JPH09257054A - 動力伝達装置 - Google Patents
動力伝達装置Info
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- JPH09257054A JPH09257054A JP25649796A JP25649796A JPH09257054A JP H09257054 A JPH09257054 A JP H09257054A JP 25649796 A JP25649796 A JP 25649796A JP 25649796 A JP25649796 A JP 25649796A JP H09257054 A JPH09257054 A JP H09257054A
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- chamfer
- synchronous
- synchronous meshing
- synchronization
- power transmission
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D23/00—Details of mechanically-actuated clutches not specific for one distinct type
- F16D23/02—Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches
- F16D23/04—Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches with an additional friction clutch
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D23/00—Details of mechanically-actuated clutches not specific for one distinct type
- F16D23/02—Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches
- F16D23/04—Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches with an additional friction clutch
- F16D23/06—Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches with an additional friction clutch and a blocking mechanism preventing the engagement of the main clutch prior to synchronisation
- F16D2023/0656—Details of the tooth structure; Arrangements of teeth
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 多段に設けた同期噛合装置が一シフト操作時
に共に作動するように構成した動力伝達装置において、
先行して同期を完了する同期噛合装置において発生する
ギヤ鳴りを防止すること。 【解決手段】 シフト操作によって移動されるスリーブ
に設けたチャンファとシンクロナイザリングに設けたチ
ャンファとの係合によって同期作用が得られるようにし
た同期噛合装置を入力軸と出力軸間に多段に備え、これ
ら同期噛合装置が一シフト操作時に共に作動するように
構成した動力伝達装置において、連続的に配置された二
つの同期噛合装置１０，２０の内、先行して同期作用す
る一方の同期噛合装置１０のシンクロナイザリング１２
にチャンファ１２ａによる同期作用後に同期作用し他方
の同期噛合装置２０の同期完了と略同じタイミングにて
同期完了する第２のチャンファ１２ｂを設けた。
に共に作動するように構成した動力伝達装置において、
先行して同期を完了する同期噛合装置において発生する
ギヤ鳴りを防止すること。 【解決手段】 シフト操作によって移動されるスリーブ
に設けたチャンファとシンクロナイザリングに設けたチ
ャンファとの係合によって同期作用が得られるようにし
た同期噛合装置を入力軸と出力軸間に多段に備え、これ
ら同期噛合装置が一シフト操作時に共に作動するように
構成した動力伝達装置において、連続的に配置された二
つの同期噛合装置１０，２０の内、先行して同期作用す
る一方の同期噛合装置１０のシンクロナイザリング１２
にチャンファ１２ａによる同期作用後に同期作用し他方
の同期噛合装置２０の同期完了と略同じタイミングにて
同期完了する第２のチャンファ１２ｂを設けた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車にお
いてエンジンの出力軸と車輪駆動軸をトルク伝達可能に
連結するために使用される動力伝達装置に関する。
いてエンジンの出力軸と車輪駆動軸をトルク伝達可能に
連結するために使用される動力伝達装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】動力伝達装置の一つとして、図１に例示
