JPH09230547A - レンズ付きフイルムユニット - Google Patents
レンズ付きフイルムユニットInfo
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- JPH09230547A JPH09230547A JP8034676A JP3467696A JPH09230547A JP H09230547 A JPH09230547 A JP H09230547A JP 8034676 A JP8034676 A JP 8034676A JP 3467696 A JP3467696 A JP 3467696A JP H09230547 A JPH09230547 A JP H09230547A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- cartridge
- main body
- lens
- photographic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B17/00—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
- G03B17/02—Bodies
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
- Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
- Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ローコストで携帯性に富んだ薄型のレンズ付
きフイルムユニットを提供する。 【解決手段】 パトローネ室１７には、写真フイルムパ
トローネ２１が収納されるが、この時、写真フイルムパ
トローネ２１の外壁の内、スプール２４に巻き付けられ
た写真フイルム２２に倣った円筒面からフイルム出入口
２６方向に延びた、パトローネ本体２３の平面部２３ａ
が、撮影光軸とほぼ直角になるように収納される。
きフイルムユニットを提供する。 【解決手段】 パトローネ室１７には、写真フイルムパ
トローネ２１が収納されるが、この時、写真フイルムパ
トローネ２１の外壁の内、スプール２４に巻き付けられ
た写真フイルム２２に倣った円筒面からフイルム出入口
２６方向に延びた、パトローネ本体２３の平面部２３ａ
が、撮影光軸とほぼ直角になるように収納される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はレンズ付きフイルム
ユニットに関するものである。
ユニットに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】最近提案されているＡＰＳ（Advanced P
hoto System ）で用いられる写真フイルムパトローネ
は、特開平６−３０１１５７号公報で知られるように、
パトローネ本体内に組み込まれたスプールを回転させる
ことによって写真フイルムをパトローネ本体外に送り出
す機能をもっている。従って、写真フイルムパトローネ
をカメラに装填したり取り出すときに、パトローネ本体
から写真フイルムが全く出ていない状態のままで扱うこ
とができる利点がある。
hoto System ）で用いられる写真フイルムパトローネ
は、特開平６−３０１１５７号公報で知られるように、
パトローネ本体内に組み込まれたスプールを回転させる
ことによって写真フイルムをパトローネ本体外に送り出
す機能をもっている。従って、写真フイルムパトローネ
をカメラに装填したり取り出すときに、パトローネ本体
から写真フイルムが全く出ていない状態のままで扱うこ
とができる利点がある。
【０００３】上述したようなＡＰＳの写真フイルムパト
ローネは、図４に示すように、パトローネ本体２３内に
軸着されたスプール２４に、写真フイルム２２が巻き付
けられて収納されている。パトローネ本体２３に設けら
れたフイルム出入口２６の奥には、その一端がパトロー
ネ本体２３の外に露呈するように遮光蓋２７が組み込ま
れ、カメラへの装填時や取り出し時にカメラ側の機構に
よって開閉される。パトローネ本体２３の外壁は、平面
部２３ａと内部に収納されたフイルムロールに倣った円
