JPH09250848A - 冷凍装置用横長アキュムレータ - Google Patents
冷凍装置用横長アキュムレータInfo
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- JPH09250848A JPH09250848A JP5781496A JP5781496A JPH09250848A JP H09250848 A JPH09250848 A JP H09250848A JP 5781496 A JP5781496 A JP 5781496A JP 5781496 A JP5781496 A JP 5781496A JP H09250848 A JPH09250848 A JP H09250848A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B43/00—Arrangements for separating or purifying gases or liquids; Arrangements for vaporising the residuum of liquid refrigerant, e.g. by heat
- F25B43/006—Accumulators
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C2240/00—Components
- F04C2240/80—Other components
- F04C2240/804—Accumulators for refrigerant circuits
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2400/00—General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
- F25B2400/23—Separators
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- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 円筒状容器をアキュムレータ本体とし一端に
冷媒ガス入口管を、他端に冷媒ガス出口管を配設してな
る冷凍装置用横長アキュムレータにおいて、構造簡単か
つ低コストでありながら、外形寸法を大きくすることな
く気液分離が確実なアキュムレータを提供すること。 【解決手段】 アキュムレータ本体内上部の長手方向中
間部位に、冷媒ガス入口管の開口部と冷媒ガス出口管の
開口部とを隔てるバッフル手段を設け、アキュムレータ
内上部を横方向に流れる冷媒ガス中の液冷媒を分離す
る。
冷媒ガス入口管を、他端に冷媒ガス出口管を配設してな
る冷凍装置用横長アキュムレータにおいて、構造簡単か
つ低コストでありながら、外形寸法を大きくすることな
く気液分離が確実なアキュムレータを提供すること。 【解決手段】 アキュムレータ本体内上部の長手方向中
間部位に、冷媒ガス入口管の開口部と冷媒ガス出口管の
開口部とを隔てるバッフル手段を設け、アキュムレータ
内上部を横方向に流れる冷媒ガス中の液冷媒を分離す
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、空気調和機や冷
蔵庫等の冷凍装置に用いられるアキュムレータの小形
化、液ガス分離の効率化に関する。
蔵庫等の冷凍装置に用いられるアキュムレータの小形
化、液ガス分離の効率化に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来冷凍装置には、蒸発器と圧縮機とを
接続する配管の途中に、圧縮機の液吸い込みを防止する
ためアキュムレータが設置されている。また、装置全体
の高さを低くする場合には、横長のアキュムレータが使
用される。
接続する配管の途中に、圧縮機の液吸い込みを防止する
ためアキュムレータが設置されている。また、装置全体
の高さを低くする場合には、横長のアキュムレータが使
用される。
【０００３】図４は、従来の一般的な冷媒回路図であ
り、該冷媒回路中に断面図で示された横長アキュムレー
タは従来の一般的なものである。図４において、圧縮機
１９、凝縮器２０、絞り機構２１、蒸発器２２、アキュ
ムレータ１１、冷媒ガス入口管１２、冷媒ガス出口管１
５、油戻し管１６、毛細管１７で構成されている。冷媒
は圧縮機１９で圧縮され、高温高圧のガスとなって凝縮
器２０に入り、放熱凝縮し高圧の液冷媒となり、絞り機
構２１で減圧され、低圧の冷媒となる。そして、蒸発器
２２に入り吸熱蒸発し冷却作用を行う。
り、該冷媒回路中に断面図で示された横長アキュムレー
タは従来の一般的なものである。図４において、圧縮機
１９、凝縮器２０、絞り機構２１、蒸発器２２、アキュ
ムレータ１１、冷媒ガス入口管１２、冷媒ガス出口管１
５、油戻し管１６、毛細管１７で構成されている。冷媒
は圧縮機１９で圧縮され、高温高圧のガスとなって凝縮
器２０に入り、放熱凝縮し高圧の液冷媒となり、絞り機
構２１で減圧され、低圧の冷媒となる。そして、蒸発器
２２に入り吸熱蒸発し冷却作用を行う。
【０００４】アキュムレータ１１は、円筒状容器からな
る本体１１ａを有し、蒸発器２２で蒸発しきれなかった