したように、入力軸３１（図示しないエンジンの出力軸
に図示しない周知のクラッチ装置を介してトルク伝達可
能に連結される）と出力軸３３（図示しない車輪駆動軸
にトルク伝達可能に連結される）間に同期噛合装置１
０，２０を二段に備え、これら同期噛合装置１０，２０
が一シフト操作時に共に作動するように構成したものが
あり、この動力伝達装置においては、クラッチ装置を介
して入力軸３１に入力するエンジントルクが入力側の同
期噛合装置１０と中間軸３２と出力側の同期噛合装置２
０を介して出力軸３３に伝達されるようになっている。
したように、入力軸３１（図示しないエンジンの出力軸
に図示しない周知のクラッチ装置を介してトルク伝達可
能に連結される）と出力軸３３（図示しない車輪駆動軸
にトルク伝達可能に連結される）間に同期噛合装置１
０，２０を二段に備え、これら同期噛合装置１０，２０
が一シフト操作時に共に作動するように構成したものが
あり、この動力伝達装置においては、クラッチ装置を介
して入力軸３１に入力するエンジントルクが入力側の同
期噛合装置１０と中間軸３２と出力側の同期噛合装置２
０を介して出力軸３３に伝達されるようになっている。
【０００３】入力側の同期噛合装置１０は、周知のイナ
ーシャロック型の同期噛合装置であり、図１及び図２に
示したように、図示しないシフトレバーによるシフト操
作によって軸方向に移動されるスリーブ１１に設けたチ
ャンファ１１ａとシンクロナイザリング１２に設けたチ
ャンファ１２ａとの係合によって同期作用が得られるよ
うになっていて、スリーブ１１は中間軸３２に一体回転
可能に設けたクラッチハブ１３にスプライン嵌合されて
いて軸方向移動可能かつトルク伝達可能となっており、
またシンクロナイザリング１２は入力軸３１に一体回転
可能に設けたクラッチギヤ１４にテーパ嵌合されてい
る。
ーシャロック型の同期噛合装置であり、図１及び図２に
示したように、図示しないシフトレバーによるシフト操
作によって軸方向に移動されるスリーブ１１に設けたチ
ャンファ１１ａとシンクロナイザリング１２に設けたチ
ャンファ１２ａとの係合によって同期作用が得られるよ
うになっていて、スリーブ１１は中間軸３２に一体回転
可能に設けたクラッチハブ１３にスプライン嵌合されて
いて軸方向移動可能かつトルク伝達可能となっており、
またシンクロナイザリング１２は入力軸３１に一体回転
可能に設けたクラッチギヤ１４にテーパ嵌合されてい
る。
【０００４】一方、出力側の同期噛合装置２０は、周知
のイナーシャロック型の同期噛合装置であり、図１及び
図２に示したように、図示しないシフトレバーによるシ
フト操作によって軸方向に移動されるスリーブ２１に設
けたチャンファ２１ａとシンクロナイザリング２２に設
けたチャンファ２２ａとの係合によって同期作用が得ら
れるようになっていて、スリーブ２１は出力軸３３に一
体回転可能に設けたクラッチハブ２３にスプライン嵌合
されていて軸方向移動可能かつトルク伝達可能となって
おり、またシンクロナイザリング２２は中間軸３２に一
体回転可能に設けたクラッチギヤ２４にテーパ嵌合され
ている。
のイナーシャロック型の同期噛合装置であり、図１及び
図２に示したように、図示しないシフトレバーによるシ
フト操作によって軸方向に移動されるスリーブ２１に設
けたチャンファ２１ａとシンクロナイザリング２２に設
けたチャンファ２２ａとの係合によって同期作用が得ら
れるようになっていて、スリーブ２１は出力軸３３に一
体回転可能に設けたクラッチハブ２３にスプライン嵌合
されていて軸方向移動可能かつトルク伝達可能となって
おり、またシンクロナイザリング２２は中間軸３２に一
体回転可能に設けたクラッチギヤ２４にテーパ嵌合され
ている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の動力伝
達装置においては、同期噛合装置１０，２０が同時に同
じ動き（同期・噛合）を行うように構成されていて、全
く同じタイミングにて作動する場合には問題が生じない
ものの、加工上の寸法精度のバラツキ等によって、図２
にて誇張して示したように、入力側の同期噛合装置１０
が出力側の同期噛合装置２０に比して先行して作動し同
期を完了すると、入力側の同期噛合装置１０の同期完了
から出力側の同期噛合装置２０の同期完了の間、すなわ
ち図２の（ｂ）〜（ｃ）間で、出力側の同期噛合装置２
０の同期作用によって中間軸３２の回転が出力軸３３の
回転による影響を受けることにより、入力側の同期噛合
装置１０にて同期くずれが生じて、一体的に回転する中
間軸３２，クラッチハブ１３，スリーブ１１等と一体的
に回転するシンクロナイザリング１２とクラッチギヤ１
４との間に相対回転が発生し、この相対回転により図２
の（ｃ）から（ｄ）に移行する過程においてギヤ鳴りが
発生することがある。なお、出力側の同期噛合装置２０
が入力側の同期噛合装置１０に比して先行して作動し同
期を完了する場合には、出力側の同期噛合装置２０にお
いて上述したギヤ鳴りと同様のギヤ鳴りが発生すること
となる。
達装置においては、同期噛合装置１０，２０が同時に同
じ動き（同期・噛合）を行うように構成されていて、全
く同じタイミングにて作動する場合には問題が生じない
ものの、加工上の寸法精度のバラツキ等によって、図２
にて誇張して示したように、入力側の同期噛合装置１０
が出力側の同期噛合装置２０に比して先行して作動し同
