JPH09257913A - 妨害波識別装置 - Google Patents

妨害波識別装置

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JPH09257913A
JPH09257913A JP7207896A JP7207896A JPH09257913A JP H09257913 A JPH09257913 A JP H09257913A JP 7207896 A JP7207896 A JP 7207896A JP 7207896 A JP7207896 A JP 7207896A JP H09257913 A JPH09257913 A JP H09257913A
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signal
wave
intermediate frequency
filter
transmission
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JP7207896A
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Inventor
Mitsunori Men
充徳 面
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 目標に向かって飛しょうするミサイルが目標
側から放射される妨害波とミサイルの送信波に対する目
標からの反射波を識別することができる妨害波識別装置
を得る。 【解決手段】 妨害波の基本波やミサイルの送信波に対
する目標からの反射波を通過させる第1のフィルタと妨
害波の2倍高調波信号を通過させる第2のフィルタと第
2のフィルタ以降の信号から妨害波か目標からの反射波
かの区別をし、妨害波の場合は信号処理部への出力をし
ない妨害波判定部を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は目標に向かって飛
しょうするミサイルが目標側から放射される妨害波と目
標からの反射波を識別する妨害波識別装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】まず目標とその目標に向かって飛しょう
するミサイルとの関係を図6を用いて説明する。図6に
おいて1は目標、2は目標1に向かって飛しょうするミ
サイル、3はミサイル2が放射する送信波、4はミサイ
ル2の送信波3に対する目標1からの反射波であり、ミ
サイル2はこの反射波4をもとに目標1に向かって飛し
ょうしていく。
【0003】ところで図6に示すような目標1とミサイ
ル2との関係において、実際の場においては図7に示す
ように目標1からミサイル2を欺まんさせるための妨害
装置5が目標1の上空に打ち上げられる。この妨害装置
5から妨害波6がミサイル2に向けて放射される。
【0004】ここで妨害波6と反射波4についてさらに
詳しく説明する。はじめに妨害波6について図8を用い
て説明する。図8において横軸は周波数、縦軸は妨害波
の強度を示すレベルである。妨害装置5が妨害波6を放
射する仕組みは、妨害装置5がミサイル2の送信波3を
受信すると妨害装置5はミサイル2の送信波3をいった
ん量子化して記憶し、その後、その記憶したデータをも
とに妨害波6を発生するようになっている。このため妨
害波6にはミサイル2の送信波3の周波数が基本波信号
7として含まれ、その他に基本波7の2倍高調波信号8
と3倍高調波信号9が含まれる。なお図8においては説
明の便宜上第3高調波以上を省略してある。次に反射波
4について図9を用いて説明する。図9は反射波4に含
まれる周波数を示してあり、この周波数はミサイル2の
送信波3に対する目標からの反射波4の周波数であるた
め、ミサイル2の送信波3の周波数と同じである。なお
図9において横軸は周波数、縦軸は反射波の強度を示す
レベルである。
【0005】図10は従来のミサイルのレーダー部10
のブロック図であり、図において11は送信時には送信
波3を目標1に向けて放射し、受信時には送信波3に対
する目標1からの反射波4を受信するアンテナ装置、1
2は送信時にはアンテナ装置11へ送信信号を出力し、
