JPH09221118A - ラベルの貼着方法 - Google Patents

ラベルの貼着方法

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JPH09221118A
JPH09221118A JP2958896A JP2958896A JPH09221118A JP H09221118 A JPH09221118 A JP H09221118A JP 2958896 A JP2958896 A JP 2958896A JP 2958896 A JP2958896 A JP 2958896A JP H09221118 A JPH09221118 A JP H09221118A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラベルの被貼着物品への貼着に際して、予め
ラベルを仮貼着する工程と、その後に更に感熱接着層の
活性化させているラベルを押圧する工程との複数の工程
を備えることにより、ラベル内に空気が入っていても、
かかる空気を外部に押出し空気溜まりによるラベルの浮
き上がりを防止すると共に、ラベルの接着強度を向上さ
せる。 【解決手段】 感熱接着層2が合成樹脂フィルム基材1a
に設けられてなるラベル3を、被貼着物品15に貼着する
ラベルの貼着方法において、前記感熱接着層2をその表
面が若干粘着性を有する程度に加熱する第一加熱工程
と、該加熱された感熱接着層2を介してラベル3を被貼
着物品15に仮貼着させる工程と、感熱接着層2を更に活
性化すべく加熱された熱ローラ18,22により、仮貼着さ
れたラベル3を一方から他方へ押圧する第二加熱工程を
備えることにある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、PETボ
トル等の容器にラベルを貼着するのに最適なラベルの貼
着方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、図7に示す如く容器30に
はラベル31が感熱接着層32を介して貼着されている場合
があり、ラベル31を容器30に貼着する方法として、例え
ば、片面に感熱接着層32が平面状に塗布されたフィルム
を所定の長さに切断することによりラベル31を形成した
後に、該ラベル31を感熱接着層32が表面となるように、
吸着ドラムで吸着する。そして、吸着ドラムの近傍に配
置されたヒーターの熱風で感熱接着層32を一気に加熱し
て活性化させた後に、吸着ドラムと共に回転するラベル
31を、搬送される容器30に押圧することにより、その表
面にラベル31を貼着するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ラベルの貼着方法は、感熱接着層を一気に加熱して活性
化させておいて、一工程でラベル31を強く容器30に押圧
するため、ラベル31と容器30との間(以下、ラベル31内
という。)に空気が入ると、ラベル31内で空気33が溜ま
り、ラベル31の浮きが生じたり、更には皺になったりす
る場合がある。
【0004】このため、ラベル31を再加熱及び再加圧し
ても、ラベル31は一旦強固に押圧されているため、上記
空気をラベル31の外部に出すことは困難であり、ラベル
31の浮きを解消することはできない。しかも、ラベル31
に浮いた部分が生じると、接着強度が低下してラベル31
がその部分から剥がれてしまうおそれがあった。
【0005】本発明は、上記の如き従来の問題点に鑑み
てなされたもので、ラベルの被貼着物品への貼着に際し
て、予めラベルを仮貼着する工程と、その後に更に感熱
接着層の活性化させているラベルを押圧する工程との複
数の工程を備えることにより、ラベル内に空気が入って
いても、かかる空気を外部に押出し空気溜まりによるラ
ベルの浮き上がりを防止すると共に、ラベルの接着強度
を向上させることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明が、上記課題を解
決するために講じた技術的手段は、感熱接着層2が合成
樹脂フィルム基材1aに設けられてなるラベル3を、被貼
着物品15に貼着するラベルの貼着方法において、前記感
熱接着層2をその表面が若干粘着性を有する程度に加熱
