JPH09234041A - ガーリックソースとその製法 - Google Patents

ガーリックソースとその製法

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JPH09234041A
JPH09234041A JP8043142A JP4314296A JPH09234041A JP H09234041 A JPH09234041 A JP H09234041A JP 8043142 A JP8043142 A JP 8043142A JP 4314296 A JP4314296 A JP 4314296A JP H09234041 A JPH09234041 A JP H09234041A
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JP
Japan
Prior art keywords
garlic
margarine
weight
sauce
present
Prior art date
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Pending
Application number
JP8043142A
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English (en)
Inventor
Toshihiko Abe
敏彦 阿部
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ABESHIYUU SHOKUHIN KK
Original Assignee
ABESHIYUU SHOKUHIN KK
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Publication date
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Landscapes

  • Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)
  • Preparation Of Fruits And Vegetables (AREA)
  • Edible Oils And Fats (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡便に料理に用いることができ、健康にも良
いガーリックソースとその製法を提供する。 【解決手段】 にんにくは、約60℃の温水中に約1日
程度放置した後、2〜3日間流水中において脱塩処理及
び脱臭処理を行ったものを約1mm3 〜2mm3 の細粒
状に加工する。これら加工されたにんにくとマーガリン
を所定の割合、好ましくはにんにくとマーガリンとの合
計100重量%に対してマーガリン80重量%〜90重
量%とにんにく20重量%〜10重量%の範囲で1時間
以上攪拌混合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、ガーリックソース
とその製法に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】マーガリンは、人造バ
ターとも呼ばれていたが、戦後、技術改良が進み、特に
昭和30年頃から純植物性のものが又、昭和40年代前
半からはソフト型のものが市販されるようになり、ビタ
ミンAやビタミンDを強化したものや必須脂肪酸である
リノール酸を増量したものが製造され、現在ではバター
の代用品の域を脱して独立した食品の地位を確保してい
る。
【0003】にんにくは、古来より栽培されているユリ
科の多年草で、地下の鱗茎の小球をそのままあるいは焼
いて又は醤油漬あるいは酢漬として食したり、にんにく
酒なども作られる。また、にんにくは硫化アリルを主成
分とする特異な臭気と辛味があり、肉や魚のくさみを取
ると同時にうまみも出すので、調味・香辛料として広く
用いられている。さらに、成分中のアリシンは、ビタミ
ンB1 と結合して吸収のよいアリチアミンとなる薬効も
知られている。調味・香辛料用として市販されているも
のとしては、にんにくをすりおろしチューブ詰としたも
のやにんにく粉末を乾燥させたガーリックパウダー,乾
燥粉末と食塩を混ぜたガーリックソルトが知られてい
る。
【0004】にんにくは、刻んだりおろしたりして、生
のままあるいは加熱して薬味として添えられ食欲を増進
させ、マーガリンは、トーストに塗ったり、ステーキの
上に載せ食物の風味を向上させる効果がある。
【0005】しかしながら、マーガリンとにんにくはそ
れぞれ単体の調味・香辛料として用いられ、にんにくと
マーガリンを混合した調味・香辛料はなかったため、そ
れぞれを別々に準備してから用いなければならず不便
で、特に即席食品の薬味としてにんにくのすりおろした
ものを付けるには保存性の面から不向きであった。
【0006】また、近年の消費者の健康願望においてに
んにくの効果は良く知られているものではあるが、調理
時に独特の臭気が手などに移ったり、食後に口臭がする
点で特に女性には敬遠されている。
【0007】本発明は、このような問題点に基づいてな
されたものであり、健康に良くそして食品の調理の手間
をかけずにおいしいものを食べたいという消費者の願望
に応え、様々な料理に使用でき、長期保存も可能となる
ガーリックソースとその製法を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
マーガリンとにんにくを混合したものである。
【0009】請求項2記載の発明は、前記マーガリンと
にんにくとの合計を100%に対して、マーガリン80
重量%〜90重量%とにんにく20重量%〜10重量%
を混合するものである。
【0010】請求項3記載の発明は、前記にんにくを脱
塩処理及び脱臭処理後小片に加工し、前記マーガリンと
混合攪拌する製法である。
【0011】請求項4記載の発明は、前記にんにくを脱
塩処理及び脱臭処理後小片に加工し、前記マーガリンと
混合攪拌後、真空凍結乾燥する製法である。
【0012】
【発明の実施態様】以下、本発明の第1実施例について
詳細に説明する。
