JPH09241932A - 自動撚糸装置における二重おさのおさはの間に糸を通す方法および装置 - Google Patents

自動撚糸装置における二重おさのおさはの間に糸を通す方法および装置

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JPH09241932A
JPH09241932A JP9063738A JP6373897A JPH09241932A JP H09241932 A JPH09241932 A JP H09241932A JP 9063738 A JP9063738 A JP 9063738A JP 6373897 A JP6373897 A JP 6373897A JP H09241932 A JPH09241932 A JP H09241932A
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reeds
reed
carriage
space
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JP9063738A
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Fabrizio Gironi
ファブリツィオ ジロニ
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El & M Srl
ETSURE E M SpA E
Original Assignee
E ETSURE E M SpA
El & M Srl
ETSURE E M SpA E
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    • D03JAUXILIARY WEAVING APPARATUS; WEAVERS' TOOLS; SHUTTLES
    • D03J1/00Auxiliary apparatus combined with or associated with looms
    • D03J1/14Apparatus for threading warp stop-motion droppers, healds, or reeds
    • DTEXTILES; PAPER
    • D03WEAVING
    • D03CSHEDDING MECHANISMS; PATTERN CARDS OR CHAINS; PUNCHING OF CARDS; DESIGNING PATTERNS
    • D03C9/00Healds; Heald frames
    • D03C9/02Healds
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    • G05CONTROLLING; REGULATING
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    • G05B2219/36Nc in input of data, input key till input tape
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    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
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  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
  • Reciprocating Conveyors (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 自動撚糸装置において、高リダクション型の
二重おさを通過する糸の自動通過を達成する。 【解決手段】 撚糸機のおさのピッチ(p)[またはシ
ェッド(shed)]の半分に相当する距離(d)だけ
水平方向にずれている平行な2列に沿って整列して配置
された複数個のストリップまたはおさは(2a,2b)
をもつ二重おさ(2)のおさはの間に糸を通す装置であ
って、上記二重おさ(2)とヘッドル工具(3)を長手
方向に動かす手段を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動撚糸装置(auto
matic threading machine)に
おける二重のおさ(double reed)のおさは
(dents)の間に糸を通す方法および装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】撚糸法(threading)は縦糸
