JPH09257292A - 空気調和装置の料金管理装置 - Google Patents

空気調和装置の料金管理装置

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JPH09257292A
JPH09257292A JP8068270A JP6827096A JPH09257292A JP H09257292 A JPH09257292 A JP H09257292A JP 8068270 A JP8068270 A JP 8068270A JP 6827096 A JP6827096 A JP 6827096A JP H09257292 A JPH09257292 A JP H09257292A
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Hiroshi Awata
浩 粟田
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彰司 向原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 深夜電力時間帯の運転中に蓄熱した蓄熱器の
熱を使用した期間の室内ユニット運転状態で按分し、夜間使
用分の使用電力を各室内ユニット単位に公正に按分する空調
料金管理装置を得る。 【解決手段】 蓄熱運転中の使用電力とそれ以外の使用
電力を各々単独に計測する使用電力計測手段と、蓄熱器
を使用した期間の各室内ユニット運転状態と蓄熱器を使用し
ていない期間の各室内ユニット運転状態を各々単独に計測す
る運転状態計測手段と、ユーサ゛ーが按分方式を選択できる
按分方式入力手段と、按分方式入力手段で選択された按
分方式に従って按分計算する按分計算手段と、を持つよ
うに構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和装置の使
用電力に応じて電気料金を公正に按分する空気調和装置
の料金計算装置に係わり、特に夜間の深夜電力を使用し
て蓄熱器内に蓄熱した熱エルギ−を利用する各室内ユニ
ットの使用量に応じて公正に按分する空気調和装置の空
調料金管理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ビル内の空気調和装置が電力会社から供
給される電力で運転されているときは、消費された電力
の電気料金は電源に取り付けられた積算電力量計によっ
て計測され、電力会社から電力使用量に対しての料金が
空気調和装置の管理者に請求される。この電力会社より
請求された電気料金をビル管理者は入居している各テナ
ントの空気調和装置の使用状況に応じて請求する必要が
ある。しかし、複数の空気調和装置に供給される電力を
積算電力計で計測し、その計測結果に応じて料金を請求
する場合において、その複数の空気調和装置内のいずれ
かの装置が電力単価の異なる深夜電力を利用したり、あ
るいは、電力単価が異なる深夜電力を利用して蓄熱する
蓄熱器付き空気調和装置を有している場合は、深夜電力
で使用した電気量と通常電力で使用した電気量とをそれ
ぞれ区別して計測し、この計測結果と各電力単価とから
電気料金を算出し、この算出結果に基づいてビル管理者
が各テナントに対して電気料金を請求する必要がある。
即ち、各テナントの深夜電力使用量と通常電力使用量の
各々に応じて各電気料金を算出し、この算出結果に基づ
いて請求するのが公正な請求と言えるが、従来は後述す
るような空調料金管理装置の計算結果に基づいて各テナ
ントから料金を徴収するのが、一般的であった。
【0003】なお、このような従来の一般的な空気調和
装置の電気料金管理装置の例としては、特開平6ー249486
号公報に記載されたものがある。図7に、この従来の空
気調和装置の料金管理装置の概要構成を示すブロック図
を示す。以下に、この従来例について説明する。この図
に示されるように、従来の料金管理装置は、電力量計5
1、53からの電力量信号が入力され、所定の時間間隔
で使用された電力量を計測して出力する電力量計測手段
2a、bと、該電力量計測手段2a、bに接続され、各
空調ユニットへ入力された使用電力の種類を判別する電
力種別判断手段3と、各空気調和装置のそれぞれの負荷
側熱交換器21a〜21d及び蓄熱媒体が流れる蓄熱熱
交換器80a、bのそれぞれに接続された各流量調整弁
の開度と定格容量との積を所定のサンプリング時間間隔
で出力する弁容量入力手段12と、前述の各流量調整弁
からユニットの運転状態を出力する運転信号入力手段1
1と、該運転信号入力手段と前記弁容量入力手段からの
出力結果を用いて、運転している各ユニットの流量調整
弁の開度と定格容量との積を積算し、この積算結果を所
定時間毎に出力する弁容量積算手段13と、この弁容量
積算手段13が出力した積算値を用いて各電力量計測手
段2a,bに入力された電力量を空調ユニット単位毎に
按分して按分比を算出する按分手段10と、この按分手
段の按分結果から各ユニッ毎の各電力種類毎に電力量を
積算し、この積算結果を定められた時間毎に出力する電
