JPH09256700A - 火気厳禁エリア内の錠装置 - Google Patents

火気厳禁エリア内の錠装置

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JPH09256700A
JPH09256700A JP6791996A JP6791996A JPH09256700A JP H09256700 A JPH09256700 A JP H09256700A JP 6791996 A JP6791996 A JP 6791996A JP 6791996 A JP6791996 A JP 6791996A JP H09256700 A JPH09256700 A JP H09256700A
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JP
Japan
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locking
lock mechanism
unlocking
unit
fire
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Application number
JP6791996A
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English (en)
Inventor
Kensuke Honda
健輔 本田
Kunio Akamatsu
邦夫 赤松
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Miwa Lock KK
Miwa Lock Co Ltd
Nissho Corp
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Miwa Lock KK
Miwa Lock Co Ltd
Nissho Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 火気厳禁である危険場所内に設置される構築
物の開閉体に対する施解錠の自動化を図るとともに、そ
の管理の省人化及び作業性の向上を図る。 【解決手段】 火気厳禁であるガソリンスタンド等の危
険場所内Iに設置される構築物1の開閉体4を施解錠す
る機械系構造よりなる錠機構部5と、危険場所外Oに配
設され、錠機構部5に連結されるワイヤ12を介して錠
機構部5の施解錠動作を操作するレバーハンドルなどに
て構成される操作部16を有し、この操作部16の作動
を電気的に制御する制御部14と、錠機構部5の施解錠
状態を検知する検知部22とを具備している。そして、
この構成により、機械系構造の錠機構部5は遠隔操作さ
れることとなり、これにより火気厳禁である危険場所内
Iは、着火のおそれがなく、施解錠の操作を行うことが
可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばガソリンス
タンドなどの火気厳禁である危険場所内に設置される石
油製品等が貯蔵される構築物の開閉体に備えられる火気
厳禁エリア内の錠装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ガソリンスタンドなどは、複数種の石油
製品を大量に取り扱うとともに、これら石油製品を貯蔵
することから、その貯蔵タンクは地下に埋設状態とさせ
るとともに、爆発性を有する危険物が貯蔵されることか
ら、火気厳禁とされる危険場所とされ、防爆エリアとす
るよう法規に定められている。そして、この貯蔵タンク
内への石油製品の搬入は、地上に設けられた搬入口より
行われる。
【0003】この貯蔵タンクの搬入口は、ガソリンスタ
ンド敷地内に設置される一般に箱型形状の構築物にて囲
繞されているとともに、蓋状の開閉体が配設され、容易
にその開閉が行えないように南京錠等による施錠が行わ
れ、その錠はガソリンスタンドに従事する危険物取扱者
である管理者によって管理されている。そして、この搬
入口より石油製品をタンク内に投入させる際には、南京
錠を管理者が解錠した後、搬入作業者がタンクローリ車
より搬入させることで行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た石油製品等の危険物の取り扱いにおけるその搬入方法
では、搬入作業者に対応して、貯蔵タンクの搬入口を管
理するための管理者が、自ら南京錠の施解錠を行わなけ
ればならず、この南京錠の鍵を管理する煩雑さがあり、
また作業性が低いことから、搬入口を覆う開閉体の施解
錠の自動化が望まれており、従来このような自動化は実
現されていなかった。
【0005】そこで本発明は、上記問題点を解消するた
めに、火気厳禁である危険場所内に設置される構築物の
