JPH09241684A - 洗浄組成物及び洗浄方法 - Google Patents

洗浄組成物及び洗浄方法

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JPH09241684A
JPH09241684A JP4648396A JP4648396A JPH09241684A JP H09241684 A JPH09241684 A JP H09241684A JP 4648396 A JP4648396 A JP 4648396A JP 4648396 A JP4648396 A JP 4648396A JP H09241684 A JPH09241684 A JP H09241684A
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JP
Japan
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water
cleaning
rinsing
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cleaned
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JP4648396A
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Manabu Tomitani
学 富谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属加工部品、樹脂成形部品、ガラス成形部
品、セラミック加工部品等の被洗浄物に付着している粒
子汚れや手脂等を高品質に洗浄する。 【解決手段】 炭酸グアニジン0.01〜10vol%
と、水溶性溶剤40〜60vol%と、残部が水からな
る洗浄組成物により洗浄した後、水によってすすぎ、そ
の後、温風で乾燥する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は金属加工部品・樹脂
成形部品・ガラス成形部品・セラミック加工部品等の被
洗浄物を工業的に洗浄するために使用される洗浄組成物
及びこの洗浄組成物を用いた洗浄方法に関する。
【0002】
【従来の技術】金属加工部品・樹脂成形部品・ガラス成
形部品・セラミック加工部品等の工業用途にはフロンや
トリクロロエタンに代表されるハロゲン含有有機溶剤が
使用されている。このハロゲン含有有機溶剤は高い化学
的安定性・難燃性・高い洗浄性・無毒性を有しているた
めである。ところが地球規模での環境破壊があることか
ら、これらのフロン及びトリクロロエタンは使用の全廃
が決定している。又、これらの代替品としての他の塩素
含有有機溶剤もフロンと類似の影響があることから使用
が制限される見込みである。
【0003】このようなことから、洗浄剤としてはフロ
ンや塩素含有有機溶剤を用いない水系、準水系、非水系
の洗浄剤への転換が進んでいる。その中でも特に人体へ
の影響及び引火の面で安全性の高い洗浄剤として、水系
及び準水系の洗浄剤への代替が開発されている。例え
ば、特開平3−162946号公報には水溶性溶剤と水
とを主成分とする洗浄組成物が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た洗浄組成物は被洗浄物の表面に付着した加工油・切削
油・機械油・防錆油等の液状汚れは洗浄できる反面、加
工工程で生じる液状汚れの中に含有された金属屑・樹脂
バリ屑・研磨砥粒・セラミック削り屑などの粒子汚れ
や、加工時に作業者から付着する手脂に対する洗浄性が
悪く、これらの汚れの一部が洗浄されないまま被洗浄物
の表面に残留することが多い。
【0005】これらは洗浄後に残渣となるため、外観が
重視される部品等の洗浄にあっては、その後に人手によ
って拭き取るなどの工程を必要とした。このことは洗浄
要求精度が高かったり、被洗浄物の形状が複雑であった
り、被洗浄物の材質が侵され易い場合には非常に大きな
