JPH09250528A - 締付け用ネジ - Google Patents
締付け用ネジInfo
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- JPH09250528A JPH09250528A JP8106265A JP10626596A JPH09250528A JP H09250528 A JPH09250528 A JP H09250528A JP 8106265 A JP8106265 A JP 8106265A JP 10626596 A JP10626596 A JP 10626596A JP H09250528 A JPH09250528 A JP H09250528A
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- screw
- cam surface
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- tightening
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B24—GRINDING; POLISHING
- B24B—MACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
- B24B45/00—Means for securing grinding wheels on rotary arbors
- B24B45/006—Quick mount and release means for disc-like wheels, e.g. on power tools
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B24—GRINDING; POLISHING
- B24B—MACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
- B24B23/00—Portable grinding machines, e.g. hand-guided; Accessories therefor
- B24B23/02—Portable grinding machines, e.g. hand-guided; Accessories therefor with rotating grinding tools; Accessories therefor
- B24B23/028—Angle tools
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B27—WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
- B27B—SAWS FOR WOOD OR SIMILAR MATERIAL; COMPONENTS OR ACCESSORIES THEREFOR
- B27B5/00—Sawing machines working with circular or cylindrical saw blades; Components or equipment therefor
- B27B5/29—Details; Component parts; Accessories
- B27B5/30—Details; Component parts; Accessories for mounting or securing saw blades or saw spindles
- B27B5/32—Devices for securing circular saw blades to the saw spindle
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10S411/917—Nut having tension feature
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- Transmission Devices (AREA)
- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】簡単な構造で倍力機構を持ち、小さい回転入力
で締付ける締付用ネジを提供する。 【解決手段】ネジ部材と、回転力を入力する操作リング
と、前記ネジ部材の内端側に挿嵌し被取付物に当接する
フランジリングと、操作リングとフランジリングの間に
あって、操作リングの回転力を増力してフランジリング
に伝達する倍力機構を備える。倍力機構は、操作リング
の内側面に締付方向の回転で当接要素に締付力を付与す
る傾斜カム面を形成し、ネジ部材の外周部に軸方向のみ
摺動自在なカムリングを挿嵌し、このカムリングに操作
リングの傾斜カム面に対応した従動傾斜カム面を形成
し、操作リングのカム面とカムリングのカム面との間に
ニードルベアリングを介装、さらに、カムリングと操作
リングの間に、カムリング復帰用のバネを介装して構成
する。
で締付ける締付用ネジを提供する。 【解決手段】ネジ部材と、回転力を入力する操作リング
と、前記ネジ部材の内端側に挿嵌し被取付物に当接する
フランジリングと、操作リングとフランジリングの間に
あって、操作リングの回転力を増力してフランジリング
に伝達する倍力機構を備える。倍力機構は、操作リング
の内側面に締付方向の回転で当接要素に締付力を付与す
る傾斜カム面を形成し、ネジ部材の外周部に軸方向のみ
摺動自在なカムリングを挿嵌し、このカムリングに操作
リングの傾斜カム面に対応した従動傾斜カム面を形成
し、操作リングのカム面とカムリングのカム面との間に
ニードルベアリングを介装、さらに、カムリングと操作
リングの間に、カムリング復帰用のバネを介装して構成
する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、ハンド
グラインダの砥石やハンドソーの丸鋸のような回転工具
を電動工具の駆動軸に固定するために用いる取付けナッ
ト、あるいは取付けボルトのような締付け用ネジであっ
て、手動により回転入力をトルクアップして締付けるこ
とができるような締付け用ネジに関する。
グラインダの砥石やハンドソーの丸鋸のような回転工具
を電動工具の駆動軸に固定するために用いる取付けナッ