受信時にはアンテナ装置11からの受信信号を出力する
送受切換器、13は送信時に送信信号を増幅する増幅
器、14は送信信号に変調をかける変調器、15は受信
時に受信信号に対して周波数変換する際に用いる信号を
発生する局部発振器、16は受信時に送受切換器12を
介して入力される受信信号と局部発振器15から入力さ
れる信号の差である中間周波数信号を出力するミキサ、
17は送信波3に対する目標1からの反射波4を通過可
能にするフィルタであってそれ以外の帯域は制限される
特徴を有する。18は中間周波数信号を増幅する中間周
波数増幅器、19は中間周波数信号を検波する検波器、
20は検波後のビデオ信号を増幅するビデオ増幅器、2
1は送信波3に対する目標1からの反射波4の受信信号
のビデオ信号について信号処理を行う信号処理部であ
る。
【0006】ここでフィルタ17についてさらに詳しく
説明する。図11はフィルタ17の周波数特性22を示
すもので、横軸は周波数である。ミサイル2が妨害波6
を受信した場合、まず妨害波6は周波数変換されフィル
タ17通過後はフィルタ17の周波数特性上妨害波6に
含まれるミサイル2の送信波3の2倍高調波信号8の中
間周波数信号と3倍高調波信号9の中間周波数信号は帯
域制限され、図12に示すような妨害波6に含まれる基
本波中間周波数信号7aのみが存在する。一方ミサイル
2が目標1からの反射波4を受信した場合、まず反射波
4は周波数変換されフィルタ17通過後はフィルタ17
の周波数特性上図13に示すように反射波中間周波数信
号4aが存在する。このためフィルタ17を用いるとフ
ィルタ17以降の信号では妨害波6と反射波4の区別が
つかない。なお、図12と図13において横軸は周波
数、縦軸は強度を示すレベルである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところでこのような従
来のミサイルのレーダー部10は、フィルタ17によっ
て受信帯域を設けているため、妨害波6を受信した場合
においてフィルタ17通過後の受信信号には妨害波6の
中に含まれるミサイル2の送信波3の2倍高調波信号8
と3倍高調波信号9を検出することはできない。このた
めミサイルのレーダー部10は上記妨害波6と反射波4
との区別がつかないまま目標追尾の信号処理をしてしま
うので、ミサイル2が妨害装置5を追尾して目標1を追
尾できなくなるという問題点があった。
【0008】この発明は、上記の問題点を解決するため
になされたもので、ミサイルのレーダー部10を妨害波
6に含まれるミサイル2の送信波3の2倍高調波信号8
を検出できるように改良し、2倍高調波信号8が検出さ
れれば妨害波6があり、反対に検出されなければミサイ
ル2の送信波3に対する目標1からの反射波4であると
識別する機能を持たせミサイル2を提案する。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明による妨害波
識別装置では、ミサイルが受信した受信信号を局部発振
器によって中間周波数信号に周波数変換し、分配器によ
ってこの中間周波数信号を分配した後、一方は送信波に
対する目標からの反射波の中間周波数信号と妨害波の中
に含まれる基本波信号の中間周波数信号を通過可能にす
る第1のフィルタに入力し、もう一方は妨害波の中に含
まれる2倍高調波信号の中間周波数信号を通過可能にす
る第2のフィルタに入力する。この時、受信信号が第2
のフィルタを通過せず信号が出力されなければ受信波は
目標からの反射波であるとして妨害波判定部は第1のフ
ィルタを通過した中間周波数信号を信号処理部へそのま
ま出力し、反対に受信信号が第2のフィルタを通過し信
号が出力されていれば受信波は妨害波であるとして妨害
波判定部は信号処理部へ何も出力しないようにすること
によって妨害波については信号処理をしないようにし
た。
【0010】また、第2の発明による妨害波識別装置で
は、ミサイルが受信した受信信号を分配器によって分配
し、一方は送信波に対する目標からの反射波信号と妨害
波の中に含まれる基本波信号を通過可能にする第1のフ
ィルタに入力し、もう一方は妨害波の中に含まれる2倍
高調波信号を通過可能にする第2のフィルタに入力し、
その後それぞれ局部発振器によって中間周波数信号に周