筒面２３ｂとからなる。
ローネは、図４に示すように、パトローネ本体２３内に
軸着されたスプール２４に、写真フイルム２２が巻き付
けられて収納されている。パトローネ本体２３に設けら
れたフイルム出入口２６の奥には、その一端がパトロー
ネ本体２３の外に露呈するように遮光蓋２７が組み込ま
れ、カメラへの装填時や取り出し時にカメラ側の機構に
よって開閉される。パトローネ本体２３の外壁は、平面
部２３ａと内部に収納されたフイルムロールに倣った円
筒面２３ｂとからなる。
【０００４】このような写真フイルムパトローネを、一
般のカメラに装填して用いるときには、図６（Ａ）に示
すように、アパーチャーによって規定される写真フイル
ム２２の仮想平面（破線Ａ）に対して、円筒面２３ｂか
らフイルム出入口２６方向に延びた平面部２３ａを写真
フイルム２２の背面側に４°傾けて（破線Ｂ）パトロー
ネ本体２３を位置決めすることが推奨されている。
般のカメラに装填して用いるときには、図６（Ａ）に示
すように、アパーチャーによって規定される写真フイル
ム２２の仮想平面（破線Ａ）に対して、円筒面２３ｂか
らフイルム出入口２６方向に延びた平面部２３ａを写真
フイルム２２の背面側に４°傾けて（破線Ｂ）パトロー
ネ本体２３を位置決めすることが推奨されている。
【０００５】このように、写真フイルムパトローネの平
面部を撮影光軸に対して垂直な面から背面側に４°傾け
てを収納することにより、パトローネ本体から繰り出さ
れる写真フイルムがフイルム出入口の縁や遮光蓋に最も
干渉しない位置になる。これにより、写真フイルムの繰
り出しの際に、フイルム出入口の縁や遮光蓋に写真フイ
ルムが擦れて抵抗が増したり、写真フイルムに擦り傷が
付くことを防止する。
面部を撮影光軸に対して垂直な面から背面側に４°傾け
てを収納することにより、パトローネ本体から繰り出さ
れる写真フイルムがフイルム出入口の縁や遮光蓋に最も
干渉しない位置になる。これにより、写真フイルムの繰
り出しの際に、フイルム出入口の縁や遮光蓋に写真フイ
ルムが擦れて抵抗が増したり、写真フイルムに擦り傷が
付くことを防止する。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たようなＡＰＳの写真フイルムパトローネを、特に小型
化が求められるレンズ付きフイルムユニットに内蔵する
場合、パトローネ本体の平面部が撮影光軸に対して垂直
な面から背面側に４°傾くように収納すると、傾けた分
だけフイルム出入口部分が背面側に突出し、レンズ付き
フイルムユニットの厚みが厚くなってしまう。
たようなＡＰＳの写真フイルムパトローネを、特に小型
化が求められるレンズ付きフイルムユニットに内蔵する
場合、パトローネ本体の平面部が撮影光軸に対して垂直
な面から背面側に４°傾くように収納すると、傾けた分
だけフイルム出入口部分が背面側に突出し、レンズ付き
フイルムユニットの厚みが厚くなってしまう。
【０００７】特に、レンズ付きフイルムユニットの場
合、アパーチャ部分のフイルム通路が背面側に湾曲して
いるので、図６（Ｂ）に示すように、写真フイルム２２
は、フイルム出入口２６部分では、アパーチャーによっ
て規定される写真フイルム２２の仮想平面（破線Ａ）に
対して約１５°の角度（破線Ｃ）でパトローネ本体内に
巻き込まれるようになり、この１５°から更に推奨値で
ある背面側に４°傾けて（破線Ｂ）パトローネ本体２３
を位置決めすると、合計１９°程度も写真フイルムパト
ローネを傾ける必要が生じる。このように、傾けた分だ
けフイルム出入口部分が背面側に突出してレンズ付きフ
イルムユニットの厚みが厚くなってしまうと、特に携帯
性が大きく低下し、レンズ付きフイルムユニットの特徴
が損なわれて大きな問題となる。
合、アパーチャ部分のフイルム通路が背面側に湾曲して
いるので、図６（Ｂ）に示すように、写真フイルム２２
は、フイルム出入口２６部分では、アパーチャーによっ
て規定される写真フイルム２２の仮想平面（破線Ａ）に
対して約１５°の角度（破線Ｃ）でパトローネ本体内に
巻き込まれるようになり、この１５°から更に推奨値で
ある背面側に４°傾けて（破線Ｂ）パトローネ本体２３
を位置決めすると、合計１９°程度も写真フイルムパト
ローネを傾ける必要が生じる。このように、傾けた分だ
