JPH09231613A - 光情報記録媒体 - Google Patents

光情報記録媒体

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JPH09231613A
JPH09231613A JP8063678A JP6367896A JPH09231613A JP H09231613 A JPH09231613 A JP H09231613A JP 8063678 A JP8063678 A JP 8063678A JP 6367896 A JP6367896 A JP 6367896A JP H09231613 A JPH09231613 A JP H09231613A
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JP
Japan
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middle area
information surface
light beam
transparent substrate
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JP8063678A
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Inventor
Atsushi Onishi
厚 大西
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Nippon Columbia Co Ltd
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Nippon Columbia Co Ltd
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Publication date
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  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 片面に2つの情報面を有する光情報記録媒体
を作製する際、厳密な位置合わせを行わないと、各々の
情報面のミドルエリアの位置がずれてしまい、製造工程
での歩留まりの低下の原因となっていた。 【解決手段】 光ビームを透過する透明基板と、情報が
光学的に記録または再生または消去可能な第1の情報面
と、該第1の情報面上に形成され情報が光学的に記録ま
たは再生または消去可能な第2の情報面とを有し、第1
の情報面及び第2の情報面の外周部に第1の情報面から
第2の情報面への光ビームの移行を行うためのミドルエ
リアを有する光情報記録媒体において、第2の情報面の
ミドルエリアの外周位置が第1の情報面のミドルエリア
の外周位置よりもディスク外周側にあり、かつ第2の情
報面のミドルエリアの内周位置が第1の情報面のミドル
エリアの内周位置よりも、ディスク内周側に位置するよ
うにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも2つの
情報面を有し、この2つの情報面に記録されている情報
を、一方の面から光ビームを照射することにより記録、
再生または消去することができる光情報記録媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】記録密度をコンパクトディスク(以下、
CD:Compact Discとする。)の約6〜8倍に高めたデ
ジタルビデオディスク(以下、DVD:Digital Video
Discとする。)の開発が進んでいる。DVDには記録容
量や機能によりDVD(またはSD:Super Density Di
sc)4.7(情報面1層、再生専用型)、8.5(情報
面2層、片面再生、再生専用型)、9.4(情報面2
層、両面再生、再生専用型)、17(情報面4層、両面
再生、再生専用型)、R(追記型)、RAM(書換型)
と多くの仕様が提案されている。
【0003】図3に従来のDVDの断面構造の模式図を
示す。図3に示すように、DVDの構造は、直径120
mm、厚さ0.6mmで第1の情報面302を有する第
1の透明基板301と、同じく直径120mm、厚さ
0.6mmで第2の情報面304を有する第2の透明基
板303とを、厚さ約40μmの接着層305により貼
