JPH09257658A - 故障診断装置 - Google Patents

故障診断装置

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JPH09257658A
JPH09257658A JP8064600A JP6460096A JPH09257658A JP H09257658 A JPH09257658 A JP H09257658A JP 8064600 A JP8064600 A JP 8064600A JP 6460096 A JP6460096 A JP 6460096A JP H09257658 A JPH09257658 A JP H09257658A
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JP
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key
mode
display
handed
handed mode
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Application number
JP8064600A
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English (en)
Inventor
Yasushi Uehara
康司 上原
Haruo Fujiki
晴夫 藤木
Kunihiro Abe
邦宏 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キー操作入力部の機能上のキー配列を変更可
能とし、操作性を向上する。 【解決手段】 右利きモードが選択されたときには、右
利きモードのキーコードテーブルを選択して入力キーを
コード化し、左利きモードが選択されたときには、左利
きモードのキーコードテーブルを選択して入力キーをコ
ード化するとともに、右利きモードの画面表示を画面中
心に対して180°回転させて画面表示を行う。これに
より、左利きの作業者にとっても、セレクトモニタを上
下逆にして前面右側にディスプレイが位置し、キーボー
ドが左側に位置するようにして違和感なくキー操作を行
え、操作性を向上することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に搭載された
電子制御装置内のデータを読み出して故障診断を行う故
障診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近の自動車等の車両の制御系は、複雑
に電子制御化されており、故障診断に際しては、車両に
搭載された電子制御装置からデータを簡単に読み込むこ
とのできる故障診断装置の装備が不可欠となっている。
【0003】この種の故障診断装置としては、例えば、
本出願人による特公平7−76737号公報に開示され
ている汎用性を重視した携帯型の故障診断装置があり、
予め車種、あるいは、年式等に対応する診断プログラム
を格納した記憶媒体を内蔵するメモリカ−トリッジを故
障診断装置本体に対して交換自在とし、車両の電子制御
装置とのデータ通信により電子制御装置内のデータを読
み込むことで、整備員が車両の制御系を簡単にチェック
できるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述したような携帯型
の故障診断装置では、本体を把持し、あるいは、車体の
適当な位置に置く等してキーボードを操作することにな
るが、例えば、表示部の右側にキーボードが配設される
ような横長の故障診断装置等では、左利きの作業者が右
手で本体を把持しながら左手でキーボードを操作しよう
とすると、キー操作の度に表示部の上を左手が覆ってし
まい、画面表示が見にくくなって操作性が悪いという難
点がある。
【0005】また、作業者が右利きであっても、故障診
断装置を作業者の右側の適当な位置に置いて作業を行う
場合等のように、作業の都合上、キーボードと表示部と
の位置を逆にした方が操作性が良い場合もある。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、キー操作入力部の機能上のキー配列を変更可能と
し、操作性を向上することのできる故障診断装置を提供
することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
車両に搭載された電子制御装置に接続し、キー操作入力
部のキー操作により上記電子制御装置の故障診断を行う
故障診断装置において、上記キー操作入力部の機能上の