けフイルム出入口部分が背面側に突出してレンズ付きフ
イルムユニットの厚みが厚くなってしまうと、特に携帯
性が大きく低下し、レンズ付きフイルムユニットの特徴
が損なわれて大きな問題となる。
【０００８】一方、レンズ付きフイルムユニットは周知
のとおり、予めパトローネ本体から引き出した写真フイ
ルムをフイルムロール室に収納し、１コマ撮影毎に写真
フイルムをパトローネ本体内に巻き込んでいくだけであ
り、写真フイルムがパトローネ本体から繰り出されるこ
とはない。このため、写真フイルムがパトローネ本体の
フイルム出入口や遮光蓋に多少強く当接しても、写真フ
イルムに擦り傷が付くことはなく、また、写真フイルム
の移動は一方向に限られるので、写真フイルムの送り出
し抵抗の増加は問題にならない。
のとおり、予めパトローネ本体から引き出した写真フイ
ルムをフイルムロール室に収納し、１コマ撮影毎に写真
フイルムをパトローネ本体内に巻き込んでいくだけであ
り、写真フイルムがパトローネ本体から繰り出されるこ
とはない。このため、写真フイルムがパトローネ本体の
フイルム出入口や遮光蓋に多少強く当接しても、写真フ
イルムに擦り傷が付くことはなく、また、写真フイルム
の移動は一方向に限られるので、写真フイルムの送り出
し抵抗の増加は問題にならない。
【０００９】本発明は上記従来技術の問題点を考慮して
なされたもので、ローコストで携帯性に富んだ薄型のレ
ンズ付きフイルムユニットを提供することを目的とす
る。
なされたもので、ローコストで携帯性に富んだ薄型のレ
ンズ付きフイルムユニットを提供することを目的とす
る。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、本発明のレンズ付きフイルムユニットにお
いては、アパーチャを介してパトローネ室フイルム室と
を結ぶフイルム通路の内、少なくとも前記アパーチャに
対応した部分を後カバー側に膨らむように湾曲させると
ともに、パトローネ本体の外壁の内、スプールに巻き付
けられた写真フイルムに倣った円筒面からパトローネ本
体のフイルム出入口方向に延びた平面部が、撮影光軸と
ほぼ直角になるように、パトローネ室に写真フイルムパ
トローネを収納したものである。
するために、本発明のレンズ付きフイルムユニットにお
いては、アパーチャを介してパトローネ室フイルム室と
を結ぶフイルム通路の内、少なくとも前記アパーチャに
対応した部分を後カバー側に膨らむように湾曲させると
ともに、パトローネ本体の外壁の内、スプールに巻き付
けられた写真フイルムに倣った円筒面からパトローネ本
体のフイルム出入口方向に延びた平面部が、撮影光軸と
ほぼ直角になるように、パトローネ室に写真フイルムパ
トローネを収納したものである。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例を図面を参照
して説明する。図２は本発明を実施したレンズ付きフイ
ルムユニットの外観斜視図であり、図３は、背面側から
見た分解斜視図である。レンズ付きフイルムユニット１
は、撮影レンズ３やストロボ装置４等が組み込まれた本
体部５と、これに前後から爪止めされる前カバ−６、後
カバ−７とからなるユニット本体８、及び写真フイルム
パトローネ２１とユニット本体８の一部を覆う外装体２
で構成されている。
して説明する。図２は本発明を実施したレンズ付きフイ
ルムユニットの外観斜視図であり、図３は、背面側から
見た分解斜視図である。レンズ付きフイルムユニット１
は、撮影レンズ３やストロボ装置４等が組み込まれた本
体部５と、これに前後から爪止めされる前カバ−６、後
カバ−７とからなるユニット本体８、及び写真フイルム
パトローネ２１とユニット本体８の一部を覆う外装体２
で構成されている。
【００１２】図４は、本発明のレンズ付きフイルムユニ
ットに内蔵される写真フイルムパトローネの外観斜視図
であり、図５はその断面図である。写真フイルムパトロ
ーネ２１は、写真フイルム２２と、この写真フイルム２
２を光密に収納するパトローネ本体２３からなってい
る。パトローネ本体２３は遮光性の樹脂で成形されてお
り、中央には、写真フイルム２２の一端が係止されたス
プール２４が回動自在に軸着されている。さらに、この
スプール２４の両端にはディスク２５が取り付けられて
いる。
ットに内蔵される写真フイルムパトローネの外観斜視図
