JPH09224236A - 双方向データ通信方法及びそれを用いた双方向データ通信装置 - Google Patents

双方向データ通信方法及びそれを用いた双方向データ通信装置

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JPH09224236A
JPH09224236A JP8306125A JP30612596A JPH09224236A JP H09224236 A JPH09224236 A JP H09224236A JP 8306125 A JP8306125 A JP 8306125A JP 30612596 A JP30612596 A JP 30612596A JP H09224236 A JPH09224236 A JP H09224236A
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多吉生 前田
Hideki Inoue
英樹 井上
Shizuo Ishitani
静夫 石谷
Hidemi Henmi
英身 逸見
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ放送受信装置と応答サーバーとの間で
電話回線を介して行われる各種のオンラインサービスに
おいてユーザ情報を効率的に確実に管理することを目的
とする。 【解決手段】 テレビ放送または電話回線により伝達さ
れるデータ放送信号を復号するステップと、前記復号さ
れたテレビ放送またはデータ放送の情報を表示するステ
ップと、ユーザーが電話回線を介して個人情報サーバー
にユーザー情報を提供するステップと、前記ユーザ情報
の個人情報サーバへの登録、更新、確認に係る情報管理
を行うステップとを有することを特徴とする双方向デー
タ通信方法を提供するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビ放送または
電話回線により伝達されるデータ放送信号における双方
向データ通信方法および、その方法による双方向データ
通信装置に係り、その装置はテレビ放送または電話回線
により伝達されるデータ放送信号を復号するデータ放送
デコーダ部と、テレビ放送またはデータ放送の映像信号
を表示する表示部と、電話回線に接続されたモデムとを
備えた双方向通信装置に関するものである。
【0002】特に、電話回線には応答サーバと個人情報
サーバとが接続されたシステムに係る双方向通信方法お
よびその方法を用いた双方向通信装置に関するものであ
る。
【0003】
【従来の技術】図23はインタラクティブ機能付きのデ
ータ放送システムの概略構成を示すブロック図である。
図23において、1はテレビ放送局、2はデータ放送デ
コーダ2aとモデム2bとを備えたテレビジョン受像機
を兼ねるデータ放送受信装置、3はデータ放送受信装置
2と電話回線4を介して接続されるとともにテレビ放送
局1と電話回線5を介して接続された応答サーバであ
る。
【0004】テレビ放送局1では、文字・図形のデータ
やインタラクティブ性を付加するためのプログラムを決
められた基準のもとで符号化してデータ信号に変換し、
同期符号や誤り訂正符号などを加え、データパケットに
割り付けたデータ放送信号とし、これを文字多重信号の
場合と同様に映像信号の垂直帰線消去期間(VBL)に
重畳し、電波に変換して放送する。
【0005】データ放送受信装置2では、データ放送デ
コーダ2aにおいてデータ放送信号を復号し、記憶し、
表示し、必要に応じて解読して所定の処理を実行する。
テレビ放送の内容が例えばテレビショッピングやアンケ
ート調査の場合、データ放送信号として注文先や相手先
の電話番号やファクシミリ番号が含まれ、これがメモリ
に記憶される。
【0006】データ放送受信装置2における入力手段に
より商品名、購入数、購入者氏名・住所やアンケート調
査の応答データなどを付加して、メモリに記憶させる。
そして、自動ダイヤルしてモデム2bを介し電話回線4
を通じて応答サーバ3に対して必要なデータを送信す
る。
【0007】なお、応答サーバ3は各家庭からの注文や
応答を収集し、予め準備してあるテレビ放送局1や情報
提供会社・サービス会社からの指示に従ってデータ処理
を行い、その処理結果をテレビ放送局1や情報提供会社
・サービス会社に送信する。このようにして、インタラ
クティブ(双方向性)なデータの送受信が行われる。
【0008】ユーザーがデータ放送受信装置2と情報提
供会社・サービス会社の応答サーバー3との間でのオン
ラインサービスの提供を受ける場合、例えばオンライン
ショッピングの場合に、実際に商品をユーザーに配達し
たり、料金を徴収するには、ユーザーの氏名・住所・電
話番号などの個人情報が不可欠となる。
【0009】ところで、この個人情報を応答サーバー自
体で保持・管理するとなれば、利用する応答サーバーが
増えるごとに、あるいは応答サーバーが新設されるごと
に、個人情報をその応答サーバーに登録しなければなら
なくなる。このようないちいちの個人情報の登録は面倒
なことである。しかも、個人情報を保持・管理する応答
サーバーが増えるに従って個人情報が外部に不測に流出
するおそれが増え、プライバシー保護の問題が生じてく
る。
【0010】そこで、このような不都合を解消するため
に、情報提供会社・サービス会社の応答サーバーとは別
に、個人情報の保持・管理を一元的に行う個人情報サー
バーという機関を設立することが考えられる。個々の応
答サーバーは、商品注文の成立があった場合に限って、
その取引相手の個人情報を個人情報サーバーに問い合わ
せて入手するようにする。大勢のユーザーの個人情報を
専用の個人情報サーバーで一元的に保持・管理すること
で、いちいちの登録のわずらわしさ、および膨大な個人
情報の外部流出の問題が解消される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】テレビ放送にデータ放
送信号を重畳すれば、非常に広いエリア(広域)にわた
って安価に様々な情報を伝達することが可能である。こ
れにより様々な情報提供会社が情報を伝達することが可
能になる。
【0012】しかしながら、個人ユーザーが個人情報を
商業的な情報提供会社・サービス会社へ提供するため、
膨大な個人情報の流出などが起きた場合、プライバシー
保護などの問題が発生しうる。このため、個人ユーザー
の情報を保護する必要がある。
【0013】特に、この個人情報を応答サーバー自体で
保持・管理するとなれば、応答サーバの数が増える毎に
個人情報をそれぞれに登録しなければならず、面倒であ
ると共に、個人情報が外部に不測に流出するおそれが増
え、プライバシー保護の問題が生じてくる。
【0014】また、上記したようにデータ放送受信装置
と応答サーバーとの間で電話回線を介して行われるオン
ラインショッピングをはじめとする各種のオンラインサ
ービスの提供を受けるためには、氏名・住所・電話番号
などのユーザー個人情報の登録が不可欠となる。
【0015】ところが、これらの個人情報は変わり得る
ものである。住居移転をすれば住所・電話番号が変わ
る。住居移転をしなくても電話番号を変えることもあり
得る。結婚等の理由により氏名が変わることもある。個
人情報が変わったにもかかわらず、個人情報サーバーに
すでに登録されている個人情報が元のままの状態である
と、ユーザー側ではオンラインサービスの提供が受けら
れず、また、情報提供会社・サービス会社側では商行為
が成り立たなくなる。ユーザーは受益者負担の原則か
ら、自己の個人情報が変わったときには、自ら積極的に
個人情報サーバーに対して新たな個人情報の登録のしな
おし(更新登録)を行うべきものである。
【0016】しかしながら、実際上は、更新登録すべき
であると気付くのは、オンラインサービスの提供を利用
するときとなる場合が多い。まだ更新登録をしていない
段階であるので、現実にはいざというときにオンライン
サービスの提供を受けることができない。これでは双方
向データ通信システムが有機的に機能しているとはいい
がたい。
【0017】そこで、双方向データ通信システムを有機
的に機能させるために、定期的に、ユーザーに対して個
人情報の変更があれば更新登録をすべきことを積極的に
促すという対策が考えられる。
【0018】本発明はこのような個人情報サーバに記録
されるべきユーザ情報を有効に管理して、上記課題の解
決を図ることを目的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本願発明はテレビ放送または電話回線により伝達さ
れるデータ放送信号を復号するステップと、前記復号さ
れたテレビ放送またはデータ放送の情報を表示するステ
ップと、ユーザーが電話回線を介して個人情報サーバー
にユーザー情報を提供するステップと、前記ユーザ情報
の個人情報サーバへの登録、更新、確認に係る情報管理
を行うステップとを有することを特徴とする双方向デー
タ通信方法を提供するものである。
【0020】この方法を用いた装置として、テレビ放送
または電話回線により伝達されるデータ放送信号を復号
するデータ放送デコーダ手段と、このデータ放送デコー
ダ手段により復号されたテレビ放送またはデータ放送の
情報を表示する表示手段と、前記電話回線に接続された
モデムと、このモデムを介して、個人情報サーバに記録
されるべきユーザ情報を管理するユーザ情報管理手段
と、を備え、ユーザーが電話回線を介して個人情報サー
バーに前記ユーザー情報を提供すると共に、前記ユーザ
情報管理手段により前記ユーザ情報の個人情報サーバへ
の登録、更新、確認に係る情報管理を行う双方向データ
通信装置を提供するものである。
【0021】これにより、ユーザ情報の保護、更新、登
録が確実に行われ、双方向通信に起こる弊害を未然に防
ぐことが出来る。
【0022】又特に、個人情報の保持・管理を一元的に
行う個人情報サーバーという機関を設立することにによ
り、個人情報を応答サーバのそれぞれに登録する必要が
無くなる効果に加えて、この個人情報サーバの個人情報
の登録、更新、照合確認するユーザ情報管理手段を双方
向データ通信装置自体に設けることにより、個人情報の
登録、更新、照合確認が容易になり、且つ保護がより確
実になるものである。。
【0023】また、上記ユーザ情報を管理するステップ
が、ユーザーが電話回線を介して応答サーバーに暗号化
された第1の情報を送信するステップと、個人情報サー
バーから暗号化された確認応答を前記応答サーバーを経
て受信するステップと、前記確認応答を復号化する鍵情
報を受信するステップと、前記鍵情報により前記第1の
情報の送信を確認するステップと、前記第1の情報を補
完する暗号化された第2の情報を前記応答サーバーを経
て前記個人情報サーバーに送信するステップと、前記個
人情報サーバーは前記第2の情報に基づいてユーザー情
報を前記応答サーバーに送信し、この情報を前記応答サ
ーバーが第3者に供給するステップを有することを特徴
とする双方向データ通信方法を提供するものである。
【0024】この方法を用いた装置として、上記ユーザ
情報管理手段が ユーザーが電話回線を介して応答サー
バーに暗号化された第1の情報を送信する手段と、個人
情報サーバーから暗号化された確認応答を前記応答サー
バーを経て受信する手段と、この確認応答を復号化する
鍵情報を受信する手段と、この鍵情報により前記第1の
情報の送信を確認する手段と、前記第1の情報を補完す
る暗号化された第2の情報を前記応答サーバーを経て前
記個人情報サーバーに送信する手段と、を備え、前記個
人情報サーバーは前記第2の情報に基づいてユーザー情
報を前記応答サーバーに送信し、この情報を前記応答サ
ーバーが第3者に供給することにより、更に、データの
保護が強化される。即ち、ユーザーが注文が受信された
ことを確認でき、この注文時において、情報提供会社・
サービス会社は個人情報を保存することができず、ユー
ザーの個人情報を注文に対する応答として一回のみ利用
することが可能であることになり、ユーザー情報を確実
に保護することが出来る。
【0025】上記ユーザ情報を管理するステップが、一
旦電話回線が切断された所定時間後、個人情報サーバー
からのユーザー情報をもとに電話回線の接続照合を行う
ステップと、照合がとれれば手続の完了を表示し、とれ
ない場合は手続未完了を表示するステップを有すること
を特徴とする双方向データ通信方法を提供するものであ
る。その方法を用いた装置として、情報提供会社・サー
ビス会社とは別の個人情報の管理を行う個人情報サーバ
ーに簡便にユーザー登録を行い、ユーザー情報を保護す
るシステムにおいて、上記ユーザ情報管理手段が、一旦
電話回線が切断された所定時間後、個人情報サーバーか
らのユーザー情報をもとに電話回線の接続照合を行う手
段を有し、照合がとれれば手続の完了を表示し、とれな
い場合は手続未完了を表示する表示手段を設けることに
より、データの更新が確実となる。
【0026】また、さらに上記ユーザ情報を管理するス
テップが、登録されているユーザ情報の月日のデータを
現在日時と比較するステップと、一致したときまたはそ
れ以降の一定期間、ユーザー個人情報の変更があるなら
ば更新登録を促す旨のメッセージを表示するステップと
を有する双方向データ通信方法を提供するものである。
この方法を用いた装置として、上記ユーザ情報管理手段
が、登録されているユーザ情報の月日のデータを現在日
時と比較する手段と、一致したときまたはそれ以降の一
定期間、ユーザー個人情報の変更があるならば更新登録