(warp thread)が織りひも(weavin
g strips)、ヘッドルおよびおさを通過するよ
うにされた方法であることは公知である。
【0003】すでに織布とヘッドルを通過した糸をおさ
のおさはの間を通り抜けさせるために、ヘッドル工具が
あらかじめ決められた順序で上記おさはの間に導入され
る必要があるということも同様に公知である。この目的
のために、おさは長手方向において間欠的に適宜配置変
更がなされ、これによりヘッドル工具の軸は糸の引き込
み(drawing−in)によって継続的に関与する
おさはの対の間の中心にあるようになる。おさを動かし
かつそのおさはを離間して引っ張るための数多くの操作
方法が公知である。
【0004】公知の技術は、必須の工程としておさのお
さはの間に楔を打ち込むことからなり、ヘッドル工具の
導入を容易にするのに必要なものとして、それらおさは
を離間するように引き伸ばす。上記の各導入の終点にお
いて、楔は横へ動かされ、それによってすでに楔が挿入
されているおさはの側方に押圧力を作用させ、かつ、お
さはの間の軸間距離に対応するピッチ、すなわち、“リ
ダクション(reduction)”だけおさの前進を
行わせる。その後楔はおさから引き抜かれ、上記のプロ
グラム化された反復を行なうために最初の位置へ戻され
る。楔の最初の配置はおさの固有の変形、すなわち、単
位長さ当りのおさはの数に対応して調節することができ
る。
【0005】同様におさのおさはの間へのウォームねじ
の導入を必須の工程として含む技術も公知であり、その
ウォームねじの回転は2つのおさはの間にウォームねじ
を挿入させて2つのおさはを離間してかつ同時におさを
前進させる。
【0006】同様におさの基部におけるビームに固定さ
れた金属板の外表面に作用する電磁石によっておさの軸
方向の変位を行なうことも公知であり、それにより、プ
ログラムされた順序で、あらかじめ決められた位置にお
さをロッキングし、かつおさのリダクションに対応する
範囲にわたっておさを長手方向に移動させる。エンコー
ダがおさの変位を感知しかつ好適にプログラムされた電
子プロセッサに変位のデータを供給するのに使われ、こ
のデータとおさのリダクションに相当する標準値とを比
較させる。プロセッサは電磁石保持手段に結合されたス
テッピングモータの回転を制御して、その移動を制御す
る。
【0007】しかし、経験により、上述の技術は、単純
なおさをもつシステムにのみ適用可能であるか、また
は、低リダクション型の二重おさをもつシステムに適用
できるものであり、そして、関連するおさはは決して完
全に垂直ではなく、おさのおさは間のピッチは決して正
確には一定ではないので、事実上、高リダクション型の
二重おさシステムには適用できない。
【0008】小さく低いカウントの人工および合成繊維
を織成するために、同じ列の隣合うおさは間の距離によ
って限定されるおさのピッチの半分に相当する長さだけ
水平方向にずれている平行な2列に沿って配置された複
数のおさはまたはストリップから作られた二重おさに対
する要求が高まっていることも公知である。
【0009】米国特許第5136762号明細書は、自
動撚糸方法およびその方法を実施する装置、特に、おさ
のおさはの間を糸が通過する地点の上流および下流に一
般に設けられる操作工程を実施する装置を開示してい
る。
【0010】
【本発明が解決しようとする課題】本発明の主要な目的
は、特に高リダクション型の二重おさを通過する糸の自
動通過を達成することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明により、特許請求
の範囲第1項および第3項の特徴部分に記載される特徴
をもつ方法と装置を提供する技術的思想を採用すること
によって達成された。さらなる技術的特徴は従属請求項
に記載されている。
【0012】
【好ましい具体例の詳細な説明】基本構造にまで簡略化
して、添付図面の形状に符号を付けて、本発明の方法を
記載する。
【0013】この方法は、本発明によると、糸通し機の
おさのピッチ(p)[またはシェッド(shed)]の
半分に相当する距離(d)だけ水平方向にずれている平
行な2列に沿って整列して配置された複数個のストリッ
プまたはおさは(2a,2b)からなる二重おさ(2)
のおさはの間に糸を通す方法であって、以下の操作工程
からなる: 工程I:固定された二重おさ(2)の場合、平坦なフィ
ンガー(1)を、第1または近い列のあらかじめ決めら
れた対の近接するおさは(2a)によって境界を設けら
れた空間(20a)に向き合う位置に設置し、それによ
って該フィンガー(1)の前端が第2または遠い列の対