ト、あるいは取付けボルトのような締付け用ネジであっ
て、手動により回転入力をトルクアップして締付けるこ
とができるような締付け用ネジに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、上述した取付けナットまたはボル
トを、上述の電動工具の駆動軸に取付けるためのネジを
形成したネジ部材と、締付けのための回転力を手動で入
力する操作リングと、これらの間に介装して操作リング
の回動力を減速しトルクアップする差動減速機構とで構
成した締付け用ネジがある（例えば、特願平４−２５７
４１９号）。
トを、上述の電動工具の駆動軸に取付けるためのネジを
形成したネジ部材と、締付けのための回転力を手動で入
力する操作リングと、これらの間に介装して操作リング
の回動力を減速しトルクアップする差動減速機構とで構
成した締付け用ネジがある（例えば、特願平４−２５７
４１９号）。
【０００３】上述の作動減速機構は減速によりトルクを
アップするので、小さい操作リングの回動で、強力に回
転工具を締付け固定することができる利点があるも、機
構が複雑で、製作に精度が要求される問題点があった。
アップするので、小さい操作リングの回動で、強力に回
転工具を締付け固定することができる利点があるも、機
構が複雑で、製作に精度が要求される問題点があった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、前述の差
動減速機構のように構造が複雑で製作精度が要求れるこ
となく、簡単な構造で倍力構造（トルクアップ機構）を
持って、小さい回転入力で倍力で締付けることができる
締付け用ネジの提供を目的とする。
動減速機構のように構造が複雑で製作精度が要求れるこ
となく、簡単な構造で倍力構造（トルクアップ機構）を
持って、小さい回転入力で倍力で締付けることができる
締付け用ネジの提供を目的とする。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、軸芯部に
被取付け部材の被取付けネジに螺着する取付けネジを形
成したネジ部材と、上記ネジ部材の外端側の外周部に回
転のみ自在に保持し、回転力を入力する操作リングと、
前記ネジ部材の内端側の外周部に挿嵌し、前記ネジ部材
の内端より締付け側に被取付け物に当接するフランジ面
を有するフランジリングと、前記操作リングと上記フラ
ンジリングとの間の前記ネジ部材の外周部にあって、操
作リングの回転力をトルクアップしてフランジリングに
伝達するトルクアップ機構（倍力構造）とを備え、上記
トルクアップ機構を、前記操作リングの内側面の円周方
向に該操作リングの締付け方向の回転で当接要素に締付
け方向の作用力を付与する傾斜カム面を形成し、前記ネ
ジ部材の外周部に軸方向のみ摺動自在にカムリングを挿
嵌し、上記カムリングに前記操作リングの傾斜カム面に
対応して従動傾斜カム面を形成し、前記操作リングの傾
斜カム面と上記カムリングの従動傾斜カム面との間に、
リテーナで保持したニードルベアリングを介装し、前記
カムリングと前記操作リングとの間に、カムリングの不
作用時に該カムリングを初期位置に復帰させる１本また
は正逆に作用する２本のバネを介装して構成した締付け
用ネジであることを特徴とし、さらに、前記カムリング
とフランジリングとの間に、操作リングとの相対回動に
節度を付与する節度リングを介装した締付け用ネジであ
ることを特徴とする。
被取付け部材の被取付けネジに螺着する取付けネジを形
成したネジ部材と、上記ネジ部材の外端側の外周部に回
転のみ自在に保持し、回転力を入力する操作リングと、
前記ネジ部材の内端側の外周部に挿嵌し、前記ネジ部材
の内端より締付け側に被取付け物に当接するフランジ面
を有するフランジリングと、前記操作リングと上記フラ
ンジリングとの間の前記ネジ部材の外周部にあって、操
作リングの回転力をトルクアップしてフランジリングに
伝達するトルクアップ機構（倍力構造）とを備え、上記
トルクアップ機構を、前記操作リングの内側面の円周方
向に該操作リングの締付け方向の回転で当接要素に締付
け方向の作用力を付与する傾斜カム面を形成し、前記ネ
ジ部材の外周部に軸方向のみ摺動自在にカムリングを挿
嵌し、上記カムリングに前記操作リングの傾斜カム面に
対応して従動傾斜カム面を形成し、前記操作リングの傾
斜カム面と上記カムリングの従動傾斜カム面との間に、
リテーナで保持したニードルベアリングを介装し、前記
カムリングと前記操作リングとの間に、カムリングの不
作用時に該カムリングを初期位置に復帰させる１本また
は正逆に作用する２本のバネを介装して構成した締付け
用ネジであることを特徴とし、さらに、前記カムリング
とフランジリングとの間に、操作リングとの相対回動に
節度を付与する節度リングを介装した締付け用ネジであ
ることを特徴とする。
【０００６】
【発明の作用・効果】この発明によれば、ネジ部材の取
付けネジを被取付け部材の被取付けネジに螺着して、フ
ランジリングのフランジ面が被取付け物に当接するまで
は、被取付けネジとネジ部材の取付けネジとの螺合抵抗
が小さいので、操作リングを回動するとトルクアップ機
構の負荷抵抗でネジ部材が一体的に回動して、ネジ部材
の取付けネジは被取付け部材の被取付けネジに螺着で
き、さらに、フランジリングのフランジ面が被取付け物
に当接すると、ネジ部材の螺進が停止されて、その後の
操作リングの回転力はトルクアップ機構に作用し、該機
構の操作リング側の傾斜カム面がニードルベアリングを
介してカムリングの従動傾斜カム面を押圧することで、
カムによりトルクアップされた作用力で該カムリングが
締付け方向側にフランジリングを押圧し、このトルクア
ップされた押圧力で被取付け物を締付ける。
付けネジを被取付け部材の被取付けネジに螺着して、フ
ランジリングのフランジ面が被取付け物に当接するまで
は、被取付けネジとネジ部材の取付けネジとの螺合抵抗
が小さいので、操作リングを回動するとトルクアップ機
構の負荷抵抗でネジ部材が一体的に回動して、ネジ部材
の取付けネジは被取付け部材の被取付けネジに螺着で
き、さらに、フランジリングのフランジ面が被取付け物
に当接すると、ネジ部材の螺進が停止されて、その後の
操作リングの回転力はトルクアップ機構に作用し、該機
構の操作リング側の傾斜カム面がニードルベアリングを
介してカムリングの従動傾斜カム面を押圧することで、
