JPH09223393A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH09223393A
JPH09223393A JP8054169A JP5416996A JPH09223393A JP H09223393 A JPH09223393 A JP H09223393A JP 8054169 A JP8054169 A JP 8054169A JP 5416996 A JP5416996 A JP 5416996A JP H09223393 A JPH09223393 A JP H09223393A
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JP
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stage
signal
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JP8054169A
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Hiroshi Nakagawa
宏 中川
Tsuratoki Ooishi
貫時 大石
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 レイテンシーモードを有するシンクロナスD
RAM等のCASレイテンシーを3とする読み出しモー
ドのクロックアクセスタイムを高速化し、動作クロック
信号の上限周波数を高める。 【解決手段】 第1段の出力ラッチを、第1のレイテン
シーモードでスルー動作させて第2と第3のレイテンシ
ーモードでラッチ動作させ、第2段の出力ラッチを、第
1と第2のレイテンシーモードでスルー動作させて第3
のレイテンシーモードでラッチ動作させ、インバータV
9と出力ラッチ制御信号生成回路OG20〜OG23と
を含み、外部からのクロック信号CLKで第2段の出力
ラッチに供給される第2の内部クロック信号OK20〜
OK23の生成経路と、インバータV8と出力ラッチ制
御信号生成回路OG11〜OG13とを含み第1段の出
力ラッチに供給される第1の内部クロック信号OK10
〜OK13の生成経路とをその初期の段階から分離して
独立に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は半導体装置に関
し、例えば、レイテンシーモードを有するシンクロナス
DRAM(ダイナミック型ランダムアクセスメモリ)な
らびにその高速化に利用して特に有効な技術に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】所定のクロック信号に従って同期動作す
るいわゆるシンクロナスDRAMがある。シンクロナス
DRAMの中には、リード(読み出し)コマンドの入力
に際してカラムアドレスストローブ信号が有効レベルと
されてから最初の読み出しデータが出力されるまでの時
間を例えばクロック信号の1ないし3サイクル分だけ選
択的に遅延できるいわゆるレイテンシーモードを有する
ものが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本願発明者等は、この
発明に先立ってレイテンシーモードを有するシンクロナ
スDRAMを開発し、そのデータ入出力回路に2段構造
の出力ラッチを設けこれらの出力ラッチの動作形態を選
択的に切り換えることで、レイテンシーモードの遅延サ
イクル数を選択的に切り換える方法を採っている。この
うち、第1段の出力ラッチは、図8のタイミング発生回
路TGの対応する出力ラッチ制御信号生成回路OG10
〜OG13から出力される出力ラッチ制御信号OK10
〜OK13がハイレベルとされることでそれぞれ選択的
にスルー動作され、ロウレベルとされることでラッチ動
作される。また、第2段の出力ラッチは、タイミング発
生回路TGの対応する出力ラッチ制御信号生成回路OG
20〜OG23から出力される出力ラッチ制御信号OK
20〜OK23がハイレベルとされることで選択的にス
ルー動作され、ロウレベルとされることでラッチ動作さ
れる。
【0004】一方、シンクロナスDRAMのレイテンシ
ーモードでは、例えばリードコマンドが入力されてから
読み出しデータが出力されるまでの遅延サイクル数がい
わゆるCASレイテンシーとして規定され、その値は、
例えばクロック信号の周波数に応じて選択的に1ないし
3に設定される。このうち、クロック信号の周波数が最
も高い場合に対応するレイテンシー3では、図9に例示
されるように、出力ラッチ制御信号OK10及びOK2
0等がクロック信号CLKに従って繰り返しハイレベル
とされ、これを受けて第1段及び第2段の出力ラッチは
交互にスルー又はラッチ動作される。また、クロック信
号CLKがハイレベルとされてからデータ入出力端子D
0等に読み出しデータ(a)等の論理レベルが確定され
るまでの時間つまりクロックアクセスタイムtacは、
第2段の出力ラッチに供給される出力ラッチ制御信号O
K20等の立ち上がりによって左右される。
【0005】本願発明者等が開発したシンクロナスDR
AMにおいて、第2段の出力ラッチに供給される出力ラ
ッチ制御信号OK20等は、前述のように、タイミング
発生回路TGの出力ラッチ制御信号生成回路OG20〜
OG23により生成され、これらの出力ラッチ制御信号
生成回路には、クロックバッファCLKBから共通のイ
ンバータVJ及びVGを介してクロック信号CLKが供
給される。言い換えるならば、インバータVKの出力端
子には、出力ラッチ制御信号生成回路OG10〜OG1
3,OG20〜OG23ならびに図示されない他の回路
の入力容量に相当する比較的大きな負荷が結合される訳
であって、その出力信号VKoutのレベル変化は、図
9に示されるように、緩やかなものとなる。この結果、
相応してシンクロナスDRAMのクロックアクセスタイ
ムtacが遅くなり、場合によってはクロック信号CL
Kの次の立ち上がりエッジで読み出しデータを取り込め
なくなって、シンクロナスDRAMの高速化が制約を受
ける。
【0006】この発明の目的は、レイテンシーモードを
有するシンクロナスDRAM等の特にCASレイテンシ
ーを3とする読み出しモードにおけるクロックアクセス
タイムを高速化し、その動作可能なクロック周波数を高
めることにある。
【0007】この発明の前記ならびにその他の目的と新
規な特徴は、この明細書の記述及び添付図面から明らか
になるであろう。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次
の通りである。すなわち、例えば第1ないし第3のレイ
テンシーモードを有しかつ2段構造の出力ラッチを備え
るシンクロナスDRAM等において、第1段の出力ラッ
チを、第1のレイテンシーモードでスルー動作させて第
2及び第3のレイテンシーモードでラッチ動作させ、第
2段の出力ラッチを、第1及び第2のレイテンシーモー
ドでスルー動作させて第3のレイテンシーモードでラッ
チ動作させるとともに、外部から供給されるクロック信
号を受けて最終段つまり第2段の出力ラッチに供給され