キー配列が異なる複数のモードから、選択入力に応じた
モードを選択するキー配列モード選択手段と、上記キー
操作入力部の同一の操作キーからの出力を、上記キー配
列モード選択手段で選択したモードに応じて異なるキー
コードに変換するキーコード変換手段とを備えたことを
特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、上記複数のモードを、右手操作に対応する
右利きモードと、左手操作に対応する左利きモードとの
2つのモードとすることを特徴とする。
【0009】請求項3記載の発明は、車両に搭載された
電子制御装置に接続し、キー操作入力部のキー操作によ
り上記電子制御装置内のデータを表示部に表示させて故
障診断を行う故障診断装置において、上記キー操作入力
部の機能上のキー配列が異なる複数のモードから、選択
入力に応じたモードを選択するキー配列モード選択手段
と、上記キー操作入力部の同一の操作キーからの出力
を、上記キー配列モード選択手段で選択したモードに応
じて異なるキーコードに変換するキーコード変換手段
と、上記キー配列モード選択手段で選択したモードによ
る機能上のキー配列に対応して、上記表示部の表示を切
り換える表示切換手段とを備えたことを特徴とする。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明において、上記複数のモードを、右手操作に対応する
右利きモードと、左手操作に対応する左利きモードとの
2つのモードとし、上記表示切換手段は、上記左利きモ
ードが選択されたとき、上記右利きモードの表示を、画
面中心に対して半回転させた表示に切り換えることを特
徴とする。
【0011】すなわち、請求項1記載の発明では、キー
操作入力部の同一の操作キーからの出力を、選択したモ
ードに応じて異なるキーコードに変換し、キー操作入力
部の機能上のキー配列を変更する。この機能上のキー配
列としては、請求項2に記載したように、右利きの作業
者による右手操作に対応する右利きモードと、左利きの
作業者による左手操作に対応する左利きモードとがあ
る。
【0012】また、請求項3記載の発明では、キー操作
入力部の同一の操作キーからの出力を、選択したモード
に応じて異なるキーコードに変換し、キー操作入力部の
機能上のキー配列を変更するとともに、変更した機能上
のキー配列に対応して表示部の表示を切り換える。この
表示切換としては、請求項4に記載したように、右利き
モード時の表示を画面中心に対して半回転させる左利き
モード選択時の表示切換がある。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図面は本発明の実施の一形態に係
わり、図1は機能設定ルーチンのフローチャート、図2
はセレクトモニタメニュー処理ルーチンのフローチャー
ト、図3は画面表示処理ルーチンのフローチャート、図
4はキー入力解釈処理ルーチンのフローチャート、図5
はセレクトモニタメニュー画面の説明図、図6はキーコ
ードテーブルの説明図、図7は機能設定メニュー画面の
説明図、図8は逆転モード時の機能設定メニュー画面の
説明図、図9は車載の電子制御装置と故障診断装置の回
路ブロック図、図10は車載の電子制御装置に接続する
故障診断装置の外観図である。
【0014】図10において、符号Aは、自動車などの
車両に搭載される電子制御装置に接続し、故障診断を行
う携帯型の故障診断装置(以下、セレクトモニタと称す
る)である。このセレクトモニタAは、車種、完成車メ
ーカを問わず、様々な車載電子制御装置に対して接続可
能な汎用インタフェースを有するとともに、故障診断の
ベース機能に加え、電圧、抵抗、パルス信号等を計測す
るための計測機能、有線通信、無線通信、光通信等によ
る対コンピュータ通信機能、データメモリの増設機能等
の豊富な拡張機能を有しており、基本的に、階層構造の
メニュー方式によって各種の処理を選択するようになっ
ている。
【0015】このため、上記セレクトモニタAには、前
面左側に、表示部としてのバックライト付き液晶ディス
プレイ等からなるディスプレイ30及び複数のLED等
からなるインジケータ部31が配設されるとともに、前
面右側に、キー操作入力部としてのキーボード32が配
設され、左側部に後述するメモリカセット60が装着さ
れるようになっている。
【0016】上記キーボード32は、後述するように、
用途に応じてキーの機能を変更可能であり、図5に示す
ように、個々のキーのキートップに、“↑”,“↓”,
“→”,“←”の記号が表示されたカーソル移動キー4
5,46,47,48が中央部に配設されるとともに、
その上下四隅に、“S”の文字が表示されたSキー(シ
フトキー)49と、“C”の文字が表示されたCキー