り合わせた構成となっている。ここで、第2の透明基板
303に第2の情報面304を形成しなくてもよい。再
生方式としては、片面再生と両面再生の2方式が認めら
れている。
【0004】両面再生方式のDVDにおいて、第1の情
報面302及び第2の情報面304の表面は、光ビーム
の殆どを反射するアルミニウム(Al)、金(Au)等
の金属からなる第1の反射層306及び第2の反射層3
07で覆われている。第1の情報面302に記録された
情報の再生は、第1の透明基板301を通して行われ、
第2の情報面304に記録された情報の再生は、第2の
透明基板303を通して行われる。この様なタイプをD
VD(またはSD)−9.4と呼ぶ。
【0005】一方、片面再生方式のDVDでは、第1の
情報面302の表面を、金属からなる反射層に代えて、
レーザ光の一部を透過し残りを反射する窒化シリコン
(SixNy)、窒化アルミニウム(AlxNy)等の誘電
体からなる半反射層で覆う構成とし、第1の情報面30
2及び第2の情報面304に記録された情報を、共に第
1の透明基板301を通して再生することができるタイ
プである。この様なタイプをDVD(またはSD)−
8.5と呼ぶ。
【0006】更に、片面再生方式にはParallel Track P
ath(以下、PTPとする。)とOpposite Track Path
(以下、OTPとする。)の2方式が提案されている。
図4はPTP方式の光情報記録媒体の構造を示す模式図
である。PTP方式の光情報記録媒体では、第1の情報
面402及び第2の情報面409ともに第1のリードイ
ンエリア(Lead-in area)403及び第2のリードイン
エリア410と、第1のリードアウトエリア(Lead-out
area)405及び第2のリードアウトエリア412を
有し、再生は両情報面共に光情報記録媒体の内周側から
外周側へと行われる。
【0007】そのため、両情報面にまたがるデータの連
続再生を行う場合には、第1の情報面402の第1のリ
ードアウトエリア405から第2の情報面409の第2
のリードインエリア410への光ピックアップの移動が
必要となる。
【0008】図5は、OTP方式の光情報記録媒体の構
造を示す模式図である。OTP方式の光情報記録媒体で
は、第1の情報面502にリードインエリア503、第
2の情報面509にリードアウトエリア510を有し、
両情報面の最外周部に、それぞれ第1のミドルエリア
(Middle area)505及び第2のミドルエリア512
を有する構造となっている。
【0009】現在、DVD規格案において、OTP方式
の光情報記録媒体におけるミドルエリアの位置は、直径
120mmのディスクの場合は、第1のミドルエリア5
05及び第2のミドルエリア512ともに内周位置は直
径70〜116mmの間の位置、外周位置は直径119
mmの位置に設けることが提案されている。
【0010】OTP方式のDVDに記録されている情報
を連続再生する場合、光ビームは第1の情報面502の
リードインエリア503に記録されている情報を再生
し、続いて、第1のデータエリア504に記録されてい
るプログラム情報を再生する。
【0011】第1の情報面502から第2の情報面50
9へと連続再生を行う場合、第1のデータエリア504
に記録されている情報を内周から外周へ向かって再生し
た後、光ビームは第1のミドルエリア505に記録され
ている情報を再生する。続いて、再生面を第1の情報面
502から第2の情報面509へ切り換え、第2のデー
タエリア511に記録されている情報を外周から内周へ
向かって再生する。
【0012】以上のように、連続再生の場合、再生面の
切り換えは、第1のミドルエリア505内で行われるた
め、第2のミドルエリア512は、貼り合わせた場合、
第1のミドルエリア505の領域と必ず重なるような位
置に設けられている必要がある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例え
ば、DVDー8.5のディスクは、予め第1のミドルエ
リアを含む第1の情報面が成形された第1の透明基板
と、予め第2のミドルエリアを含む第2の情報面が成形
された第2の透明基板を貼り合わせて作製するため、相
当に厳密な位置合わせを行わないと両ミドルエリアの位
置がずれてしまい、両ミドルエリアが重なっていない直
径位置が生じてしまい、製造工程での歩留まりの低下の
原因となっていた。
【0014】また、DVD−17のディスクは、第1の