る第2の内部クロック信号の生成経路と、上記クロック
信号を受けてその前段つまり第1段の出力ラッチに供給
される第1の内部クロック信号の生成経路とをその初期
の段階から分離して独立に設ける。
【0009】上記した手段によれば、第1の内部クロッ
ク信号の生成経路に結合される負荷容量が第2の内部ク
ロック信号の生成経路に与える影響を排除し、クロック
信号の立ち上がりに対する第2の内部クロック信号の立
ち上がりの遅延時間を短縮することができる。この結
果、シンクロナスDRAM等の特にCASレイテンシー
を3とする読み出しモードにおけるクロックアクセスタ
イムを高速化し、その動作可能なクロック信号の上限周
波数を高めることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1には、この発明が適用された
シンクロナスDRAM(半導体装置)の一実施例のブロ
ック図が示されている。同図をもとに、まずこの実施例
のシンクロナスDRAMの構成及び動作の概要について
説明する。なお、図1の各ブロックを構成する回路素子
は、特に制限されないが、公知のMOSFET(金属酸
化物半導体型電界効果トランジスタ。この明細書では、
MOSFETをして絶縁ゲート型電界効果トランジスタ
の総称とする)集積回路の製造技術により、単結晶シリ
コンのような1個の半導体基板上に形成される。
【0011】図1において、この実施例のシンクロナス
DRAMは一対のバンクBNK0及びBNK1を備え、
これらのバンクのそれぞれは、そのレイアウト面積の大
半を占めて配置されるメモリアレイMARYと、直接周
辺回路となるロウアドレスデコーダRD,センスアンプ
SA及びカラムアドレスデコーダCDと、それぞれライ
トアンプ及びリードアンプを含むメインアンプMAとを
備える。
【0012】バンクBNK0及びBNK1を構成するメ
モリアレイMARYは、図の垂直方向に平行して配置さ
れる所定数のワード線と、水平方向に平行して配置され
る所定組の相補ビット線とをそれぞれ含む。これらのワ
ード線及び相補ビット線の交点には、情報蓄積キャパシ
タ及びアドレス選択MOSFETからなる多数のダイナ
ミック型メモリセルが格子状に配置される。
【0013】バンクBNK0及びBNK1のメモリアレ
イMARYを構成するワード線は、対応するロウアドレ
スデコーダRDに結合され、それぞれ択一的に選択状態
とされる。これらのロウアドレスデコーダRDには、ロ
ウアドレスバッファRBから最上位ビットを除くiビッ
トの内部アドレス信号X0〜Xi−1が共通に供給され
るとともに、タイミング発生回路TGから内部制御信号
RGが共通に供給される。また、ロウアドレスバッファ
RBには、アドレス入力端子A0〜Aiを介してXアド
レス信号AX0〜AXiが時分割的に供給されるととも
に、タイミング発生回路TGから内部制御信号RLが供
給される。
【0014】ロウアドレスバッファRBは、アドレス入
力端子A0〜Aiを介して入力されるXアドレス信号A
X0〜AXiを内部制御信号RLに従って取り込み、保
持するとともに、これらのXアドレス信号をもとに内部
アドレス信号X0〜Xiを形成する。このうち、最上位
ビットの内部アドレス信号Xiは、バンク選択回路BS
に供給され、その他の内部アドレス信号X0〜Xi−1
は、バンクBNK0及びBNK1のロウアドレスデコー
ダRDに共通に供給される。
【0015】バンク選択回路BSは、ロウアドレスバッ
ファRBから供給される最上位ビットの内部アドレス信
号Xiをデコードして、対応するバンク選択信号BS0
又はBS1を選択的にハイレベルとする。これらのバン
ク選択信号BS0及びBS1は、対応するバンクBNK
0及びBNK1にそれぞれ供給され、その周辺回路たる
ロウアドレスデコーダRD,カラムアドレスデコーダC
D,センスアンプSAならびにメインアンプMAを選択
的に動作させるために供される。
【0016】バンクBNK0及びBNK1のロウアドレ
スデコーダRDは、内部制御信号RGがハイレベルとさ
れかつ対応するバンク選択信号BS0又はBS1がハイ
レベルとされることでそれぞれ選択的に動作状態とさ
れ、ロウアドレスバッファRBから供給される内部アド
レス信号X0〜Xi−1をデコードして、対応するメモ
リアレイMARYの指定されたワード線を択一的に選択
状態とする。
【0017】次に、バンクBNK0及びBNK1のメモ
リアレイMARYを構成する相補ビット線は、対応する
センスアンプSAに結合される。これらのセンスアンプ
SAには、対応するカラムアドレスデコーダCDから所
定ビットのビット線選択信号がそれぞれ供給されるとと
もに、タイミング発生回路TGから内部制御信号PAが
共通に供給される。また、各バンクのカラムアドレスデ
コーダCDには、カラムアドレスバッファCBからi+
1ビットの内部アドレス信号Y0〜Yiが共通に供給さ
れるとともに、タイミング発生回路TGから図示されな
い内部制御信号CGが共通に供給される。さらに、カラ
ムアドレスバッファCBには、アドレス入力端子A0〜
Aiを介してYアドレス信号AY0〜AYiが時分割的
に供給され、タイミング発生回路TGから内部制御信号
CLが供給される。
【0018】カラムアドレスバッファCBは、アドレス
入力端子A0〜Aiを介して供給されるYアドレス信号
AY0〜AYiを内部制御信号CLに従って取り込み、
保持するとともに、これらのYアドレス信号をもとに内
部アドレス信号Y0〜Yiを形成して、バンクBNK0
及びBNK1のカラムアドレスデコーダCDに供給す
る。また、各バンクのカラムアドレスデコーダCDは、
内部制御信号CGがハイレベルとされかつ対応するバン
ク選択信号BS0又はBS1がハイレベルとされること
で選択的に動作状態とされ、内部アドレス信号Y0〜Y
iをデコードして対応する上記ビット線選択信号をそれ
ぞれ択一的にハイレベルとする。
【0019】一方、バンクBNK0及びBNK1のセン
スアンプSAは、各メモリアレイMARYの各相補ビッ
ト線に対応して設けられる所定数の単位回路を含み、こ
れらの単位回路のそれぞれは、一対のCMOSインバー
タが交差結合されてなる単位増幅回路とNチャンネル型
の一対のスイッチMOSFETとを含む。このうち、各
単位回路の単位増幅回路は、内部制御信号PAがハイレ
ベルとされかつ対応するバンク選択信号BS0又はBS
1がハイレベルとされることで選択的にかつ一斉に動作
状態とされ、対応するメモリアレイMARYの選択され
たワード線に結合される所定数のメモリセルから対応す
る相補ビット線を介して出力される微小読み出し信号を
それぞれ増幅して、ハイレベル又はロウレベルの2値読
み出し信号とする。また、各単位回路のスイッチMOS
FETは、対応するビット線選択信号のハイレベルを受
けて16対ずつ選択的にオン状態となり、メモリアレイ
MARYの対応する16組の相補ビット線と相補共通デ
ータ線CD0*〜CDF*(ここで、非反転及び反転信
号からなる相補信号線については、その名称の末尾に*
を付して表す。また、その数が10を超える信号線及び
素子等の追番は、アルファベットで表す。以下同様)と
の間を選択的に接続状態とする。
【0020】相補共通データ線CD0*〜CDF*は、