であり、図５はその断面図である。写真フイルムパトロ
ーネ２１は、写真フイルム２２と、この写真フイルム２
２を光密に収納するパトローネ本体２３からなってい
る。パトローネ本体２３は遮光性の樹脂で成形されてお
り、中央には、写真フイルム２２の一端が係止されたス
プール２４が回動自在に軸着されている。さらに、この
スプール２４の両端にはディスク２５が取り付けられて
いる。
【００１３】パトローネ本体２３の一端には、写真フイ
ルム２２が出入りするフイルム出入口２６が設けられて
いる。そして、このフイルム出入口２６には、遮光蓋２
７が軸着される。写真フイルム２２には、１撮影コマ毎
に２個の割合でパーフォレーション２２ａが設けられ、
一端がスプール２４と係合している。
ルム２２が出入りするフイルム出入口２６が設けられて
いる。そして、このフイルム出入口２６には、遮光蓋２
７が軸着される。写真フイルム２２には、１撮影コマ毎
に２個の割合でパーフォレーション２２ａが設けられ、
一端がスプール２４と係合している。
【００１４】このような構成により、写真フイルム２２
は、パトローネ本体２３内ではスプール２４に巻き付け
られ、更に側面をディスク２５で支持されている。そし
て、遮光蓋２７を閉鎖することにより、パトローネ本体
２３内は光密に保持される。また、遮光蓋２７を開き、
スプール２４を回動させることにより、写真フイルム２
２はフイルム出入口２６からパトローネ本体２３外部に
繰り出される。なお、レンズ付きフイルムユニットの場
合には、予め全て引き出された写真フイルム２２がフイ
ルム出入口２６からパトローネ本体２３内に入るだけで
あり、繰り出されることはない。
は、パトローネ本体２３内ではスプール２４に巻き付け
られ、更に側面をディスク２５で支持されている。そし
て、遮光蓋２７を閉鎖することにより、パトローネ本体
２３内は光密に保持される。また、遮光蓋２７を開き、
スプール２４を回動させることにより、写真フイルム２
２はフイルム出入口２６からパトローネ本体２３外部に
繰り出される。なお、レンズ付きフイルムユニットの場
合には、予め全て引き出された写真フイルム２２がフイ
ルム出入口２６からパトローネ本体２３内に入るだけで
あり、繰り出されることはない。
【００１５】ユニット本体８を構成する前カバ−６の前
面には、撮影レンズ３、ファインダ１１、及びストロボ
装置４のストロボ発光部４ａ等を露出させるための穴が
設けられており、また、ストロボ装置４の充電を開始さ
せるストロボ充電スイッチ４ｂが一体に設けられてい
る。前カバ−６の上部には、撮影枚数表示板１２を露出
させるための穴が設けられており、また、レリ−ズボタ
ン１５が一体に設けられている。
面には、撮影レンズ３、ファインダ１１、及びストロボ
装置４のストロボ発光部４ａ等を露出させるための穴が
設けられており、また、ストロボ装置４の充電を開始さ
せるストロボ充電スイッチ４ｂが一体に設けられてい
る。前カバ−６の上部には、撮影枚数表示板１２を露出
させるための穴が設けられており、また、レリ−ズボタ
ン１５が一体に設けられている。
【００１６】本体部５の中央には、露光枠であるアパー
チャ１６が設けられ、このアパーチャ１６の前面に、撮
影レンズ３やシャッタ機構（図示せず）等が設けられて
いる。そして、アパーチャ１６の両側には、前述した写
真フイルムパトローネ２１を収納するパトローネ室１
７、及び写真フイルムパトローネ２１から引き出された
写真フイルム２２をロール状にしたフイルムロール２２
ｂを収納するフイルムロール室１８が各々設けられる。
また、アパーチャ１６の背面側には、これらパトローネ
室１７とフイルムロール室１８との間を写真フイルム２
２が移動するためのフイルム通路１９が設けられてい
る。
チャ１６が設けられ、このアパーチャ１６の前面に、撮
影レンズ３やシャッタ機構（図示せず）等が設けられて
いる。そして、アパーチャ１６の両側には、前述した写
真フイルムパトローネ２１を収納するパトローネ室１
７、及び写真フイルムパトローネ２１から引き出された
写真フイルム２２をロール状にしたフイルムロール２２
ｂを収納するフイルムロール室１８が各々設けられる。
また、アパーチャ１６の背面側には、これらパトローネ
室１７とフイルムロール室１８との間を写真フイルム２