(コントロールキー)50と、“Y”の文字が表示され
たYキー(イエスキー)51と、“N”の文字が表示さ
れたNキー(ノーキー)52とが配設され、最下段部
に、それぞれ、“F1”,“F2”,“F3”,“F
4”の表示がなされたファンクションキー53,54,
55,56が配設されたキーレイアウトになっている。
【0017】そして、車両Bに搭載した電子制御装置C
の故障診断を行う場合、図示するように、上記セレクト
モニタAに設けたダイアグコネクタ33をダイアグケー
ブル34を介して上記電子制御装置Cの外部接続用コネ
クタ2aに接続し、側部の電源スイッチをONして上記
ディスプレイ30に表示されるメニューの中から所望の
項目を上記キーボード32により選択することで、容易
に各部の故障診断が行える。
【0018】一方、上記車両Bに搭載される電子制御装
置Cとしては、エンジンや自動変速機等のパワートレイ
ン制御に係わるもの、エアコンや各種インフォメーショ
ンシステム等のボディ制御に係わるもの、サスペンショ
ンやオートクルーズ等の車両制御に係わるもの等があ
り、本形態においては、エンジンを制御するエンジン制
御ユニット(ECU)2を故障診断対象とする例につい
て説明する。
【0019】図9に示すように、上記ECU2は、主演
算装置であるCPU3、エンジン制御プログラムや各種
のマップ類等の固定データが記憶されているROM4、
各種センサ・スイッチ類の出力信号を処理した後のデー
タや演算処理したデータが格納されるRAM5、各種セ
ンサ・スイッチ類からの信号を入力する入力インタフェ
ース6、各種アクチュエータ類に対する制御信号等を出
力する出力インタフェース7がバスラインを介して互い
に接続されるマイクロコンピュータを中核として構成さ
れており、各部に定電圧を供給する定電圧回路8、上記
出力インタフェース6からの信号によりアクチュエータ
類を駆動する駆動回路9等の周辺回路が内蔵されてい
る。
【0020】上記入力インタフェース6を介して入力さ
れるデータとしては、冷却水温センサ10で検出した冷
却水温信号、O2センサ11で検出した空燃比のリーン
/リッチ信号、吸入空気量センサ12で計測した吸入空
気量信号、エアコンスイッチ13のON/OFF信号、
車速センサ14で検出した車速信号、アイドルスイッチ
15のON/OFF信号、スロットル開度センサ16で
検出したスロットル開度信号、ニュートラルスイッチ1
7のON/OFF信号、エンジン回転数センサ18で検
出したエンジン回転数信号等があり、これらの各入力デ
ータは、上記CPU3によって処理されてRAM5に一
時格納され、制御量の演算に使用される。すなわち、C
PU3で、上記RAM5に格納されている各データに基
づいて、燃料噴射パルス幅、点火時期等、種々の制御量
演算を行い、その制御量に対応する制御信号を上記出力
インタフェース7から駆動回路9へ所定タイミングで出
力する。
【0021】上記駆動回路9には、キャニスタパージ量
を制御するキャニスタ制御装置19、スロットル開度を
制御するスロットルアクチュエータ20、アイドル回転
数を制御するアイドル制御アクチュエータ21、点火プ
ラグに高電圧を印加するイグニッションコイル22、燃
料を噴射するインジェクタ23等が接続されており、上
記出力インタフェース7からの制御信号によって駆動さ
れ、各運転領域ごとにエンジンが最適な状態に制御され
る。
【0022】さらに、上記駆動回路9には、自己診断機
能によってシステム中の異常を検知した場合、上記RO
M4から読み出された故障部位に対応するトラブルコー
ドを、例えば複数個のランプを適宜点灯させたり、ある
いは、所定回数点滅することで表示する自己診断ランプ
24が接続されている。
【0023】尚、上記RAM5の一部は、システムの電
源がOFFされた後も、バッテリVBから上記定電圧回
路8を介して電源が供給され、データを保持するバック
アップRAMとなっており、学習制御による学習値や、
自己診断機能によって検知された故障部位に対応するト
ラブルコード等が格納される。
【0024】次に、上記セレクトモニタAの拡張機能を
除く基本構成について説明する。このセレクトモニタA
は、ディーラのサービス工場等に配備され、内部に、マ
イクロコンピュータからなるメイン制御部35、各部に
定電圧を供給する電源回路36等が設けられている。ま
た、上記メイン制御部35には、カセットコネクタ37
を介して、外部から交換可能なように着脱自在なメモリ
カセット60が接続されている。
【0025】尚、上記電源回路36には、上記車両Bの
バッテリVBからシガーライタケーブルを介して、ある
いは、一般交流電源からAC/DCアダプタを介して、