対応するメインアンプMAに結合される。これらのメイ
ンアンプMAは、相補共通データ線CD0*〜CDF*
に対応して設けられるそれぞれ16個のライトアンプ及
びリードアンプを含む。このうち、各ライトアンプの入
力端子は、対応する内部データバスDBUS0〜DBU
SFに結合され、その出力端子は、対応する相補共通デ
ータ線CD0*〜CDF*に結合される。また、各リー
ドアンプの入力端子は、対応する相補共通データ線CD
0*〜CDF*に結合され、その出力端子は、対応する
内部データバスDBUS0〜DBUSFに結合される。
各メインアンプMAには、タイミング発生回路TGから
内部制御信号RP及びWPが共通に供給される。
【0021】内部データバスDBUS0〜DBUSF
は、データ入出力回路IOの対応する入力ラッチの出力
端子に結合されるとともに、対応する第1段出力ラッチ
OL10〜OL1Fの入力端子に結合される。ここで、
データ入出力回路IOは、後述するように、内部データ
バスDBUS0〜DBUSFに対応して設けられるそれ
ぞれ16個のデータ入力バッファ及び入力ラッチと、第
1段出力ラッチOL10〜OL1F,第2段出力ラッチ
OL20〜OL2Fならびにデータ出力バッファDOB
0〜DOBFとを含む。このうち、各データ入力バッフ
ァの入力端子は、対応するデータ入出力端子D0〜DF
に結合され、その出力端子は、対応する入力ラッチの入
力端子に結合される。これらの入力ラッチの出力端子
は、対応する内部データバスDBUS0〜DBUSFに
それぞれ結合される。
【0022】一方、第1段出力ラッチOL10〜OL1
Fの入力端子は、対応する内部データバスDBUS0〜
DBUSFに結合され、その出力端子は、対応する第2
段出力ラッチOL20〜OL2Fの入力端子に結合され
る。第2段出力ラッチOL20〜OL2Fの出力端子
は、対応するデータ出力バッファOBの入力端子に結合
され、これらのデータ出力バッファの出力端子は、対応
するデータ入出力端子D0〜DFにそれぞれ結合され
る。データ入出力回路IOには、タイミング発生回路T
Gから図示されない入力ラッチ制御信号IKが供給され
るとともに、出力ラッチ制御信号OK10〜OK13
(第1の内部クロック信号),OK20〜OK23(第
2の内部クロック信号)ならびに出力制御信号DOC0
〜DOC3が供給される。これらの出力ラッチ制御信号
及び出力制御信号は、第1段出力ラッチOL10〜OL
1F,第2段出力ラッチOL20〜OL2Fならびにデ
ータ出力バッファDOB0〜DOBFにそれぞれ4個ず
つ分配される。
【0023】データ入出力回路IOの各データ入力バッ
ファは、シンクロナスDRAMがライトモードとされる
とき、データ入出力端子D0〜DFを介して入力される
16ビットの書き込みデータを対応する入力ラッチにそ
れぞれ伝達し、各入力ラッチは、対応するデータ入力バ
ッファから伝達される書き込みデータを入力ラッチ制御
信号IKに従って取り込み、保持するとともに、内部デ
ータバスDBUS0〜DBUSFを介してメインアンプ
MAの対応するライトアンプに伝達する。このとき、各
メインアンプMAを構成する16個のライトアンプは、
内部制御信号WPがハイレベルとされかつ対応するバン
ク選択信号BS0又はBS1がハイレベルとされること
でそれぞれ選択的にかつ一斉に動作状態とされ、データ
入出力回路IOの対応する入力ラッチから内部データバ
スDBUS0〜DBUSFを介して伝達される書き込み
データを所定の相補書き込み信号にそれぞれ変換した
後、相補共通データ線CD0*〜CDF*を介して対応
するメモリアレイMARYの選択された16個のメモリ
セルに書き込む。
【0024】バンクBNK0及びBNK1のメインアン
プMAを構成する16個のリードアンプは、内部制御信
号RPがハイレベルとされかつ対応するバンク選択信号
BS0又はBS1がハイレベルとされることでそれぞれ
選択的にかつ一斉に動作状態とされ、対応するメモリア
レイMARYの選択された16個のメモリセルから相補
共通データ線CD0*〜CDF*を介して出力される読
み出し信号をそれぞれ増幅して、内部データバスDBU
S0〜DBUSFに出力する。
【0025】このとき、データ入出力回路IOの第1段
出力ラッチOL10〜OL1Fは、対応する出力ラッチ
制御信号OK10〜OK13がハイレベルとされること
で選択的にスルー状態となり、またこれらの出力ラッチ
制御信号がロウレベルとされることで選択的にラッチ状
態となって、バンクBNK0又はBNK1のメインアン
プMAの対応するリードアンプから内部データバスDB
US0〜DBUSFを介して供給される読み出しデータ
を対応する第2段出力ラッチOL20〜OL2Fにそれ
ぞれ伝達する。同様に、データ入出力回路IOの第2段
出力ラッチOL20〜OL2Fは、対応する出力ラッチ
制御信号OK20〜OK23がハイレベルとされること
で選択的にスルー状態となり、またこれらの出力ラッチ
制御信号がロウレベルとされることで選択的にラッチ状
態となって、対応する第1段出力ラッチOL10〜OL
1Fから伝達される読み出しデータを対応するデータ出
力バッファDOB0〜DOBFにそれぞれ伝達する。さ
らに、データ出力バッファDOB0〜DOBFは、対応
する出力制御信号DOC0〜DOC3のハイレベルを受
けて選択的に動作状態とされ、対応する第2段出力ラッ
チOL20〜OL2Fから伝達される読み出しデータを
データ入出力端子D0〜DFを介してシンクロナスDR
AMのアクセス装置に出力する。なお、データ入出力回
路IOの具体的構成及び動作ならびにその特徴について
は、後で詳細に説明する。
【0026】タイミング発生回路TGは、外部装置から
供給されるクロック信号CLK及びクロックイネーブル
信号CKEと、起動制御信号となるチップ選択信号CS
B(ここで、それが有効とされるとき選択的にロウレベ
ルとされるいわゆる反転信号等については、その名称の
末尾にBを付して表す。以下同様),ロウアドレススト
ローブ信号RASB,カラムアドレスストローブ信号C
ASB,ライトイネーブル信号WEBならびに入出力マ
スク信号DQMとをもとに上記各種の内部制御信号,入
力ラッチ制御信号,出力ラッチ制御信号ならびに出力制
御信号を選択的に形成し、各部に供給する。タイミング
発生回路TGの本発明に関する部分の具体的構成及び動
作ならびにその特徴については、後で詳細に説明する。
【0027】図2には、図1のシンクロナスDRAMに
含まれるデータ入出力回路IOの一実施例の部分的なブ
ロック図が示され、図3には、その一実施例の部分的な
回路図が示されている。また、図4には、図1のシンク
ロナスDRAMに含まれるタイミング発生回路TGの一
実施例の部分的なブロック図が示され、図5には、その
一実施例の部分的な回路図が示されている。さらに、図
6には、図1のシンクロナスDRAMのCASレイテン
シーを3とする読み出しモードの一実施例の信号波形図
が示されている。これらの図をもとに、この実施例のシ
ンクロナスDRAMに含まれるデータ入出力回路IO及
びタイミング発生回路TGの具体的構成及び動作ならび
にその特徴について説明する。
【0028】なお、図3では、出力ラッチOL10,O
L20ならびにデータ出力バッファDOB0の説明をも