カムによりトルクアップされた作用力で該カムリングが
締付け方向側にフランジリングを押圧し、このトルクア
ップされた押圧力で被取付け物を締付ける。
【０００７】上述の結果、トルクアップ機構が傾斜カム
面と従動傾斜カム面で構成することで、トルクアップ機
構の構造が簡単化され、製作も容易となり、精度を要求
しなくとも十分なトルクアップが得られる。
面と従動傾斜カム面で構成することで、トルクアップ機
構の構造が簡単化され、製作も容易となり、精度を要求
しなくとも十分なトルクアップが得られる。
【０００８】さらに、ニードルベアリングを使用すると
で、傾斜カム面に対しては線接触となり、例えば、ボー
ルベアリングのような点接触により、局部荷重がカム面
に作用して、凹状に損傷を付与して円滑な回動を阻害す
ることなく、長期の円滑な使用が得られる。
で、傾斜カム面に対しては線接触となり、例えば、ボー
ルベアリングのような点接触により、局部荷重がカム面
に作用して、凹状に損傷を付与して円滑な回動を阻害す
ることなく、長期の円滑な使用が得られる。
【０００９】さらに、節度リングを介装することで、ト
ルクアップによる締付けを節度による感触で得ることが
できる。さらに、２本の復帰用バネ、または、１本の復
帰用バネと位置規制用のボールおよび規制溝で、両傾斜
カム面が相互に乗越えることを防止でき、確実な締付け
および緩めの動作が得られる。
ルクアップによる締付けを節度による感触で得ることが
できる。さらに、２本の復帰用バネ、または、１本の復
帰用バネと位置規制用のボールおよび規制溝で、両傾斜
カム面が相互に乗越えることを防止でき、確実な締付け
および緩めの動作が得られる。
【００１０】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面はナット形に形成した締付け用ネジを示
し、図１、図２において、締付け用ネジ１０はナットリ
ング１１，操作リング１２、ニードルベアリング１３を
保持したリテーナ１４、カムリング１５、復帰用バネ１
６ａ，１６ｂ、節度リング１７、フランジリング１８に
より構成し、操作リング１２の内部に形成する後述の傾
斜カム面２７とニードルベアリング１３とカムリング１
５によりトルクアップ機構を構成している。図中、１９
は例えば、電動工具の駆動軸であって、軸端に取付けの
雄ネジ２０を形成し、この駆動軸１９には固定フランジ
リング２１を介して回転工具２２を上述の締付け用ネジ
１０により固定する。
述する。図面はナット形に形成した締付け用ネジを示
し、図１、図２において、締付け用ネジ１０はナットリ
ング１１，操作リング１２、ニードルベアリング１３を
保持したリテーナ１４、カムリング１５、復帰用バネ１
６ａ，１６ｂ、節度リング１７、フランジリング１８に
より構成し、操作リング１２の内部に形成する後述の傾
斜カム面２７とニードルベアリング１３とカムリング１
５によりトルクアップ機構を構成している。図中、１９
は例えば、電動工具の駆動軸であって、軸端に取付けの
雄ネジ２０を形成し、この駆動軸１９には固定フランジ
リング２１を介して回転工具２２を上述の締付け用ネジ
１０により固定する。
【００１１】前述のナットリング１１は、図３、図４に
も示すように、リング状に形成して、内周面には前述の
駆動軸１９の雄ネジ２０に螺合して取付ける取付けネジ
用の雌ネジ２３を形成し、外端側の対向する２か所には
レンチでナットリング１１を回動させるための係合部２
４，２４を形成している。
も示すように、リング状に形成して、内周面には前述の
駆動軸１９の雄ネジ２０に螺合して取付ける取付けネジ
用の雌ネジ２３を形成し、外端側の対向する２か所には
レンチでナットリング１１を回動させるための係合部２
４，２４を形成している。
【００１２】上述のナットリング１１の外端側外周部に
は前述の操作リング１２を挿嵌し、ボールベアリング２
５…を介して回動のみ可能に保持し、止めリング２６に
より抜け止している。
は前述の操作リング１２を挿嵌し、ボールベアリング２
５…を介して回動のみ可能に保持し、止めリング２６に
より抜け止している。
【００１３】上述の操作リング１２は、図５にも示すよ
うに、その内側面の円周上には３等分した位置（１２０
度の間隔）に、該操作リング１２を締付け方向Ｘに回転
したとき当接要素であるニードルベアリング１３を締付
け側に移動させる作用力を付与する傾斜カム面２７…を
形成し、この傾斜カム面２７の傾斜角θは前述のナット
リング１１の雌ネジ２３のネジの傾斜角より小さな角度
に設定している。
うに、その内側面の円周上には３等分した位置（１２０
度の間隔）に、該操作リング１２を締付け方向Ｘに回転
したとき当接要素であるニードルベアリング１３を締付
け側に移動させる作用力を付与する傾斜カム面２７…を
形成し、この傾斜カム面２７の傾斜角θは前述のナット
リング１１の雌ネジ２３のネジの傾斜角より小さな角度
に設定している。
【００１４】なお、上述の操作リング１２の１か所の係
止孔２８は前述の２つの復帰用バネ１６ａ，１６ｂの基
端２９ａ，２９ｂをまとめて挿入して係止する。また、
内周面には多数の係合凹部３０…を形成して、前述した
節度リング１７の後述する弾性片３６を係止する。ま
た、外周面には適宜のローレットを形成して（図示省
略）回動操作を容易にする。
止孔２８は前述の２つの復帰用バネ１６ａ，１６ｂの基
端２９ａ，２９ｂをまとめて挿入して係止する。また、
内周面には多数の係合凹部３０…を形成して、前述した
節度リング１７の後述する弾性片３６を係止する。ま
た、外周面には適宜のローレットを形成して（図示省
略）回動操作を容易にする。
【００１５】図６にも示すように、リテーナ１４には多
数のニードルベアリング１３…を回動可能に保持する
他、このニードルベアリング１３はリテーナ１４の厚み
方向に移動も可能に保持している。
数のニードルベアリング１３…を回動可能に保持する
他、このニードルベアリング１３はリテーナ１４の厚み
方向に移動も可能に保持している。
【００１６】前述のカムリング１５は、図７にも示すよ
うに、リング状をなし、前述の操作リング１２の３つの
傾斜カム面２７…対向する側面に、該傾斜カム面２７…
の傾斜角に対応させて３つの従動傾斜カム面３１…を形
成し、さらに、その内周側の円周の一部（例えば、約５
０度の範囲）には前述の復帰用バネ１６ａ，１６ｂの遊
端３２ａ，３２ｂの両端をそれぞれ係止する円弧溝３３