液冷媒や冷凍サイクル内を循環している冷凍機油を圧縮
機１９が吸い込み液圧縮することを防止している。つま
り、冷凍機油を含んだ未蒸発の液圧縮やガス冷媒は蒸発
器２２から冷媒ガス入口管１２に入り、アキュムレータ
１１内上面に吹き付けられ、ガス冷媒と液冷媒に分離さ
れる。液冷媒はアキュムレータ１１内下部に溜まる。ま
た、分離されたガス冷媒は冷媒ガス出口管１５を通り圧
縮機１９に戻り、圧縮される。
る本体１１ａを有し、蒸発器２２で蒸発しきれなかった
液冷媒や冷凍サイクル内を循環している冷凍機油を圧縮
機１９が吸い込み液圧縮することを防止している。つま
り、冷凍機油を含んだ未蒸発の液圧縮やガス冷媒は蒸発
器２２から冷媒ガス入口管１２に入り、アキュムレータ
１１内上面に吹き付けられ、ガス冷媒と液冷媒に分離さ
れる。液冷媒はアキュムレータ１１内下部に溜まる。ま
た、分離されたガス冷媒は冷媒ガス出口管１５を通り圧
縮機１９に戻り、圧縮される。
【０００５】一方、アキュムレータ１１内に溜まった冷
凍機油を含んだ液冷媒は油戻し管１６から毛細管１７を
通り、圧縮機１９に入り潤滑に使われる。
凍機油を含んだ液冷媒は油戻し管１６から毛細管１７を
通り、圧縮機１９に入り潤滑に使われる。
【０００６】また、他の冷凍装置用横長アキュムレータ
として実開昭５５−６５４７４号公報記載のものがあ
る。ここに記載されている冷凍装置用横長アキュムレー
タは、アキュムレータ本体（実開昭５５−６５４７４号
公報ではシェルと称されている）の一端において、冷媒
ガス入口管を上部から液面に向けて垂下するとともに、
他端に設けられた冷媒ガス出口管と該冷媒ガス入口管と
の間に、液面波立ち緩衝壁を設けたものである。そし
て、該緩衝壁の上部には隙間があり、この隙間が冷媒ガ
ス入口管から冷媒ガス出口管への冷媒ガスの通路として
いる。
として実開昭５５−６５４７４号公報記載のものがあ
る。ここに記載されている冷凍装置用横長アキュムレー
タは、アキュムレータ本体（実開昭５５−６５４７４号
公報ではシェルと称されている）の一端において、冷媒
ガス入口管を上部から液面に向けて垂下するとともに、
他端に設けられた冷媒ガス出口管と該冷媒ガス入口管と
の間に、液面波立ち緩衝壁を設けたものである。そし
て、該緩衝壁の上部には隙間があり、この隙間が冷媒ガ
ス入口管から冷媒ガス出口管への冷媒ガスの通路として
いる。
【０００７】また、他の冷凍装置用横長アキュムレータ
として実開平４−８０５９号公報記載のものがある。こ
こに記載されている冷凍装置用横長アキュムレータは、
アキュムレータ本体の上面に突起部を設け、アキュムレ
ータ本体の側板を貫通して冷媒ガス出口管を設け、該冷
媒ガス出口管を内部においてＬ字状に立ち上げ、該冷媒
ガス出口管の開口端が前記突起部内に位置するようにす
ると共に、該冷媒ガス出口管の前記突起部入口付近に漏
斗状多孔質板を装着したものである。
として実開平４−８０５９号公報記載のものがある。こ
こに記載されている冷凍装置用横長アキュムレータは、
アキュムレータ本体の上面に突起部を設け、アキュムレ
ータ本体の側板を貫通して冷媒ガス出口管を設け、該冷
媒ガス出口管を内部においてＬ字状に立ち上げ、該冷媒
ガス出口管の開口端が前記突起部内に位置するようにす
ると共に、該冷媒ガス出口管の前記突起部入口付近に漏
斗状多孔質板を装着したものである。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】ところが、これら従来
の冷凍装置用横長アキュムレータにおいては、冷媒ガス
出口管から液冷媒が流出しないようにすると大きくなる
などの問題があった。この点に関し、先ず図４に示すよ
うな従来の一般的なものについて説明する。図４に示す
ように、冷媒ガス入口管１２から入った液冷媒は、アキ
ュムレータ本体１１ａ内の天井に吹き付けられ、液冷媒
とガス冷媒とに分離され、液冷媒は壁面に沿って流れ落
ちる。しかし、一部の液冷媒は天井を横方向に流れ、冷
媒ガス出口管１５から直接吸い込まれ液分離が十分でき
ない欠点がある。
の冷凍装置用横長アキュムレータにおいては、冷媒ガス
出口管から液冷媒が流出しないようにすると大きくなる
などの問題があった。この点に関し、先ず図４に示すよ
うな従来の一般的なものについて説明する。図４に示す
ように、冷媒ガス入口管１２から入った液冷媒は、アキ
ュムレータ本体１１ａ内の天井に吹き付けられ、液冷媒
とガス冷媒とに分離され、液冷媒は壁面に沿って流れ落
ちる。しかし、一部の液冷媒は天井を横方向に流れ、冷
媒ガス出口管１５から直接吸い込まれ液分離が十分でき
ない欠点がある。
【０００９】また、液冷媒がアキュムレータ１内に多く
溜まって液面が上昇してくると、図５に示すように、冷
媒ガス出口管１５の吸い込み流速によって、液面から直
接液が吸い込まれる。このため、冷媒ガス出口管１５の
吸い込み端面と液面との距離を十分とる必要がある。し
かし、この距離を十分とるとアキュムレータ１１内の横
方向の無駄な空間（無効容積部）が多くなり、液冷媒が
溜まる有効容積が小さくなる欠点がある。つまり、必要
な容積を確保しようとするとアキュムレータサイズは大
きくなってしまうという欠点があった。
溜まって液面が上昇してくると、図５に示すように、冷
媒ガス出口管１５の吸い込み流速によって、液面から直