って、出力ラッチOL10〜OL1F,OL20〜OL
2Fならびにデータ出力バッファDOB0〜DOBFを
説明する。また、図5では、出力ラッチ制御信号生成回
路OG10及びOG20の説明をもって、出力ラッチ制
御信号生成回路OG10〜OG13ならびにOG20〜
OG23を説明する。さらに、以下の回路図において、
そのチャンネル(バックゲート)部に矢印が付されるM
OSFETはPチャンネルMOSFETであって、矢印
の付されないNチャンネルMOSFETと区別して示さ
れる。
【0029】図2において、データ入出力回路IOは、
データ入出力端子D0〜DFならびに内部データバスD
BUS0〜DBUSFに対応して設けられるそれぞれ1
6個の第1段出力ラッチOL10〜OL1F,第2段出
力ラッチOL20〜OL2Fならびにデータ出力バッフ
ァDOB0〜DOBFを備える。このうち、第1段出力
ラッチOL10〜OL1Fの入力端子は、対応する内部
データバスDBUS0〜DBUSFに結合され、その出
力端子は、対応する第2段出力ラッチOL20〜OL2
Fの入力端子に結合される。出力ラッチOL20〜OL
2Fの出力端子は、対応するデータ出力バッファDOB
0〜DOBFの入力端子に結合され、これらのデータ出
力バッファの出力端子は、対応するデータ入出力端子D
0〜DFに結合される。なお、データ入出力回路IO
は、前述のように、さらに図示されないそれぞれ16個
のデータ入力バッファ及び入力ラッチを備えるが、これ
らのデータ入力バッファ及び入力ラッチについては、本
発明と直接関係がないため、その具体的構成及び動作に
関する説明を割愛する。
【0030】データ入出力回路IOの第1段出力ラッチ
OL10〜OL1Fならびに第2段出力ラッチOL20
〜OL23は、それぞれ4個ずつグループ分割され、タ
イミング発生回路TGから対応する出力ラッチ制御信号
OK10〜OK13(第1の内部クロック信号)あるい
はOK20〜OK23(第2の内部クロック信号)がそ
れぞれ共通に供給される。また、データ出力バッファD
OB0〜DOBFも、同様に4個ずつグループ分割さ
れ、タイミング発生回路TGから対応する出力制御信号
DOC0〜DOC3がそれぞれ共通に供給される。
【0031】データ入出力回路IOを構成する第1段出
力ラッチOL10〜OL1Fは、図3の出力ラッチOL
10に代表して示されるように、その出力端子が共通結
合された一対のクロックドインバータCV1及びCV2
を含む。このうち、クロックドインバータCV1の入力
端子は、出力ラッチOL10の入力端子として対応する
内部データバスDBUS0に結合される。また、クロッ
クドインバータCV1及びCV2の出力端子は、インバ
ータV1を介してクロックドインバータCV2の入力端
子に結合されるとともに、第2段出力ラッチOL20の
入力端子つまりはこれを構成するクロックドインバータ
CV3の入力端子に結合される。クロックドインバータ
CV1の非反転制御端子となるNチャンネルMOSFE
Tのゲート及びクロックドインバータCV2の反転制御
端子となるPチャンネルMOSFETのゲートには、出
力ラッチ制御信号OK10が共通に供給され、クロック
ドインバータCV1の反転制御端子となるPチャンネル
MOSFETのゲート及びクロックドインバータCV2
の非反転制御端子となるNチャンネルMOSFETのゲ
ートには、そのインバータV2による反転信号が供給さ
れる。
【0032】これにより、クロックドインバータCV1
は、出力ラッチ制御信号OK10のハイレベルを受けて
選択的に伝達状態とされ、メインアンプMAの対応する
リードアンプから内部データバスDBUS0を介して供
給される読み出しデータを第2段出力ラッチOL20に
選択的に反転し伝達すべく作用する。また、クロックド
インバータCV2は、出力ラッチ制御信号OL10のロ
ウレベルを受けて選択的に伝達状態とされ、インバータ
V1とともにラッチ回路を構成して、クロックドインバ
ータCV1の出力端子における直前のレベルを保持すべ
く作用する。つまり、回路全体として見た場合、第1段
出力ラッチOL10は、対応する出力ラッチ制御信号O
K10がハイレベルとされるとき、内部データバスDB
US0を介して供給される読み出しデータを論理的に反
転して後段に伝達すべくスルー動作され、対応する出力
ラッチ制御信号OK10がロウレベルとされるとき、そ
の直前の論理レベルを保持すべくラッチ動作されるもの
となる。
【0033】同様に、第2段出力ラッチOL20を構成
するクロックドインバータCV3の入力端子は、出力ラ
ッチOL20の入力端子となって第1段出力ラッチOL
10の出力端子に結合される。また、クロックドインバ
ータCV3及びCV4の出力端子は、インバータV3を
介してクロックドインバータCV4の入力端子に結合さ
れるとともに、第2段出力ラッチOL20の出力端子と
して、対応するデータ出力バッファDOB0の入力端子
つまりはこれを構成するインバータV5ならびにノア
(NOR)ゲートNO2の一方の入力端子に結合され
る。クロックドインバータCV3の非反転制御端子とな
るNチャンネルMOSFETのゲート及びクロックドイ
ンバータCV4の反転制御端子となるPチャンネルMO
SFETのゲートには、出力ラッチ制御信号OK20が
共通に供給され、クロックドインバータCV3の反転制
御端子となるPチャンネルMOSFETのゲート及びク
ロックドインバータCV4の非反転制御端子となるNチ
ャンネルMOSFETのゲートには、そのインバータV
4による反転信号が共通に供給される。
【0034】これにより、クロックドインバータCV3
は、対応する出力ラッチ制御信号OK20のハイレベル
を受けて選択的に伝達状態とされ、第1段出力ラッチO
L1の出力信号LO10を対応するデータ出力バッファ
DOB0に反転して伝達すべく作用する。また、クロッ
クドインバータCV4は、出力ラッチ制御信号OK20
のロウレベルを受けて選択的に伝達状態とされ、インバ
ータV3とともにラッチ回路を構成して、クロックドイ
ンバータCV3の出力端子における直前のレベルを保持
すべく作用する。つまり、回路全体として見た場合、第
2段出力ラッチOL20は、対応する出力ラッチ制御信
号OK20がハイレベルとされるとき、第1段出力ラッ
チOL10の出力信号LO10を論理的に反転して後段
に伝達すべくスルー動作され、出力ラッチ制御信号OK
20がロウレベルとされるとき、その直前の論理レベル
を保持すべくラッチ動作されるものとなる。
【0035】データ出力バッファDOB0は、回路の電
源電圧及び接地電位間にトーテムポール形態に設けられ
るNチャンネル型の2個の出力MOSFETN1及びN
2を含む。このうち、出力MOSFETN1のゲートに
は、ノアゲートNO1の出力信号が供給され、出力MO
SFETN2のゲートには、ノアゲートNO2の出力信
号が供給される。ノアゲートNO2の一方の入力端子に
は、第2段出力ラッチOL20の出力信号LO20が供
給され、ノアゲートNO1の一方の入力端子には、その
インバータV5による反転信号が供給される。これらの
ノアゲートNO1及びNO2の他方の入力端子には、対
応する出力制御信号DOC0のインバータV6による反