力量積算手段4と、電力の種類に応じた電気料金単価を
記憶する電気料金単価記憶手段5と、この電気料金単価
記憶手段5から電気料金単価を検索して選定する電気料
金選定手段6と、該選定された電気料金単価と前記電力
量積算手段4が積算出力した電力量とから各空調ユニッ
ト毎に電気料金を計算する電気料金計算手段7と、この
電気料金計算手段7が算出した各空調ユニットの各種類
毎の電気料金と前記電力量積算手段4が積算した電力量
を記憶する記憶手段8によって構成されている。
【0004】次に、この料金管理装置の通常電力及び深
夜電力の按分計算動作について説明する。電力量計5
1、53からの電力量信号は、電力量計測手段2b,a
でT1時間積算され、この積算されたT1時間の電力量
W1は電力種別判断手段3に出力される。ただし、通常
電力時には、深夜用の電力量計53がオフとなり、電力
信号を送信しない。一方、按分比は、弁容量入力手段1
2が各室内ユニット及び各蓄熱ユニットに設けられた各
流量調整弁の開度とその定格容量との積をもとに演算
し、この演算結果をサンプリング間隔時間T2毎に弁容
量積算手段13へ出力する。なお、このサンプリング間
隔時間T2と積算時間T1との関係は、T1>T2で、
かつT1がT2の整数倍となる値に設定されている。従
って、弁容量入力手段12からのT2時間毎の出力結果
から弁容量積算手段13は、その出力結果をT1時間単
位に換算して、T1時間毎における各流量調整弁を通過
する冷媒流量を算出し、T1時間毎に按分手段10へ出
力する。次に、按分手段10では、T1時間毎に入力さ
れた各流量調整弁を通る冷媒流量をもとに、T1時間毎
に各ユニットの按分比を算出し、この算出結果を電力量
積算手段4へ出力する。なお、この時、停止中のユニッ
トについては按分比を0として計算する。次に、電力量
積算手段4では、入力されたT1時間毎の電力量W1
を、按分手段10から入力された按分比を用いて各空調
装置の使用電力量を算出し、その算出結果をこれらの各
空調装置の室内ユニットの使用電力量比に応じて電気料
金を按分する。
【0005】また、深夜電力時間帯においては、蓄熱器
付き空調装置は室内ユニットが停止しても、蓄熱器に蓄
熱するために稼動され、この稼動時間における深夜電力
料金は、その室内ユニットが昼間蓄熱を利用した消費量
に応じて深夜電力量の電気料金を追加、徴収するシステ
ムになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来の空気調和装置における蓄熱器付き空調料金管理装
置は前述のような構成・動作となっているため、以下に
示す課題があった。 1.深夜消費した電力を深夜に運転された各空調装置の
運転時間によって按分し、この按分結果より各空調装置
の深夜電力使用料金を計算し、また、各蓄熱器付き空調
装置の室内ユニットが昼間消費した蓄熱使用量に応じて
電気料金をそれぞれの空調装置の室内ユニットに按分す
るだけのもであり、蓄熱器付き空調装置に複数の室内ユ
ニットが接続され、その各室内ユニットの昼間の蓄熱消費量
に基づいて深夜電力料金を計算して請求なければならな
い料金システムには適してしいない使い勝手の悪い空調
料金管理装置であったと言う問題点があった。 2.また、深夜電力の使用量と通常電力の使用量とを計
測するために、2つ以上の電力量計が必要になると言う
問題点があった。 3.また、サンプリング間隔時間T2の整数倍である積
算時間T1中に、室内ユニットが停止している場合は按
分比を0としているため、使用電力量W1が実際に計測
されていても、そのサンプリング間隔時間T2中に全室
内ユニットが停止してしまった場合、前述の計測された
W1は、必然的に0として計算されてしまい、電力会社
からの請求額と料金管理装置で算出された各テナントの
使用料金合計額とが一致しないと言う問題点があった。 4.また、電力エネルギ−によって蓄熱された蓄熱器内
の熱エネルギ−が外気に放熱しないように、100%放
熱遮断することはできないため、蓄熱時の放熱ロスが発
生し、この放熱ロス分を各室内ユニットに均等に按分さ
れなければならないが、しかし、従来の深夜電力使用量
の配分では、サンプリング間隔時間T2内にある1台だ
けの室内ユニットが運転された場合、蓄熱放熱ロスを含
んだ全使用電力をその運転中の室内ユニットのみに按分
され、他の蓄熱器付き空調装置には按分されないため、
蓄熱時の放熱ロス分がその蓄熱を利用している各空調装
置に不均等に按分されると言う問題点があった。 5.また、従来例のような蓄熱器付き空気調和装置と蓄
熱器なしの空気調和装置とを混在した状態で使用してい
る場合は、これらの各空気調和装置を設置した各テナン
トへの金額請求の公平さを計るようにするために、蓄熱
器の蓄熱エネルギ−を使用した電力とそれ以外の通常使
用した電力とを各々単独に算出して求めているものの、
深夜電力時間帯中に、蓄熱器付きの空気調和装置が運転
された場合、従来の技術では、深夜電力を蓄熱に使用し
たとして算出されるため、特に、その空調装置に複数の