期を完了すると、入力側の同期噛合装置１０の同期完了
から出力側の同期噛合装置２０の同期完了の間、すなわ
ち図２の（ｂ）〜（ｃ）間で、出力側の同期噛合装置２
０の同期作用によって中間軸３２の回転が出力軸３３の
回転による影響を受けることにより、入力側の同期噛合
装置１０にて同期くずれが生じて、一体的に回転する中
間軸３２，クラッチハブ１３，スリーブ１１等と一体的
に回転するシンクロナイザリング１２とクラッチギヤ１
４との間に相対回転が発生し、この相対回転により図２
の（ｃ）から（ｄ）に移行する過程においてギヤ鳴りが
発生することがある。なお、出力側の同期噛合装置２０
が入力側の同期噛合装置１０に比して先行して作動し同
期を完了する場合には、出力側の同期噛合装置２０にお
いて上述したギヤ鳴りと同様のギヤ鳴りが発生すること
となる。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した問題
に対処すべくなされたものであり、シフト操作によって
移動されるスリーブに設けたチャンファとシンクロナイ
ザリングに設けたチャンファとの係合によって同期作用
が得られるようにした同期噛合装置を入力軸と出力軸間
に多段に備え、これら同期噛合装置が一シフト操作時に
共に作動するように構成した動力伝達装置において、連
続的に配置された二つの同期噛合装置の内、先行して同
期作用する一方の同期噛合装置のスリーブまたはシンク
ロナイザリングに前記チャンファによる同期作用後に同
期作用し他方の同期噛合装置の同期完了と略同じタイミ
ングにて同期完了する第２のチャンファを設けたことを
特徴とする。
に対処すべくなされたものであり、シフト操作によって
移動されるスリーブに設けたチャンファとシンクロナイ
ザリングに設けたチャンファとの係合によって同期作用
が得られるようにした同期噛合装置を入力軸と出力軸間
に多段に備え、これら同期噛合装置が一シフト操作時に
共に作動するように構成した動力伝達装置において、連
続的に配置された二つの同期噛合装置の内、先行して同
期作用する一方の同期噛合装置のスリーブまたはシンク
ロナイザリングに前記チャンファによる同期作用後に同
期作用し他方の同期噛合装置の同期完了と略同じタイミ
ングにて同期完了する第２のチャンファを設けたことを
特徴とする。
【０００７】この場合において、先行して同期作用する
チャンファが設けられている歯に一体的に前記第２のチ
ャンファを設けて実施すること、または先行して同期作
用するチャンファが設けられている歯とは別の歯に前記
第２のチャンファを設けて実施することが可能である。
チャンファが設けられている歯に一体的に前記第２のチ
ャンファを設けて実施すること、または先行して同期作
用するチャンファが設けられている歯とは別の歯に前記
第２のチャンファを設けて実施することが可能である。
【０００８】
【発明の作用・効果】上記のように構成した本発明によ
る動力伝達装置においては、連続的に配置された二つの
同期噛合装置の内、先行して同期作用する一方の同期噛
合装置においてスリーブに設けたチャンファとシンクロ
ナイザリングに設けたチャンファとの係合によって一次
の同期作用が得られた後に第２のチャンファによる二次
の同期作用が得られ、この第２のチャンファによる二次
の同期作用と他方の同期噛合装置において得られる同期
作用が略同じタイミングにて同期完了する。
る動力伝達装置においては、連続的に配置された二つの
同期噛合装置の内、先行して同期作用する一方の同期噛
合装置においてスリーブに設けたチャンファとシンクロ
ナイザリングに設けたチャンファとの係合によって一次
の同期作用が得られた後に第２のチャンファによる二次
の同期作用が得られ、この第２のチャンファによる二次
の同期作用と他方の同期噛合装置において得られる同期
作用が略同じタイミングにて同期完了する。
【０００９】このため、加工上の寸法精度のバラツキ等
によって、他方の同期噛合装置において得られる同期作
用のタイミングが一方の同期噛合装置において得られる
一次の同期作用より遅れても、他方の同期噛合装置にお
いて得られる同期作用と略同じタイミングにて一方の同
期噛合装置において二次の同期作用が得られて、一方の
同期噛合装置と他方の同期噛合装置において略同じタイ
ミングにて同期作用が完了する。したがって、連続的に
配置された二つの同期噛合装置の内、先行して同期作用
する一方の同期噛合装置において同期くずれが生じるこ
とはなく、先行して同期作用する一方の同期噛合装置で
の同期くずれによるギヤ鳴りの発生を防止することがで
きる。
によって、他方の同期噛合装置において得られる同期作
用のタイミングが一方の同期噛合装置において得られる
一次の同期作用より遅れても、他方の同期噛合装置にお
いて得られる同期作用と略同じタイミングにて一方の同
期噛合装置において二次の同期作用が得られて、一方の
同期噛合装置と他方の同期噛合装置において略同じタイ
ミングにて同期作用が完了する。したがって、連続的に
配置された二つの同期噛合装置の内、先行して同期作用
する一方の同期噛合装置において同期くずれが生じるこ
とはなく、先行して同期作用する一方の同期噛合装置で
の同期くずれによるギヤ鳴りの発生を防止することがで
きる。
【００１０】なお、本発明の実施に際しては、連続的に
配置された二つの同期噛合装置の内、何れが先行して同