転信号が共通に供給される。出力MOSFETN1及び
N2の共通結合されたソース及びドレインは、データ出
力バッファDOB0の出力端子となって対応するデータ
入出力端子D0に結合される。
【0036】これにより、出力MOSFETN1は、ノ
アゲートNO1の出力信号がハイレベルとされるとき、
言い換えるならば出力制御信号DOC0がハイレベルと
されかつ第2段出力ラッチOL20の出力信号LO20
がハイレベルとされるとき選択的にオン状態となり、回
路の電源電圧よりそのしきい値電圧分だけ低いハイレベ
ルの出力信号をデータ入出力端子D0に出力する。ま
た、出力MOSFETN2は、ノアゲートNO2の出力
信号がハイレベルとされるとき、すなわち出力制御信号
DOC0がハイレベルとされかつ第2段出力ラッチOL
20の出力信号LO20がロウレベルとされるとき選択
的にオン状態となり、回路の接地電位のようなロウレベ
ルの出力信号をデータ入出力端子D0に出力する。
【0037】次に、タイミング発生回路TGは、図4に
示されるように、クロック入力端子CLKを介してクロ
ック信号CLKを受けるクロックバッファCLKBと、
それぞれ4個の出力ラッチ制御信号生成回路OG10〜
OG13(第1の内部クロック信号生成回路)ならびに
OG20〜OG23(第2の内部クロック信号生成回
路)とを備える。クロックバッファCLKBの出力信号
は、インバータV7(第1のインバータ)を経た後、イ
ンバータV8(第2のインバータ)を介して出力ラッチ
制御信号生成回路OG10〜OG13に共通に供給され
るとともに、インバータV9(第3のインバータ)を介
して出力ラッチ制御信号生成回路OG20〜OG23に
共通に供給される。なお、インバータV8の出力信号
は、タイミング発生回路TGの図示されない他の回路に
も供給される。また、クロック信号CLKは、図6に示
されるように、シンクロナスDRAMがCASレイテン
シーを3とする読み出し又は書き込みモードとされると
き、例えばその周期を10ns(ナノ秒)以下とする極
めて高い周波数のパルス信号とされる。
【0038】タイミング発生回路TGのクロックバッフ
ァCLKBは、外部装置からクロック入力端子CLKを
介して供給されるクロック信号CLKを取り込み、反転
してインバータV7に伝達する。このインバータV7の
出力信号は、上記のように、インバータV8を介して出
力ラッチ制御信号生成回路OG10〜OG13ならびに
図示されない他の回路に供給されるとともに、インバー
タV9を介して出力ラッチ制御信号生成回路OG20〜
OG23に供給される。
【0039】一方、タイミング発生回路TGの出力ラッ
チ制御信号生成回路OG10〜OG13は、特に制限さ
れないが、図5の出力ラッチ制御信号生成回路OG10
に代表して示されるように、内部制御信号LE3により
制御される一対のクロックドインバータCV5及びCV
6を含む。このうち、クロックドインバータCV5の入
力端子には、インバータV8の出力信号V8outが供
給され、クロックドインバータCV6の入力端子には、
その遅延回路DL1による遅延信号が供給される。クロ
ックドインバータCV5の反転制御端子及びクロックド
インバータCV6の非反転制御端子には、内部制御信号
LE3が共通に供給され、クロックドインバータCV5
の非反転制御端子及びクロックドインバータCV6の反
転制御端子には、そのインバータVAによる反転信号が
共通に供給される。なお、内部制御信号LE3は、シン
クロナスDRAMがCASレイテンシーを3とする読み
出し又は書き込みモードとされるとき選択的にハイレベ
ルとされる。
【0040】出力ラッチ制御信号生成回路OG10は、
さらに、その第1の入力端子及び出力端子が交差結合さ
れる一対のナンド(NAND)ゲートNA3及びNA4
を含む。このうち、ナンドゲートNA3の第2の入力端
子にはナンドゲートNA1の出力信号が供給され、その
第3の入力端子には、内部制御信号LE1のインバータ
VDによる反転信号が供給される。また、ナンドゲート
NA4の第2の入力端子にはナンドゲートNA2の出力
信号が供給され、その第3の入力端子には、内部制御信
号RSTのインバータVEによる反転信号が供給され
る。
【0041】ナンドゲートNA1の一方の入力端子に
は、クロックドインバータCV5の出力信号が供給さ
れ、その他方の入力端子には、そのインバータVB及び
遅延回路DL3による反転遅延信号が供給される。ま
た、ナンドゲートNA2の一方の入力端子には、クロッ
クドインバータCV6の出力信号の遅延回路DL2によ
る遅延信号が供給され、その他方の入力端子には、その
インバータVC及び遅延回路DL4による反転遅延信号
が供給される。ナンドゲートNA3の出力信号は、前記
出力ラッチ制御信号OK10となる。なお、内部制御信
号LE1は、シンクロナスDRAMがCASレイテンシ
ーを1とする読み出し又は書き込みモードとされるとき
選択的にハイレベルとされ、内部制御信号RSTは、シ
ンクロナスDRAMを含むシステムのリセット時に選択
的にハイレベルとされる。
【0042】これにより、出力ラッチ制御信号OK10
に代表される出力ラッチ制御信号OK10〜OK13
は、シンクロナスDRAMが第1のレイテンシーモード
つまりCASレイテンシーを1とする読み出し又は書き
込みモードとされ内部制御信号LE1がハイレベルとさ
れるとき、すべてハイレベルに固定される。また、シン
クロナスDRAMが第2のレイテンシーモードつまりC
ASレイテンシーを2とする読み出し又は書き込みモー
ドとされるときには、クロック信号CLKつまりインバ
ータV8の出力信号V8outの立ち上がりエッジから
比較的短い時間だけ遅れて一時的にハイレベルとされ、
シンクロナスDRAMが第3のレイテンシーモードつま
りCASレイテンシーを3とする読み出し又は書き込み
モードとされるときには、図6に例示されるように、ク
ロック信号CLKつまりインバータV8の出力信号V8
outの立ち上がりエッジからほぼ遅延回路DL1の遅
延時間に相当する時間tdだけ遅れて一時的にハイレベ
ルとされる。
【0043】このように、この実施例のシンクロナスD
RAMでは、データ入出力回路IOの第1段出力ラッチ
OL10〜OL1Fを制御する出力ラッチ制御信号OK
10〜OK13の生成タイミングがCASレイテンシー
に応じて選択的に切り換えられ、これによってメモリア
レイMARYの選択されたメモリセルから内部データバ
スDBUS0〜DBUSFを介して出力される読み出し
データのレベル確定タイミングとの整合が図られる。な
お、タイミング発生回路TGの出力ラッチ制御信号生成
回路OG10〜OG13は、出力ラッチ制御信号OK1
0〜OK13の生成タイミングを選択的に切り換えるべ
く比較的深い論理回路を必要とするが、これらの出力ラ
ッチ制御信号の生成タイミングは、後述する理由から、
クロック信号CLKの周波数が最も高くされシンクロナ
スDRAMがCASレイテンシーを3とする読み出し又
は書き込みモードで動作状態とされる場合のアクセスタ
イムに影響を与えないため、これによる問題は発生しな
い。
【0044】次に、タイミング発生回路TGの出力ラッ
チ制御信号生成回路OG20〜OG23は、特に制限さ