室内ユニットが接続された場合、その各室内ユニットの
各テナントユーザーに誤った単価で料金を要求すると言
う問題点があった。
【0007】この発明は上記のような問題を解消するた
めになされたもので、 1.夜間の蓄熱運転にかかわる深夜電力料金を、その深
夜電力の蓄熱を利用する昼間の各室内ユニットの運転状
態に応じて正確に按分する信頼性の高い空気調和装置の
空調料金管理装置を得ること。 2.深夜電力と通常電力を1つの電力量計で計測できる
経済的な空調料金管理装置を得ること。 3.各室内ユニットが使用した電力量に見合った電気料
金を各室内ユニットへ均等に請求する信頼性の高い空調
料金管理装置を得ること。 4.蓄熱器の熱ロス分による深夜電力を考慮して正確に
配分する信頼性高い空調料金管理装置を得ること。 5.ユーザーの要求に合った使用電力を算出する信頼性
の高い空調料金管理装置を得ることを、目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる空気調
和装置の空調料金管理装置においては、室外ユニット、
該室外ユニットと冷凍サイクルを構成して深夜電力を蓄
熱する蓄熱ユニット、および該蓄熱ユニットの蓄熱を利
用する各室内ユニットを具備した空気調和装置と、前記
空気調和装置の使用電力量を計測する電力量計測手段
と、この電力量計測手段の計測結果を計時判別手段を介
して深夜電力と深夜電力以外の使用量とに区分して記憶
する電力量記憶手段と、前記各室内ユニットおよび蓄熱
ユニットの運転状態を計測する運転状態計測手段と、こ
の運転状態計測手段の計測結果に基づいて前記各室内ユ
ニットが利用した前記蓄熱ユニットの蓄熱利用量を記憶
する運転状態積算記憶手段と、この運転状態積算記憶手
段および前記電力量記憶手段との記憶結果に基づいて前
記各室内ユニットの深夜電力利用量および深夜電力以外
の利用量を按分計算する按分手段と、この按分手段の按
分結果および予め設定された各種電気料金単価とに基づ
いて前記各室内ユニットのそれぞれの電気使用料金を算
出する電気料金計算手段と、を備えたものである。
【0009】また、前記計時判別手段が、予め設定され
た深夜電力時間帯により前記電力量計測手段の計測結果
を深夜電力と深夜電力以外とに区分したものである。
【0010】また、前記按分手段が、前記運転状態積算
記憶手段および前記電力量記憶手段との記憶結果に基づ
いて、前記運転状態積算記憶手段からの各室内ユニット
の深夜電力利用量または深夜電力以外の利用量が0で、
この利用量に対応した前記電力量記憶手段からの深夜電
力または深夜電力以外の使用電力量が所定以上ある時
は、その使用電力を前記各室内ユニットに均等に案分す
るものである。
【0011】また、外気温度を検出する外気温度検出手
段と、この外気温度検出手段の検出結果および予め設定
された外気温度に対する蓄熱ロステ−ブル表とに基づい
て前記電力量計測手段が計測した深夜電力使用量を蓄熱
ロス分と蓄熱ロス分以外の電力量とに区分する電力量判
断手段と、を具備し、前記電力量記憶手段が、前記電力
量判断手段の区分結果に基づいて前記深夜電力を記憶す
るものである。
【0012】また、前記運転状態計測手段の検出結果に
基づいて、前記各室内ユニットが前記蓄熱ユニットを利
用しているか、否かを判断する運転モード確認手段と、
この運転モード確認手段の結果に基づいて前記電力量計
測手段の計測結果を前記蓄熱ユニットに蓄熱しながら各
室内の空調に利用したか、蓄熱せずに各室内の空調に利
用したかを判断する電力量判断手段と、を具備し、前記
電力量記憶手段が、前記電力量判断手段の判断結果に基
づいて前記電力量計測手段の計測結果を記憶するもので
ある。
【0013】
【発明の実施の形態】
実施の形態.1 以下、本発明の実施の形態1〜5の冷凍サイクルの構成
について図6を用いて説明する。なお、この図6は実施
の形態1〜5における蓄熱器付き空気調和装置の概要構
成を示すブロック図である。
【0014】この図6の蓄熱器付空気調和装置の構成
は、室外ユニット20cと、蓄熱ユニット80及び室内
ユニット21dとで構成されている。なお、室外ユニッ
ト20cは、冷媒を循環させる圧縮機66と、該圧縮機
66に接続された四方弁67と、該四方弁67に接続さ
れた室外側熱交換器69と、該室外側熱交換器69に接
続された室外側流量調整弁68と、前記室外側熱交換器
69に外気を送風する送風機70と、この送風機70
や、室外側流量調整弁68や、四方弁67等の各種機器
を制御する制御部71とで構成されている。また、蓄熱
ユニット80aは、前記室外側流量調整弁68と配管を
介して接続された開閉弁86と、該開閉弁86に接続さ
れた流量調整弁81と、該流量調整弁81に一端が接続
され、他端が開閉弁84に接続されて、蓄熱媒体82を
内蔵した蓄熱漕内に設けられた蓄熱熱交換器83と、前
記開閉弁86と室外側流量調整弁68とを接続する配管
と開閉弁84と蓄熱熱交換83とを結ぶ配管を連通させ
る連通配管に設けられたバイパス開閉弁85と、この開
閉弁85や、86の開度を制御する制御部88とで構成