期作用する同期噛合装置であるかを事前に判別する必要
がある。この判別をなくすためには、連続的に配置され
る二つの同期噛合装置の同期作用タイミングを予め僅か
に異なるように設定した上で、先行して同期作用する同
期噛合装置のスリーブまたはシンクロナイザリングに第
２のチャンファを設けて実施すればよい。
配置された二つの同期噛合装置の内、何れが先行して同
期作用する同期噛合装置であるかを事前に判別する必要
がある。この判別をなくすためには、連続的に配置され
る二つの同期噛合装置の同期作用タイミングを予め僅か
に異なるように設定した上で、先行して同期作用する同
期噛合装置のスリーブまたはシンクロナイザリングに第
２のチャンファを設けて実施すればよい。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施形態を図
３に基づいて説明する。図３に示した入力側の同期噛合
装置１０におけるシンクロナイザリング１２には従来と
同様のチャンファ１２ａに加えて、同チャンファ１２ａ
による同期作用後に同期作用し出力側の同期噛合装置２
０の同期完了と略同じタイミングにて同期完了する第２
のチャンファ１２ｂが設けられている。なお、第２のチ
ャンファ１２ｂ以外の構成は、図１及び図２に示した従
来の構成と同じであるため、同一符号を付して説明は省
略する。
３に基づいて説明する。図３に示した入力側の同期噛合
装置１０におけるシンクロナイザリング１２には従来と
同様のチャンファ１２ａに加えて、同チャンファ１２ａ
による同期作用後に同期作用し出力側の同期噛合装置２
０の同期完了と略同じタイミングにて同期完了する第２
のチャンファ１２ｂが設けられている。なお、第２のチ
ャンファ１２ｂ以外の構成は、図１及び図２に示した従
来の構成と同じであるため、同一符号を付して説明は省
略する。
【００１２】上記のように構成した本実施形態において
は、図１に示したニュートラル状態から図示しないシフ
トレバーによる一シフト操作により両スリーブ１１，２
１が図示左方へ軸方向に移動されると、始めに、図３の
（ａ）にて示したように、出力側の同期噛合装置２０に
先行して同期作用する入力側の同期噛合装置１０におい
てスリーブ１１に設けたチャンファ１１ａがシンクロナ
イザリング１２に設けたチャンファ１２ａと係合して一
次の同期作用が得られる。この同期作用時には両スリー
ブ１１，２１が図示左方への軸方向移動を規制される。
は、図１に示したニュートラル状態から図示しないシフ
トレバーによる一シフト操作により両スリーブ１１，２
１が図示左方へ軸方向に移動されると、始めに、図３の
（ａ）にて示したように、出力側の同期噛合装置２０に
先行して同期作用する入力側の同期噛合装置１０におい
てスリーブ１１に設けたチャンファ１１ａがシンクロナ
イザリング１２に設けたチャンファ１２ａと係合して一
次の同期作用が得られる。この同期作用時には両スリー
ブ１１，２１が図示左方への軸方向移動を規制される。
【００１３】また、入力側の同期噛合装置１０での一次
の同期作用が完了すると、両スリーブ１１，２１が図示
左方へ軸方向に移動されて、図３の（ｂ）と（ｃ）にて
示したように、出力側の同期噛合装置２０にて同期作用
が得られるとともに、入力側の同期噛合装置１０にてス
リーブ１１に設けたチャンファ１１ａとシンクロナイザ
リング１２に設けた第２のチャンファ１２ｂとの係合に
よって二次の同期作用が得られ、この第２のチャンファ
１２ｂによる二次の同期作用と出力側の同期噛合装置２
０において得られる同期作用が略同じタイミングにて同
期完了する。
の同期作用が完了すると、両スリーブ１１，２１が図示
左方へ軸方向に移動されて、図３の（ｂ）と（ｃ）にて
示したように、出力側の同期噛合装置２０にて同期作用
が得られるとともに、入力側の同期噛合装置１０にてス
リーブ１１に設けたチャンファ１１ａとシンクロナイザ
リング１２に設けた第２のチャンファ１２ｂとの係合に
よって二次の同期作用が得られ、この第２のチャンファ
１２ｂによる二次の同期作用と出力側の同期噛合装置２
０において得られる同期作用が略同じタイミングにて同
期完了する。
【００１４】このため、加工上の寸法精度のバラツキ等
によって、図３の（ａ）と（ｂ）にて示したように、出
力側の同期噛合装置２０においてスリーブ２１に設けた
チャンファ２１ａとシンクロナイザリング２２に設けた
チャンファ２２ａとの係合によって得られる同期作用の
タイミングが入力側の同期噛合装置１０において得られ
る一次の同期作用より遅れても、出力側の同期噛合装置
２０において得られる同期作用と略同じタイミングにて
入力側の同期噛合装置１０において二次の同期作用が得
られて、図３の（ｃ）にて示したように、入力側の同期
噛合装置１０と出力側の同期噛合装置２０において略同
じタイミングにて同期作用が完了する。したがって、出
力側の同期噛合装置２０に先行して同期作用する入力側
の同期噛合装置１０において同期くずれが生じることは
なく、入力側の同期噛合装置１０での同期くずれによる
ギヤ鳴りの発生を防止することができる。
によって、図３の（ａ）と（ｂ）にて示したように、出
力側の同期噛合装置２０においてスリーブ２１に設けた
チャンファ２１ａとシンクロナイザリング２２に設けた
チャンファ２２ａとの係合によって得られる同期作用の
タイミングが入力側の同期噛合装置１０において得られ
る一次の同期作用より遅れても、出力側の同期噛合装置