れないが、図5の出力ラッチ制御信号生成回路OG20
に代表されるように、その一方の入力端子にインバータ
V9の出力信号V9outを受け、その他方の入力端子
にそのインバータVF及び遅延回路DL5による反転遅
延信号を受けるオア(OR)ゲートOG1を含む。オア
ゲートOG1の出力信号は、ナンドゲートNA5の一方
の入力端子に供給され、このナンドゲートNA5の他方
の入力端子には、上記内部制御信号LE3が供給され
る。ナンドゲートNA5の出力信号は、前記出力ラッチ
制御信号OL2となる。
【0045】これにより、出力ラッチ制御信号OL2
は、シンクロナスDRAMがCASレイテンシーを1又
は2とする読み出し又は書き込みモードとされ内部制御
信号LE3がロウレベルとされるとき、ハイレベルに固
定され、シンクロナスDRAMがCASレイテンシーを
3とする読み出し又は書き込みモードとされ内部制御信
号LE3がハイレベルされるときには、図6に例示され
るように、クロック信号CLKつまりインバータV9の
出力信号V9outの立ち上がりエッジを受けて直ちに
かつ一時的にハイレベルとされるものとなる。
【0046】図5により明らかなように、出力ラッチ制
御信号生成回路OG20〜OG23は、出力ラッチ制御
信号OK20〜OK23の生成タイミングをCASレイ
テンシーに応じて選択的に切り換えるための複雑な論理
回路を含まず、出力ラッチ制御信号OK20〜OK23
は、クロック信号CLKのレベル変化に大きく遅れるこ
となく生成される。この結果、シンクロナスDRAMの
CASレイテンシーを3とする読み出しモードのアクセ
スタイムを犠牲にすることなく、前記出力ラッチ制御信
号生成回路OG10〜OG13によって出力ラッチ制御
信号OK10〜OK13の生成タイミングをCASレイ
テンシーごとに切り換え、読み出しデータのレベル確定
タイミングに整合させることができる。
【0047】シンクロナスDRAMが読み出しモードと
されるとき、リードコマンドの入力に際してクロック信
号CLKがハイレベルとされてから内部データバスDB
US0〜DBUSFにメモリアレイMARYの選択され
たメモリセルの読み出しデータが出力されるまでの時間
taaは、CASレイテンシーに関係く一定とされ、こ
のことが出力ラッチ制御信号OK10〜OK13の生成
タイミングをCASレイテンシーごとに切り換えなくて
はならない原因となっている。
【0048】シンクロナスDRAMがCASレイテンシ
ーを1とする読み出しモードとされるとき、すべての出
力ラッチ制御信号OK10〜OK13ならびにOK20
〜OK23は、前述のように、ハイレベルに固定され、
データ入出力回路IOの第1段出力ラッチOL10〜O
L1Fならびに第2段出力ラッチOL20〜OL2F
は、ともにすべてスルー動作される。このとき、内部デ
ータバスDBUS0〜DBUSFを介して出力される読
み出しデータは、そのまま第1段出力ラッチOL10〜
OL1Fならびに第2段出力ラッチOL20〜OL2F
を通過してその出力信号LO10〜OL1FあるいはO
L20〜OL2Fとなり、さらに出力制御信号DOC0
〜DOC3がハイレベルとされることで対応するデータ
入出力端子D0〜DFから出力される。これにより、シ
ンクロナスDRAMのアクセス装置は、クロック信号C
LKの次の立ち上がりエッジで、データ入出力端子D0
〜DFを介して出力される読み出しデータを取り込むこ
とができる。
【0049】一方、シンクロナスDRAMがCASレイ
テンシーを2とする読み出しモードとされるとき、出力
ラッチ制御信号OK10〜OK13は、前述のように、
クロック信号CLKの立ち上がりエッジから比較的短い
時間だけ遅れて生成され、出力ラッチ制御信号OK20
〜OK23は、ハイレベルに固定される。
【0050】このため、データ入出力回路IOの第1段
出力ラッチOL10〜OL1Fは、メモリアレイMAR
Yの選択された16個のメモリセルの読み出しデータが
内部データバスDBUS0〜DBUSF上に確立された
直後の効果的なタイミングでスルー状態となり、読み出
しデータを対応する第2段出力ラッチOL20〜OL2
Fに伝達し始めるとともに、出力ラッチ制御信号OK1
0〜OK13がロウレベルに戻された後もラッチ状態と
なってこれらの読み出しデータを保持し、対応する第2
段出力ラッチOL20〜OL2Fに伝達し続ける。ま
た、第2段出力ラッチOL20〜OL2Fは、対応する
出力ラッチ制御信号OK20〜OK23のハイレベルを
受けて定常的にスルー動作されるが、その出力信号LO
20〜OL2Fは、出力制御信号DOC0〜DOC3の
ハイレベルを受けてデータ入出力端子D0〜DFに出力
される。これにより、シンクロナスDRAMのアクセス
装置は、クロック信号CLKの2サイクル後の立ち上が
りエッジで、データ入出力端子D0〜DFから出力され
る読み出しデータを取り込むことができる。
【0051】次に、シンクロナスDRAMがCASレイ
テンシーを3とする読み出しモードとされるとき、出力
ラッチ制御信号OK10〜OK13、前述のように、ク
ロック信号CLKつまりインバータV8の出力信号V8
outの立ち上がりエッジから比較的長い時間tdだけ
遅れて生成され、出力ラッチ制御信号OK20〜OK2
3は、クロック信号CLKつまりインバータV9の出力
信号V9outの立ち上がりエッジから比較的短い時間
だけ遅れて生成される。
【0052】このため、データ入出力回路IOの第1段
出力ラッチOL10〜OL1Fは、図6に示されるよう
に、メモリアレイMARYの選択された16個のメモリ
セルの読み出しデータ(a)等が内部データバスDBU
S0〜DBUSF上に確立された直後の効果的なタイミ
ングでスルー状態となり、これらの読み出しデータを対
応する出力ラッチOL20〜OL2Fに伝達し始めると
ともに、出力ラッチ制御信号OK10〜OK13がロウ
レベルに戻された後もラッチ状態となって読み出しデー
タ(a)等を保持し、対応する第2段出力ラッチOL2
0〜OL2Fに伝達し続ける。また、第2段出力ラッチ
OL20〜OL2Fは、第1段出力ラッチOL10〜O
L1Fの出力信号LO10〜LO1Fが確立された時点
でスルー状態となって読み出しデータ(a)等を対応す
るデータ出力バッファDOB0〜DOBFに伝達し始
め、出力ラッチ制御信号OK20〜OK23がロウレベ
ルに戻された後もラッチ状態となってこれらの読み出し
データを保持し、対応するデータ出力バッファDOB0
〜DOBFに伝達し続ける。
【0053】データ入出力回路IOの第2段出力ラッチ
OL20〜OL2Fの出力信号LO20〜LO2Fは、
対応する出力制御信号DOC0〜DOC3がハイレベル
とされることで、データ入出力端子D0〜DFから読み
出しデータ(a)等として出力される。これにより、シ
ンクロナスDRAMのアクセス装置は、クロック信号C
LKの3サイクル後の立ち上がりエッジで、データ入出
力端子D0〜DFから出力される読み出しデータ(a)
等を取り込むことができる。
【0054】ところで、シンクロナスDRAMがCAS
レイテンシーを3とする読み出しモードとされるとき、
時刻t2つまりシンクロナスDRAMにリードコマンド
が入力されて2サイクル以降のクロック信号CLKの立