ミドルエリアを含む第1の情報面が成形された第1の透
明基板上に、半反射層を形成した後、紫外線硬化樹脂か
ら成る透明樹脂層を塗布し、この透明樹脂層上にスタン
パを押し当て、紫外線を照射し、第2の情報面を形成す
るため、やはり、DVDー8.5同様に、相当に厳密な
位置合わせを行わないと両ミドルエリアの外周位置がず
れてしまい、両ミドルエリアが重なっていない直径位置
が生じてしまい、製造工程での歩留まりの低下の原因と
なっていた。
【0015】上記のように、両ミドルエリアが重なって
いない直径位置、例えば、第1のミドルエリア内の位置
であって第2のミドルエリアと重ならない位置において
再生面の切り換えを行った場合、第1のミドルエリアの
上に第2のミドルエリアが存在しないため、その位置で
第2の情報面にフォーカスを合わせることができず、再
生動作が停止したり、光ピックアップを他の位置に移動
するための時間がかかってしまうという問題があった。
【0016】本発明は、上記課題を解決するために為さ
れたものであり、OTP方式の2層型片面再生用光情報
記録媒体において、連続再生時において第1の情報面か
ら第2の情報面へのデータ読み出しの移行をスムーズに
し、かつ、光ディスク製造工程を容易にすることができ
るOTP方式の光情報記録媒体を提供することを目的と
する。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1記載の発明によれば、光ビームを
透過する透明基板と、情報が光学的に記録または再生ま
たは消去可能な第1の情報面と、該第1の情報面上に形
成され情報が光学的に記録または再生または消去可能な
第2の情報面とを有し、第1の情報面及び第2の情報面
の外周部に第1の情報面から第2の情報面への光ビーム
の移行を行うためのミドルエリアを有する光情報記録媒
体において、第2の情報面のミドルエリアの外周位置が
第1の情報面のミドルエリアの外周位置よりもディスク
外周側にあり、かつ第2の情報面のミドルエリアの内周
位置が第1の情報面のミドルエリアの内周位置よりも、
ディスク内周側に位置することを特徴とするものであ
る。
【0018】また、本発明の請求項2記載の発明によれ
ば、光ビームを透過し情報が光学的に再生可能に記録さ
れている第1の情報面を有する第1の透明基板と、第1
の情報面を覆って形成され光ビームの一部を反射し残り
を透過する半反射層と、情報が光学的に再生可能に記録
されている第2の情報面を有する第2の透明基板と、第
2の情報面を覆って形成され光ビームの大部分を反射す
る反射層と、光ビームを透過する接着層とを有し、半反
射層と反射層が向かい合うように接着層を介して貼り合
わされ、第1の情報面及び第2の情報面の最外周部に第
1の情報面から第2の情報面への光ビームの移行をスム
ーズに行うためのミドルエリアを有する光情報記録媒体
において、第2の情報面のミドルエリアの外周位置が第
1の情報面のミドルエリアの外周位置よりもディスク外
周側にあり、かつ第2の情報面のミドルエリアの内周位
置が第1の情報面のミドルエリアの内周位置よりも、デ
ィスク内周側に位置することを特徴とするものである。
【0019】また、本発明の請求項3の発明によれば、
光ビームを透過し情報が光学的に再生可能に記録されて
いる第1の情報面を有する第1の透明基板と、第1の情
報面を覆って形成され光ビームの一部を反射し残りを透
過する第1の半反射層と、第1の半反射層上に形成され
光ビームを透過し情報が光学的に再生可能に記録されて
いる第2の情報面を有する第1の透明樹脂層と、第2の
情報面を覆って形成され光ビームの大部分を反射する第
1の反射層と、光ビームを透過し情報が光学的に再生可
能に記録されている第2の情報面を有する第2の透明基
板と、第2の情報面を覆って形成され光ビームの一部を
反射し残りを透過する第2の半反射層と、第2の半反射
層上に形成され光ビームを透過し情報が光学的に再生可
能に記録されている第3の情報面を有する第2の透明樹
脂層と、第3の情報面を覆うように形成され光ビームの
大部分を反射する第2の反射層と、接着層とを有し、第
1の反射層と第2の反射層が向かい合うように接着層を
介して貼り合わされ、第1の情報面、第2の情報面、第
3の情報面及び第4の情報面の最外周部に第1の情報面
から第2の情報面への光ビームの移行及び第3の情報面
から第4の情報面への光ビームの移行をスムーズに行う
ためのミドルエリアを有する光情報記録媒体において、