を促す旨のメッセージを表示する手段とを有することに
より、更にデータ更新が効率的に、確実に行われる。即
ち、氏名・住所・電話番号などのユーザー個人情報が変
わっている場合でも、更新登録促しのメッセージを表示
するので、更新登録が行われ、双方向データ通信システ
ムを有機的に機能させることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明に係る請求項1及び6の双
方向データ通信方法及びそれを用いた双方向データ通信
装置は、テレビ放送または電話回線により伝達されるデ
ータ放送信号を復号し、この復号されたテレビ放送また
はデータ放送の情報を表示すると共に、ユーザーが電話
回線を介して個人情報サーバーにユーザー情報を提供す
ると共に、前記ユーザ情報の個人情報サーバへの登録、
更新、確認に係る情報管理を行うことを特徴とするもの
である。
【0028】本発明に係る請求項2及び7の双方向デー
タ通信方法及びそれを用いた双方向データ通信装置は、
特にユーザ情報を管理する場合に、応答サーバを介して
個人情報サーバへのユーザ情報の登録、更新、確認照合
を行うものである。
【0029】本発明に係る請求項3及び8の双方向デー
タ通信方法及びそれを用いた双方向データ通信装置は、
ユーザ情報を管理するステップが ユーザーが電話回線
を介して応答サーバーに暗号化された第1の情報を送信
するステップと、個人情報サーバーから暗号化された確
認応答を前記応答サーバーを経て受信するステップと、
前記確認応答を復号化する鍵情報を受信するステップ
と、前記鍵情報により前記第1の情報の送信を確認する
ステップと、前記第1の情報を補完する暗号化された第
2の情報を前記応答サーバーを経て前記個人情報サーバ
ーに送信するステップと、前記個人情報サーバーは前記
第2の情報に基づいてユーザー情報を前記応答サーバー
に送信し、この情報を前記応答サーバーが第3者に供給
するステップを有するものである。
【0030】本発明に係る請求項4及び9の双方向デー
タ通信方法及びそれを用いた双方向データ通信装置は、
ユーザ情報を管理するステップが、一旦電話回線が切断
された所定時間後、個人情報サーバーからのユーザー情
報をもとに電話回線の接続照合を行うステップと、照合
がとれれば手続の完了を表示し、とれない場合は手続未
完了を表示するステップを有するものである。
【0031】本発明に係る請求項5及び10の双方向デ
ータ通信方法及びそれを用いた双方向データ通信装置
は、ユーザ情報を管理するステップが、登録されている
ユーザ情報の月日のデータを現在日時と比較するステッ
プと、一致したときまたはそれ以降の一定期間、ユーザ
ー個人情報の変更があるならば更新登録を促す旨のメッ
セージを表示するステップとを有するものである。
【0032】本発明に係る請求項11及び14の双方向
データ通信方法及びそれを用いた双方向データ通信装置
は、ユーザーが電話回線を介して応答サーバーに暗号化
された第1の情報を送信し、前記応答サーバーがこの情
報を個人情報サーバーに更に送信することにより、前記
個人情報サーバーから暗号化された確認応答が前記応答
サーバーを経て前記ユーザーに送信され、ユーザーは前
記個人情報サーバーから前記確認応答を復号化する鍵情
報を受信することにより前記第1の情報の送信を確認
し、ユーザーは前記第1の情報を補完する暗号化された
第2の情報を前記応答サーバーを経て前記個人情報サー
バーに送信し、前記個人情報サーバーは前記第2の情報
に基づいてユーザー情報を前記応答サーバーに送信し、
この情報を前記応答サーバーが第3者に供給することを
特徴とするものであり、請求項12及び15の双方向デ
ータ通信方法及び装置は、請求項11および14の記載
の双方向データ通信方法及び装置において、個人情報サ
ーバーが供給する確認応答を復号化する鍵情報は定期的
に変更され送信され、この情報はユーザー側で記憶する
ことを特徴とするものであり、請求項13、16の双方
向データ通信方法及び装置は、請求請11及び14記載
の双方向データ通信方法及び装置において、個人情報サ
ーバーが供給する確認応答を復号化する鍵情報は前記確
認応答の送信前後時に送信され、この鍵情報はユーザー
側で記憶することを特徴とするものであり、これらによ
り、個人情報流出を防ぐことが可能な双方向データ通信
方法を提出するものである。
【0033】本発明に係る請求項17、18の双方向デ
ータ通信方法及びその方法を用いた装置は、装置として
テレビ放送または電話回線により伝達されるデータ放送
信号を復号するデータ放送デコーダ部と、テレビ放送ま
たはデータ放送の情報を表示する表示部と、電話回線に
接続されたモデムを備え、ユーザーが電話回線を介して
個人情報サーバーにユーザー情報を提供し、一端電話回
線が切断された所定時間後、前記個人情報サーバーから
前記ユーザー情報をもとに電話回線の接続照合が行わ
れ、照合がとれれば手続の完了を表示し、とれない場合
は手続未完了を表示することを特徴とするものであり、
個人情報流出を防ぐことが可能な双方向データ通信方法
及び装置を提出するものである。
【0034】本発明に係る請求項19、20の双方向デ
ータ通信方法及び装置は、装置として、テレビ放送また
は電話回線により伝達されるデータ放送信号を復号する
データ放送デコーダ部と、テレビ放送またはデータ放送
の情報を表示する表示部と、電話回線に接続されたモデ
ムを備え、電話回線を介して個人情報サーバーにユーザ
ー情報を提供する際、前記個人情報サーバーから情報が
階層的に前記表示部に提供され、双方向のデータ受信が
可能となることを特徴とするものである。
【0035】本発明係る請求項21の双方向データ通信
装置は、請求請20記載の双方向データ通信装置におい
て、階層的な情報が、個人情報サーバーから提供される
ことを特徴とするものであり、請求項22の双方向デー
タ通信装置は、請求請20記載の双方向データ通信装置
階層的な情報を記憶している記憶部を設けたことを特徴
とするものであり、いずれも個人情報流出を防ぐことが
可能であり、その手続も簡易な双方向データ通信装置を
提供するものである。
【0036】本発明に係る請求項23、26の双方向デ
ータ通信方法及び装置は、装置として、テレビ放送また
は電話回線により伝達されるデータ放送信号を復号する
データ放送デコーダ部と、テレビ放送またはデータ放送
の情報を表示する表示部と、電話回線に接続されたモデ
ムを備え、ユーザーと個人情報サーバーの接続照合を定
期期間ごとに繰り返すことを特徴とするものである。
【0037】請求項24、27の双方向データ通信方法
および装置は、請求項23、26の双方向データ通信方
法及び装置において、ユーザーと個人情報サーバーの接
続照合が個人情報サーバーから接続要求されることによ
り開始されることを特徴とするものであり、又請求項2
5、28の双方向データ通信方法及び装置は、ユーザー
と個人情報サーバーの接続照合がユーザーから特徴とす
るものであり、これらにより、ユーザーの個人情報が変
更されても、定期的に更新することが可能となるもので
ある。
【0038】本発明に係る請求項29、35の双方向デ
ータ通信方法及び装置は、装置としてテレビ放送または
電話回線により伝達されるデータ放送信号を復号するデ
ータ放送デコーダ部と、テレビ放送またはデータ放送の
映像信号を表示する表示部と、電話回線に接続されたモ
デムとを備え、当該装置のユーザー個人情報を個人情報
サーバーに登録しておくシステムにおいて、あらかじめ
登録された所定の月日のデータを現在日時と比較して一
致したときまたはそれ以降の一定期間、ユーザー個人情
報の変更があるならば更新登録を促す旨のメッセージを
表示するように構成してあることを特徴としている。
【0039】氏名・住所・電話番号などのユーザー個人
情報が変わったときにそのまま放置しておくとオンライ
ンサービス等の提供を利用することができなくなるが、
登録しておいた誕生日等の所定の月日になったときに、
定期的に、ユーザー個人情報の変更があるならば更新登
録を促す旨のメッセージを表示するので、該当するユー
ザーは更新登録を行うことになり、変更前のユーザー個
人情報がそのままになっている状態を解消し、双方向デ
ータ通信システムを有機的に機能させるようにする。
【0040】本発明に係る請求項36の双方向データ通
信装置は、上記請求項35において、所定の月日が当該
装置の記憶手段に登録されるように構成されている。ユ
ーザーが当該装置において登録操作を行うもので、登録
の手続きが簡便である。
【0041】本発明に係る請求項37の双方向データ通
信装置は、上記請求項35において、更新登録促しのメ
ッセージが放送局から常時的に送出されるように構成さ
れている。きわめて広い範囲にわたって(例えば全国レ
ベル)、きわめて多数の双方向データ通信装置に対して
更新登録促しのメッセージを付与することができ、双方
向データ通信システムの有機的活用に有用である。
【0042】本発明に係る請求項38の双方向データ通
信装置は、上記請求項35において、日付一致時または
それ以降の一定期間、当該装置から電話回線を介して応
答サーバーにアクセスすることにより応答サーバーから
更新登録促しのメッセージが付与されるように構成され
ている。応答サーバーとの連係がより緊密なものとな
る。 本発明に係る請求項31、39の双方向データ通
信方法及び装置は、上記請求項29、35において、日
付一致時またはそれ以降の一定期間、当該装置から電話
回線を介して個人情報サーバーにアクセスすることによ
り個人情報サーバーからユーザー個人情報を含んだ更新
登録促しのメッセージが付与されるように構成されてい
る。登録済みのユーザー個人情報として、具体的に例え
ば氏名・住所・電話番号などを更新登録促しのメッセー
ジとともに表示するので、現在のユーザー個人情報(氏
名・住所・電話番号など)との比較対照をきわめて明瞭
に行うことができ、個人情報が変わったかどうかの判断
の促しを強化する。
【0043】本発明に係る請求項40の双方向データ通
信装置は、上記請求項35において、更新登録促しのメ
ッセージが当該装置の記憶手段にあらかじめ登録されて
いる。メッセージ表示の制御がきわめて簡単なものとな
る。
【0044】本発明に係る請求項41の双方向データ通
信方法及び装置は、上記請求項35において、表示フラ
グがセットされているときには更新登録促しのメッセー
ジの表示を許可し、更新登録促しのメッセージが表示さ
れた後で消去操作することにより、当該装置において表
示フラグをリセットしてメッセージ表示を禁止するよう
に構成してある。日付が一致してから一定期間にわたっ
て更新登録促しのメッセージの表示が毎回行われること
はユーザーにとってわずらわしく感じられるが、消去操
作によりメッセージ表示をしないようにする。
【0045】本発明に係る請求項42の双方向データ通
信装置は、上記請求項41において、表示フラグがセッ
トされているときには更新登録促しのメッセージの表示
を許可し、更新登録促しのメッセージが表示された後で
消去操作することにより、個人情報サーバーにおいて、
表示フラグを保持してメッセージ表示を禁止するように
構成してある。放送局からの更新登録促しのメッセージ
の送出を常に行う必要はない。
【0046】本発明に係る請求項31、43の双方向デ
ータ通信方法及び装置は、上記請求項29、35におい
て、所定の月日が個人情報サーバーにおいて登録されて
おり、登録された所定の月日と現在日時との比較が個人
情報サーバーで行われ、日付一致に該当する端末IDを
放送局に送出すると、放送局から当該装置に対して更新
登録促しのメッセージとともに端末IDが送られ、当該
装置において受信した端末IDとあらかじめ登録してあ
る端末IDとを比較し、一致したときに更新登録促しの
メッセージを表示するように構成されている。当該装置
に誕生日等の所定の月日を登録しておいた場合、停電に
なったりコンセントが抜けたりすると所定の月日の登録
が消去されてしまう。個人情報サーバーに所定の月日を
登録しておけば、日付一致の判断をミスなく実行するこ
とができる。
【0047】本発明に係る請求項32、44の双方向デ
ータ通信方法及び装置は、上記請求項31、43におい
て、端末IDが一致したときに当該装置から電話回線を
介して個人情報サーバーにアクセスすることにより個人
情報サーバーからユーザー個人情報を含んだ更新登録促
しのメッセージが付与されるように構成されている。登
録済みのユーザー個人情報として具体的に例えば氏名・
住所・電話番号などを更新登録促しのメッセージととも
に表示するので、現在のユーザー個人情報(氏名・住所
・電話番号など)との比較対照をきわめて明瞭に行うこ
とができ、個人情報が変わったかどうかの判断の促しを
強化する。
【0048】本発明に係る請求項33、45の双方向デ
ータ通信方法及び装置は、上記請求項31、43におい
て、表示フラグがセットされているときには更新登録促
しのメッセージの表示を許可し、更新登録促しのメッセ
ージが表示された後で消去操作することにより、表示フ
ラグをリセットしてメッセージ表示またはメッセージ送
出を禁止するように構成してある。日付が一致してから
一定期間にわたって更新登録促しのメッセージの表示が
毎回行われることはユーザーにとってわずらわしく感じ
られるが、消去操作によりメッセージ表示をしないよう
にする。
【0049】本発明に係る請求項34、46の双方向デ
ータ通信方法及び装置は、上記請求項29、35におい