２０において得られる同期作用と略同じタイミングにて
入力側の同期噛合装置１０において二次の同期作用が得
られて、図３の（ｃ）にて示したように、入力側の同期
噛合装置１０と出力側の同期噛合装置２０において略同
じタイミングにて同期作用が完了する。したがって、出
力側の同期噛合装置２０に先行して同期作用する入力側
の同期噛合装置１０において同期くずれが生じることは
なく、入力側の同期噛合装置１０での同期くずれによる
ギヤ鳴りの発生を防止することができる。
【００１５】上記実施形態においては、図１及び図３に
示した動力伝達装置において、先行して同期作用するチ
ャンファ１２ａが設けられているシンクロナイザリング
１２の歯に一体的に第２のチャンファ１２ｂを設けて本
発明を実施したが、図４〜図７に示した動力伝達装置に
おいて、シンクロナイザリング１１２の先行して同期作
用するチャンファ１１２ａが設けられている歯とは別の
歯に第２のチャンファ１１２ｂを設けて本発明を実施す
ることも可能である。なお、図３に示した実施形態にお
いては、シンクロナイザリング１２に形成した全ての歯
にチャンファ１２ａとともに第２のチャンファ１２ｂを
設けることが可能である（必ずしも全ての歯に第２のチ
ャンファ１２ｂを設ける必要はない）という利点があ
り、また図４〜図７に示した実施形態においては、シン
クロナイザリング１１２にチャンファ１１２ａと第２の
チャンファ１１２ｂをそれぞれ高強度にて形成すること
ができるという利点がある。
示した動力伝達装置において、先行して同期作用するチ
ャンファ１２ａが設けられているシンクロナイザリング
１２の歯に一体的に第２のチャンファ１２ｂを設けて本
発明を実施したが、図４〜図７に示した動力伝達装置に
おいて、シンクロナイザリング１１２の先行して同期作
用するチャンファ１１２ａが設けられている歯とは別の
歯に第２のチャンファ１１２ｂを設けて本発明を実施す
ることも可能である。なお、図３に示した実施形態にお
いては、シンクロナイザリング１２に形成した全ての歯
にチャンファ１２ａとともに第２のチャンファ１２ｂを
設けることが可能である（必ずしも全ての歯に第２のチ
ャンファ１２ｂを設ける必要はない）という利点があ
り、また図４〜図７に示した実施形態においては、シン
クロナイザリング１１２にチャンファ１１２ａと第２の
チャンファ１１２ｂをそれぞれ高強度にて形成すること
ができるという利点がある。
【００１６】図４に示した動力伝達装置は、入力軸１３
１（エンジンの出力軸１３４に周知のクラッチ装置１３
５を介してトルク伝達可能に連結される）と出力軸１３
３（図示しない車輪駆動軸にトルク伝達可能に連結され
る）間に同期噛合装置１１０，１２０を二段に備え、こ
れら同期噛合装置１１０，１２０が一シフト操作時に共
に作動するように構成したものであり、この動力伝達装
置においては、クラッチ装置１３５を介して入力軸１３
１に入力するエンジントルクが入力側の同期噛合装置１
１０と中間軸１３２と出力側の同期噛合装置１２０を介
して出力軸１３３に伝達されるようになっている。
１（エンジンの出力軸１３４に周知のクラッチ装置１３
５を介してトルク伝達可能に連結される）と出力軸１３
３（図示しない車輪駆動軸にトルク伝達可能に連結され
る）間に同期噛合装置１１０，１２０を二段に備え、こ
れら同期噛合装置１１０，１２０が一シフト操作時に共
に作動するように構成したものであり、この動力伝達装
置においては、クラッチ装置１３５を介して入力軸１３
１に入力するエンジントルクが入力側の同期噛合装置１
１０と中間軸１３２と出力側の同期噛合装置１２０を介
して出力軸１３３に伝達されるようになっている。
【００１７】入力側の同期噛合装置１１０は、周知のイ
ナーシャロック型の同期噛合装置であり、図４〜図７に
示したように、図示しないシフトレバーによるシフト操
作によって軸方向に移動されるスリーブ１１１に設けた
チャンファ１１１ａとシンクロナイザリング１１２に設
けたチャンファ１１２ａ，１１２ｂとの係合によって同
期作用が得られるようになっていて、スリーブ１１１は
入力軸１３１に一体回転可能に設けたクラッチハブ１１
３にスプライン嵌合されていて軸方向移動可能かつトル
ク伝達可能となっており、またシンクロナイザリング１
１２は中間軸１３２に回転可能に設けたクラッチギヤ１
１４にテーパ嵌合されている。
ナーシャロック型の同期噛合装置であり、図４〜図７に
示したように、図示しないシフトレバーによるシフト操
作によって軸方向に移動されるスリーブ１１１に設けた
チャンファ１１１ａとシンクロナイザリング１１２に設
けたチャンファ１１２ａ，１１２ｂとの係合によって同
期作用が得られるようになっていて、スリーブ１１１は
入力軸１３１に一体回転可能に設けたクラッチハブ１１
３にスプライン嵌合されていて軸方向移動可能かつトル
ク伝達可能となっており、またシンクロナイザリング１
１２は中間軸１３２に回転可能に設けたクラッチギヤ１
１４にテーパ嵌合されている。
【００１８】シンクロナイザリング１１２に設けたチャ
ンファ１１２ａは、図６及び図７に示したように、歯の
周方向一側をΔＹだけ切り欠いて形成されていて、この
切欠部が図５に黒く塗って示されており、図５から明ら
かなようにシンクロナイザリング１１２に形成した３３
個の歯の内で２１個に形成されている。また、シンクロ
ナイザリング１１２に設けたチャンファ１１２ｂは、図