応するおさは(2b)に対向するようになる; 工程II:上記フィンガー(1)を前進させかつそれを
十分に上記空間(20a)内に挿入する; 工程III:おさ(2)の第2列に関連するおさは(2
b)の対によって境界が設けられた空間(20b)の開
口の覆いをとるために、フィンガー(1)を固定したま
ま、おさ(2)をそれぞれの長手方向軸の方向に(矢印
Fで示されるように、図面では右側へ)おさ(2)のピ
ッチ(p)の半分に相当する長さ(d)だけ動かす; 工程IV:上記フィンガー(1)をさらに動かしかつ上
記おさ(2)の上記第2列の空間(20b)内に完全に
導入し、ヘッドル工具(3)を該フィンガーに係合した
空間(20a,20b)の間へ導入し、そしておさ
(2)を解放し、それによって、2列のおさは(2a,
2b)の弾力性により、第2列の空間(20b)はそれ
自体でフィンガー(1)の長手方向の軸に関して中心へ
もち来されるようになる; 工程V:このように中心へもち来された空間(20b)
を有するおさ(2)をロックし、かつ縦糸(5a)が係
合したヘッドル工具を引っこめ、それにより該糸をおさ
(2)の2列のおさは(2a,2b)に通す; 工程VI:フィンガー(1)をおさ(2)から完全に離
れるように後方へ動かす; 工程VII:おさ(2)を、それぞれの長手方向軸に沿
って前述の方向と逆の方向に(矢印Gで示されるように
図面では左側へ)、おさ(2)のピッチ(p)のほぼ4
分の1(0.5d)に相当する長さだけ動かし、それに
よっておさをそれぞれの出発位置、すなわち、第1工程
(I)に相当する位置へ戻す; 工程VIII:上記フィンガー(1)を前進させかつそ
れをおさは(2a)の上記第1列の空間(20a)へ完
全に導入する; 工程IX:フィンガー(1)を固定したまま、おさ
(2)をそれぞれの軸に沿って前述の変位と同様に(矢
印Hで示されるように図面では左側へ)おさ(2)のピ
ッチ(p)の半分に相当する長さ(d)だけ動かす; 工程X:上記フィンガー(1)をさらに動かしかつおさ
(2)の上記第2列の空間(20b)内に完全に導入
し、ヘッドル工具(3)を空間(20a,20b)の間
へ導入して上記フィンガー(1)と係合させ、かつおさ
(2)を取り除き、それによって、2列のおさは(2
a,2b)の弾力性により、第2列の空間(20b)は
それ自体でフィンガー(1)の長手方向の軸に関して中
心へもち来される; 工程XI:このように中心へもち来された空間(20
b)を有する、おさ(2)をロックしかつ縦糸(5a)
が係合しているヘッドル工具を引っこめ、それにより該
縦糸をおさ(2)の2列のおさは(2a,2b)に通
す; 工程XII:フィンガー(1)をおさ(2)から完全に
離れるように後方へ動かす; 工程XIII:おさ(2)をそれぞれの長手方向軸に沿
って前述の方向と同方向に(矢印Kで示されるように図
面では左側へ)おさ(2)のピッチ(p)の4分の3に
相当する1.5dの長さだけ動かし、それによっておさ
(2)をさらに糸をくぐらせる準備ができた状態に配
置、かくてサイクルの出発状態を回復させる。
【0014】図1において、二重矢印Lはおさ(2)が
おさは(2a,2b)の弾力性によって係合を解除され
た後のおさ(2)の変位を示す。上記工程IIおよび工
程VIIIにおいて、フィンガー(1)は、第2列のお
さは(2b)と接触することなく、おさ(2)の第1列
のおさは(2a)の空間(20a)内に完全に導入され
るのが有利である。
【0015】上述の方法は、一度に一列のおさはにのみ
作用することが可能である。
【0016】上記の方法を実施するための装置は、下記
の部材の結合からなる。 −二重おさ(2)の二列のおさは(2a,2b)を向い
合せかつ該二重おさの軸と直交するように、対応する支
持キャリッジ(7)に取付けられたフィンガー(1):
該キャリッジ(7)はおさ(2)からのおよびおさ
(2)へ向かうフィンガー(1)の長手方向の変位を許
容するように直線的なガイド(8)上に装架されてい
る; −上記キャリッジ(7)が固定されている水平板
(9):該水平板は、水平プラットフォーム(11)に
取付けられ、ヘッドル工具(3)のガイドおよび支持部
品としても作用する; −上記フィンガー(1)を動かすためのステッピングモ
ータ;該モータは、上記水平板(9)によって保持さ
れ、二つのプーリ(13、14)上に閉リング状に掛け
渡されたベルト(10)によってフィンガー(1)のキ
ャリッジ(7)に結合されており、一方のプーリ(1
3)はモータ(12)のシャフトにキーで固定され、他
のプーリ(14)は上記キャリッジ(7)に無負荷で装
架されており:該ベルト(10)は角型の付属部品(7
0)によってフィンガー(1)のキャリッジ(7)に結
合されている。
【0017】図3の特定の例によって示されるように、