２が移動するためのフイルム通路１９が設けられてい
る。
【００１７】フイルム通路１９はアパーチャ１６に対応
する部分が、像面湾曲を補正するために、１５°ほど背
面側に緩やかに湾曲している。また、フイルム通路１９
の内側には、写真フイルム２２との摩擦を低減させるた
めの２筋の突条１９ａが設けられている。
する部分が、像面湾曲を補正するために、１５°ほど背
面側に緩やかに湾曲している。また、フイルム通路１９
の内側には、写真フイルム２２との摩擦を低減させるた
めの２筋の突条１９ａが設けられている。
【００１８】パトローネ室１７には、写真フイルムパト
ローネ２１が収納されるが、この時、図１に示すよう
に、写真フイルムパトローネ２１の外壁の内、スプール
２４に巻き付けられた写真フイルム２２に倣った円筒面
からフイルム出入口２６方向に延びた、パトローネ本体
２３の平面部２３ａ（図４中の破線斜線の面）が、撮影
光軸とほぼ直角になるように収納される。
ローネ２１が収納されるが、この時、図１に示すよう
に、写真フイルムパトローネ２１の外壁の内、スプール
２４に巻き付けられた写真フイルム２２に倣った円筒面
からフイルム出入口２６方向に延びた、パトローネ本体
２３の平面部２３ａ（図４中の破線斜線の面）が、撮影
光軸とほぼ直角になるように収納される。
【００１９】上述したように、平面部２３ａが撮影光軸
とほぼ直角になるように、写真フイルムパトローネ２１
がパトローネ室１７に収納されることにより、パトロー
ネ本体２３の円筒状の部分から突出するような形のフイ
ルム出入口２６が、レンズ付きフイルムユニット１の背
面側に出っ張らないようなレイアウトになる。
とほぼ直角になるように、写真フイルムパトローネ２１
がパトローネ室１７に収納されることにより、パトロー
ネ本体２３の円筒状の部分から突出するような形のフイ
ルム出入口２６が、レンズ付きフイルムユニット１の背
面側に出っ張らないようなレイアウトになる。
【００２０】後カバー７は、パトローネ室１７、フイル
ムロール室１８、及びフイルム通路１９を光密に覆う。
また、パトローネ室１７とフイルムロール室１８の底面
を覆うためのパトローネ室底蓋７ａ、及びフイルムロー
ル室底蓋７ｂが一体に設けられている。
ムロール室１８、及びフイルム通路１９を光密に覆う。
また、パトローネ室１７とフイルムロール室１８の底面
を覆うためのパトローネ室底蓋７ａ、及びフイルムロー
ル室底蓋７ｂが一体に設けられている。
【００２１】上記構成による作用について説明する。レ
ンズ付きフイルムユニット１は、１撮影コマ毎に、フイ
ルムロール２２ｂを収納したフイルムロール室１８から
写真フイルム２２が引き出され、フイルム通路１９のア
パーチャ１６で被写体が露光された後、パトローネ室１
７に収納されている写真フイルムパトローネ２１のスプ
ール２４に巻き付けられ、パトローネ本体２３内に収納
される。
ンズ付きフイルムユニット１は、１撮影コマ毎に、フイ
ルムロール２２ｂを収納したフイルムロール室１８から
写真フイルム２２が引き出され、フイルム通路１９のア
パーチャ１６で被写体が露光された後、パトローネ室１
７に収納されている写真フイルムパトローネ２１のスプ
ール２４に巻き付けられ、パトローネ本体２３内に収納
される。
【００２２】そして、この様なレンズ付きフイルムユニ
ット１の写真フイルムパトローネ２１は、スプール２４
に巻き付けられた写真フイルム２２に倣った円筒面から
フイルム出入口２６方向に延びた、パトローネ本体２３
の平面部２３ａが、撮影光軸とほぼ直角になるように、
パトローネ室１７収納される。これにより、パトローネ
本体２３の円筒状の部分から突出するような形のフイル
ム出入口２６が、レンズ付きフイルムユニット１の背面
側に出っ張らず、従って、パトローネ室１７の厚み方向
はほぼ円筒状に保つことが可能になり、レンズ付きフイ
ルムユニット１の厚みを非常に薄くする事が可能にな
る。
ット１の写真フイルムパトローネ２１は、スプール２４
に巻き付けられた写真フイルム２２に倣った円筒面から
フイルム出入口２６方向に延びた、パトローネ本体２３
の平面部２３ａが、撮影光軸とほぼ直角になるように、
パトローネ室１７収納される。これにより、パトローネ
本体２３の円筒状の部分から突出するような形のフイル
ム出入口２６が、レンズ付きフイルムユニット１の背面