第2の情報面のミドルエリアの外周位置が第1の情報面
のミドルエリアの外周位置よりもディスク外周側にあ
り、第2の情報面のミドルエリアの内周位置が第1の情
報面のミドルエリアの内周位置よりも、ディスク内周側
に位置し、かつ、第4の情報面のミドルエリアの外周位
置が第3の情報面のミドルエリアの外周位置よりもディ
スク外周側にあり、第4の情報面のミドルエリアの内周
位置が第3の情報面のミドルエリアの内周位置よりもデ
ィスク内周側に位置することを特徴とするものである。
【0020】また、本発明の請求項4の発明によれば、
光ビームを透過する第1の透明基板と、第1の透明基板
上に形成され光ビームにより情報の記録、再生または消
去が可能な第1の記録層と、第2の透明基板と、第2の
透明基板上に形成され光ビームにより情報の記録、再生
及び/または消去が可能な第2の記録層と、光ビームを
透過する接着層とを有し、第1の記録層と第2の記録層
とが向かい合うように接着層を介して貼り合わされ、第
1の透明基板及び第2の透明基板の外周部に第1の記録
層から第2の記録層への光ビームの移行をスムーズに行
うためのミドルエリアを有する光情報記録媒体におい
て、第2の透明基板のミドルエリアの外周位置が第1の
透明基板のミドルエリアの外周位置よりもディスク外周
側にあり、かつ第2の透明基板のミドルエリアの内周位
置が第1の透明基板のミドルエリアの内周位置よりも、
ディスク内周側に位置することを特徴とするものであ
る。
【0021】また、本発明の請求項5の発明によれば、
光ビームを透過する第1の透明基板と、該第1の透明基
板上に形成され光ビームにより情報の記録、再生または
消去が可能な第1の記録層と、第1の記録層上に形成さ
れ光ビームを透過する第1の透明樹脂層と、第1の透明
樹脂層上に形成され光ビームにより情報の記録、再生ま
たは消去が可能な第2の記録層と、光ビームを透過する
第2の透明基板と、第2の透明基板上に形成され光ビー
ムにより情報の記録、再生または消去が可能な第3の記
録層と、第3の記録層上に形成され光ビームを透過する
第2の透明樹脂層と、第2の透明樹脂層上に形成され光
ビームにより情報の記録、再生または消去が可能な第4
の記録層と、接着層とを有し、第2の記録層と第4の記
録層が向かい合うように接着層を介して貼り合わされ、
第1の透明基板、第1の透明樹脂層、第2の透明基板及
び第2の透明樹脂層の外周部に第1の記録層から第2の
記録層への光ビームの移行及び第3の記録層から第4の
記録層への光ビームの移行をスムーズに行うためのミド
ルエリアを有する光情報記録媒体において、第1の透明
樹脂層のミドルエリアの外周位置が第1の透明基板のミ
ドルエリアの外周位置よりもディスク外周側にあり、第
1の透明樹脂層のミドルエリアの内周位置が第1の透明
基板のミドルエリアの内周位置よりもディスク内周側に
位置し、かつ、第2の透明樹脂層のミドルエリアの外周
位置が第2の透明基板のミドルエリアの外周位置よりも
ディスク外周側にあり、第2の透明樹脂層のミドルエリ
アの内周位置が第2の透明樹脂層のミドルエリアの内周
位置よりもディスク内周側に位置することを特徴とする
ものである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について、
図面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明の第1の
実施例によるOTP方式の光情報記録媒体の断面の構造
を示す模式図である。
【0023】本実施例による光情報記録媒体の断面の構
造は、リードインエリア103、第1のデータエリア1
04及び第1のミドルエリア105から構成される第1
の情報面102が予め記録されているポリカーボネート
樹脂等から成る第1の透明基板101と、リードアウト
エリア110、第2のデータエリア111及び第2のミ
ドルエリア112から構成される第2の情報面109が
予め記録されているポリカーボネート樹脂等から成る第
2の透明基板108とが、光ビームを透過する紫外線硬
化樹脂等から成る接着層107を介して、第1の情報面
102と第2の情報面109が互いに向き合い、互いの
情報面の距離が約40μmになるように貼り合わされた
構造となっている。
【0024】第1の情報面102は、窒化シリコン(S
ixNy)または窒化アルミニウム(AlxNy)等の誘電
体材料、低酸化鉛(PbxOy)等の酸化物、硫化アンチ
モン(SbxSy)等のカルコゲン系材料及び膜厚が極薄