あるいは、電池を内蔵することにより、電源を供給する
ことができ、いわゆる3電源対応となっている。
【0026】上記メイン制御部35は、主演算装置であ
るCPU40に、システムブートプログラムやディスプ
レイ30に表示するメニュー及び各種メッセージのデー
タ等を記憶したROM41、ワークデータを格納するワ
ークRAMやビデオRAM等からなるRAM42、車載
電子制御装置Cとの接続インタフェースであるダイアグ
インタフェース43、インジケータ部31のLEDの点
灯(あるいは点滅)、上記キーボード32からのキー操
作信号、及び、上記ディスプレイ30への表示信号を処
理する入力・表示インタフェース44、上記メモリカセ
ット60に設けられたROM61がバスラインを介して
接続される構成となっている。
【0027】上記ダイアグインタフェース43は、設計
情報を与えることにより論理機能をオンボードで再プロ
グラミング可能なFPGA(Field Programmable Gate
Array)を中心として構成され、このFPGAにより、
車種、完成車メーカを問わず、様々な車載電子制御装置
Cに接続可能なI/Oインタフェース、及び、様々な車
載電子制御装置Cの通信プロトコルに適合したシリアル
通信インタフェースのハードウエアを実現することがで
きる。
【0028】また、上記メモリカセット60は、診断項
目や車種毎の相違、各種通信プロトコルの相違に対し、
上記セレクトモニタAを汎用的に使用できるようにする
ものであり、車載の電子制御装置Cに対応した診断処理
用プログラム、及び、車載の電子制御装置Cの通信プロ
トコルに適合するよう上記FPGAを再プログラムする
ための論理情報等からなる設計データ等が格納されてい
る。
【0029】そして、故障診断に際しては、車載の電子
制御装置C(本形態においては、エンジンを制御対象と
するECU2)に対応した診断処理用プログラム、及
び、ダイアグインタフェース43のFPGAを再プログ
ラミングするための設計データ等を格納したメモリカセ
ット60を装着し、セレクトモニタAのイニシャライズ
とともに、上記ROM61に格納されているFPGAの
設計データを上記ダイアグインタフェース43に転送
し、FPGAを再プログラミングして車載の電子制御装
置CとのI/O接続及びシリアル通信が可能な状態とす
る。
【0030】前述したように、上記セレクトモニタAに
よる故障診断は、基本的に階層構造のメニュー方式とな
っており、メニュー選択によって高度な知識と経験を要
することなく容易に故障診断を行うことが可能である
が、この場合、上記セレクトモニタAは、前述したよう
に携帯型の故障診断装置であり、本体を把持し、あるい
は、車体の適当な位置に置く等してキーボード32の操
作を行うことになる。
【0031】従って、左利きの作業者が右手で上記セレ
クトモニタA本体を把持しながら左手でキーボード32
を操作しようとすると、正面から見てディスプレイ30
が左側、キーボード32が右側であるため、キー操作の
度にディスプレイ30の上を左手が覆ってしまい、画面
表示が見にくくなって操作性が悪いという難点がある。
また、作業者が右利きであっても、上記セレクトモニタ
Aを作業者の右側の適当な位置に置いて作業を行う場合
等、作業の都合上、キーボード32とディスプレイ30
の位置を逆にした方が操作性が良い場合もある。
【0032】このため、上記セレクトモニタAでは、本
発明に係わるキー配列モード選択手段、キーコード変換
手段、表示切換手段の機能により、キーボード32の機
能上のキー配列を変更可能とするとともに、機能上のキ
ー配列変更に伴いディスプレイ30の表示を切り換える
ようになっている。すなわち、上記セレクトモニタAを
上下逆にしてキーボード32とディスプレイ30の位置
を逆にしても、キーの位置的操作感覚が通常時と同様な
ままキー操作が可能なようになっており、初期設定であ
る通常モード(以下、右利きモードと称する)から逆転
モード(以下、左利きモードと称する)への機能設定切
り換えにより、キーボード32のキー機能上のレイアウ
ト切換、及び、このレイアウト切換に適合したディスプ
レイ30の表示切換を行い、右利きの作業者及び左利き
の作業者のいずれにも対応可能としている。
【0033】以下、上記セレクトモニタAのキー操作モ
ード切換に係る処理について、図1〜図4のフローチャ
ートに従って説明する。
【0034】まず、診断対象とする車両BのECU2に
適合したメモリカセット60を装着したセレクトモニタ
Aを、ダイアグケーブル34を介してECU2に接続
し、電源スイッチをONすると、セレクトモニタAのシ
ステムを制御するCPU40がリセットされ、図2のセ
レクトモニタメニュー処理ルーチンがスタートする。