を形成し、さらに、内周部にはスプライン３４を形成し
て、前述のナットリング１１の外周部に形成したスプラ
イン３５と嵌合して、該カムリング１５を締付けに必要
なわずかな量で軸芯方向に摺動できるように保持してい
る。
うに、リング状をなし、前述の操作リング１２の３つの
傾斜カム面２７…対向する側面に、該傾斜カム面２７…
の傾斜角に対応させて３つの従動傾斜カム面３１…を形
成し、さらに、その内周側の円周の一部（例えば、約５
０度の範囲）には前述の復帰用バネ１６ａ，１６ｂの遊
端３２ａ，３２ｂの両端をそれぞれ係止する円弧溝３３
を形成し、さらに、内周部にはスプライン３４を形成し
て、前述のナットリング１１の外周部に形成したスプラ
イン３５と嵌合して、該カムリング１５を締付けに必要
なわずかな量で軸芯方向に摺動できるように保持してい
る。
【００１７】図５および図７の図示で解るように、操作
リング１２の３つの傾斜カム面２７…と、カムリング１
５の従動傾斜カム面３１…とは、中立の位置で６０度の
位置をずらせて対設しており、前述の復帰用バネ１６
ａ，１６ｂは、上述の中立の位置から±６０度を越えな
い範囲、すなわち、両傾斜カム面２７，３１が相互に乗
越えないように規制すべく作用する。
リング１２の３つの傾斜カム面２７…と、カムリング１
５の従動傾斜カム面３１…とは、中立の位置で６０度の
位置をずらせて対設しており、前述の復帰用バネ１６
ａ，１６ｂは、上述の中立の位置から±６０度を越えな
い範囲、すなわち、両傾斜カム面２７，３１が相互に乗
越えないように規制すべく作用する。
【００１８】前述のカムリング１５、ニードルベアリン
グ１３、操作リング１２は、図８に示すように当接し、
ニードルベアリング１３がリテーナ１４の厚み方向に移
動可能であるため、リテーナ１４が歪むことなく、カム
リング１５や操作リング１２と平行に位置することがで
きる。
グ１３、操作リング１２は、図８に示すように当接し、
ニードルベアリング１３がリテーナ１４の厚み方向に移
動可能であるため、リテーナ１４が歪むことなく、カム
リング１５や操作リング１２と平行に位置することがで
きる。
【００１９】なお、この条件は、 （ニードルベアリング１３の径）−（傾斜カム面２７の
段差）＞リテーナ１４の厚み により得られる。
段差）＞リテーナ１４の厚み により得られる。
【００２０】前述の復帰用バネ１６ａ，１６ｂは、図
９、図１０にも示すように、それぞれ巻き方向が相反す
る方向に形成して、巻きの相反する方向に弾性が生じる
ように形成し、基端２９ａ，２９ｂは２つをまとめて前
述の操作リング１２の係止孔２８に係止し、各遊端３２
ａ，３２ｂはカムリング１５の円弧溝３３の溝端部に係
合する。
９、図１０にも示すように、それぞれ巻き方向が相反す
る方向に形成して、巻きの相反する方向に弾性が生じる
ように形成し、基端２９ａ，２９ｂは２つをまとめて前
述の操作リング１２の係止孔２８に係止し、各遊端３２
ａ，３２ｂはカムリング１５の円弧溝３３の溝端部に係
合する。
【００２１】上述のように復帰用バネ１６ａ，１６ｂを
係止すると、操作リング１２とカムリング１５とが正逆
の各方向に相対回動をしても、その作用力がなくなるこ
とで、中立位置に復帰することができる。
係止すると、操作リング１２とカムリング１５とが正逆
の各方向に相対回動をしても、その作用力がなくなるこ
とで、中立位置に復帰することができる。
【００２２】前述の節度リング１７は、図１１にも示す
ように、リング状をなし、外周部の３等分の位置には弾
性を生じるように弾性片３６…を切り出し形成し、各弾
性片３６…の頭部３７…は前述した操作リング１２の内
周に形成した係合凹部３０…に係合し、この節度リング
１７と操作リング１２とが相対回動をしたとき弾性片３
６…が弾性変位して次位置の係合凹部３０…と係合し、
この係合で操作リング１２の回動に節度を付ける。そし
てこの節度リング１７はフランジリング１８の内側面に
形成した段部に回動可能に保持される。
ように、リング状をなし、外周部の３等分の位置には弾
性を生じるように弾性片３６…を切り出し形成し、各弾
性片３６…の頭部３７…は前述した操作リング１２の内
周に形成した係合凹部３０…に係合し、この節度リング
１７と操作リング１２とが相対回動をしたとき弾性片３
６…が弾性変位して次位置の係合凹部３０…と係合し、
この係合で操作リング１２の回動に節度を付ける。そし
てこの節度リング１７はフランジリング１８の内側面に
形成した段部に回動可能に保持される。
【００２３】前述のフランジリング１８は、図１、図２
に示すように、リング状をなし、締付け側のフランジ面
３８は、ナットリング１１の内端面よりも締付け側に位
置するように形成し、前述のナットリング１１の内端側
に挿嵌して、弾性リング（スナップリング）３９により
操作リング１２側に若干付勢して抜け止めしている。
に示すように、リング状をなし、締付け側のフランジ面
３８は、ナットリング１１の内端面よりも締付け側に位
置するように形成し、前述のナットリング１１の内端側
に挿嵌して、弾性リング（スナップリング）３９により
操作リング１２側に若干付勢して抜け止めしている。
【００２４】このように構成した締付け用ネジ１０の作
用を説明すると、図１において、締付け用ネジ１０のナ
ットリング１１の雌ネジ２３を駆動軸１９の雄ネジ２０
に螺合するとき、初期状態では操作リング１２内部の接
触抵抗負荷に対してネジ２０，２３の設定抵抗負荷が軽
いので、操作リング１２を回動すると上述の接触抵抗負
荷でナットリング１１も共回りして螺進する。この螺進
でフランジリング１８のフランジ面３８が回転工具２２
の側面に当接して、ナットリング１１の螺進が停止され
ると、フランジリング１８、節度リング１７、カムリン
グ１５が接触抵抗で回転を停止し、この状態で操作リン
グ１２をさらに締付け方向に回動（約３０度に設定）す
ると、傾斜カム面２７がニードルベアリング１３を介し
てカムリング１５の従動傾斜カム面３１を押圧するの
で、この押圧力が節度リング１５を介してフランジリン
グ１８を押圧し、回転工具２２を締付けることができ
る。
用を説明すると、図１において、締付け用ネジ１０のナ
ットリング１１の雌ネジ２３を駆動軸１９の雄ネジ２０
に螺合するとき、初期状態では操作リング１２内部の接
触抵抗負荷に対してネジ２０，２３の設定抵抗負荷が軽
いので、操作リング１２を回動すると上述の接触抵抗負