する第一加熱工程と、該加熱された感熱接着層2を介し
てラベル3を被貼着物品15に仮貼着させる工程と、感熱
接着層2を更に活性化すべく加熱された熱ローラ18,22
により、仮貼着されたラベル3を一方から他方へ押圧す
る第二加熱工程を備えることにある。
【0007】前記第一加熱工程は、感熱接着層2が表面
となるように吸着ドラム7に保持されるラベル3に対し
て、外方向から加熱するのが好ましい。
【0008】また、感熱接着層2が合成樹脂フィルム基
材1aに設けられてなるラベル3を、被貼着物品15に貼着
するラベルの貼着方法において、表面が凹凸状に形成さ
れた前記感熱接着層2を加熱して活性化させる工程と、
該活性化した感熱接着層2の凸部2aを被貼着物品15に仮
粘着させて、該感熱接着層2の凹部2bと被貼着物品15の
表面との間に空気が外部に流通可能な流通路25を形成す
る工程と、該ラベル3表面を押圧することにより、感熱
接着層2の全面を貼着させる工程とを備えることにあ
る。
【0009】しかも、前記該ラベル3の表面を押圧する
ことにより、感熱接着層2の全面を貼着させる工程が、
ラベル3の表面を押圧ローラ26により、一方から他方に
向けて押圧することによるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面に従って説明する。第一実施の形態 図1〜図3は本発明の第一実施の形態を示し、1は例え
ば商品名等が印刷され、且つ片面の全面に感熱接着層2
が平面状に塗布された長尺状のポリエステル製フィルム
基材1aよりなる感熱ラベル連続体で、図示省略の送りロ
ーラにて繰り出し自在である。尚、感熱接着層2として
は、特に限定されるものではないが、加熱することによ
り活性化して粘着性を発揮するホットメルト系の接着層
が好適である。
【0011】4は前記感熱ラベル連続体1を所定寸法の
個々のラベル3として切断形成するためのカットユニッ
トで、ラベル3を真空吸引によって吸着保持可能なロー
ラ5に回転カッター刃6を対向させて設けたものであ
る。
【0012】7は回転中心軸11が鉛直状に設定されて矢
印方向に駆動回転自在に設けられたラベル吸着ドラム
で、その外周面には図3(イ)に示す如く前記カットユ
ニット4からラベル3を真空吸引作用によって受領して
吸着保持するための吸引孔8が形成されている。尚、吸
引孔8は図外の真空装置に接続されている。
【0013】12は前記ラベル吸着ドラム7に吸着された
ラベル3の感熱接着層2を外方向から加熱するための加
熱装置である。加熱装置12は、例えば近赤外線ヒーター
としてタングステンフィラメントを発熱体とするハロゲ
ンランプが内蔵されたもの、あるいは、熱風を噴出する
ものが採用可能であり、感熱接着層2の略表面部分のみ
を加熱して活性化させる程度の熱量に設定されている。
【0014】13はラベル被貼着物品としての合成樹脂ボ
トル等の容器15を前記ラベル吸着ドラム7に一定間隔で
搬送供給するための搬送装置で、上下クランパー21a,
21bを有する複数の治具16を備える。各治具16の上下ク
ランパー21a,21bは、容器15を上下方向から解除自在
に挟持し、ラベル吸着ドラム7の外周側面方向に搬送さ
せる。尚、上下クランパー21a,21bが容器15を挟持す
る際には、上クランパー21aが容器15の口部15aを密封
すべく押圧している。
【0015】17は前記容器15に仮粘着されたラベル3を
一方から順次押圧し、ラベル3内の空気を押し出すため
の押圧ローラで、前記吸着ドラム7の下流位置に設けら
れている。
【0016】18は鉛直方向の回転軸19を中心にして前記
ラベル吸着ドラム7と同じ方向(矢印a方向)に駆動回
転する熱ローラで、前記ラベル吸着ドラム7の下流位置
に併設されている。該熱ローラ18は前記加熱装置12と同
様の構成を有する加熱装置24により、その表面が加熱さ
れるようになっており、しかも、ラベル3が仮貼着され
た容器15が前記治具16により搬送される際に、図3
(ロ)に示す如く熱ローラ18がラベル3を押圧しながら
一方から他方へ転動する。熱ローラ18はその熱でラベル
3の感熱接着層2全体を活性化させることができる十分
な熱量を備えるようになっている。尚、加熱装置24は熱
ローラ18の内部に内蔵し、熱ローラ18を内部から加熱す
