JPH09250432A - スタータ - Google Patents

スタータ

Info

Publication number
JPH09250432A
JPH09250432A JP33937696A JP33937696A JPH09250432A JP H09250432 A JPH09250432 A JP H09250432A JP 33937696 A JP33937696 A JP 33937696A JP 33937696 A JP33937696 A JP 33937696A JP H09250432 A JPH09250432 A JP H09250432A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
moving body
pinion
rotation
pinion moving
output shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33937696A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Hasegawa
洋一 長谷川
Yoshiyuki Ogiso
由幸 小木曽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP33937696A priority Critical patent/JPH09250432A/ja
Publication of JPH09250432A publication Critical patent/JPH09250432A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 出力軸3に対するピニオン移動体の傾きを抑
えてピニオン移動体に付与される前進力の低下を防止す
ること。 【解決手段】 出力軸3の外周にヘリカルスプライン3
aを介して嵌合するピニオン移動体は、リングギヤ25
と噛み合うピニオンギヤ26と、このピニオンギヤ26
の後側に一体に設けられた円筒部27とから成り、ヘリ
カルスプライン3aに沿って出力軸3上を移動すること
ができる。このピニオン移動体は、円筒部27の上側外
周面がハウジング15に固定された受圧部材30に回転
自在および摺動自在に支持されている。受圧部材30の
直ぐ後方で円筒部27の外周には回転規制プレート4が
配置されている。この回転規制プレート4は、アーマチ
ャ8の回転が出力軸3に伝達される前に、ケーブル5を
介してマグネットスイッチ6に駆動されることで円筒部
27の下側外周面を押圧してピニオン移動体の回転を規
制することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンを始動す
るためのスタータに関する
【0002】
【従来の技術】従来技術として、実開昭57−3676
3号公報に開示されたスタータがある。このスタータ
は、始動モータの回転軸に対してヘリカルスプラインを
介して嵌合するピニオンギヤを有し、始動モータの起動
時にピニオンギヤの回転を規制して回転軸との間に相対
回転差を生じさせると、ピニオンギヤがヘリカルスプラ
インの作用で回転軸上を前方へ移動してエンジンのリン
グギヤと噛み合うことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のスタ
ータは、ピニオンギヤに連結する一方向クラッチの外周
面を径方向の一方側から押圧することによってピニオン
ギヤの回転を規制している。このため、一方向クラッチ
が回転軸に対して傾き、回転軸と一方向クラッチとの間
に生じる摩擦力、即ち一方向クラッチが回転軸上を移動
する際の摺動抵抗が増加して、ピニオンギヤがリングギ
ヤに噛み合うための前進力が減少するため、ピニオンギ
ヤとリングギヤとの噛み合い性が低下するという問題が
生じる。本発明は、上記事情に基づいて成されたもの
で、その目的は、出力軸に対するピニオン移動体の傾き
を小さくして、ピニオン移動体に付与される前進力の低
下を防止したスタータを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、ピ
ニオン回転規制部材がピニオン移動体の後退を規制する
ピニオン後退規制手段としても機能する構成であるた
め、ピニオン回転規制部材と受圧手段とを軸方向に近接
して設けることができる。これにより、ピニオン回転規
制部材でピニオン移動体の外周面を径方向から押圧した
時に、その押圧位置と軸方向に近い所、あるいは押圧位
置の径方向反対側で受圧手段により押圧力を受けること
ができる。このため、ピニオン移動体がピニオン回転規
制部材により径方向から押圧されても出力軸に対して傾
くことはなく(あるいは傾きを小さくできる)、ピニオ
ン移動体が出力軸上を前進する際の両者間に生じる摺動
抵抗の増加を抑えることができるため、ヘリカルスプラ
インの作用によってピニオン移動体に付与される前進力
の低下を防止できる。
【0005】請求項2の発明では、受圧手段としてピニ
オン移動体を軸支する軸受を用いることができる。これ
により、受圧手段のために部品点数が増加するのを防止