されている。なお、蓄熱漕内設けられた蓄熱熱交換器8
3は、蓄熱漕内の蓄熱媒体82と内部を流れる冷媒との
熱交換を行い、蓄熱媒体82へ蓄熱したり、または該蓄
熱した熱を冷媒へ回収したりするものである。また、蓄
熱ユニット80aに運転指令を行うコントローラ87が
制御部88に接続されている。また、室内ユニット21
dは、前記開閉弁86と流量調整弁81を結ぶ配管から
分岐した分岐配管に接続された流量調整弁62dと、該
流量調整弁62dに一端が接続された室内側熱交換器6
3dと、該室内側熱交換器63dに室内空気を送風する
送風機64dと、これらの送風機64dや、調整弁62
d、86等を制御する制御部61dとで構成されてい
る。なお、図6に示すように、室内ユニット21dは蓄
熱器に対して複数設けられており、これらの室内ユニッ
トに運転指令を行うコントローラ65dがそのユニット
の制御部61dに接続されている。また、室内側熱交換
器63dの他端と前記開閉弁84とは、配管を介して並
列に接続されると共に、前記四方弁67の一つのポート
と直列に接続されて連通している。
【0015】次に、こように構成された蓄熱器付空気調
和装置の熱授受の動作について説明する。まず、蓄熱ユ
ニット80aで冷房運転のための深夜電力を蓄熱する場
合、バイパス開閉弁85が閉じられ、開閉弁84、86
が開かれる。この状態で、圧縮機66から吐出された冷
媒ガスは四方弁67を経て室外側熱交換器69に導か
れ、ここで凝縮されて液冷媒となる。次に、この液冷媒
は流量調整弁68、開閉弁86を経て流量調整弁81に
流入し、この流量調整弁81で流量が調整されて減圧さ
れ、蓄熱熱交換器83で蓄熱媒体83と熱交換を行い、
蓄熱媒体82を冷却して蓄熱媒体82に冷熱を蓄える。
逆に、冷媒自身は蒸発して冷媒蒸気となり、開閉弁8
4、四方弁67を経て圧縮機66に吸入されて、再び圧
縮される。この動作の繰り返しにより、蓄熱材に冷却エ
ネルギ−が蓄えられる。
【0016】次に、蓄えられた冷熱を回収しながら冷房
運転する場合は、まず、開閉弁84、86が閉じられ、
バイパス開閉弁85が開かれると共に、流量調整弁81
が全開される。この状態で、室外側熱交換器69で凝縮
した液冷媒はバイパス開閉弁85、蓄熱熱交換器83、
流量調整弁81の順に通過するので、液冷媒は蓄熱熱交
換器83を通過中、深夜に冷却された蓄熱媒体82によ
って更に冷却され、過冷却状態まで冷却されたのち、室
内ユニット21dへ供給され、室内空気との熱交換によ
り、冷媒自身は蒸発して冷媒蒸気となり、四方弁67を
経て圧縮機66に吸入されて、再び圧縮される。この動
作の繰り返しにより蓄熱器の深夜電力の熱は回収され
る。
【0017】なお、蓄熱運転及び蓄熱回収運転を行わず
に通常の空調運転を行う場合、即ち深夜電力以外の通常
電力を使用して通常の空調運転を行う場合は、開閉弁8
6を開き、開閉弁85、84を閉じることにより、冷媒
が蓄熱熱交換器83をバイパスして室内ユニットへ流
れ、通常の空調冷媒回路になることは、自明であり、詳
細な動作説明は割愛する。
【0018】次に、本発明の実施の形態1の蓄熱器付空
気調和装置の空調料金管理装置の動作について、図1と
図6で説明する。図1は本発明の実施の形態1における
蓄熱器付き空気調和装置の空調料金管理装置の要部構成
を示すブロック図である。
【0019】まず、空気調和装置の使用電力を計測する
電力量計測手段2である電力量計が、その使用電力量を
計測する。次に、この電力量計測手段2で計測された使
用電力量は電力量記憶手段3へ出力される。前述の電力
量記憶手段3は、月・日・時間を管理している計時手段
であるカレンダ−時計4と接続されており、この計時手
段からの時刻と予め設定された深夜電力時間帯と比較し
て、深夜電力か深夜電力以外かを判断する計時判別手段
(図示せず)を介して、日別に、空気調和装置の使用電
力を深夜電力と深夜電力以外の電力とに区分して記憶す
る。
【0020】また、運転状態計測手段5は、蓄熱器付き
空気調和装置の各流量調整弁62d、81、85、86
(図6参照)と接続され、その蓄熱器付き空気調和装置
の各室内ユニット21dおよび蓄熱器80aの運転状態
を示す、その各室内ユニット21dおよび蓄熱器80a
のそれぞれに取り付けられた各流量調整弁62d、8
1、85、86の開度状態を計測し、この計測結果を運
転状態積算記憶手段6へ出力する。
【0021】次に、この運転状態積算記憶手段6は、月
日を管理しているカレンダ−時計4と接続されており、
運転状態計測手段5の計測結果である各室内ユニット2
1dおよび蓄熱器80aの運転状態、即ち各流量調整弁
62d、81、85、86の開度変化状態を計時的に捕
らえ、日別に、各室内ユニットが室外ユニット以外に蓄
熱器の熱も利用して運転した期間と蓄熱器を使用せずに
室外ユニットのみを利用して運転した期間とを区分して
記憶する共に、その各流量調整弁62dの開度容量をも
記憶する。即ち、各室内ユニットの蓄熱利用量を記憶し
たことになる。また、ユーザーが、深夜電力の使用按分
量を決定する按分計算選択手段8を操作して、各流量調