波数変換する。この時、受信信号が第2のフィルタを通
過せず信号が出力されなければ受信波は目標からの反射
波であるとして妨害波判定部は第1のフィルタを通過し
た信号の中間周波数信号を信号処理部へそのまま出力
し、反対に受信信号が第2のフィルタを通過し信号が出
力されていれば受信波は妨害波であるとして妨害波判定
部は信号処理部へ何も出力しないようにすることによっ
て妨害波については信号処理をしないようにした。
【0011】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1を示す構
成図であり、図において11は送信時には送信波3を目
標に向けて放射し、受信時には送信波3に対する目標1
からの反射波4を受信するアンテナ装置、12は送信時
にはアンテナ装置11へ送信信号を出力し、受信時には
アンテナ装置11からの受信信号を出力する送受切換
器、13は送信時に送信信号を増幅し送受切換器12へ
出力する増幅器、14は送信信号に変調をかけて増幅器
13へ出力する変調器、15は受信時に受信信号に対し
て周波数変換する際に用いる信号を発生する局部発振
器、16は受信時に送受切換器12を介して入力される
受信信号と局部発振器15から入力される信号の差であ
る中間周波数信号を出力するミキサ、23はミキサから
入力される中間周波数信号を分配する分配器、17a,
17bは上記分配器23の分配出力をそれぞれ入力する
フィルタであって、17aは送信波3に対する目標1か
らの反射波4の中間周波数信号と妨害波6の中に含まれ
る基本波信号7の中間周波数信号を通過可能にする第1
のフィルタ、17bは妨害波6の中に含まれる2倍高調
波信号8の中間周波数信号を通過可能にする第2のフィ
ルタ、18a,18bは上記第1及び第2のフィルタ1
7a,17bにそれぞれ対応し中間周波数信号を増幅す
る第1及び第2の中間周波数増幅器、19a,19bは
上記第1及び第2の中間周波数増幅器18a,18bに
それぞれ対応し中間周波数信号を検波する第1及び第2
の検波器、20a,20bは上記第1及び第2の検波器
19a,19bにそれぞれ対応し検波後のビデオ信号を
増幅する第1及び第2のビデオ増幅器、24は上記第1
及び第2のビデオ増幅器20a,20bの出力を入力
し、第2のフィルタ17bを信号が通過してこなかった
場合は受信波は目標1からの反射波4であるとして第1
のフィルタ17aを通過した中間周波数信号をそのまま
出力し、反対に第2のフィルタ17bを信号が通過して
きた場合は受信波は妨害波6であるとして受信信号を出
力しない妨害波判定部、21は妨害波判定部24出力で
ある送信波3に対する目標1からの反射波4の受信信号
のビデオ信号について信号処理を行う信号処理部であ
り、10は以上から構成されるミサイルのレーダー部で
ある。
【0012】次に実施の形態1の動作を説明する。妨害
機5から図8に示す周波数を持つ妨害波6を受信した時
は、アンテナ装置11から送受切換器12を介し入力し
た妨害波6と局部発振器15で発生する信号とをミキサ
16に入力し妨害波6の中間周波数信号を求める。この
中間周波数信号を分配器23で分配し、分配された一つ
は図2に示す周波数特性を持った第1のフィルタ17a
によって妨害波6の中間周波数信号の中に含まれる図3
に示す基本波中間周波数信号7aを通過させ、この基本
波中間周波数信号7aを中間周波数増幅器18aで増幅
し、検波器19aに入力してビデオを求め、ビデオ増幅
器20aで増幅する。もう一つは図2に示す周波数特性
を持った第2のフィルタ17bによって妨害波6の中間
周波数信号の中に含まれる図3に示すような2倍高調波
中間周波数信号8aを通過させ、この2倍高調波中間周
波数信号8aを中間周波数増幅器18bで増幅し、検波
器19bに入力してビデオを求め、ビデオ増幅器20b
で増幅する。次に上記2つの系の信号が妨害波判定部2
4に入力され、妨害波判定部24では第2のフィルタ1
7bを通過してきた2倍高調波中間周波数信号8aを検
出し受信した信号を妨害波6とし、受信信号を信号処理
部21へ出力しない処理をする。一方図9に示す周波数
を持つ目標1からの反射波4を受信した時は、アンテナ
装置11から送受切換器12を介し入力した反射波4と
局部発振器15で発生する信号とをミキサ16に入力し
