮蔽ストライプ40′を
有している。この減衰プレート6EをZ軸の方向に変位
させると、遮蔽ストライプ40′における分光ビームS
Pと交差する部分の面積が変化するので、図7の(F)
に示されるようにリジェクションバンドの幅を変えるこ
とができる。また、減衰プレート6Cと同じように減衰
プレート6EをY軸の方向に変位させることによって、
リジェクションバンドの中心波長を変化させることがで
きる。
【0050】減衰プレート6EをY軸の正方向に変位さ
せることによってリジェクションバンドの中心波長は長
波長側に変化し、減衰プレート6EをY軸の負方向に変
位させることによって中心波長は短波長側に変化する。
【0051】図示はしないが遮蔽ストライプ40′と同
じように透過ストライプ42の幅をZ軸の方向に変化さ
せることによってパスバンドの幅を変化させるようにし
てもよい。
【0052】以上説明した減衰プレートの5つの具体例
とそれらの駆動モードにおいては、調節するファクター
と得られる波長特性との間に簡単な対応関係が成り立つ
ので、所望の波長特性を容易に得ることができる。
【0053】図8は本発明の光イコライザの第2実施形
態を示す平面図である。この光イコライザは第1実施形
態(図4参照)と対比して減衰プレート6と第3の回折
格子24との間に1/2波長板44及び補償プレート4
6が分光ビームSPと交差するように設けられている点
で特徴付けられる。1/2波長板44及び補償プレート
46のいずれか一方又は両方が第2の回折格子22と減
衰プレート6との間に設けられていてもよい。
【0054】1/2波長板44は、分光ビームSPが直
線偏波であるとした場合におけるその偏波面を90°回
転させる旋光素子として機能する。90°の回転を与え
るために、1/2波長板44の主軸(光学軸)はY軸及
びZ軸に対して45°傾斜している。
【0055】このような旋光素子を用いている理由は次
の通りである。一般に回折格子の回折効率は若干の偏波
依存性を有している。特にこの実施形態のように4つの
回折格子20,22,24及び26が用いられている場
合、偏波依存性が累積する。
【0056】そこで、第1及び第2の回折格子20及び
22で生じた偏波依存性と第3及び第4の回折格子24
及び26で生じた偏波依存性とを相殺させるために、分
光ビームSPの途中に1/2波長板44を挿入している
のである。
【0057】補償プレート46は、回折格子20,2
2,24及び26の波長特性を相殺するような透過率の
分布を有している。つまり、各回折格子自体が波長特性
を有している場合、図5の(A)の減衰プレート6Aが
使用される場合或いはいかなる減衰プレートも使用され
ない場合であっても、図5の(B)に示されるような平
坦な波長特性が得られないことがあるので、これを補償
するために透過率の適切な分布を有する補償プレート4
6が分光ビームSPと交差するように設けられるのであ
る。
【0058】図9は本発明の光イコライザの第3実施形
態を示す平面図である。この光イコライザは、図8の第
2実施形態と対比して、4つの減衰プレート6(#1〜
#4)が用いられている点で特徴付けられる。減衰プレ
ート6の数は4に限定されない。
【0059】各減衰プレート6をYZ平面内で独立に移
動させると共にその位置決めを行うために改良されたド
ライバ32′が用いられている。図10の(A)〜
(C)は図9の光イコライザの波長特性の例を示す図で
ある。図10の(A)に示される波長特性は、減衰プレ
ート6(#4)が分光ビームSPと交差しないようにこ
れをZ軸の方向に変位させると共に、減衰プレート6
(#1〜#3)がそれぞれ図7の(C)に示されるよう
な透過ストライプ42を有するようにした場合に得られ
る。3つのピークが波長軸上で等間隔に並ぶように減衰
プレート6(#1〜#3)のY座標が調節され、これに
より各パスバンドの中心波長が設定されるのである。
【0060】このような光イコライザを用いることによ
って、例えば、WDMシステムの受信局において複数チ
ャネルの信号光を選択すると共にその背景にある雑音光
を除去して、信号対雑音比を改善することができる。
【0061】また、減衰プレート6(#4)として図5
の(E)に示されるような減衰プレート6Aを用いて、
図5の(F)に示される波長特性と図10の(A)に示
される波長特性とを重ね合わせることによって、図10
の(B)に示されるように複数チャネルのスペクトルピ
ークに重み付けを行うことができる。
【0062】更に、適切な任意の波長特性を重ね合わせ
ることによって、図10の(C)に示されるような所望
の任意の波長特性を得ることができる。このように複数