できる。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明のスタータを図面に
基づいて説明する。 (第1実施例)図1はスタータの半断面図である。本実
施例のスタータ1は、回転力を発生する始動モータ2
と、この始動モータ2の回転力が伝達されて回転する出
力軸3、始動モータ2の回転速度を減速する遊星歯車減
速装置(後述する)、この減速装置と出力軸3との間に
介在される一方向クラッチ(後述する)、出力軸3の外
周にヘリカルスプライン3aを介して嵌合するピニオン
移動体(後述する)、始動モータ2の起動時にピニオン
移動体の回転を規制する回転規制プレート4(本発明の
ピニオン回転規制部材)、この回転規制プレート4をケ
ーブル5を介して駆動するマグネットスイッチ6等より
構成されている。
【0007】始動モータ2は、シャフト7の両端部が軸
受7a(後端側の軸受は図示せず)を介して回転自在に
支持されたアーマチャ8、このアーマチャ8の外周に配
置される固定磁極9、この固定磁極9を内周面に保持す
る円筒状のヨーク10、およびシャフト7の後端外周に
設けられたコンミテータ11に摺接するブラシ12等よ
り構成されて、このブラシ12を通じてアーマチャ8と
固定磁極9のフィールドコイル9aとが直列に接続され
ている。出力軸3は、アーマチャ8の前方でシャフト7
と同軸に配されて、先端外周に嵌合する軸受13と後端
寄り外周に嵌合する軸受14とを介して、ハウジング1
5とセンタケース16に回転自在に支持されている。
【0008】減速装置は、シャフト7の先端外周に形成
されたサンギヤ17、このサンギヤ17に噛み合う複数
の遊星ギヤ18、および各遊星ギヤ18が噛み合うイン
ターナルギヤ19より構成される。サンギヤ17は、シ
ャフト7と一体に回転することでシャフト7の回転を各
遊星ギヤ18に伝達する。各遊星ギヤ18は、それぞれ
一方向クラッチのアウタ20に圧入されたピン21の外
周に軸受22を介して回転自在に支持され、サンギヤ1
7とインターナルギヤ19とに噛み合って自転しながら
サンギヤ17の外周を公転する。インターナルギヤ19
は、センタケース16の円筒壁部16aの内周側に形成
されている。
【0009】一方向クラッチは、アウタ20、インナ2
3、およびローラ24等より構成されている。アウタ2
0は、各遊星ギヤ18を軸支するピン21が圧入されて
いるため、各遊星ギヤ18がサンギヤ17の外周を公転
すると、その公転力を受けて各遊星ギヤ18の公転とと
もに回転する。インナ23は、出力軸3の後端部が径方
向に拡大して設けられたもので、出力軸3と一体に回転
する。ローラ24は、始動モータ2の回転が減速装置を
介してアウタ20に伝達された時に、アウタ20とイン
ナ23とを連結してアウタ20の回転をインナ23へ伝
達する。また、出力軸3(即ちインナ23)の方がアウ
タ20より回転速度が大きくなると、アウタ20とイン
ナ23とを切り離してインナ23からアウタ20へのト
ルク伝達を遮断することにより、アーマチャ8のオーバ
ランを防止する。
【0010】ピニオン移動体は、エンジンのリングギヤ
25と噛み合うためのピニオンギヤ26と、このピニオ
ンギヤ26の後側にピニオンギヤ26と一体に設けられ
た円筒部27とから成り、ピニオンギヤ26と出力軸3
とが互いのヘリカルスプライン3a(ピニオンギヤ26
側のヘリカルスプラインは図示せず)を介して嵌合して
いる。また、ピニオン移動体は、出力軸3の外周でスト
ップカラー28とピニオンギヤ26との間に介在された
スプリング29に付勢されて、円筒部27の後端面がセ
ンタケース16の前端面に当接した状態(図1に示す状
態)で静止している。さらに、このピニオン移動体は、
円筒部27の径方向上側の外周面がハウジング15に固
定された受圧部材30(本発明の受圧手段)に回転自在
および摺動自在に支持されている。ストップカラー28
は、ピニオン移動体の前進規制を行うもので、出力軸3
の外周に形成された周溝3bに嵌合するスナップリング
31を介して出力軸3の外周に固定されている。
【0011】回転規制プレート4は、ピニオン移動体の
円筒部27の外径より若干大きな内径の丸孔を有する略
リング状に成形され、受圧部材30の直ぐ後方で円筒部
27の外周に隙間を有して嵌合され、上下方向のみ移動
可能に設けられている。この回転規制プレート4は、そ
の上端部と下端部にそれぞれ孔32(上端部の孔は図示
せず)が開けられており、上端部の孔にはケーブル5の
一端が連結されて、下端部の孔32にはセンタケース1
6に取り付けられた板ばね33の先端部が係合してお
り、通常は、板ばね33の初期弾性力を受けて図1の下
方へ引き下げられている。但し、この状態(引き下げら
れた状態)で、回転規制プレート4は、円筒部27の外
周面に接触することはなく、円筒部27の全周で回転規
制プレート4の内周縁と円筒部27の外周面との間に一
定の隙間が確保されている。
【0012】この回転規制プレート4は、アーマチャ8
が回転する前にマグネットスイッチ6の作動がケーブル
5を介して伝達され、板ばね33の弾力に抗して図1の
上方へ引き上げられることにより、回転規制プレート4
の下側内周縁が円筒部27の下側外周面に押圧した状態