て、所定の月日としてユーザーの誕生日を用いることを
特徴としている。誕生日は1年のうちで誰にでもおとず
れるものであるから、多数の双方向データ通信装置の相
互間で所定の月日を分散させることになり、更新登録の
処理が集中することを避けることができる。なお、2月
29日の場合は4年に1度となるので、2月28日また
は3月1日として登録すればよい。
【0050】本発明に係る請求項47、54の双方向デ
ータ通信方法及び装置は、装置としてテレビ放送または
電話回線により伝達されるデータ放送信号を復号するデ
ータ放送デコーダ部と、テレビ放送またはデータ放送の
映像信号を表示する表示部と、電話回線に接続されたモ
デムとを備え、当該装置のユーザー個人情報を個人情報
サーバーに登録しておくシステムにおいて、1年を複数
の時期に分けて各時期の分かれ目の日付になったとき
に、ユーザー個人情報の変更があるならば更新登録を促
す旨のメッセージを表示するように構成してあることを
特徴としている。1年の間に複数回にわたって、ユーザ
ー個人情報の変更があるならば更新登録を促す旨のメッ
セージを表示するので、該当するユーザーは更新登録を
行うことになり、変更前のユーザー個人情報がそのまま
になっている状態を解消する機会を多く得て、双方向デ
ータ通信システムをより一層有機的に機能させるように
する。
【0051】本発明に係る請求項48、55の双方向デ
ータ通信方法及び装置は、上記請求項47、54におい
て、各時期の更新登録促しのメッセージを季節の挨拶と
更新登録促しとからなるメッセージとし、季節の挨拶は
1年を複数に分けた各時期ごとに応じて互いに異なるメ
ッセージにしてある。双方向データ通信システムに対す
る親しみが大いに増す。
【0052】本発明に係る請求項49、56の双方向デ
ータ通信方法及び装置は、上記請求項47、54におい
て、各時期の分かれ目の日付になったときにリセットさ
れるフラグを設け、フラグがリセット状態のときには受
信した各時期の更新登録促しのメッセージを表示し、表
示の後にフラグをセットするように構成してある。一
度、更新登録促しのメッセージを表示した後は、次の時
期の分かれ目の日付になるまでは、メッセージの表示は
行わない。繰り返しのメッセージ表示を避ける。
【0053】本発明に係る請求項50、57の双方向デ
ータ通信方法及び装置は、上記請求項49、56におい
て、各時期の更新登録促しのメッセージを季節の挨拶と
更新登録促しとユーザー個人情報とからなるメッセージ
としたものである。登録済みのユーザー個人情報として
具体的に例えば氏名・住所・電話番号などを更新登録促
しのメッセージとともに表示するので、現在のユーザー
個人情報(氏名・住所・電話番号など)との比較対照を
きわめて明瞭に行うことができ、個人情報が変わったか
どうかの判断の促しを強化する。
【0054】本発明に係る請求項51、58の双方向デ
ータ通信方法及び装置は、上記請求項49、56におい
て、各時期の分かれ目の日付になったときにリセットさ
れるフラグを設け、フラグの状態を電話回線を介して応
答サーバーに送信し、応答サーバーにおいてフラグがリ
セット状態のときには各時期の更新登録促しのメッセー
ジを当該装置に送信させ、当該装置において受信した各
時期の更新登録促しのメッセージを表示し、表示の後に
フラグをセットするように構成してある。繰り返しのメ
ッセージ表示を避けるとともに、応答サーバー側におい
てフラグの状態判断を行う。
【0055】本発明に係る請求項52、59の双方向デ
ータ通信方法及び装置は、上記請求項51、58におい
て、各時期の更新登録促しのメッセージとともにユーザ
ー個人情報を送信させ、受信して表示するように構成し
たものである。登録済みのユーザー個人情報を表示する
ので、個人情報が変わったかどうかの判断の促しを強化
する。
【0056】本発明に係る請求項53、60の双方向デ
ータ通信方法及び装置は、上記請求項49、56におい
て、1年を複数の時期に分けた各時期の分かれ目の日付
を機種毎あるいはロット毎に可変設定可能に構成したも
のである。更新登録の処理のアクセスが集中することを
避け、時間的に分散させることで処理を全体としてスム
ーズにする。
【0057】以下、本発明に係る双方向データ通信方法
の実施の形態について、図面に基づいて詳細に説明す
る。
【0058】(実施の形態1)図1は実施形態の双方向
データ通信方法のユーザーの送受信端末である双方向デ
ータ通信装置の電気的構成を示すブロック図である。
【0059】図1において、双方向データ通信装置10
は次のように構成されている。11はシステム全体の制
御を司るCPU(中央演算処理装置)、12はその制御
のためのプログラムを格納しているROM(リードオン
リーメモリ)、13は制御・演算を補助するとともに復
号されたデータ放送信号を格納するRAM(ランダムア
クセスメモリ)、14は受信アンテナ(図示せず)で受
信したテレビ信号の入力端子、15は入力したテレビ信
号から希望するチャンネルの映像信号を選局し復調する
映像信号受信部、16は復調された映像信号の垂直帰線
消去期間に重畳されているデータ放送信号を分離し復号
するデータ放送デコーダ部、17は映像信号受信部15
からの映像信号とRAM13からのデータ放送信号とを
切り換えて送出する映像切換部、18は映像信号受信部
15におけるチャンネル選局部での受信チャンネルの切
り換えや表示部19における画面分割やデータ放送信号
のスクロールなどの表示状態の制御や映像切換部17の
制御を行う表示制御部、19はCRTやLCDなどの表
示部、20はデータ入力も行える操作パネルやリモコン
などの操作入力部、21は入力インターフェイス、22
はデジタルデータをアナログ音声信号レベルに変換して
電話回線との双方向通信を行うモデム、23はCPU1
1とROM12からモデム22までの各部とを接続して
いるバス、24はモデム22を電話回線30に接続する
ためのNCU(Network Control Unit:回線接続部)で
ある。また、40は電話回線30を介して双方向データ
通信方法10のNCU24とインタラクティブ(双方向
性)に接続された応答サーバである。また、50は電話
回線30を介して双方向データ通信方法10のNCU2
4および応答サーバ40とインタラクティブ(双方向
性)に接続された個人情報サーバーである。
【0060】まず、データ放送番組の受信の一般的な動
作を説明する。映像信号受信部15は受信したテレビ信
号から選局し、その受信チャンネルのテレビ信号を映像
切換部17に送出するとともにデータ放送デコーダ部1
6に送出する。データ放送デコーダ部16では選局した
映像信号の垂直帰線消去期間に重畳されているデータ放
送信号を分離して復号し、RAM13に送出して一時的
に格納する。表示制御部18は映像切換部17を制御
し、映像信号受信部15からのテレビ放送の映像信号か
RAM13から読み出したデータ放送信号のいずれかを
表示部19に送出する。表示制御部18はまた表示部1
9における表示形態をフル画面とするか2画面とするか
の制御を行うとともに、フル画面の下辺または上辺に文
字データをテロップ的にスクロール表示させたりする。
表示制御部18が行う制御は操作入力部20からの入力
指令によって決定される。
【0061】データ放送に係る番組内容が例えば視聴者
参加のクイズ番組やバラエティ番組やアンケート調査で
ある場合、ユーザーは予め設定された回答の中から1つ
を選択する操作を行い、自動ダイヤル指令を出すと、C
PU11はモデム22、NCU24、電話回線30を介
して応答サーバ40に自動ダイヤルし、回答の情報を応
答サーバ40に提供する。応答サーバ40は必要に応じ
て情報に加工を施し、結果を放送局に電話回線を介して
通信する。
【0062】次に、双方向データ通信装置10を電話回
線30を介して応答サーバー40、個人情報サーバ50
に接続して、商品の注文をする場合の動作を図2、3、
4を用いて説明する。
【0063】図2はこのときのデータのやりとりを示す
ものであり、図3はそのデータの内容を示すものであ
り、図4はデータやりとりの時系列を示すものである。
【0064】まず、ユーザーの動作を説明する。ユーザ
ーの端末では、ユーザー保護のため、個人情報を一括し
て保持している個人情報サーバー50から暗号を解読す
るための鍵情報を記憶している状態にある(ステップS
11)。
【0065】テレビ放送局60、または電話回線を介し
て、物品情報が提供され、この放送は受信され表示され
る(ステップS12)。注文を確認することにより、図
3の注文確認データ1(端末ID、ユーザーIDからな
る)が応答サーバー40に送信される(ステップS1
3)。この段階では、具体的な注文情報まで送信する必
要はない。応答サーバー40は、ユーザーと物品を実際
に販売する販売会社や種々のサービス会社、情報提供会
社、テレビ放送局、電話回線などを介して情報を提供す
る放送局などとの橋渡しをし、複数存在するものであ
る。
【0066】一旦電話回線が切断された後、応答サーバ
ー40からの受信を待機して(ステップS14)、所定
時間に暗号化ユーザー情報を受信出来なかった場合は、
終了する(ステップS16、17)。暗号化ユーザー情
報を受信出来た(ステップS15)場合は、先に受信し
ている暗号解読鍵情報を用いて、暗号化ユーザー情報を
解読する(ステップS18)ことによりユーザー情報を
表示する(ステップS19)。これによって、ユーザー
は注文が受信されたことが確認できる。
【0067】応答サーバー40に対して接続要求を行
い、注文確認データ2(端末ID、ユーザーID、パス
ワード、注文物品情報)を送信することで、具体的な注
文をする(ステップS20)。これにより注文処理は完
了する(ステップS21)。
【0068】次に応答サーバー40の動作を説明する。
応答サーバー40は、電話回線を介されて個人ユーザー
の端末からの接続を受信出来る状態にある(ステップS
31)。個人ユーザーから接続を確認し注文確認データ
1を受信し(ステップS32)、ここから端末IDを抜
き取り個人情報サーバー50に送信する(ステップS3
3)。
【0069】個人情報サーバー50からの送信を待機し
(ステップS34)、所定時間内に受信出来なかった
ら、回線を切断する(ステップS36、37)。
【0070】個人情報サーバー50から暗号化ユーザー
情報(サービス会社コード、端末ID、ユーザーID、
暗号化された個人の住所、名前等の情報からなる)を受
信する(ステップS38)と、それをユーザーに転送す
る。ユーザーから注文確認データを受信すると(ステッ
プS39)、暗号化されたままの端末ID・商品データ
(端末ID、ユーザーID、暗号化されたパスワード、
注文物品情報からなる)を抜き取り、個人情報サーバー
50に送信する(ステップS40)。個人情報サーバー
50からの受信を待機し(ステップS41)、所定時間
内に受信できない場合は処理を完了する(ステップS4
3、44)。
【0071】個人情報サーバー50からユーザー情報
(名前、電話番号、住所等)を受信すると物品販売会社
などにこれを注文情報として送信し(ステップS4
5)、受注処理は完了する(ステップS46)。物品販
売会社70などはこれを受信し個人ユーザーに物品など
を送付し、代金をユーザーから徴収する。
【0072】なお、クレジットカード番号がユーザー情
報として提供され代金支払を完了する形でもよい。
【0073】ここで、応答サーバーは注文確認データ
1、2とユーザ情報を照合しても、暗号化の仕方が常に
同一とは限らないので、一回の注文で特定の住所、名前
を有するユーザーが特定の物品を購入したことは、確認
できるが、次の注文では注文確認データ1、2を受信し
た段階では、どのユーザーが注文したかを同定できず、
ユーザーの保護が可能となるものである。
【0074】次に個人情報サーバー50の動作を説明す
る。個人情報サーバー50は各ユーザーに暗号解読鍵情
報を送信し(ステップS51)、応答サーバー40から
受信を待機している状態に有る(ステップS52)。
【0075】なお、暗号解読鍵情報はユーザーに定期的
に提供してもいいし、注文を受ける度に提供してもよ
い。
【0076】応答サーバー40から端末IDデータを受
信すると(ステップS53)、個人情報サーバー50が
備えたデータベースからユーザー情報を検索し(ステッ
プS54)、これを暗号化し(ステップS55)、暗号
化ユーザー情報(サービス会社コード、端末ID、ユー
ザーID、暗号化された個人の住所、名前等の情報から
なる)として応答サーバー40に送信する(ステップS
56)。
【0077】これが応答サーバー40を経て、ユーザー
に送信されることによりユーザーへの注文確認となり、
ユーザーからの具体的な注文を応答サーバーを経て、端
末ID・商品データとして受信すると(ステップS5
7)、データベースでユーザー情報を検索し(ステップ
S58)、これを応答サーバー40に送信する(ステッ
プS59)。これにより一注文の個人情報サーバー50
の動作が完了する。
【0078】なお、暗号化はデータ通信の速度および個
人情報の大きさにより決定されるものである。
【0079】また個人情報を2回応答サーバー40に提
供しているが、その提供の仕方も本実施の形態に限定さ
れるものではない。1回目のデータ送信(注文確認デー
タ1)時により多くの情報を暗号化しておいても支障は
ない。
【0080】以下、本発明に係る双方向データ通信装置
の実施の形態について、図面に基づいて詳細に説明す
る。