の減衰プレートを用いることによって、任意の成形され
た波長特性を得ることができる。
【0063】図11の(E)を参照すると、図9の光イ
コライザの特性の他の例が示されている。図11の
(A)から(D)は、それぞれ、減衰プレート(#1〜
#4)の透過率のY軸方向の分布を示している。各分布
では透過率T(対数スケール)がY軸の方向に周期的に
変化しており、その周期は減衰プレート毎に異なってい
る。例えば、減衰プレート6(#1〜#4)におけるそ
れぞれの減衰率の分布の周期は、分光ビームSPの幅
(Y軸方向の長さ)の0.5倍、1倍、2倍及び3倍で
ある。
【0064】このような減衰プレート6(#1〜#4)
のそれぞれのY座標を適当に調節することによって、図
11の(E)に示されるように、透過率Tが波長λに対
して連続的に変化する任意の波長特性を得ることができ
る。
【0065】一般的には、限られた波長範囲内で透過率
が連続的に変化する特性は、フーリエ級数の原理に従っ
て、有限個の正弦曲線(ここでは正弦関数の対数)の重
ね合わせによって表現可能である。実用的には、例えば
光増幅器の利得特性を平坦にするためには、3〜4個の
減衰プレートを用いれば足りる。
【0066】図12は本発明の光イコライザの第4実施
形態を示す平面図、図13はA方向矢視図、図14は図
12の光イコライザの全体を示す斜視図である。入力光
のスペクトルをモニタリングするために、回折格子22
と減衰プレート6(#1)との間には、分光ビームSP
から入力光に対応する分岐ビームを分岐するためのビー
ムスプリッタ48が設けられている。
【0067】この分岐ビームは受光アレイ52へ供給さ
れる。受光アレイ52は、分岐ビームにおける波長が変
化する方向、即ちY軸の方向に配列される複数の光/電
気変換エレメント50を有している。
【0068】入力スペクトルモニタ54は、受光アレイ
52の出力信号に基づき入力光のスペクトルをモニタリ
ングする。ビームスプリッタ48としてはハーフミラー
を用いることができる。分光ビームSPのZ軸方向の長
さが各光/電気変換エレメント50の受光径よりも大き
い場合には、ビームスプリッタ48と受光アレイ52と
の間にシリンドリカルレンズを配置して、分岐ビームが
X軸に関して集束されるようにしてもよい。
【0069】受光アレイ52としては、フォトダイオー
ドアレイ、例えば浜松ホトニクス社製S4111シリー
ズを用いることができる。また、CCDを有するリニア
イメージセンサを採用することもできる。
【0070】本発明では、分光ビームSPの波長成分
は、Y軸の方向に空間的に分離されているので、このよ
うな受光アレイを用いることによって入力光のスペクト
ルを容易にモニタリングすることができる。
【0071】出力光のスペクトルをモニタリングするた
めに、補償プレート46と回折格子24との間には、分
光ビームSPから出力光に対応する分岐ビームを分岐す
るためのビームスプリッタ54が設けられている。この
分岐ビームは受光アレイ58へ供給される。
【0072】受光アレイ58は、分岐ビームにおける波
長が変化する方向、即ちY軸の方向に配列される複数の
光/電気変換エレメント56を有している。出力スペク
トルモニタ60は、受光アレイ58の出力信号に基づき
出力光のスペクトルをモニタリングする。
【0073】このように入力光及び出力光のそれぞれに
ついてスペクトルのモニタリングを行うことによって、
この光イコライザの波長特性を演算により求めることが
できる。この演算は、例えば、受光アレイ52及び58
の出力信号の比較(差分を求めること)を含む。
【0074】この実施形態では入力光及び出力光のそれ
ぞれのスペクトルをモニタリングしているが、入力光及
び出力光のいずれか一方のスペクトルだけをモニタリン
グするようにしてもよい。
【0075】この実施形態では、分光ビームSPに交差
するように設けられる旋光素子としての1/2波長板4
4(図9等参照)に代えて、2つの旋光素子が用いられ
ている。
【0076】第1の旋光素子は回折格子20及び22間
に配置される1/2波長板62であり、この1/2波長
板62はその透過光の偏波面を90°回転させる。第2
の旋光素子は回折格子24及び26間に配置されるもう
1つの1/2波長板64であり、この1/2波長板64
はその透過光の偏波面を90°回転させる。
【0077】1/2波長板62及び64の主軸(光学
軸)はZ軸に対して45°傾斜している。1/2波長板
62によって、回折格子20の偏波依存性及び回折格子
22の偏波依存性が相殺され、1/2波長板64によっ
て、回折格子24の偏波依存性及び回折格子26の偏波