工数を必要としており、洗浄が面倒で、長時間を要する
問題を有している。
【0006】本発明はこのような従来の問題点を考慮し
てなされたものであり、粒子汚れや手脂の洗浄性が良好
な洗浄組成物を提供することを目的としている。又、本
発明はこの洗浄組成物の能力を有効に発揮できる洗浄方
法を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の洗浄組成物は、
炭酸グアニジン0.01〜10vol%と、水溶性溶剤
40〜60vol%と、残部が水よりなることを特徴と
している。この場合、水溶性溶剤は水と完全に相溶する
アルコール類、ケトン類、乳酸エステル類、グリコール
類、グリコールエーテル類の内の少なくとも一種であ
る。
【0008】本発明の洗浄方法の洗浄方法は、上述した
洗浄組成物を用いて被洗浄物を洗浄する洗浄工程と、洗
浄された被洗浄物を水を用いてすすぎを行うすすぎ工程
と、水ですすいだ後の被洗浄物を80℃以上に加温して
乾燥させる乾燥工程からなる。又、この洗浄方法におい
ては、上述したすすぎ工程を80℃以上の温水で行うこ
とが良好である。
【0009】上記問題点を解決するため、本発明者が検
討を行った結果、水に炭酸グアニジンを添加して液性を
アルカリ性とした水溶液と水溶性溶剤の混合物が良好で
あることが分かった。炭酸グアニジン水溶液は強アルカ
リ性を示し、手脂や粒子汚れの洗浄性に効果がある。こ
のアルカリ水溶液は被洗浄物表面に静電気的に付着して
いる粒子の電荷を中和し、粒子を分散させる作用があ
る。また、これに水溶性溶剤を添加することにより炭酸
グアニジンの水溶液が僅かに親油性になり、これにより
加工油などの油汚れの洗浄力が増大する。
【0010】水、炭酸グアニジン、水溶性溶剤の混合比
率は炭酸グアニジンが0.01〜10vol%、水溶性
溶剤が40〜60vol%であり、残部が水である。炭
酸グアニジンの組成が0.1vol%未満の場合は、炭
酸グアニジンの絶対量が少ないため、pHが9未満の弱
アルカリ性となり、手脂の洗浄性や粒子の洗浄性が悪
く、要求される洗浄品質が得られない。一方、10vo
l%を超えると、炭酸グアニジンの溶解が困難になり、
水分の揮発などのわずかな組成変化や温度変化でも炭酸
グアニジンの溶解量が飽和に達して析出するため使用上
好ましくない。
【0011】更に炭酸グアニジンは水溶液中では80℃
以上の加熱により加水分解する性質を有している。通常
のアルカリ剤として使用される無機ソーダ塩や有機アル
カリであるアルコールアミン等は水リンス性が悪く、水
リンス後の乾燥で残渣となる問題があったが、炭酸グア
ニジンは特に80℃以上の温水でリンスすると、加水分
解の化学作用が付与される。このため水リンス性が高
く、更に乾燥工程でも80℃以上の温度とリンス水によ
る加水分解の作用により残渣が残らないという利点があ
る。
【0012】本発明に用いられる水溶性溶剤の組成が4
0vol%未満では加工油等の油汚れの洗浄性が極端に
悪く、要求される洗浄品質が得られない。一方、60v
ol%を超えると引火の危険性が高くなり、消防法でも
危険物として使用量や保管量を制限されるという問題点
があるため好ましくない。この水溶性溶剤としては水と
完全に相溶する溶剤であることが望ましい。本発明の洗
浄剤は水リンスにより高い洗浄品質を得ることができる
が、この水リンスをスムーズに行わせるために水溶性溶
剤として水と完全に相溶するものを用いるものである。
【0013】水溶性溶剤として、加工油等の洗浄性が良
好で且つ水リンス性も良好のものとしては、エタノール
やイソプロピルアルコール等のアルコール類、アセト
ン、メチルエチルケトン等のケトン類、乳酸メチルや乳
酸エチル等の乳酸エステル類、エチレングリコールやプ
ロピレングリコールなどのグリコール類、ジエチレング
ルコールメチルエーテル、エチレングリコールブチルエ
ーテル、ジプロピレングリコールメチルエーテル、3−
メトキシ−メチルブタノール等のグリコールエーテル類
であり、この内に一種又は複数を使用できる。
【0014】図1は以上の洗浄組成物を使用して洗浄す