反射波4の中間周波数信号を求める。この中間周波数信
号を分配器23で分配し、分配された一つは図2に示す
周波数特性を持った第1のフィルタ17aによって図4
に示すような反射波中間周波数信号4aを通過させ、こ
の反射波中間周波数信号4aを中間周波数増幅器18a
で増幅し、検波器19aに入力してビデオを求め、ビデ
オ増幅器20aで増幅する。もう一つは図2に示す周波
数特性を持った第2のフィルタ17bによって帯域制限
されるため第2のフィルタ17b以降に信号は生じな
い。このため妨害波判定部24では第2のフィルタ17
bを信号が通過してこなかったので受信した信号を目標
1からの反射波4とし、第1のフィルタ17aを通過し
てきた中間周波数信号をそのまま信号処理部21へ出力
する処理をする。以上のようにして妨害波6を受信した
時は信号処理部21へ信号を送らず、目標1からの反射
波4を受信した時は信号処理部21へ信号を送ることに
よって、ミサイルは妨害波を識別し目標1からの反射波
4のみについて追尾の信号処理を可能にした。
【0013】実施の形態2.図5はこの発明の実施の形
態2を示す構成図であり、図において11は送信時には
送信波3を目標1に向けて放射し、受信時には送信波3
に対する目標1からの反射波4を受信するアンテナ装
置、12は送信時にはアンテナ装置11へ送信信号を出
力し、受信時にはアンテナ装置11からの受信信号を出
力する送受切換器、13は送信時に送信信号を増幅し送
受切換器12へ出力する増幅器、14は送信信号に変調
をかけて増幅器13へ出力する変調器、23は送受切換
器から入力される受信信号を分配する分配器、17a,
17bは上記分配器23の分配出力をそれぞれ入力する
フィルタであって、17aは送信波3に対する目標1か
らの反射波4と妨害波6の中に含まれる基本波信号7を
通過可能にする第1のフィルタ、17bは妨害波6の中
に含まれる2倍高調波信号8を通過可能にする第2のフ
ィルタ、15は受信時に受信信号に対して周波数変換す
る際に用いる信号を発生する局部発振器、16a,16
bは上記第1及び第2のフィルタ17a,17bにそれ
ぞれ対応し受信時に受信信号と局部発振器15から入力
される信号の差である中間周波数信号を出力する第1及
び第2のミキサ、18a,18bは上記第1及び第2の
ミキサ16a,16bにそれぞれ対応し中間周波数信号
を増幅する第1及び第2の中間周波数増幅器、19a,
19bは上記第1及び第2の中間周波数増幅器18a,
18bにそれぞれ対応し中間周波数信号を検波する第1
及び第2の検波器、20a,20bは上記第1及び第2
の検波器19a,19bにそれぞれ対応し検波後のビデ
オ信号を増幅する第1及び第2のビデオ増幅器、24は
上記第1及び第2のビデオ増幅器20a,20bの出力
を入力し、第2のフィルタ17bを信号が通過してこな
かった場合は受信波は目標1からの反射波4であるとし
て第1のフィルタ17aを通過し、周波数変換された中
間周波数信号をそのまま出力し、反対に第2のフィルタ
17bを信号が通過してきた場合は受信波は妨害波6で
あるとして受信信号を出力しない妨害波判定部、21は
妨害波判定部24出力である送信波3に対する目標1か
らの反射波4の受信信号のビデオ信号について信号処理
を行う信号処理部であり、10は以上から構成されるミ
サイルのレーダー部である。
【0014】上記実施の形態1では周波数変換後の受信
信号の中間周波数信号について第1のフィルタ17aに
よって妨害波6の基本波中間周波数信号7aや反射波中
間周波数信号4aを、また第2のフィルタ17bによっ
て妨害波6の2倍高調波中間周波数信号8aを通過さ
せ、次に妨害波判定部24で第2のフィルタ17bを通
過してきた2倍高調波中間周波数信号8aを検出したか
否かによって妨害波6か目標1からの反射波4からの区
別をし、妨害波6を受信した時は信号処理部21へ信号
が送らず、目標1からの反射波4を受信した時は信号処
理部21へ信号を送ることによって、ミサイルは妨害波
を識別し、目標1からの反射波4のみについて追尾の信
号処理を可能にした。一方、実施の形態2は周波数変換
前の受信信号について第1のフィルタ17aによって妨
害波6の基本波信号7や反射波4を通過させ、第2のフ
ィルタ17bによって妨害波6の2倍高調波信号8を通