依存性が相殺される。
【0078】このように2つの1/2波長板により回折
格子の偏波依存性を排除するようにしているのは、スペ
クトルのモニタリングにおける偏波依存性を排除するた
めである。
【0079】尚、図14においては、図面の明瞭さを確
保するために、1/2波長板62及び64の図示は省略
されている。図15は本発明の光イコライザに適用可能
な自動コントローラのブロック図である。ここでは、入
力スペクトルモニタ54及び出力スペクトルモニタ60
を有する第4実施形態の光イコライザ66が用いられて
いる。
【0080】光源68からの光は、光ファイバ16を介
して光イコライザ66へ供給され、そこで影響を与えら
れた出力光は光ファイバ18を介して出力される。モニ
タリング結果に基づく演算等を行うために、CPU(中
央演算ユニット)70が設けられている。CPU70に
は、入力スペクトルモニタ54(図12参照)からの信
号72と、出力スペクトルモニタ60からの信号74
と、所望する波長特性に関するデータ80とが供給され
る。
【0081】光イコライザ66の入力光及び出力光のス
ペクトルのモニタリング結果は、それぞれCPU70か
ら表示装置82及び84へ送られる。また、入力光及び
出力光のモニタリング結果に基づく適切な演算をCPU
70が行って、その演算の結果得られる光イコライザ6
6の波長特性がCPU70から表示装置86へ送られ
る。
【0082】CPU70は、場合によっては、回折格
子、特に図12の回折格子24及び26の波長特性によ
る影響を除去するために、スペクトルモニタからの信号
72及び74に電気的な補正を行う。
【0083】プロセッサ88は、CPU70からの命令
に基づいて、各減衰プレート6の位置決めを制御するた
めの信号をドライバ32′へ送る。本発明では、調節す
るファクターと得られる波長特性との間に簡単な対応関
係が成り立つので、所望する任意の成形された波長特性
を得るための演算を容易に自動化することができる。
【0084】図16は本発明の光イコライザの第5実施
形態を示す平面図である。この光イコライザは、図4の
第1実施形態と対比して、減衰プレート6と第3の回折
格子24との間に波長板90及びポラライザプレート9
2をこの順に配置している点で特徴づけられる。
【0085】波長板90及びポラライザプレート92は
ドライバ94に接続されて、それぞれ独立にYZ平面内
における移動及び位置決めがなされるようになってい
る。図17の(A)に示されるように、波長板90は、
互いに異なる方向の主軸をそれぞれ有する3つの領域9
0A,90B及び90Cからなる。領域の数は3より大
きい数でもよいし2でもよい。
【0086】ポラライザプレート92は、図17の
(B)に示されるように、透明な領域92Aとポラライ
ザ領域92Bと遮蔽領域92Cとからなる。いま、図1
6において、ポラライザプレート92が分光ビームSP
に交差せず且つ波長板90が分光ビームSPに交差する
ようにドライバ94が制御されているものとする。こう
すると、出力光の偏波状態として、波長に応じて偏波状
態が連続的に変化しているという他の方法では実現困難
な状態を提供することができる。また、このような波長
板90を用いることによって、この光イコライザをデポ
ラライザとして機能させることもできる。
【0087】一方、波長板90が分光ビームSPに交差
しないようにし、ポラライザプレート92が分光ビーム
SPに交差するようにし、この状態でポラライザプレー
ト92をZ軸の方向に変位させると偏光度が可変にな
る。
【0088】図17の(B)に示されるようにポラライ
ザ領域92BのZ軸方向の長さが一定である場合には平
坦な波長/偏光特性が得られる。ポラライザ領域92B
のZ軸方向の長さをY軸に対して変化するようにしてお
くことによって、任意の波長/偏光特性を得ることがで
きる。即ち波長に応じて任意の偏光度を得ることができ
る。
【0089】図18は本発明の光イコライザを適用可能
なWDM(波長分割多重)システムのブロック図であ
る。複数の入力ポート96へそれぞれ供給された互いに
異なる波長(λ1 〜λ8 )の信号光は、光マルチプレク
サ98で加え合わされる。光マルチプレクサ98から出
力されたWDM信号光は、光ファイバ伝送路100を通
って受信局へ伝送される。
【0090】受信局は、伝送されたWDM信号光を各チ
ャネルの信号光に分ける光デマルチプレクサ102を有
している。得られた信号光はチャネル数に応じて設けら
れる出力ポート104から出力される。
【0091】光ファイバ伝送路100の途中には複数の
(図では2つの)光増幅器106が設けられている。ま