荷でナットリング１１も共回りして螺進する。この螺進
でフランジリング１８のフランジ面３８が回転工具２２
の側面に当接して、ナットリング１１の螺進が停止され
ると、フランジリング１８、節度リング１７、カムリン
グ１５が接触抵抗で回転を停止し、この状態で操作リン
グ１２をさらに締付け方向に回動（約３０度に設定）す
ると、傾斜カム面２７がニードルベアリング１３を介し
てカムリング１５の従動傾斜カム面３１を押圧するの
で、この押圧力が節度リング１５を介してフランジリン
グ１８を押圧し、回転工具２２を締付けることができ
る。
【００２５】上述の操作リング１２の傾斜カム面２７の
作用力は、該傾斜カム面２７の傾斜が雄ネジ２０、雌ネ
ジ２３のネジの傾斜角より小さいことによるトルクアッ
プと、ニードルベアリング１３が作用する接触抵抗によ
る回転ロスの解消による有効な回転力伝達により、例え
ば、ナットリング１１が直接回転工具２２を締付け固定
する力よりも大きくトルクアップされた力でフランジリ
ング１８は回転工具２２を締付け固定することができ
る。
作用力は、該傾斜カム面２７の傾斜が雄ネジ２０、雌ネ
ジ２３のネジの傾斜角より小さいことによるトルクアッ
プと、ニードルベアリング１３が作用する接触抵抗によ
る回転ロスの解消による有効な回転力伝達により、例え
ば、ナットリング１１が直接回転工具２２を締付け固定
する力よりも大きくトルクアップされた力でフランジリ
ング１８は回転工具２２を締付け固定することができ
る。
【００２６】なお、上述のトルクアップされた締付け力
で締付けるとき、節度リング１７と操作リング１２とに
は相対回動が生じるので、節度リング１７の弾性片３６
が変位し、その締付けの感触を節度リング１７の節度で
得ることができる。
で締付けるとき、節度リング１７と操作リング１２とに
は相対回動が生じるので、節度リング１７の弾性片３６
が変位し、その締付けの感触を節度リング１７の節度で
得ることができる。
【００２７】なお、上述の締付け用ネジ１０を取外すと
きは、操作リング１２を弛め方向に回動すればよい。そ
して、フランジリング１８の回転工具２２による接触抵
抗が解除されてフリーになると、復帰用バネ１６ａ，１
６ｂの作用力を蓄積していた側の作用力でカムリング１
５は初期位置に復帰する。
きは、操作リング１２を弛め方向に回動すればよい。そ
して、フランジリング１８の回転工具２２による接触抵
抗が解除されてフリーになると、復帰用バネ１６ａ，１
６ｂの作用力を蓄積していた側の作用力でカムリング１
５は初期位置に復帰する。
【００２８】上述の実施例によれば、トルクアップ機構
が傾斜カム面２７と従動傾斜カム面３１で構成すること
で、トルクアップ機構の構造が簡単化され、製作も容易
となり、精度を要求しなくとも十分なトルクアップが得
られる。
が傾斜カム面２７と従動傾斜カム面３１で構成すること
で、トルクアップ機構の構造が簡単化され、製作も容易
となり、精度を要求しなくとも十分なトルクアップが得
られる。
【００２９】また、両カム面２７，３１間にニードルベ
アリング１３を介装することで、面の接触抵抗による回
転力のロスが解消でき、操作リング１２の回転力を有効
に伝達して、強力な力で締付けることができる。
アリング１３を介装することで、面の接触抵抗による回
転力のロスが解消でき、操作リング１２の回転力を有効
に伝達して、強力な力で締付けることができる。
【００３０】さらに、ニードルベアリング１３を使用す
るとで、傾斜カム面２７に対しては線接触となり、例え
ば、ボールベアリングのような点接触により、局部荷重
がカム面に作用して、凹状に損傷を付与して円滑な回動
を阻害することなく、長期の円滑な使用が得られる。
るとで、傾斜カム面２７に対しては線接触となり、例え
ば、ボールベアリングのような点接触により、局部荷重
がカム面に作用して、凹状に損傷を付与して円滑な回動
を阻害することなく、長期の円滑な使用が得られる。
【００３１】なお、上述の実施例において、傾斜カム面
２７は１つ、または、複数を形成してもよい。ニードル
ベアリング１３を省略しても、また、ボールベアリング
を使用しても、十分なトルクアップの作用を得ることが
できる。
２７は１つ、または、複数を形成してもよい。ニードル
ベアリング１３を省略しても、また、ボールベアリング
を使用しても、十分なトルクアップの作用を得ることが
できる。
【００３２】また、傾斜カム面２７と従動傾斜カム面３
１とは、一方が傾斜面で他方は突起または突条で形成す
るもよい。
１とは、一方が傾斜面で他方は突起または突条で形成す
るもよい。
【００３３】さらにまた、ナットリング１１に代えて、
ボルトの雄ネジを形成したネジ部材で構成することもで
きる。
ボルトの雄ネジを形成したネジ部材で構成することもで
きる。
【００３４】さらに、傾斜カム面２７は操作リング１２
の内側面に一体的に形成しているが、これを独立したリ
ング部材に形成して、操作リング１２の内側面に取付け
て固定して形成するもよい。
の内側面に一体的に形成しているが、これを独立したリ
ング部材に形成して、操作リング１２の内側面に取付け
て固定して形成するもよい。
【００３５】前述の実施例では２本の復帰用バネ１６
ａ，１６ｂを使用して、正逆方向にそれぞれが分担し
て、両傾斜カム面２７，３１が相互に乗越えないように
構成したが、他の例として、１本の復帰用バネ１６ｃ
と、回動規制手段とで構成することもできる。
ａ，１６ｂを使用して、正逆方向にそれぞれが分担し
て、両傾斜カム面２７，３１が相互に乗越えないように
構成したが、他の例として、１本の復帰用バネ１６ｃ
と、回動規制手段とで構成することもできる。
【００３６】図１２、図１３および図１４は上述の１本
の復帰用バネ１６ｃと、回動規制手段とで構成した例を
示し、先に説明した実施例と同一の機能を有する構成要
素は符号を同一にすることで、その詳細な説明を省略す
る。
の復帰用バネ１６ｃと、回動規制手段とで構成した例を
示し、先に説明した実施例と同一の機能を有する構成要
素は符号を同一にすることで、その詳細な説明を省略す
る。
【００３７】前述の復帰用バネ１６ｃの基端２９ｃは、
操作リング１２の係止孔２８に係止すると共に、その遊
端部３２ｃはカムリング１５の係止孔３３ｃに係止して
いる。さらに、前述の操作リング１２の係合凹部３０…
より内側の１箇所にはボール４０を保持するための凹部
