JPH092294A - 位置調節式ステアリング装置 - Google Patents

位置調節式ステアリング装置

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JPH092294A
JPH092294A JP15444795A JP15444795A JPH092294A JP H092294 A JPH092294 A JP H092294A JP 15444795 A JP15444795 A JP 15444795A JP 15444795 A JP15444795 A JP 15444795A JP H092294 A JPH092294 A JP H092294A
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JP
Japan
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tilt
side bracket
hole
tilt bolt
unevenness
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Application number
JP15444795A
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English (en)
Inventor
Sakae Matsumoto
栄 松本
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NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
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Publication date
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Publication of JPH092294A publication Critical patent/JPH092294A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 衝突事故の際、ステアリングホイールにぶつ
かった運転者の身体に加わる衝撃を緩和する。 【構成】 衝突時にはステアリングコラム7と共に変位
側ブラケット2が前方に変位しようとする。チルトボル
ト3は、固定ブラケット1側に残る傾向となる。この結
果、チルトボルト3に揺動自在に設けられたロック部材
28の係合部32が、上記変位側ブラケット2の水平板
部26に形成した透孔27と係合する。そして、ステア
リングコラム7が固定ブラケット1を残して前方に変位
する事がなくなる。この結果、長孔25の後端部とチル
トボルト3とが勢い良くぶつかる事がなくなって、ステ
アリングホイールにぶつかった運転者の身体に加わる衝
撃を緩和できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明に係る位置調節式ステア
リング装置は、運転者の体格や運転姿勢に合わせてステ
アリングホイールの位置を調節する為に利用する。特に
本発明は、衝突事故の際に、ステアリングホイールにぶ
つかった運転者の身体に大きな衝撃が加わるのを防止す
るものである。
【0002】
【従来の技術】運転者の体格や運転姿勢に合わせてステ
アリングホイールの位置を調節する為、チルト式ステア
リング装置、或は伸縮式(テレスコピック)ステアリン
グ装置と呼ばれる位置調節式ステアリング装置が、従来
から広く実施されている。このうち、チルト式ステアリ
ング装置はステアリングホイールの高さ位置を、伸縮式
ステアリング装置は同じく前後位置を、それぞれ調節す
る。又、これらチルト式ステアリング装置と伸縮式ステ
アリング装置とを組み合わせて、ステアリングホイール
の上下位置及び前後位置を調節自在とした位置調節式ス
テアリング装置も、例えば実開平1−147781号公