過させ、それぞれ周波数変換して中間周波数信号にし、
以下同様の手法を用いることによって上記実施の形態1
と同じ動作を期待できる。
【0015】
【発明の効果】この発明によれば、妨害波の基本波や反
射波を通過させる第1のフィルタと妨害波の2倍高調波
信号を通過させる第2のフィルタと第2のフィルタ以降
の信号の有無から妨害波か目標からの反射波かの区別を
し、妨害波の場合は信号処理部への出力をしない妨害波
判定部を設けることにより妨害波を受信した時とミサイ
ルの送信波に対する目標からの反射波を受信したときの
違いを識別する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による妨害波識別装置を含むミサイ
ルのレーダー部の実施の形態1を示す図である。
【図2】 この発明による妨害波識別装置の実施の形態
1に使用する第1のフィルタと第2のフィルタの周波数
特性を示す図である。
【図3】 この発明による妨害波識別装置の実施の形態
1に使用する第1のフィルタと第2のフィルタ通過後の
妨害波の中間周波数信号を示す図である。
【図4】 この発明による妨害波識別装置の実施の形態
1に使用する第1のフィルタと第2のフィルタ通過後の
ミサイルの送信波に対する目標からの反射波の中間周波
数信号を示す図である。
【図5】 この発明による妨害波識別装置を含むミサイ
ルのレーダー部の実施の形態2を示す図である。
【図6】 目標とミサイルの関係を示す図である。
【図7】 目標とミサイルと妨害装置の関係を示す図で
ある。
【図8】 妨害波に含まれる周波数成分を示す図であ
る。
【図9】 ミサイルの送信波に対する目標からの反射波
に含まれる周波数成分を示す図である。
【図10】 従来のミサイルのレーダー部を示す図であ
る。
【図11】 従来のミサイルのレーダー部に使用するフ
ィルタの周波数特性を示す図である。
【図12】 従来のミサイルのレーダー部に使用するフ
ィルタ通過後の妨害波の中間周波数信号を示す図であ
る。
【図13】 従来のミサイルのレーダー部に使用するフ
ィルタ通過後のミサイルの送信波に対する目標からの反
射波の中間周波数信号を示す図である。
【符号の説明】
1 目標、2 ミサイル、3 送信波、4 反射波、4
a 反射波中間周波数信号、5 妨害装置、6 妨害
波、7 基本波信号、7a 基本波中間周波数信号、8
2倍高調波信号、8a 2倍高調波中間周波数信号、
9 3倍高調波信号、10 ミサイルのレーダー部、1
1 アンテナ装置、12 送受切換器、13 増幅器、
14 変調器、15 局部発振器、16 ミキサ、16
a 第1のミキサ、16b 第2のミキサ、17 フィ
ルタ、17a 第1のフィルタ、17b 第2のフィル
タ、18 中間周波数増幅器、18a 第1の中間周波
数増幅器、18b 第2の中間周波数増幅器、19 検
波器、19a 第1の検波器、19b 第2の検波器、
20 ビデオ増幅器、20a 第1のビデオ増幅器、2
0b 第2のビデオ増幅器、21 信号処理部、22
フィルタの周波数特性、22a 第1フィルタの周波数
特性、22b 第2のフィルタの周波数特性、23 分
配器、24 妨害波判定部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信時には送信波を目標に向けて放射
    し、受信時には送信波に対する目標からの反射波を受信
    するアンテナ装置と、送信時にはアンテナ装置へ送信信
    号を出力し、受信時にはアンテナ装置からの受信信号を
    出力する送受切換器と、送信時に送信信号を増幅し送受
    切換器へ出力する増幅器と、送信信号に変調をかけて増
    幅器へ出力する変調器と、受信時に受信信号に対して周
    波数変換する際に用いる信号を発生する局部発振器と、
    受信時に送受切換器を介して入力される受信信号と局部
    発振器から入力される信号の差である中間周波数信号を
    出力するミキサと、ミキサから入力される中間周波数信
    号を分配する分配器と、上記分配器の分配出力をそれぞ
    れ入力するフィルタであって、送信波に対する目標から
    の反射波の中間周波数信号と妨害波の中に含まれる基本
    波信号の中間周波数信号を通過可能にする第1のフィル