るようにしても良い。
【0017】次に、以上の構成におけるラベリング装置
を使用して、ラベル3を容器15に貼着する方法について
説明する。先ず、感熱ラベル連続体1がカットユニット
4にて所定長に切断されてなるラベル3を、感熱接着層
2が表面となるようにラベル吸着ドラム7の外周面に吸
着保持し、ラベル吸着ドラム7にて回転搬送する。
【0018】ラベル3が前記加熱装置12の前方に達する
と、加熱装置12は感熱接着層2の表面を若干活性化させ
て粘着性を生じさせる(第一加熱工程)。ここで、感熱
接着層2を若干活性化させた際には、感熱接着層2の表
面全面を活性化させるのではなく、活性化面と非活性化
面とが混在するまだらの状態の弱粘着力を有するように
なっているのが好ましい。
【0019】一方、容器15が搬送装置13によりラベル吸
着ドラム7に向けて搬送され、該容器15はラベル吸着ド
ラム7と共に回転するラベル3の一方3aと接触する。感
熱接着層2はその表面が活性化されて弱粘着性を発揮し
ているため、ラベル3は容器15に順次仮貼着される。
【0020】容器15は治具16にて搬送される際に、押圧
ローラ17が容器15に仮貼着されたラベル3の一方3aから
他方3bに向けて順次転動することとなる。このとき、ラ
ベル3の感熱接着層2には活性化されていない非粘着部
分及び容易に剥離される弱接着部分があるため、ラベル
3内の空気は、押圧ローラ17の移動に伴ってかかる非粘
着部分及び弱接着部分を剥離することにより通過してラ
ベル3の他方3b側から外部に容易に押し出される。
【0021】更に、ラベル3が仮貼着された容器15は、
熱ローラ18に供給される。尚、このとき、前記加熱され
た感熱接着層2はまだ硬化せずに若干活性化した状態に
ある。
【0022】熱ローラ18は加熱装置24により、その表面
が加熱されていることから、容器15と共にラベル3の一
方3aが熱ローラ18に押圧されると、熱ローラ18はフィル
ム基材1aを介して感熱接着層2を十分に加熱し、完全に
活性化させる(図1(イ)参照)。
【0023】更に、熱ローラ18は、矢印a方向に回転し
ているため、熱ローラ25と同じ方向に搬送されるラベル
3上を一方3aから他方3bに向けて転動し、このときに、
順次感熱接着層2が活性化されていくと共に、ラベル3
は図1(ロ)及び(ハ)に示す如く、容器15に強固に押
圧される(第二加熱工程)。
【0024】従って、熱ローラ18がラベル3上を一方3a
から他方3bに向けて転動する際に、仮にラベル3内に上
記押圧ローラ17により排出できなかった空気が残ってい
る場合であっても、熱ローラ18はラベル3を一方3a側か
ら順次他方3bに向けて押圧するので、ラベル3内の空気
は熱ローラ18の移動に伴ってラベル3の弱粘着状の他方
側から外部に押し出され、空気がラベル3内に気泡とし
て残存することはなく、ラベル3全面が容器15の表面に
密着する。
【0025】尚、熱ローラ18がラベル3上を転動する際
には、図3(ロ)に示す如く容器15の口部15a を上クラ
ンパー21aが押圧することにより、容器15内を密封して
いるので、容器15内に密封された空気により、容器15に
弾力性を持たせることが可能となり、特に、容器15が肉
厚の薄い合成樹脂ボトルである場合に効果的である。
【0026】そして、このようにラベル3が表面に貼着
された容器15は、ベルトコンベア16により次工程の包装
工程等に搬送される。
【0027】第二実施の形態 図4は本発明の第二実施の形態を示し、前記容器15の両
側は円弧状に揺動する一対のクランパー20に解除自在に
挟持される。また、前記熱ローラは、小径の鉄ローラ22
から構成され、鉄ローラ22はヒーターが内蔵されてお
り、加熱されるようになっている。更に、該鉄ローラ22
の下流位置には、スポンジローラ23が設けられている。
また、吸着ドラム7が加熱装置12により加熱されるの
は、前記と同様である。
【0028】上記構成によりラベル3を容器15に貼着す
る場合には、上記同様にラベル吸着ドラム7に吸着され
たラベル3は、前記クランパー20に保持されて矢印b方
向に移動する容器15の表面に、一方3aから仮粘着されて
いく。
【0029】そして、ラベル3の他方3bが容器15に仮粘