報等に記載されている様に従来から知られ、且つ一般的
に実施されている。
【0003】この公報等で知られた従来構造は、固定側
ブラケットと、変位側ブラケットと、チルトボルトと、
チルトナットと、チルトレバーとを備える。このうちの
固定側ブラケットは、互いに間隔をあけて配置された左
右1対の支持板部を有し、車体に支持される。又、変位
側ブラケットは、ステアリングコラムの中間部に固定さ
れて、上記1対の支持板部の間に配置される。この変位
側ブラケットには前後方向に長い第一の長孔を、左右方
向に亙る第一の通孔として形成している。又、上記各支
持板部の一部でこの第一の長孔と整合する位置には、上
下方向に長い第二の長孔を、第二の通孔として形成して
いる。そして、これら第一、第二の長孔に、上記チルト
ボルトを挿通している。又、上記チルトナットは、この
チルトボルトの先端部で何れか一方の支持板部の外側面
から突出した部分に螺合している。更に、上記チルトレ
バーは、このチルトナットと上記チルトボルトとの何れ
か一方にその基端部を結合されて、揺動に基づきこれら
チルトナットと上記チルトボルトとを相対回転させる。
【0004】尚、上記チルトナットとチルトボルトとの
うち、上記チルトレバーを結合しない側の部材は、上記
第二の長孔との係合に基づき回転を防止している。即
ち、チルトレバーの基端部をチルトナットに結合する場
合にはチルトボルトの頭部を、チルトレバーの基端部を
チルトボルトの頭部に結合する場合にはチルトナット
を、それぞれ上記第二の長孔に、この第二の長孔の長さ
方向に亙る変位のみ自在に(回転不能に)係合させる。
【0005】上述の様に構成される位置調節式ステアリ
ング装置によりステアリングホイールの位置を調節する
場合には、上記チルトレバーを所定方向に揺動させる事
で、上記チルトボルトの頭部とチルトナットとの間隔を
広げる。チルトボルトの頭部とチルトナットとの間隔が
広がると、固定側ブラケットを構成する1対の支持板部
の内側面が変位側ブラケットの外側面を押圧している力
が弱くなり、これら両側面同士の間の摩擦力が低減す
る。この結果、上記第一、第二の長孔の一方又は双方に
対して上記チルトボルトを変位させる事により、上記変
位側ブラケットの前後位置及び上下位置が調節自在とな
る。そこで、上記ステアリングホイールを所望位置に移
動させた後、上記チルトレバーを上記所定方向と逆方向
に揺動させる。この結果、上記チルトボルトの頭部とチ
ルトナットとの間隔が狭まり、固定側ブラケットを構成
する1対の支持板部の内側面が変位側ブラケットの外側
面を押圧している力が強くなって、これら両側面同士の
間の摩擦力が増大し、上記ステアリングホイールが上記
所望位置に支持される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の様に構成され作
用する従来の位置調節式ステアリング装置の場合には、
衝突事故の際、ステアリングホイールにぶつかった運転
者の身体に加わる衝撃が大きくなる可能性があった。こ
の理由は次の通りである。チルトボルトとチルトナット
との緊締によりステアリングホイールの位置を固定する
構造の場合、位置固定の為の力は1対の支持板部の内側
面と変位側ブラケットの外側面との間の摩擦力により得
るが、この摩擦力は限られたものである。この為、衝突
事故に伴って運転者の身体が上記ステアリングホイール
に衝突(二次衝突)し、ステアリングコラムを介して上
記変位側ブラケットに衝撃的な力が加わると、この変位
側ブラケットが固定側ブラケットに対してずれ動く可能
性がある。
【0007】一方、二次衝突時に運転者の身体に加わる
衝撃を緩和する為、上記ステアリングコラムとして、衝
突のエネルギを吸収しつつステアリングホイールが前方
に変位する事を許容する、エネルギ吸収式ステアリング
コラム装置が、一般的に使用されている。この様なエネ
ルギ吸収式ステアリングコラム装置の衝撃緩和性能を有
効に発揮させる為には、二次衝突の最初から、エネルギ
吸収式ステアリングコラム装置に組み込まれたエネルギ