で当接してピニオン移動体の回転を規制する。また、こ
の回転規制プレート4は、回転規制されたピニオン移動
体がヘリカルスプライン3aに沿って出力軸3上を所定
量前進した時に、円筒部27の外周面から外れて円筒部
27の後端側へ入り込むことでピニオン移動体の後退を
規制するピニオン後退規制手段としても機能する。一
方、マグネットスイッチ6の作動が停止して回転規制プ
レート4を引き上げる力が消滅すると、板ばね33の弾
力によって初期位置(図1に示す位置)へ戻される。
【0013】マグネットスイッチ6は、ボビン34に巻
装された吸引コイル35と保持コイル36、ボビン34
の内周に配されたスリーブ37内を摺動自在に組み付け
られたプランジャ38、このプランジャ38を図1の上
方へ付勢するリターンスプリング39、プランジャロッ
ド40に一組のインシュレータ41、42を介して組み
付けられた可動接点43、この可動接点43に接点圧を
付与する接点スプリング44、可動接点43に対向して
インシュレータカバー45に固定された一組の固定接点
46等より構成され、エンドフレーム47の後側で、始
動モータ2のシャフト7に対してプランジャ38の動作
方向が直交する様に配置されている。なお、ケーブル5
は、始動モータ2のヨーク10とエンドフレーム47に
設けられたそれぞれの孔(図示せず)に挿通されて、ハ
ウジング15に固定されたピン48と、マグネットスイ
ッチ6のスイッチカバー49に固定されたピン50を支
点として滑らかに摺動できる様に組付けられている。
【0014】次に、本実施例の作動を説明する。キース
イッチ(図示せず)がON操作されてマグネットスイッ
チ6の各コイル35、36に通電されると、各コイル3
5、36の合成磁力によってプランジャ38が吸引され
て、リターンスプリング39の弾力に抗して図1の下方
へ移動する。このプランジャ38の移動に伴ってケーブ
ル5がマグネットスイッチ6側へ引っ張られるため、回
転規制プレート4が図1の上方へ引き上げられて、回転
規制プレート4の下側内周縁が円筒部27の下側外周面
を押圧した状態で当接する。これにより、ピニオン移動
体の回転が規制される。この時、ピニオン移動体が回転
規制プレート4から受ける押圧力は、その押圧方向と反
対側で円筒部27を支持する受圧部材30により受け止
められる。
【0015】一方、プランジャ38の移動により可動接
点43が一組の固定接点46に当接して始動モータ2の
電流回路を閉成すると、始動モータ2が通電されてアー
マチャ8が回転を開始する。アーマチャ8の回転は、減
速装置で減速された後、一方向クラッチを介して出力軸
3に伝達される。これにより、出力軸3が回転すること
でピニオン移動体も回転しようとするが、回転規制プレ
ート4によってピニオン移動体の回転が規制されている
ため、ピニオン移動体はヘリカルスプライン3aの作用
により、スプリング29を押し縮めながら出力軸3上を
前進する。この結果、リングギヤ25と噛み合ったピニ
オンギヤ26が全ストローク進んでストップカラー28
に当接すると、それまで円筒部27の下側外周面に係合
していた回転規制プレート4が円筒部27から外れて円
筒部27の後側に入り込むため、ピニオン移動体の回転
規制が解除される(図2参照)。そして、出力軸3の回
転がピニオンギヤ26を介してリングギヤ25に伝達さ
れてリングギヤ25が回転することでエンジンが始動す
る。
【0016】ここで、ピニオンギヤ26がリングギヤ2
5に噛み合ってピニオン移動体が全ストローク前進する
と、ピニオンギヤ26を付勢するスプリング29の弾力
が大きくなる。また、エンジン始動後、ピニオンギヤ2
6がリングギヤ25を介してエンジンにより高速で回さ
れると、ヘリカルスプライン3aの作用でピニオン移動
体に後退力が加わる。この後退力とスプリング29の弾
力によってピニオン移動体は出力軸3上を後退しようと
するが、円筒部27の後側に入り込んだ回転規制プレー
ト4が円筒部27の後端面に当接することでピニオン移
動体の後退を阻止する。
【0017】その後、キースイッチがOFF操作されて
マグネットスイッチ6の作動が停止すると、プランジャ
38がリターンスプリング39の反力で押し戻されて初
期位置へ復帰するため、可動接点43が一組の固定接点
46から離れて電流回路を開成する。これにより、始動
モータ2への通電が停止されてアーマチャ8の回転が停
止する。また、プランジャ38が初期位置へ戻ってケー
ブル5が緩むことで、それまでケーブル5を通じて上方
へ引っ張られていた回転規制プレート4が板ばね33の
弾力で初期位置へ戻されるため、回転規制プレート4に
よるピニオン移動体の後退規制が解除される。その結
果、ピニオン移動体は、スプリング29の弾力で出力軸
3上をヘリカルスプライン3aに沿って回転しながら初
期位置へ押し戻される。
【0018】(本実施例の効果)本実施例のスタータ1
は、回転規制プレート4をピニオン後退規制手段として
も用いることができるため、回転規制プレート4と受圧
部材30との間に独立してピニオン後退規制手段を設け
る必要がない。これにより、回転規制プレート4を軸方
向に受圧部材30と近接して設けることができるため、
回転規制プレート4で円筒部27の外周面を径方向から
押圧した時に、その押圧位置の軸方向近くで受圧部材3