開閉体に対する施解錠の自動化を図るとともに、その管
理の省人化及び作業性の向上を図ることのできる火気厳
禁エリア内の錠装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】次に、上記の課題を解決
するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照し
て説明する。この発明の火気厳禁エリア内の錠装置は、
火気厳禁である危険場所内Iに設置される構築物1の開
閉体4を施解錠する機械系構造よりなる錠機構部5と、
前記危険場所外Oに配設され、前記錠機構部5に連結さ
れて該錠機構部5の施解錠動作を電気的に制御する制御
部14と、を具備することを特徴としている。
【0007】また、この発明の火気厳禁エリア内の錠装
置は、火気厳禁である危険場所内Iに設置される構築物
1の開閉体4を施解錠する機械系構造よりなる錠機構部
5と、前記危険場所外Oに配設され、前記錠機構部5に
連結される連結部12を有し、該連結部12を電気信号
によって駆動させて前記錠機構部5の施解錠動作を制御
する制御部14と、を具備することを特徴としている。
【0008】さらに、この発明の火気厳禁エリア内の錠
装置は、火気厳禁である危険場所内Iに設置される構築
物1の開閉体4を施解錠する機械系構造よりなる錠機構
部5と、前記危険場所外Oに配設され、前記錠機構部5
に連結されて該錠機構部5の施解錠動作を操作する操作
部16を有し、該操作部16の作動を電気的に制御する
制御部14と、を具備することを特徴としている。
【0009】なお、前記制御部14は、前記錠機構部5
の施解錠状態を検知する検知部22が具備される構造と
してもよい。
【0010】このような構成により、危険場所内Iの構
築物1は、その開閉体4を、前記危険場所外Oの制御部
14によって、錠機構部5にて施錠、及び解錠が行われ
ることとなり、すなわち、危険場所内Iには、電気的構
造のない機械系構造にて構成される錠機構部5とされ、
危険場所外Oに電気的構造が配設される構成とされ、錠
機構部5が遠隔操作されることとなる。これにより火気
厳禁である危険場所内Iは、着火のおそれがなくなり、
施解錠を行うことが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明による火気厳禁エリ
ア内の錠装置の一実施の形態を示す概略斜視図、図2は
同錠装置の概略構成斜視図である。
【0012】本実施の形態の錠装置は、例えば従来の技
術で述べたように、火気厳禁である危険場所としてのガ
ソリンスタンド内のガソリンなどの石油製品の搬入口を
管理するために用いられ、具体的には、この石油製品の
搬入口2を囲繞する構築物1に配設されている。
【0013】この構築物1は、ガソリンスタンド敷地内
Iに設置されており、方形箱型に形成されているととも
に、本体3の上面は開口形成され、この開口を覆うよう
に開閉体としての蓋体4が配設され、奥方の一側が蝶番
にて本体3と連結されて揺動開閉するようになってい
る。
【0014】この蓋体4の自由端縁側には、錠機構部5
を構成する略リング状の係合凸部6が突設されている。
また、この蓋体4の自由端縁側に対応する本体3の開口
縁部における外側面3aには、錠機構部5本体が配設さ
れている。
【0015】この錠機構部5は、機械系構造よりなり、
前述した係合凸部6と、鉤爪7とで大略構成されてい
る。
【0016】この錠機構部5の鉤爪7は、図1に示すよ
うに、上縁部略中央に溝状の開口部9が形成された略凹
字形状のケース8内に配設され、図2に示すように、中
途が屈曲形成されて略L字状に形成されているととも
に、基端に円板状の基板10が設けられており、この基
板10の中心に設けられた軸支部11によって、ケース
8内を揺動自在とされるとともに、鉤爪7の先端がケー
ス8上縁の開口部9内を進退するようになっている。
【0017】また、この鉤爪7の基板10には、その中
心を挟んで対向する周縁近傍の2ヵ所に連結部としての
一対のワイヤ12の各一端12aが連結されている。こ
れらワイヤ12は、可撓性を有したチューブ13にて被
覆されるとともに、このチューブ13内を摺動可能な構
成とされている。
【0018】そして、これらワイヤ12を牽引すること
で、鉤爪7を回動させるようになっている。
【0019】なお、各ワイヤ12は、ケース8下側より
延出し、構築物本体3に沿って延設されるとともに、そ
の他端12bは、この構築物1の設置されるガソリンス
タンド内の火気厳禁エリア外O、例えば、ガソリンスタ
ンド敷地内における建築物内や、ガソリンスタンド敷地
外まで導かれ、この火気厳禁エリア外Oに配設される制
御部14に接続されている。
【0020】この制御部14は、本実施の形態では、操
作部16と、検知部22とを備え、それぞれが図1に示