６及び図７に示したように、歯の軸方向一端をΔＸだけ
切り欠いて形成されていて、シンクロナイザリング１１
２に形成した３３個の歯の内で１２個に形成されてい
る。
ンファ１１２ａは、図６及び図７に示したように、歯の
周方向一側をΔＹだけ切り欠いて形成されていて、この
切欠部が図５に黒く塗って示されており、図５から明ら
かなようにシンクロナイザリング１１２に形成した３３
個の歯の内で２１個に形成されている。また、シンクロ
ナイザリング１１２に設けたチャンファ１１２ｂは、図
６及び図７に示したように、歯の軸方向一端をΔＸだけ
切り欠いて形成されていて、シンクロナイザリング１１
２に形成した３３個の歯の内で１２個に形成されてい
る。
【００１９】一方、出力側の同期噛合装置１２０は、周
知のイナーシャロック型の同期噛合装置であり、図４及
び図７に示したように、図示しないシフトレバーによる
シフト操作によって軸方向に移動されるスリーブ１２１
に設けたチャンファ１２１ａとシンクロナイザリング１
２２に設けたチャンファ１２２ａとの係合によって同期
作用が得られるようになっていて、スリーブ１２１は中
間軸１３２に一体回転可能に設けたクラッチハブ１２３
にスプライン嵌合されていて軸方向移動可能かつトルク
伝達可能となっており、またシンクロナイザリング１２
２は出力軸１３３に回転可能に設けたクラッチギヤ１２
４にテーパ嵌合されている。
知のイナーシャロック型の同期噛合装置であり、図４及
び図７に示したように、図示しないシフトレバーによる
シフト操作によって軸方向に移動されるスリーブ１２１
に設けたチャンファ１２１ａとシンクロナイザリング１
２２に設けたチャンファ１２２ａとの係合によって同期
作用が得られるようになっていて、スリーブ１２１は中
間軸１３２に一体回転可能に設けたクラッチハブ１２３
にスプライン嵌合されていて軸方向移動可能かつトルク
伝達可能となっており、またシンクロナイザリング１２
２は出力軸１３３に回転可能に設けたクラッチギヤ１２
４にテーパ嵌合されている。
【００２０】上記のように構成した図４〜図７の実施形
態においては、図４に示したニュートラル状態から図示
しないシフトレバーによる一シフト操作により両スリー
ブ１１１，１２１が図示右方へ軸方向に移動されると、
始めに、図７の（ａ）にて示したように、出力側の同期
噛合装置１２０に先行して同期作用する入力側の同期噛
合装置１１０においてスリーブ１１１に設けたチャンフ
ァ１１１ａがシンクロナイザリング１１２に設けたチャ
ンファ１１２ａと係合して一次の同期作用が得られる。
この同期作用時には両スリーブ１１１，１２１が図示左
方への軸方向移動を規制される。
態においては、図４に示したニュートラル状態から図示
しないシフトレバーによる一シフト操作により両スリー
ブ１１１，１２１が図示右方へ軸方向に移動されると、
始めに、図７の（ａ）にて示したように、出力側の同期
噛合装置１２０に先行して同期作用する入力側の同期噛
合装置１１０においてスリーブ１１１に設けたチャンフ
ァ１１１ａがシンクロナイザリング１１２に設けたチャ
ンファ１１２ａと係合して一次の同期作用が得られる。
この同期作用時には両スリーブ１１１，１２１が図示左
方への軸方向移動を規制される。
【００２１】また、入力側の同期噛合装置１１０での一
次の同期作用が完了すると、両スリーブ１１１，１２１
が図示右方へ軸方向に移動されて、図７の（ｂ）と
（ｃ）にて示したように、出力側の同期噛合装置１２０
にて同期作用が得られるとともに、入力側の同期噛合装
置１１０にてスリーブ１１１に設けたチャンファ１１１
ａとシンクロナイザリング１１２に設けた第２のチャン
ファ１１２ｂとの係合によって二次の同期作用が得ら
れ、この第２のチャンファ１１２ｂによる二次の同期作
用と出力側の同期噛合装置１２０において得られる同期
作用が略同じタイミングにて同期完了する。
次の同期作用が完了すると、両スリーブ１１１，１２１
が図示右方へ軸方向に移動されて、図７の（ｂ）と
（ｃ）にて示したように、出力側の同期噛合装置１２０
にて同期作用が得られるとともに、入力側の同期噛合装
置１１０にてスリーブ１１１に設けたチャンファ１１１
ａとシンクロナイザリング１１２に設けた第２のチャン
ファ１１２ｂとの係合によって二次の同期作用が得ら
れ、この第２のチャンファ１１２ｂによる二次の同期作
用と出力側の同期噛合装置１２０において得られる同期
作用が略同じタイミングにて同期完了する。
【００２２】このため、加工上の寸法精度のバラツキ等
によって、図７の（ａ）と（ｂ）にて示したように、出
力側の同期噛合装置１２０においてスリーブ１２１に設
けたチャンファ１２１ａとシンクロナイザリング１２２
に設けたチャンファ１２２ａとの係合によって得られる
同期作用のタイミングが入力側の同期噛合装置１１０に
おいて得られる一次の同期作用より遅れても、出力側の
同期噛合装置１２０において得られる同期作用と略同じ
タイミングにて入力側の同期噛合装置１１０において二
次の同期作用が得られて、図７の（ｃ）にて示したよう
に、入力側の同期噛合装置１１０と出力側の同期噛合装
置１２０において略同じタイミングにて同期作用が完了
する。したがって、出力側の同期噛合装置１２０に先行
して同期作用する入力側の同期噛合装置１１０において
同期くずれが生じることはなく、入力側の同期噛合装置