0により押圧力を受けることができる。これにより、ピ
ニオン移動体が回転規制プレート4により径方向から押
圧されても出力軸3に対する傾きを極力小さくできるた
め、ピニオン移動体が出力軸3上を前進する際の両者間
に生じる摺動抵抗の増加を抑えることができ、ヘリカル
スプライン3aの作用によってピニオン移動体に付与さ
れる前進力の低下を防止できる。
【0019】(第2実施例)図3はピニオン移動体周辺
部の半断面図である。本実施例は、出力軸3の前端がハ
ウジング15の外側へ飛び出たオーバハングタイプのス
タータ1に適用したもので、ピニオン移動体の円筒部2
7が平軸受51を介してハウジング15に支持されてい
る。この場合、平軸受51の軸方向近傍に回転規制プレ
ート4を配置することにより、平軸受51を本発明の受
圧手段として利用することができる。また、平軸受51
によって円筒部27の全周面を支持できるため、回転規
制プレート4による円筒部27への押圧方向を特定する
必要がない。
【0020】(第3実施例)図4はピニオン移動体周辺
部の半断面図である。本実施例は、第2実施例と同様の
オーバハングタイプのスタータ1に適用したもので、ピ
ニオン移動体の円筒部27がボールベアリング52を介
してハウジング15に支持されている。この場合、ボー
ルベアリング52の軸方向近傍に回転規制プレート4を
配置することにより、ボールベアリング52を本発明の
受圧手段として利用することができる。また、第2実施
例と同様に、ボールベアリング52によって円筒部27
の全周面を支持できるため、回転規制プレート4による
円筒部27への押圧方向を特定する必要がない。
【0021】(第4実施例)図5は受圧部材30と回転
規制プレート4との位置関係を示す断面図である。本実
施例は、第1実施例に示した受圧部材30の軸方向長さ
を延長して、図5に示す様に、回転規制プレート4の内
周側まで入り込む様に構成したものである。これによれ
ば、回転規制プレート4は、受圧部材30の軸方向長さ
の範囲内で円筒部27を押圧することができるため、出
力軸3に対するピニオン移動体の傾きを無くすことがで
きる。
【0022】また、本実施例では、図6に示す様に円筒
部27の外周面にセレーション27a(軸方向に伸びる
複数の縦溝)を形成し、図7に示す様に回転規制プレー
ト4の下側内周面に凹凸部4bを形成して、この凹凸部
4bをセレーション27aに係合させることでピニオン
移動体の回転を規制するように構成しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】スタータの半断面図である。
【図2】ピニオンギヤがリングギヤと噛み合った状態を
示す要部断面図である。
【図3】ピニオン移動体周辺部の半断面図である(第2
実施例)。
【図4】ピニオン移動体周辺部の半断面図である(第3
実施例)。
【図5】ピニオン移動体周辺部の半断面図である(第4
実施例)。
【図6】ピニオン移動体周辺部の半断面図である(第4
実施例)。
【図7】回転規制プレートの平面図である(第4実施
例)。
【符号の説明】
1 スタータ 2 始動モータ 3 出力軸 3a ヘリカルスプライン 4 回転規制プレート(ピニオン回転規制部材) 25 リングギヤ 26 ピニオンギヤ 27 円筒部(ピニオン移動体) 30 受圧部材(受圧手段) 51 平軸受(受圧手段) 52 ボールベアリング(受圧手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】始動モータに回転駆動される出力軸と、 この出力軸にヘリカルスプラインを介して嵌合するピニ
    オン移動体と、 エンジンのリングギヤと噛み合うため前記ピニオン移動
    体に具備されたピニオンギヤと、 前記始動モータの回転が前記出力軸に伝達される前に前
    記ピニオン移動体の外周面を径方向より押圧して前記ピ
    ニオン移動体の回転を規制するピニオン回転規制部材と
    を備え、 このピニオン回転規制部材は、回転規制された前記ピニ
    オン移動体が前記ヘリカルスプラインに沿って前記出力
    軸上を前記リングギヤ側へ所定量移動した時に前記ピニ
    オン移動体の後端側へ入り込んで前記ピニオン移動体の
    後退を規制するピニオン後退規制手段としても機能する
    スタータであって、 前記ピニオン回転規制部材が前記ピニオン移動体の外周
    面を押圧する押圧方向と反対側で前記ピニオン移動体の
    外周面を回転自在及び摺動自在に支持する受圧手段を有
    し、 前記ピニオン回転規制部材が前記受圧手段と軸方向に近
    接して設けられていることを特徴とするスタータ。
  2. 【請求項2】前記受圧手段は、前記ピニオン移動体を軸
    支する軸受であることを特徴とする請求項1記載のスタ
    ータ。
JP33937696A 1996-01-10 1996-12-19 スタータ Pending JPH09250432A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33937696A JPH09250432A (ja) 1996-01-10 1996-12-19 スタータ