た、光デマルチプレクサ102の直ぐ上流側には本発明
の光イコライザ108が設けられている。
【0092】光増幅器106の各々は、送信局に設けら
れる、即ち光マルチプレクサ98の直ぐ下流側に設けら
れる光ブースタであってもよいし、光中継器に内蔵され
ていてもよいし、受信局に設けられる光ポストアンプで
あってもよい。図19は図18のWDMシステムに適用
可能な光増幅器のブロック図である。この光増幅器は、
第1端110A及び第2端110Bを有するドープファ
イバ(光増幅媒体)110と、ポンプ光を出力するレー
ザダイオード等からなるポンプ光源112と、ポンプ光
を第2端110Bからドープファイバ110へ供給する
ための光カプラ114とを備えている。光カプラ114
としては、カップリング比が波長に依存するWDMカプ
ラを用いることができる。
【0093】増幅すべきWDM信号光の波長が1.55
μm帯にある場合、ドープファイバ110のドーパント
としてはEr(エルビウム)が適しており、この場合ポ
ンプ光の波長としては0.98μm帯または1.48μ
m帯が有力である。
【0094】ポンプ光がドープファイバ110へ供給さ
れると、ドープファイバ110はWDM信号光の波長を
含む利得帯域を有するようにポンピングされる。このポ
ンピング状態でWDM信号光が光アイソレータ116を
介して第1端110Aからドープファイバ110へ供給
されると、ドープファイバ110においてWDM信号光
が増幅される。
【0095】増幅された信号光は光カプラ114及び光
アイソレータ118をこの順に通って光増幅器から出力
される。図示された例では、光カプラ114をドープフ
ァイバ110の第2端110Bに接続してWDM信号光
とポンプ光とがドープファイバ110内を互いに逆方向
に伝搬するようにしている。即ちバックワードポンピン
グである。
【0096】ポンプ光源をドープファイバ110の第1
端110Aに動作的に接続してWDM信号光及びポンプ
光がドープファイバ110内を同方向に伝搬するように
し、フォワードポンピングを行うするようにしてもよ
い。また、2台のポンプ光源を用いて双方向ポンピング
を行ってもよい。
【0097】このような光増幅器をWDMシステムに適
用する場合、光増幅器のゲインチルトに対処することが
要求される。具体的には次の通りである。図20を参照
して光増幅器のゲインチルトを説明する。波長154
8,1551,1554及び1557nmの4チャネル
のWDM信号光を同じ入力パワー(−35dBm/c
h)でドープファイバへ入力したときの出力光のスペク
トルが示されている。縦軸は出力パワー(dBm)であ
り、横軸は波長(nm)である。
【0098】Aで示されるスペクトルはポンプ光のパワ
ーが比較的大きいときに対応しており、負のゲインチル
トが生じている。即ち、ゲインの波長微分は負である
(dG/dλ<0)。
【0099】Cで示されるスペクトルはポンプ光のパワ
ーが比較的小さいときに対応しており、正のゲインチル
トが得られている(dG/dλ>0)。Bで示されるス
ペクトルはゲインチルトを生じさせないための最適なポ
ンプ光パワーに対応しており、ゲインの波長微分は0で
ある(dG/dλ=0)。何れのスペクトルも、ASE
(増幅された自然放出光)のスペクトルに各チャネルの
信号光に対応する4つの鋭いスペクトルが重畳された形
状を有している。
【0100】このように、図18の各光増幅器のゲイン
チルト(波長特性)は少なくとも各ポンプ光のパワーに
依存して変化する。また、各チャネルの信号光それ自体
のパワーや環境条件(温度等)によっても複雑に変化す
る。
【0101】ゲインチルトが複数の光増幅器によって累
積すると、受信局へ伝送される信号光の強度がチャネル
毎に異なるものとなり、信号対雑音比がチャネル毎にバ
ラつく。
【0102】これに対処するために光イコライザの適用
が提案される。本発明の光イコライザで任意の成形され
た波長特性を得ることができるので、上述のようなゲイ
ンチルトの変化に容易に対応することができる。例え
ば、図18のシステムにおいては、出力ポート104か
ら出力される各チャネルの信号光の相対パワーが一定に
なるように光イコライザ108の波長特性が調節され
る。
【0103】また、光マルチプレクサ98の直ぐ下流側
に本発明の光イコライザを設けておき、光増幅器106
で生じるゲインチルトを予め予測し、その予測値に基づ
いて各チャネルのパワーに重み付けを行ってもよい。こ
れがプリエンファシスである。
【0104】図21を参照すると、本発明の光イコライ
ザが適用される光源装置が示されている。白色光源12