すような1つの筐体15内に配設されて構成されてい
る。
【0021】まず、操作部16は、レバーハンドル17
と、ワイヤ連結板20とで構成されている。レバーハン
ドル17は、軸部18と握り部19とを有し中途が屈曲
形成された略L字形状に形成され、筐体15内の略中央
に位置して、軸部18が水平に軸支されて回動自在とな
るよう配設されている。
【0022】また、ワイヤ連結板20は、円板状に形成
されており、その中心がレバーハンドル17の軸部18
に固設されてこのレバーハンドル17と略一体となるよ
う構成されている。このワイヤ連結板20は、図2に示
すように、周縁の一部に係合凹部21が切欠形成される
とともに、前記一対のワイヤ12bの各他端が、板面中
央を挟んだ両周縁近傍の2ヵ所にそれぞれ連結されてい
る。
【0023】なお、各ワイヤ12には、他端近傍に移動
子(図示せず)が固設されており、筐体15内にて、ワ
イヤ12の摺動に伴って移動するようになっており、ま
た、各ワイヤ12は、筐体15の底板より外方に延出す
るように配設される。
【0024】次に、検知部22は、前記操作部16の下
方に位置して筐体15内に配設され、図2に示すよう
に、ワイヤ連結板20に連結され下方に延びる各ワイヤ
12の近傍に配設されている。この検知部22は、例え
ば一対のマイクロスイッチなどよりなり、前述した各ワ
イヤ12に固設されている移動子と接触可能となるよう
筐体15内に配設されている。
【0025】すなわち、レバーハンドル17などにてワ
イヤ12が摺動することによる移動子の移動を各マイク
ロスイッチ22が感知し、そのワイヤ12の移動状態を
検知できるようになっている。なお、この検知部には、
表示ランプ(図示せず)が接続され、各マイクロスイッ
チ22が検知すると、この表示ランプが点灯し、その状
態を表示するようになっている。
【0026】次に、制御部14は、直動アクチュエータ
23と、これを制御する制御回路などの制御手段より構
成されている。直動アクチュエータ23は、図2に示す
ように、前記操作部16の上方に位置して筐体15内に
配設され、前記ワイヤ連結板20に近接し、その周縁に
作動子23aの先端に配設される規制片24が対向する
ように配設されている。
【0027】また、制御手段としては、図示しないが、
この直動アクチュエータ23に接続される電源、例えば
電池や商用電源と、これらに介設されるスイッチなどと
で大略構成されている。
【0028】そして、この制御部14の直動アクチュエ
ータ23は、本実施の形態では、未通電の状態では、そ
の作動子先端の規制片24がワイヤ連結板20の周縁に
形成されている係合凹部21に嵌入できるようになって
おり、すなわち、規制片24が係合凹部21に嵌入した
状態となってワイヤ連結板20及びレバーハンドル17
が回動できないようになり、また、通電すると規制片2
4が後退し、係合凹部21との嵌入状態を解除して、レ
バーハンドル17が回動可能となる。
【0029】なお、本実施の形態では、制御部14に送
受信部(図示せず)が接続され、この送受信部より出力
される信号にて前記スイッチの開閉を制御するようにな
っており、すなわち、この制御部14と別体構成の無線
送受信機(図示せず)を用いて、スイッチの開閉を無線
操作できるようになっている。
【0030】次に、上記のように構成された錠装置の動
作について説明する。通常、石油製品の搬入口2を囲繞
する構築物1の蓋体4は閉鎖状態であり、また、錠機構
部5にてその閉鎖状態が施錠されている。
【0031】すなわち、制御部14における直動アクチ
ュエータ23は、未通電状態となっており、規制片24
がワイヤ連結板20の係合凹部21に嵌入状態とされ、
レバーハンドル17は回動が不可能となっている。
【0032】これにより、錠機構部5の鉤爪7はケース
上部の開口部9に突出することから、その鉤爪7が蓋体
4の係合凸部6に係合され、この蓋体4が開放不可能と
される。
【0033】また、この施錠状態をワイヤ他端12b近
傍に配設された検知部22が検知し、その状態を表示ラ
ンプなどにて表示する。
【0034】次に、石油製品搬入口2より、貯蔵タンク
内に石油製品を投入する際、すなわち、タンクローリー
車が到着して、このタンクローリー車の運転者が搬入口
へ給油用ホースを搬入口に接続する際は、まず、この運
転者が携帯する無線送受信機にてその到着を制御部14
へと無線送信を行う。
【0035】制御部14の送受信部は、その信号を受け
取ることで、制御手段のスイッチを閉鎖して通電状態と
し、直動アクチュエータ23を作動させる。すると、直
動アクチュエータ23の規制片24が後退して、ワイヤ
連結板20の係合凹部21との嵌入状態を解除され、レ
バーハンドル17は回動可能となる。
【0036】次に、このレバーハンドル17を回動させ
ると、その回動に伴ってワイヤ12が摺動し、このワイ