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP217796 1996-01-10
JP8-2177 1996-01-10
JP33937696A JPH09250432A (ja) 1996-01-10 1996-12-19 スタータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09250432A true JPH09250432A (ja) 1997-09-22

Family

ID=26335515

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33937696A Pending JPH09250432A (ja) 1996-01-10 1996-12-19 スタータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09250432A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013083178A (ja) * 2011-10-07 2013-05-09 Denso Corp スタータ
JP2013083177A (ja) * 2011-10-07 2013-05-09 Denso Corp スタータ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013083178A (ja) * 2011-10-07 2013-05-09 Denso Corp スタータ
JP2013083177A (ja) * 2011-10-07 2013-05-09 Denso Corp スタータ
US9273660B2 (en) 2011-10-07 2016-03-01 Denso Corporation Starter

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4587861A (en) Internal speed-reduction type starter
JP2774730B2 (ja) 始動電動機
JP5373166B2 (ja) スタータ
JP3603508B2 (ja) スタータ
JP3546640B2 (ja) スタータ
JP3379884B2 (ja) エンジン始動装置
US5767585A (en) Starter
JPH10205419A (ja) スタータ
US6776273B2 (en) Starter having braking member for one-way clutch
JPH09250432A (ja) スタータ
JP3874707B2 (ja) スタータ
US5831340A (en) Starter with high vibration resistance construction
JP3274316B2 (ja) エンジン始動装置
US6720668B2 (en) Starter having means for restricting pinion rotation
JP4124045B2 (ja) スタータ
JP5941277B2 (ja) スタータ
JP3055400B2 (ja) スタータ
US5737964A (en) Starter with planetary gear speed reduction mechanism
JP3019834B2 (ja) エンジン始動装置
JP3011029B2 (ja) エンジン始動装置
JP3067639B2 (ja) スタータ
KR930005299Y1 (ko) 동축형 스타터장치
JP2012026337A (ja) スタータ
JPH09317609A (ja) スタータ
JP2005201182A (ja) スタータ

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20041213

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041221

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050209

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20051221

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060613