上記キャリッジ(7)の付属部品(70)は、ベルト
(10)の一部を受ける同じ角型部品のスロットに直交
する軸をもつネジ手段(71)を締めることによって、
ベルト(10)に連結されている。
【0018】本願発明によりかつ添付の図2Cを参照す
れば、上記フィンガー(1)は入口部分(101)が出
口に向かって収歛する長手方向のチャンネル(100)
を備えており、それによってヘッドル工具をおさ(2)
のおさは(2a,2b)の間に導入するときに該ヘッド
ル工具のための対応する張り出し(flare)および
ガイドウェイの限界を定める。
【0019】フィンガー(1)の位置を調節するための
手段も、添付図面を明瞭にするためにそこに図示してい
ないエンコーダを上記ステッピングモータ(28)に連
結し、かつたとえば誘導形式のセンサー(15)を、フ
ィンガー(1)を支持するキャリッジ(7)の背面で固
定されたあらかじめ決められた位置の板(9)上に設け
た状態で、設けることが有利である。たとえばフィンガ
ー(1)がおさ(2)のどこかの部分に偶発的にぶつか
るとか、または他の理由によって、モータ(12)の1
以上のステップが欠如した場合には、上記エンコーダは
機械の停止とセンサー(15)の近くの接触点(p)へ
のキャリッジ(7)の引き揚げを作動して、センサー
(15)の近くの接触点(p)へのキャリッジ(7)の
引き揚げを感知させ、それにより正しいサイクルの開始
状態に戻らせる。
【0020】おさ(2)とヘッドル工具(3)を支持し
かつ動かすための公知の手段が同様に設けられ、これに
は以下のものが含まれる。 −おさ(2)を支持するための基盤(16);該基盤は
ガイド(17)上に滑動的に装架され、このガイドは固
定され、直線状で、おさ(2)に平行であり、おさがそ
れぞれの長手方向に滑動するのを許容する:上記基盤
(16)に対して鋼製の片持ち梁形状のリボン状部品
(18)が長手方向に固定されている; −活性表面が上記リボン(18)に平行でそれに作用す
るように意図された電磁石(4);該電磁石は、おさ
(2)に平行な方向に間欠的な並進運動をするように駆
動されるボディ(19)によって支持されており、か
つ、その活性表面と反対側の表面に小さい板(20)が
固定され、それによりリボン(18)が電磁石(4)と
小さい板(20)との間に介在する; −電磁石(4)を支持する上記ボディ(19)を動かす
ための固定構造物(26)によって支持されるステッピ
ングモータ(21); −上記モータ(21)によって駆動されるおさ(2)の
変位を調節するための対応するフィーラホイール(fe
eler wheel)を備えたエンコーダ(22); −一端に固定されかつ上記おさ(2)からおよびおさ
(2)へ向かう変位を許容する対応駆動部材(25)に
係合している操作腕(24)を備えた、上記ヘッドル工
具(3)を動かす手段;該駆動部材(25)は上記プラ
ットフォーム(11)によって支持されている。
【0021】上記の方法におけるI,II,V,VIお
よびXIの工程の間、おさ(2)が固定位置にブロック
された状態を維持するために、モータ(21)が停止し
たとき、おさの基盤に固定されたリボン(23)に作用
する電磁石(4)を活性化する手段が設けられる。上述
の工程IVおよびXの間モータ(21)が停止したと
き、おさ(2)の係合を解除し、かつ、その自由な弾性
振動を許容するために、上記電磁石(4)を非活性化す
る手段が設けられる。おさ(2)を動かすために、電磁
石(4)が活性化されかつモータ(21)の回転が開始
される。
【0022】上記の駆動部材(12)(21)および
(25)は、個々の調整エンコーダ、上記電磁石(4)
およびセンサー(15)とともに、プロセッサ(E)の
メモリー内に蓄積されたプログラムとそれ自体当業者に
公知の処理工程、このため、本明細書では細部にわたっ
て記載していない処理工程、とにより、協動調整が行わ
れるように、すべてプログラム化できる電子プロセッサ
(E)に結合されている。実際に、すべての細部構造
は、採用された解決のための技術的思想の範囲を逸脱す
ることなく、そのため、工業的発明のために本特許に付
与される保護の範囲内にあるかぎりにおいて、形状、寸
法、部品の配置、使用される材料の性質に関して、均等
な手段に変更し得る。
【0023】
【発明の効果】本発明に由来する効果は、必須の事項と
して以下の諸点に基づくものである: −一つだけのヘッドル工具を用いて、累加的誤差を生じ
ないで、二重おさに糸を通過させるためにおさの正しい
位置決めとおさの離間とを達成することが可能であるこ
と、 −おさ、すなわちおさはの位置を即時に自動調整して、
著しい作業精度を達成すること、 −本発明の装置が、製造が比較的簡単でかつ信頼性があ
って長時間の使用にも充分な寿命をもつこと。