0は広い波長帯域に渡って比較的平坦なスペクトルを有
する白色光を出力する。
【0105】この白色光は本発明の光イコライザ108
を通って出力される。光イコライザ108の波長特性は
コントローラ122によって調節される。この構成によ
ると、任意の波長特性を有する光源装置の提供が可能に
なる。
【0106】図16の光イコライザや図21の光源装置
は光システムの評価において有用である。例えば図16
の光イコライザを用いて光システムの対偏波依存特性を
評価することができる。
【0107】図22は本発明の光イコライザの第6実施
形態を示す図である。ここでは、ミラー124を用いる
ことによって回折格子20及び22に図1のビームエキ
スパンダ2の機能だけでなくビームコンデンサ4の機能
をも持たせ、これにより例えば図4の回折格子24及び
26並びにレンズ30を不要にしている。
【0108】入力光の光路を決定するための光ファイバ
16と出力光の光路を決定するための光ファイバ18′
は、Z軸の方向に僅かに離間している。図では光ファイ
バ16及び18′はY軸の方向に僅かに離間して図示さ
れているが、これは図面を明瞭にするための配慮であ
る。
【0109】光ファイバ16のためのレンズ28は光フ
ァイバ18′に対しても用いられる。光ファイバ16の
励振端から放射された光はレンズ28によってコリメー
トビームにされ、このコリメートビームは第1の回折格
子20により回折される。
【0110】回折格子20からの回折光はさらに第2の
回折格子22により回折されて波長成分がY軸の方向に
空間的に分離された分光ビームSP1に変換される。分
光ビームSP1は補償プレート46、ビームスプリッタ
48′、減衰プレート6及び1/2波長板(旋光素子)
44をこの順に通ってミラー124で反射される(反射
ビームSP2)。
【0111】ミラー124における分光ビームSP1の
入射方向と反射ビームSP2の反射方向とがなす角はX
Z平面上で極めて鋭い鋭角として定義される。反射ビー
ムSP2は今度は1/2波長板44、減衰プレート6、
ビームスプリッタ48′及び補償プレート46をこの順
に通って第2の回折格子22へ供給される。
【0112】反射ビームSP2に対しては回折格子22
及び20はビームコンデンサとして機能し、回折格子2
0の回折光は波長成分が空間的に分離されていないコリ
メートビームとなる。このコリメートビームはレンズ2
8によって集束されて光ファイバ18′へ導入される。
【0113】このように本実施形態によると、これまで
の種々の実施形態の機能を得るための部品点数を少なく
することができる。分光ビームSP1及び反射ビームS
P2はほぼ重なり合っているので1つのビームスプリッ
タ48′を用いて入力光及び出力光の双方のスペクトル
をモニタリングすることができる。
【0114】図中左から右に向かって伝搬する分光ビー
ムSP1の一部はビームスプリッタ48′で分岐されて
受光アレイ52へ供給される。また、図中右から左に向
かって伝搬する反射ビームSP2の一部はビームスプリ
ッタ48′で分岐されて受光アレイ58へ供給される。
図12の入力スペクトルモニタ54及び出力スペクトル
モニタ60の図示は省略されている。
【0115】このように本実施形態によると1つのビー
ムスプリッタ48′を用いて入力光及び出力光のスペク
トルをモニタリングすることができる。分光ビームSP
1を反射ビームSP2に変換するためにこの実施形態で
はミラー124が用いられているが、プリズム等の他の
反射手段も採用可能である。
【0116】図23は本発明の光イコライザの第7実施
形態を示す図である。この光イコライザは、図22の第
6実施形態と対比して、入力光の光路及び出力光の光路
を決定するために共通の光ファイバ126が用いられ、
入力光及び出力光を分離するために、光ファイバ126
に動作的に接続される光サーキュレータ128が設けら
れている点で特徴づけられる。
【0117】光サーキュレータ128は3つのポート1
28A,128B及び128Cを有している。ポート1
28Aに供給された光はポート128Bから出力され、
ポート128Bに供給された光はポート128Cから出
力する。
【0118】入力光の光路及び出力光の光路は同じ位置
に設定されるので、ミラー124は分光ビームSP1に
対して垂直、即ちYZ平面に対して平行である。換言す
れば、ミラー124における分光ビームSP1の入射方
向と反射ビームSP2の反射方向とがなす角は0°であ
る。
【0119】この実施形態によると、図22の第6実施
形態と比較して、光ファイバの光軸調整を容易に行うこ
とができる。