る本発明の洗浄方法を示す。洗浄工程は上述の洗浄組成
物を用いて洗浄する工程であり、被洗浄物を超音波や噴
流及び低泡性のシャワーやバブリングを物理力として併
用することで洗浄する。洗浄温度は主成分である炭酸グ
アニジンが加水分解を起こさないように配慮し、このた
め例えば、60℃未満で洗浄することが望ましい。
【0015】洗浄後においては、洗浄された被洗浄物を
水を用いてリンスする。このリンス工程も洗浄工程と同
様に、あらゆる物理力を用いることができる。使用する
水は特に高い洗浄品質を要求される場合、イオン交換水
等の高純度の水を用いることが望ましい。リンス水の温
度は常温から沸騰水まで幅広く用いることができるが、
炭酸グアニジンの加水分解の性質を応用すると80℃以
上でリンスすることが効果的で好ましい。そして、この
加温の作用により後工程の乾燥工程の時間を短縮できる
効果がある。乾燥工程では、リンス工程と同様の理由で
80℃以上に加熱する。以上のような本発明の洗浄方法
は、洗浄組成物の性質にあわせて温度を設定することに
より、高品質に洗浄することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)以下の組成で洗浄組成物を調整した。 炭酸グアニジン 5vol%:30℃での比重が1.2
5を用いて重量測定し、体積換算を行った。 エチルアルコール 50vol%:和光純薬試薬1級 イオン交換水 45vol%:導電率0.5μs/cm 上記成分のイオン交換水に炭酸グアニジンを溶解させた
後、エチルアルコールを攪拌しながら添加して調整し
た。
【0017】こうして得られた洗浄組成物を用いて洗浄
性を確認した。洗浄対象物として市販のスライドガラス
を用い、その汚れには手脂及び研磨材を用いた。手脂は
付着させた後、80℃で1時間加熱処理をしたものを用
い、研磨材は水に溶いたものを同様に80℃で1時間加
熱して乾燥させたものを用いた。
【0018】図1の洗浄方法において、洗浄工程には上
述した洗浄組成物を溜め置きで用いた。洗浄温度は25
℃、物理力として出力40kHz、300Wの超音波を
用いた。リンス工程には導電率0.5μs/cmのイオ
ン交換水をリンス水として溜め置きで用いた。リンス水
は80℃に加温した。リンスにも物理力として出力40
kHz、300Wの超音波を用いた。乾燥工程は80℃
の温風を用いた。各工程に要した時間は、洗浄工程及び
リンス工程が120秒、乾燥工程が300秒である。
【0019】比較例1として炭酸グアニジンを用いない
洗浄組成物を調整した。 (比較例1) エチルアルコール50vol%:和光純薬試薬1級 イオン交換水50vol%:導電率0.5μs/cm
【0020】洗浄の結果は本実施の形態の洗浄組成物及
び比較例の洗浄組成物ともに、各10個(N)のサンプ
ルを洗浄し、手脂は蛍光灯下で呼気評価、研磨材は蛍光
灯下で目視評価を行った。評価結果を第1表に示す。
【0021】
【表1】
【0022】更に、150mm×100mm×1mmの
サイズからなるSUS製のプレス板を用いて様々な汚れ
を洗浄した。汚れは加工時に線引きとして用いられるマ
ジックインキ(商品名)汚れ、水溶性加工油、親油性加
工油及び重度の油汚れとしてラノリン及びグリースを対
象とした。洗浄は、洗浄時間を任意とした以外は上述し
た洗浄方法に従った。洗浄時間に関しては洗浄評価を行
いながら完全に洗浄されるまでの時間を計測した。汚れ
の種類及び洗浄時間の結果を表2に記載してある。
【0023】
【表2】
【0024】本実施の形態の洗浄組成物は表1に示すよ
うに、手脂及び粒子汚れである研磨材の洗浄力が非常に
高いことが確認された。更に、表2に示すように、様々
な汚れが3分(180秒)以内で洗浄でき、幅広い汚れ
に対応できる。また、スライドガラス及びSUS板の試
験の何れにおいても、本実施の形態の洗浄組成物を用
い、上記洗浄方法で洗浄したものは、リンス不良に伴う
残渣が全く見られず、リンス性も良好であることが確認
された。
【0025】(実施の形態2)以下の組成で洗浄組成物
を調整した。 炭酸グアニジン 10vol%:30℃での比重が1.