【0035】このセレクトモニタメニュー処理ルーチン
では、まず、ステップS101で、システムを初期化する
と、ステップS102で、メニュー画面データのメモリテー
ブルを検索して初期メニュー画面であるセレクトモニタ
メニューの画面表示データを設定する。次に、ステップ
S103へ進んで図3の画面表示処理ルーチンを実行する。
【0036】この画面表示処理ルーチンが起動される
と、まず、ステップS301で画面表示のデータが有るか否
かを調べ、表示データが無いときには待ちループとな
り、画面表示データが有るとき、ステップS302へ進んで
モード変更フラグFlagを参照する。このモード変更
フラグFlagは、現在のモードが右利きモードか左利
きモードかを示すものであり、初期値は右利きモードを
示すFlag=0であり、左利きモードに変更されたと
き、Flag=1にセットされる。
【0037】そして、上記ステップS302においてFla
g=0のとき、すなわち右利きモードのときには、ステ
ップS304へジャンプしてデータをメモリにストアし、ス
テップS305でメモリ内容をビデオRAM(VRAM)に
出力すると、ステップS306でVRAMのデータをディス
プレイ30に出力して画面表示を行い、ルーチンを抜け
る。
【0038】一方、上記ステップS302でFlag=1の
とき、すなわち、左利きモードのときには、上記ステッ
プS302からステップS303へ進み、右利きモードの画面表
示を画面中心に対して180°回転させるためのデータ
再配置を行い、前述のステップS304からステップS305を
経てステップS306でVRAMのデータをディスプレイ3
0に出力して画面表示を行い、ルーチンを抜ける。
【0039】従って、初期状態の右利きモードでは、前
面左側にディスプレイ30が位置してキーボード32が
右側に位置するセレクトモニタAの通常の向きに対し、
図5に示すように、ディスプレイ30にセレクトモニタ
メニューが表示され、メニュー選択のキー入力待ちとな
る。このセレクトモニタメニューは、図5においては、
7項目のメニューからなる最上位階層の初期メニューで
あり、画面下部に、F1〜F4のファンクションキーへ
の登録内容が表示される。初期設定の右利きモードで
は、作業者は、このメニュー画面を見ながらキーボード
32のカーソル移動キー45,46(“↑”キー、
“↓”キー)を使ってカーソルを上下させ、目的のメニ
ュー項目にカーソルを一致させて反転表示させたところ
でYキー51を押すと、選択が確定して次の階層のメニ
ューが表示される。
【0040】そして、セレクトモニタメニュー処理ルー
チンのステップS103でセレクトモニタメニューを表示し
た後、ステップS104へ進んで図4のキー入力解釈処理ル
ーチンを実行し、右利きモードあるいは左利きモードに
応じたキーコードテーブルを選択(初期状態では、右利
きモードのキーコードテーブルを選択)してキー入力を
キーコードKEYに変換する。
【0041】すなわち、図4のキー入力解釈処理ルーチ
ンでは、ステップS401におけるキー入力有りか否かを調
べるキー入力待ちループにおいてキー入力が有ったと
き、ステップS402へ進んでモード変更フラグFlagを
参照し、Flag=0のとき、ステップS403で右利きモ
ードのキーコードテーブルを選択して入力キーをコード
化し、Flag=1のとき、ステップS404で左利きモー
ドのキーコードテーブルを選択して入力キーのコード化
を行い、ルーチンを抜ける。
【0042】上記キーコードテーブルは、キーボード3
2からのキー入力を解釈するためのキーコードを、各キ
ーに対応して割り付けるものであり、図6に示すよう
に、右利きモードと左利きモードとの各モードに対して
テーブルがそれぞれ用意され、本形態では、“↑”,
“↓”,“→”,“←”の各カーソル移動キー45,4
6,47,48、及び、“F1”,“F2”,“F
3”,“F4”の各ファンクションキー53,54,5
5,56の機能が右利きモードと左利きモードとで変更
される。
【0043】すなわち、ディスプレイ30の画面を正面
にして向かったとき、右利きモードでは、“↑”,
“↓”,“→”,“←”の各カーソル移動キー45,4
6,47,48に対し、それぞれ、カーソルを上に移動
させるコマンドを意味するキーコード0001、カーソ
ルを下に移動させるコマンドを意味するキーコード00
02、カーソルを右に移動させるコマンドを意味するキ
ーコード0003、カーソルを左に移動させるコマンド
を意味するキーコード0004が割り付けられている
が、左利きモードでは、“↑”,“↓”,“→”,
“←”の各カーソル移動キー45,46,47,48に
対し、それぞれ、カーソルを下に移動させるコマンドを