【0120】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
波長特性が可変で且つ調節するファクターと得られる波
長特性との間に簡単な対応関係が成り立つ光イコライザ
の提供が可能になる。また、本発明の他の側面による
と、任意の成形された波長特性を得ることができる光イ
コライザの提供が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光イコライザの基本構成を示す図であ
る。
【図2】図1の光イコライザの動作原理の説明図であ
る。
【図3】本発明の光イコライザの第1実施形態を示す斜
視図である。
【図4】本発明の光イコライザの第1実施形態を示す平
面図である。
【図5】減衰プレートの第1の例を示す図である。
【図6】減衰プレートの第2の例を示す図である。
【図7】減衰プレートの第3,第4及び第5の例を示す
図である。
【図8】本発明の光イコライザの第2実施形態を示す平
面図である。
【図9】本発明の光イコライザの第3実施形態を示す平
面図である。
【図10】図9の光イコライザの特性の例を示す図であ
る。
【図11】図9の光イコライザの特性の他の例を示す図
である。
【図12】本発明の光イコライザの第4実施形態を示す
平面図である。
【図13】図12におけるA方向矢視図である。
【図14】本発明の光イコライザの第4実施形態を示す
斜視図である。
【図15】自動コントローラのブロック図である。
【図16】本発明の光イコライザの第5実施形態を示す
平面図である。
【図17】波長板及びポラライザプレートの正面図であ
る。
【図18】本発明を適用可能なWDMシステムのブロッ
ク図である。
【図19】光増幅器の構成を示す図である。
【図20】ゲインチルトの説明図である。
【図21】本発明の光イコライザが適用される光源装置
のブロック図である。
【図22】本発明の光イコライザの第6実施形態を示す
平面図である。
【図23】本発明の光イコライザの第7実施形態を示す
平面図である。
【符号の説明】
2 ビームエキスパンダ 4 ビームコンデンサ 6 減衰プレート 16,18,126 光ファイバ 20,22,24,26 回折格子

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の光路に沿って供給された入力光
    を、第1の方向に直交する第2の方向に厚みを有し波長
    成分が上記第2の方向に空間的に分離された上記第1の
    方向に伝搬する分光ビームに変換する第1の手段と、 上記分光ビームを第2の光路に沿って出力される出力光
    に変換する第2の手段と、 上記分光ビームと交差し且つ上記第1の方向と実質的に
    直交する平面内で移動可能に設けられ透過率の平面的な
    分布を有する減衰プレートとを備えた光イコライザ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の光イコライザであっ
    て、 上記第1及び第2の光路をそれぞれ決定する第1及び第
    2の光ファイバを更に備え、 該第1及び第2の光ファイバはそれぞれ第1及び第2の
    励振端を有し、 上記第1の手段は上記第1の励振端に対して動作的に配
    置される第1及び第2の回折格子からなり、 上記第2の手段は上記第2の励振端に対して動作的に配
    置される第3及び第4の回折格子からなり、 上記分光ビームは上記第2及び第3の回折格子の間に形
    成される光イコライザ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の光イコライザであっ
    て、 上記第1の励振端及び上記第1の回折格子の間に設けら
    れる第1のレンズと、 上記第2の励振端及び上記第4の回折格子の間に設けら
    れる第2のレンズとを更に備え、 上記第1の回折格子及び上記第2の回折格子は同じ格子
    定数を有し、 上記第3の回折格子及び上記第4の回折格子は同じ格子
    定数を有し、 これにより上記分光ビームはコリメートビームとして与
    えられる光イコライザ。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の光イコライザであっ
    て、 上記第1及び第2の回折格子の間に設けられ偏波面を9
    0°回転させる第1の旋光素子と、 上記第3及び第4の回折格子の間に設けられ偏波面を9
    0°回転させる第2の旋光素子とを更に備えた光イコラ