ヤ12を介して錠機構部5の鉤爪7が回動を行う。
【0037】そして、鉤爪7が回動することで、蓋体4
の係合凸部6との施錠状態が解かれ、すなわち解錠状態
となり、構築物1の蓋体4は開放可能となり、これによ
り、搬入口2に給油用ホースが接続されて給油が行われ
る。
【0038】同時に、この解錠状態をワイヤ他端12b
近傍に配設された検知部(マイクロスイッチ)22が検
知し、その状態が表示ランプなどにて表示される。
【0039】また、再び施錠する場合は、蓋体4を閉鎖
した後、操作部16のレバーハンドル17を回動してワ
イヤ12を介して鉤爪7を回動させ、係合凸部6と係合
させて施錠状態とさせるとともに、制御部14の通電を
解除することで、このレバーハンドル17を回動不可能
とさせる。これにより施錠となる。
【0040】従ってこのように構成された錠装置では、
施解錠が行われる錠機構部5を、電気的な構成のないも
のとして構成させ、この錠機構部5の施解錠の制御を錠
機構部5から隔離した位置(O)に配設して電気的に行
う構成としたので、火気厳禁とされ防爆エリアとして定
められている危険物取扱所であるガソリンスタンドとい
う施設内Iに、電気的な構成部分を配置しないことな
り、着火の恐れがなく、これにより、構築物1の蓋体4
に対する施解錠の自動化を図ることが可能となる。
【0041】また、このことから、従来のような南京錠
などの鍵の管理などが不必要となり、煩雑さがなくなる
とともに、省人化を図ることが可能となり、作業性が向
上することとなる。
【0042】特に、上述した実施の形態では、制御部1
4に送受信部を接続し、無線送受信機にて制御部14を
制御可能とした構成としたので、錠機構部5の施解錠を
遠隔操作することが可能となり、省人化が図れることと
なる。
【0043】なお、上述した実施の形態では、錠機構部
5の構成を、回動する鉤爪7にて構成する例について述
べたが、この錠機構部5の構成は、これに限ることがな
く、例えば閂状の構造にて構成させるものとしてもよ
い。この場合、この閂状の構造は、直動機構であるの
で、例えば、閂部の基端に圧縮コイルバネなどを設け、
常に先端側が突出するよう構成し、制御部における操作
部にて、その突出をワイヤなどを介して牽引して後退さ
せることで解錠とする構成とさせる。この構成によれ
ば、錠機構部5と制御部14とを連結する連結部として
のワイヤが1本で構成でき、構造を簡素化できる。
【0044】また、図3に示すように、錠機構部5にエ
アシリンダ30を配設し、制御部14にエアコンプレッ
サー31と電磁弁32を具備させ、これら錠機構部5と
制御部14とをエアパイプ33にて接続する構成させる
ものとしてもよい。この場合、エアシリンダ30のピス
トンロッド34先端に鉤爪7を連結し、このピストンロ
ッド34の摺動に連動して鉤爪7が揺動するよう構成
し、そして、上記同様に、常にエアシリンダ30のピス
トンロッド34が突出するように圧縮バネ35等を設
け、エアによってピストンロッド34を後退させること
で解錠となるよう構成させる。これによれば、連結部と
しての機械的構造を具備させなくてもよい構成となる。
【0045】さらに、上述した錠機構部5は、構築物1
の外側に設ける構成としたが、構築物1の内側などに配
設させる構造としてもよく、また、複数の錠機構部5を
配設させる構造としてもよい。このような構成によれ
ば、破損などより回避され、錠機構部5の施錠状態の信
頼性が向上することとなる。
【0046】また、上述した実施の形態では、制御部1
4を構成する操作部16を手動にて回動させることで錠
機構部5の解錠を行える構成とした例について述べた
が、この錠機構部5に連結され、この錠機構部5の施解
錠動作をワイヤなどの連結部12を介して行う構成を、
モータ等の回動アクチュエータにて構成させる構造とし
てもよく、また直動アクチュエータにて構成させる構造
としてもよい。この場合では、操作部を備えず、制御部
14にて直接錠機構部5の施解錠操作を電気的に行える
構成となり、その操作を容易なものとすることができ、
また、上記実施の形態で述べた無線送受信機による操作
性をさらに向上させることが可能となる。
【0047】さらに、構築物1が複数設置される場合
に、各構築物1に錠機構部5を有し、それぞれを管理す
るように本発明の錠装置が備えられる場合などは、各構
築物1にバーコードを表示させ、また無線送受信機にバ
ーコードリーダーなどの機能を付加させる構成とすれ
ば、構築物1のバーコードを無線送受信機にて読み取
り、その情報を無線送信することで、対応する錠機構部
5を解錠させるなどの構成を実現できる。
【0048】また、上述した実施の形態では、制御部1
4を構成する制御手段に、送受信部を接続し無線送受信
機にて操作を行う構成について述べたが、この制御部1
4に磁気カードリーダーやテンキーなどを接続し、磁気
カードにて制御部の操作を行ったり、テンキーによる暗