【0081】(実施の形態2)実施形態の双方向データ
通信装置の電気的構成は実施の形態1の図1の構成と同
じであるので、図1の構成の説明は省略する。動作につ
いて図5、図6に示すフローチャートを用い説明する。
【0082】まず、データ放送番組の受信の一般的な動
作を説明する。図1の映像信号受信部15は受信したテ
レビ信号から選局し、その受信チャンネルのテレビ信号
を映像切換部17に送出するとともにデータ放送デコー
ダ部16に送出する。データ放送デコーダ部16では選
局した映像信号の垂直帰線消去期間に重畳されているデ
ータ放送信号を分離して復号し、RAM13に送出して
一時的に格納する。表示制御部18は映像切換部17を
制御し、映像信号受信部15からのテレビ放送の映像信
号かRAM13から読み出したデータ放送信号のいずれ
かを表示部19に送出する。表示制御部18はまた表示
部19における表示形態をフル画面とするか2画面とす
るかの制御を行うとともに、フル画面の下辺または上辺
に文字データをテロップ的にスクロール表示させたりす
る。表示制御部18が行う制御は操作入力部20からの
入力指令によって決定される。
【0083】データ放送に係る番組内容が例えば視聴者
参加のクイズ番組やバラエティ番組やアンケート調査で
ある場合、ユーザーは予め設定された回答の中から1つ
を選択する操作を行い、自動ダイヤル指令を出すと、C
PU11はモデム22、NCU24、電話回線30を介
して応答サーバ40に自動ダイヤルし、回答の情報を応
答サーバ40に提供する。応答サーバ40は必要に応じ
て情報に加工を施し、結果を放送局に電話回線を介して
通信する。
【0084】次に、双方向データ通信装置10を電話回
線30を介して個人情報サーバ50に接続して、登録を
行う場合の動作を説明する。
【0085】図5のフローチャートに従って個人ユーザ
ーの動作を説明する。ユーザーは、ユーザー電話回線を
介して個人情報サーバー50にユーザー情報を入力し
(ステップS111)、個人情報サーバー50に接続要
求を行う(ステップS112)。
【0086】接続を確認し(ステップS113)、接続
出来なかった場合はもう一度接続要求を行う(ステップ
S112)。
【0087】これにより、データー放送受信装置の機器
IDとユーザー情報をサーバに送信し(ステップS11
4)、一端電話回線が切断される。(ステップS11
5)そして所定時間(ステップS116)後、前記個人
情報サーバーから前記ユーザー情報をもとに電話回線の
接続を行い(ステップS117)、接続できた場合は、
機器IDをサーバに送信し(ステップS119)、照合
を行い、サーバから確認され(ステップS120)、確
認され照合がとれれば登録完了を表示する。(ステップ
S121)、所定時間内に接続されないときは(ステッ
プS118)、未登録を表示する(ステップS12
2)。
【0088】次に図6のフローチャートに従って個人情
報サーバーの動作を説明する。個人情報サーバー50
は、電話回線を介されて個人ユーザーの端末からの接続
を受信出来る状態にある。(ステップS1101)個人
ユーザーから接続を確認し(ステップS1102)、こ
れにより、機器IDとユーザー情報をサーバに受信し
(ステップS1103)、機器IDを記録する。(ステ
ップS1104)さらにユーザー情報から電話番号を抜
き取り(ステップS1105)、一端電話回線を切断す
る。(ステップS1106)そして所定時間後、個人情
報サーバー50から個人ユーザー情報をもとに電話回線
の接続要求を行い(ステップS1107)、接続を確認
し(ステップS1108)、接続できた場合は、機器I
Dを受信し(ステップS1109)、照合を行い(ステ
ップS1111)、個人端末に確認を送信(ステップS
1112)し、登録を完了する。機器IDの照合が一致
しなかった場合は個人端末に不一致を送信する。(ステ
ップS1113)これにより個人情報サーバーもしくは
ユーザーが電話回線の接続を切断する事が可能となる。
【0089】接続ができなかった場合(ステップS11
10)、接続要求に戻る(ステップS1107)。
【0090】(実施の形態3)次に、登録の仕方を図
7、8、9を用いて説明する。
【0091】図7のフローチャートに従って個人ユーザ
ーの動作を説明する。ユーザーは、ユーザー電話回線を
介して個人情報サーバー50にユーザー情報を入力す
る。
【0092】ユーザーは個人情報サーバー50に接続す
ると、サーバー50からデータか送信されるまで待機し
(ステップS131)、県名、市名、町名のリスト受信
し表示される(ステップS132)事によりユーザー自
身の県名、市名、町名を選択することが可能である(ス
テップS133)。
【0093】更に、確定キーを押す事により(ステップ
S135)、サーバー50に選択された情報が送信され
より詳しい住所のデータがサーバ50より送信される。
【0094】この操作をくり返し送信することにより住
所を確定でき、サーバー50に送信する事が可能とな
る。
【0095】図8のフローチャートに従って個人情報サ
ーバーの動作を説明する。ザーバー50は、住所情報を
電話回線を介して個人ユーザーに提供し、個人ユーザー
からの送信を待機しており(ステップS1201)、ユ
ーザーの選択を受信すると、地域データベース(DB)
を検索し(ステップS1203)、更に詳しい住所情報
を個人端末に送信する(ステップS1204)。
【0096】さらにこの操作をくり返し、住所が確定さ
れると、終了し(ステップS1202)、住所情報をユ
ーザーデータベースに登録する(ステップS120
5)。
【0097】なお、住所のデータベースは端末自体が備
えていても構わない。ここで、図9は、ユーザーの選択
のしかたを示すものであり、図9(b)のような選択画
面をカーソル選択する事により住所を確定するものであ
る。
【0098】住所データベースは図10のように階層構
造になっており、ユーザーの選択により、より詳しい住
所のリストが選択されるものである。
【0099】(実施の形態4)次に、双方向データ通信
装置10を電話回線30を介して個人情報サーバ50に
接続して、個人データの更新を行う場合の動作を説明す
る。
【0100】図11のフローチャートに従って個人ユー
ザーの動作を説明する。ユーザーが、電話番号、双方向
データ通信装置10の機器ID、住所などのユーザー情
報を変更しており、その手続を完了しているときは、変
更フラグが立っておらず(ステップS141)、立てて
いないときは、個人情報サーバー50からの接続を待機
している状態にある(ステップS142)。
【0101】変更フラグが立っていれば、前記個人情報
サーバー50への変更登録が済んでいないことが判明
し、手続が完了するものである(ステップS141)。
【0102】接続されると(ステップS143)、電話
回線を介して個人情報サーバー50に変更されたユーザ
ー情報を個人情報サーバー50に送信し、手続が完了と
なる(ステップS145、147)。
【0103】この手続の具体的な流れは、前記実施の形
態で示した通りである。接続出来なかった場合は、個人
情報サーバーへの変更登録が済んでいないことが判明
し、手続が完了するものである(ステップS146)。
【0104】次に図12のフローチャートに従って個人
情報サーバーの動作を説明する。個人情報サーバー50
は、電話回線を介されて個人ユーザーの端末からのを接
続要求を行い(ステップS1302)、接続を確認する
と(ステップS1303)、これにより、機器IDとユ
ーザー情報を受信し(ステップS1304)、個人情報
サーバーのデーターベースの機器IDなどのユーザー情
報を比較する(ステップS1305)。
【0105】照合が不可能なときは、個人情報サーバー
のデータベースに変更フラグを立てて接続を終了する。
【0106】ユーザー情報が変更されていないとき、及
び、変更された情報を再登録するときは、この情報を格
納し手続が完了する。この手続の具体的な流れは、前記
実施の形態2で示した図5のフローチャートの通りであ
り、図7の(ステップ131)において、登録完了表示
を行うと同時に、前記変更プラグを立っていない状態に
する。前記再登録時の個人情報サーバーの動作は図8は
フローチャートの通りであり、図8の(ステップS12
05)において、データベース登録するとともに、ユー
ザーデータベースの変更フラグを立っていない状態にす
る。
【0107】照合が不可能なときは、個人情報サーバー
のデーターベースに変更フラグを立て接続を終了する。
【0108】なお、ユーザー情報の変更は、個人情報サ
ーバー50の接続要求により開始されるのとは別に、ユ
ーザーが定期的に接続要求することにより、機器ID、
住所、電話番号などの個人情報の定期的変更が可能とな
る。
【0109】以下、本発明に係る双方向データ通信装置
の実施の形態について、図面に基づいて詳細に説明す
る。
【0110】(実施の形態5)図13は実施の形態5に
係る双方向データ通信装置の電気的構成を示すブロック
図である。
【0111】図13において、実施の形態1、2、3、
4と同一の機能のところは同一番号を付与している。
又、同一機能の構成の説明を省略する。
【0112】なお、40は電話回線30を介して双方向
データ通信装置10のNCU24とインタラクティブ
(双方向性)に接続された応答サーバー、50は電話回
線30を介して双方向データ通信装置10のNCU24
および応答サーバー40とインタラクティブ(双方向
性)に接続された個人情報サーバー、60はテレビ放送
局である。図示はしていないが、応答サーバー40は複
数あり、それぞれの応答サーバー40が電話回線30を
介して個人情報サーバー50に接続されている。また、
各応答サーバー40および個人情報サーバー50が電話
回線30を介してテレビ放送局60と接続されている。
【0113】まず、ユーザー個人情報の初期登録の動作
を説明する。通常、双方向データ通信装置10が購入さ
れたとき、あるいはオンラインサービスの契約を締結す
るときに、個人情報サーバー50に対するユーザー個人
情報の初期登録を行う。この初期登録は電話回線30を
介して行われる。すなわち、ユーザーは操作入力部20
を操作して表示部19に個人情報登録のメニューを表示
させ、キー操作によりユーザー登録要求を端末IDとと
もにモデム22および電話回線30を介して個人情報サ
ーバー50に送出する。端末IDはROM12に格納さ
れている。これを受けた個人情報サーバー50は登録プ
ログラムを電話回線30を介して双方向データ通信装置
10にダウンロードする。そのプログラムはRAM13
に格納される。ユーザーはキー操作により氏名・住所・
電話番号・生年月日・性別などの個人情報を入力する。
その個人情報は電話回線30を介して個人情報サーバー
50に送出されハードディスクに格納される。個人情報
のうち生年月日に基づいた誕生日が双方向データ通信装
置10のRAM13に登録される。次に、個人情報サー
バー50から登録した電話番号で自動ダイヤルして登録
完了の確認を行い、個人情報サーバー50からユーザー
IDを送出し、双方向データ通信装置10は受け取った
ユーザーIDをRAM13に登録した後、登録プログラ
ムを消去する。なお、前記登録プログラムはあらかじめ
端末のメモリに格納されており、個人情報サーバーから
ダウンロードすることなく、端末で個人情報を入力し、
その後電話回線を介して個人情報サーバーへ登録処理を
行うことも可能である。
【0114】以上により、個人情報サーバー50におい
てユーザーIDとともに氏名・住所・電話番号などのユ
ーザー個人情報が登録され、双方向データ通信装置10
のRAM13に所定の月日としてのユーザーの誕生日が
登録されたことになる。
【0115】次に、データ放送番組の受信の一般的な動
作を説明する。映像信号受信部15は受信したテレビ信
号から選局し、その受信チャンネルのテレビ信号を映像
切換部17に送出するとともにデータ放送デコーダ部1
6に送出する。データ放送デコーダ部16では選局した
映像信号の垂直帰線消去期間に重畳されているデータ放
送信号を分離して復号し、RAM13に送出して一時的
に格納する。表示制御部18は映像切換部17を制御
し、映像信号受信部15からのテレビ放送の映像信号か
RAM13から読み出したデータ放送信号のいずれかを
表示部19に送出する。表示制御部18はまた表示部1
9における表示形態をフル画面とするか2画面とするか
の制御を行うとともに、フル画面の下辺または上辺に文
字データをテロップ的にスクロール表示させたりする。
表示制御部18が行う制御は操作入力部20からの入力
指令によって決定される。
【0116】データ放送に係る番組内容が例えば視聴者
参加のクイズ番組やバラエティ番組やアンケート調査で
ある場合、ユーザーは予め設定された回答の中から1つ
を選択する操作を行い、自動ダイヤル指令を出すと、C
PU11はモデム22、NCU24、電話回線30を介
して応答サーバー40に自動ダイヤルし、回答の情報を
応答サーバー40に提供する。応答サーバー40は必要
に応じて情報に加工を施し、結果を放送局60に電話回
線を介して通信する。
【0117】次に、テレビ放送の内容もしくは応答サー
バーからの送信情報をみてオンラインショッピングをす
る場合の動作を簡単に説明する。送信されてきた商品情
報が表示部19に表示される。操作入力部20の操作に
より注文確認を指示すると、注文確認データ(端末ID
・ユーザーID・パスワード・注文商品情報)が電話回