    イザ。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の光イコライザであっ
    て、 上記第1の旋光素子は上記第1及び第2の方向に直交す
    る第3の方向に対して45°傾斜した第1の主軸を有す
    る第1の1/2波長板からなり、 上記第2の旋光素子は上記第3の方向に対して45°傾
    斜した第2の主軸を有する第2の1/2波長板からなる
    光イコライザ。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の光イコライザであっ
    て、 上記分光ビームと交差するように設けられ上記分光ビー
    ムの偏波面を90°回転させる旋光素子を更に備えた光
    イコライザ。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の光イコライザであっ
    て、 上記旋光素子は上記第2の方向に対して45°傾斜した
    主軸を有する1/2波長板である光イコライザ。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の光イコライザであっ
    て、 上記平面内で上記減衰プレートの移動及び位置決めを行
    う駆動手段を更に備えた光イコライザ。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の光イコライザであっ
    て、 上記駆動手段は上記減衰プレートを上記第2の方向と上
    記第1及び第2の方向に直交する第3の方向とのうちの
    少なくともいずれか一方に変位させる手段を含む光イコ
    ライザ。
  10. 【請求項10】 請求項8に記載の光イコライザであっ
    て、 上記駆動手段は上記減衰プレートを上記第1の方向の周
    りに回転させる手段を含む光イコライザ。
  11. 【請求項11】 請求項1に記載の光イコライザであっ
    て、 上記減衰プレートにおいてそれぞれ等しい透過率を与え
    る点の集合として与えられる複数の等透過率線は上記第
    2の方向と平行な直線である光イコライザ。
  12. 【請求項12】 請求項1に記載の光イコライザであっ
    て、 上記減衰プレートにおいてそれぞれ等しい透過率を与え
    る点の集合として与えられる複数の等透過率線は同心円
    上にある光イコライザ。
  13. 【請求項13】 請求項1に記載の光イコライザであっ
    て、 上記減衰プレートの透過率の分布は上記第1及び第2の
    方向と直交する第3の方向に延在する遮蔽ストライプを
    含む光イコライザ。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の光イコライザであ
    って、 上記遮蔽ストライプの幅は上記第3の方向に変化する光
    イコライザ。
  15. 【請求項15】 請求項1に記載の光イコライザであっ
    て、 上記減衰プレートの透過率の分布は上記第1及び第2の
    方向と直交する第3の方向に延在する透過ストライプを
    含む光イコライザ。
  16. 【請求項16】 請求項1に記載の光イコライザであっ
    て、 上記透過ストライプの幅は上記第3の方向に変化する光
    イコライザ。
  17. 【請求項17】 請求項1に記載の光イコライザであっ
    て、 上記減衰プレートは複数ある光イコライザ。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載の光イコライザであ
    って、 上記複数の減衰プレートのそれぞれの透過率は上記第2
    の方向に周期的に変化し、その周期は減衰プレート毎に
    異なる光イコライザ。
  19. 【請求項19】 請求項1に記載の光イコライザであっ
    て、 上記第1及び第2の手段の波長特性を相殺するような透
    過率の分布を有する補償プレートを更に備えた光イコラ
    イザ。
  20. 【請求項20】 請求項1に記載の光イコライザであっ
    て、 上記第1の手段及び上記減衰プレートの間に設けられ上
    記分光ビームから第1の分岐ビームを分岐する第1のビ
    ームスプリッタと、 上記第1の分岐ビームにおける波長が変化する方向に配
    列される複数の光/電気変換エレメントを有する第1の
    受光アレイと、 該第1の受光アレイの出力信号に基づき上記入力光のス
    ペクトルをモニタリングする第1のスペクトルモニタと
    を更に備えた光イコライザ。
  21. 【請求項21】 請求項20に記載の光イコライザであ