【0024】本発明のこのような効果と特徴およびその
他の効果と特徴は、当該技術分野の技術に習熟した者が
上記の説明および本発明の具体的な例証として示される
が限定的な意味に解釈されるべきでない添付図面を読む
ことによってよく理解し得るであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法の操業工程の概略的な描写であ
る。
【図2】(A)は図1の方法を実施するための装置の側
面図であり;(B)は図2(A)の装置の平面図であ
り;そして(C)は図2(B)の装置の拡大詳細図であ
る。
【図3】図2の(A)、(B)および(C)の装置、関
連支持体、および調整手段の全体図を示す。
【符号の説明】
1 フィンガー 2 おさ 2a おさは 2b おさは 3 ヘッドル工具 4 電磁石 5a 縦糸 7 キャリッジ 8 ガイド 9 水平板 10 ベルト 11 プラットフォーム 12 モータ 13 プーリ 14 プーリ 15 センサ 17 ガイド 19 ボディ 20 小さな板 20a 空間 20b 空間 21 モータ 22 エンコーダ 23 リボン 25 駆動部材 28 ステッピングモータ 70 付属部品 71 ネジ手段 100 チャンネル 101 入口部分

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撚糸機のおさのピッチ(p)またはシェ
    ッドの半分に相当する距離(d)だけ水平方向にずれて
    いる平行な2列に沿って整列して配置された複数個のス
    トリップまたはおさは(2a,2b)からなる二重おさ
    (2)の該おさはの間に糸を通す方法であって、以下の
    操作工程からなることを特徴とする方法; (a)固定された二重おさ(2)の場合、平坦なフィン
    ガー(1)を、第1のまたは近い列のあらかじめ決めら
    れた対の近接するおさは(2a)によって境界を設けら
    れた空間(20a)に向き合う位置に設置し、それによ
    って該フィンガー(1)の前端が第2のまたは遠い列の
    対応するおさは(2b)に対向するようになる; (b)上記フィンガー(1)を前進させかつ該おさを完
    全に上記空間(20a)内に挿入する; (c)おさ(2)の第2列に関連するおさは(2b)の
    対によって境界が設けられた空間(20b)の開日の覆
    いをとるために、該フィンガー(1)を固定したまま、
    おさ(2)をそれぞれの長手方向軸の方向におさ(2)
    のピッチ(p)の半分に相当する長さ(d)だけ動か
    す; (d)上記フィンガー(1)をさらに動かしかつおさ
    (2)の上記第2列の空間(20b)内に完全に導入
    し、ヘッドル工具(3)をフィンガー(1)に係合した
    空間(20a,20b)の間へ導入し、そしておさ
    (2)を解放し、それによって、2列のおさは(2a,
    2b)の弾力性により、第2列の空間(20b)はそれ
    自体でフィンガー(1)の長手方向の軸に関して中心へ
    もち来されるようになる; (e)このように中心へもち来された空間(20b)を
    有するおさ(2)をロックし、かつ縦糸(5a)が係合
    したヘッドル工具を引っこめ、それにより該糸をおさ
    (2)の2列のおさは(2a,2b)に通す; (f)フィンガー(1)をおさ(2)から完全に離れる
    ように後方へ動かす; (g)おさ(2)を、それぞれの長手方向軸に沿って前
    述の方向と逆の方向におさ(2)のピッチ(p)のほぼ
    4分の1(0.5d)に相当する長さだけ動かし、それ
    によって該おさをそれぞれの出発位置、すなわち、第1
    工程(a)に相当する位置へ戻す; (h)上記フィンガー(1)を前進させかつそれをおさ
    は(2a)の上記第1列の空間(20a)へ完全に導入
    する; (i)フィンガー(1)を固定したまま、おさ(2)を
    前述の変位と同様にそれぞれの長手方向軸の方向におさ
    (2)のピッチ(p)の半分に相当する長さ(d)だけ
    動かす; (1)上記フィンガー(1)をさらに動かしかつおさ
    (2)の上記第2列の空間(20b)内に完全に導入
    し、ヘッドル工具(3)を空間(20a,20b)の間
    へ導入して上記フィンガー(1)と係合させ、かつおさ
    (2)を取り除き、それによって、2列のおさは(2
    a,2b)の弾力性により、第2列の空間(20b)は
    それ自体でフィンガー(1)の長手方向の軸に関して中
    心へもち来される (m)このように中心へもち来された空間(20b)を
    有するおさ(2)をロックしかつ縦糸(5a)が係合し