接液が吸い込まれる。このため、冷媒ガス出口管１５の
吸い込み端面と液面との距離を十分とる必要がある。し
かし、この距離を十分とるとアキュムレータ１１内の横
方向の無駄な空間（無効容積部）が多くなり、液冷媒が
溜まる有効容積が小さくなる欠点がある。つまり、必要
な容積を確保しようとするとアキュムレータサイズは大
きくなってしまうという欠点があった。
【００１０】次に、実開昭５５−６５４７４号公報記載
のものでは、冷媒ガス入口管よりの冷媒が液面に衝突し
波立つことにより、液位の上昇と共に緩衝壁の上部を乗
り越える割合が多くなり、冷媒ガスの流速で緩衝壁を乗
り越えて来た液冷媒もそのまま冷媒ガス出口管より吸い
込まれることとなり、気液分離機構は十分とはいえな
い。
のものでは、冷媒ガス入口管よりの冷媒が液面に衝突し
波立つことにより、液位の上昇と共に緩衝壁の上部を乗
り越える割合が多くなり、冷媒ガスの流速で緩衝壁を乗
り越えて来た液冷媒もそのまま冷媒ガス出口管より吸い
込まれることとなり、気液分離機構は十分とはいえな
い。
【００１１】また、実開平４−８０５９号公報記載のも
のでは、冷媒ガス出口管が突起部ではなく側板に固定す
る必要があること、多孔質板で通路を完全に仕切るよう
に前記出口管に固定していることなど、コスト面、工作
面において問題が多い。
のでは、冷媒ガス出口管が突起部ではなく側板に固定す
る必要があること、多孔質板で通路を完全に仕切るよう
に前記出口管に固定していることなど、コスト面、工作
面において問題が多い。
【００１２】本発明は、このような従来の技術に存在す
る問題点に着目してなされたものである。その目的とす
るところは、構造簡単かつ低コストでありながら、外形
寸法を大きくすることなく気液分離が確実なアキュムレ
ータを提供するものである。
る問題点に着目してなされたものである。その目的とす
るところは、構造簡単かつ低コストでありながら、外形
寸法を大きくすることなく気液分離が確実なアキュムレ
ータを提供するものである。
【００１３】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項１に記載の発明では、円筒状容器をアキュ
ムレータ本体とし、一端に冷媒ガス入口管を、他端に冷
媒ガス出口管を配設してなる冷凍装置用横長アキュムレ
ータにおいて、前記アキュムレータ本体内上部の長手方
向中間部位に、前記冷媒ガス入口管の開口部と前記冷媒
ガス出口管の開口部とを隔てるバッフル手段を設けたも
のである。
めに、請求項１に記載の発明では、円筒状容器をアキュ
ムレータ本体とし、一端に冷媒ガス入口管を、他端に冷
媒ガス出口管を配設してなる冷凍装置用横長アキュムレ
ータにおいて、前記アキュムレータ本体内上部の長手方
向中間部位に、前記冷媒ガス入口管の開口部と前記冷媒
ガス出口管の開口部とを隔てるバッフル手段を設けたも
のである。
【００１４】請求項２に記載の発明では、前記冷媒ガス
入口管を前記アキュムレータ本体内の上部において上方
に向け開口すると共に、前記冷媒ガス出口管の開口部を
前記アキュムレータ本体の上面部に配設したものであ
る。
入口管を前記アキュムレータ本体内の上部において上方
に向け開口すると共に、前記冷媒ガス出口管の開口部を
前記アキュムレータ本体の上面部に配設したものであ
る。
【００１５】請求項３に記載の発明では、前記バッフル
手段は、前記アキュムレータ本体の軸線方向の断面が、
Ｌ字状であり、かつ、該Ｌ字の垂直部の上端を前記アキ
ュムレータ本体の内壁に当接し、また、該Ｌ字の水平部
を入口管側に向けた形状であり、更に、前記アキュムレ
ータ本体の軸線と垂直の方向の形状が前記アキュムレー
タ本体上方部の円周方向内壁に沿う半リング形状である
としたものである。
手段は、前記アキュムレータ本体の軸線方向の断面が、
Ｌ字状であり、かつ、該Ｌ字の垂直部の上端を前記アキ
ュムレータ本体の内壁に当接し、また、該Ｌ字の水平部
を入口管側に向けた形状であり、更に、前記アキュムレ
ータ本体の軸線と垂直の方向の形状が前記アキュムレー
タ本体上方部の円周方向内壁に沿う半リング形状である
としたものである。
【００１６】請求項４に記載の発明では、前記バッフル
手段は、前記アキュムレータ本体の内壁上半部分に対し
一定幅の板面が当接する半円筒状部分と、該半円筒状部
分の入口管側からアキュムレータ本体の軸心に向かって
鋭角的に傾斜する半漏斗状部分からなるものである。
手段は、前記アキュムレータ本体の内壁上半部分に対し
一定幅の板面が当接する半円筒状部分と、該半円筒状部
分の入口管側からアキュムレータ本体の軸心に向かって
鋭角的に傾斜する半漏斗状部分からなるものである。
【００１７】請求項５に記載の発明では、前記バッフル
手段は、冷媒ガス透過性材料で構成されているものであ
る。
手段は、冷媒ガス透過性材料で構成されているものであ
る。
【００１８】請求項６に記載の発明では、前記アキュム
レータ本体の上部に、断面積が冷媒ガス出口管の開口部
より大きな突起部を設けると共に、該突起部の上部に前
記冷媒ガス出口管の開口部を配設したものである。
レータ本体の上部に、断面積が冷媒ガス出口管の開口部
より大きな突起部を設けると共に、該突起部の上部に前
記冷媒ガス出口管の開口部を配設したものである。