線30を介して応答サーバー40に送信され、注文処理
が完了する。応答サーバー40は個人情報サーバー50
に対して端末IDを送信し、個人情報サーバー50から
ユーザー個人情報(氏名・住所・電話番号など)を受信
し、これを商品販売会社などに注文情報として送信し、
受注処理を完了する。商品販売会社はユーザー個人情報
に基づいて該当するユーザーに注文の商品を送付し、代
金をユーザーから徴収する。
【0118】次に、誕生日メッセージ表示の動作につい
て説明する。すでに説明したように、双方向データ通信
装置10のRAM13にはユーザーの誕生日のデータが
登録されており、個人情報サーバー50ではユーザーI
Dとともに氏名・住所・電話番号などのユーザー個人情
報が登録されている。テレビ放送局60からは常時的に
放送波により誕生日メッセージが送信されている。この
誕生日メッセージには、誕生日がきた旨とともにユーザ
ー個人情報の変更に伴う更新登録のすすめのメッセージ
が含まれている。例えば、「お誕生日おめでとうござい
ます。あなたの氏名・住所・電話番号などに変更があり
ましたら、更新登録をして下さい。」といった内容であ
る。誕生日メッセージは放送波の垂直帰線消去期間に重
畳されている。この誕生日メッセージは双方向データ通
信装置10において常に受信されているが、誕生日がく
るまでは表示されない。
【0119】図14のフローチャートに示すように、双
方向データ通信装置10の電源をONすると、CPU1
1は、内蔵タイマーに基づく現在日時がRAM13に登
録されている誕生日に達したかどうか、すなわち誕生日
またはそれ以降の日であるかどうかを判断し(ステップ
S151)、達していないときは誕生日メッセージの表
示を禁止する(ステップS155)が、誕生日に達した
ときは誕生日から例えば1か月以内かどうかを判断し
(ステップS152)、1か月以内であればデータ放送
デコーダ部16で復号した誕生日メッセージを表示部1
9において表示する(ステップS153)。これで誕生
日から1か月の間は双方向データ通信装置10の電源を
ONするたびに誕生日メッセージが表示されることにな
る。タイムアップするのを待って(ステップS15
4)、誕生日メッセージの表示を禁止(停止)する(ス
テップS155)。ユーザーはこの誕生日メッセージを
見て、現在の氏名・住所・電話番号などの個人情報がす
でに個人情報サーバー50に登録している氏名・住所・
電話番号などから変わっているのかどうかの判断を促さ
れ、変わっているときは更新登録すべきことを促され
る。誕生日から1か月を超えているときは、すでにユー
ザーに充分にメッセージが伝わっているものとして、誕
生日メッセージの表示は行わない(ステップS15
5)。
【0120】個人情報が変わっているとき、ユーザーは
個人情報サーバー50に対して個人情報の更新登録を行
う。これにより、引き続きオンラインサービスの提供を
受けることができる。
【0121】ところで、誕生日から1か月間にわたって
誕生日メッセージの表示が行われることは、ユーザーに
とってわずらわしく感じられる。これを解消するのが図
15(a)のフローチャートに示す動作である。ユーザ
ーは誕生日メッセージの表示を行わせないようにしたい
とき、操作入力部20(リモコン)において消去キーを
操作する。CPU11は消去キーが操作されたかどうか
を判断し(ステップS1401)、操作されたときは表
示フラグF1 をリセットする(ステップS1402)。
そして、図14のフローチャートにおいてステップS1
52aを追加し、表示フラグF1 がセットされていると
きに限って誕生日メッセージの表示を行い(ステップS
153)、表示フラグF1 がリセットされているときは
誕生日メッセージの表示を行わないようにする(ステッ
プS155)。
【0122】表示フラグF1 をリセットしたままである
と、次の年の誕生日がきたときに誕生日メッセージの表
示が行われないことになる。そこで、図15(b)に示
すように誕生日から例えば11か月が経過したかどうか
を判断し(ステップS1501)、経過したときには表
示フラグF1 をセットの状態に戻す(ステップS150
2)。すると、ステップS152aの判断がYESとな
り、再び、誕生日メッセージの表示が行われる。
【0123】(実施の形態6)上記実施の形態5の場合
の誕生日メッセージの内容は、「氏名・住所・電話番号
などに変更がありましたら、更新登録をして下さい。」
といった内容であった。これに対して、すでに登録済み
の具体的な氏名・住所・電話番号などの個人情報を表示
させることが考えられる。つまり、誕生日メッセージと
して、例えば、「お誕生日おめでとうございます。あな
たの登録された氏名・住所・電話番号は……、……、…
…ですが、変更はありませんか。変更がありましたら、
更新登録をして下さい。」といった内容である。このよ
うな内容の誕生日メッセージを表示させるのが実施の形
態5である。そのような個人情報を含んだ誕生日メッセ
ージは放送局60からではなく個人情報サーバー50か
ら送信されてくるものである。したがって、そのメッセ
ージ送信は常時的にではなく、要求のあったときに限っ
て送信される。
【0124】動作を図16のフローチャートで説明す
る。双方向データ通信装置10の電源をONすると、C
PU11は、内蔵タイマーに基づく現在日時がRAM1
3に登録されている誕生日に達したかどうかを判断し
(ステップS1601)、達していないときは動作を終
了するが、誕生日に達したときは誕生日から例えば1か
月以内かどうかを判断し(ステップS1602)、1か
月を超えていれば動作を終了するが、1か月以内であれ
ば電話回線30を介して個人情報サーバー50に対して
自動ダイヤルを行う。このとき、端末IDを送るととも
に誕生日メッセージ送信要求を行う(ステップS160
3)。そして、個人情報サーバー50からの受信を待つ
(ステップS1604)。個人情報サーバー50は、双
方向データ通信装置10からの誕生日メッセージ送信要
求があったときは、個人情報を含んだ誕生日メッセージ
を要求のあった端末IDの双方向データ通信装置10に
対して送信する。双方向データ通信装置10では、受信
した個人情報を含んだ誕生日メッセージをRAM13に
格納し(ステップS1605)、その誕生日メッセージ
を表示部19において表示する(ステップS160
6)。これで誕生日から1か月の間は双方向データ通信
装置10の電源をONするたびに誕生日メッセージが表
示されることになる。タイムアップするのを待って(ス
テップS1607)、誕生日メッセージの表示を停止し
(ステップS1608)、RAM13から誕生日メッセ
ージを消去する(ステップS1609)。ユーザーはこ
の氏名・住所・電話番号などの個人情報を具体的に含ん
だ誕生日メッセージを見て、現在の氏名・住所・電話番
号などの個人情報とすでに個人情報サーバー50に登録
している氏名・住所・電話番号などの個人情報との比較
対照をきわめて明瞭に行うことになり、変わっているの
かどうかの判断を強く促され、変わっているときは更新
登録すべきことを促される。誕生日から1か月を超えて
いるときは、個人情報サーバー50に対するメッセージ
送信要求は行わない。
【0125】誕生日メッセージを確認した後での、誕生
日から1か月間の誕生日メッセージの表示を禁止したい
場合には、消去キーを操作して、図15と同様に処理す
ればよい。
【0126】(実施の形態7)実施の形態7は個人情報
サーバー50に代えて応答サーバー40から誕生日メッ
セージの送信を受けるものである。この場合の誕生日メ
ッセージは、氏名・住所・電話番号などの具体的な個人
情報を含むものではなく、放送波の場合と同様に一般的
な「お誕生日おめでとうございます。あなたの氏名・住
所・電話番号などに変更がありましたら、更新登録をし
て下さい。」といった内容である。
【0127】動作としては、図16のフローチャートに
おいてステップS1603で「個人情報サーバーに」を
「応答サーバーに」に置き換え、ステップS1605で
「個人情報を含んだ誕生日メッセージ」に代えて単なる
「誕生日メッセージ」と置き換えればよい。
【0128】(実施の形態8)実施の形態8は、誕生日
メッセージを外部から受信することに代えて、双方向デ
ータ通信装置10の内部において発するものである。す
なわち、ROM12にあらかじめ誕生日メッセージを書
き込んでおき、CPU11の日時判断により現在日時が
誕生日になったとき(およびそれから1か月間)、RO
M12より誕生日メッセージを読み出して表示部19に
表示するものである。この実施の形態の場合、ROM1
2に大きなメモリ容量を必要とするが、メッセージ表示
の制御はきわめて簡単なものとなる。
【0129】(実施の形態9)上記の各実施の形態5〜
8では操作入力部20の操作によって誕生日のデータを
RAM13に登録しておくようにしていた。これは、現
在日時が誕生日になったかどうかの判断を双方向データ
通信装置10において行うようにするためである。その
基本に、その誕生日はその双方向データ通信装置10の
ユーザーの誕生日であるから、双方向データ通信装置1
0において誕生日を登録するのが自然であるという考え
がある。しかし、停電になったり、コンセントを抜いた
りすると、RAM13から誕生日のデータが消えてしま
う。そうなると、再度の誕生日の登録操作が必要となる
が、ユーザーをわずらわせることになるし、忘れられる
可能性もある。
【0130】そこで、誕生日のデータを個人情報サーバ
ー50において登録しておき、誕生日になったかどうか
を個人情報サーバー50において管理してもらうという
考え方がでてくる。これに従ったのが、以下に述べる実
施の形態9である。
【0131】個人情報サーバー50において、氏名・住
所・電話番号のほかにユーザーの生年月日(誕生日)、
端末IDなどのユーザー個人情報の登録が行われている
とする。個人情報サーバー50のCPUは、内蔵タイマ
ーに基づく現在日時が登録されている誕生日に達したか
どうかを判断し、達したときは放送局60に対して該当
する端末IDとメッセージ送信指令とを送出する。放送
局60は、受け取った端末IDと誕生日メッセージを放
送波にのせて送出する。この処理は原則として誕生日か
ら1か月の間にわたって行われるものとする。
【0132】動作を図17のフローチャートに従って説
明する。双方向データ通信装置10において、CPU1
1は、電源ON時に放送局60から端末IDを受信した
かどうかを判断し(ステップS1701)、受信したと
きはその受信した端末IDとROM12から読み出した
端末IDとを比較する(ステップS1702)。比較の
結果、2つの端末IDが一致しているときは(ステップ
S1703でYES)、放送局60から受信した誕生日
メッセージを表示部19に表示する(ステップS170
4)。このときに表示される誕生日メッセージは普通の
もので、例えば前述のとおりの「お誕生日おめでとうご
ざいます。あなたの氏名・住所・電話番号などに変更が
ありましたら、更新登録をして下さい。」といった内容
である。
【0133】(実施の形態10)誕生日のデータを双方
向データ通信装置10のRAM13に登録しない型式に
おいて、誕生日メッセージとして個人情報を含んだ誕生
日メッセージを表示させる方式も考えられる。これが実
施の形態9である。個人情報を含んだ誕生日メッセージ
の入手は個人情報サーバー50へのアクセスによって行
う。すなわち、図18のステップS1701〜S170
3の続きに、図16のステップS1603〜S1609
を実行するように構成したものである。
【0134】双方向データ通信装置10において、CP
U11は、電源ON時に放送局60から端末IDを受信
したかどうかを判断し(ステップS1701)、受信し
たときはその受信した端末IDとROM12から読み出
した端末IDとを比較する(ステップS1702)。比
較の結果、2つの端末IDが一致しているときは(ステ
ップS1703でYES)、電話回線30を介して個人
情報サーバー50に対して自動ダイヤルを行う。このと
き、図16に示すように端末IDとともに誕生日メッセ
ージ送信要求を行う(ステップS1603)。そして、
個人情報サーバー50からの受信を待つ(ステップS1
604)。個人情報サーバー50は、双方向データ通信
装置10からの誕生日メッセージ送信要求があったとき
は、氏名・住所・電話番号などの個人情報を含んだ誕生
日メッセージを要求のあった端末IDの双方向データ通
信装置10に対して送信する。双方向データ通信装置1
0では、受信した個人情報を含んだ誕生日メッセージを
RAM13に格納し(ステップS1605)、その誕生
日メッセージを表示部19において表示する(ステップ
S1606)。これで誕生日から1か月の間は双方向デ
ータ通信装置10の電源をONするたびに誕生日メッセ
ージが表示されることになる。タイムアップするのを待
って(ステップS1607)、誕生日メッセージの表示
を停止し(ステップS1608)、RAM13から誕生
日メッセージを消去する(ステップS1609)。
【0135】(実施の形態11)上記の実施の形態9,
10において、ユーザーが誕生日メッセージまたは個人
情報を含んだ誕生日メッセージを確認した後で、誕生日
から1か月間にわたるメッセージ表示のわずらわしさか
ら解消されるようにしたものである。
【0136】図15の場合と同様に、ユーザーは誕生日
メッセージの表示を行わせないようにしたいとき、操作
入力部20(リモコン)において消去キーを操作する。