    って、 上記減衰プレート及び上記第2の手段の間に設けられ上
    記分光ビームから第2の分岐ビームを分岐する第2のビ
    ームスプリッタと、 上記第2の分岐ビームにおける波長が変化する方向に配
    列される複数の光/電気変換エレメントを有する第2の
    受光アレイと、 該第2の受光アレイの出力信号に基づき上記出力光のス
    ペクトルをモニタリングする第2のスペクトルモニタと
    を更に備えた光イコライザ。
  22. 【請求項22】 請求項21に記載の光イコライザであ
    って、 上記第1及び第2の受光アレイの出力信号の比較により
    上記光イコライザの透過率の波長特性をモニタリングす
    る手段を更に備えた光イコライザ。
  23. 【請求項23】 請求項1に記載の光イコライザであっ
    て、 上記減衰プレート及び上記第2の手段の間に設けられ上
    記分光ビームから分岐ビームを分岐するビームスプリッ
    タと、 上記分岐ビームにおける波長が変化する方向に配列され
    る複数の光/電気変換エレメントを有する受光アレイ
    と、 該受光アレイの出力信号に基づき上記出力光のスペクト
    ルをモニタリングするスペクトルモニタとを更に備えた
    光イコライザ。
  24. 【請求項24】 請求項1に記載の光イコライザであっ
    て、 上記入力光及び上記出力光の少なくともいずれか一方を
    増幅する光増幅器を更に備えた光イコライザ。
  25. 【請求項25】 請求項24に記載の光イコライザであ
    って、 上記光増幅器は、希土類元素がドープされた光増幅媒体
    と、該光増幅媒体が利得帯域を有するように該光増幅媒
    体をポンピングする手段とを含む光イコライザ。
  26. 【請求項26】 請求項24に記載の光イコライザであ
    って、 上記入力光は波長分割多重された信号光を含む光イコラ
    イザ。
  27. 【請求項27】 請求項1に記載の光イコライザであっ
    て、 白色光を出力する光源を更に備え、該白色光が上記入力
    光として供給される光イコライザ。
  28. 【請求項28】 請求項1に記載の光イコライザであっ
    て、 上記分光ビームの少なくとも一部に交差するポラライザ
    を有し上記平面内で変位可能なポラライザプレートを更
    に備えた光イコライザ。
  29. 【請求項29】 請求項1に記載の光イコライザであっ
    て、 上記分光ビームに交差するように設けられ互いに異なる
    方向の主軸をそれぞれ有する複数の領域からなる波長板
    を更に備え、 該波長板は上記平面内で変位可能である光イコライザ。
  30. 【請求項30】 第1の光路に沿って供給された入力光
    を、第1の方向に直交する第2の方向に厚みを有し波長
    成分が上記第2の方向に空間的に分離された上記第1の
    方向に伝搬する分光ビームに変換する分光手段と、 上記分光ビームを反射して反射ビームにする反射手段
    と、 上記分光ビーム及び上記反射ビームと交差し且つ上記第
    1の方向と実質的に直交する平面内で移動可能に設けら
    れ透過率の平面的な分布を有する減衰プレートとを備
    え、 上記反射ビームは上記分光手段によって第2の光路に沿
    って出力される出力光に変換される光イコライザ。
  31. 【請求項31】 請求項30に記載の光イコライザであ
    って、 上記第1及び第2の光路をそれぞれ決定する第1及び第
    2の光ファイバと、 該第1及び第2の光ファイバの励振端と上記分光手段と
    の間に設けられるレンズとを更に備え、 上記第1及び第2の光ファイバは上記第1及び第2の方
    向と直交する第3の方向にわずかに離間しており、 上記反射手段における上記分光ビームの入射方向と上記
    反射ビームの反射方向とがなす角は上記第2の方向と直
    交する平面上で定義される光イコライザ。
  32. 【請求項32】 請求項30に記載の光イコライザであ
    って、 上記第1及び第2の光路を決定するための共通の光ファ
    イバと、 該光ファイバの励振端と上記分光手段との間に設けられ
    るレンズと、 上記光ファイバに動作的に接続される光サーキュレータ
    とを更に備え、 上記反射手段における上記分光ビームの入射方向と上記
    反射ビームの反射方向とがなす角は0°である光イコラ
    イザ。
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