吸収部材による(衝撃の)エネルギ吸収を開始させる
(塑性変形を開始させる)必要がある。一方、上述の様
に変位側ブラケットが固定側ブラケットに対してずれ動
くと、ずれ動いている間は、二次衝突が発生しているに
も拘らず、上記エネルギ吸収部材がエネルギ吸収を開始
しない。この場合にエネルギ吸収部材がエネルギ吸収を
開始するのは、チルトボルトが第一(又は第二)の長孔
の端部にまで移動し、上記変位側ブラケットがそれ以上
は固定側ブラケットに対して変位しなくなってからであ
る。
【0008】ところが、変位側ブラケットが固定側ブラ
ケットに対してずれ動き、チルトボルトが第一(又は第
二)の長孔の端部にまで移動し切った瞬間には、これら
チルトボルトと第一(又は第二)の長孔の端部との衝合
に基づき、ステアリングホイールにぶつかった運転者の
身体に大きな衝撃荷重(ピーク荷重)が加わる。このピ
ーク荷重は、二次衝突時に運転者の身体に加わる衝撃荷
重の絶対値に比べれば小さいが、運転者の保護をより充
実させる為に好ましいものではない。本発明の位置調節
式ステアリング装置は、この様な事情に鑑みて、上記ピ
ーク荷重を低減若しくはなくすべく考えたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の位置調節式ステ
アリング装置は、前述した従来の位置調節式ステアリン
グ装置と同様に、互いに間隔をあけて配置された左右1
対の支持板部を有し、車体に支持される固定側ブラケッ
トと、ステアリングコラムの中間部に固定され、上記1
対の支持板部の間に配置された変位側ブラケットと、こ
の変位側ブラケットに左右方向に亙って形成された第一
の通孔と、上記各支持板部の一部でこの第一の通孔と整
合する位置に形成された第二の通孔と、これら第一、第
二の通孔を挿通したチルトボルトと、このチルトボルト
の先端部で何れか一方の支持板部の外側面から突出した
部分に螺合したチルトナットと、このチルトナットと上
記チルトボルトとの何れか一方にその基端部を結合され
て、揺動に基づきこれらチルトナットと上記チルトボル
トとを相対回転させるチルトレバーとを備える。そし
て、上記第一、第二の通孔のうちの少なくとも一方の通
孔を長孔としている。
【0010】特に、本発明の位置調節式ステアリング装
置に於いては、長孔である通孔を形成した部材の一部
に、この長孔の長さ方向に亙って配置された凹凸と、上
記ステアリングコラムが前方に変位した状態でこの凹凸
部と係合する係合部を有し、上記チルトボルトの一部に
係止されたロック部材とを備える。
【0011】
【作用】上述の様に構成される本発明の位置調節式ステ
アリング装置は、衝突事故の際ステアリングコラムが前
方に変位する傾向になると、凹凸と係合部とが係合す
る。この係合の結果、チルトボルトと長孔を形成した部
材とが変位しなくなって、このチルトボルトが長孔の端
部にまで勢い良く変位する事がなくなる。従って、チル
トボルトと長孔の端部との衝合に基づくピーク荷重の発
生が防止される。
【0012】
【実施例】図1〜5は、請求項1に対応する、本発明の
第一実施例を示している。この実施例は、位置調節式ス
テアリング装置の一態様であり、ステアリングホイール
の高さ位置を調節するチルト式ステアリング装置に、本
発明を適用したものである。このチルト式ステアリング
装置は、固定側ブラケット1と、変位側ブラケット2
と、チルトボルト3と、チルトナット4と、チルトレバ
ー5とを備える。
【0013】このうちの固定側ブラケット1は、十分な
剛性を有する金属板をプレス加工する事により造られて
おり、互いに間隔をあけて配置された左右1対の支持板
部6、6を有し、ダッシュボードの下側部分等で、車体
に支持される。但しこの固定側ブラケット1は、二次衝
突に基づいて前方(図1、2の左方、図4、5の右方)
に向いた強い力が加わった場合には車体に対する支持力
を喪失し、前方に変位する。エネルギ吸収部材による衝
撃エネルギの吸収は、上記固定側ブラケット1が前方に
変位し始めるのと同時に開始される。
【0014】又、上記変位側ブラケット2は、円筒状の