意味するキーコード0001、カーソルを上に移動させ
るコマンドを意味するキーコード0002、カーソルを
左に移動させるコマンドを意味するキーコード000
3、カーソルを右に移動させるコマンドを意味するキー
コード0004が割り付けられる。同様に、“F1”,
“F2”,“F3”,“F4”の各ファンクションキー
53,54,55,56に対し、右利きモードと左利き
モードとでは、配列順が逆になるよう、キーコードが割
り付けられている。
【0044】その後、セレクトモニタメニュー処理ルー
チンのステップS104からステップS105へ進み、入力キー
のキーコードKEYがカーソルを1行上に移動させるコ
ード値0001であるか否かを調べる。KEY=000
1のキーコードは、初期設定では右利きモードのテーブ
ルが選択されているため、カーソル移動キー45からの
入力であり、KEY=0001のとき、上記ステップS10
5からステップS106へ進んでカーソルを1行上に移動さ
せ、ステップS104のキー入力解釈処理へ戻る。一方、K
EY≠0001のときには、上記ステップS105からステ
ップS107へ進んでキーコードKEYがカーソルを1行下
に移動させるコード値0002であるか否かを調べる。
【0045】初期設定の右利きモードでは、KEY=0
002のキーコードはカーソル移動キー48からの入力
を意味し、上記ステップS107において、KEY=000
2であるとき、ステップS108へ進んでカーソルを1行下
へ移動させてステップS104のキー入力解釈処理へ戻り、
KEY≠0002のとき、ステップS109へ進んでキーコ
ードKEYが項目選択決定のキー入力を意味するコード
値0005、すなわち、Yキー51からの入力か否かを
調べる。
【0046】そして、上記ステップS109でKEY≠00
05のとき、すなわち、上下のカーソル移動キー45,
48でもなく、Yキー51でもない他のキーが押された
ときには、そのキー入力を無効として上記ステップS109
からステップS104のキー入力解釈処理へ戻り、KEY=
0005のとき、ステップS110へ進んで選択されたメニ
ュー項目のサブルーチンを実行する。ここでは、図5に
示すように、セレクトモニタメニューの6番目のメニュ
ーである“6.セレクトモニタの機能設定”にカーソル
が合わされてYキー51が押されたときの処理について
説明する。
【0047】セレクトモニタメニューの機能設定が選択
されると、図1の機能設定ルーチンが起動され、ステッ
プS201で、メニュー画面データのメモリテーブルから機
能設定メニューの画面表示データを選択し、機能設定メ
ニューの表示データ設定を行う。次に、ステップS202へ
進み、前述した図3の画面表示処理ルーチンを実行す
る。これにより、図7に示すように、ディスプレイ30
に機能設定メニューが表示され、キー入力待ちとなる。
【0048】そして、上記ステップS202で機能設定メニ
ューを表示した後、ステップS203へ進んで前述した図4
のキー入力解釈処理ルーチンを実行し、ステップS204
で、入力キーのキーコードKEYが現在の処理をキャン
セルして1階層上のメニューに戻るためのキー入力を示
すコード値0008、すなわち、Cキー50からのキー
入力であるか否かを調べ、KEY=0008のとき、ル
ーチンを抜けて、1階層上のメニュー、すなわち、前述
のセレクトモニタメニュー処理ルーチンへ戻り、KEY
≠0008のとき、ステップS205へ進んでキーコードK
EYがカーソルを1行上に移動させるコード値0001
であるか否かを調べる。
【0049】上記ステップS205において、KEY=00
01のとき、ステップS206でカーソルを1行上に移動さ
せてステップS203のキー入力解釈処理へ戻り、KEY≠
0001のとき、ステップS207へ進んでキーコードKE
Yがカーソルを1行下に移動させるコード値0002で
あるか否かを調べる。そして、KEY=0002のと
き、ステップS208へ進んでカーソルを1行下へ移動させ
てステップS203のキー入力解釈処理へ戻り、KEY≠0
002のとき、ステップS209へ進んでキーコードKEY
が項目選択決定のYキー51からのキー入力を意味する
コード値0005であるか否かを調べる。
【0050】その結果、上記ステップS209においてKE
Y≠0005のときには、上記ステップS209からステッ
プS203のキー入力解釈処理へ戻り、KEY=0005の
とき、上記ステップS209からステップ210へ進んで、選
択されたメニュー項目が4番目の左利きモード設定であ
るか否かを調べる。
【0051】そして、左利きモード選択でないときに
は、さらに、ステップS210で、右利きモード選択か否か
を調べ、右利きモード選択のとき、ステップS213でモー