【００１９】従って、上記のように構成されたアキュム
レータにおいては、冷凍装置運転時、蒸発器からの冷媒
が冷媒ガス入口管から該アキュムレータの中に入り、気
液分離された後、ガス冷媒が冷媒ガス出口管から圧縮機
へ戻る。特に、請求項１に記載の冷凍装置用横長アキュ
ムレータにおいては、アキュムレータ内に吹き出された
液冷媒のうち、アキュムレータ内の上部を横方向に流れ
る液冷媒はバッフル手段に当たり、アキュムレータ内で
円周方向に流れ、アキュムレータ下部に溜まる。これに
より液分離が向上し、冷媒ガス出口管からの液冷媒の吸
い込みが無くなり、圧縮機の液圧縮や異常温度低下も無
くなる。
レータにおいては、冷凍装置運転時、蒸発器からの冷媒
が冷媒ガス入口管から該アキュムレータの中に入り、気
液分離された後、ガス冷媒が冷媒ガス出口管から圧縮機
へ戻る。特に、請求項１に記載の冷凍装置用横長アキュ
ムレータにおいては、アキュムレータ内に吹き出された
液冷媒のうち、アキュムレータ内の上部を横方向に流れ
る液冷媒はバッフル手段に当たり、アキュムレータ内で
円周方向に流れ、アキュムレータ下部に溜まる。これに
より液分離が向上し、冷媒ガス出口管からの液冷媒の吸
い込みが無くなり、圧縮機の液圧縮や異常温度低下も無
くなる。
【００２０】また、請求項２に記載の冷凍装置用横長ア
キュムレータにおいては、アキュムレータ内に吹き出さ
れた冷媒は、アキュムレータに入った際にアキュムレー
タ本体の上壁と衝突し、液ガス分離される。従って、バ
ッフル手段での衝突分離と合わせ、２段階の衝突分離が
行われるので、液ガス分離の効率が向上する。
キュムレータにおいては、アキュムレータ内に吹き出さ
れた冷媒は、アキュムレータに入った際にアキュムレー
タ本体の上壁と衝突し、液ガス分離される。従って、バ
ッフル手段での衝突分離と合わせ、２段階の衝突分離が
行われるので、液ガス分離の効率が向上する。
【００２１】また、請求項３及び４に記載の冷凍装置用
横長アキュムレータにおいては、バッフル手段がＬ字形
または鋭角状の板になっているため、バッフル手段で分
離された液冷媒は、バッフル手段に沿って円周方向に流
れた後、穏やかに液面に到着するため、液面を波立足せ
ることがない。従って、冷媒ガス出口管から液冷媒が流
出することは少なくなる。
横長アキュムレータにおいては、バッフル手段がＬ字形
または鋭角状の板になっているため、バッフル手段で分
離された液冷媒は、バッフル手段に沿って円周方向に流
れた後、穏やかに液面に到着するため、液面を波立足せ
ることがない。従って、冷媒ガス出口管から液冷媒が流
出することは少なくなる。
【００２２】また、請求項５に記載の冷凍装置用横長ア
キュムレータにおいては、バッフル手段が冷媒ガス透過
性の材料で構成されているため、液面が上昇した場合で
も、上部の冷媒ガス流路面積を確保できる。従って、ガ
ス流速によって冷媒ガス出口管に液滴が吸い込まれるこ
とがない。
キュムレータにおいては、バッフル手段が冷媒ガス透過
性の材料で構成されているため、液面が上昇した場合で
も、上部の冷媒ガス流路面積を確保できる。従って、ガ
ス流速によって冷媒ガス出口管に液滴が吸い込まれるこ
とがない。
【００２３】また、請求項６に記載の冷凍装置用横長ア
キュムレータにおいては、突起部の上部に冷媒ガス出口
管の開口部を設けており、しかも、該突起部の断面積が
冷媒ガス出口管の断面積より大きいので、冷媒ガス出口
管付近の液面における冷媒ガスの流速が弱められる、ま
た、アキュムレータ内液面と冷媒ガス出口管の開口部と
の距離が大きくなることにより、液冷媒が巻き上げられ
るという虞れがない。
キュムレータにおいては、突起部の上部に冷媒ガス出口
管の開口部を設けており、しかも、該突起部の断面積が
冷媒ガス出口管の断面積より大きいので、冷媒ガス出口
管付近の液面における冷媒ガスの流速が弱められる、ま
た、アキュムレータ内液面と冷媒ガス出口管の開口部と
の距離が大きくなることにより、液冷媒が巻き上げられ
るという虞れがない。
【００２４】
【発明の実施の形態】以下この発明を具体化した実施の
形態を図１〜３に基づき詳細に説明する。図１は、本発
明に係るアキュムレータ１を用いた冷凍装置の冷媒回路
図で、アキュムレータ１の部分は断面図で示している。
この冷媒回路図の回路自体は従来のものと同様であっ
て、圧縮機９、凝縮器１０、絞り機構１１、蒸発器１
２、アキュムレータ１、冷媒ガス入口管２、冷媒ガス出
口管５、油戻し管６、毛細管７で構成されている。冷媒
は圧縮機９で圧縮され、高温高圧のガスとなって凝縮器
１０に入り、放熱凝縮し高圧の液冷媒となり、絞り機構
１１で減圧され、低圧の冷媒となる。そして、蒸発器１
２に入り吸熱蒸発し、冷却作用を行い、アキュムレータ
１を経由して圧縮機９に戻る。
形態を図１〜３に基づき詳細に説明する。図１は、本発
明に係るアキュムレータ１を用いた冷凍装置の冷媒回路
図で、アキュムレータ１の部分は断面図で示している。
この冷媒回路図の回路自体は従来のものと同様であっ
て、圧縮機９、凝縮器１０、絞り機構１１、蒸発器１
２、アキュムレータ１、冷媒ガス入口管２、冷媒ガス出
口管５、油戻し管６、毛細管７で構成されている。冷媒
は圧縮機９で圧縮され、高温高圧のガスとなって凝縮器
１０に入り、放熱凝縮し高圧の液冷媒となり、絞り機構