４１を形成して、上述のボール４０を嵌入する。
操作リング１２の係止孔２８に係止すると共に、その遊
端部３２ｃはカムリング１５の係止孔３３ｃに係止して
いる。さらに、前述の操作リング１２の係合凹部３０…
より内側の１箇所にはボール４０を保持するための凹部
４１を形成して、上述のボール４０を嵌入する。
【００３８】上述のボール４０を嵌入した位置を復帰用
バネ１６ｃの中立位置として、これれに対向するカムリ
ング１５には、締付け方向に焼く３０度より若干広く、
また、緩め方向には約６０度以内（緩め方向側で傾斜カ
ム面２７，３１を乗越えない範囲）の約９０度の範囲で
規制溝４２を形成し、操作リング１２とカムリング１５
との相対回動の範囲を、両傾斜カム面２７，３１を乗越
えない範囲に規制している。
バネ１６ｃの中立位置として、これれに対向するカムリ
ング１５には、締付け方向に焼く３０度より若干広く、
また、緩め方向には約６０度以内（緩め方向側で傾斜カ
ム面２７，３１を乗越えない範囲）の約９０度の範囲で
規制溝４２を形成し、操作リング１２とカムリング１５
との相対回動の範囲を、両傾斜カム面２７，３１を乗越
えない範囲に規制している。
【００３９】このように構成した場合も、前述の第１の
実施例と同様に、締付け動作を行うことができる。
実施例と同様に、締付け動作を行うことができる。
【００４０】勿論、締付け時も、また、緩め時も、前述
のボール４０と規制溝４２とによって、操作リング１２
とカムリング１５との相対回動を、中立位置から締付け
側には３０度を若干越える範囲内（締付けの回動を約３
０度に設定しているため、これを賄うことができる範囲
内）、また、緩め側には６０度以内の範囲で規制してい
るので、両傾斜カム面２７，３１が乗越えることが防止
できる。
のボール４０と規制溝４２とによって、操作リング１２
とカムリング１５との相対回動を、中立位置から締付け
側には３０度を若干越える範囲内（締付けの回動を約３
０度に設定しているため、これを賄うことができる範囲
内）、また、緩め側には６０度以内の範囲で規制してい
るので、両傾斜カム面２７，３１が乗越えることが防止
できる。
【００４１】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明のネジ部材は、実施例のナットリン
グ１１または雄ネジを形成したボルト状のネジ部材に対
応し、以下同様に、被取付け部材は、駆動軸１９に対応
し、被取付けネジは、雄ネジ２０に対応し、被取付け物
は、回転工具２２に対応し、トルクアップ機構は、操作
リング１２の傾斜カム面２７、カムリング１５の従動傾
斜カム面３１、ニードルベアリング１３に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるもの
ではない。
において、この発明のネジ部材は、実施例のナットリン
グ１１または雄ネジを形成したボルト状のネジ部材に対
応し、以下同様に、被取付け部材は、駆動軸１９に対応
し、被取付けネジは、雄ネジ２０に対応し、被取付け物
は、回転工具２２に対応し、トルクアップ機構は、操作
リング１２の傾斜カム面２７、カムリング１５の従動傾
斜カム面３１、ニードルベアリング１３に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるもの
ではない。
【図１】 締付け用ネジの断面側面図。
【図２】 締付け用ネジの断面による分解図。
【図３】 ナットリングの正面図。
【図４】 ナットリングの背面図。
【図５】 操作リングの背面図。
【図６】 ニードルベアンリングの正面図。
【図７】 カムリングの正面図。
【図８】 傾斜カム面の展開側面図。
【図９】 一方の復帰用バネの正面図。
【図１０】 他方の復帰用バネの正面図。
【図１１】 節度リングの正面図。
【図１２】 他の例の締付け用ネジの断面側面図。
【図１３】 図１２に使用されたカムリングの正面図。
【図１４】 図１２での操作リングにカムリングを対接
した背面図。
した背面図。
１０…締付け用ネジ １１…ナットリング １２…操作リング １３…ニードルベアリング １５…カムリング １７…節度リング １８…フランジリング １９…駆動軸 ２０…雄ネジ ２２…回転工具 ２７…傾斜カム面 ３１…従動傾斜カム面
Claims (5)
- 【請求項１】軸芯部に被取付け部材の被取付けネジに螺
着する取付けネジを形成したネジ部材と、上記ネジ部材
の外端側の外周部に回転のみ自在に保持し、回転力を入
力する操作リングと、前記ネジ部材の内端側の外周部に
挿嵌し、前記ネジ部材の内端より締付け側に被取付け物
に当接するフランジ面を有するフランジリングと、前記
操作リングと上記フランジリングとの間の前記ネジ部材
の外周部にあって、操作リングの回転力をトルクアップ
してフランジリングに伝達するトルクアップ機構とを備
え、前記トルクアップ機構を、操作リングの締付け方向
の回転で当接要素に締付け方向の作用力を付与するカム
と、該カムに作用してフランジリングを被取付け部材側
に押圧する従動カムとで構成した締付け用ネジ。 - 【請求項２】軸芯部に被取付け部材の被取付けネジに螺
着する取付けネジを形成したネジ部材と、上記ネジ部材
の外端側の外周部に回転のみ自在に保持し、回転力を入
力する操作リングと、前記ネジ部材の内端側の外周部に
挿嵌し、前記ネジ部材の内端より締付け側に被取付け物
に当接するフランジ面を有するフランジリングと、前記
操作リングと上記フランジリングとの間の前記ネジ部材
の外周部にあって、操作リングの回転力をトルクアップ
してフランジリングに伝達するトルクアップ機構とを備
え、上記トルクアップ機構を、前記操作リングの内側面
の円周方向に該操作リングの締付け方向の回転で当接要
素に締付け方向の作用力を付与する傾斜カム面を形成
し、前記ネジ部材の外周部に軸方向のみ摺動自在にカム
リングを挿嵌し、上記カムリングに前記操作リングの傾
斜カム面に対応して従動傾斜カム面を形成し、前記操作
リングの傾斜カム面と上記カムリングの従動傾斜カム面
との間に、リテーナで保持したニードルベアリングを介
装し、前記カムリングと前記操作リングとの間に、カム
リングの不作用時に該カムリングを初期位置に復帰させ
るバネを介装して構成した締付け用ネジ。 - 【請求項３】前記カムリングとフランジリングとの間
に、操作リングとの相対回動に節度を付与する節度リン