１１０での同期くずれによるギヤ鳴りの発生を防止する
ことができる。
によって、図７の（ａ）と（ｂ）にて示したように、出
力側の同期噛合装置１２０においてスリーブ１２１に設
けたチャンファ１２１ａとシンクロナイザリング１２２
に設けたチャンファ１２２ａとの係合によって得られる
同期作用のタイミングが入力側の同期噛合装置１１０に
おいて得られる一次の同期作用より遅れても、出力側の
同期噛合装置１２０において得られる同期作用と略同じ
タイミングにて入力側の同期噛合装置１１０において二
次の同期作用が得られて、図７の（ｃ）にて示したよう
に、入力側の同期噛合装置１１０と出力側の同期噛合装
置１２０において略同じタイミングにて同期作用が完了
する。したがって、出力側の同期噛合装置１２０に先行
して同期作用する入力側の同期噛合装置１１０において
同期くずれが生じることはなく、入力側の同期噛合装置
１１０での同期くずれによるギヤ鳴りの発生を防止する
ことができる。
【００２３】また、上記のように構成した図４〜図７の
実施形態においては、シンクロナイザリング１１２にお
いて先行して同期作用するチャンファ１１２ａが設けら
れている歯とは別の歯に第２のチャンファ１１２ｂが設
けられるようになっているため、各チャンファ１１２
ａ，１１２ｂの個数割合、ΔＹ，ΔＸの自由な設定が可
能であり、適用する各動力伝達装置に合わせて最適化設
計が可能である。
実施形態においては、シンクロナイザリング１１２にお
いて先行して同期作用するチャンファ１１２ａが設けら
れている歯とは別の歯に第２のチャンファ１１２ｂが設
けられるようになっているため、各チャンファ１１２
ａ，１１２ｂの個数割合、ΔＹ，ΔＸの自由な設定が可
能であり、適用する各動力伝達装置に合わせて最適化設
計が可能である。
【００２４】上記各実施形態においては、出力側の同期
噛合装置２０，１２０に先行して同期作用する入力側の
同期噛合装置１０，１１０におけるシンクロナイザリン
グ１２，１１２にチャンファ１２ａ，１１２ａによる同
期作用後に同期作用し出力側の同期噛合装置２０，１２
０の同期完了と略同じタイミングにて同期完了する第２
のチャンファ１２ｂ，１１２ｂを設けて本発明を実施し
たが、この第２のチャンファ１２ｂ，１１２ｂに代え
て、入力側の同期噛合装置１０，１１０におけるスリー
ブ１１，１１１にチャンファ１１ａ，１１１ａによる同
期作用後に同期作用し出力側の同期噛合装置２０，１２
１０の同期完了と略同じタイミングにて同期完了する第
２のチャンファを設けて本発明を実施することも可能で
ある。
噛合装置２０，１２０に先行して同期作用する入力側の
同期噛合装置１０，１１０におけるシンクロナイザリン
グ１２，１１２にチャンファ１２ａ，１１２ａによる同
期作用後に同期作用し出力側の同期噛合装置２０，１２
０の同期完了と略同じタイミングにて同期完了する第２
のチャンファ１２ｂ，１１２ｂを設けて本発明を実施し
たが、この第２のチャンファ１２ｂ，１１２ｂに代え
て、入力側の同期噛合装置１０，１１０におけるスリー
ブ１１，１１１にチャンファ１１ａ，１１１ａによる同
期作用後に同期作用し出力側の同期噛合装置２０，１２
１０の同期完了と略同じタイミングにて同期完了する第
２のチャンファを設けて本発明を実施することも可能で
ある。
【００２５】また、上記各実施形態においては、入力軸
３１，１３１と出力軸３３，１３３間に同期噛合装置１
０，２０、１１０，１２０を二段に備える動力伝達装置
に本発明を実施した例について説明したが、本発明は入
力軸と出力軸間に同期噛合装置を三段以上備える動力伝
達装置にも同様に実施し得るものであり、上記各実施形
態に限定されるものではない。
３１，１３１と出力軸３３，１３３間に同期噛合装置１
０，２０、１１０，１２０を二段に備える動力伝達装置
に本発明を実施した例について説明したが、本発明は入
力軸と出力軸間に同期噛合装置を三段以上備える動力伝
達装置にも同様に実施し得るものであり、上記各実施形
態に限定されるものではない。
【図１】 本発明を実施し得る動力伝達装置の一実施形
態を示すスケルトン図である。
態を示すスケルトン図である。
【図２】 図１に示した入力側の同期噛合装置の要部と
出力側の同期噛合装置の要部の従来例を概略的に示す図
である。
出力側の同期噛合装置の要部の従来例を概略的に示す図
である。
【図３】 本発明の一実施形態を示す図である。
【図４】 本発明を実施し得る動力伝達装置の他の実施
形態を示すスケルトン図である。
形態を示すスケルトン図である。
【図５】 図４に示した入力側の同期噛合装置における
シンクロナイザリングの正面図である。
シンクロナイザリングの正面図である。
【図６】 図５に示したシンクロナイザリングの先行し
て同期作用するチャンファと第２のチャンファの関係を
示す図である。
て同期作用するチャンファと第２のチャンファの関係を
示す図である。
【図７】 図４〜図６に示した実施形態の作動説明図で
ある。
ある。
１０，１１０…入力側の同期噛合装置、１１，１１１…
スリーブ、１１ａ，１１１ａ…チャンファ、１２，１１
２…シンクロナイザリング、１２ａ，１１２ａ…チャン
ファ、１２ｂ，１１２ｂ…第２のチャンファ、２０，１
２０…出力側の同期噛合装置、２１，１２１…スリー
ブ、２１ａ，１２１ａ…チャンファ、２２，１２２…シ
ンクロナイザリング、２２ａ，１２２ａ…チャンファ、
３１，１３１…入力軸、３２，１３２…中間軸、３３，