    タと、妨害波の中に含まれる2倍高調波信号の中間周波
    数信号を通過可能にする第2のフィルタと、上記第1及
    び第2のフィルタにそれぞれ対応し中間周波数信号を増
    幅する第1及び第2の中間周波数増幅器と、上記第1及
    び第2の中間周波数増幅器にそれぞれ対応し中間周波数
    信号を検波する第1及び第2の検波器と、上記第1及び
    第2の検波器にそれぞれ対応し検波後のビデオ信号を増
    幅する第1及び第2のビデオ増幅器と、上記第1及び第
    2のビデオ増幅器の出力を入力し、第2のフィルタを信
    号が通過してこなかった場合は受信波は目標からの反射
    波であるとして第1のフィルタを通過した中間周波数信
    号をそのまま出力し、反対に第2のフィルタを信号が通
    過してきた場合は受信波は妨害波であるとして受信信号
    を出力しない妨害波判定部と、妨害波判定部出力である
    送信波に対する目標からの反射波の受信信号のビデオ信
    号について信号処理を行う信号処理部とから構成される
    妨害波識別装置。
  2. 【請求項2】 送信時には送信波を目標に向けて放射
    し、受信時には送信波に対する目標からの反射波を受信
    するアンテナ装置と、送信時にはアンテナ装置へ送信信
    号を出力し、受信時にはアンテナ装置からの受信信号を
    出力する送受切換器と、送信時に送信信号を増幅し送受
    切換器へ出力する増幅器と、送信信号に変調をかけて増
    幅器へ出力する変調器と、送受切換器から入力される受
    信信号を分配する分配器と、上記分配器の分配出力をそ
    れぞれ入力するフィルタであって送信波に対する目標か
    らの反射波と妨害波の中に含まれる基本波信号を通過可
    能にする第1のフィルタと、妨害波の中に含まれる2倍
    高調波信号を通過可能にする第2のフィルタと、受信時
    に受信信号に対して周波数変換する際に用いる信号を発
    生する局部発振器と、上記第1及び第2のフィルタにそ
    れぞれ対応し受信時に受信信号と局部発振器から入力さ
    れる信号の差である中間周波数信号を出力する第1及び
    第2のミキサと、上記第1及び第2のミキサにそれぞれ
    対応し中間周波数信号を増幅する第1及び第2の中間周
    波数増幅器と、上記第1及び第2の中間周波数増幅器に
    それぞれ対応し中間周波数信号を検波する第1及び第2
    の検波器と、上記第1及び第2の検波器にそれぞれ対応
    し検波後のビデオ信号を増幅する第1及び第2のビデオ
    増幅器と、上記第1及び第2のビデオ増幅器の出力を入
    力し、第2のフィルタを信号が通過してこなかった場合
    は受信波は目標からの反射波であるとして第1のフィル
    タを通過し、周波数変換された中間周波数信号をそのま
    ま出力し、反対に第2のフィルタを信号が通過してきた
    場合は受信波は妨害波であるとして受信信号を出力しな
    い妨害波判定部と、妨害波判定部出力である送信波に対
    する目標からの反射波の受信信号のビデオ信号について
    信号処理を行う信号処理部とから構成される妨害波識別
    装置。
JP7207896A 1996-03-27 1996-03-27 妨害波識別装置 Pending JPH09257913A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103245950A (zh) * 2012-02-09 2013-08-14 北京雷音电子技术开发有限公司 配接于多功能雷达的气象终端
JP2019049506A (ja) * 2017-09-12 2019-03-28 Necネットワーク・センサ株式会社 信号生成装置、信号生成方法およびプログラム

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CN103245950A (zh) * 2012-02-09 2013-08-14 北京雷音电子技术开发有限公司 配接于多功能雷达的气象终端
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