ド変更フラグFlagを0にクリアしてステップS201の
機能設定メニューの表示データ設定へ戻り、右利きモー
ド選択でないとき、ステップS214で、時刻設定、RS2
32C設定、ブザーON/OFF等の選択された他の機能設定
を実行し、ステップS201へ戻る。
【0052】一方、上記ステップS210で、左利きモード
選択のとき、すなわち、図7に示すように4番目のメニ
ュー項目である“4.左利きモード設定”にカーソルが
合わせられてYキー51が押されたときには、上記ステ
ップS210からステップS211へ進んでモード変更フラグF
lagを1にセットし、ステップS201へ戻って機能設定
メニューの表示データを再設定すると、このステップS2
01からステップS202へ進んで、再び、画面表示処理ルー
チンを実行して左利き用の画面表示をするとともに、続
くステップS203のキー入力解釈処理で左利き用のキーコ
ードテーブルを選択する。
【0053】これにより、図8に示すように、セレクト
モニタAを上下逆にして、前面右側にディスプレイ30
が位置し、キーボード32が左側に位置するようにした
とき、右利きモード時の表示を画面中心に対して180
°回転した機能設定メニューがディスプレイ30に表示
されるとともに、“↑”,“↓”,“→”,“←”の各
カーソル移動キー45,46,47,48、及び、“F
1”,“F2”,“F3”,“F4”の各ファンクショ
ンキー53,54,55,56の機能が変更される。
【0054】そして、カーソル移動キー46が押される
と、以後のステップS205においてカーソルを1行上に移
動するキーコード0001として解釈され、カーソル移
動キー45が押されると、以後のステップS207におい
て、カーソルを1行下に移動するキーコード0002と
して解釈される。また、セレクトモニタメニューに戻っ
て別の項目を選択する場合も同様である。
【0055】すなわち、セレクトモニタAを上下逆にし
た状態で、通常の操作感覚のまま、カーソル移動キー4
6によってカーソルを上に、カーソル移動キー45によ
ってカーソルを下に移動させることができ、また、ファ
ンクションキー53,54,55,56の機能配列が、
通常時のセレクトモニタAにおける機能配列と同じとな
るため、左利きの作業者にとっても、違和感なくキー操
作を行え、操作性を向上することができる。
【0056】以上により左利きモードに変更した後、右
利きモードに戻す場合には、機能設定メニューの表示画
面において5番目のメニュー項目である“5.右利きモ
ード設定”にカーソルを合わせ、Yキー51を押す。こ
れにより、前述した図1の機能設定ルーチンではステッ
プS201以降、ステップS202,S203,S204,S205,S207,S209,
S210,S212を経てステップS213へ至り、このステップS21
3でモード変更フラグFlagを0にクリアした後、ス
テップS201へ戻り、続くステップS202の画面表示処理ル
ーチンの実行により、機能設定メニューの表示データを
左利きモード用の配置から右利き用の配置に戻すととも
に、ステップS203におけるキー入力解釈ルーチンの実行
により、右利き用のキーコードテーブルを選択する。
【0057】その結果、セレクトモニタA本体に対する
画面表示の位置関係が図8に示す位置関係から図7に示
す位置関係に戻されるとともに、キーボード32の
“↑”,“↓”,“→”,“←”の各カーソル移動キー
45,46,47,48、及び、“F1”,“F2”,
“F3”,“F4”の各ファンクションキー53,5
4,55,56の機能が右利き用の機能に戻されて初期
設定状態(右利きモード)に戻り、以後、前面右側にキ
ーボード32が配置し、左側にディスプレイ30が配置
する状態でセレクトモニタAを把持する等してディスプ
レイ30の画面表示を確認しながら所望のメニュー項目
をキーボード32により選択し、故障診断を行うことが
できる。
【0058】尚、本形態では、カーソル移動キー45〜
48、ファンクションキー53〜56の機能を右利きモ
ードと左利きモードとで変更するようにしているが、S
キー49,Cキー50,Yキー51,Nキー52の機能
も右利きモードと左利きモードとで変更するようにして
も良い。その場合、セレクトモニタAを上下逆にしても
各キーのキートップに表示する文字が視認できるよう
に、個々のキーのキートップに、互いに180°逆の文
字を表示しておいても良い。
【0059】また、本形態では、右利きモードと左利き
モードとの切り換えをメニュー選択によって行うように
しているが、特定のキー入力あるいはスイッチ等によっ
て右利きモードと左利きモードとを切り換えるようにし