ステアリングコラム7の中間部下面に溶接等により固定
されて、上記1対の支持板部6、6の間に配置される。
このステアリングコラム7は、インナーコラム8とアウ
ターコラム9とをテレスコープ状に組み合わせて成り、
衝突事故に基づいて強い圧縮荷重が加わった場合には全
長を縮める。又、このステアリングコラム7の内側には
ステアリングシャフト10を、回転のみ自在に支持して
いる。このステアリングシャフト10も、衝突事故に基
づいて強い圧縮荷重が加わった場合には全長を縮める。
【0015】上記変位側ブラケット2には、それぞれが
第一の通孔である円孔11、11を、左右方向に亙って
形成している。又、上記各支持板部6、6の一部でこれ
ら各円孔11、11と整合する位置には、それぞれが第
二の通孔である、上下方向に長い長孔12a、12bを
形成している。そして、これら円孔11、11及び長孔
12a、12bに、上記チルトボルト3を挿通してい
る。又、上記チルトナット4は、このチルトボルト3の
先端部で何れか一方(図3の右方)の支持板部6の外側
面から突出した部分に螺合している。更に、上記チルト
レバー5は、このチルトボルト3にその基端部を結合し
ている。従ってこのチルトレバー5は、揺動に基づきこ
のチルトボルト3を回転させる。
【0016】上述の構成に関しては、従来から広く知ら
れ且つ実施されているチルト式ステアリング装置と同様
である。特に、本発明のチルト式ステアリング装置の場
合には、上記各長孔12a、12bのうち、上記チルト
ボルト3を構成する杆部13の先端部(図3の右端部)
が挿通された長孔12aの幅寸法W(図4)を、上記杆
部13の外径寸法D(図3)よりも十分に大きく(W≫
D)している。勿論、長孔12a、12bに沿うチルト
ボルト3の変位を自在にすべく、他方の長孔12bの幅
寸法w(図2)も上記外径寸法Dよりも少しだけ大きく
(w>D)する。但し、上記長孔12aの幅寸法Wは、
チルトボルト3の変位を自在にする為に必要とされる範
囲を超えて、上記杆部13の外径寸法Dよりも十分に大
きくしている。そして、チルト式ステアリング装置を組
み立てた状態で上記チルトボルト3は、この長孔12a
の後側(ステアリングホイール側で図4、5の左側)に
偏らせて配置している。
【0017】又、上記1対の支持板部6、6のうち、上
記長孔12aを形成した(図3で右側の)支持板部6の
後端縁(図1、2の右端縁、図4、5の左端縁)は波形
に形成して、上記長孔12aの長さ方向に亙って配置さ
れた凹凸14としている。
【0018】更に、上記チルトナット4には、ロック部
材15を係止している。このロック部材15は、適度の
剛性を有する金属板にプレス加工若しくは絞り加工等の
塑性加工を施す事により造られている。このロック部材
15の中心部にはテーパ筒部16を形成しており、この
テーパ筒部16を上記チルトナット4の円錐面部17に
外嵌している。そして、上記チルトナット4の外端部
(図3の右端部)外周面に設けた雄ねじ部18に螺合さ
せたナット19の緊締により、上記ロック部材15を上
記チルトナット4に固定している。
【0019】上記テーパ筒部16の大径側開口部外周縁
には、フランジ状の円板部20を設けている。そして、
この円板部20の上下両端縁部に上下1対の係止爪部2
1、21を、後縁(図4、5の左縁)中間部に折れ曲が
り部22を、それぞれ形成している。これら係止爪部2
1、21及び折れ曲がり部22は、何れも前記長孔12
aを形成した支持板部6に向け、L字形に折り曲げ形成
されている。そして、このうちの係止爪部21、21は
上記長孔12aの内側に、この長孔12aに沿う移動自
在に遊合している。従って、上記ロック部材15は上記
長孔12aに、回転する事なく、長さ方向に亙る変位の
み自在に係合している。又、上記折れ曲がり部22は上
記支持板部6の前端縁に向け折れ曲がっている。そし
て、この折れ曲がり部22の後端部前面(図4、5の左
端部右面)に、三角状の突起23を形成している。この
突起23は、前記長孔12aを形成した支持板部6の前