１３３…出力軸。
スリーブ、１１ａ，１１１ａ…チャンファ、１２，１１
２…シンクロナイザリング、１２ａ，１１２ａ…チャン
ファ、１２ｂ，１１２ｂ…第２のチャンファ、２０，１
２０…出力側の同期噛合装置、２１，１２１…スリー
ブ、２１ａ，１２１ａ…チャンファ、２２，１２２…シ
ンクロナイザリング、２２ａ，１２２ａ…チャンファ、
３１，１３１…入力軸、３２，１３２…中間軸、３３，
１３３…出力軸。
Claims (3)
- 【請求項１】 シフト操作によって移動されるスリーブ
に設けたチャンファとシンクロナイザリングに設けたチ
ャンファとの係合によって同期作用が得られるようにし
た同期噛合装置を入力軸と出力軸間に多段に備え、これ
ら同期噛合装置が一シフト操作時に共に作動するように
構成した動力伝達装置において、連続的に配置された二
つの同期噛合装置の内、先行して同期作用する一方の同
期噛合装置のスリーブまたはシンクロナイザリングに前
記チャンファによる同期作用後に同期作用し他方の同期
噛合装置の同期完了と略同じタイミングにて同期完了す
る第２のチャンファを設けたことを特徴とする動力伝達
装置。 - 【請求項２】 先行して同期作用するチャンファが設け
られている歯に一体的に前記第２のチャンファが設けら
れていることを特徴とする請求項１記載の動力伝達装
置。 - 【請求項３】 先行して同期作用するチャンファが設け
られている歯とは別の歯に前記第２のチャンファが設け
られていることを特徴とする請求項１記載の動力伝達装
置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25649796A JPH09257054A (ja) | 1996-01-18 | 1996-09-27 | 動力伝達装置 |
| FR9708808A FR2754028A1 (fr) | 1996-09-27 | 1997-07-10 | Dispositif de transfert de puissance |
| DE1997130747 DE19730747C2 (de) | 1996-09-27 | 1997-07-17 | Kraftübertragungsvorrichtung |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP684996 | 1996-01-18 | ||
| JP8-6849 | 1996-01-18 | ||
| JP25649796A JPH09257054A (ja) | 1996-01-18 | 1996-09-27 | 動力伝達装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09257054A true JPH09257054A (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=26341051
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25649796A Pending JPH09257054A (ja) | 1996-01-18 | 1996-09-27 | 動力伝達装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09257054A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1286073A2 (de) * | 2001-08-23 | 2003-02-26 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Spielfreie Klauenkupplung |
| KR100412383B1 (ko) * | 2001-07-11 | 2003-12-31 | 현대자동차주식회사 | 수동변속기의 동기장치 |
-
1996
- 1996-09-27 JP JP25649796A patent/JPH09257054A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100412383B1 (ko) * | 2001-07-11 | 2003-12-31 | 현대자동차주식회사 | 수동변속기의 동기장치 |
| EP1286073A2 (de) * | 2001-08-23 | 2003-02-26 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Spielfreie Klauenkupplung |
| EP1286073A3 (de) * | 2001-08-23 | 2004-06-09 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Spielfreie Klauenkupplung |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050701 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20050726 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051122 |