１１で減圧され、低圧の冷媒となる。そして、蒸発器１
２に入り吸熱蒸発し、冷却作用を行い、アキュムレータ
１を経由して圧縮機９に戻る。
【００２５】上記冷媒回路図におけるアキュムレータ１
は、円筒状のアキュムレータ本体１ａを有している。そ
して、アキュムレータ本体１ａの一端において、側方か
ら冷媒ガス入口管２が内方に貫入している。この冷媒ガ
ス入口管２は、アキュムレータ本体１ａ内部で上方に曲
げられ，Ｌ字状をなしている。
は、円筒状のアキュムレータ本体１ａを有している。そ
して、アキュムレータ本体１ａの一端において、側方か
ら冷媒ガス入口管２が内方に貫入している。この冷媒ガ
ス入口管２は、アキュムレータ本体１ａ内部で上方に曲
げられ，Ｌ字状をなしている。
【００２６】また、アキュムレータ本体１ａの中間部位
においてバッフル手段３が設けられている。該バッフル
手段３の軸線方向の形状は、図１及び２から分かるよう
に、断面がＬ字状であって、アキュムレータ本体１ａ内
壁に対し、該Ｌ字の垂直部の上端を当接するようにさ
れ、また、Ｌ字の水平部先端を冷媒ガス入口管２側に向
くようにされている。また、アキュムレータ本体１ａの
軸線と垂直方向の形状は、図２の如くアキュムレータ本
体１ａ上方部の円周方向内壁に沿う半リング状となって
いる。
においてバッフル手段３が設けられている。該バッフル
手段３の軸線方向の形状は、図１及び２から分かるよう
に、断面がＬ字状であって、アキュムレータ本体１ａ内
壁に対し、該Ｌ字の垂直部の上端を当接するようにさ
れ、また、Ｌ字の水平部先端を冷媒ガス入口管２側に向
くようにされている。また、アキュムレータ本体１ａの
軸線と垂直方向の形状は、図２の如くアキュムレータ本
体１ａ上方部の円周方向内壁に沿う半リング状となって
いる。
【００２７】更に、アキュムレータ本体１ａの他端にお
いて、上面に突起部４が設けられ、その上面に冷媒ガス
出口管５が設けられている。この突起部４の断面は円形
とされている。また、突起部４の内径及び断面積は冷媒
ガス出口管５の開口部の内径及び断面積より大きく設定
され、この突起部４への冷媒ガス吸い込み流速が十分小
さくなるように配慮されている。また、突起部４の高さ
は、冷媒ガス出口管５の冷媒ガス吸い込み流速によっ
て、アキュムレータ本体１ａ内の液面から直接液冷媒が
吸い上げられないような寸法に設定されている。
いて、上面に突起部４が設けられ、その上面に冷媒ガス
出口管５が設けられている。この突起部４の断面は円形
とされている。また、突起部４の内径及び断面積は冷媒
ガス出口管５の開口部の内径及び断面積より大きく設定
され、この突起部４への冷媒ガス吸い込み流速が十分小
さくなるように配慮されている。また、突起部４の高さ
は、冷媒ガス出口管５の冷媒ガス吸い込み流速によっ
て、アキュムレータ本体１ａ内の液面から直接液冷媒が
吸い上げられないような寸法に設定されている。
【００２８】次に、上記アキュムレータ１の作用につい
て詳しく説明する。冷媒ガス入口管２から入った未蒸発
の液冷媒とガス冷媒は、アキュムレータ本体１ａの上部
内壁に向かって吹き出され、液冷媒の大部分は壁面に沿
って流れ落ち下部に溜まる。また、一部の液冷媒は、ア
キュムレータ本体１ａ内の液面上部の空間を冷媒ガス出
口管５方向に向かって流れ、バッフル手段３によって円
周方向下方に導かれ、アキュムレータ本体１ａの下部に
溜まる。従って、冷媒ガス出口管５方向に向かう液冷媒
は、バッフル手段３によってアキュムレータ本体１ａ下
部に流されるため、冷媒ガス出口管５での液冷媒の吸い
込みが無くなり、圧縮機９が直接液冷媒を吸い込むこと
が防止される。
て詳しく説明する。冷媒ガス入口管２から入った未蒸発
の液冷媒とガス冷媒は、アキュムレータ本体１ａの上部
内壁に向かって吹き出され、液冷媒の大部分は壁面に沿
って流れ落ち下部に溜まる。また、一部の液冷媒は、ア
キュムレータ本体１ａ内の液面上部の空間を冷媒ガス出
口管５方向に向かって流れ、バッフル手段３によって円
周方向下方に導かれ、アキュムレータ本体１ａの下部に
溜まる。従って、冷媒ガス出口管５方向に向かう液冷媒
は、バッフル手段３によってアキュムレータ本体１ａ下
部に流されるため、冷媒ガス出口管５での液冷媒の吸い
込みが無くなり、圧縮機９が直接液冷媒を吸い込むこと
が防止される。
【００２９】一方アキュムレータ１内の液面が上昇し、
アキュムレータ本体１ａ内のトップ近くまで溜まって
も、冷媒ガス出口管５につながる突起部４における冷媒
ガスの吸い込み速度は、冷媒ガス出口管５における冷媒
ガスの吸い込み速度に比べ小さく、冷媒ガスの流速によ
って液面から直接液冷媒が吸い上げられることはない。
また、冷媒ガス出口管５とアキュムレータ１内液面の距
離は突起部４の高さにより十分とれるので、液面と冷媒
ガス出口管５の開口部との接近に起因して液面から液冷
媒が直接吸い上げられるようなことはない。従って、ア
キュムレータ１内液面はアキュムレータ本体１ａのトッ
プ近くまで溜めることができるため、アキュムレータ１
の容積が有効に使える。
アキュムレータ本体１ａ内のトップ近くまで溜まって
も、冷媒ガス出口管５につながる突起部４における冷媒
ガスの吸い込み速度は、冷媒ガス出口管５における冷媒
ガスの吸い込み速度に比べ小さく、冷媒ガスの流速によ
って液面から直接液冷媒が吸い上げられることはない。