の金(Au)やアルミニウム(Al)等の金属材料をか
ら成り光ビームの一部を反射し残りを透過する半反射層
106で覆われ、第2の情報面109は、金(Au)、
アルミニウム(Al)、銀(Ag)等の金属材料から成
り光ビームの大半を反射する反射層113で覆われてい
る。
【0025】ここで、本発明の光情報記録媒体では、第
2のミドルエリア112の外周位置を第1のミドルエリ
ア105の外周位置よりもディスク外周側に、かつ、第
2のミドルエリア112の内周位置を第1のミドルエリ
ア105の内周位置よりも、ディスク内周側に位置する
ように設けている。
【0026】すなわち、第2のミドルエリア112は、
第1のミドルエリア105よりも内外周ともに大きな領
域を有しているため、必ず第1のミドルエリア105上
には第2のミドルエリア112が存在する。また、光ビ
ームの合焦点を第1の情報面102から第2の情報面1
09へ移動する際に、振動等により光ピックアップが半
径方向に移動したとしても、光ビームが第2のミドルエ
リア112から外れることがない。
【0027】一般に、光情報記録媒体は、基板の歪みや
面振れ等によって半径方向に偏芯していることが多い。
したがって、両方の基板のミドルエリアが全く同一の直
径位置に記録されているとしても、基板の貼り合わせ時
に、相当厳密な精度で位置合わせを行わないと位置ずれ
が発生してしまう。
【0028】しかしながら、本発明の光情報記録媒体で
は、第2のミドルエリア112を第1のミドルエリア1
05より内外周とも大きな領域で記録してあるため、貼
り合わせ工程の際に、位置合わせの精度のマージンを大
きくとることができ、製造工程を容易にすることが可能
である。
【0029】ここで、具体例について説明する。現在、
DVD規格案では、貼り合わせ時における、第1の情報
面102と第2の情報面109の間の最大偏芯量は10
0μmと定められている。
【0030】また、透明基板を射出成型によって成型す
る場合、樹脂の収縮に起因する偏芯が発生する。偏芯量
は射出成型機及び成型条件等で異なるが、一般に最大5
0μm程度発生すると言われている。
【0031】したがって、上記DVD規格案で定められ
た最大偏芯量(100μm)及び透明基板成型時に発生
する偏芯量(本実施例では50μm)を考慮した値(本
実施例では150μm)づつ、第2のミドルエリア11
2の領域を内周側及び外周側の両方向に、第1のミドル
エリア105の領域よりも大きく記録しておけば、成型
時の偏芯を有する基板同士を、DVD規格案で定められ
た最大の偏芯量で貼り合わせた場合でも、常に第2のミ
ドルエリア112は、第1のミドルエリア105上に位
置する。
【0032】図2は、本発明の第2の実施例によるOT
P方式の光情報記録媒体の断面の構造を示す模式図であ
る。本実施例の光情報記録媒体は、片面ディスクに2つ
の情報面を有する基板を貼り合わせ、一枚のディスク内
に4層の情報面を有するものである。
【0033】ポリカーボネート樹脂等から成る第1の透
明基板201には、第1のリードインエリア203、第
1のデータエリア204及び第1のミドルエリアから成
る第1の情報面202が予め射出成型等で形成されてい
る。
【0034】第1の情報面202は、窒化シリコン(S
ixNy)または窒化アルミニウム(AlxNy)等の誘電
体材料、低酸化鉛(PbxOy)等の酸化物、硫化アンチ
モン(SbxSy)等のカルコゲン系材料及び膜厚が極薄
の金(Au)やアルミニウム(Al)等の金属材料をか
ら成り、光ビームの一部を反射し残りを透過する第1の
半反射層206で覆われている。
【0035】第1の半反射層206上には、紫外線硬化
樹脂から成り、第1のリードアウトエリア209、第2
のデータエリア210及び第2のミドルエリアを有する
第2の情報面208が2P(Photo Polymerization)法
により形成された第1の透明樹脂層207が形成されて
いる。
【0036】また、第2の情報面208の表面は、金
(Au)、アルミニウム(Al)、銀(Ag)等の金属
材料から成り光ビームの大半を反射する反射層212で
覆われている。
【0037】そして、本実施例の光情報記録媒体は、上
記片面ディスクを2枚接着層213を介して貼り合わ
せ、1枚のディスクの中に4つの情報面を有する構造で
ある。情報面の再生は両面から行い、第1の情報面20
2と第2の情報面208は第1の透明基板201を通し
て再生し、同様に、第3の情報面221と第4の情報面