グを介装した請求項２記載の締付け用ネジ。 - 【請求項４】前記復帰用のバネを、正と逆との方向にそ
れぞれ作用する２本のバネで形成し、これら２本のバネ
で、傾斜カム面と従動傾斜カム面との交互が乗越えない
ように位置規制した請求項２記載の締付け用ネジ。 - 【請求項５】前記復帰用のバネを、正逆の双方向に作用
する１本のバネで形成し、前記カムリングと操作リング
との対向する部分に、相互の回動範囲が傾斜カム面と従
動傾斜カム面との相互が乗越えない範囲に位置規制する
ボールと規制溝を設けた請求項２記載の締付け用バネ。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8106265A JPH09250528A (ja) | 1996-01-08 | 1996-04-02 | 締付け用ネジ |
| EP97902850A EP0874956A4 (en) | 1996-01-08 | 1997-01-06 | CLAMPING SCREW |
| PCT/US1997/000218 WO1997025542A1 (en) | 1996-01-08 | 1997-01-06 | Clamping screw |
| AU16924/97A AU1692497A (en) | 1996-01-08 | 1997-01-06 | Clamping screw |
| US09/091,976 US6261041B1 (en) | 1996-01-08 | 1998-11-27 | Clamping screw |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1840696 | 1996-01-08 | ||
| JP8-18406 | 1996-01-08 | ||
| JP8106265A JPH09250528A (ja) | 1996-01-08 | 1996-04-02 | 締付け用ネジ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09250528A true JPH09250528A (ja) | 1997-09-22 |
Family
ID=26355073
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8106265A Pending JPH09250528A (ja) | 1996-01-08 | 1996-04-02 | 締付け用ネジ |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6261041B1 (ja) |
| EP (1) | EP0874956A4 (ja) |
| JP (1) | JPH09250528A (ja) |
| AU (1) | AU1692497A (ja) |
| WO (1) | WO1997025542A1 (ja) |
Families Citing this family (25)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5871322A (en) * | 1994-12-22 | 1999-02-16 | Power Tool Holders Incorporated | Clamp screw |
| US6050741A (en) * | 1998-01-30 | 2000-04-18 | Power Tool Holders Incorporated | Tool clamping device |
| US6179512B1 (en) | 1998-05-29 | 2001-01-30 | Power Tool Holders Incorporated | Collet nut |
| US6126370A (en) | 1998-07-22 | 2000-10-03 | Black & Decker Inc. | Removable tool holder |
| US5988957A (en) * | 1998-12-21 | 1999-11-23 | Black & Decker Inc. | Quick clamp |
| NO20006005L (no) * | 2000-06-21 | 2001-12-24 | Arvid Eikaas | Anordning ved mutterkonstruksjon og skrue/bolt-konstruksjon |
| DE10137625B4 (de) * | 2001-08-03 | 2005-01-27 | Neudecker & Jolitz Gmbh & Co. | Schnellspannmutter |
| DE60305539T2 (de) | 2002-01-10 | 2007-05-03 | Black & Decker Inc., Newark | Getriebegehäuse |
| US7343841B2 (en) * | 2002-02-15 | 2008-03-18 | Black & Decker Inc. | Blade clamp assembly |
| US6682284B2 (en) * | 2002-06-04 | 2004-01-27 | Power Network Industry Co., Ltd | Nut having locking mechanism and low operating torque requirement |
| US7184520B1 (en) * | 2003-01-29 | 2007-02-27 | Varian Medical Systems Technologies, Inc. | Component mounting system with stress compensation |
| EP1449618A1 (de) * | 2003-02-19 | 2004-08-25 | Firma Neudecker & Jolitz GmbH & Co. | Schnellspannmutter |
| DE10308743B3 (de) * | 2003-02-28 | 2004-11-11 | Hilti Ag | Schnellspannmutter für scheibenförmige Werkzeuge |