着される直前又は直後に、前記鉄ローラ22がラベル3の
一方3aを押圧するのであるが、該鉄ローラ22は加熱され
ていることから、ラベル3の感熱接着層2を更に加熱し
て完全に活性化させることができる。
【0030】従って、容器15が円弧状に矢印b方向に移
動する際に、鉄ローラ22は転動しながらラベル3を容器
15に一方3aから他方3bに向けて順次押圧することとな
り、ラベル3を気泡が残存することなく容器15に貼着さ
せる。
【0031】更に、クランパー20は容器15を移動させる
と、容器15に貼着されているラベル3は一方3a側からス
ポンジローラ23に押圧される。容器15の移動に伴ってス
ポンジローラ23は回転しながらラベル3を押圧するた
め、ラベル3は更に確実に容器15に貼着されることとな
る。
【0032】第三実施の形態 図5及び図6は本発明の第三実施の形態を示し、図6に
示す如く、ラベル3の感熱接着層2には、凸部2aがラベ
ル3の長手方向に所定の間隔を有して2列に複数突設さ
れている。尚、凸部2aの厚み(段差,高さ)は、2〜30
μm程度が好ましい。
【0033】かかるラベル3を容器15に貼着する場合に
は、先ず、感熱接着層2を図示省略の加熱装置にて加熱
して全体を十分に活性化させる。次に、感熱接着層2の
凸部2aを介してラベル3を容器15の表面に仮貼着させ
る。このとき、感熱接着層2に作用させる押圧力は弱
く、平面部分(凹部に相当)2bは容器15の表面から離間
しており、接着されないようにする。従って、ここで、
ラベル3と容器15の表面との間には、ラベル3の長手方
向(一方から他方方向)に連通し且つ外部に開口する流
通路25が形成される。
【0034】この状態において、図5(イ)に示す如く
ラベル3の一方にラベル3の幅長(長手方向と直交する
方向)よりも長い押圧ローラ26を配置し、該押圧ローラ
26でラベル3を押圧しながら押圧ローラ26をラベル3の
他方に転動する(同図(ロ)参照)。
【0035】この押圧ローラ26の転動により、軟化した
感熱接着層2の凸部2aが押し潰され、平面部分2bが容器
15の表面に接着されるが、ラベル3内の空気は、押圧ロ
ーラ26の移動に伴って流通路25を介してラベル3の他方
側に押し出されることとなり、押圧ローラ26がラベル3
の他方3bまで転動することにより、ラベル3内に空気が
残存することなく、全体が密着して完全に貼着されるこ
ととなる(同図(ハ))。
【0036】尚、本実施の形態におけるラベル3を容器
15に仮貼着する手段としては、上記第一実施の形態及び
第二実施の形態で例示した吸着ドラム7を採用するのが
好ましいが、かかる場合には、吸着ドラム7がラベル3
を押圧する押圧力は、仮粘着時に凸部2aが押し潰されな
いように、前記押圧ローラ26でラベル3を押圧する力に
比し、小さく設定する必要がある。
【0037】また、押圧ローラ26は常温によりラベル3
を押圧する以外に、加熱された状態でラベル3を押圧す
るようにしても良い。この場合には、更に効率良く感熱
接着層2を活性化させることが可能となる。しかも、凸
部2aはラベル3の一方3aから他方に向けて複数条設けら
れた連続状のものであっても良い。
【0038】尚、本発明は上記第一乃至第三実施の形態
に限定されるものではなく、例えば容器15の断面形状は
楕円形以外に円形であっても良く、この場合には、熱ロ
ーラ18,22が容器15を自転させる構成であっても良い。
【0039】
【発明の効果】以上のように本発明は、感熱接着層をそ
の表面が若干粘着性を有する程度に加熱する第一加熱工
程と、該加熱された感熱接着層を介してラベルを被貼着
物品に仮貼着させる工程と、感熱接着層を更に活性化す
べく加熱された熱ローラにより、仮貼着されたラベルを
一方から他方へ押圧する第二加熱工程を備えるので、仮
にラベル内に空気が入った場合であっても、第二加熱工
程においてこの空気を押出しながらラベルを被貼着物品
に貼着することが可能となり、空気溜まりによるラベル
の浮き上がりや皺の発生を防止すると共に、ラベルの浮
き上がりに起因してラベルが剥がれるおそれもなく、ラ
ベルの接着強度を向上することが可能となる。
【0040】また、表面が凹凸状に形成された前記感熱
接着層を加熱して活性化させる工程と、該活性化した感
熱接着層の凸部を被貼着物品に仮粘着させて、該感熱接