216は第2の透明基板を通して再生される。
【0038】本実施例の光情報記録媒体も、第1の実施
例の光情報記録媒体と同様に第1の情報面202と第2
の情報面208または第3の情報面221と第4の情報
面216を連続再生する場合、第1の情報面202また
は第3の情報面221は内周から外周へ向かって再生さ
れ、続いて第2の情報面208または第4の情報面21
6は外周から内周へ向かって再生される。
【0039】本実施例においても、第2のミドルエリア
211および第4のミドルエリア215の外周位置を、
第1のミドルエリア205及び第3のミドルエリア22
5の外周位置よりもディスク外周側に、かつ、第2のミ
ドルエリア211および第4のミドルエリア215の内
周位置を、第1のミドルエリア205及び第3のミドル
エリア225の内周位置よりも、ディスク内周側に位置
するように設けている。
【0040】したがって、第1のミドルエリア205ま
たは第3のミドルエリア225上には、第2のミドルエ
リア211または第4のミドルエリア215が存在する
ため、再生面の切り換えがスムーズに行える。
【0041】また、第1の情報面202上に第2の情報
面208を、または第3の情報面221上に第4の情報
面216を2P法によって形成する場合も、位置出し精
度のマージンが大きく取れる。
【0042】第2の実施例の場合も、DVD規格案にお
いて、第2の情報面208または第4の情報面216
と、第1の情報面202または第3の情報面221との
間の最大偏芯量は100μmと定められている。
【0043】また、第1の実施例で述べたように、透明
基板の成型時に、樹脂の収縮に起因する偏芯(一般的に
約50μm)が発生する。
【0044】したがって、本実施例においては、第2の
ミドルエリア211または第4のミドルエリア215の
領域を、内周側及び外周側の両方向に150μmづつ、
第1のミドルエリア205または第3のミドルエリア2
25の領域よりも大きく記録しておけば、偏芯を有する
透明基板上にDVD規格案に定められている最大の偏芯
量で記録層を積層した場合でも、第2のミドルエリア2
11または第4のミドルエリア215は、第1のミドル
エリア205または第3のミドルエリア225上に位置
する。
【0045】以上、第1の実施例及び第2の実施例で
は、再生専用型の光情報記録媒体について説明したが、
本発明は追記型または書換型の光情報記録媒体にも応用
できることはいうまでもない。追記型または書換型の場
合、データエリアの領域がピットではなくプリグルーブ
が形成されているが、リードインエリア、ミドルエリア
及びリードアウトエリアは再生型と同様に予めプリピッ
トとして形成されている。
【0046】したがって、第1の実施例及び第2の実施
例と同様に第2のミドルエリア或いは第4のミドルエリ
アの外周位置を、第1のミドルエリア或いは第3のミド
ルエリアの外周位置よりもディスク外周側に、かつ、第
2のミドルエリア或いは第4のミドルエリアの内周位置
を、第1のミドルエリア或いは第3のミドルエリアの内
周位置よりも、ディスク内周側に位置するように形成す
れば、追記型または書換型の光情報記録媒体において
も、再生専用型と同様の効果を得ることができる。
【0047】
【発明の効果】本発明の光情報記録媒体は、下層の情報
面から上層の情報面を連続再生する場合において、下層
の情報面から上層の情報面への再生面の移行をスムーズ
に行うことができる。また、貼り合わせの際の位置合わ
せの精度のマージンが大きくとれるため、製造工程を容
易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例によるOTP方式の光情
報記録媒体の断面の構造を示す模式図。
【図2】本発明の第2の実施例によるOTP方式の光情
報記録媒体の断面の構造を示す模式図。
【図3】従来のDVDの断面構造の模式図。
【図4】PTP方式の光情報記録媒体の構造を示す模式
図。
【図5】OTP方式の光情報記録媒体の構造を示す模式
【符号の説明】