整弁の開度時間のみで按分計算させるか、または各流量
調整弁の容量及び開度時間の積、即ち蓄熱利用量から按
分計算させるか、選択できるようになっており、また、
この選択された按分計算方式は、按分方式記憶手段9に
記憶される。なお、ユ−ザ−が、按分計算方式を選択し
なくても、各流量調整弁の容量及び開度時間の積、即ち
蓄熱利用量から各室内ユニットの深夜電力使用量を按分
手段7が按分計算するようになっている。従って、図1
の按分手段7は、按分方式記憶手段9に予め記憶された
按分計算方式にしたがって深夜電力および深夜電力以外
の使用電力を按分計算する。
【0022】次に、この按分手段7で、按分された計算
結果は、各室内ユニット単位毎に、按分結果積算記憶手
段10に記憶される。また、ユーザーは、電気料金単価
入力手段11に電気料金単価を予め入力設定し、この入
力設定された電気料金単価は、電気料金単価記憶手段1
2に記憶される。次に、電気料金計算手段13は、按分
結果積算記憶手段10に記憶された按分結果と、電気料
金単価記憶手段12に記憶された電気料金単価により、
各室内ユニット毎に使用料金を算出する。
【0023】次に、本発明の実施の形態2について、図
2で説明する。図2は本発明の実施の形態2における蓄
熱器付き空気調和装置の空調料金管理装置の要部構成を
示すブロック図である。
【0024】まず、空気調和装置の使用電力を計測する
電力量計測手段2である電力量計が、その使用電力量を
計測する。次に、この電力量計測手段2で計測された使
用電力量は電力量記憶手段3へ出力される。なお、この
電力量記憶手段3は、月日時刻を管理しているカレンダ
−時計4と接続されていると共に、また、後述する深夜
電力時間帯記憶手段15とも接続されており、電力量計
測手段2からの信号受信時におけるカレンダ−時計4か
らの現在時刻と予め設定された深夜電力時間帯とを比較
して、深夜電力か深夜電力以外かを判断する計時判別手
段(図示せず)を介して、日別に、空調装置の使用電力
を深夜電力使用量と深夜電力以外の使用量とに区分して
記憶する。なお、ユーザーは、深夜電力時間帯設定手段
14に予め深夜電力時間帯を設定し、この設定された深
夜電力時間帯は、深夜電力時間帯記憶手段15に記憶さ
れる。
【0025】また、運転状態計測手段5は、蓄熱器付き
空気調和装置の各流量調整弁62d、81、85、86
(図6参照)と接続され、その蓄熱器付き空気調和装置
の運転状態、即ちその室内ユニットおよび蓄熱器の運転
状態を示す各流量調整弁62d、81、85、86の開
度状態を計測し、この計測結果を運転状態積算記憶手段
6へ出力する。なお、この運転状態積算記憶手段6は、
月・日・時刻を管理しているカレンダ−時計4と接続さ
れており、各室内ユニットの運転状態を、日別に、室外
ユニット以外に蓄熱器の熱も利用して運転した期間と蓄
熱器を使用せずに室外ユニットのみを利用して運転した
期間とを区分して記憶する共に、その各流量調整弁62
dの開度容量をも記憶する。即ち、各室内ユニットの蓄
熱利用量を記憶したことになる。また、ユーザーが、深
夜電力の使用按分量を決定する按分計算選択手段8を操
作して、各流量調整弁の開度時間のみで按分計算させる
か、または各流量調整弁の容量及び開度時間の積、即ち
蓄熱利用量から按分計算させるか、選択できるようにな
っており、また、この選択された按分計算方式は、按分
方式記憶手段9に記憶される。なお、ユ−ザ−が、按分
計算方式を選択しなかった時は、各流量調整弁の容量及
び開度時間の積、即ち各室内ユニットの蓄熱利用量から
各ユニットの深夜電力使用量を按分手段7が計算する。
【0026】このように、按分手段7は、按分方式記憶
手段9に予め記憶された按分計算式にしたがって、各室
内ユニットの使用電力を深夜電力および深夜電力以外の
電力とに按分する。なお、この按分手段7で按分された
計算結果は、各室内ユニット毎に、按分結果積算記憶手
段10に記憶される。また、ユーザーは、電気料金単価
入力手段11に予め電気料金単価を入力する。この入力
された電気料金単価は、電気料金単価記憶手段12に記
憶される。また、電気料金計算手段13は、按分結果積
算記憶手段10に記憶された按分結果と、電気料金単価
記憶手段12に記憶された電気料金単価とにより、各室
内ユニット毎に各使用料金を算出する。
【0027】次に、本発明の実施の形態3について、図
3で説明する。図3に按分手段7で実施される按分フロ
ーを記載してある。まず、按分手段7は、按分方式記憶
手段9に記憶されている按分計算方式の中から按分計算
期間を確認する(S16)。なお、この按分計算期間
は、運転状態の按分期間と使用電力量の按分期間とは各
々別々に存在する。次に、電力量記憶手段3に記憶され
た按分計算期間内の使用電力から深夜電力使用量と深夜
電力以外の使用量を読み出す(S17)。次に、運転状
態記憶手段6から按分期間内の各室内ユニットの運転状
態を読み出す(S18)。
【0028】次に、本発明の判定処理として、まず、按
分期間内の深夜電力使用量が0か0でないかを判断する
(S19)。なお、この判断結果で深夜電力使用量が0