着層の凹部と被貼着物品の表面との間に空気が外部に流
通可能な流通路を形成する工程と、該ラベルを押圧する
ことにより、感熱接着層の全面を貼着させる工程とを備
えるので、ラベルを押圧する際に、ラベル内の空気を流
通路を介して効果的に外部に出すことが可能となり、上
記同様にラベルの浮き上がりの防止及びラベルの接着強
度を向上を図ることが可能となる。
【0041】しかも、前記該ラベルの表面を押圧するこ
とにより、感熱接着層の全面を貼着させる工程が、ラベ
ルの表面を押圧ローラにより、一方から他方に向けて押
圧することによるものである場合には、簡単な構成によ
り且つ確実にラベルを被貼着物品に貼着できる利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施の形態を示し、(イ)はラベ
ルの一方を熱ローラで押圧する状態の断面平面図、
(ロ)はラベルの中途部を押圧する状態の断面平面図、
(ハ)はラベルの他方を押圧する状態の断面平面図。
【図2】同ラベリング装置の概略を示す平面図。
【図3】(イ)は吸着ドラムに貼着されたラベルが容器
に仮貼着される状態の断面図、(ロ)は熱ローラがラベ
ルを容器に押圧する状態の断面図。
【図4】本発明の第二実施の形態を示すラベリング装置
の概略を示す平面図。
【図5】本発明の第三実施の形態を示し、(イ)はラベ
ルの一方をローラで押圧する状態の断面平面図、(ロ)
はラベルの中途部を押圧する状態の断面平面図、(ハ)
はラベルの他方を押圧する状態の断面平面図。
【図6】同ラベルを示し、(イ)は断面正面図、(ロ)
は背面図。
【図7】従来例を示し、(イ)はラベルが貼着された容
器の斜視図、(ロ)は同断面拡大平面図。
【符号の説明】
1a…合成樹脂フィルム基材、2…感熱接着層、2a…凸
部、2b…平面部(凹部)、3…ラベル、7…ラベル吸着
ドラム、15…容器(被貼着物品)、18,22…熱ローラ、
25…流通路、26…押圧ローラ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感熱接着層(2)が合成樹脂フィルム基
    材(1a)に設けられてなるラベル(3)を、被貼着物品
    (15)に貼着するラベルの貼着方法において、前記感熱
    接着層(2)をその表面が若干粘着性を有する程度に加
    熱する第一加熱工程と、該加熱された感熱接着層(2)
    を介してラベル(3)を被貼着物品(15)に仮貼着させ
    る工程と、感熱接着層(2)を更に活性化すべく加熱さ
    れた熱ローラ(18),(22)により、仮貼着されたラベ
    ル(3)を一方から他方へ押圧する第二加熱工程を備え
    ることを特徴とするラベルの貼着方法。
  2. 【請求項2】 前記第一加熱工程は、感熱接着層(2)
    が表面となるように吸着ドラム(7)に保持されるラベ
    ル(3)に対して、外方向から加熱する請求項1に記載
    のラベルの貼着方法。
  3. 【請求項3】 感熱接着層(2)が合成樹脂フィルム基
    材(1a)に設けられてなるラベル(3)を、被貼着物品
    (15)に貼着するラベルの貼着方法において、表面が凹
    凸状に形成された前記感熱接着層(2)を加熱して活性
    化させる工程と、該活性化した感熱接着層(2)の凸部
    (2a)を被貼着物品(15)に仮粘着させて、該感熱接着
    層(2)の凹部(2b)と被貼着物品(15)の表面との間
    に空気が外部に流通可能な流通路(25)を形成する工程
    と、該ラベル(3)を押圧することにより、感熱接着層
    (2)の全面を貼着させる工程とを備えることを特徴と
    するラベルの貼着方法。
  4. 【請求項4】 前記該ラベル(3)の表面を押圧するこ
    とにより、感熱接着層(2)の全面を貼着させる工程
    が、ラベル(3)の表面を押圧ローラ(26)により、一
    方から他方に向けて押圧することによるものである請求
    項3に記載のラベルの貼着方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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