図15(a)に示すように、CPU11は消去キーが操
作されたかどうかを判断し(ステップS1401)、操
作されたときは表示フラグF1 をリセットする(ステッ
プS1402)。そして、図18のフローチャートにお
いてステップS1703aを追加し、表示フラグF1
セットされているときに限って誕生日メッセージの表示
を行い(ステップS1704)、表示フラグF1 がリセ
ットされているときは誕生日メッセージの表示を行わな
いようにする(ステップS1706)。表示フラグF1
をリセットしたままであると、次の年の誕生日がきたと
きに誕生日メッセージの表示が行われないことになる。
【0137】そこで、図15(b)に示すように、誕生
日から例えば11か月が経過したかどうかを判断し(ス
テップS1501)、経過したときには表示フラグF1
をセットの状態に戻す(ステップS1502)。する
と、図17のステップS1703aの判断がYESとな
り、再び、誕生日メッセージの表示が行われる。
【0138】もう1つの方式として、操作入力部20に
おいて消去キーが操作されたときには、放送局60から
の誕生日メッセージの送出を行わないように構成するこ
とが考えられる。すなわち、消去キーが操作されたとき
に双方向データ通信装置10から個人情報サーバー50
に自動ダイヤルして、端末IDとともに消去信号を送
る。消去信号を受けた個人情報サーバー50は、該当す
る端末IDの個人情報として表示フラグF1 をリセット
する。個人情報サーバー50のCPUは、表示フラグF
1 がリセットされているときは現在日時が誕生日に達し
たときでも、放送局60に対する端末IDの送出を行わ
ない。したがって、放送局60からは端末ID・誕生日
メッセージの送出は行われない。誕生日から例えば11
か月が経過したときには表示フラグF1 をセットの状態
に戻すことにより、次の誕生日がきたときには、再度の
誕生日メッセージの送出が行われる。
【0139】なお、上記実施の形態5〜11において、
現在日時と比較すべき所定の月日として誕生日を代表的
にあげたが、これに限定されるものではなく、ユーザー
は所望の月日を登録してよいものとする。
【0140】以上の実施の形態5〜11では、1年に1
度の機会をもって更新登録促しのメッセージを表示する
ようにしたものであった。これに対して、以下に説明す
る実施の形態は1年を四季に分け、季節ごとに更新登録
促しのメッセージを表示することで、更新登録促しの機
会を増やしたものである。
【0141】なお、表示フラグは個人情報サーバーにお
いて保持することも可能である。 (実施の形態12)季節の変わり目の日付として、
1 ,T2 ,T3 ,T4 の4つの日付を設定するととも
に、これらの日付のそれぞれに対応させて4種類の季節
メッセージM1,M2 ,M3 ,M4 を設定する。具体的
にここでは、一例として単純に、T1 を12月31日、
2 を3月31日、T3 を6月30日、T4 を9月30
日とする。そして、季節メッセージM1 として例えば
「あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろ
しくお願いいたします。さて、あなたの氏名・住所・電
話番号などに変更がありましたら、更新登録をして下さ
い。」を設定し、季節メッセージM2 として例えば「ず
いぶん暖かくなってまいりました。桜の花がきれいです
ね。さて、……(同文)……」を設定し、季節メッセー
ジM3 として例えば「今年の夏は大変暑いですね。お変
わりありませんか。さて、……(同文)……」を設定
し、季節メッセージM4 として例えば「秋も日一日と深
まってまいりました。かぜをひかないように注意しまし
ょう。さて、……(同文)……」を設定する。(同文)
のところは「あなたの氏名・住所・電話番号などに変更
がありましたら、更新登録をして下さい。」である。
【0142】双方向データ通信装置10においてCPU
11は、内蔵タイマーに基づいて季節フラグF2 の管理
を行う。すなわち、図18のフローチャートに示すよう
に、季節変わり目日付T1 になったかどうかを判断し
(ステップS1801)、なったときは季節フラグF2
をリセットし(ステップS1802)、次に季節変わり
目日付T2 になったかどうかを判断し(ステップS18
03)、なったときは季節フラグF2 をリセットし(ス
テップS1804)、次に季節変わり目日付T3になっ
たかどうかを判断し(ステップS1805)、なったと
きは季節フラグF 2 をリセットし(ステップS180
6)、次に季節変わり目日付T4 になったかどうかを判
断し(ステップS1807)、なったときは季節フラグ
2 をリセットする(ステップS1808)。
【0143】放送局60において、季節変わり目日付を
判断して、前記4種類の季節メッセージM1 〜M4 のう
ちから現在の季節に応じた季節メッセージを選択し、常
時的に放送波にのせて送信する。
【0144】双方向データ通信装置10においてデータ
放送サービス受信のモードになると、図19のフローチ
ャートの動作が実行される。放送局60からの季節メッ
セージを受信し(ステップS1901)、季節フラグF
2 がリセットされているかどうかを判断し(ステップS
1902)、リセットされているときは表示部19に受
信した季節メッセージを表示し(ステップS190
3)、表示があったことを示すために季節フラグF2
セットする(ステップS1904)。これにより、その
季節の挨拶と更新登録促しとからなるメッセージが表示
されたことになる。1度、そのメッセージの表示が行わ
れると、季節フラグF2 がセットとされているので、ス
テップS62の判断がNOとなり、メッセージの表示は
行わない。
【0145】具体的には次のとおりである。例えば12
月31日(T1 )になると、季節フラグF2 がリセット
される。翌日の1月1日にデータ放送サービスを受信す
ると、季節メッセージM1 の「あけましておめでとうご
ざいます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。さ
て、あなたの氏名・住所・電話番号などに変更がありま
したら、更新登録をして下さい。」を受信して表示す
る。次に、1月2日にデータ放送サービスを受信しても
季節フラグF2 がセットされているので、季節メッセー
ジM1 の表示は行われない。次に、3月31日(T2
になると、季節フラグF2 が再びリセットされ、その後
にデータ放送サービスを受信すると、季節メッセージM
2 が表示され、さらにその後に同サービスを受信しても
季節メッセージM2 の表示は行われない。以下同様であ
り、1年のうちに4回の更新登録促しのメッセージの表
示が行われ、更新登録促しの機会が多くなっている。
【0146】(実施の形態13)この実施の形態13
は、個人情報サーバー50に登録されている氏名・住所
・電話番号などのユーザー個人情報をも表示させるもの
である。図20のフローチャートに示すように、放送局
60からの季節メッセージを受信し(ステップS200
1)、季節フラグF2 がリセットされているかどうかを
判断し(ステップS2002)、リセットされていると
きは電話回線30を介して個人情報サーバー50に対し
て自動ダイヤルを行い、端末IDを送るとともにユーザ
ー個人情報の送信の要求を行う(ステップS200
3)。そして、個人情報サーバー50からの受信を待つ
(ステップS2004)。個人情報サーバー50は、双
方向データ通信装置10からの要求に従って登録してあ
るユーザー個人情報を要求のあった端末IDの双方向デ
ータ通信装置10に対して送信する。双方向データ通信
装置10では、放送局60から受信した季節メッセージ
と個人情報サーバー50から受信したユーザー個人情報
とを表示部19に表示し(ステップS2005)、表示
があったことを示すために季節フラグF2 をセットする
(ステップS2006)。これにより、その季節の挨拶
と更新登録促しと氏名・住所・電話番号などの具体的な
個人情報とからなるメッセージが表示されたことにな
る。1度、そのメッセージの表示が行われると、季節フ
ラグF2 がセットとされているので、ステップS72の
判断がNOとなり、メッセージの表示は行わない。
【0147】(実施の形態14)この実施の形態14
は、季節フラグF2 の判断を応答サーバーで行い、季節
メッセージを応答サーバーから送信するようにしたもの
である。双方向データ通信装置10側の動作を示す図2
1と応答サーバー40側の動作を示す図22のフローチ
ャートで説明する。
【0148】双方向データ通信装置10から電話回線3
0を介して応答サーバー40に対してオンラインサービ
スを利用するとき、図22に示すように、応答サーバー
40に対するアクセスを実行し(ステップS210
1)、このときに季節フラグF2と端末IDを応答サー
バー40に送る(ステップS2102)。応答サーバー
40においては、図22に示すように、送られてきた季
節フラグF2 がリセットされているかどうかを判断し
(ステップS2201)、リセットされているときには
個人情報サーバー50にアクセスしてユーザー個人情報
(氏名・住所・電話番号など)を入手し(ステップS2
202)、季節の挨拶と更新登録促しと氏名・住所・電
話番号などの具体的な個人情報とからなるメッセージを
受け取った端末IDの双方向データ通信装置10に対し
て電話回線30を介して送信し(ステップS220
3)、以下は通常のオンラインサービス処理を実行する
(ステップS2204)。双方向データ通信装置10側
では、応答サーバー40から送信されてきた季節の挨拶
と更新登録促しと氏名・住所・電話番号などの具体的な
個人情報とからなるメッセージを受信し(ステップS2
103)、表示部19にそのメッセージを表示し(ステ
ップS2104)、表示されたことを示すために季節フ
ラグF2 をセットする(ステップS2105)。以下は
通常のオンラインサービス処理を実行する(ステップS
2106)。
【0149】一度、ステップS2103のメッセージ表
示が行われると、季節フラグF2 がセットされるので、
次に図18の処理により季節フラグF2 がリセットされ
るまでは、オンラインサービスのアクセスを行っても、
応答サーバー40側では図22のステップS2201の
判断がNOとなり、ステップS2202,S2203の
処理はスキップして、通常のオンラインサービス処理
(ステップS2204)へ進む。
【0150】(実施の形態15)実施の形態15は、実
施の形態14においてユーザー個人情報の送信・表示を
省略したものである。すなわち、図22のステップS2
202のユーザー個人情報の入手処理は省略する。ステ
ップS2203では季節の挨拶と更新登録促しとからな
るメッセージを双方向データ通信装置10に送信する。
また、図21のステップS2103,S2104の受信
・表示の対象は季節の挨拶と更新登録促しとからなるメ
ッセージとなる。
【0151】上記の実施の形態12〜15においては4
つの季節変わり目ごとに互いに異なる季節メッセージを
用意したが、これに代えて常に共通のメッセージとして
もよい。例えば「ごきげんいかがですか。」などが考え
られる。また、1年を4つに分けることは一例であり、
2つに分けたり、6つに分けたり、12に分けてもよ
い。分ける数が多いほど更新登録促しの機会を多く与え
ることができる。また、図18のT1 ,T2 ,T3 ,T
4 の季節変わり目日付はすべての双方向データ通信装置
10において共通の固定値であってもよいが、そうする
と、ユーザー個人情報の更新登録の処理が一時期に集中
し無秩序な接続トライつまりは回線の混雑が起きやす
い。そこで、双方向データ通信装置10の製造過程(出
荷前)において、端末IDを登録するときなどに、機種
毎あるいはロット毎に季節変わり目日付を少しずつずら
せて登録しておく。そうすると更新登録の処理のタイミ
ングが分散され、処理が全体としてスムーズに行われ
る。
【0152】
【発明の効果】以上の実施例からも明らかのように、本
発明によれば、ユーザ情報の保護、更新、登録が確実に
行われ、双方向通信に起こる弊害を未然に防ぐことが出
来る。
【0153】特に、個人情報の保持・管理を一元的に行
う個人情報サーバーという機関を設立することにによ
り、個人情報を応答サーバのそれぞれに登録する必要が
無くなる効果に加えて、この個人情報サーバの個人情報
の登録、更新、照合確認するユーザ情報管理手段を双方
向データ通信装置自体に設けることにより、個人情報の
登録、更新、照合確認が容易になり、且つ保護がより確
実になるものである。
【0154】また、個人情報の管理が可能な双方向のデ
ータ通信が可能となり、その効果はユーザーにとって必
要不可欠な効果を奏するものである。
【0155】更に、長期にわたって個人情報の管理が可
能となり、その効果は双方向メディアにとって必要不可
欠な効果を奏するものである。
【0156】更に又、氏名・住所・電話番号などのユー
ザー個人情報が変わっている場合でも、更新登録促しの
メッセージを表示するので、更新登録が行われ、双方向
データシステムを有機的に機能させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る双方向データ通信装
置の電気的構成を示すブロック図
【図2】実施の形態1に係る動作説明図
【図3】実施の形態1に係るデータ内容を示す図
【図4】実施の形態1に係る動作説明に供するフローチ
ャート
【図5】実施形態2に係る動作説明に供するフローチャ
ート