ち上がりエッジからデータ入出力端子D0〜DFに読み
出しデータ(a)等が出力されるまでのクロックアクセ
スタイムtacは、データ入出力回路IOの第2段出力
ラッチOL20〜OL23の出力信号LO20〜LO2
3のレベル変化つまりは出力ラッチ制御信号OK20〜
OK23の立ち上がり時間によって左右される。
【0055】この実施例において、出力ラッチ制御信号
OK20〜OK23を生成する出力ラッチ制御信号生成
回路OG20〜OG23は、図4で示したように、クロ
ックバッファCLKBからインバータV7及びV9を介
してクロック信号CLKを受け、出力ラッチ制御信号O
K20〜OK23の生成経路は、その初期の段階から出
力ラッチ制御信号生成回路OG10〜OG13による出
力ラッチ制御信号OK10〜OK13の生成経路とは分
離される。このため、出力ラッチ制御信号OK20〜O
K23の生成経路は、出力ラッチ制御信号生成回路OG
10〜OG13やその他の回路の入力容量による影響を
受けなくなり、これによって出力ラッチ制御信号OK1
0〜OK13の立ち上がりが、図8及び図9のシンクロ
ナスDRAMに比較して10〜20%程度高速化され
る。この結果、相応してシンクロナスDRAM等の特に
CASレイテンシーを3とする読み出しモードにおける
クロックアクセスタイムが高速化され、シンクロナスD
RAMの動作可能なクロック信号の上限周波数が高めら
れるものとなる。
【0056】以上の実施例から得られる作用効果は、下
記の通りである。すなわち、 (1)例えば第1ないし第3のレイテンシーモードを有
しかつ2段構造の出力ラッチを備えるシンクロナスDR
AM等において、第1段の出力ラッチを、第1のレイテ
ンシーモードでスルー動作させて第2及び第3のレイテ
ンシーモードでラッチ動作させ、第2段の出力ラッチ
を、第1及び第2のレイテンシーモードでスルー動作さ
せて第3のレイテンシーモードでラッチ動作させるとと
もに、外部から供給されるクロック信号を受けて最終段
つまり第2段の出力ラッチに供給される第2の内部クロ
ック信号の生成経路と、上記クロック信号を受けてその
前段つまり第1段の出力ラッチに供給される第1の内部
クロック信号の生成経路とをその初期の段階から分離し
て独立に設けることで、第1の内部クロック信号の生成
経路に結合される負荷容量が第2の内部クロック信号の
生成経路に与える影響を排除することができるという効
果が得られる。
【0057】(2)上記(1)項により、クロック信号
の立ち上がりに対する第2の内部クロック信号の立ち上
がりの遅延時間を短縮できるという効果が得られる。 (3)上記(1)項及び(2)項により、シンクロナス
DRAM等の特にCASレイテンシーを3とする読み出
しモードにおけるクロックアクセスタイムを高速化し、
シンクロナスDRAM等が動作しうるクロック信号の上
限周波数を高めることができるという効果が得られる。
【0058】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、この発明は、上記実
施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない
範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。例え
ば、図1において、シンクロナスDRAMは、×8ビッ
ト又は×32ビット構成等、任意のビット構成を採るこ
とができるし、任意数のバンクを備えることができる。
また、内部データバスDBUS0〜DBUSFは、書き
込み用又は読み出し用として専用化できるし、データ入
出力端子D0〜DFも、データ入力端子及びデータ出力
端子として用途別に分離できる。各バンクを構成するメ
モリアレイMARYは、その直接周辺回路を含めて複数
のマットに分割することができる。さらに、シンクロナ
スDRAMのブロック構成や起動制御信号及び内部制御
信号等の名称及び組み合わせならびにその有効レベル等
は、この実施例による制約を受けない。
【0059】図2において、第1段入力ラッチOL10
〜OL1Fならびに第2段入力ラッチOL20〜OL2
Fは、任意数のグループに分割することができる。ま
た、データ入出力回路IOは、データ入出力端子D0〜
DFに対応して設けられた入力保護回路を含むことがで
きる。データ入出力回路IOは、任意段数の出力ラッチ
を含むことができるし、そのCASレイテンシーが例え
ば1ないし8に設定される場合には、図7に例示される
ように、それぞれ8ビットのレジスタR0〜R7からな
るシフトレジスタ型の出力ラッチを含むこともできる。
この場合、タイミング発生回路TGの最終段の出力ラッ
チつまりレジスタR7に供給すべき出力ラッチ制御信号
SCK2(第2の内部クロック信号)を生成する出力ラ
ッチ制御信号生成回路SKG2(第2の内部クロック信
号生成回路)には、クロックバッファCLKBからイン
バータVG(第1のインバータ)及びVH(第3のイン
バータ)を介してクロック信号CLKを供給し、その前
段の出力ラッチつまりレジスタR0〜R6に供給すべき
出力ラッチ制御信号SCK1(第1の内部クロック信
号)を生成する出力ラッチ制御信号生成回路SKG1
(第1の内部クロック信号生成回路)には、クロックバ
ッファCLKBからインバータVG及びVI(第2のイ
ンバータ)を介してクロック信号CLKを供給すればよ
い。
【0060】図3において、データ入出力回路IOを構
成する第1段出力ラッチOL10〜OL1F,第2段出
力ラッチOL20〜OL2Fならびにデータ出力バッフ
ァDOB0〜DOBFの具体的回路構成は、種々の実施
形態を採りうる。図4において、出力ラッチ制御信号生
成回路OG10〜OG13ならびにOG20〜OG23
の設置数は、前記第1段出力ラッチOL10〜OL1F
ならびにOL20〜OL2Fのグループ分割数によって
決定される。また、出力ラッチ制御信号生成回路OG2
0〜OG23に関する生成経路は、さらに分離してもよ
いし、図5を含むその具体的回路構成は、この実施例に
よる制約を受けない。図6において、各起動制御信号,
内部制御信号,出力ラッチ制御信号ならびに出力制御信
号等の有効レベルは、必要な論理条件が満たされる限り
において種々の実施形態を採りうるし、用意されるCA
Sレイテンシーの種類も任意に設定できる。
【0061】以上の説明では、主として本発明者によっ
てなされた発明をその背景となった利用分野であるレイ
テンシーモードを有するシンクロナスDRAMに適用し
た場合について説明したが、それに限定されるものでは
なく、例えば、レイテンシーモードを有する他の各種メ
モリ集積回路や出力ラッチを含むデジタル集積回路等に
も適用できる。この発明は、少なくとも複数段の出力ラ
ッチを含む半導体装置ならびにこのような半導体装置を
含むシステムに広く適用できる。
【0062】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、例えば第1ないし第3のレ
イテンシーモードを有しかつ例えば2段構造の出力ラッ
チを備えるシンクロナスDRAM等において、第1段の
出力ラッチを、第1のレイテンシーモードでスルー動作
させて第2及び第3のレイテンシーモードでラッチ動作