端縁に形成した凹凸14と係合自在である。但し、チル
ト式ステアリング装置を組み立てただけで、衝突事故が
発生していない状態では、図4に示す様に、突起23と
凹凸14とが係合する事はない。
【0020】尚、図示の実施例とは逆に、上記ロック部
材15をチルトボルト3の頭部24に固定し、前記チル
トレバー5の基端部をチルトナット4に結合固定する事
もできる。この場合には、上記頭部24にロック部材1
4のテーパ筒部16を外嵌する為の円錐面部及びナット
19を螺合する為の雄ねじ部を形成する。勿論、頭部2
4が対向する長孔を幅広にする。
【0021】上述の様に構成される位置調節式ステアリ
ング装置によりステアリングホイールの上下位置を調節
する場合には、上記チルトレバー5を所定方向に揺動さ
せる事で、上記チルトボルト3の頭部24とチルトナッ
ト4との間隔を広げる。例えば図示の実施例の場合に
は、チルトボルト3とチルトナット4との螺合部に左ね
じを形成し、上記チルトレバー5を時計方向に揺動させ
る事で、上記チルトボルト3の頭部24とチルトナット
4との間隔を広げる様にしている。
【0022】この様にしてチルトボルト3の頭部24と
チルトナット4との間隔を広げると、固定側ブラケット
1を構成する1対の支持板部6、6の内側面が変位側ブ
ラケット2の外側面を押圧している力が弱くなり、これ
ら両側面同士の間の摩擦力が低減する。この結果、前記
長孔12a、12bに沿って上記チルトボルト3を昇降
させる事により、上記変位側ブラケット2の上下位置が
調節自在となる。この調節の際には、上述した様に、突
起23と凹凸14とが係合する事はない。そこで、上記
ステアリングホイールを所望位置に移動させた後、上記
チルトレバー5を上記所定方向と逆方向(図1の反時計
方向)に揺動させる。この結果、上記チルトボルト3の
頭部24とチルトナット4との間隔が狭まり、固定側ブ
ラケット1を構成する1対の支持板部6、6の内側面が
変位側ブラケット2の外側面を押圧している力が強くな
る。そして、これら両側面同士の間の摩擦力が増大し、
上記ステアリングホイールが上記所望位置に支持され
る。
【0023】衝突事故に伴って運転者の身体がステアリ
ングホイールにぶつかると、ステアリングシャフト1
0、ステアリングコラム7、変位側ブラケット2を介し
て、チルトボルト3に前方(図1、2の左方、図4、5
の右方)に向かう強い力が加わる。この結果、このチル
トボルト3が、前記長孔12aの前端部にぶつかるま
で、前方に向けて僅かに変位する。この様にチルトボル
ト3が前方に変位する際、上記チルトナット4を介して
このチルトボルト3に支持されたロック部材15の係止
爪部21、21は、図5に示す様に塑性変形して、上記
チルトボルト3の変位を許容する。この塑性変形に基づ
き、僅かとは言え、二次衝突時の衝撃エネルギを吸収す
る。
【0024】そして、上記チルトボルト3が長孔12a
の前端部に変位し切った状態では、図5に示す様に、前
記突起23と凹凸14とが係合する。この係合に基づ
き、上記チルトボルト3が長孔12aに沿って移動でき
なくなる。この結果、このチルトボルト3を挿通した変
位側ブラケット2を固定したステアリングコラム7が固
定側ブラケット1に対して昇降できなくなって、このチ
ルトボルト3が長孔12aの端部にまで勢い良く変位す
る事がなくなる。従って、チルトボルト3と長孔12a
の端部との衝合に基づくピーク荷重の発生が防止され
る。
【0025】次に、図6〜13は、請求項3に対応す
る、本発明の第二実施例を示している。本実施例は、位
置調節式ステアリング装置の一態様であり、ステアリン
グホイールの前後位置を調節する伸縮式ステアリング装
置に、本発明を適用したものである。尚、図示の様に、
本実施例と上述した第一実施例とを組み合わせて実施す
る事は自由である。第一実施例と同等部分に就いては同
一符号を付して重複する説明を省略する。但し、支持板
部6、6に長孔12a、12bに代えて単なる円孔を形
成し、上下位置調節機能を持たない、単なる伸縮式ステ
アリング装置として実施する事もできる。この場合に、