【図6】実施形態2に係る動作説明に供するフローチャ
ート
【図7】実施形態3に係る動作説明に供するフローチャ
ート
【図8】実施形態3に係る動作説明に供するフローチャ
ート
【図9】実施形態3に係選択方法の動作説明のための図
【図10】実施形態3に係る地域データベースを示す図
【図11】実施形態4に係る動作説明に供するフローチ
ャート
【図12】実施形態4に係る動作説明に供するフローチ
ャート
【図13】本発明の実施の形態5に係る双方向データ通
信装置の電気的構成を示すブロック図
【図14】実施の形態5における誕生日メッセージの表
示の動作を説明するフローチャート
【図15】誕生日メッセージのたびたびの表示を避ける
ための動作を説明するフローチャート
【図16】実施の形態6における個人情報を含んだ誕生
日メッセージの表示の動作を説明するフローチャート
【図17】実施の形態9における誕生日メッセージの表
示の動作を説明するフローチャート
【図18】実施の形態10における季節変わり目日付に
よる季節フラグのリセットの動作を説明するフローチャ
ート
【図19】実施の形態10における季節メッセージの表
示の動作を説明するフローチャート
【図20】実施の形態13における個人情報を含んだ季
節メッセージの表示の動作を説明するフローチャート
【図21】実施の形態14における双方向データ通信装
置側の個人情報を含んだ季節メッセージの表示の動作を
説明するフローチャート
【図22】実施の形態14における応答サーバー側の個
人情報を含んだ季節メッセージの送信の動作を説明する
フローチャート
【図23】従来技術に係る双方向データ通信システムの
概略のブロック図
【符号の説明】
1 テレビ放送局 2 データ放送受信装置 2a データ放送デコーダ 2b モデム 3 応答サーバー 4 電話回線 5 電話回線 10 双方向データ通信装置 11 CPU 12 ROM 13 RAM 14 テレビ信号入力端子 15 映像信号受信部 16 データ放送デコーダ部 17 映像切換部 18 表示制御部 19 表示部 20 操作入力部 21 入力インターフェイス 22 モデム 23 バス 24 NCU 30 電話回線 40 応答サーバー 50 個人情報サーバー 60 放送局 70 物品販売会社
フロントページの続き (72)発明者 逸見 英身 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (60)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビ放送または電話回線により伝達さ
    れるデータ放送信号を復号するステップと、前記復号さ
    れたテレビ放送またはデータ放送の情報を表示するステ
    ップと、ユーザーが電話回線を介して個人情報サーバー
    にユーザー情報を提供するステップと、前記ユーザ情報
    の個人情報サーバへの登録、更新、確認に係る情報管理
    を行うステップとを有することを特徴とする双方向デー
    タ通信方法。
  2. 【請求項2】 ユーザ情報を管理するステップが応答サ
    ーバを介して個人情報サーバへのユーザ情報の登録、更
    新、確認照合を行う請求項1記載の双方向データ通信方
    法。
  3. 【請求項3】 ユーザ情報を管理するステップがユーザ
    ーが電話回線を介して応答サーバーに暗号化された第1
    の情報を送信するステップと、個人情報サーバーから暗
    号化された確認応答を前記応答サーバーを経て受信する
    ステップと、前記確認応答を復号化する鍵情報を受信す
    るステップと、前記鍵情報により前記第1の情報の送信
    を確認するステップと、前記第1の情報を補完する暗号
    化された第2の情報を前記応答サーバーを経て前記個人
    情報サーバーに送信するステップと、前記個人情報サー
    バーは前記第2の情報に基づいてユーザー情報を前記応
    答サーバーに送信し、この情報を前記応答サーバーが第
    3者に供給するステップを有することを特徴とする請求
    項1記載の双方向データ通信方法。
  4. 【請求項4】 ユーザ情報を管理するステップが一旦電
    話回線が切断された所定時間後、個人情報サーバーから
    のユーザー情報をもとに電話回線の接続照合を行うステ
    ップと、照合がとれれば手続の完了を表示し、とれない
    場合は手続未完了を表示するステップを有することを特
    徴とする請求項1記載の双方向データ通信方法。
  5. 【請求項5】 ユーザ情報を管理するステップが登録さ
    れているユーザ情報の月日のデータを現在日時と比較す
    るステップと、一致したときまたはそれ以降の一定期
    間、ユーザー個人情報の変更があるならば更新登録を促
    す旨のメッセージを表示するステップとを有する請求項
    1記載の双方向データ通信方法。
  6. 【請求項6】 テレビ放送または電話回線により伝達さ
    れるデータ放送信号を復号するデータ放送デコーダ手段
    と、前記データ放送デコーダ手段により復号されたテレ
    ビ放送またはデータ放送の情報を表示する表示手段と、
    前記電話回線に接続されたモデムと、前記モデムを介し
    て、個人情報サーバに記録されるべきユーザ情報を管理
    するユーザ情報管理手段と、を備え、ユーザーが電話回
    線を介して個人情報サーバーに前記ユーザー情報を提供
    すると共に、前記ユーザ情報管理手段により前記ユーザ
    情報の個人情報サーバへの登録、更新、確認に係る情報
    管理を行うことを特徴とする双方向データ通信装置。
  7. 【請求項7】 ユーザ情報管理手段は応答サーバを介し
    て個人情報サーバへのユーザ情報の登録、更新、確認照
    合を行う請求項6記載の双方向データ通信装置。
  8. 【請求項8】 ユーザ情報管理手段がユーザーが電話回
    線を介して応答サーバーに暗号化された第1の情報を送
    信する手段と、個人情報サーバーから暗号化された確認
    応答を前記応答サーバーを経て受信する手段と、前記確
    認応答を復号化する鍵情報を受信する手段と、前記鍵情
    報により前記第1の情報の送信を確認する手段と、前記
    第1の情報を補完する暗号化された第2の情報を前記応
    答サーバーを経て前記個人情報サーバーに送信する手段
    と、を備え、前記個人情報サーバーは前記第2の情報に
    基づいてユーザー情報を前記応答サーバーに送信し、こ
    の情報を前記応答サーバーが第3者に供給することを特
    徴とする請求項6記載の双方向データ通信装置。
  9. 【請求項9】 ユーザ情報管理手段が一端電話回線が切
    断された所定時間後、個人情報サーバーからのユーザー
    情報をもとに電話回線の接続照合を行う手段を有し、照
    合がとれれば手続の完了を表示し、とれない場合は手続
    未完了を表示することを特徴とする請求項6記載の双方
    向データ通信装置。
  10. 【請求項10】 ユーザ情報管理手段が登録されている
    ユーザ情報の月日のデータを現在日時と比較する手段
    と、一致したときまたはそれ以降の一定期間、ユーザー
    個人情報の変更があるならば更新登録を促す旨のメッセ
    ージを表示する手段とを有する請求項6記載の双方向デ
    ータ通信装置。
  11. 【請求項11】 ユーザーが電話回線を介して応答サー
    バーに暗号化された第1の情報を送信し、前記応答サー
    バーがこの情報を個人情報サーバーに更に送信すること
    により、前記個人情報サーバーから暗号化された確認応
    答が前記応答サーバーを経て前記ユーザーに送信され、
    ユーザーは前記個人情報サーバーから前記確認応答を復
    号化する鍵情報を受信することにより前記第1の情報の
    送信を確認し、ユーザーは前記第1の情報を補完する暗
    号化された第2の情報を前記応答サーバーを経て前記個
    人情報サーバーに送信し、前記個人情報サーバーは前記
    第2の情報に基づいてユーザー情報を前記応答サーバー
    に送信し、この情報を前記応答サーバーが第3者に供給
    することを特徴とする双方向データ通信方法。
  12. 【請求項12】 個人情報サーバーが供給する確認応答
    を復号化する鍵情報は定期的に変更され送信され、この
    情報はユーザー側で記憶することを特徴とする請求請1
    1記載の双方向データ通信方法。
  13. 【請求項13】 個人情報サーバーが供給する確認応答
    を復号化する鍵情報は前記確認応答の送信前後時に送信
    され、この鍵情報はユーザー側で記憶することを特徴と
    する請求請11記載の双方向データ通信方法。
  14. 【請求項14】 ユーザーが電話回線を介して応答サー
    バーに暗号化された第1の情報を送信する手段と、前記
    応答サーバーから前記第1の情報が送信され、暗号化さ
    れた確認応答を出力する個人情報サーバーと、前記応答
    サーバーを経て、前記確認応答を受信して、復号化する
    鍵情報を受信することにより前記第1の情報の送信を確
    認する手段と、前記第1の情報を補完する暗号化された
    第2の情報を前記応答サーバーを経て前記個人情報サー
    バーに送信する手段とを有し前記個人情報サーバーは前
    記第2の情報に基づいてユーザー情報を前記応答サーバ
    ーに送信し、この情報を前記応答サーバーが第3者に供
    給することを特徴とする双方向データ通信装置。
  15. 【請求項15】 個人情報サーバーが供給する確認応答
    を復号化する鍵情報は定期的に変更され送信されるとと
    もに、この鍵情報を記憶する手段を有することを特徴と
    する請求請14記載の双方向データ通信装置。
  16. 【請求項16】 個人情報サーバーが供給する確認応答
    を復号化する鍵情報は前記確認応答の送信前後時に送信
    されることを特徴とする請求請15記載の双方向データ
    通信装置。
  17. 【請求項17】 テレビ放送または電話回線により伝達
    されるデータ放送信号を復号するステップと、前記復号
    されたテレビ放送またはデータ放送の情報を表示するス
    テップと、ユーザーが電話回線を介して個人情報サーバ
    ーにユーザー情報を提供するステップと、一旦電話回線
    が切断された所定時間後、前記個人情報サーバーから前
    記ユーザー情報をもとに電話回線の接続照合が行われる
    ステップと、 前記照合がとれれば手続の完了を表示
    し、とれない場合は手続未完了を表示するステップと、
    を有することを特徴とする双方向データ通信方法。
  18. 【請求項18】 テレビ放送または電話回線により伝達
    されるデータ放送信号を復号するデータ放送デコーダ部
    と、テレビ放送またはデータ放送の情報を表示する表示
    部と、電話回線に接続されたモデムを備え、ユーザーが
    電話回線を介して個人情報サーバーにユーザー情報を提
    供し、一旦電話回線が切断された所定時間後、前記個人
    情報サーバーから前記ユーザー情報をもとに電話回線の
    接続照合が行われ、照合がとれれば手続の完了を表示
    し、とれない場合は手続未完了を表示することを特徴と
    する双方向データ通信装置。
  19. 【請求項19】 テレビ放送または電話回線により伝達
    されるデータ放送信号を復号するステップと、前記復号
    されたテレビ放送またはデータ放送の情報を表示するス
    テップと、電話回線を介して個人情報サーバーにユーザ
    ー情報を提供するステップと、前記個人情報サーバーか
    ら情報が階層的に表示され、双方向のデータ受信を可能
    とするステップと、を有することを特徴とする双方向デ
    ータ通信方法。
  20. 【請求項20】 テレビ放送または電話回線により伝達
    されるデータ放送信号を復号するデータ放送デコーダ部
    と、テレビ放送またはデータ放送の情報を表示する表示
    部と、電話回線に接続されたモデムを備え、電話回線を
    介して個人情報サーバーにユーザー情報を提供する際、
    前記個人情報サーバーから情報が階層的に前記表示部に
    提供され、双方向のデータ受信が可能となることを特徴
    とする双方向データ通信装置。
  21. 【請求項21】 階層的な情報が、個人情報サーバーか
    ら提供されることを特徴とする請求請20記載の双方向
    データ通信装置。
  22. 【請求項22】 階層的な情報を記憶している記憶部を
    設けたことを特徴とする請求請20記載の双方向データ
    通信装置。
  23. 【請求項23】 テレビ放送または電話回線により伝達
    されるデータ放送信号を復号するステップと、復号され
    たテレビ放送またはデータ放送の情報を表示するステッ
    プと、ユーザーが電話回線を介して個人情報サーバーに
    ユーザー情報を提供するステップと、一旦電話回線が切
    断された所定時間後、前記個人情報サーバーから前記ユ
    ーザー情報をもとに電話回線の接続照合が行われるステ
    ップと、ユーザーと個人情報サーバーの前記接続照合を
    定期期間ごとに繰り返すステップとを有することを特徴