側に出っ張らず、従って、パトローネ室１７の厚み方向
はほぼ円筒状に保つことが可能になり、レンズ付きフイ
ルムユニット１の厚みを非常に薄くする事が可能にな
る。
【００２３】一方、レンズ付きフイルムユニット１は、
カメラと異なり予めパトローネ本体２３から引き出した
写真フイルム２２をフイルムロール室１８に収納し、１
コマ撮影毎に写真フイルム２２をパトローネ本体２３内
に巻き込んでいくだけであり、写真フイルム２２がパト
ローネ本体２３から繰り出されることはない。このた
め、写真フイルムパトローネ２１を撮影光軸に対して傾
けないことにより写真フイルム２２がフイルム出入口２
６や遮光蓋２７に多少強く当接しても、写真フイルム２
２に擦り傷が付くことはなく、また、写真フイルム２２
の移動は一方向に限られるので、写真フイルム２２の送
り出し抵抗の増加は問題にならない。
カメラと異なり予めパトローネ本体２３から引き出した
写真フイルム２２をフイルムロール室１８に収納し、１
コマ撮影毎に写真フイルム２２をパトローネ本体２３内
に巻き込んでいくだけであり、写真フイルム２２がパト
ローネ本体２３から繰り出されることはない。このた
め、写真フイルムパトローネ２１を撮影光軸に対して傾
けないことにより写真フイルム２２がフイルム出入口２
６や遮光蓋２７に多少強く当接しても、写真フイルム２
２に擦り傷が付くことはなく、また、写真フイルム２２
の移動は一方向に限られるので、写真フイルム２２の送
り出し抵抗の増加は問題にならない。
【００２４】また、写真フイルムパトローネ２１を撮影
光軸に対して傾けないことにより、写真フイルム２２が
フイルム出入口２６や遮光蓋２７に当接して適度なテン
ションがかかるので、レンズ付きフイルムユニット１に
振動が加わったりしても、写真フイルム２２がフイルム
通路１９で動くことがない。
光軸に対して傾けないことにより、写真フイルム２２が
フイルム出入口２６や遮光蓋２７に当接して適度なテン
ションがかかるので、レンズ付きフイルムユニット１に
振動が加わったりしても、写真フイルム２２がフイルム
通路１９で動くことがない。
【００２５】
【発明の効果】以上のように、本発明のレンズ付きフイ
ルムユニットによれば、アパーチャを介してパトローネ
室フイルム室とを結ぶフイルム通路の内、少なくとも前
記アパーチャに対応した部分を後カバー側に膨らむよう
に湾曲させるとともに、パトローネ本体の外壁の内、ス
プールに巻き付けられた写真フイルムに倣った円筒面か
らパトローネ本体のフイルム出入口方向に延びた平面部
が、撮影光軸とほぼ直角になるように、パトローネ室に
写真フイルムパトローネを収納したので、ローコストで
携帯性に富んだ薄型のレンズ付きフイルムユニットを提
供することが可能になる。
ルムユニットによれば、アパーチャを介してパトローネ
室フイルム室とを結ぶフイルム通路の内、少なくとも前
記アパーチャに対応した部分を後カバー側に膨らむよう
に湾曲させるとともに、パトローネ本体の外壁の内、ス
プールに巻き付けられた写真フイルムに倣った円筒面か
らパトローネ本体のフイルム出入口方向に延びた平面部
が、撮影光軸とほぼ直角になるように、パトローネ室に
写真フイルムパトローネを収納したので、ローコストで
携帯性に富んだ薄型のレンズ付きフイルムユニットを提
供することが可能になる。
【図１】本発明を実施したレンズ付きフイルムユニット
の断面図である。
の断面図である。
【図２】本発明を実施したレンズ付きフイルムユニット
の外観斜視図である。
の外観斜視図である。
【図３】本発明を実施したレンズ付きフイルムユニット
の分解斜視図である。
の分解斜視図である。
【図４】本発明を実施したレンズ付きフイルムユニット
に内蔵される写真フイルムパトローネの外観斜視図であ
る。
に内蔵される写真フイルムパトローネの外観斜視図であ
る。
【図５】図４の断面図である。
【図６】従来の写真フイルムパトローネの装填状態を示
す説明図である。
す説明図である。
１ レンズ付きフイルムユニット １６ アパーチャ １７ パトローネ室 ２１ 写真フイルムパトローネ ２２ 写真フイルム ２３ パトローネ本体 ２３ａ 平面部 ２６ フイルム出入口
Claims (1)
- 【請求項１】 パトローネ本体内に回動自在に組み込ま
れたスプールを回転させることによって写真フイルムを