    ているヘッドル工具を引っこめ、それにより該糸をおさ
    (2)の2列のおさは(2a,2b)に通す; (n)フィンガー(1)をおさ(2)から完全に離れる
    ように後方へ動かす; (o)おさ(2)をそれぞれの長手方向軸に沿って前述
    の方向と同方向におさ(2)のピッチ(p)の4分の3
    に相当する1.5dの長さだけ動かし、それによってお
    さ(2)をさらに糸をくぐらせる準備ができた状態に配
    置してサイクルの出発状態に回復させる。
  2. 【請求項2】 上記工程(b)および工程(h)の間、
    フィンガー(1)は第2列のおさは(2b)と接触する
    ことなく、おさ(2)の第1列のおさは(2a)の空間
    (20a)内に完全に導入されることを特徴とする請求
    項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 撚糸機のおさ(2)のピッチ(p)また
    はシェッドの半分に相当する距離(d)だけ水平方向に
    ずれている平行な2列に沿って整列して配置された複数
    個のストリップまたはおさは(2a,2b)をもつ二重
    おさ(2)の該おさはの間に糸を通す装置であって、二
    重おさ(2)とヘッドル工具(3)とを長手方向に動か
    す手段を備えており、そして以下の組み合わせからなる
    ことを特徴とする上記の装置: (イ)二重おさ(2)の二列のおさは(2a,2b)を
    向い合せかつ該二重おさの軸と直交するように、対応す
    る支持キャリッジ(7)に取付けられたフィンガー
    (1):該キャリッジ(7)はおさ(2)からのおよび
    おさ(2)へ向かうフィンガー(1)の長手方向の変位
    を許容するように直線的なガイド(8)上に装架されて
    いる; (ロ)上記キャリッジ(7)が固定されている水平板
    (9):該水平板は、水平プラットフォーム(11)に
    取付けられ、ヘッドル工具(3)のガイドおよび支持部
    品としても作用する; (ハ)上記フィンガー(1)を動かすためのステッピン
    グモータ;該モータは、上記水平板(9)によって保持
    され、二つのプーリ(13、14)上に閉リング状に掛
    け渡されたベルト(10)によってフィンガー(1)の
    キャリッジ(7)に結合されており、一方のプーリ(1
    3)はモータ(12)のシャフトにキーで固定され、他
    のプーリ(14)は上記キャリッジ(7)に無負荷で装
    架されており:該ベルト(10)は角型の付属部品(7
    0)によってフィンガー(1)のキャリッジ(7)に結
    合されている。
  4. 【請求項4】 上記ベルト(10)が二つのプーリ(1
    3、14)上に閉リング状に掛け渡され、一方のプーリ
    (13)がモータ(12)のシャフトにキーで固定さ
    れ、他のプーリ(14)が上記キャリッジ(7)に無負
    荷で装架されており、該ベルト(10)は角型の付属部
    品(70)によってフィンガー(1)のキャリッジ
    (7)に結合されていることを特徴とする請求項3記載
    の装置。
  5. 【請求項5】 上記キャリッジ(7)の付属部品(7
    0)が、ベルト(10)の一部を受ける同じ角型部材の
    スロットに直交する軸をもつネジ手段(71)を締める
    ことによってベルト(10)に結合されることを特徴と
    する、請求項3または4記載の装置。
  6. 【請求項6】 上記フィンガー(1)は入り口部分(1
    01)が出口に向かって収歛する長手方向のチャンネル
    (100)を備えており、それによってヘッドル工具を
    おさ(2)のおさは(2a,2b)の間に導入するとき
    にヘッドル工具のための対応する張り出し(flar
    e)およびガイドウェイの限界を定めることを特徴とす
    る、請求項3記載の装置。
  7. 【請求項7】 フィンガー(1)の位置を調節するため
    の手段を有し、エンコーダを上記ステッピングモータ
    (28)に連結した状態で、かつ、センサ(15)がフ
    ィンガー(1)を支持するキャリッジ(7)の背面の一
    定のあらかじめ決められた位置の板(9)上に設けた状
    態で具備することを特徴とする、請求項3ないし6のい
    ずれか1項に記載の装置。
JP9063738A 1996-02-09 1997-02-10 自動撚糸装置における二重おさのおさはの間に糸を通す方法および装置 Pending JPH09241932A (ja)

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