101 第1の透明基板 102 第1の情報面 103 リードインエリア 104 第1のデータエリア 105 第1のミドルエリア 106 半反射層 107 接着層 108 第2の透明基板 109 第2の情報面 110 リードアウトエリア 111 第2のデータエリア 112 第2のミドルエリア 113 反射層 201 第1の透明基板 202 第1の情報面 203 第1のリードインエリア 204 第1のデータエリア 205 第1のミドルエリア 206 第1の半反射層 207 第1の透明樹脂層 208 第2の情報面 209 第1のリードアウトエリア 210 第2のデータエリア 211 第2のミドルエリア 212 第1の反射層 213 接着層 214 第2の反射層 215 第4のミドルエリア 216 第4の情報面 217 第4のデータエリア 218 第2のリードアウトエリア 219 第2の透明樹脂層 220 第2の半反射層 221 第3の情報面 222 第3のデータエリア 223 第2のリードインエリア 224 第2の透明基板 225 第3のミドルエリア 301 第1の透明基板 302 第1の情報面 303 第2の透明基板 304 第2の情報面 305 接着層 306 第1の反射層 307 第2の反射層 401 第1の透明基板 402 第1の情報面 403 第1のリードインエリア 404 第1のデータエリア 405 第1のリードアウトエリア 406 半反射層 407 接着層 408 第2の透明基板 409 第2の情報面 410 第2のリードインエリア 411 第2のデータエリア 412 第2のリードアウトエリア 413 反射層 501 第1の透明基板 502 第1の情報面 503 リードインエリア 504 第1のデータエリア 505 第1のミドルエリア 506 半反射層 507 接着層 508 第2の透明基板 509 第2の情報面 510 リードアウトエリア 511 第2のデータエリア 512 第2のミドルエリア 513 反射層

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ビームを透過する透明基板と、 情報が光学的に記録または再生または消去可能な第1の
    情報面と、 該第1の情報面上に形成され情報が光学的に記録または
    再生または消去可能な第2の情報面とを有し、 前記第1の情報面及び前記第2の情報面の外周部に前記
    第1の情報面から前記第2の情報面への光ビームの移行
    をスムーズに行うためのミドルエリアを有する光情報記
    録媒体において、 前記第2の情報面のミドルエリアの外周位置が前記第1
    の情報面のミドルエリアの外周位置よりもディスク外周
    側にあり、かつ前記第2の情報面のミドルエリアの内周
    位置が前記第1の情報面のミドルエリアの内周位置より
    も、ディスク内周側に位置することを特徴とする光情報
    記録媒体。
  2. 【請求項2】光ビームを透過し情報が光学的に再生可能
    に記録されている第1の情報面を有する第1の透明基板
    と、 前記第1の情報面を覆って形成され光ビームの一部を反
    射し残りを透過する半反射層と、 情報が光学的に再生可能に記録されている第2の情報面
    を有する第2の透明基板と、 前記第2の情報面を覆って形成され光ビームの大部分を
    反射する反射層と、 光ビームを透過する接着層とを有し、 前記半反射層と前記反射層が向かい合うように前記接着
    層を介して貼り合わされ、 前記第1の情報面及び前記第2の情報面の最外周部に前
    記第1の情報面から前記第2の情報面への光ビームの移
    行をスムーズに行うためのミドルエリアを有する光情報
    記録媒体において、 前記第2の情報面のミドルエリアの外周位置が前記第1
    の情報面のミドルエリアの外周位置よりもディスク外周
    側にあり、かつ前記第2の情報面のミドルエリアの内周
    位置が前記第1の情報面のミドルエリアの内周位置より
    も、ディスク内周側に位置することを特徴とする光情報
    記録媒体。
  3. 【請求項3】光ビームを透過し情報が光学的に再生可能
    に記録されている第1の情報面を有する第1の透明基板
    と、 前記第1の情報面を覆って形成され光ビームの一部を反
    射し残りを透過する第1の半反射層と、 該第1の半反射層上に形成され光ビームを透過し情報が
    光学的に再生可能に記録されている第2の情報面を有す
    る第1の透明樹脂層と、 該第2の情報面を覆って形成され光ビームの大部分を反
    射する第1の反射層と、 光ビームを透過し情報が光学的に再生可能に記録されて
    いる第2の情報面を有する第2の透明基板と、 前記第2の情報面を覆って形成され光ビームの一部を反
    射し残りを透過する第2の半反射層と、 該第2の半反射層上に形成され光ビームを透過し情報が