| US6932357B2 (en) * | 2003-05-09 | 2005-08-23 | Credo Technology Corporation | Gear reducing collet nut assembly |
| AU2003248467B1 (en) * | 2003-09-30 | 2005-01-27 | Power Network Industry Co., Ltd | Locking nut |
| DE102004024959A1 (de) * | 2004-05-22 | 2005-12-15 | Narex Česká Lípa a.s. | Spannvorrichtung zum Festspannen eines Gegenstandes gegen einen Anschlag |
| US7278341B1 (en) * | 2005-06-24 | 2007-10-09 | Selective Site Consultants, Inc. | Structural bolt security apparatus |
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| US20090169336A1 (en) * | 2007-12-27 | 2009-07-02 | Ting-Kuang Chen | Locking Device With Quick Release Mechanism |
| TWM349437U (en) * | 2008-08-07 | 2009-01-21 | Power Network Industry Co Ltd | Locking apparatus capable of being easily installed and uninstalled |
| CN102256742B (zh) * | 2008-12-19 | 2015-03-25 | Etp传动股份公司 | 用于设定部件的轴向位置的方法、调整装置、调整***和刀具夹持*** |
| US20150125106A1 (en) * | 2013-11-07 | 2015-05-07 | Tsai-Chi Lin | Thrust nut for bearing against an axle |
| CN107127830B (zh) * | 2017-06-14 | 2018-04-13 | 台山市威利邦木业有限公司 | 一种便于拆装检修和维护的木材切割机 |
| US20220381282A1 (en) * | 2021-05-25 | 2022-12-01 | Brady Fox-Mudge | Self tightening nut and bolt system |
| CN114161290B (zh) * | 2021-12-16 | 2023-01-10 | 常德市鼎城区正荣机械制造有限公司 | 一种滑轮轴生产方法及装置 |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3700968A1 (de) * | 1987-01-15 | 1988-08-04 | Bosch Gmbh Robert | Spanneinrichtung zum axialen festspannen eines werkzeuges, insbesondere einer scheibe |
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| GB9204345D0 (en) * | 1992-02-28 | 1992-04-08 | Black & Decker Inc | Improvements in or relating to flange locks |
| US5567100A (en) * | 1993-03-15 | 1996-10-22 | Power Tool Holders Incorporated | Torque enhancing clamping nut |
| JPH0727121A (ja) * | 1993-06-30 | 1995-01-27 | Jacobs Japan Inc | 締付け用ネジ |
| US5871322A (en) * | 1994-12-22 | 1999-02-16 | Power Tool Holders Incorporated | Clamp screw |
| AU3530497A (en) * | 1996-12-05 | 1998-06-11 | Power Tool Holders Incorporated | Improved ball screw clamping device |
| US6050741A (en) * | 1998-01-30 | 2000-04-18 | Power Tool Holders Incorporated | Tool clamping device |
-
1996
- 1996-04-02 JP JP8106265A patent/JPH09250528A/ja active Pending
-
1997
- 1997-01-06 EP EP97902850A patent/EP0874956A4/en active Pending
- 1997-01-06 AU AU16924/97A patent/AU1692497A/en not_active Abandoned
- 1997-01-06 WO PCT/US1997/000218 patent/WO1997025542A1/en not_active Application Discontinuation
-
1998
- 1998-11-27 US US09/091,976 patent/US6261041B1/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| AU1692497A (en) | 1997-08-01 |
| EP0874956A1 (en) | 1998-11-04 |
| US6261041B1 (en) | 2001-07-17 |
| EP0874956A4 (en) | 2001-01-17 |
| WO1997025542A1 (en) | 1997-07-17 |
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