ロック部材15等を省略する事は勿論である。
【0026】本実施例の場合には、ステアリングコラム
7の下面に固定した変位側ブラケット2の両側面部分
に、それぞれが第一の通孔である長孔25、25を、前
後方向(図7の表裏方向、図6、8〜13の左右方向)
に亙って形成している。又、この変位側ブラケット2を
構成する水平板部26には複数の透孔27、27を、前
後方向に亙って等間隔に形成している。これら複数の透
孔27、27が、変位側ブラケット2の上面に前後方向
に亙って形成された凹凸を構成する。即ち、透孔27、
27部分が凹部として、透孔27、27の間部分が凸部
として、それぞれ機能する。
【0027】チルトボルト3の中間部で上記凹凸の上方
部分には、長達磨型のロック部材28を、このチルトボ
ルト3に対する所定角度範囲内での揺動自在に係止して
いる。即ち、このロック部材28の基端部には、上記チ
ルトボルト3をがたつきなく挿通できるだけの内径寸法
を有する円孔29と、この円孔29から直径方向外方に
広がった、扇形の切り欠き30とを形成している。又、
上記チルトボルト3の中間部外周面でこの切り欠き30
に整合する部分には、キー状の突片31を突設してい
る。従って上記ロック部材28は、この突片31が切り
欠き30の内側で変位できる所定角度範囲内で、上記チ
ルトボルト3に対して揺動自在である。
【0028】この様なロック部材28の先端部には、鉤
状の係合部32を形成している。この係合部32は、上
記凹凸の凹部を構成する透孔27、27との係合に基づ
いて、上記変位側ブラケット2が前方(図6、8〜13
の左方)に変位するのを阻止する。更に、上記ロック部
材28と変位側ブラケット2との間には捩りコイルばね
33を設けて、上記係合部32を上記凹凸を形成した水
平板部26の上面に向け、弾性的に押圧している。
【0029】本実施例の場合、上記突片31と切り欠き
30との円周方向に亙る幅寸法により定まる上記所定角
度、並びにこれら突片31と切り欠き30との位相は、
次の様に規制している。先ず、チルトボルト3の頭部2
4とチルトナット4との間隔を狭めて固定側ブラケット
1に変位側ブラケット2を固定すべく、チルトレバー5
を揺動させた状態では、上記係合部32は水平板部26
の状態に応じて揺動する。即ち、この状態では、上記係
合部32が何れかの透孔27に対向している状態では、
図8〜9に示す様に、係合部32が当該透孔27に進入
する。これに対して、上記係合部32が何れの透孔27
にも対向していない状態では、図10〜11に示す様
に、係合部32の先端が隣り合う透孔27、27の間部
分に弾性的に当接する。
【0030】次に、上記変位側ブラケット2を固定側ブ
ラケット1に対して変位させるべく、上記チルトボルト
3の頭部24とチルトナット4との間隔を広げる方向に
チルトレバー5を揺動させる事で上記チルトボルト3を
回転させた状態では、図12〜13に示す様に、上記係
合部32が、上記捩りコイルばね33の弾力に抗して水
平板部26から浮き上がり、凹凸を構成する透孔27、
27と係合部32とが係合する事がなくなる。
【0031】上述の様に構成される位置調節式ステアリ
ング装置によりステアリングホイールの前後位置を調節
する場合には、上記チルトレバー5を所定方向に揺動さ
せる事で、上記チルトボルト3の頭部24とチルトナッ
ト4との間隔を広げる。そして前記長孔25、25に沿
って上記チルトボルト3を移動させる事により、上記変
位側ブラケット2の前後位置を調節する。この調節の際
には、上記図12〜13に示す様に、上記係合部32が
水平板部26から浮き上がる為、この係合部32と透孔
27、27とが係合する事はない。そこで、上記ステア
リングホイールを所望位置に移動させた後、上記チルト
レバー5を上記所定方向と逆方向に揺動させる事によ
り、上記ステアリングホイールを上記所望位置に支持す
る。
【0032】この様に、上記チルトレバー5を上記所定
方向と逆方向に揺動させる事により、上記ステアリング
ホイールを上記所望位置に支持した状態では、上記係合