25を用いて重量測定し、体積換算を行った。 3−メトキシ−3−メチルブタノール 60vol%:
和光純薬試薬1級 イオン交換水 30vol%:導電率0.5μs/cm 上記成分のイオン交換水に炭酸グアニジンを溶解させた
後、3−メトキシ−3−メチルブタノールを攪拌しなが
ら少しずつ添加して調整した。この洗浄剤組成物は引火
点がなく、消防法上で非危険物に分類されるものであ
る。
【0026】比較例2として、炭酸グアニジンのかわり
にアルコールアミンであるイソプロパノールアミンを用
いた洗浄組成物を調整した。 (比較例2) イソプロパノールアミン 10vol%:和光純薬試薬 3−メトキシ−3−メチルブタノール 60vol%:
(株)クラレ製 イオン交換水 30vol%:導電率0.5μs/cm 上記成分のイオン交換水にイソプロパノールアミンを溶
解させた後、3−メトキシ−3−メチルブタノールを攪
拌しながら少しずつ添加して調整した。
【0027】洗浄は図1に基づいて行い、洗浄工程には
本実施の形態の洗浄組成物を溜め置きで用いた。洗浄温
度は60℃で、物理力として揺動を用いた。揺動は1回
/秒で、揺動幅は50mmの条件とした。リンス工程に
は導電率0.5μs/cmのイオン交換水をリンス水と
して溜め置きで用いた。リンス水は80℃に加温し、リ
ンス工程にも物理力として洗浄工程と同じ条件の揺動を
用いた。乾燥工程は120℃の温風を用いた。各工程に
要した時間は、洗浄工程及びリンス工程が60秒、乾燥
工程が300秒である。
【0028】上記洗浄方法で清浄なスライドガラスを洗
浄し、リンス性の比較試験を行った。スライドガラスは
20個(N)で評価は蛍光灯下で呼気試験を行った。そ
の結果、本実施の形態の洗浄剤は20個の全てに残渣が
なく、○の評価であり、比較例2は30個中、3個に残
渣があり、×の評価となった。
【0029】上記のように本実施の形態のリンス性に良
い結果が得られたのは、本実施の形態の洗浄組成物のリ
ンス性が良好であることに加え、洗浄方法が洗浄組成物
に合致した結果によるものであることに起因する。
【0030】(実施の形態3)以下の組成で洗浄組成物
を調整した。 炭酸グアニジン 0.1vol%:30℃での比重が
1.25を用いて重量測定し、体積換算を行った。 エチルアルコール 60vol%:和光純薬試薬1級 イオン交換水 39.9vol%:導電率0.5μs/
cm 上記成分のイオン交換水に炭酸グアニジンを溶解させた
後、エチルアルコールを攪拌しながら添加して調整し
た。
【0031】本実施の形態の洗浄組成物を用いて、表面
を梨地にするためのサンドブラスト工程後の金属加工物
を洗浄した。用いた金属加工品は材質がSPCCの研削
物で200個を洗浄し、評価した。この金属加工品の汚
れとしては、市水で10%に希釈した水溶性切削油(出
光興産(株)製、商品名「ダフニーアクアクール」)
と、#120メッシュの酸化アルミニウムからなる研削
砂が付着している。
【0032】洗浄工程には本実施の形態の洗浄組成物を
溜め置きで用いた。洗浄温度は25℃で、物理力として
出力40kHz、300Wの超音波を用いた。リンス工
程には導電率0.5μs/cmのイオン交換水をリンス
水として溜め置きで用いた。リンス水は80℃に加温し
た。リンス水にも物理力として洗浄工程を同一の超音波
を用いた。乾燥工程は120°Cの温風を用いた。各工
程に要した時間は、洗浄工程及びリンス工程が3分、乾
燥工程が10分である。
【0033】洗浄の結果、水溶性切削油と研削砂が20
0個とも残渣なく洗浄されており、加工に伴う切削砂な
どの粒子の洗浄も良好であることが確認された。
【0034】また、本実施の形態の洗浄組成物を用い
て、円形板状のポリプロピレン樹脂の成形品を洗浄し
た。この成形品の表面には、離型剤と取扱い時の手脂が
付着している。洗浄方法は上述した洗浄組成物を含浸さ
せたスポンジで成形品表面を擦り、その後、成形品を垂
れ流しの常温の水道水の槽に投入することで行った。こ