証番号の入力を行って、制御部14の制御を行い、錠機
構部5の施解錠操作を行う構成としてもよく、また、こ
の制御部14にバーコードリーダー等を接続し、光によ
る制御信号の入力で、制御部14の制御を行って錠機構
部5の施解錠操作を行う構成としてもよい。
【0049】さらに、上述した実施の形態では、検知部
としてマイクロスイッチ22にて構成する例について述
べたが、これに限定されることはなく、例えばレバーハ
ンドル17などの操作部16の回動状態を直接検知する
ように光センサなどを配設する構成としてもよい。
【0050】また、上述した実施の形態では、火気厳禁
である危険場所としてガソリンスタンドを例とし、施解
錠を行う対象として石油製品の搬入口2を囲繞する構築
物1について述べたが、これらの構成に限ることはな
く、例えば、化学プラントにおける火気厳禁の化学物質
を管理若しくは取り扱う場合の錠や、爆発の危険性のあ
る危険物の貯蔵庫などに用いられる錠などとして構成し
てもよい。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明による火気厳
禁エリア内の錠装置では、施解錠が行われる錠機構部
を、電気的な構成のない機械系構造として構成させ、こ
の錠機構部の施解錠の制御を錠機構部から隔離した位置
に配設して電気的に行う構成としたので、火気厳禁とさ
れたエリア内に、電気的な構成部分を配置しない遠隔操
作構造となり、これにより、例えば危険物を貯蔵する構
築物に対して着火などの恐れがなく、その開閉体に対す
る施解錠の自動化を図ることができるという効果があ
る。
【0052】また、このことから、従来のような南京錠
などの鍵の管理などが不必要となり、煩雑さがなくなる
とともに、その施解錠状態の管理のみとなるので、省人
化を図ることが可能となり、また、作業性が向上すると
いう効果が得られる。
【0053】さらに、検知部を具備させた構成とすれ
ば、錠機構部における施錠・解錠状態を確認することが
可能となるとともに、その確認を構築物とは離れた制御
部にて行えるので、操作性,作業性が向上するという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による火気厳禁エリア内の錠装置の一実
施の形態を示す概略斜視図
【図2】同錠装置の概略構成斜視図
【図3】他の実施の形態における錠装置の概略正面図
【符号の説明】
1…構築物 2…搬入口 4…開閉体(蓋体) 5…錠機構部 12…連結部(ワイヤ) 14…制御部 16…操作部 22…検知部(マイクロスイッチ) I…危険場所内 O…危険場所外

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 火気厳禁である危険場所内に設置される
    構築物の開閉体を施解錠する機械系構造よりなる錠機構
    部と、 前記危険場所外に配設され、前記錠機構部に連結されて
    該錠機構部の施解錠動作を電気的に制御する制御部と、 を具備することを特徴とする火気厳禁エリア内の錠装
    置。
  2. 【請求項2】 火気厳禁である危険場所内に設置される
    構築物の開閉体を施解錠する機械系構造よりなる錠機構
    部と、 前記危険場所外に配設され、前記錠機構部に連結される
    連結部を有し、該連結部を電気信号によって駆動させて
    前記錠機構部の施解錠動作を制御する制御部と、 を具備することを特徴とする火気厳禁エリア内の錠装
    置。
  3. 【請求項3】 火気厳禁である危険場所内に設置される
    構築物の開閉体を施解錠する機械系構造よりなる錠機構
    部と、 前記危険場所外に配設され、前記錠機構部に連結されて
    該錠機構部の施解錠動作を操作する操作部を有し、該操
    作部の作動を電気的に制御する制御部と、 を具備することを特徴とする火気厳禁エリア内の錠装
    置。
  4. 【請求項4】 前記制御部には、前記錠機構部の施解錠
    状態を検知する検知部が具備されることを特徴とする請
    求項1又は2又は3記載の火気厳禁エリア内の錠装置。
JP6791996A 1996-03-25 1996-03-25 火気厳禁エリア内の錠装置 Pending JPH09256700A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017199329A (ja) * 2016-04-30 2017-11-02 株式会社ネオレスポール 対象留置・拘束・保安システム
CN108005492A (zh) * 2017-12-28 2018-05-08 杭州老板电器股份有限公司 锁扣装置及具有无拉手门***的家用电器

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