また、冷媒ガス出口管５とアキュムレータ１内液面の距
離は突起部４の高さにより十分とれるので、液面と冷媒
ガス出口管５の開口部との接近に起因して液面から液冷
媒が直接吸い上げられるようなことはない。従って、ア
キュムレータ１内液面はアキュムレータ本体１ａのトッ
プ近くまで溜めることができるため、アキュムレータ１
の容積が有効に使える。
【００３０】図３は、バッフル手段３の他の例を示す。
この図において、バッフル手段３ａは、アキュムレータ
本体１ａの内壁上半部に対し、一定幅の板面が当接する
半円筒状部と該半円筒状部の冷媒ガス入口管２側からア
キュムレータ本体１ａの軸心に向かって鋭角状に傾斜す
る漏斗状部分とからなるものである。このバッフル手段
３ａも前記バッフル手段３と同様の効果が得られる。
この図において、バッフル手段３ａは、アキュムレータ
本体１ａの内壁上半部に対し、一定幅の板面が当接する
半円筒状部と該半円筒状部の冷媒ガス入口管２側からア
キュムレータ本体１ａの軸心に向かって鋭角状に傾斜す
る漏斗状部分とからなるものである。このバッフル手段
３ａも前記バッフル手段３と同様の効果が得られる。
【００３１】また、バッフル手段３及び３ａの変形例と
して下記のようなものがある。 （Ａ） バッフル手段３または３ａに冷媒ガス透過性の
材料、即ち、多孔質板や目の細かい金網またはその積層
板を用いると、このバッフル手段を構成する板を通して
冷媒ガスを貫通させることができるため、アキュムレー
タ１内の冷媒ガスの流路を十分確保できる。 （Ｂ） バッフル性能は多少低下するが、製造コストを
低減するために、バッフル手段の形状を、前記の如くＬ
字状や鋭角状とせずに、アキュムレータ本体１ａの半径
方向に平坦なドーナツ状の板としてもよい。
して下記のようなものがある。 （Ａ） バッフル手段３または３ａに冷媒ガス透過性の
材料、即ち、多孔質板や目の細かい金網またはその積層
板を用いると、このバッフル手段を構成する板を通して
冷媒ガスを貫通させることができるため、アキュムレー
タ１内の冷媒ガスの流路を十分確保できる。 （Ｂ） バッフル性能は多少低下するが、製造コストを
低減するために、バッフル手段の形状を、前記の如くＬ
字状や鋭角状とせずに、アキュムレータ本体１ａの半径
方向に平坦なドーナツ状の板としてもよい。
【００３２】
【発明の効果】この発明は以上のように構成しているた
め、次のような効果を奏する。請求項１に記載の発明に
よれば、アキュムレータ内に吹き出された液冷媒のう
ち、アキュムレータ内の上部を横方向に流れる液冷媒は
バッフル手段によって、液ガス分離するため、アキュム
レータでの液分離効率を向上できる。また、これにより
圧縮機の液圧縮や温度異常低下を防止できる。
め、次のような効果を奏する。請求項１に記載の発明に
よれば、アキュムレータ内に吹き出された液冷媒のう
ち、アキュムレータ内の上部を横方向に流れる液冷媒は
バッフル手段によって、液ガス分離するため、アキュム
レータでの液分離効率を向上できる。また、これにより
圧縮機の液圧縮や温度異常低下を防止できる。
【００３３】また、請求項２に記載の発明によれば、ア
キュムレータ内に吹き出された冷媒は、アキュムレータ
本体の上壁に衝突し液ガス分離される。従って、バッフ
ル手段での衝突分離と合わせ、２段階の衝突分離が行わ
れるので、液ガス分離効率を向上できる。
キュムレータ内に吹き出された冷媒は、アキュムレータ
本体の上壁に衝突し液ガス分離される。従って、バッフ
ル手段での衝突分離と合わせ、２段階の衝突分離が行わ
れるので、液ガス分離効率を向上できる。
【００３４】また、請求項３及び４に記載の発明によれ
ば、バッフル手段がＬ字形または鋭角状の板になってい
るため、バッフル手段で分離された液冷媒は、バッフル
手段に沿って円周方向に流れた後、穏やかに液面に到着
するので、液面を波立たせるようなことはなく、冷媒ガ
ス出口管から流出する液冷媒は少なくなり、液分離効率
を向上できる。
ば、バッフル手段がＬ字形または鋭角状の板になってい
るため、バッフル手段で分離された液冷媒は、バッフル
手段に沿って円周方向に流れた後、穏やかに液面に到着
するので、液面を波立たせるようなことはなく、冷媒ガ
ス出口管から流出する液冷媒は少なくなり、液分離効率
を向上できる。
【００３５】また、請求項５に記載の発明によれば、バ
ッフル手段が冷媒ガス透過性の材料で構成されているた
め、液面が上昇した場合でも、上部の冷媒ガス流路面積
を確保できる。従って、ガス流速によって冷媒ガス出口
管に液滴が吸い込まれることがなく、液分離効率を向上
できる。
ッフル手段が冷媒ガス透過性の材料で構成されているた
め、液面が上昇した場合でも、上部の冷媒ガス流路面積
を確保できる。従って、ガス流速によって冷媒ガス出口
管に液滴が吸い込まれることがなく、液分離効率を向上
できる。
【００３６】また、請求項６に記載の冷凍装置用横長ア
キュムレータにおいては、冷媒ガス出口管より大きい断
面積の突起部を設け、該突起部の上部に冷媒ガス出口管
の開口部を設けているため、冷媒ガス出口管付近の液面
における冷媒ガスの流速が弱められ、液冷媒が巻き上げ
られるという虞れがない。また、アキュムレータ内液面
と冷媒ガス出口管との距離が十分とれるので、液面から
液冷媒が直接吸い上げられることはなくなる。これによ