の場合は、通常の按分処理を実施する(S22)。ま
た、深夜電力使用量が0以外の場合は、運転状態積算値
を確認し、按分期間内で、全室内ユニットが停止してい
たか否か、を確認する(S20)。次に、この確認結果
で、全室内ユニットが停止していた場合は、深夜電力使
用量を按分先の全室内ユニットへ均等に按分する(S2
1)。また、全室内ユニットが停止していない場合は、
通常の按分処理を実施する(S22)。なお、これらの
按分処理結果、即ち、均等按分処理(S21)、または
通常按分処理(S22)のいずれの結果も、按分結果積
算記憶手段10へ出力されるので、その処理結果は按分
結果積算記憶手段10に記憶される(S23)。
【0029】次に、本発明の実施の形態4について、図
4で説明する。図4は本発明の実施の形態4における蓄
熱器付き空気調和装置の空調料金管理装置の要部構成を
示すブロック図である。この図4に示されるように、ま
ず、サーミスタ等の外気温度検出手段24で外気温度を
検出する。この検出結果、並びに外気温度と蓄熱器の蓄
熱モード、および蓄熱器の容量などの関係より予め計算
されて設定された外気温度に対する蓄熱ロステ−ブル2
5表との関係から、蓄熱ロスはすぐに求められる。
【0030】また、空気調和装置の使用電力を計測する
電力量計測手段2である電力量計が、その使用電力量を
計測する。次に、この電力量計測手段2で計測された空
気調和装置の使用電力量は電力量判断手段26へ出力さ
れる。次に、電力量判断手段26では、蓄熱運転モード
検出手段27が各室内ユニットおよび蓄熱器の運転状態
を検出した運転状態計測手段5の計測結果から、各室内
ユニットが室外ユニット以外に蓄熱器の熱も利用して運
転されているのか(蓄熱利用運転モード)、蓄熱器の熱
を利用せずに室外ユニットのみを使用して運転されてい
るのか(通常運転モード)を判断した結果に基づいて、
蓄熱モード信号を受信した時は、電力量計測手段2から
の蓄熱器の蓄熱に使用された深夜電力使用量のうち、空
調に利用されて使用された電力と、蓄熱ロスとして使用
された電力とを、前述の外気温度に対する蓄熱ロステ−
ブル25表、および外気温度検出手段24の検出結果か
ら区分して電力量記憶手段3へ出力する。なお、通常運
転モード信号を受信した時は、深夜電力を使用していな
いと判断し、蓄熱ロスが0である旨、電力量記憶手段3
へ出力する。
【0031】また、この電力量記憶手段3は、月・日・
時間を管理している計時手段であるカレンダ−時計4と
接続されており、空気調和装置の使用電力の一部である
深夜電力使用量のうち、空調に利用されて使用された電
力と、蓄熱ロスとして使用された電力とに区分して、日
別に記憶すると共に、深夜電力以外の電力も記憶する。
また、運転状態計測手段5は、計測した各室内ユニッ
ト、および蓄熱器の運転状態を、運転状態積算記憶手段
6に出力する。運転状態積算記憶手段6は、月日を管理
しているカレンダ−時計4と接続されており、各室内ユ
ニットの運転状態を、日別に、室外ユニット以外に蓄熱
器の熱も利用して運転した期間と蓄熱器を使用せずに室
外ユニットのみを利用して運転した期間とを区分して記
憶する共に、その各流量調整弁62dの開度容量をも記
憶する。即ち、各室内ユニットの蓄熱利用量を記憶した
ことになる。また、ユーザーが、深夜電力の使用按分量
を按分計算選択手段8によって、各流量調整弁の開度時
間のみで按分計算させるか、または各流量調整弁の容量
及び開度時間の積、即ち蓄熱利用量から按分計算させる
か、選択できるようになっており、また、この選択され
た按分計算方式は、按分方式記憶手段9に記憶される。
なお、ユ−ザ−が、按分計算方式を選択しなくとも、各
流量調整弁の容量及び開度時間の積、即ち蓄熱利用量か
ら各室内ユニットの深夜電力使用量を按分計算する。な
お、蓄熱ロス分は、各室内ユニットに均等に配分しても
良いし、また、深夜電力の使用量に応じても良い。
【0032】次に、按分手段7では、按分方式記憶手段
9に記憶された按分方式にしたがって深夜電力および深
夜電力以外の電力を按分する。この按分手段7で按分さ
れた計算結果は、各室内ユニット単位毎に、按分結果記
憶手段10に記憶される。また、ユーザーは、電気料金
単価を電気料金単価記憶手段12に入力して記憶させ
る。次に、電気料金計算手段13は、按分結果積算記憶
手段10に記憶された按分結果と、電気料金単価記憶手
段12に記憶された電気料金単価とにより、各室内ユニ
ット単位毎に使用料金を算出する。
【0033】次に、本発明の実施の形態5について、図
5で説明する。図5は、実施の形態5における蓄熱器付
き空気調和装置の要部構成を示すブロック図である。ま
ず、空気調和装置の使用電力を計測する電力量計測手段
2である電力量計が、その使用電力量を計測する。次
に、この電力量計測手段2で計測された使用電力量は電
力量判断手段26に出力される。また、前述の電力量判
断手段26には、各室内ユニットおよび蓄熱器の運転状
態を検出する運転状態計測手段5の検出結果から運転モ
ード確認手段28を介して、各室内ユニットが室外ユニ