の槽が充満した時点で成形品を槽から取り出し、80℃
の温風で15分間乾燥させた。この洗浄により成形品の
表面に離型剤や手脂の洗浄残渣がなく洗浄できることが
確認された。
【0035】(実施の形態4〜10)表3は実施の形態
4〜10の洗浄組成物を示す。表内の数字は各組成のv
ol%を示している。洗浄方法は実施の形態1と同様の
方法を用い、被洗浄物にはスライドガラスを用いた。対
象汚れとしては手脂、研磨材、水溶性切削油の3種類を
対象とし、これらを付着させてから80℃で1時間加温
したものを用いた。水溶性切削油としては、商品名「ダ
フニーアクアクール」(出光興産(株)製)を市水で1
0%に希釈したものを、研磨材としては、商品名「モラ
ンダム」(昭和電工(株)製)を使用した。表3におけ
るブチルカービトールはジエチレングリコールブチルエ
ーテルをDPGMはジプロピレングリコールメチルエー
テルを示す。
【0036】手油は蛍光灯下で呼気評価を行い、研磨材
はプロジェクターランプ下での目視評価を行い、水溶性
切削油は蛍光灯下で目視評価を行った。洗浄個数はは各
実施の形態のそれぞれの汚れに対して20個とした。表
3における評価は20枚中20枚洗浄できたものを○、
20枚中18枚以上洗浄できたものを△、それ以下を×
で記載してある。同表から実施の形態4〜10は比較例
3、4に対して、手脂及び研磨材の洗浄性が優れている
ことが確認された。
【0037】
【表3】
【0038】
【発明の効果】金属加工部品・樹脂成形部品・ガラス成
形部品・セラミック加工部品等の工業用洗浄に対して、
本発明の洗浄組成物及び本発明の洗浄方法を使用するこ
とで、粒子汚れや手脂が残渣なく洗浄できる。又、本発
明の洗浄方法によりリンス性が向上し、残渣のない清浄
な洗浄を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の洗浄方法を示すフローチャートであ
る。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炭酸グアニジン0.01〜10vol%
    と、水溶性溶剤40〜60vol%と、残部が水とから
    なることを特徴とする洗浄組成物。
  2. 【請求項2】 前記水溶性溶剤は水と完全に相溶するア
    ルコール類、ケトン類、乳酸エステル類、グリコール
    類、グリコールエーテル類の内の少なくとも一種である
    ことを特徴とする洗浄組成物。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2の洗浄組成物により被洗
    浄物を洗浄する洗浄工程と、洗浄された被洗浄物を用い
    て水によりすすぎを行うすすぎ工程と、水ですすいだ後
    の被洗浄物を80℃以上に加温して乾燥させる乾燥工程
    よりなることを特徴とする洗浄方法。
  4. 【請求項4】 前記すすぎ工程は80℃以上の温水によ
    りすすぐことを特徴とする請求項3記載の洗浄方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008307444A (ja) * 2007-06-13 2008-12-25 Eme:Kk 洗浄装置及び洗浄方法
WO2014050700A1 (ja) * 2012-09-26 2014-04-03 大日本印刷株式会社 ガラス再生処理方法および再生ガラス基板とそれを用いたフォトマスクブランクスとフォトマスク
JP2020083907A (ja) * 2018-11-15 2020-06-04 マサキ産業株式会社 洗浄剤
JP2021127355A (ja) * 2020-02-10 2021-09-02 光貴スペーステクノロジーズ株式会社 水系洗浄剤ならびに該水系洗浄剤を用いる洗浄方法

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