りアキュムレータ本体トップ近くまで液冷媒を溜めるこ
とができ、アキュムレータ内容積を有効に使える。従っ
て、無効容積部が小さくなるため、アキュムレータが小
形化できる。
キュムレータにおいては、冷媒ガス出口管より大きい断
面積の突起部を設け、該突起部の上部に冷媒ガス出口管
の開口部を設けているため、冷媒ガス出口管付近の液面
における冷媒ガスの流速が弱められ、液冷媒が巻き上げ
られるという虞れがない。また、アキュムレータ内液面
と冷媒ガス出口管との距離が十分とれるので、液面から
液冷媒が直接吸い上げられることはなくなる。これによ
りアキュムレータ本体トップ近くまで液冷媒を溜めるこ
とができ、アキュムレータ内容積を有効に使える。従っ
て、無効容積部が小さくなるため、アキュムレータが小
形化できる。
【図１】 本発明の実施の形態に係る冷媒回路図で、本
発明の要部であるアキュムレータ部分を断面図で示す。
発明の要部であるアキュムレータ部分を断面図で示す。
【図２】 図１のＡ−Ａ線断面図。
【図３】 本発明の実施の形態に係るバッフル手段の変
形例を示す図。
形例を示す図。
【図４】 従来のアキュムレータを用いた冷媒回路図
で、アキュムレータ部分を断面図で示す。
で、アキュムレータ部分を断面図で示す。
【図５】 従来のアキュムレータ内の冷媒の挙動を説明
する図。
する図。
１…アキュムレータ、１ａ…アキュムレータ本体、２…
冷媒ガス入口管、３、３ａ…バッフル手段、４…突起
部、５…冷媒ガス出口管、９…圧縮機、１２…蒸発器。
冷媒ガス入口管、３、３ａ…バッフル手段、４…突起
部、５…冷媒ガス出口管、９…圧縮機、１２…蒸発器。
Claims (6)
- 【請求項１】 円筒状容器をアキュムレータ本体とし、
一端に冷媒ガス入口管を、他端に冷媒ガス出口管を配設
してなる冷凍装置用横長アキュムレータにおいて、前記
アキュムレータ本体内上部の長手方向中間部位に、前記
冷媒ガス入口管の開口部と前記冷媒ガス出口管の開口部
とを隔てるバッフル手段を設けたことを特徴とする冷凍
装置用横長アキュムレータ。 - 【請求項２】 前記冷媒ガス入口管を前記アキュムレー
タ本体内の上部において上方に向け開口すると共に、前
記冷媒ガス出口管の開口部を前記アキュムレータ本体の
上面部に配設したことを特徴とする請求項１記載の冷凍
装置用横長アキュムレータ。 - 【請求項３】 前記バッフル手段は、前記アキュムレー
タ本体の軸線方向の断面が、Ｌ字状であり、かつ、該Ｌ
字の垂直部の上端を前記アキュムレータ本体の内壁に当
接し、また、該Ｌ字の水平部を入口管側に向けた形状で
あり、更に、前記アキュムレータ本体の軸線と垂直の方
向の形状が前記アキュムレータ本体の上方部の円周方向
内壁に沿う半リング形状であることを特徴とする請求項
１または２記載の冷凍装置用横長アキュムレータ。 - 【請求項４】 前記バッフル手段は、前記アキュムレー
タ本体の内壁上半部分に対し一定幅の板面が当接する半
円筒状部分と、該半円筒状部分の入口管側からアキュム
レータ本体の軸心に向かって鋭角的に傾斜する半漏斗状
部分からなることを特徴とする請求項１または２記載の
冷凍装置用横長アキュムレータ。 - 【請求項５】 前記バッフル手段は、冷媒ガス透過性材
料で構成されていることを特徴とする請求項１〜４の何
れか１項記載の冷凍装置用横長アキュムレータ。 - 【請求項６】 前記アキュムレータ本体の上部に、断面
積が冷媒ガス出口管の開口部より大きな突起部を設ける
と共に、該突起部の上部に前記冷媒ガス出口管の開口部
を配設したことを特徴とする請求項１〜５の何れか１項
記載の冷凍装置用横長アキュムレータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5781496A JPH09250848A (ja) | 1996-03-14 | 1996-03-14 | 冷凍装置用横長アキュムレータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5781496A JPH09250848A (ja) | 1996-03-14 | 1996-03-14 | 冷凍装置用横長アキュムレータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09250848A true JPH09250848A (ja) | 1997-09-22 |
Family
ID=13066397
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5781496A Withdrawn JPH09250848A (ja) | 1996-03-14 | 1996-03-14 | 冷凍装置用横長アキュムレータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09250848A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2834553A1 (fr) * | 2002-01-10 | 2003-07-11 | Denso Corp | Separateur gaz-liquide pour cycle d'ejecteur |