ット以外に蓄熱器の熱も利用して運転されているのか
(蓄熱利用運転モード)、蓄熱器を使用せず室外ユニッ
トのみを使用して運転されいるのか(通常運転モード)
を判断した結果に基づいて各室内ユニットの運転モード
が入力される。即ち、特に深夜電力時間帯において、深
夜電力を蓄熱器の蓄熱に利用せずに、そのまま深夜電力
を各室内の空調に使ったのか、あるいは、蓄熱器に蓄熱
してから各室内の空調に使ったのかを判断し、その判断
結果で各室内ユニットの深夜電力の使用量を電力量記憶
手段3に出力することになるので、蓄熱ロス分を正確に
把握できるようになる。その結果、この電力量判断手段
26は、電力量計測手段2からの電力量信号を運転モー
ド別に区分して、電力量記憶手段3に出力する。
【0034】また、運転状態計測手段5は、計測した各
室内ユニット、および蓄熱器の運転状態を、運転状態積
算記憶手段6に出力する。この運転状態積算記憶手段6
は、月日を管理しているカレンダ−時計4と接続されて
おり、各室内ユニットの運転状態を、日別に、室外ユニ
ット以外に蓄熱器の熱も利用して運転した期間と蓄熱器
を使用せずに室外ユニットの熱のみを利用して運転した
期間とを区分して記憶する共に、その各流量調整弁62
dの開度容量をも記憶する。即ち、各室内ユニットの蓄
熱利用量を記憶したことになる。また、ユーザーが、深
夜電力の使用按分量を按分計算選択手段8によって、各
流量調整弁の開度時間のみで按分計算させるか、または
各流量調整弁の容量及び開度時間の積、即ち蓄熱利用量
から按分計算させるか、選択できるようになっており、
また、この選択された按分計算方式は、按分方式記憶手
段9に記憶される。なお、ユ−ザ−が、按分計算方式を
選択しなかった時は、各流量調整弁の容量及び開度時間
の積、即ち蓄熱利用量から各室内ユニットの深夜電力使
用量を按分計算するようになっている。
【0035】次に、按分手段7は、按分方式記憶手段9
に記憶された按分方式にしたがって深夜電力と深夜電力
以外の電力とに按分する。この按分手段7で、按分され
た計算結果は、各室内ユニット単位で、按分結果積算記
憶手段10で記憶される。また、ユーザーは、電気料金
単価入力手段11に電気料金単価を入力する。この入力
された電気料金単価は、電気料金単価記憶手段12で記
憶される。次に、電気料金計算手段13は、按分結果積
算記憶手段10に記憶された按分結果と、電気料金単価
記憶手段12に記憶された電気料金単価により、各室内
ユニット毎に使用料金を算出する。
【0036】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下の効果がある。
【0037】この第1の発明に係わる空気調和装置の空
調料金管理装置においては、深夜電力による蓄熱運転に
かかわる深夜電力料金を、その深夜電力の蓄熱を利用す
る昼間の各室内ユニットの運転状態に応じて正確に按分
する信頼性の高い空気調和装置の空調料金管理装置が得
られる。
【0038】また、第2の発明に係わる空気調和装置の
空調料金管理装置においては、計時判別手段が、予め設
定された深夜電力時間帯により電力量計測手段の計測結
果を深夜電力と深夜電力以外とに区分したので、深夜電
力と通常電力を1つの電力量計で計測できる経済的な空
調料金管理装置が得られる。
【0039】また、第3の発明に係わる空気調和装置の
空調料金管理装置においては、按分手段が、運転状態積
算記憶手段からの各室内ユニットの深夜電力利用量また
は深夜電力以外の利用量が0で、この利用量に対応した
電力量記憶手段からの深夜電力または深夜電力以外の使
用電力量が所定以上ある時は、その使用電力を各室内ユ
ニットに均等に案分するので、計測時のタイミング誤差
により発生する按分誤りを防止して各室内ユニットへ均
等に電気料金を請求する信頼性の高い空調料金管理装置
が得られる。
【0040】この第4の発明に係わる空気調和装置の空
調料金管理装置においては、外気温度検出手段が検出し
た外気温度および予め設定された外気温度に対する蓄熱
ロステ−ブル表から電力量判断手段が深夜電力使用量を
蓄熱ロス分と蓄熱ロス分以外の電力量とに区分し、この
区分した深夜電力を電力量記憶手段が記憶するので、蓄
熱器の蓄熱ロス分を考慮して使用電力量を適正に配分す
る信頼性の高い空気調和装置の空調料金管理装置が得ら
れる。
【0041】この第5の発明に係わる空気調和装置の空
調料金管理装置においては、特に深夜電力時間帯におい
て、深夜電力を蓄熱器の蓄熱に利用せずに、そのまま深
夜電力を各室内の空調に使ったのか、あるいは、蓄熱器
に蓄熱してから各室内の空調に使ったのかを判断し、そ
の判断結果で各室内ユニットの深夜電力の使用量を電力
量記憶手段に出力するので、蓄熱ロス分を正確に把握し
て配分する信頼性の高い空気調和装置の空調料金管理装
置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1における蓄熱器付き空
気調和装置の空調料算管理装置要素構成を示すブロック
図である。