させ、第2段の出力ラッチを、第1及び第2のレイテン
シーモードでスルー動作させて第3のレイテンシーモー
ドでラッチ動作させるとともに、外部から供給されるク
ロック信号を受けて最終段つまり第2段の出力ラッチに
供給される第2の内部クロック信号の生成経路と、上記
クロック信号を受けてその前段つまり第1段の出力ラッ
チに供給される第1の内部クロック信号の生成経路とを
その初期の段階から分離して独立に設けることで、第1
の内部クロック信号の生成経路に結合される負荷容量が
第2の内部クロック信号の生成経路に与える影響を排除
し、クロック信号の立ち上がりに対する第2の内部クロ
ック信号の立ち上がりの遅延時間を短縮することができ
る。この結果、シンクロナスDRAM等の特にCASレ
イテンシーを3とする読み出しモードにおけるクロック
アクセスタイムを高速化し、シンクロナスDRAM等が
動作しうるクロック信号の上限周波数を高めることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用されたシンクロナスDRAMの
一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1のシンクロナスDRAMに含まれるデータ
入出力回路の一実施例を示す部分的なブロック図であ
る。
【図3】図2のデータ入出力回路の一実施例を示す部分
的な回路図である。
【図4】図1のシンクロナスDRAMに含まれるタイミ
ング発生回路の一実施例を示す部分的なブロック図であ
る。
【図5】図4のタイミング発生回路の一実施例を示す部
分的な回路図である。
【図6】図1のシンクロナスDRAMのCASレイテン
シーを3とする読み出しモードの一実施例を示す信号波
形図である。
【図7】この発明が適用されたシンクロナスDRAMの
他の一実施例を示す部分的なブロック図である。
【図8】この発明に先立って本願発明者等が開発したシ
ンクロナスDRAMに含まれるタイミング発生回路の一
例を示す部分的なブロック図である。
【図9】図8のタイミング発生回路を含むシンクロナス
DRAMのCASレイテンシーを3とする読み出しモー
ドの一例を示す信号波形図である。
【符号の説明】 BNK0〜BNK1……バンク、MARY……メモリア
レイ、RD……ロウアドレスデコーダ、SA……センス
アンプ、CD……カラムアドレスデコーダ、MA……メ
インアンプ、RB……ロウアドレスバッファ、CB……
カラムアドレスバッファ、BS……バンク選択回路、I
O……データ入出力回路、TG……タイミング発生回
路。D0〜DF……データ入出力端子、DBUS0〜D
BUSF……内部データバス、OL10〜OL1F……
第1段出力ラッチ、OL20〜OL2F……第2段出力
ラッチ、DOB0〜DOBF……データ出力バッファ、
OK10〜OK1F……第1段出力ラッチ制御信号、O
K20〜OK2F……第2段出力ラッチ制御信号、DO
C0〜DOCF……出力制御信号。CLK……クロック
信号、CLKB……クロックバッファ、OG10〜OG
13,OG20〜OG23……出力ラッチ制御信号生成
回路。SKG1〜SKG2……出力ラッチ制御信号生成
回路、SCK1〜SCK2……出力ラッチ制御信号、R
0〜R7……レジスタ。NO1〜NO2……ノア(NO
R)ゲート、NA1〜NA5……ナンド(NAND)ゲ
ート、OG1……オア(OR)ゲート、CV1〜CV6
……クロックドインバータ、V1〜VK……CMOSイ
ンバータ、N1〜N2……NチャンネルMOSFET、
DL1〜DL5……遅延回路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の内部クロック信号に従って読み出
    しデータを順次伝達する複数段の出力ラッチと、上記出
    力ラッチの最終段の出力信号を受けて所定の外部端子か
    ら出力するデータ出力バッファとを含むデータ入出力回
    路と、外部から供給されるクロック信号をもとに上記内
    部クロック信号を生成するタイミング発生回路とを具備
    し、上記出力ラッチの最終段に供給される上記内部クロ
    ック信号の生成経路と、その前段に供給される上記内部
    クロック信号の生成経路とが初期の段階から分離される
    ことを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 上記半導体装置は、多ビット構成とされ
    るものであり、上記データ入出力回路は、同時出力され
    る読み出しデータの各ビットに対応して設けられる複数
    の上記出力ラッチを含むものであって、上記タイミング
    発生回路は、上記クロック信号を受けるクロックバッフ
    ァと、上記クロックバッファの出力信号を受ける第1の
    インバータと、第2のインバータを介して上記第1のイ
    ンバータの出力信号を受け上記出力ラッチの前段に供給
    すべき第1の内部クロック信号を生成する第1の内部ク
    ロック信号生成回路と、第3のインバータを介して上記
    第1のインバータの出力信号を受け上記出力ラッチの最
    終段に供給すべき第2の内部クロック信号を生成する第
    2の内部クロック信号生成回路とを含むものであること
    を特徴とする請求項1の半導体装置。
  3. 【請求項3】 上記半導体装置は、上記クロック信号に
    従って同期動作し、かつ対応するコマンドの入力時点か
    らそれぞれ上記クロック信号の1ないし3サイクル分だ
    け読み出しデータの出力タイミングが遅らされる第1な
    いし第3のレイテンシーモードを有するシンクロナスD
    RAMであって、上記出力ラッチのそれぞれは、上記第
    1の内部クロック信号を受け、かつ上記第1のレイテン
    シーモードにおいてスルー動作され、第2及び第3のレ
    イテンシーモードにおいてラッチ動作される第1段出力
    ラッチと、上記第2の内部クロック信号を受け、かつ上
    記第1及び第2のレイテンシーモードにおいてスルー動
    作され、第3のレイテンシーモードにおいてラッチ動作
    される第2段出力ラッチとを含むものであることを特徴
    とする請求項1又は請求項2の半導体装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5963483A (en) * 1997-08-28 1999-10-05 Hitachi, Ltd. Synchronous memory unit
KR100351889B1 (ko) * 1998-11-13 2002-11-18 주식회사 하이닉스반도체 카스(cas)레이턴시(latency) 제어 회로
US6518810B1 (en) 1999-06-16 2003-02-11 Nec Corporation Latch circuit and register circuit
JP2007200555A (ja) * 2007-05-14 2007-08-09 Fujitsu Ltd クロック同期型メモリ装置及びそのスケジューラ回路

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