フイルム出入口からパトローネ本体外に送り出す方式の
写真フイルムパトローネが収納されるパトローネ室と、
前記写真フイルムをロール状にしたフイルムロールが収
納されるフイルム室と、アパーチャを介してこれら両室
の間を結ぶフイルム通路とが形成された本体部と、この
本体部の背面に固定され前記両室とアパーチャを背面側
から光密に覆う後カバーとを備えたレンズ付きフイルム
ユニットにおいて、 前記フイルム通路の内、少なくとも前記アパーチャに対
応した部分を後カバー側に膨らむように湾曲させるとと
もに、前記パトローネ本体の外壁の内、前記スプールに
巻き付けられた写真フイルムに倣った円筒面から前記フ
イルム出入口方向に延びた平面部が、撮影光軸とほぼ直
角になるように、前記パトローネ室に写真フイルムパト
ローネを収納したことを特徴とするレンズ付きフイルム
ユニット。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8034676A JPH09230547A (ja) | 1996-02-22 | 1996-02-22 | レンズ付きフイルムユニット |
| US08/802,987 US5923904A (en) | 1996-02-22 | 1997-02-21 | Lens fitted film unit with film cartridge alignment reducing thickness of unit |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8034676A JPH09230547A (ja) | 1996-02-22 | 1996-02-22 | レンズ付きフイルムユニット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09230547A true JPH09230547A (ja) | 1997-09-05 |
Family
ID=12421036
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8034676A Pending JPH09230547A (ja) | 1996-02-22 | 1996-02-22 | レンズ付きフイルムユニット |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5923904A (ja) |
| JP (1) | JPH09230547A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000010179A (ja) * | 1998-06-22 | 2000-01-14 | Canon Inc | 光学装置及びカートリッジ装填装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5555063A (en) * | 1995-03-21 | 1996-09-10 | Eastman Kodak Company | Camera with built-in means for closing film cassette and ejecting closed cassette |
-
1996
- 1996-02-22 JP JP8034676A patent/JPH09230547A/ja active Pending
-
1997
- 1997-02-21 US US08/802,987 patent/US5923904A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5923904A (en) | 1999-07-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040506 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040512 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040705 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040728 |