    光学的に再生可能に記録されている第3の情報面を有す
    る第2の透明樹脂層と、 該第3の情報面を覆うように形成され光ビームの大部分
    を反射する第2の反射層と、 接着層とを有し、 前記第1の反射層と前記第2の反射層が向かい合うよう
    に前記接着層を介して貼り合わされ、 前記第1の情報面、前記第2の情報面、前記第3の情報
    面及び前記第4の情報面の最外周部に前記第1の情報面
    から前記第2の情報面への光ビームの移行及び前記第3
    の情報面から前記第4の情報面への光ビームの移行をス
    ムーズに行うためのミドルエリアを有する光情報記録媒
    体において、 前記第2の情報面のミドルエリアの外周位置が前記第1
    の情報面のミドルエリアの外周位置よりもディスク外周
    側にあり、前記第2の情報面のミドルエリアの内周位置
    が第1の情報面のミドルエリアの内周位置よりも、ディ
    スク内周側に位置し、かつ、前記第4の情報面のミドル
    エリアの外周位置が前記第3の情報面のミドルエリアの
    外周位置よりもディスク外周側にあり、前記第4の情報
    面のミドルエリアの内周位置が前記第3の情報面のミド
    ルエリアの内周位置よりもディスク内周側に位置するこ
    とを特徴とする光情報記録媒体。
  4. 【請求項4】光ビームを透過する第1の透明基板と、 該第1の透明基板上に形成され光ビームにより情報の記
    録、再生または消去が可能な第1の記録層と、 第2の透明基板と、 該第2の透明基板上に形成され光ビームにより情報の記
    録、再生及び/または消去が可能な第2の記録層と、 光ビームを透過する接着層とを有し、 前記第1の記録層と前記第2の記録層とが向かい合うよ
    うに前記接着層を介して貼り合わされ、 前記第1の透明基板及び前記第2の透明基板の外周部に
    前記第1の記録層から前記第2の記録層への光ビームの
    移行をスムーズに行うためのミドルエリアを有する光情
    報記録媒体において、 前記第2の透明基板のミドルエリアの外周位置が前記第
    1の透明基板のミドルエリアの外周位置よりもディスク
    外周側にあり、かつ前記第2の透明基板のミドルエリア
    の内周位置が前記第1の透明基板のミドルエリアの内周
    位置よりも、ディスク内周側に位置することを特徴とす
    る光情報記録媒体。
  5. 【請求項5】光ビームを透過する第1の透明基板と、 該第1の透明基板上に形成され光ビームにより情報の記
    録、再生または消去が可能な第1の記録層と、 該第1の記録層上に形成され光ビームを透過する第1の
    透明樹脂層と、 該第1の透明樹脂層上に形成され光ビームにより情報の
    記録、再生または消去が可能な第2の記録層と、 光ビームを透過する第2の透明基板と、 前記第2の透明基板上に形成され光ビームにより情報の
    記録、再生または消去が可能な第3の記録層と、 該第3の記録層上に形成され光ビームを透過する第2の
    透明樹脂層と、 該第2の透明樹脂層上に形成され光ビームにより情報の
    記録、再生または消去が可能な第4の記録層と、 接着層とを有し、 前記第2の記録層と前記第4の記録層が向かい合うよう
    に前記接着層を介して貼り合わされ、 前記第1の透明基板、前記第1の透明樹脂層、前記第2
    の透明基板及び前記第2の透明樹脂層の外周部に前記第
    1の記録層から前記第2の記録層への光ビームの移行及
    び前記第3の記録層から前記第4の記録層への光ビーム
    の移行をスムーズに行うためのミドルエリアを有する光
    情報記録媒体において、 前記第1の透明樹脂層のミドルエリアの外周位置が前記
    第1の透明基板のミドルエリアの外周位置よりもディス
    ク外周側にあり、前記第1の透明樹脂層のミドルエリア
    の内周位置が前記第1の透明基板のミドルエリアの内周
    位置よりもディスク内周側に位置し、かつ、前記第2の
    透明樹脂層のミドルエリアの外周位置が前記第2の透明
    基板のミドルエリアの外周位置よりもディスク外周側に
    あり、前記第2の透明樹脂層のミドルエリアの内周位置
    が前記第2の透明樹脂層のミドルエリアの内周位置より
    もディスク内周側に位置することを特徴とする光情報記
    録媒体。
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