【0013】本発明において用いられるにんにくは、に
んにくの外膜及び根を除去後洗浄し塩蔵したものを用い
るが、塩蔵しない生のものを外膜及び根を除去後洗浄し
たものを用いてもよい。マーガリンは、成分組成が脂肪
80〜81%,水分15%,食塩1.5〜2%の通常市
販されているソフトタイプのものを用いる。
【0014】にんにくは、約60℃の温水中に約1日程
度放置した後、2〜3日間流水中において脱塩処理及び
脱臭処理を行ったものを約1mm3 〜2mm3 の細粒状
に加工する。これら加工されたにんにくとマーガリンを
所定の割合、好ましくはにんにくとマーガリンとの合計
100重量%に対してマーガリン80重量%〜90重量
%とにんにく20重量%〜10重量%の範囲で1時間以
上攪拌混合する。特に好ましい混合比率は、例えばマー
ガリン約85重量%とにんにく約15重量%とを混合す
ればよい。
【0015】さらに、本発明においては、上述したよう
な必須成分の他に乳化剤,酸化防止剤,ビタミンE,こ
しょうやマスタードなどの香辛料を前記マーガリンとに
んにくの特性を損なわない範囲で、例えば総量で10重
量%以下程度添加することができる。
【0016】上述したようなマーガリン、にんにく及び
必要に応じて添加される乳化剤,酸化防止剤,ビタミン
E,こしょうやマスタードなどの香辛料を含有する本実
施例のガーリックソースは、消費者の好みに応じて所定
量を例えば中華そば,中華料理,ステーキ等の各種料理
の薬味として、また、フランスパン,食パンのソースと
して簡便に用いることができ、マーガリン及びにんにく
の風味が渾然一体となり食欲をそそり健康にもよく、に
んにくの独特な臭気も気にならない。
【0017】次に本発明の第2実施例を説明する。
【0018】第2実施例のにんにくは、約60℃の温水
中に約1日程度放置した後、2〜3日間流水中において
脱塩処理及び脱臭処理を行ったものを約1mm3 〜2m
3の細粒状に加工する。これら加工されたにんにくと
マーガリンを所定の割合、好ましくはにんにくとマーガ
リンとの合計100重量%に対してマーガリン80重量
%〜90重量%とにんにく20重量%〜10重量%の範
囲で、必要に応じて乳化剤,酸化防止剤,ビタミンE,
こしょうやマスタードなどの香辛料を添加した後1時間
以上攪拌混合したものを、真空凍結乾燥処理を施し粉末
状とする。
【0019】以上のように本実施例においては、真空凍
結乾燥処理を施したことにより、にんにくとマーガリン
の風味を損なうことなく長期保存が可能となり、粉末状
としたことにより1食分の所定量を小型の密封容器に個
包装することができ、カップめん等の即席食品の薬味と
して即席食品の容器内に包装が可能となるため、消費者
が簡便に使用することができ、豊かな風味を有するカッ
プめん等の即席食品を提供することができる。
【0020】尚、本発明は前記実施例に限定されるもの
ではなく、適宜変更することができる。例えば、マーガ
リンをバターあるいはマーガリンとバターの混合物とし
てもよく、にんにくの加工の大きさは適宜選定すればよ
く、にんにくの絞り汁を加えてもよく、醤油又は生姜,
唐からし等を添加することにより和風料理に適合するも
のができるなど種々の変形が可能である。
【0021】
【発明の効果】本発明の請求項1のガーリックソース
は、マーガリンとにんにくを混合したものであるので、
簡便に料理に使用することができ、食欲を増進させるガ
ーリックソースを提供することができる。
【0022】本発明の請求項2のガーリックソースは、
前記マーガリンとにんにくとの合計を100重量%とし
て、マーガリン80重量%〜90重量%とにんにく20
重量%〜10重量%を混合するものであるので、両者の
特性をバランスよく発揮することができるとともに、簡
便に料理に使用することができ、食欲を増進させるガー
リックソースを提供することができる。
【0023】本発明の請求項3のガーリックソースの製
法は、前記にんにくを脱塩処理及び脱臭処理後小片に加
工し、前記マーガリンと混合攪拌するものであるので、
調理時に独特の臭気が手などに移ったり、食後に口臭を
気にすることなく簡便に料理に使用することができ、食
欲を増進させるガーリックソースの製法を提供すること
ができる。
【0024】本発明の請求項4記載のガーリックソース
の製法は、前記にんにくを脱塩処理及び脱臭処理後小片
に加工し、前記マーガリンと混合攪拌後、真空凍結乾燥
するものであるので、長期保存が可能となり、簡便に料
理に使用することができ、食欲を増進させるガーリック
ソースの製法を提供することができる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マーガリンとにんにくを混合したもので
    あることを特徴とするガーリックソース。
  2. 【請求項2】 前記マーガリンとにんにくとの合計を1
    00重量%として、マーガリン80重量%〜90重量%
    とにんにく20重量%〜10重量%を混合したものであ
    ることを特徴とする請求項1記載のガーリックソース。
  3. 【請求項3】 前記にんにくを脱塩処理及び脱臭処理後
    小片に加工し、前記マーガリンと混合攪拌することを特
    徴とするガーリックソースの製法。
  4. 【請求項4】 前記にんにくを脱塩処理及び脱臭処理後
    小片に加工し、前記マーガリンと混合攪拌後、真空凍結
    乾燥することを特徴とするガーリックソースの製法。
JP8043142A 1996-02-29 1996-02-29 ガーリックソースとその製法 Pending JPH09234041A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022042735A (ja) * 2020-09-03 2022-03-15 キユーピー株式会社 ガーリックソース

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2022042735A (ja) * 2020-09-03 2022-03-15 キユーピー株式会社 ガーリックソース

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