    とする双方向データ通信方法。
  24. 【請求項24】 ユーザーと個人情報サーバーの接続照
    合ステップが、個人情報サーバーから接続要求されるス
    テップの後、開始されることを特徴とする請求項23記
    載の双方向データ通信方法。
  25. 【請求項25】 ユーザーと個人情報サーバーの接続照
    合ステップが、ユーザーから接続要求されるステップの
    後、開始されることを特徴とする請求項23記載の双方
    向データ通信方法。
  26. 【請求項26】 テレビ放送または電話回線により伝達
    されるデータ放送信号を復号するデータ放送デコーダ部
    と、テレビ放送またはデータ放送の情報を表示する表示
    部と、電話回線に接続されたモデムを備え、ユーザーと
    個人情報サーバーの接続照合を定期期間ごとに繰り返す
    ことを特徴とする双方向データ通信装置。
  27. 【請求項27】 ユーザーと個人情報サーバーの接続照
    合が個人情報サーバーから接続要求されることにより開
    始されることを特徴とする請求項26記載の双方向デー
    タ通信装置。
  28. 【請求項28】 ユーザーと個人情報サーバーの接続照
    合がユーザーから接続要求されることにより開始される
    ことを特徴とする請求項26記載の双方向データ通信装
    置。
  29. 【請求項29】 テレビ放送または電話回線により伝達
    されるデータ放送信号を復号するステップと、復号され
    たテレビ放送またはデータ放送の映像信号を表示するス
    テップと、ユーザー個人情報を個人情報サーバーに登録
    するステップと、登録された前記ユーザー個人情報につ
    いて予め所定の月日を登録するステップと、前記所定の
    月日のデータを現在日時と比較するステップと、一致し
    たときまたはそれ以降の一定期間、ユーザー個人情報の
    変更があるならば更新登録を促す旨のメッセージを表示
    するステップとを有することを特徴とする双方向データ
    通信方法。
  30. 【請求項30】 表示フラグがセットされているときに
    は更新登録促しのメッセージの表示を許可するステップ
    と、更新登録促しのメッセージが表示された後で、消去
    操作するステップと、を有し、個人情報サーバーにおい
    て、表示フラグを保持してメッセージ表示を禁止するよ
    うした請求項29に記載の双方向データ通信方法。
  31. 【請求項31】 所定の月日が個人情報サーバーにおい
    て登録されており、登録された所定の月日と現在日時と
    の比較が個人情報サーバーで行われるステップと、日付
    一致に該当する端末IDを放送局に送出するステップ
    と、放送局から更新登録促しのメッセージとともに端末
    IDが送られるステップと、受信した端末IDとあらか
    じめ登録してある端末IDとを比較し、一致したときに
    更新登録促しのメッセージを表示するステップとを有す
    る請求項29に記載の双方向データ通信方法。
  32. 【請求項32】 端末IDが一致したときに当該装置か
    ら電話回線を介して個人情報サーバーにアクセスするこ
    とにより個人情報サーバーからユーザー個人情報を含ん
    だ更新登録促しのメッセージが付与されるステップを有
    する請求項31に記載の双方向データ通信方法。
  33. 【請求項33】 表示フラグがセットされているときに
    は更新登録促しのメッセージの表示を許可するステップ
    と、更新登録促しのメッセージが表示された後で消去操
    作することにより、表示フラグをリセットしてメッセー
    ジ表示またはメッセージ送出を禁止するステップとを有
    する請求項31に記載の双方向データ通信方法。
  34. 【請求項34】 所定の月日としてユーザーの誕生日を
    用いることを特徴とする請求項29に記載の双方向デー
    タ通信方法。
  35. 【請求項35】 テレビ放送または電話回線により伝達
    されるデータ放送信号を復号するデータ放送デコーダ部
    と、テレビ放送またはデータ放送の映像信号を表示する
    表示部と、電話回線に接続されたモデムとを備え、当該
    装置のユーザー個人情報を個人情報サーバーに登録して
    おくシステムにおいて、あらかじめ登録された所定の月
    日のデータを現在日時と比較して一致したときまたはそ
    れ以降の一定期間、ユーザー個人情報の変更があるなら
    ば更新登録を促す旨のメッセージを表示するように構成
    してあることを特徴とする双方向データ通信装置。
  36. 【請求項36】 所定の月日が当該装置の記憶手段に登
    録されるように構成されている請求項35に記載の双方
    向データ通信装置。
  37. 【請求項37】 更新登録促しのメッセージが放送局か
    ら常時的に送出されるように構成されている請求項35
    に記載の双方向データ通信装置。
  38. 【請求項38】 日付一致時またはそれ以降の一定期
    間、当該装置から電話回線を介して応答サーバーにアク
    セスすることにより応答サーバーから更新登録促しのメ
    ッセージが付与されるように構成されている請求項35
    に記載の双方向データ通信装置。
  39. 【請求項39】 日付一致時またはそれ以降の一定期
    間、当該装置から電話回線を介して個人情報サーバーに
    アクセスすることにより個人情報サーバーからユーザー
    個人情報を含んだ更新登録促しのメッセージが付与され
    るように構成されている請求項35に記載の双方向デー
    タ通信装置。
  40. 【請求項40】 更新登録促しのメッセージが当該装置
    の記憶手段にあらかじめ登録されている請求項35に記
    載の双方向データ通信装置。
  41. 【請求項41】 表示フラグがセットされているときに
    は更新登録促しのメッセージの表示を許可し、更新登録
    促しのメッセージが表示された後で消去操作することに
    より、当該装置において表示フラグをリセットしてメッ
    セージ表示を禁止するように構成してある請求項35に
    記載の双方向データ通信装置。
  42. 【請求項42】 表示フラグがセットされているときに
    は更新登録促しのメッセージの表示を許可し、更新登録
    促しのメッセージが表示された後で消去操作することに
    より、個人情報サーバーにおいて、表示フラグを保持し
    てメッセージ表示を禁止するように構成してある請求項
    41に記載の双方向データ通信装置。
  43. 【請求項43】 所定の月日が個人情報サーバーにおい
    て登録されており、登録された所定の月日と現在日時と
    の比較が個人情報サーバーで行われ、日付一致に該当す
    る端末IDを放送局に送出すると、放送局から当該装置
    に対して更新登録促しのメッセージとともに端末IDが
    送られ、当該装置において受信した端末IDとあらかじ
    め登録してある端末IDとを比較し、一致したときに更
    新登録促しのメッセージを表示するように構成されてい
    る請求項35に記載の双方向データ通信装置。
  44. 【請求項44】 端末IDが一致したときに当該装置か
    ら電話回線を介して個人情報サーバーにアクセスするこ
    とにより個人情報サーバーからユーザー個人情報を含ん
    だ更新登録促しのメッセージが付与されるように構成さ
    れている請求項43に記載の双方向データ通信装置。
  45. 【請求項45】 表示フラグがセットされているときに
    は更新登録促しのメッセージの表示を許可し、更新登録
    促しのメッセージが表示された後で消去操作することに
    より、表示フラグをリセットしてメッセージ表示または
    メッセージ送出を禁止するように構成してある請求項4
    3に記載の双方向データ通信装置。
  46. 【請求項46】 所定の月日としてユーザーの誕生日を
    用いることを特徴とする請求項35に記載の双方向デー
    タ通信装置。
  47. 【請求項47】 テレビ放送または電話回線により伝達
    されるデータ放送信号を復号するステップと、復号され
    たテレビ放送またはデータ放送の映像信号を表示するス
    テップと、ユーザー個人情報を個人情報サーバーに登録
    しておくステップと、1年を複数の時期に分けて各時期
    の分かれ目の日付になったときに、ユーザー個人情報の
    変更があるならば更新登録を促す旨のメッセージを表示
    するステップとを有することを特徴とする双方向データ
    通信方法。
  48. 【請求項48】 各時期の更新登録促しのメッセージを
    季節の挨拶と更新登録促しとからなるメッセージとする
    と共に、季節の挨拶は1年を複数に分けた各時期ごとに
    応じて互いに異なるメッセージにしてある請求項47に
    記載の双方向データ通信方法。
  49. 【請求項49】 各時期の分かれ目の日付になったとき
    にリセットされるフラグを設けるステップと、フラグが
    リセット状態のときには受信した各時期の更新登録促し
    のメッセージを表示するステップと、表示の後にフラグ
    をセットするステップとを有する請求項47に記載の双
    方向データ通信方法。
  50. 【請求項50】 各時期の更新登録促しのメッセージを
    季節の挨拶と更新登録促しとユーザー個人情報とからな
    るメッセージとしてある請求項47に記載の双方向デー
    タ通信方法。
  51. 【請求項51】 各時期の分かれ目の日付になったとき
    にリセットされるフラグを設けるステップと、フラグの
    状態を電話回線を介して応答サーバーに送信するステッ
    プと、応答サーバーにおいてフラグがリセット状態のと
    きには各時期の更新登録促しのメッセージを送信するス
    テップと、受信した各時期の更新登録促しのメッセージ
    を表示し、表示の後にフラグをセットするステップとを
    有する請求項47に記載の双方向データ通信方法。
  52. 【請求項52】 各時期の更新登録促しのメッセージと
    ともにユーザー個人情報を送信するステップと、前記更
    新登録促しのメッセージとユーザ情報を受信して表示す
    るステップとを有する請求項51に記載の双方向データ
    通信方法。
  53. 【請求項53】 1年を複数の時期に分けた各時期の分
    かれ目の日付を機種毎あるいはロット毎に可変設定可能
    に構成してある請求項47に記載の双方向データ通信方
    法。
  54. 【請求項54】 テレビ放送または電話回線により伝達
    されるデータ放送信号を復号するデータ放送デコーダ部
    と、テレビ放送またはデータ放送の映像信号を表示する
    表示部と、電話回線に接続されたモデムとを備え、当該
    装置のユーザー個人情報を個人情報サーバーに登録して
    おくシステムにおいて、1年を複数の時期に分けて各時
    期の分かれ目の日付になったときに、ユーザー個人情報
    の変更があるならば更新登録を促す旨のメッセージを表
    示するように構成してあることを特徴とする双方向デー
    タ通信装置。
  55. 【請求項55】 各時期の更新登録促しのメッセージを
    季節の挨拶と更新登録促しとからなるメッセージとし、
    季節の挨拶は1年を複数に分けた各時期ごとに応じて互
    いに異なるメッセージにしてある請求項54に記載の双
    方向データ通信装置。
  56. 【請求項56】 各時期の分かれ目の日付になったとき
    にリセットされるフラグを設け、フラグがリセット状態
    のときには受信した各時期の更新登録促しのメッセージ
    を表示し、表示の後にフラグをセットするように構成し
    てある請求項54に記載の双方向データ通信装置。
  57. 【請求項57】 各時期の更新登録促しのメッセージを
    季節の挨拶と更新登録促しとユーザー個人情報とからな
    るメッセージとしてある請求項54に記載の双方向デー
    タ通信装置。
  58. 【請求項58】 各時期の分かれ目の日付になったとき
    にリセットされるフラグを設け、フラグの状態を電話回
    線を介して応答サーバーに送信し、応答サーバーにおい
    てフラグがリセット状態のときには各時期の更新登録促
    しのメッセージを当該装置に送信させ、当該装置におい
    て受信した各時期の更新登録促しのメッセージを表示
    し、表示の後にフラグをセットするように構成してある
    請求項54に記載の双方向データ通信装置。
  59. 【請求項59】 各時期の更新登録促しのメッセージと
    ともにユーザー個人情報を送信させ、受信して表示する
    ように構成してある請求項54に記載の双方向データ通
    信装置。
  60. 【請求項60】 1年を複数の時期に分けた各時期の分
    かれ目の日付を機種毎あるいはロット毎に可変設定可能
    に構成してある請求項54に記載の双方向データ通信装
    置。
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