| FR2836211A1 (fr) * | 2002-02-18 | 2003-08-22 | Valeo Climatisation | Separateur liquide/vapeur dans une boucle de climatisation |
| US7249467B2 (en) | 2003-05-29 | 2007-07-31 | Denso Corporation | Gas-liquid separator for refrigerant cycle system |
| CN103292528B (zh) * | 2012-02-22 | 2015-08-12 | 珠海格力节能环保制冷技术研究中心有限公司 | 带布液歧管的蒸汽压缩式制冷***用高效闪发器 |
| CN105135755A (zh) * | 2015-08-17 | 2015-12-09 | 南京冷德节能科技有限公司 | 一种喷淋式蒸发器 |
| CN107421179A (zh) * | 2017-05-23 | 2017-12-01 | 珠海格力电器股份有限公司 | 闪发器 |
| CN107560252A (zh) * | 2017-09-27 | 2018-01-09 | 南京师范大学 | 一种气液分离分液装置及其运行方法 |
| WO2018092291A1 (ja) * | 2016-11-21 | 2018-05-24 | 三菱電機株式会社 | 気液分離器 |
| CN110567206A (zh) * | 2019-10-12 | 2019-12-13 | 江苏星星家电科技有限公司 | 一种用于低温螺杆并联机组上的管道气液分离器 |
| WO2021223775A1 (zh) * | 2020-08-18 | 2021-11-11 | 青岛海尔特种电冰箱有限公司 | 用于制冷***的储液器及冰箱 |
| EP4080141A1 (en) * | 2021-04-20 | 2022-10-26 | Carrier Corporation | Flash tank economizer and air conditioning system |
-
1996
- 1996-03-14 JP JP5781496A patent/JPH09250848A/ja not_active Withdrawn
Cited By (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2834553A1 (fr) * | 2002-01-10 | 2003-07-11 | Denso Corp | Separateur gaz-liquide pour cycle d'ejecteur |
| US6742356B2 (en) | 2002-01-10 | 2004-06-01 | Denso Corporation | Gas-liquid separator for ejector cycle |
| FR2836211A1 (fr) * | 2002-02-18 | 2003-08-22 | Valeo Climatisation | Separateur liquide/vapeur dans une boucle de climatisation |
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| GB2570808B (en) * | 2016-11-21 | 2021-02-03 | Mitsubishi Electric Corp | Gas-liquid separator |
| WO2018092291A1 (ja) * | 2016-11-21 | 2018-05-24 | 三菱電機株式会社 | 気液分離器 |
| GB2570808A (en) * | 2016-11-21 | 2019-08-07 | Mitsubishi Electric Corp | Gas-liquid separator |
| CN107421179A (zh) * | 2017-05-23 | 2017-12-01 | 珠海格力电器股份有限公司 | 闪发器 |
| CN107421179B (zh) * | 2017-05-23 | 2023-07-04 | 珠海格力电器股份有限公司 | 闪发器 |
| CN107560252A (zh) * | 2017-09-27 | 2018-01-09 | 南京师范大学 | 一种气液分离分液装置及其运行方法 |
| CN110567206A (zh) * | 2019-10-12 | 2019-12-13 | 江苏星星家电科技有限公司 | 一种用于低温螺杆并联机组上的管道气液分离器 |
| WO2021223775A1 (zh) * | 2020-08-18 | 2021-11-11 | 青岛海尔特种电冰箱有限公司 | 用于制冷***的储液器及冰箱 |
| EP4080141A1 (en) * | 2021-04-20 | 2022-10-26 | Carrier Corporation | Flash tank economizer and air conditioning system |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030603 |