【図2】 本発明の実施の形態2における蓄熱器付き空
気調和装置の空調料算管理装置要素構成を示すブロック
図である。
【図3】 本発明の実施の形態3における按分装置の按
分フロー図である。
【図4】 本発明の実施の形態4における蓄熱器付き空
気調和装置の空調料算管理装置要素構成を示すブロック
図である。
【図5】 本発明の実施の形態5における蓄熱器付き空
気調和装置の空調料算管理装置要素構成を示すブロック
図である。
【図6】 本発明の実施の形態1から5における蓄熱器
付き空気調和装置の冷凍サイクルの概要構成を示すブロ
ック図である。
【図7】 従来の空気調和装置の空調料算管理装置の要
素構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1:空調料金管理装置 2:電力量計測手段 3:
電力量記憶手段 4:カレンダ−時計 5:運転状態計測手段 6:運転
状態積算記憶手段 7:按分計算 8:按分方式選択手段 9:按分方式
記憶手段 10:按分結果積算記憶手段 11:電気料金
単価入力手段 12:電気料金単価記憶手段 13:電気料金
計算手段 14:深夜電力時間帯設定手段 15:深夜電力
時間帯記憶手段 24:外気温度検出手段 25:蓄熱ロス
テーブル 26:電力量判断手段 27:蓄熱モー
ド検出手段 28:運転モード確認手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室外ユニット、該室外ユニットと冷凍サ
    イクルを構成して深夜電力を蓄熱する蓄熱ユニット、お
    よび該蓄熱ユニットの蓄熱を利用する各室内ユニットを
    具備した空気調和装置と、前記空気調和装置の使用電力
    量を計測する電力量計測手段と、この電力量計測手段の
    計測結果を計時判別手段を介して深夜電力と深夜電力以
    外の使用量とに区分して記憶する電力量記憶手段と、前
    記各室内ユニットおよび蓄熱ユニットの運転状態を計測
    する運転状態計測手段と、この運転状態計測手段の計測
    結果に基づいて前記各室内ユニットが利用した前記蓄熱
    ユニットの蓄熱利用量を記憶する運転状態積算記憶手段
    と、この運転状態積算記憶手段および前記電力量記憶手
    段との記憶結果に基づいて前記各室内ユニットの深夜電
    力利用量および深夜電力以外の利用量を按分計算する按
    分手段と、この按分手段の按分結果および予め設定され
    た各種電気料金単価とに基づいて前記各室内ユニットの
    それぞれの電気使用料金を算出する電気料金計算手段
    と、を備えたことを特徴とする空気調和装置の空調料金
    管理装置。
  2. 【請求項2】 前記計時判別手段が、予め設定された深
    夜電力時間帯により前記電力量計測手段の計測結果を深
    夜電力と深夜電力以外とに区分したことを特徴とする請
    求項1に記載の空気調和装置の空調料金管理装置。
  3. 【請求項3】 前記按分手段が、前記運転状態積算記憶
    手段および前記電力量記憶手段との記憶結果に基づい
    て、前記運転状態積算記憶手段からの各室内ユニットの
    深夜電力利用量または深夜電力以外の利用量が0で、こ
    の利用量に対応した前記電力量記憶手段からの深夜電力
    または深夜電力以外の使用電力量が所定以上ある時は、
    その使用電力を前記各室内ユニットに均等に案分するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の空気調和装置の空調料
    金管理装置。
  4. 【請求項4】 外気温度を検出する外気温度検出手段
    と、この外気温度検出手段の検出結果および予め設定さ
    れた外気温度に対する蓄熱ロステ−ブル表とに基づいて
    前記電力量計測手段が計測した深夜電力使用量を蓄熱ロ
    ス分と蓄熱ロス分以外の電力量とに区分する電力量判断
    手段と、を具備し、前記電力量記憶手段が、前記電力量
    判断手段の区分結果に基づいて前記深夜電力を記憶する
    ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和装置の空調
    料金管理装置。
  5. 【請求項5】 前記運転状態計測手段の検出結果に基づ
    いて、前記各室内ユニットが前記蓄熱ユニットを利用し
    ているか、否かを判断する運転モード確認手段と、この
    運転モード確認手段の結果に基づいて前記電力量計測手
    段の計測結果を前記蓄熱ユニットに蓄熱しながら各室内
    の空調に利用したか、蓄熱せずに各室内の空調に利用し
    たかを判断する電力量判断手段と、を具備し、前記電力
    量記憶手段が、前記電力量判断手段の判断結果に基づい
    て前記電力量計測手段の計測結果を記憶することを特徴
    とする請求項1に記載の空気調和装置の空調料金管理装
    置。
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