部32と水平板部26との位置関係が、図8〜9に示し
た状態か図10〜11に示した状態かの何れかになる。
【0033】衝突事故に伴って運転者の身体がステアリ
ングホイールにぶつかると、ステアリングシャフト1
0、ステアリングコラム7を介して変位側ブラケット2
に、前方(図6、8〜13の左方)に向かう強い力が加
わる。この力により、上記変位側ブラケット2が、固定
側ブラケット1に支持されたチルトボルト3を残したま
ま前方に変位する傾向となる。この為、何らの対策も施
さなかった場合には、上記チルトボルト3は長孔25、
25の後端(図6、8〜13の右端)にまで達し、この
後端にチルトボルト3が勢い良く衝突する事で、上記ス
テアリングホイールにぶつかった運転者の身体に衝撃が
加わる。これに対して、本実施例の場合には、上記係合
部32と透孔27との係合に基づき、このチルトボルト
3が長孔25、25の後端にまで達する事はない。
【0034】即ち、図8〜9に示す様に、上記係合部3
2と透孔27とが衝突以前から係合していた場合には、
始めからチルトボルト3が長孔25、25の内側で変位
しない。又、図10〜11に示す様に、上記係合部32
が隣り合う透孔27、27の間部分に当接していた場合
には、上記チルトボルト3が長孔25、25の内側で僅
かに変位した後、上記係合部32と透孔27とが係合す
る。そして、係合した後には、上記チルトボルト3が長
孔25、25の内側でそれ以上変位しなくなる。従っ
て、このチルトボルト3が長孔25、25の後端部にま
で勢い良く変位する事がなくなり、チルトボルト3と長
孔25、25の後端部との衝合に基づくピーク荷重の発
生が防止される。
【0035】次に、図14は、やはり請求項3に対応す
る、本発明の第三実施例を示している。本実施例の場合
には、変位側ブラケット2を構成する水平板部26の中
央部上面に、ラチェット歯状の凹凸34を、前後方向に
亙って形成している。そして、チルトボルト3が前方
(図14の左方)に変位する傾向となった場合に、この
凹凸34とロック部材28の係合部32とが係合する様
にしている。本実施例の場合には、凹凸34と係合部3
2とが係合するまでにチルトボルト3が変位する可能性
のある最大長さを、上述した第二実施例の場合に比べて
短くできる。その他の構成及び作用は、上述した第二実
施例と同様である。
【0036】尚、上述した説明から明らかな通り、本実
施例の場合には、前述した第一実施例の場合とは異な
り、チルトレバー5の揺動に基づきチルトボルト3を回
転させる事が必要である。チルトボルト3を回転させず
にチルトナット4を回転させたのでは、所望の作用効果
を奏する事はできない。より具体的には、ステアリング
ホイールの前後位置調節を行なえない。
【0037】
【発明の効果】本発明の位置調節式ステアリング装置
は、以上に述べた通り構成され作用して、ステアリング
ホイールに過大な荷重が加わった場合にこのステアリン
グホイールが動く事を防止できるので、衝突事故の際に
運転者の身体に加わる衝撃をより緩和できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例を示す側面図。
【図2】図1のA部拡大図。
【図3】図1の拡大B−B断面図。
【図4】図3の右方から見た図。
【図5】衝突事故の際の変形状態を示す、図3のC−C
断面図。
【図6】本発明の第二実施例を示す部分側面図。
【図7】図6の拡大D−D断面図。
【図8】ロック部材と変位側ブラケットとの位置関係の
第1例を、一部を省略して示す、図7のE−E断面図。
【図9】図8のF部拡大図。
【図10】ロック部材と変位側ブラケットとの位置関係
の第2例を、一部を省略して示す、図7のE−E断面
図。
【図11】図10のG部拡大図。
【図12】ステアリングホイールの位置調節時、チルト
レバーを揺動させた状態でのロック部材と変位側ブラケ
ットとの位置関係を、一部を省略して示す、図7のE−
E断面図。
【図13】図12のH部拡大図。
【図14】本発明の第三実施例を示す、図8と同様の
図。
【符号の説明】