ても良い。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、故
障診断装置のキー操作入力部の同一の操作キーからの出
力を、選択したモードに応じて異なるキーコードに変換
し、キー操作入力部の機能上のキー配列を変更するた
め、右利きや左利き等の作業者にとって操作性が向上
し、操作ミスを未然に回避することができる。また、機
能上のキー配列変更とともにキー配列に適合した表示と
することで、キー操作結果の視認性を向上することがで
きる等優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】機能設定ルーチンのフローチャート
【図2】セレクトモニタメニュー処理ルーチンのフロー
チャート、
【図3】画面表示処理ルーチンのフローチャート
【図4】キー入力解釈処理ルーチンのフローチャート
【図5】セレクトモニタメニュー画面の説明図
【図6】キーコードテーブルの説明図
【図7】機能設定メニュー画面の説明図
【図8】逆転モード時の機能設定メニュー画面の説明図
【図9】車載の電子制御装置と故障診断装置の回路ブロ
ック図
【図10】車載の電子制御装置に接続する故障診断装置
の外観図
【符号の説明】
A …故障診断装置 C …電子制御装置 30…ディスプレイ(表示部) 32…キーボード(キー操作入力部)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載された電子制御装置に接続
    し、キー操作入力部のキー操作により上記電子制御装置
    の故障診断を行う故障診断装置において、 上記キー操作入力部の機能上のキー配列が異なる複数の
    モードから、選択入力に応じたモードを選択するキー配
    列モード選択手段と、 上記キー操作入力部の同一の操作キーからの出力を、上
    記キー配列モード選択手段で選択したモードに応じて異
    なるキーコードに変換する手段とを備えたことを特徴と
    する故障診断装置。
  2. 【請求項2】 上記複数のモードを、右手操作に対応す
    る右利きモードと、左手操作に対応する左利きモードと
    の2つのモードとすることを特徴とする請求項1記載の
    故障診断装置。
  3. 【請求項3】 車両に搭載された電子制御装置に接続
    し、キー操作入力部のキー操作により上記電子制御装置
    内のデータを表示部に表示させて故障診断を行う故障診
    断装置において、 上記キー操作入力部の機能上のキー配列が異なる複数の
    モードから、選択入力に応じたモードを選択するキー配
    列モード選択手段と、 上記キー操作入力部の同一の操作キーからの出力を、上
    記キー配列モード選択手段で選択したモードに応じて異
    なるキーコードに変換するキーコード変換手段と、 上記キー配列モード選択手段で選択したモードによる機
    能上のキー配列に対応して、上記表示部の表示を切り換
    える表示切換手段とを備えたことを特徴とする故障診断
    装置。
  4. 【請求項4】 上記複数のモードを、右手操作に対応す
    る右利きモードと、左手操作に対応する左利きモードと
    の2つのモードとし、 上記表示切換手段は、上記左利きモードが選択されたと
    き、上記右利きモードの表示を、画面中心に対して半回
    転させた表示に切り換えることを特徴とする請求項3記
    載の故障診断装置。
JP8064600A 1996-03-21 1996-03-21 故障診断装置 Pending JPH09257658A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8102458B2 (en) 1999-12-28 2012-01-24 Sony Corporation Tilt direction detector for orienting display information

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8102458B2 (en) 1999-12-28 2012-01-24 Sony Corporation Tilt direction detector for orienting display information
US8363147B2 (en) 1999-12-28 2013-01-29 Sony Corporation Tilt direction detector for orienting display information

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