1 固定側ブラケット 2 変位側ブラケット 3 チルトボルト 4 チルトナット 5 チルトレバー 6 支持板部 7 ステアリングコラム 8 インナーコラム 9 アウターコラム 10 ステアリングシャフト 11 円孔 12a、12b 長孔 13 杆部 14 凹凸 15 ロック部材 16 テーパ筒部 17 円錐面部 18 雄ねじ部 19 ナット 20 円板部 21 係止爪部 22 折れ曲がり部 23 突起 24 頭部 25 長孔 26 水平板部 27 透孔 28 ロック部材 29 円孔 30 切り欠き 31 突片 32 係合部 33 捩りコイルばね 34 凹凸

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに間隔をあけて配置された左右1対
    の支持板部を有し、車体に支持される固定側ブラケット
    と、ステアリングコラムの中間部に固定され、上記1対
    の支持板部の間に配置された変位側ブラケットと、この
    変位側ブラケットに左右方向に亙って形成された第一の
    通孔と、上記各支持板部の一部でこの第一の通孔と整合
    する位置に形成された第二の通孔と、これら第一、第二
    の通孔を挿通したチルトボルトと、このチルトボルトの
    先端部で何れか一方の支持板部の外側面から突出した部
    分に螺合したチルトナットと、このチルトナットと上記
    チルトボルトとの何れか一方にその基端部を結合され
    て、揺動に基づきこれらチルトナットと上記チルトボル
    トとを相対回転させるチルトレバーとを備え、上記第
    一、第二の通孔のうちの少なくとも一方の通孔を長孔と
    した位置調節式ステアリング装置に於いて、長孔である
    通孔を形成した部材の一部に、この長孔の長さ方向に亙
    って配置された凹凸と、上記ステアリングコラムが前方
    に変位した状態でこの凹凸部と係合する係合部を有し、
    上記チルトボルトの一部に係止されたロック部材とを備
    える事を特徴とする位置調節式ステアリング装置。
  2. 【請求項2】 第二の通孔が上下方向に亙って設けられ
    た、チルトボルトを構成する杆部の外径寸法よりも十分
    に大きな幅寸法を有する長孔であり、チルトボルトはこ
    の長孔の後側に偏らせて配置されており、凹凸は少なく
    とも一方の支持板部の後端縁に上下方向に亙って形成さ
    れた波形部分であり、ロック部材は上記チルトボルトの
    端部に直接又はチルトナットを介して係止されており、
    このロック部材の後縁部には後方に延出されて上記波形
    部分を形成した支持板部の後端縁に向け折れ曲がった折
    れ曲がり部が設けられており、係合部は、この折れ曲が
    り部の後端部前面に形成された突起である、請求項1に
    記載した位置調節式ステアリング装置。
  3. 【請求項3】 第一の通孔が変位側ブラケットの側面に
    前後方向に亙って設けられた長孔であり、凹凸は変位側
    ブラケットの上面に前後方向に亙って形成されており、
    ロック部材はチルトボルトの中間部でこの凹凸の上方部
    分に、このチルトボルトに対する所定角度範囲内での揺
    動自在に係止されており、上記ロック部材の先端部には
    上記凹凸との係合に基づいて上記変位側ブラケットの前
    方への変位を阻止する係合部が設けられており、上記ロ
    ック部材と変位側ブラケットとの間には、上記凹凸に向
    け係合部を押圧するばねが設けられており、上記所定角
    度は、上記変位側ブラケットを固定側ブラケットに対し
    て変位させるべくチルトレバーを揺動させる事により上
    記チルトボルトを回転させた状態で、上記ばねの弾力に
    拘らず上記凹凸と係合部との係合が外れる角度に規制さ
    れている、請求項1に記載した位置調節式ステアリング
    装置。
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